JP3814493B2 - カード排出装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器へ挿入されたカードをその交換等のために排出するカード排出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のカード排出装置としては、例えば、特開平11−219756に開示されているものが知られている。
【0003】
この特開平11−219756の公知装置は、カードを挿抜可能に案内支持するフレームと、フレームの側方で往復動するプッシュロッドと、プッシュロッドからの押圧力を受けてカードを排出する排出レバー機構とを有している。
【0004】
プッシュロッドは、操作者からの押込力を受ける第一ロッドと、この力を排出レバー機構へ伝達する第二ロッドとを有し、両ロッドは中間部材を介して係合している。中間部材は第一ロッドに回動自在に支持されていて、第二ロッドと係合する位置とこの係合を解除する位置との間を回動する。この中間部材の回動は、中間部材に取りつけられたピン部材の一端が、フレームに形成されたハートカム溝に係合して、第一ロッドの前後移動に伴って、該ハートカム溝を循環移動することによりなされる。
【0005】
上記ハートカム溝は、中間部材に所定の回動を与えるようにピン部材の一端を案内すると共に、この案内のために該ピン部材の一端の循環が一方向に行われ、逆方向循環が起きないよう溝底面に傾斜面や段差が形成されている。
【0006】
このようなハートカム溝を用いることにより、カードを排出するときには中間部材が第二ロッドと係合して排出レバー機構を作動せしめ、その後は中間部材が第二ロッドとの係合が解除される。上記係合状態では第一ロッドの押釦が機器の前面から突出しており、解除状態ではほぼ前面の位置にある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述のごとくのカード排出装置を備えた機器は、たとえ少しでも小型化されることが望まれている。そのためにはカード排出装置自体も小型化が要求される。
【0008】
しかしながら、既述した公知装置では、ハートカム機構を用いているために、その部分が小型化を困難なものとしている。
【0009】
ハートカムは、カム溝が有底で、しかもその溝底面に段差が設けられているので、カム溝深さ、段差、そして底壁面厚さが必要となり、それだけ厚さ方向で大きな寸法となる。さらに、カム溝は立体的に複雑な形状をなしていて、そのために樹脂をモールド成形することにより作られる。したがって、材質の強度が低いので、強度確保のために、この点でも厚いものとならざるを得ない。
【0010】
さらに、このハートカム機構は、カム溝が形成されている部材以外に、ピン部材、中間部材、付勢部材等多くの部品を要する。これは、単に部品点数が多く複雑な溝となってコスト高となるのみならず、これらの多くの部品の作動空間を要するということであって、その点でも大型化してしまう。
【0011】
本発明は、このような事情に鑑み、簡単で安価に作れ、小型化を可能とするカード排出装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るカード排出装置は、PCカード等のカードの側部にて該カードを挿抜可能に案内支持する支持部を有するフレームと、フレームの外壁面に形成された案内面に沿って往復動するプッシュロッドと、該プッシュロッドのカード挿入方向先端部からの押圧力を受けてカードを抜出方向に排出する排出レバー機構とを有している。上記プッシュロッドは、操作者からのカード排出のための前方への押込力を受ける第一ロッドと、該第一ロッドからの押込力を排出レバー機構へ伝達する第二ロッドとを備え、該第一ロッドと第二ロッドがカード排出時に連係するようになっている。
【0013】
