JP3812626B2 - 光読み取り方法および光読み取り装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、光記録媒体に記録されているホログラムから物体光を再生し、相関像を検出する方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ホログラムは、一般に、画像情報を有する物体光と参照光とを光記録媒体に同時に照射して光記録媒体中で重ね合わせたときに形成される干渉縞が光記録媒体に書き込まれることによって、記録される。このように記録されたホログラムに参照光(読み出し光)を照射すると、干渉縞による回折によって物体光の画像を再生することができる。また、光記録媒体の厚みが物体光および参照光の波長に比べて十分大きければ、光記録媒体の同一体積内に多重させて複数のホログラムを記録することができる。
【0003】
ホログラムメモリは、このような3次元的記録領域に由来する大容量性と2次元一括記録再生方式に由来する高速性とを兼ね備えていることから、次世代のコンピュータファイルメモリなどとして注目されている。
【0004】
ホログラムメモリでは、同一体積内に多重させて複数のデータページを記録することができるとともに、各ページごとにデータを一括して記録し、再生することができる。2値のデジタルデータ「0,1」を「明、暗」としてデジタル画像化し、ホログラムとして記録再生することによって、デジタルデータの記録再生も可能となる。
【0005】
最近では、このデジタルホログラムメモリシステムの具体的な光学系や、体積多重記録方式に基づくSN比やビット誤り率の評価、または2次元符号化についての提案がなされ、光学系の収差の影響など、より光学的な観点からの研究も進展している。
【0006】
一方、ホログラムメモリでは、参照光を照射して物体光を再生するだけでなく、その逆も可能である。すなわち、記録されたホログラムを記録時の物体光と同じ物体光で照射すると、記録時の参照光に近い平行光が再生される。この再生された平行光は、凸レンズによってフーリエ変換して、レンズ焦点面に小さな一つの点として集光させることができる。その集光点のレンズ焦点面上における位置は、平行光の角度、すなわち再生用に照射した物体光の位置によって決まり、集光点の明るさは、ホログラムとして記録された画像と再生用に入力した画像との類似度で決まる。
【0007】
このように画像の類似度を判別し、画像の位置を見つけ出す処理は、マッチトフィルタリングと呼ばれる。マッチトフィルタリングは、入力画像と記録された画像との相関演算を行うことによって実行でき、ホログラフィの複素振幅記録特性をフィルタとして利用するものである。したがって、検出したい画像でホログラムを読み出して、相関値の高い画像の有無を検出し、位置を見つけることによって、画像を検索することができる。しかも、この検索は、ページごとに一括して行うことができるので、高速化が可能である。
【0008】
マッチトフィルタリングについては、文献「T.Takeda et al.,Influence of thickness of methyl−orange−doped polyvinyl alcohol film onphase conjugate matched filtering,OPTICAL REVIEW vol.4,No.4(1997)490−495」などに詳細に示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のホログラムメモリでは、参照光の照射による物体光の再生(記録された画像の再生)と、物体光の照射による相関像の検出(記録された画像と入力画像との相関演算)は、交互にしか行うことができず、両者を同時に行うことができない。
【0010】
物体光再生のために参照光を照射したときには、物体光の光路上に再生像の回折光が得られ、逆に相関像検出のために物体光を照射したときには、参照光の光路上に相関像の回折光が得られるが、回折光は光記録媒体の回折効率によって回折光量が決まり、照射光の多くは回折しないで、そのまま光記録媒体を透過する。
【0011】
そのため、参照光と物体光を同時に照射すると、物体光の光路上では、再生像の回折光と、照射した物体光の光記録媒体を透過した光とが重なり合って、再生像の回折光のみを分離して読み取ることができないとともに、参照光の光路上では、相関像の回折光と、照射した参照光の光記録媒体を透過した光とが重なり合って、相関像の回折光のみを分離して読み取ることができない。そのため、従来のホログラムメモリでは、物体光の再生と相関像の検出を別々に行わざるを得なかった。
