JP3814345B2 - 甲被足胛緊締紐を具えたシューズ - Google Patents
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- A43C—FASTENINGS OR ATTACHMENTS OF FOOTWEAR; LACES IN GENERAL
- A43C1/00—Shoe lacing fastenings
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、袋状のアッパーにより構成され、且つ甲被足胛緊締紐を具えたシューズの改良に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ジョギングシューズやバスケットシューズとしては、アッパー部と別途縫製されたタング部の爪先部側を縫製してアッパーを構成したシューズやアッパー部とタング部を一体に縫製して袋状のアッパーを構成したシューズが既に公知となっている。
そして、これらアッパーを構成した上に更に、靴紐挿通部を形成し、甲被足胛緊締紐を挿通していた。
【0003】
しかしながら、前者のアッパー部と別途縫製されたタング部の爪先部側を縫製してアッパーを構成したシューズの場合には、履用時に甲被足胛緊締紐を緊締していても、足の甲部の形状からタング部が外甲側にずり落ちる傾向があり、歩行中や競技中にずり落ちが生じた場合には、履用感が低下し、競技成績にも悪影響を生じると言った問題点を有していた。
又、後者のアッパー部材とタング部材を一体に縫製して袋状のアッパーを構成したシューズ場合には、足と甲被との密着性が向上し、前者の様にタング部がずり落ちることもなく、運動時のエネルギーロスを防止すると言った作用効果を有している。
しかし、その反面袋状のアッパーを構成したシューズ場合には、足を挿入する履口部の大きさが足を挿入した状態を基準に設計されているため、履用時には、履口部を広げて履くことになり、履き難いといった欠点を有すると共に、甲被足胛緊締紐を緊締した場合に、袋状のアッパーの部分に緊締による皺が生じ、履用時にこの皺の部分がゴワゴワして違和感を生じるほか、踏まず部のアーチサポート性が、不足する傾向があると言った問題点をも有していた。
【0004】
又、袋状アッパーの場合には、足胛部の緊締が不足気味になるため、図3に示すように、シューズ9を履用した際に、足胛部11に掛るように緊締帯12を配置し、該緊締帯12を緊締することにより、足胛部の緊締性を向上するシューズも公知になっているが、思った程の緊締効果が出ないほか緊締帯を別途縫製する必要があり、部品点数が増加し、工程的にも手間がかかると言った問題点を有していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、袋状のアッパーで構成されたシューズの履用時の履き難さを改善し、合わせて甲被足胛緊締紐を緊締した場合に、袋状のアッパーの部分に緊締による皺が生じることなく、履用感を良好にすると共に、足と甲被のフィット性を改善し、着用者個々人の足の甲部形状に応じて緊締位置を調節でき、アーチサポート性や履心地良好な足胛緊締紐を具えたシューズを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の問題点を改善するため、本発明においては、シューズの内甲側でアッパー部とタング部が一体化され、外甲側のアッパー部とタング部との間に切欠部を形成したアッパーで、該アッパーの内甲側及び外甲側に靴紐挿通部を形成すると共に、該靴紐挿通部の内、第1靴紐挿通部と第2靴紐挿通部は、アッパーの内甲側とアッパーの外甲側に対峙させて形成し、第3靴紐挿通部と第4靴紐挿通部は、タング部の外甲側とアッパーの外甲側に対峙させて形成したことを特徴とする甲被足胛緊締紐を具えたシューズである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明は、シューズの内甲側でアッパー部とタング部が一体化され、外甲側のアッパー部とタング部との間に切欠部を形成したアッパーで、該アッパーの内甲側及び外甲側に靴紐挿通部を形成すると共に、該靴紐挿通部の内、第1靴紐挿通部と第2靴紐挿通部は、アッパーの内甲側とアッパーの外甲側に対峙させて形成し、第3靴紐挿通部と第4靴紐挿通部は、タング部の外甲側とアッパーの外甲側に対峙させて形成したことを特徴とする甲被足胛緊締紐を具えたシューズである。
【0008】