かかるカード排出装置において、本発明では、フレームの案内面、第一ロッド、第二ロッドは金属板状に形成されており、フレームは案内面に略平行なガイド板を有し、第一ロッド、第二ロッドはそれぞれの板面がガイド板と略平行に配設されており、第二ロッドに対向する第一ロッドの前部には、ガイド板に形成されたガイド部に係合するカム手段が設けられており、カード排出時に第一ロッドと第二ロッドがカム手段を介して連係し、カム手段は、ガイド板のガイド部に対し係合状態そして離脱状態のいずれかにあって、係合状態時に第一ロッドからの押圧力を該カム手段としてのカム部材を介して第二ロッドへ伝達し、押込力解除の離脱状態時にカム部材はガイド板の板厚方向に変位してガイド部から離脱しガイド板の板面に沿ってカード抜出方向へ後退移動可能であることを特徴としている。
【0014】
このように、本発明では、フレームの案内面、第一ロッドそして第二ロッドの各部材がいずれも金属材で板状に作られ互いにそれらの板面が平行に配置されており、又、第一ロッドと第二ロッドとを連係せしめるカム手段も、板状のガイド板に形成されたガイド部にて作動することとしたので、各部材の板厚方向の寸法が小さくなると共にそれらの同方向での配置範囲寸法も小さくなり、その結果、同方向での小型化が可能となる。しかも、各部材は金属なので強度が大である。
【0016】
上記ガイド板に形成されたガイド部はガイド溝とすることができ、その際、カム部材は係合部を有して、該係合部がガイド溝に係合する。
【0017】
又、上記ガイド板はフレームの案内面と所定間隔をもって位置し、該案内面とガイド板との間に、第一ロッド、第二ロッドそしてカム部材が配設されているようにすることができる。このようにすることで、第一ロッド、第二ロッドそしてカム部材は、フレームの案内面とガイド板との両者によって案内され、その作動は安定する。
【0018】
好ましくは、カム部材は、該カム部材とフレームとの間に架設された付勢部材としてのコイルばねにより、カード排出方向たる後方、ガイド板の板面内でカム部材の係合部をガイド溝から離脱させる上方向、上記板面へ係合部を圧する板厚方向の各方向の成分を併せもった方向に付勢力を生じている。このような付勢部材によるならば、上記各方向の成分をもつ合成方向に付勢力を生ずる一つの付勢部材で、カムの係合部はカム溝からの離脱、板面上での摺動による原位置への復帰がなされる。
【0019】
上記ガイド板は一つの金属板からフレームと一体に形成することができる。その場合、薄型のものが打ち抜き加工等により容易に作られる。
【0020】
ガイド溝は、直状溝部と鉤状溝部とを有し、直状溝部はカム部材の前後移動方向に直状に延びて形成され、鉤状溝部はカム部材の第二ロッド最大押込位置における該カム部材の係合部の位置にて上記直状溝部に連通して鉤状に形成されるようにすることができる。カム部材は第一ロッドに押されて前進する際、係合部が上記直状溝部に案内されて前進して第二ロッドを前方に押し込み、これによってカードの抜出に向けカード排出機構を作動させる。係合部は最前進位置に達すると鉤状溝部に係止しその位置を維持する。
【0021】
本発明において、カム部材は第一ロッドにより板厚方向に対し垂直方向に回動自在に支持されており、フレームあるいはガイド板は、カム部材との当接部を有し、カム部材が後退位置に移動した際に該カム部材と当接し、該カム部材に回動力を与えるようにすることができ、付勢部材の付勢力により、カム部材の係合部がガイド溝から離脱して該カム部材が後退した際に、上記当接部からの回動力を受けてカム部材が回動して係合部は、原位置たるガイド溝に戻る。
【0022】
又、第二ロッドは、後方に延びる被圧腕部と離脱力付与腕部とを有し、被圧腕部はその後端部がカム部材の係止部から押圧力を受ける受圧部を有し、離脱力付与腕部は第二ロッドの後退時にカム部材にカム溝からの離脱方向への力を与える傾斜部を有しているようにすることができる。
【0023】
さらに、本発明では、フレームがカードの外面に弾圧接触するグランド接触片を有している場合、プッシュロッドはこのグランド接触片の弾性接触時の撓みを許容する窓部もしくは切欠部が形成されているようにすることが望ましい。