【0012】
近年、インターネットやイントラネットの普及、情報のマルチメディア化などによって、動画を含む画像や音声が普通の電子情報としてやりとりされ、取り扱われるデータの量および大きさも爆発的に増大している。動画データや音声データは一つの情報サイズが極めて大きいため、これをネットワーク上で連続的に再生するためのストリーミング技術なども提案されている。
【0013】
しかしながら、従来のホログラムメモリでは、物体光の再生と相関像の検出を同時に行うことができないため、媒体上のデータの連続性を確認するために検索を行いながら再生を行う場合には、検索と再生を交互に行わなければならず、動画データや音声データを再生する場合、データを間欠的に再生せざるを得ず、連続して再生することができない。
【0014】
これを解決するために、大容量のキャッシュメモリやバッファメモリを用意して、データの切れ目を補完する方法も考えられているが、それだけ余分なコストが必要となる。
【0015】
したがって、動画データや音声データなどを連続して再生できるように、検索と再生、すなわち相関像の検出と物体光の再生を同時に行うことができることが必要不可欠である。
【0016】
そこで、この発明は、ホログラムメモリにおいて、物体光の照射による相関像の検出と、参照光の照射による物体光の再生を、同時に行うことができるようにしたものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
この発明の光読み取り方法では、
互いに偏光方向が直交する物体光および参照光によってホログラムが記録されている光記録媒体に、前記物体光の偏光方向または前記参照光の偏光方向のいずれか一方と同じ偏光方向の参照光および物体光を、それぞれ読み出し光として照射して、前記光記録媒体から、それぞれ前記読み出し光と直交する偏光方向の再生像回折光および相関像回折光を得る。
【0018】
【作用】
光誘起複屈折性(光誘起異方性、光誘起2色性)を示す材料は、これに入射する光の偏光状態に感応し、入射光の偏光方向を記録することができる。例えば、側鎖に光異性化する基を有する高分子または高分子液晶、または光異性化する分子を分散させた高分子は、直線偏光を照射すると、光異性化が誘起されて、直線偏光の方向に応じて屈折率の異方性を生じ、偏光方向を記録し、保存することができる。このとき、同時に参照光を照射すれば、物体光の偏光方向をホログラムとして記録することができる。
【0019】
通常のホログラムは、物体光と参照光の偏光方向を同一(平行)にして、記録する。これに対して、上記の光誘起複屈折性を示す材料は、物体光と参照光の偏光方向を直交させて、ホログラムを記録することができ、かつ、その記録されたホログラムに、参照光を読み出し光として照射することによって、物体光を、その偏光方向が保存された、読み出し光としての参照光の偏光方向と直交する偏光方向の回折光として再生することができる。
【0020】
すなわち、P偏光(ある方向の偏光)の物体光を、S偏光(P偏光に対して直交する偏光)の参照光によって、ホログラムとして記録することができ、その記録されたP偏光の物体光は、S偏光の参照光(読み出し光)によって、P偏光の回折光として再生することができるとともに、P偏光の参照光(読み出し光)によって、S偏光の回折光として再生することができる。
【0021】
また、記録されたホログラムに読み出し光として物体光を照射すると、参照光の光路上に、ホログラムに記録された物体光と読み出し光としての物体光との相関像を示す、読み出し光としての物体光の偏光方向と直交する偏光方向の回折光を読み出すことができる。
【0022】
すなわち、P偏光の物体光とS偏光の参照光によって記録されたホログラムにP偏光の物体光を照射すると、ホログラムに記録された物体光と読み出し光としての物体光との相関像を示す回折光を、S偏光の回折光として読み出すことができるとともに、同じホログラムにS偏光の物体光を照射すると、同じ相関像を示す回折光を、P偏光の回折光として読み出すことができる。
【0023】
これを利用して、この発明の光読み取り方法では、ホログラム記録時、互いに偏光方向が直交する物体光および参照光によってホログラムを記録することを前提に、このようにホログラムが記録されている光記録媒体に、記録時の物体光の偏光方向または参照光の偏光方向のいずれか一方と同じ偏光方向の参照光および物体光を、それぞれ読み出し光として照射する。