上記アッパー部の内甲側及び外甲側に靴紐挿通部を形成する際には、靴紐挿通部の内、第1靴紐挿通部と第2靴紐挿通部は、アッパー部の内甲側とアッパー部の外甲側に対峙させて形成し、第3靴紐挿通部と第4靴紐挿通部は、タング部の外甲側とアッパー部の外甲側に対峙させて形成した甲被足胛緊締紐を具えたシューズであるため、履用時に第3靴紐挿通部と第4靴紐挿通部の甲被足胛緊締紐を緊締することにより、タング部の履口部近傍がシューズ内の靴底方向に摺動し、足とタング部を含むアッパー部とが密着し、フィット性が著しく向上すると共に、足の踏まず部が確実に保持されアーチサポート性が良好なシューズを提供出来るものである。
【0009】
又、本発明のアッパー部に形成した前記靴紐挿通部の内、第1靴紐挿通部と第2靴紐挿通部は、アッパー部の内甲側とアッパー部の外甲側に対峙させてテープ状部材を各々ループ状に形成して縫着し、第3靴紐挿通部と第4靴紐挿通部は、アッパー部の内甲側からタング部の外甲側に渡ってテープ状部材を縫着すると共に先端部をループ状に形成して縫着し、アッパー部の外甲側に対峙させてテープ状部材の先端部をループ状に形成して縫着することも可能である。
【0010】
このように、テープ状部材の先端部をループ状に形成して縫製しているため、甲被足胛緊締紐をこれらテープ状部材のループ状のリングに挿通することにより、これら紐を緊締した場合、該靴紐挿通部及び甲被足胛緊締紐の可撓性が向上し、履用時のフィット性が向上するものである。
なお、本発明においては、靴紐挿通部に使用する挿通部材として、鳩目や鍵状のフックを使用して形成することも可能である。このような鳩目やフックを使用することにより、甲被足胛緊締紐を挿通したり、引っ掛けて使用できるため、取り扱いが容易である。
【0011】
なお、本発明に係るアッパーの素材としては、伸縮性を有する素材や通気性の良好なメッシュ生地や三軸立体編のダブルラッセル生地などを使用することが可能である。
【0012】
【実施例】
本発明の、実施例を図面に基づいて説明すれば、図1乃至図2に示すように、シューズ1の内甲側2でアッパー部4aとタング部4bが一体化され、外甲側3のアッパー部4cとタング部4dとの間に切欠部5を形成したアッパー4で、該アッパー4の内甲側2及び外甲側3に靴紐挿通部6を形成すると共に、該靴紐挿通部6の内、第1靴紐挿通部6A・6aと第2靴紐挿通部6B・6bは、アッパー4の内甲側2とアッパー4の外甲側3に対峙させて形成し、第3靴紐挿通部6C・6cと第4靴紐挿通部6D・6dは、タング部4dの外甲側3とアッパー4の外甲側3に対峙させて形成したことを特徴とする甲被足胛緊締紐7を具えたシューズ1である。
【0013】
又、本発明の実施例としては、図2に示すように、シューズ1の内甲側2でアッパー部4aとタング部4bが一体化され、外甲側3のアッパー部4cとタング部4dとの間に切欠部5を形成したアッパー4で、該アッパー4の内甲側2及び外甲側3に靴紐挿通部6を形成すると共に、該靴紐挿通部6の内、第1靴紐挿通部6A・6aと第2靴紐挿通部6B・6bは、アッパー4の内甲側2とアッパー4の外甲側3に対峙させたテープ状部材8を各々ループ状8Aに形成して縫着し、第3靴紐挿通部6C・6cと第4靴紐挿通部6D・6dは、アッパー4の内甲側2からタング部4bの外甲側3に渡ってテープ状部材8Aを縫着すると共に先端部8aをループ状8bに形成して縫着し、且つアッパー4の外甲側3に対峙したテープ状部材8Bの先端部8cをループ状8dに形成して縫着したことを特徴とする甲被足胛緊締紐7を具えたシューズ1である。
【0014】
【発明の効果】
以上のように、本発明の甲被足胛緊締紐を具えたシューズにおいては、シューズの内甲側でアッパー部とタング部が一体化され、外甲側のアッパー部とタング部との間に切欠部を形成したアッパーで、該アッパーの内甲側及び外甲側に靴紐挿通部を形成すると共に、該靴紐挿通部の内、第1靴紐挿通部と第2靴紐挿通部は、アッパーの内甲側とアッパーの外甲側に対峙させて形成し、第3靴紐挿通部と第4靴紐挿通部は、タング部の外甲側とアッパーの外甲側に対峙させて形成しているため、シューズを履用し、第3靴紐挿通部と第4靴紐挿通部の甲被足胛緊締紐を緊締することにより、外甲側のアッパー部とタング部との間に切欠部を形成したアッパーであることから、タング部の履口部近傍がシューズ内の靴底方向に足とアッパーに挟まれた状態で摺動し、足とタング部を含むアッパー部とが密着し、フィット性が著しく向上するものである。
そして、特に第3靴紐挿通部と第4靴紐挿通部の甲被足胛緊締紐を緊締することにより、足の踏まず部が確実に保持されアーチサポート性が良好なシューズを提供出来ると言った効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る甲被足胛緊締紐を具えたシューズの外甲側の側面図である。