また、本発明は、第一ロッドの前方にカム手段が設けられ、第二ロッドの後部には、後方に延びる第一腕部と第一腕部よりも短く延びる第二腕部が略平行に設けられ、第一ロッドが後退位置にあってはカム手段が第二ロッドの第一腕部に至近位置にあり、カードが挿入状態にある場合には、突出位置にある第一ロッドを前進させることで、第二ロッドの第一腕部が上記カム手段からの押圧力を受けて第二ロッドが前進してカードを後方へ駆出して抜出可能な状態とし、その後、カム手段は付勢部材からの付勢力により後退して掛止状態となり、カード挿入によって第二ロッドが後退している場合には、該第二ロッドの第二腕部がカム手段と至近位置にあり、第一ロッドを押圧することで上記カム手段が上記第二腕部と干渉しつつ上記掛止状態から外れて、第一ロッドが後方への上記付勢力によって後退して突出位置となることができ、カード挿入されておらずに第二ロッドが前進している場合には、該第二ロッドの第二腕部がカム手段と干渉しない前方位置にあり、第一ロッドを押圧してもカム手段と干渉せずに上記掛止が外れず、上記第一ロッドが突出位置にならないことを特徴とすることもできる。
かかる特徴を有するカード排出装置において、第一ロッドを押圧することで上記カム手段はカードの側面に対して直角方向に変位して上記掛止状態が外れるようにすることができる。
又、カム手段は第一ロッドと一体に形成されているようにすることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面にもとづき、本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の一実施形態を示す各部材の分解斜視図、図2は組立斜視図を示す。
【0025】
図1において、符号10はPCカード等のカードCを矢印X方向に往復案内可能に支持するフレームであり、その支持のための支持部11,12を有している。フレーム10は金属板材料を打ち抜きそして屈曲成形されて作られており、全体として、平板部10Aの両側に「コ」字状の支持部11,12を有している形態をなしている。この支持部11,12はカードCの両方の側部をかかえるようにして支持し、かつX方向に案内する。
【0026】
上記両支持部11,12の側壁部13,14には、その後部(図にて左部)にグランド接触片15,16が設けられている。このグランド接触片15,16は上記側壁部11,12に「コ」字状の溝を形成することにより、腕状の弾性可撓片として形成されている。そして、このグランド接触片15,16は内方に屈曲した接触部15A,16Aを有し、カード挿入時にカードCの側面に形成されたグランド部に対して弾性接触するようになっている。又、上記側壁部11,12の下端には、翼状に突出した取付部11Aが設けられている。
【0027】
上記両支持部11,12のうち、本実施形態では、一方の支持部11にカード排出のための要素を備えている。
【0028】
先ず、上記支持部11の側壁部13には、その外面の上縁そして下縁に、一部を切り起して屈曲成形した逆U字状ガイド片17,18、そしてU字状のガイド片19,20,21がそれぞれ設けられている。これらのガイド片17〜21は、後述するプッシュロッド(第一ロッド及び第二ロッド)を案内支持するためのものである。又、側壁部13の前部下縁に位置するガイド片21の手前位置でそれよりも若干上部に他のガイド片22が逆U字状をなして設けられている。上記ガイド片17〜22のうち、上記側壁部13の上部の後部に位置するガイド片17は、その端部に外方へ延出する係止部17Aを有し、その後部に掛止溝17Bが形成されている。
【0029】
フレーム10の側壁部13の前後方向中央部(ガイド片17,20とガイド片22の間)の下縁からは、一体に形成されたガイド板23が延出している。該ガイド23は上記フレーム10の側壁部13と平行に設けられており、中央部にガイド部としての窓状のガイド溝24が形成されている。このガイド溝24は前後に延びる直状溝部25とその前後に連通して上方に向け形成された逆台形の鉤状溝部26とを有している。上記ガイド板23の後部上部には、当接片27が設けられ、その前縁は下方に向くテーパ状の当接面27Aとなっている。又、上記ガイド板23の前端には、外方に開くように傾斜した導入面23Aが設けられている。