【0024】
すなわち、P偏光の物体光とS偏光の参照光によってホログラムが記録されている光記録媒体に、それぞれP偏光の参照光および物体光を照射し、またはそれぞれS偏光の参照光および物体光を照射する。
【0025】
これによって、物体光の光路上には、ホログラムに記録された物体光の再生像としての回折光と、読み出し光としての物体光の光記録媒体を透過した光とが、重なり合って得られるとともに、参照光の光路上には、ホログラムに記録された物体光と読み出し光としての物体光との相関像としての回折光と、読み出し光としての参照光の光記録媒体を透過した光とが、重なり合って得られる。
【0026】
しかし、この場合、物体光の光路上に得られる、再生像回折光と、読み出し光としての物体光の光記録媒体を透過した光とは、互いに偏光方向が直交するとともに、参照光の光路上に得られる、相関像回折光と、読み出し光としての参照光の光記録媒体を透過した光とは、互いに偏光方向が直交する。
【0027】
したがって、物体光の光路上では、偏光素子によって再生像回折光のみを分離して取り出すことができるとともに、参照光の光路上では、偏光素子によって相関像回折光のみを分離して取り出すことができる。
【0028】
したがって、その分離して取り出した再生像回折光および相関像回折光を、それぞれ光検出器上に結像させることによって、物体光の再生と相関像の検出を同時に行うことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
〔ホログラム記録、物体光再生、相関像検出〕
(ホログラム記録)
この発明の前提とするホログラム記録方法では、物体光と参照光の偏光方向を直交させて、入射光の偏光方向を記録できる光記録媒体中にホログラムを記録する。
【0030】
具体的に示すと、図1(A)に示すように、紙面に平行な偏光の平行光1を空間光変調器27に入射させ、空間光変調器27に記録画像を表示して、空間光変調器27を透過した光として、紙面に平行な偏光の物体光2Aを得、この物体光2Aをレンズ29によってフーリエ変換し、その変換後の紙面に平行な偏光の物体光3Aを、光記録媒体10に照射すると同時に、紙面に垂直な偏光の平面波の参照光5を、光記録媒体10の物体光3Aが照射される領域に照射する。あるいは逆に、図1(B)に示すように、平行光1および物体光2A,3Aを紙面に垂直な偏光とし、参照光5を紙面に平行な偏光とする。
【0031】
図1のホログラム記録方法において、簡単のため、物体光の波数ベクトルkは参照光の波数を基準にするとして、フーリエ変換前の物体光2AをOexp(−ikr)、フーリエ変換後の物体光3Aをoexp(−ik’r)、参照光5をR(=R)とすると、光記録媒体10中に記録されるホログラムTは、次式で与えられる。ただし、式(1)以下の式では、便宜上、α(アルファ)を「比例」を意味する記号として用いる。
【0032】
Figure 0003812626
【0033】
フォトリフラクティブ材料やフォトポリマー材料などのホログラム媒体は、物体光と参照光の干渉縞をホログラムとして記録するので、物体光と参照光の偏光方向は同一(平行)でなければならず、物体光と参照光の偏光方向が直交する場合には、光強度一定で干渉縞は形成されず、式(1)の第3項および第4項はゼロとなる。
【0034】
しかし、物体光と参照光の偏光方向を直交させると、図2に示すように、光記録媒体10中に、直線偏光9aと楕円偏光9bが交互に周期的に現れる空間偏光分布が形成され、光記録媒体10が入射光の偏光方向を記録できるものであるときには、その空間偏光分布がホログラムとして記録され、式(1)の第3項および第4項は値を持つようになる。
【0035】
さらに、このように互いに偏光方向が直交する物体光3Aおよび参照光5によって記録されたホログラムでは、読み出し光の偏光方向と直交する偏光方向の回折光が得られるので、式(1)は、読み出し光の偏光方向を90°回転させるようなテンソルχを用いて、次式のように書き表せるとする。
【0036】
Figure 0003812626
【0037】
(物体光再生)
このように互いに偏光方向が直交する物体光3Aおよび参照光5によってホログラムが記録された光記録媒体10から物体光を再生するには、光記録媒体10のホログラムが記録されている領域に、図3(A)に示すように紙面に垂直な偏光の参照光5を、または図3(B)に示すように紙面に平行な偏光の参照光5を、読み出し光として照射する。