【図2】本発明に係る甲被足胛緊締紐を具えたシューズの内甲側の側面図である。
【図3】従来の甲被足胛緊締帯を具えたシューズの側面図である。
【符号の説明】
1 シューズ
2 内甲側
3 外甲側
4 アッパー
4a アッパー部
4b タング部
4c アッパー部
4d タング部
5 切欠部
6 靴紐挿通部
6A 第1靴紐挿通部
6a 第1靴紐挿通部
6B 第2靴紐挿通部
6b 第2靴紐挿通部
6C 第3靴紐挿通部
6c 第3靴紐挿通部
6D 第4靴紐挿通部
6d 第4靴紐挿通部
7 甲被足胛緊締紐
8A テープ状部材
8a 先端部
8b ループ状
8B テープ状部材
8c 先端部8c
8d ループ状
9 シューズ
10 アッパー
11 足胛部
12 緊締帯
【発明の属する技術分野】
本発明は、袋状のアッパーにより構成され、且つ甲被足胛緊締紐を具えたシューズの改良に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ジョギングシューズやバスケットシューズとしては、アッパー部と別途縫製されたタング部の爪先部側を縫製してアッパーを構成したシューズやアッパー部とタング部を一体に縫製して袋状のアッパーを構成したシューズが既に公知となっている。
そして、これらアッパーを構成した上に更に、靴紐挿通部を形成し、甲被足胛緊締紐を挿通していた。
【0003】
しかしながら、前者のアッパー部と別途縫製されたタング部の爪先部側を縫製してアッパーを構成したシューズの場合には、履用時に甲被足胛緊締紐を緊締していても、足の甲部の形状からタング部が外甲側にずり落ちる傾向があり、歩行中や競技中にずり落ちが生じた場合には、履用感が低下し、競技成績にも悪影響を生じると言った問題点を有していた。
又、後者のアッパー部材とタング部材を一体に縫製して袋状のアッパーを構成したシューズ場合には、足と甲被との密着性が向上し、前者の様にタング部がずり落ちることもなく、運動時のエネルギーロスを防止すると言った作用効果を有している。
しかし、その反面袋状のアッパーを構成したシューズ場合には、足を挿入する履口部の大きさが足を挿入した状態を基準に設計されているため、履用時には、履口部を広げて履くことになり、履き難いといった欠点を有すると共に、甲被足胛緊締紐を緊締した場合に、袋状のアッパーの部分に緊締による皺が生じ、履用時にこの皺の部分がゴワゴワして違和感を生じるほか、踏まず部のアーチサポート性が、不足する傾向があると言った問題点をも有していた。
【0004】
又、袋状アッパーの場合には、足胛部の緊締が不足気味になるため、図3に示すように、シューズ9を履用した際に、足胛部11に掛るように緊締帯12を配置し、該緊締帯12を緊締することにより、足胛部の緊締性を向上するシューズも公知になっているが、思った程の緊締効果が出ないほか緊締帯を別途縫製する必要があり、部品点数が増加し、工程的にも手間がかかると言った問題点を有していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、袋状のアッパーで構成されたシューズの履用時の履き難さを改善し、合わせて甲被足胛緊締紐を緊締した場合に、袋状のアッパーの部分に緊締による皺が生じることなく、履用感を良好にすると共に、足と甲被のフィット性を改善し、着用者個々人の足の甲部形状に応じて緊締位置を調節でき、アーチサポート性や履心地良好な足胛緊締紐を具えたシューズを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の問題点を改善するため、本発明においては、シューズの内甲側でアッパー部とタング部が一体化され、外甲側のアッパー部とタング部との間に切欠部を形成したアッパーで、該アッパーの内甲側及び外甲側に靴紐挿通部を形成すると共に、該靴紐挿通部の内、第1靴紐挿通部と第2靴紐挿通部は、アッパーの内甲側とアッパーの外甲側に対峙させて形成し、第3靴紐挿通部と第4靴紐挿通部は、タング部の外甲側とアッパーの外甲側に対峙させて形成したことを特徴とする甲被足胛緊締紐を具えたシューズである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明は、シューズの内甲側でアッパー部とタング部が一体化され、外甲側のアッパー部とタング部との間に切欠部を形成したアッパーで、該アッパーの内甲側及び外甲側に靴紐挿通部を形成すると共に、該靴紐挿通部の内、第1靴紐挿通部と第2靴紐挿通部は、アッパーの内甲側とアッパーの外甲側に対峙させて形成し、第3靴紐挿通部と第4靴紐挿通部は、タング部の外甲側とアッパーの外甲側に対峙させて形成したことを特徴とする甲被足胛緊締紐を具えたシューズである。