【0030】
上記プッシュロッド30は、第一ロッド31と第二ロッド32とを有しており、共に金属材から作られ板状をなしている。第一ロッド31は、後部に押釦33が固着されるようになっており、前端には円形凹状の支持溝34が形成され、後部寄りの中間部には、既述のグランド接触片15の撓みを許容する窓部35が形成されている。
【0031】
次に、第二ロッド32は、前端に押圧係合溝36が形成され、後部には後方に延びる被圧腕部37と離脱力付与腕部38が略平行に設けられている。これらの二つの腕部は、被圧腕部37が離脱力付与腕部38に比し長くなっており、高さ方向では、前者は上記ガイド溝24のうちの直状溝部25そして後者は鉤状溝部26の上部にそれぞれ対応して位置している。被圧腕部37の後端面はカム部材に押圧される受圧部37Aとなっている。又、離脱力付与腕部38は後部に外側へ向く傾斜部38Aを有している。上記第二ロッド32の押圧係合溝36には、カード排出レバー機構のイジェクトレバー39の先端が係合しており、この第二ロッド32からの押圧力を受け該イジェクトレバー37の挺状の回動によって、上記レバー機構(図示せず)がカードを後方へ排出するようになっている。
【0032】
上記第一ロッド31と第二ロッド32との間には、カム部材40が配設されている。該カム部材40は、図3によく見られるように、平板状の本体部41の後部に、略円形状の被承部42そして掛止溝43Aが形成され側方に延出した掛止片43が設けられている。又、上記本体部41の前部下縁には、一部が側方に屈曲された係合部44が設けられている。
【0033】
かかる第一ロッド31、第二ロッド32そしてカム部材40は、次のように組み立てられる。
【0034】
図2に示されるように、押釦33が後端に固着された第一ロッド31はガイド片17,19,20の溝内に収められてフレーム10の側壁部13の外面に沿って上下縁で支持される。この第一ロッド31の略円形の支持溝34には、カム部材40の被承部42が収められており、その円形の周面にて該カム部材40は上下に回動自在となっている。このカム部材40は、第一ロッド31により回動自在に支持された状態で、コイルばね45によって後方に付勢されている。コイルばね45は一端45Aがカム部材40の掛止溝43Aに掛けられ、他端45Bがフレームのガイド片17の掛止溝17Bに掛けられている。又、図2の状態では、ガイド板23の内側に位置するカム部材40の係合部44がガイド板23の直状溝部25に係合している。又、第一ロッド31の窓部35内には、フレームのグランド接触片15の接触部15Aが位置している。
【0035】
第二ロッド32は、上記フレーム10の側壁部13の外面に沿った位置で、ガイド片18,21,22によって案内支持されている。この場合、ガイド片18,21は第二ロッド32の上下縁でそれぞれ支持しているが、ガイド片22は被圧腕部37と離脱力付与腕部38の間の溝内にあって支持している。この離脱力付与腕部38の先端の傾斜部38Aがガイド板23の鉤状溝部26内に位置している。このとき、第一ロッド31、第二ロッド32、カム部材の本体部41の板状部分が同一平面に位置するので、板厚方向に小型となっている。また、ガイド板23とフレーム10との連結部を第一ロッド及び第二ロッドの案内支持とすることもできる。
【0036】
上記カム部材40とフレーム10のガイド片17との間に張設されたコイルばね45は、その軸線が上記ガイド溝24よりも上方に位置し、かつカム部材40の掛止溝43Aよりもフレーム10のガイド片17の掛止溝17Bの方が後方に位置している。その結果、カム部材の後方の掛止溝に張力が加わり被承部42を支点として回転力が生じ、前方に位置する係合部44に対して外方への力が加わる。従って、コイルばね45は、カム部材40に対して後方へ付勢しているのみならず、カム部材40の係合部44をガイド板23の内面に圧しかつ上方を引き上げるように付勢している。