【0038】
図3(A)のように紙面に垂直な偏光の参照光5を照射したときには、図1(A)のように紙面に平行な偏光の物体光3Aと紙面に垂直な偏光の参照光5によってホログラムが記録された場合であると、図1(B)のように紙面に垂直な偏光の物体光3Aと紙面に平行な偏光の参照光5によってホログラムが記録された場合であるとを問わず、図3(A)に示すように、物体光の光路上に、ホログラムに記録された物体光(3A)の再生像が、紙面に平行な偏光の回折光6Aとして読み出されるとともに、参照光の光路上に、読み出し光としての参照光5の光記録媒体10を透過した光5aが得られる。
【0039】
したがって、回折光6Aをレンズ41によって逆フーリエ変換し、その変換後の回折光7Aを光検出器43上に結像させることによって、物体光を再生することができる。
【0040】
図3(B)のように紙面に平行な偏光の参照光5を照射したときには、図1(A)のように紙面に平行な偏光の物体光3Aと紙面に垂直な偏光の参照光5によってホログラムが記録された場合であると、図1(B)のように紙面に垂直な偏光の物体光3Aと紙面に平行な偏光の参照光5によってホログラムが記録された場合であるとを問わず、図3(B)に示すように、物体光の光路上に、ホログラムに記録された物体光(3A)の再生像が、紙面に垂直な偏光の回折光6Aとして読み出されるとともに、参照光の光路上に、読み出し光としての参照光5の光記録媒体10を透過した光5aが得られる。
【0041】
したがって、図3(A)のように紙面に垂直な偏光の参照光5を照射したときと同様に、物体光を再生することができる。
【0042】
以上を式によって考察すると、上記のように互いに偏光方向が直交する物体光oexp(−ik’r)および参照光R(=R)によって記録されたホログラムTに、偏光方向は別として記録時と同じ参照光R(=R)を照射した場合、回折光は次式で与えられる。
【0043】
Figure 0003812626
【0044】
ここで、式(3)の第3項および第4項の成分のみが、物体光の光路上に得られる、読み出し光としての参照光5の偏光方向と直交する偏光方向の再生像回折光6Aである。
【0045】
そして、参照光R(=R)は平面波であるので、その再生像回折光Iは、
Figure 0003812626
で表され、これをレンズ41によって逆フーリエ変換することによって、物体光Oexp(−ikr)およびその位相共役像Oexp(−ikr)を得ることができる。
【0046】
(相関像検出)
物体光(画像)間の相関演算を行う場合には、上記のように互いに偏光方向が直交する物体光3Aおよび参照光5によってホログラムが記録されている光記録媒体10に、物体光を読み出し光として照射する。
【0047】
具体的に示すと、図4(A)に示すように、紙面に平行な偏光の平行光1を空間光変調器27に入射させ、空間光変調器27に検索画像(入力画像)を表示して、空間光変調器27を透過した光として、紙面に平行な偏光の物体光2Bを得、この物体光2Bをレンズ29によってフーリエ変換し、その変換後の紙面に平行な偏光の物体光3Bを、光記録媒体10に照射する。あるいは逆に、図4(B)に示すように、平行光1および物体光2B,3Bを紙面に垂直な偏光とする。
【0048】
図4(A)のように紙面に平行な偏光の物体光3Bを照射したときには、図1(A)のように紙面に平行な偏光の物体光3Aと紙面に垂直な偏光の参照光5によってホログラムが記録された場合であると、図1(B)のように紙面に垂直な偏光の物体光3Aと紙面に平行な偏光の参照光5によってホログラムが記録された場合であるとを問わず、図4(A)に示すように、参照光の光路上に、ホログラムに記録された物体光(3A)と読み出し光としての物体光3Bとの相関像が、紙面に垂直な偏光の回折光6Bとして読み出されるとともに、物体光の光路上に、読み出し光としての物体光3Bの光記録媒体10を透過した光3bが得られる。
【0049】
したがって、回折光6Bをレンズ51によって逆フーリエ変換し、その変換後の回折光7Bを光検出器53上に結像させることによって、相関像を検出することができる。
【0050】
図4(B)のように紙面に垂直な偏光の物体光3Bを照射したときには、図1(A)のように紙面に平行な偏光の物体光3Aと紙面に垂直な偏光の参照光5によってホログラムが記録された場合であると、図1(B)のように紙面に垂直な偏光の物体光3Aと紙面に平行な偏光の参照光5によってホログラムが記録された場合であるとを問わず、図4(B)に示すように、参照光の光路上に、ホログラムに記録された物体光(3A)と読み出し光としての物体光3Bとの相関像が、紙面に平行な偏光の回折光6Bとして読み出されるとともに、物体光の光路上に、読み出し光としての物体光3Bの光記録媒体10を透過した光3bが得られる。
