JP3814805B2 - カードホルダー - Google Patents

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本発明は、カードホルダーに関するもので、とくに病院やホテル等においてテレビ等の各種電気機器を有料で使用する際に、ICカードを用いて電気機器の利用及び利用料金の精算処理を行なうカードタイマー装置に適用されるカードホルダーのカードロック及び排出機構に関するものである。
従来、病院等において、入院患者が、病室に設置された電気機器、例えばテレビの視聴料金を精算する技術として、磁気カードやICカード方式のタイマー装置を用いたものがある。この方式は、テレビの視聴(利用)可能度数を予め記録したカードをタイマー装置に挿入し、カードに記録された視聴可能度数に応じた所定時間内での視聴を可能としている(例えば、特許文献1参照。)。
ところで、上述のようなタイマー装置のカードホルダーにおけるカードの挿入及び排出は、通常、駆動モーターを備えたカード出し入れ機構により行なっているが、機構が複雑で製造コストが嵩む。そこで、電子手帳などの小型電子機器には、カードを手動で排出させる機構を備えたものがある。このような小型電子機器のカード排出機構では、カード挿入口の近傍に設けられたイジェクト釦を押圧操作することにより、挿入されたカードが押し出される構造になっている。すなわち、イジェクト釦の押圧操作により、ホルダー内の回動レバーが回動してカードの押圧力に変える構成にされており、このような機構は構成が簡単であるためカードホルダーをコンパクトにすることができるという利点がある(例えば、特許文献2参照。)。
特開2000−315281号公報(第2頁−第3頁、図1) 特開2001−267012号公報(第2頁−第3頁、図1−図2)
しかしながら、上記従来の手動式カード排出機構においては、挿入口からのカードの排出ストローク及び排出力が比較的小さいため、カードの変形や表面に付着した汚物等が原因でカードの取り出しが困難になる場合がある。本発明は上記従来技術の課題に鑑みなされたものであり、カード取り出しの操作性に優れたコンパクトで経済的に製造できるカードホルダーを提供することを目的とするものである。
そこで本発明のカードホルダーは、カードの挿入側端部が当接されると共に、カードの排出方向に常に回動付勢されるカード排出プレートと、一端がカード排出プレートに連係され他端にカード係止部を備え支軸を中心にその両端が僅かに傾斜して形成されシーソー状に軸承して取り付けられたロックプレートと、該ロックプレートがカードの排出側端部を係止した状態で固定するロック部を備えると共に、カードの挿脱方向にスライド可能なロック解除プレートを有することを第1の特徴とする。また、ロック解除プレートは、ロック解除後においても更なる押込み操作が許容され、カード排出プレートを強制的に押圧回動できるようにされていることを第2の特徴とする。
本発明によれば、駆動モーターを使用した複雑なカード出し入れ機構が不要になり、低コストでコンパクトなカードホルダーを製造できる。また、変形したカードや表面に汚物等が付着したカードの取り出しを容易に行なうことができる。
次に、本発明の実施の形態を図面に示す実施例に基づいて説明する。
図1は本発明に係るカードホルダーのカード未挿入の状態(初期状態)を示す(a)は平面図、(b)は側面図、図2は図1のA−A線断面図、図3及び図4はカードロック及び排出機構の初期状態を示す要部斜視図、図5は本発明に係るカードホルダーのカード挿入状態(カード保持状態)を示す(a)は平面図、(b)は側面図、図6は図5のB−B線断面図、図7及び図8はカードロック及び排出機構のカード保持状態を示す要部斜視図、図9は本発明に係るカードホルダーのカード排出状態(自然排出状態)を示す(a)は平面図、(b)は側面図、図10は図9のC−C線断面図、図11及び図12はカードロック及び排出機構のカード排出状態(自然排出状態)を示す要部斜視図、図13は本発明に係るカードホルダーのカード排出状態(強制排出状態)を示す(a)は平面図、(b)は側面図、図14は図13のD−D線断面図、図15及び図16はカードロック及び排出機構のカード排出状態(強制排出状態)を示す要部斜視図である。
図示するように、本発明に係るカードホルダー10には、カード挿入口1aを有するホルダー部1に、略扇状のカード排出プレート2、ロックプレート4及びイジェクトレバー(ロック解除プレート)6とからなるカードロック及び排出機構9が取り付けられ、ホルダー部1に挿入されたカード8のロック保持及び排出操作を手動で行なうようにされている。以下、カードの挿入及び排出の各操作に対応させながら本発明装置の構成を説明する。
図1乃至図4に示すように、先ず、カード8が未挿入の状態(初期状態)におけるカードロック及び排出機構9は、カード排出プレート2の下面に突設されたカード排出ボス2aが、スプリング3によってカード排出方向(図中左方向)に常に付勢され、同時にカード排出プレート2の下面に突設された段差部2bが、ロックプレート4の一端(カード挿入側)に立設された突起4bを押下しており、ロックプレート4の他端(カード排出側)に設けられたカード係止ピン4cが上方に持ち上げられた状態となっている。すなわち、ロックプレート4は支軸4aを中心にその両端が左右上方に向かって僅かに傾斜して形成されており、ロックプレート4の一端側を押し下げることで、他端側が持ち上がるようにシーソー状に軸承して取り付けられている。この時、イジェクトレバー6は、スプリング7によって常にカード挿入口側方向(図中、左方向)へ付勢されている。