【0037】
このような、本実施形態装置について、図4と図5にもとづいて、その作動を説明する。なお、図4では(1)A,(1)B〜(4)A,(4)Bはその動作順を示すが、Aはガイド板のガイド溝での横断面、Bはガイド板に対して側方から見た図を示している。
▲1▼ 図4(1)A,Bにおいては、カードは挿入状態にありコネクタと結合している。カム部材40はコイルばね45に引かれてガイド板23の当接面27Aに当接する位置、すなわち最後退位置にきており、この状態では、第一ロッド31の後端に設けられた押釦33は機器の前面パネルから突出している。上記第一ロッド31の前部で支持されているカム部材40の係合部44は、ガイド板23に形成されているガイド溝24の直状溝部25内で、最後退位置にあって、第二ロッド32の被圧腕部37の後端とは至近位置で対向している。
▲2▼ 次に、カード排出のために押釦33を、コイルばね45の付勢力に抗して押し、第一ロッド31を前方へ押し込む。この工程では、カム部材40の係合部44は、直状溝部25内を図4(1)A,Bの状態の位置から図4(2)A,Bを経て図4(3)A,Bの状態の位置へ至る。この係合部44の前進移動によって、第二ロッド32はその被圧腕部37で押圧力を受けて前進駆動される。この前進により、図1に見られるイジェクトレバー39は端部で押されて、その梃子作用でカードを後方へ駆出し、コネクタから解放された抜出可能状態な位置へもたらす。かくして、カードは抜出される。
▲3▼ 上記カム部材40はコイルばね45によって、後方にそして上方にも付勢されているので、係合部が直状溝部25の最前位置へ到達すると、図4(3)A,Bのごとく鉤状溝部26へ入り込み、次の瞬間には、図4(4)A,Bのごとく後退して掛止する。なお、直状溝部の前端に連なる鉤状溝部の斜面により係止部44は鉤状溝部26内へ案内もされる。かくして、この状態が維持される。この状態で第一ロッドの後端に設けられた押釦33は機器のパネルからの突出位置にはない。
▲4▼ 次に、カードを再び挿入しコネクタと結合せしめると、カード前端に押圧されたカード排出レバー機構の上記イジェクトレバー39は、その端部で第二ロッド32を後方へ押し出す。カム部材40の係合部44は、上述のごとく、最早第二ロッド32の被圧腕部37を押す位置にはなく、上方位置にあって、図5(1)A,Bのごとく、第二ロッド32の離脱力付与腕部38と対向している。この状態が電子機器にカードが挿入されて使用される通常状態である。このカードがフレーム10に挿入されると側壁部13,14に設けられたグランド接触片15,16がカードCの側面に弾性接触し、外方へ拡がるが、第一ロッド31に設けられた窓部35内にて突出するのでフレームとプッシュロットを近接させて設けることができる。
▲5▼ カードを排出するために、押釦33を押圧され、第一ロッド31、カム部材40が前進すると、第二ロッド32の離脱力付与腕部38の傾斜部38Aがカム部材40の係止部44を、ガイド溝24、すなわち鉤状溝部26から浮かせるように板厚に直角方向内方に向けて押す。既述のごとく、カム部材40には、既述のようにコイルばね45から、上方にそしてガイド部材の板面方向に付勢されていると共に後方に付勢されているので、係合部44は鉤状溝部26から外れると鉤状溝部26より上方位置にてガイド部材の内側板面に摺接しながら、図5(2)A,Bそして、図5(3)A,Bの状態を経て後方へ移動する。その間、カム部材40は第二ロッド32とは全く係りがない。したがって、第二ロッド32は図5(1)A,Bの位置から変ることはない。このとき、第一ロッド31に設けられた窓部35は前後方向に長い形状をしているので第一ロッド31とグランド接触片15,16が干渉することはない。