【0051】
したがって、図4(A)のように紙面に平行な偏光の物体光3Bを照射したときと同様に、相関像を検出することができる。
【0052】
以上を式によって考察すると、上記のように互いに偏光方向が直交する物体光oexp(−ik’r)および参照光R(=R)によって記録されたホログラムTに、偏光方向は別として記録時の物体光oexp(−ik’r)と同じ物体光を照射した場合、回折光は次式で与えられる。
【0053】
Figure 0003812626
【0054】
ここで、式(5)の第3項および第4項の成分のみが、参照光の光路上に得られる、読み出し光としての物体光3Bの偏光方向と直交する偏光方向の相関像回折光6Bである。
【0055】
そして、参照光R(=R)は平面波であるので、その相関像回折光Jは、
Jα{ooexp(−i2k’r)+oo}…(6)
で表され、これをレンズ51によって逆フーリエ変換することによって、物体光の畳み込み積分値OOおよび自己相関値O☆Oを得ることができる。ただし、
O=−∞ ∫o(r′)o(r−r′)dr′ …(7)
O☆O−∞ ∫o(r′)o(r′−r)dr′…(8)
である。−∞ ∫は、−∞から∞までの積分を意味する。
【0056】
読み出し光として任意の画像の物体光を照射すれば、その読み出し光としての物体光3Bの画像とホログラムに記録された物体光(3A)の画像との畳み込み積分値および相互相関値を得ることができる。
【0057】
〔この発明の光読み取り方法〕
この発明の光読み取り方法では、図1に示して上述したように互いに偏光方向が直交する物体光3Aおよび参照光5によってホログラムが記録されている光記録媒体10に、記録時の物体光3Aの偏光方向または参照光5の偏光方向のいずれか一方と同じ偏光方向の参照光および物体光を、それぞれ読み出し光として同時に照射する。
【0058】
具体的には、図5(A)に示すように、参照光5として、図3(B)に示したように紙面に平行な偏光を照射するとともに、物体光3Bとして、図4(A)に示したように紙面に平行な偏光を照射する。あるいは逆に、図5(B)に示すように、参照光5として、図3(A)に示したように紙面に垂直な偏光を照射するとともに、物体光3Bとして、図4(B)に示したように紙面に垂直な偏光を照射する。
【0059】
図5(A)のように、それぞれ紙面に平行な偏光の参照光5および物体光3Bを、それぞれ読み出し光として同時に照射する場合には、物体光の光路上には、ホログラムに記録された物体光(3A)の再生像としての回折光6Aと、読み出し光としての物体光3Bの光記録媒体10を透過した光3bとが、重なり合って得られるとともに、参照光の光路上には、ホログラムに記録された物体光(3A)と読み出し光としての物体光3Bとの相関像としての回折光6Bと、読み出し光としての参照光5の光記録媒体10を透過した光5aとが、重なり合って得られる。
【0060】
しかし、この場合、再生像回折光6Aおよび相関像回折光6Bは紙面に垂直な偏光、透過光3bおよび透過光5aは、紙面に平行な偏光である。
【0061】
したがって、再生像回折光6Aおよび透過光3bを、レンズ41によって逆フーリエ変換し、その変換後の再生像回折光7Aおよび透過光を、偏光子42に入射させ、偏光子42の透過方位を紙面に垂直な方向とすることによって、偏光子42から紙面に垂直な偏光の再生像回折光8Aのみを分離して取り出すことができ、その再生像回折光8Aを光検出器43上に結像させることによって、物体光を再生することができる。
【0062】
同時に、相関像回折光6Bおよび透過光5aを、レンズ51によって逆フーリエ変換し、その変換後の相関像回折光7Bおよび透過光を、偏光子52に入射させ、偏光子52の透過方位を紙面に垂直な方向とすることによって、偏光子52から紙面に垂直な偏光の相関像回折光8Bのみを分離して取り出すことができ、その相関像回折光8Bを光検出器53上に結像させることによって、相関像を検出することができる。
【0063】