次に、図5乃至図8に示すように、カード挿入口1aからカード8が挿入されると、挿入されたカード8の先端がカード排出ボス2aに当接する。そして人手により押し込まれることによって、カード排出プレート2がスプリング3の付勢力に抗して回動する。このカード排出プレート2が回動することにより、段差部2bとロックプレート4の突起4bとの係合が外れ、同時にロックプレート4の支軸4aに取り付けられたスプリング5によって、カード係止ピン4cが付勢されて下降し、挿入されたカード8の挿入口側端部を係止する。その際、ロックプレート4の側方に突設されたロックピン4dが、イジェクトレバー6に穿孔されたロックピン嵌合孔6aに嵌入してロック状態となり、カード8はホルダー部10に挿入された状態で保持される。
図9乃至図12に示すように、カード8の取り出しは、イジェクトレバー6をカード挿入方向に押圧することで行なう。すなわち、イジェクトレバー6を押し込みスライドさせると、ロックピン嵌合孔6aに嵌合していたロックプレート4のロックピン4dが、ロックピン嵌合孔6aに連続して穿孔されたガイド孔6bを摺動して持ち上げられ、ロックプレート4並びにカード係止ピン4cを上昇させる。同時に、ロックプレート4の先端側の突起4bが支軸4aを起点に下降し、カード排出プレート2がスプリング3によって引き戻されて回動することにより、段差部2bが突起4bの上面に乗り上げて再度係合し、初期状態に戻り、カード排出プレート2のカード排出ボス2aに押圧されてカード8は自動的に排出される。
尚、本発明では、挿入されたカード8に反り等の変形があったり、表面に付着した汚れが原因で、カード8のばね力による自動排出が円滑に行われなかった場合、図13乃至図16に示すように、イジェクトレバー6の更なる押込み操作が許容できるようにされている。すなわち、カード排出プレート2の回動軸の側方部分に凹所2cを設けると共に、この凹所2cに嵌合する爪6cをイジェクトレバー6の先端に設け、イジェクトレバー6の押圧によるロック解除後においても、カード排出プレート2をイジェクトレバー6の先端で強制的に押圧して回動させ、カード8を排出ボス2aによって更に押し出して排出することができるようにされている。
本発明は、とくに病院等に設置された電気機器、例えば、テレビ、電話、冷蔵庫等の使用料金を精算する際の磁気カードやICカード方式のタイマー装置のカードホルダーとして好適であるが、上記実施例に限定されず、種々の応用変形が可能であり、パソコンや電子手帳等の電子機器のカードホルダーとしても有効であることは言うまでもない。
本発明に係るカードホルダーのカード未挿入の状態(初期状態)を示す(a)は平面図、(b)は側面図である。 図1のA−A線断面図である。 カードロック及び排出機構の初期状態を示す要部斜視図である。 カードロック及び排出機構の初期状態を示す要部斜視図である。 本発明に係るカードホルダーのカード挿入状態(カード保持状態)を示す(a)は平面図、(b)は側面図である。 図5のB−B線断面図である。 カードロック及び排出機構のカード保持状態を示す要部斜視図である。 カードロック及び排出機構のカード保持状態を示す要部斜視図である。 本発明に係るカードホルダーのカード排出状態(自然排出状態)を示す(a)は平面図、(b)は側面図である。 図9のC−C線断面図である。 カードロック及び排出機構のカード排出状態(自然排出状態)を示す要部斜視図である。 カードロック及び排出機構のカード排出状態(自然排出状態)を示す要部斜視図である。 本発明に係るカードホルダーのカード排出状態(強制排出状態)を示す(a)は平面図、(b)は側面図である。 図13のD−D線断面図である。 カードロック及び排出機構のカード排出状態(強制排出状態)を示す要部斜視図である。 カードロック及び排出機構のカード排出状態(強制排出状態)を示す要部斜視図である。
符号の説明
1 ホルダー部
1a カード挿入口
2 カード排出プレート
2a カード排出ボス
2b 段差部
2c 押圧爪係合凹所
3 スプリング(カード排出プレート付勢用)
4 ロックプレート
4a 支軸
4b 突起
4c カード係止ピン
4d ロックピン
5 スプリング(ロックプレート付勢用)
6 イジェクトレバー(ロック解除プレート)
6a ロックピン嵌合孔
6b ロックピンガイド孔
6c カード排出プレート押圧爪
7 スプリング(イジェクトレバー付勢用)
8 カード
9 カードロック及び排出機構
10 カードホルダー

Claims (2)

  1. カードの挿入側端部が当接されると共に、カードの排出方向に常に回動付勢されるカード排出プレートと、一端がカード排出プレートに連係され他端にカード係止部を備え支軸を中心にその両端が僅かに傾斜して形成されシーソー状に軸承して取り付けられたロックプレートと、該ロックプレートがカードの排出側端部を係止した状態で固定するロック部を備えると共に、カードの挿脱方向にスライド可能なロック解除プレートを有することを特徴とするカードホルダー。
  2. ロック解除プレートは、ロック解除後においても更なる押込み操作が許容され、カード排出プレートを強制的に押圧回動できるようにされていることを特徴とする請求項1記載のカードホルダー。
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