▲6▼ コイルばね45の付勢力を受けて、カム部材40がさらに後退すると、カム部材はガイド板23の傾斜せる当接面27Aに当接し、下方へ回動する。その結果、係合部44はガイド板23の板面を摺動しながら下方へ移動して、ガイド溝24の直状溝部25の後部へ入り込む。すなわち、図4(1)A,Bの状態にもどる。かくして、再びカードの排出動作の準備ができ上がる。
▲7▼ 本実施形態において、カードが挿入されていない場合には、第二ロッド32がイジェクトレバー39から押圧力を受けていないので、図4(4)A,Bの位置に留まっていて押釦はパネルの前面近くに位置しており突出していない。仮りに、このとき押釦を押しても、離脱力付与腕部38が前進位置にあり干渉しないので第一ロッド31により圧せられたカム部材40は、図6(A),(B)のごとくガイド溝24の鉤状溝部26の範囲で移動するだけで、ガイド溝24から外れたり直状溝部25の方へ移動しないので、第二ロッド32と係合することはない。かくして、カードが挿入されていないときには、押釦を押しても該押釦は突出位置にくることはない。すなわち押釦は、挿入されているカードを排出するときだけ突出して排出に備えるようになり、他のときは突出位置になく操作者の邪魔にならず又誤った操作を防止する。
【0038】
次に、本発明のほかの実施形態を図7にもとづいて説明する。
【0039】
前実施形態では、カム部材40はプッシュロッドとは別体に形成されていたが、本実施形態では、プッシュロッドの第一ロッド31と一体に形成されている点に特徴がある。図7の例では、前実施形態におけるコイルばねに代えて、弾性腕部46により上記第一ロッド31とカム部材40とを一体として連結している。この場合、カム部材40の係止部44の無負荷の位置をガイド溝に対して上方且つ外方にしておくことにより弾性腕部46はその長手方向に対し直角な二方向に弾性を有することになり、係合部44にその方向では付勢力を与える。前実施形態では、コイルばねはカム部材40に3方向への付勢力をも与えていたが、本実施形態では、弾性腕部46により第一ロッド31とカム部材40が一体化されているので、上方及びガイド板面への付勢力は必要ない。
【0040】
又、本発明のさらに他の実施形態を図8に示す。図1ないし図6の実施形態では、ガイド板にはスリット状のガイド溝が形成されていたが、本実施形態では、ガイド板23には、図1におけるガイド溝24に相当するガイド縁24Aが形成されている。このガイド板23はフレーム1の上縁と係止部10Bにてつながっている。ガイド縁24Aは、図1における直状溝部25に相当する直状縁部25Aと、図1における鉤状溝部26に相当する鉤状縁部26Aとを有している。すなわち、上記ガイド縁24Aに関しては、図8にて二点鎖線で示される部分が図1のものから除去された形態である。
【0041】
さらに、本実施形態では、カム部材40は掛止片43の下縁に形成されたガイド補助部47を有しており、ガイド板23の上縁に形成された上部ガイド縁28と係合している。又、ガイド板23の当接片27の下縁には図1と同様のテーパ状の当接面27Aが形成されている。
【0042】
かかるカム部材40は、第一ロッドにより前方に押されたときには、係合部44が直状縁部25Aに沿って移動し、鉤状縁部26Aにまで至る。その際、ガイド補助部47は上部ガイド縁28に沿って係合部44と共に前進する。上記カム部材40には、図1と同様なコイルばねで付勢されていて、係合部44が前進して鉤状縁部26Aに達すると、上記ガイド補助部の延出方向(ガイド板の板厚方向)を軸線として反時計方向に回動して係合部44は鉤状縁部26の上縁に当接する。次に、第二ロッドの離脱力付与腕部によって係合部44が鉤状縁部26から離脱すると、この係合部44がガイド板23の内側板面に摺接してカム部材40は後退する。最後退位置では、上記掛止片43がテーパ面をなす当接面27Aに当接して、カム部材40は時計方向に回動して係合部44が再び直状縁部25Aと係合するようになる。
【0043】