また、図5(B)のように、それぞれ紙面に垂直な偏光の参照光5および物体光3Bを、それぞれ読み出し光として同時に照射する場合にも、物体光の光路上には、ホログラムに記録された物体光(3A)の再生像としての回折光6Aと、読み出し光としての物体光3Bの光記録媒体10を透過した光3bとが、重なり合って得られるとともに、参照光の光路上には、ホログラムに記録された物体光(3A)と読み出し光としての物体光3Bとの相関像としての回折光6Bと、読み出し光としての参照光5の光記録媒体10を透過した光5aとが、重なり合って得られる。
【0064】
しかし、この場合、再生像回折光6Aおよび相関像回折光6Bは紙面に平行な偏光、透過光3bおよび透過光5aは、紙面に垂直な偏光である。
【0065】
したがって、この場合、偏光子42および52の透過方位を、それぞれ紙面に平行な方向とすることによって、偏光子42から紙面に平行な偏光の再生像回折光8Aのみを、偏光子52から紙面に平行な偏光の相関像回折光8Bのみを、それぞれ分離して取り出すことができ、その再生像回折光8Aを光検出器43上に、相関像回折光8Bを光検出器53上に、それぞれ結像させることによって、物体光を再生することができると同時に、相関像を検出することができる。
【0066】
このように、この発明の光読み取り方法によれば、物体光の再生と相関像の検出を同時に行うことができる。
【0067】
したがって、大容量のキャッシュメモリやバッファメモリを用いてデータの切れ目を補完するようなコストのかかる方法によらなくても、動画データや音声データなどを連続して再生することができるとともに、検索画像として種々のデータを用いることによって、再生画像を同時にフィルタリングすることも可能となる。
【0068】
〔ホログラム記録装置の一例〕
図6は、この発明の前提となる方法によってホログラムを記録する装置の一例を示す。
【0069】
光記録媒体10としては、光誘起複屈折性を示し、偏光情報をホログラムとして記録できるものであれば、どのようなものでもよいが、側鎖に光異性化する基を有する高分子または高分子液晶、または光異性化する分子を分散させた高分子が好ましい。また、その光異性化する基または分子としては、アゾベンゼン骨格を含むものが好適である。
【0070】
光記録媒体10の最も好ましい材料の一つは、図8に示す化学式で表される、側鎖にシアノアゾベンゼンを有するポリエステルである。この材料は、特開平10−340479号に詳細に記載されているように、側鎖のシアノアゾベンゼンの光異性化による光誘起異方性によって、偏光情報を有するホログラムの記録、再生、消去が可能である。
【0071】
この例は、光記録媒体10をディスク形状とする場合である。
【0072】
光学ヘッド20の光源21としては、光記録媒体10に感度のあるコヒーレント光を発するものを用いる。例えば、光記録媒体10として、図8に示した側鎖にシアノアゾベンゼンを有するポリエステルを用いる場合には、これに感度のある波長515nmのアルゴンイオンレーザを用いる。
【0073】
光源21からの光の偏光は、例えば紙面に平行な偏光で、この光源21からの紙面に平行な偏光の光を、偏光ビームスプリッタ22によって2光束に分割し、記録時には、シャッタ23を開いて、偏光ビームスプリッタ22を透過した紙面に平行な偏光の光を、レンズ25および26によって大口径の平行光1にして、物体光形成用の空間光変調器27に入射させる。
【0074】
コンピュータ80によって、空間光変調器27に記録画像を表示して、空間光変調器27を透過した光として、記録画像の各画素の値に応じて空間的に強度変調された、紙面に平行な偏光の物体光2Aを得る。空間光変調器27としては、一画素の大きさが42μm×42μmで、640×480画素のプロジェクタ用液晶パネル1.3型などを用いることができる。
【0075】
この空間光変調器27からの紙面に平行な偏光の物体光2Aを、レンズ29によってフーリエ変換し、その変換後の紙面に平行な偏光の物体光3Aを、光記録媒体10に照射する。
【0076】
また、シャッタ31を開いて、偏光ビームスプリッタ22で反射した紙面に垂直な偏光の光を、1/2波長板などの偏光素子32に入射させ、記録時には、偏光素子32を透過した光として、紙面に垂直な偏光のままの光を得る。
【0077】
そして、この紙面に垂直な偏光の光を、ミラー33および34で反射させて、平面波の参照光5として、光記録媒体10の物体光3Aが照射される領域に、物体光3Aと同時に照射する。
【0078】
これによって、光記録媒体10中に、図1に示したように、紙面に平行な偏光の物体光3Aが、これと直交する紙面に垂直な偏光の参照光5によって、ホログラムとして記録される。
【0079】