【0008】
上記アッパー部の内甲側及び外甲側に靴紐挿通部を形成する際には、靴紐挿通部の内、第1靴紐挿通部と第2靴紐挿通部は、アッパー部の内甲側とアッパー部の外甲側に対峙させて形成し、第3靴紐挿通部と第4靴紐挿通部は、タング部の外甲側とアッパー部の外甲側に対峙させて形成した甲被足胛緊締紐を具えたシューズであるため、履用時に第3靴紐挿通部と第4靴紐挿通部の甲被足胛緊締紐を緊締することにより、タング部の履口部近傍がシューズ内の靴底方向に摺動し、足とタング部を含むアッパー部とが密着し、フィット性が著しく向上すると共に、足の踏まず部が確実に保持されアーチサポート性が良好なシューズを提供出来るものである。
【0009】
又、本発明のアッパー部に形成した前記靴紐挿通部の内、第1靴紐挿通部と第2靴紐挿通部は、アッパー部の内甲側とアッパー部の外甲側に対峙させてテープ状部材を各々ループ状に形成して縫着し、第3靴紐挿通部と第4靴紐挿通部は、アッパー部の内甲側からタング部の外甲側に渡ってテープ状部材を縫着すると共に先端部をループ状に形成して縫着し、アッパー部の外甲側に対峙させてテープ状部材の先端部をループ状に形成して縫着することも可能である。
【0010】
このように、テープ状部材の先端部をループ状に形成して縫製しているため、甲被足胛緊締紐をこれらテープ状部材のループ状のリングに挿通することにより、これら紐を緊締した場合、該靴紐挿通部及び甲被足胛緊締紐の可撓性が向上し、履用時のフィット性が向上するものである。
なお、本発明においては、靴紐挿通部に使用する挿通部材として、鳩目や鍵状のフックを使用して形成することも可能である。このような鳩目やフックを使用することにより、甲被足胛緊締紐を挿通したり、引っ掛けて使用できるため、取り扱いが容易である。
【0011】
なお、本発明に係るアッパーの素材としては、伸縮性を有する素材や通気性の良好なメッシュ生地や三軸立体編のダブルラッセル生地などを使用することが可能である。
【0012】
【実施例】
本発明の、実施例を図面に基づいて説明すれば、図1乃至図2に示すように、シューズ1の内甲側2でアッパー部4aとタング部4bが一体化され、外甲側3のアッパー部4cとタング部4dとの間に切欠部5を形成したアッパー4で、該アッパー4の内甲側2及び外甲側3に靴紐挿通部6を形成すると共に、該靴紐挿通部6の内、第1靴紐挿通部6A・6aと第2靴紐挿通部6B・6bは、アッパー4の内甲側2とアッパー4の外甲側3に対峙させて形成し、第3靴紐挿通部6C・6cと第4靴紐挿通部6D・6dは、タング部4dの外甲側3とアッパー4の外甲側3に対峙させて形成したことを特徴とする甲被足胛緊締紐7を具えたシューズ1である。
【0013】
又、本発明の実施例としては、図2に示すように、シューズ1の内甲側2でアッパー部4aとタング部4bが一体化され、外甲側3のアッパー部4cとタング部4dとの間に切欠部5を形成したアッパー4で、該アッパー4の内甲側2及び外甲側3に靴紐挿通部6を形成すると共に、該靴紐挿通部6の内、第1靴紐挿通部6A・6aと第2靴紐挿通部6B・6bは、アッパー4の内甲側2とアッパー4の外甲側3に対峙させたテープ状部材8を各々ループ状8Aに形成して縫着し、第3靴紐挿通部6C・6cと第4靴紐挿通部6D・6dは、アッパー4の内甲側2からタング部4bの外甲側3に渡ってテープ状部材8Aを縫着すると共に先端部8aをループ状8bに形成して縫着し、且つアッパー4の外甲側3に対峙したテープ状部材8Bの先端部8cをループ状8dに形成して縫着したことを特徴とする甲被足胛緊締紐7を具えたシューズ1である。
【0014】
【発明の効果】
以上のように、本発明の甲被足胛緊締紐を具えたシューズにおいては、シューズの内甲側でアッパー部とタング部が一体化され、外甲側のアッパー部とタング部との間に切欠部を形成したアッパーで、該アッパーの内甲側及び外甲側に靴紐挿通部を形成すると共に、該靴紐挿通部の内、第1靴紐挿通部と第2靴紐挿通部は、アッパーの内甲側とアッパーの外甲側に対峙させて形成し、第3靴紐挿通部と第4靴紐挿通部は、タング部の外甲側とアッパーの外甲側に対峙させて形成しているため、シューズを履用し、第3靴紐挿通部と第4靴紐挿通部の甲被足胛緊締紐を緊締することにより、外甲側のアッパー部とタング部との間に切欠部を形成したアッパーであることから、タング部の履口部近傍がシューズ内の靴底方向に足とアッパーに挟まれた状態で摺動し、足とタング部を含むアッパー部とが密着し、フィット性が著しく向上するものである。