本発明は、図示の実施形態に限定されず、変形可能である。例えば、図1においては、ガイド溝から離脱したカム部材の係合部はガイド板の板面を摺動して後退したが、その際、係合部が他の溝に係合して後退するようにしてもよい。したがって、第二ロッドの離脱力付与腕部の作用によって係合部はガイド溝から他の溝へ移り、当接面の作用によって他の溝からガイド溝へ戻ることとなる。当然ガイド板がフレームと別体で取付けられてもよい。
【0044】
【発明の効果】
以上のように、本発明は、カード排出のための排出レバー機構を駆動するプッシュロッドを第一ロッドと第二ロッドとで構成し、両ロッドをカム手段を介して作動せしめることとし、これらの部材及びカム手段の案内のためのガイド溝を有するガイド板をすべて板状に作りかつ板面が互に平行となるように配設することとしたので、互いの配設を近接して行え、その結果、きわめて小型化に貢献する。さらには、金属板から作成すると高強度を保ちつつも板厚を小さくでき、更なる小型化がなせる。またガイド板を含め、単純なプレス加工で作れるので、加工費が低廉化され、又、構成が簡単なことから部品点数も少なくなる。更に、フレームの案内面にグランド接触子が設けられたとしても案内面とプッシュロットを近接して設けることができ小型化に貢献する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態装置の分解斜視図である。
【図2】図1装置の組立斜視図である。
【図3】図1におけるカム部材の拡大斜視図である。
【図4】カード排出時の動作をその順に(1)〜(4)で示し、Aはガイド板のガイド溝での横断面図、Bは側面図である。
【図5】カード挿入時の動作をその順に(1)〜(3)で示し、Aはガイド板のガイド溝での横断面図、Bは側面図である。
【図6】カード未挿入時の状態を示し、(A)はガイド板のガイド溝での横断面図、(B)は側面図である。
【図7】本発明の他の実施形態を示す斜視図である。
【図8】本発明のさらに他の実施形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 フレーム
11 支持部
13 案内面(側壁部)
15 グランド接触片
23 ガイド板
24 ガイド部(ガイド溝)
25 直状溝部
26 鉤状溝部
27A 当接部
30 プッシュロッド
31 第一ロッド
32 第二ロッド
35 窓部
37 被圧腕部
37A 受圧部
38 離脱力付与腕部
38A 傾斜部
40 カム手段(カム部材)
44 係合部
45 付勢部材(コイルばね)
Claims (11)
- カードの側部にて該カードを挿抜可能に案内支持する支持部を有するフレームと、フレームの外壁面に形成された案内面に沿って往復動するプッシュロッドと、該プッシュロッドのカード挿入方向先端部からの押圧力を受けてカードを抜出方向に排出する排出レバー機構とを有し、上記プッシュロッドは、操作者からのカード排出のための前方への押込力を受ける第一ロッドと、該第一ロッドからの押込力を排出レバー機構へ伝達する第二ロッドとを備え、該第一ロッドと第二ロッドがカード排出時に連係するカード排出装置において、フレームの案内面、第一ロッド、第二ロッドは板状に形成されており、フレームは案内面に略平行なガイド板を有し、第一ロッド、第二ロッドはそれぞれの板面がガイド板と略平行に配設されており、第二ロッドに対向する第一ロッドの前部には、ガイド板に形成されたガイド部に係合するカム手段が設けられており、カード排出時に第一ロッドと第二ロッドがカム手段を介して連係し、カム手段は、ガイド板のガイド部に対し係合状態そして離脱状態のいずれかにあって、係合状態時に第一ロッドからの押圧力を該カム手段としてのカム部材を介して第二ロッドへ伝達し、押込力解除の離脱状態時にカム部材はガイド板の板厚方向に変位してガイド部から離脱しガイド板の板面に沿ってカード抜出方向へ後退移動可能であることを特徴とするカード排出装置。
- ガイド板に形成されたガイド部はガイド溝であり、カム部材は係合部を有し、該係合部がガイド溝に係合することとする請求項1に記載のカード排出装置。