なお、この例は、ホログラム記録装置の光学ヘッドを後述の光読み取り装置の光学ヘッドと共通にするために、偏光素子32を設ける場合であるが、ホログラム記録装置だけを考えれば、偏光素子32は必要ない。
【0080】
モータ60により光記録媒体10を、図9の矢印19で示すように回転させることによって、光記録媒体10の周方向に場所を変えて複数のホログラムを記録することができる。さらに、ヘッド移動機構70により光学ヘッド20を、図9の矢印71で示すように光記録媒体10の径方向に移動させることによって、光記録媒体10中に同心円状の記録トラックを形成するようにホログラムを記録することができる。
【0081】
〔光読み取り装置の一例〕
図7は、この発明の光読み取り装置の一例を示す。光記録媒体10には、上述したように互いに偏光方向が直交する物体光3Aおよび参照光5によってホログラムが記録されている。
【0082】
この場合の光学ヘッド20は、図6に示したホログラム記録装置のそれに、逆フーリエ変換用のレンズ41、偏光子42および2次元アレイ状の光検出器43からなる再生像光学系40、および逆フーリエ変換用のレンズ51、偏光子52および2次元アレイ状の光検出器53からなる相関像光学系50を付加したものである。
【0083】
上述したように、読み取り時、光記録媒体10には、記録時の物体光3Aの偏光方向または参照光5の偏光方向のいずれか一方と同じ偏光方向の参照光5および物体光3Bを、それぞれ読み出し光として同時に照射する。この例では、図5(A)に示したように、参照光5および物体光3Bとして、それぞれ紙面に平行な偏光を照射する。
【0084】
すなわち、この例では、光源21からの光の偏光は紙面に平行な偏光で、記録時と同様に、この光源21からの紙面に平行な偏光の光を、偏光ビームスプリッタ22によって2光束に分割し、シャッタ23を開いて、偏光ビームスプリッタ22を透過した紙面に平行な偏光の光を、レンズ25および26によって大口径の平行光1にして、物体光形成用の空間光変調器27に入射させる。
【0085】
そして、読み取り時には、コンピュータ80によって、空間光変調器27に検索画像を表示して、空間光変調器27を透過した光として、検索画像の各画素の値に応じて空間的に強度変調された、紙面に平行な偏光の物体光2Bを得、その物体光2Bを、レンズ29によってフーリエ変換し、その変換後の紙面に平行な偏光の物体光3Bを、光記録媒体10に照射する。
【0086】
同時に、シャッタ31を開いて、偏光ビームスプリッタ22で反射した紙面に垂直な偏光の光を、偏光素子32に入射させ、読み取り時には、偏光素子32を透過した光として、紙面に平行な偏光の光を得る。
【0087】
そして、この紙面に平行な偏光の光を、ミラー33および34で反射させて、平面波の参照光5として、光記録媒体10に照射する。
【0088】
したがって、図3〜図5において上述したように、物体光の再生と相関像の検出を同時に行うことができる。
【0089】
モータ60により光記録媒体10を回転させることによって、光記録媒体10の周方向に異なる場所に記録されているホログラムから相関像を検出し、物体光を再生することができる。さらに、ヘッド移動機構70により光学ヘッド20を光記録媒体10の径方向に移動させることによって、光記録媒体10の同心円状の記録トラックに記録されているホログラムから相関像を検出し、物体光を再生することができる。
【0090】
〔画像の例〕
図10以下に、実際の物体光再生および相関像検出の結果を示す。
【0091】
図10は、同図(A)に記録画像として示す多数のアルファベットをホログラム記録し、読み出し光としての参照光、および同図(B)に検索画像として示すアルファベット「K」のみの物体光を、上述した方法で同時に照射した場合である。同図(C)は、得られた再生像を示し、同図(D)は、得られた相関像を示す。相関像としては、記録画像のアルファベット「K」の位置に自己相関ピークが現れる。
【0092】
図11は、同図(A)に記録画像として示す文章をホログラム記録し、読み出し光としての参照光、および同図(B)に検索画像として示す「高密度記録」という文字列の物体光を、上述した方法で同時に照射した場合である。同図(C)は、得られた再生像を示し、同図(D)は、得られた相関像を示す。相関像としては、記録画像の文章中に「高密度記録」という文字列が存在すれば、その位置で自己相関ピークが現れる。
【0093】