そして、特に第3靴紐挿通部と第4靴紐挿通部の甲被足胛緊締紐を緊締することにより、足の踏まず部が確実に保持されアーチサポート性が良好なシューズを提供出来ると言った効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る甲被足胛緊締紐を具えたシューズの外甲側の側面図である。
【図2】本発明に係る甲被足胛緊締紐を具えたシューズの内甲側の側面図である。
【図3】従来の甲被足胛緊締帯を具えたシューズの側面図である。
【符号の説明】
1 シューズ
2 内甲側
3 外甲側
4 アッパー
4a アッパー部
4b タング部
4c アッパー部
4d タング部
5 切欠部
6 靴紐挿通部
6A 第1靴紐挿通部
6a 第1靴紐挿通部
6B 第2靴紐挿通部
6b 第2靴紐挿通部
6C 第3靴紐挿通部
6c 第3靴紐挿通部
6D 第4靴紐挿通部
6d 第4靴紐挿通部
7 甲被足胛緊締紐
8A テープ状部材
8a 先端部
8b ループ状
8B テープ状部材
8c 先端部8c
8d ループ状
9 シューズ
10 アッパー
11 足胛部
12 緊締帯
Claims (2)
- シューズの内甲側でアッパー部とタング部が一体化され、外甲側のアッパー部とタング部との間に切欠部を形成したアッパーで、該アッパーの内甲側及び外甲側に靴紐挿通部を形成すると共に、該靴紐挿通部の内、第1靴紐挿通部と第2靴紐挿通部は、アッパーの内甲側とアッパーの外甲側に対峙させて形成し、第3靴紐挿通部と第4靴紐挿通部は、タング部の外甲側とアッパーの外甲側に対峙させて形成したことを特徴とする甲被足胛緊締紐を具えたシューズ。
- シューズの内甲側でアッパー部とタング部が一体化され、外甲側のタング部とアッパー部との間に切欠部を形成したアッパーで、該アッパーの内甲側及び外甲側に靴紐挿通部を形成すると共に、該靴紐挿通部の内、第1靴紐挿通部と第2靴紐挿通部は、アッパーの内甲側とアッパーの外甲側に対峙させたテープ状部材を各々ループ状に形成して縫着し、第3靴紐挿通部と第4靴紐挿通部は、アッパーの内甲側からタング部の外甲側に渡ってテープ状部材を縫着すると共に先端部をループ状に形成して縫着し、且つアッパーの外甲側に対峙したテープ状部材の先端部をループ状に形成して縫着したことを特徴とする請求項1記載の甲被足胛緊締紐を具えたシューズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23851996A JP3814345B2 (ja) | 1996-08-20 | 1996-08-20 | 甲被足胛緊締紐を具えたシューズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23851996A JP3814345B2 (ja) | 1996-08-20 | 1996-08-20 | 甲被足胛緊締紐を具えたシューズ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH1057110A JPH1057110A (ja) | 1998-03-03 |
JP3814345B2 true JP3814345B2 (ja) | 2006-08-30 |
Family
ID=17031468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23851996A Expired - Fee Related JP3814345B2 (ja) | 1996-08-20 | 1996-08-20 | 甲被足胛緊締紐を具えたシューズ |
Country Status (1)
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IT1316508B1 (it) * | 2000-07-25 | 2003-04-22 | Benetton Spa | Struttura di calzatura sportiva. |
DE20013472U1 (de) | 2000-08-04 | 2001-12-13 | Puma Ag Rudolf Dassler Sport, 91074 Herzogenaurach | Schuh, insbesondere Sportschuh |
-
1996
- 1996-08-20 JP JP23851996A patent/JP3814345B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH1057110A (ja) | 1998-03-03 |
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