- ガイド板はフレームの案内面と所定間隔をもって位置し、該案内面とガイド板との間に、第一ロッド、第二ロッドそしてカム部材が配設されていることとする請求項2に記載のカード排出装置。
- カム部材は、該カム部材とフレームとの間に架設された付勢部材としてのコイルばねにより、カード排出方向たる後方、ガイド板の板面内でカム部材の係合部をガイド溝から離脱させる上方向、上記板面へ係合部を圧する板厚方向の各方向の成分を併せもった方向に付勢力を生じていることとする請求項1又は請求項2に記載のカード排出装置。
- ガイド板は一つの金属板からフレームと一体に形成されていることとする請求項1ないし請求項4のうちの一つに記載のカード排出装置。
- ガイド溝は、直状溝部と鉤状溝部とを有し、直状溝部はカム部材の前後移動方向に直状に延びて形成され、鉤状溝部はカム部材の第二ロッド最大押込位置における該カム部材の係止部の位置にて上記直状溝部に連通して鉤状に形成されていることとする請求項2又は請求項3に記載のカード排出装置。
- カム部材は第一ロッドにより板厚方向に対し垂直方向に回動自在に支持されており、フレームあるいはガイド板は、カム部材との当接部を有し、カム部材が後退位置に移動した際に該カム部材と当接し、該カム部材に回動力を与えることとする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項6のうちの一つに記載のカード排出装置。
- 第二ロッドは、後方に延びる被圧腕部と離脱力付与腕部とを有し、被圧腕部はその後端部がカム部材の係止部から押圧力を受ける受圧部を有し、離脱力付与腕部は第二ロッドの後退時にカム部材にカム溝からの離脱方向への力を与える傾斜部を有していることとする請求項1、請求項3、請求項6のうちの一つに記載のカード排出装置。
- カードの側部にて該カードを挿抜可能に案内支持する支持部を有するフレームと、フレームの外壁面に形成された案内面に平行な板面をもち該案内面に沿って往復動するプッシュロッドと、該プッシュロッドのカード挿入方向先端部からの押圧力を受けてカードを抜出方向に排出する排出レバー機構とを有し、上記プッシュロッドは、操作者からのカード排出のための前方への押込力を受ける第一ロッドと、該第一ロッドからの押込力を排出レバー機構へ伝達する第二ロッドとを備え、該第一ロッドと第二ロッドがカード排出時に連係するカード排出装置において、第一ロッドの前方にカム手段が設けられ、第二ロッドの後部には、後方に延びる第一腕部と第一腕部よりも短く延びる第二腕部が略平行に設けられ、第一ロッドが後退位置にあってはカム手段が第二ロッドの第一腕部に至近位置にあり、カードが挿入状態にある場合には、突出位置にある第一ロッドを前進させることで、第二ロッドの第一腕部が上記カム手段からの押圧力を受けて第二ロッドが前進してカードを後方へ駆出して抜出可能な状態とし、その後、カム手段は付勢部材からの付勢力により後退して、プッシュロッドに沿った板面をもちその板厚縁部に掛止部が形成された該掛止部に対して掛止状態となり、カード挿入によって第二ロッドが後退している場合には、該第二ロッドの第二腕部がカム手段と至近位置にあり、第一ロッドを押圧することで上記カム手段が上記第二腕部と干渉しつつ上記掛止部材の板面に対して直角な方向へ移動することにより上記掛止部との掛止状態から外れることが可能となり、第一ロッドが後方への上記付勢力によって後退して突出位置となることができ、カード挿入されておらずに第二ロッドが前進している場合には、該第二ロッドの第二腕部がカム手段と干渉しない前方位置にあり、第一ロッドを押圧してもカム手段と干渉せずに上記掛止が外れず、上記第一ロッドが突出位置にならないことを特徴とするカード排出装置。
- 第一ロッドを押圧することで上記カム手段はカードの側面に対して直角方向に変位して上記掛止状態が外れることとする請求項9に記載のカード排出装置。
- カム手段は第一ロッドと一体に形成されていることとする請求項9に記載のカード排出装置。
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