図12、図13は、それぞれ、(A)に記録画像として示すようにページ下部に「A1,A2…C3,C4」というインデックス列を付加して画像をホログラム記録し、読み出し光としての参照光、および(B)に検索画像として示す「A4」「B4」というインデックスの物体光を、上述した方法で同時に照射した場合である。(C)は、得られた再生像を示し、(D)は、得られた相関像を示す。相関像としては、記録画像のインデックス列中に「A4」「B4」というインデックスが存在すれば、その位置で自己相関ピークが現れ、検索該当ページであることがわかる。検索該当ページであることがわかれば、同時に物体光として再生されたページデータを直ちに出力することができる。
【0094】
図12および図13は、インデックスによるページ検索の例であるが、その各ページが動画データや音声データのように連続した大容量のデータである場合には、インデックスによるページ検索とページデータの再生を同時に行うことによって、動画データや音声データを画像や音声の飛びを生じることなく連続して再生することができる。
【0095】
図14および図15は、インデックスまたはページ識別情報の配置例を示すもので、図14(A)は、ラベルを羅列したタイプのインデックスをページ下部に配置した場合で、相関ピークの位置によって該当するページであるか否かを判別するものである。図14(B)は、ページ右下部分にインデックスを配置した場合で、相関ピークの有無によって該当するページであるか否かを判別するものである。図14(C)は、ページ下部に画像属性情報としてタイムスタンプを付記した場合で、日付・曜日・時間などによって該当するページをフィルタリングすることができる。
【0096】
図15(A)は、個人情報として指紋を付記した場合であり、図15(B)は、個人情報として顔写真を付記した場合である。これによって、認証された本人だけしかページデータを取り出せないようにすることができる。
【0097】
【発明の効果】
上述したように、この発明によれば、相関像の検出と物体光の再生を同時に行うことができる。したがって、動画データや音声データのように連続した大容量のデータを画像や音声の飛びを生じることなく連続して再生することができる。さらに、ホログラム記録されている画像のページ識別情報によって、再生画像のフィルタリングを高速で行うこともできる。
【0098】
したがって、この発明は、大容量記録、高速転送、高速検索というホログラムメモリの特長を最大限に発揮することができるとともに、大情報量通信というニーズにも十分に答えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の前提となるホログラム記録方法を示す図である。
【図2】この発明の前提となる方法で記録されるホログラムの説明に供する図である。
【図3】物体光再生方法を示す図である。
【図4】相関像検出方法を示す図である。
【図5】この発明の光読み取り方法の一例を示す図である。
【図6】ホログラム記録装置の一例を示す図である。
【図7】この発明の光読み取り装置の一例を示す図である。
【図8】光記録媒体の材料の一例の化学式を示す図である。
【図9】光記録媒体の回転と光学ヘッドの移動を示す図である。
【図10】再生像および相関像の具体例を示す図である。
【図11】再生像および相関像の具体例を示す図である。
【図12】インデックス検索の例を示す図である。
【図13】インデックス検索の例を示す図である。
【図14】ページ識別情報の例を示す図である。
【図15】ページ識別情報の例を示す図である。
【符号の説明】
1…平行光
2A,3A,2B,3B…物体光
5…参照光
6A,7A…再生像回折光
6B,7B…相関像回折光
10…光記録媒体
20…光学ヘッド
21…光源
22…偏光ビームスプリッタ
27…空間光変調器
32…偏光素子
40…再生像光学系
42…偏光子
43…光検出器
50…相関像光学系
52…偏光子
53…光検出器
60…モータ
70…ヘッド移動機構

Claims (6)

  1. 互いに偏光方向が直交する物体光および参照光によってホログラムが記録されている光記録媒体に、前記物体光の偏光方向または前記参照光の偏光方向のいずれか一方と同じ偏光方向の参照光および物体光を、それぞれ読み出し光として照射して、前記光記録媒体から、それぞれ前記読み出し光と直交する偏光方向の再生像回折光および相関像回折光を得る光読み取り方法。
  2. 請求項1の光読み取り方法において、
    前記ホログラムはページ識別情報を含む画像が記録されているものであり、前記読み出し光としての物体光をページ識別情報とする光読み取り方法。
  3. 請求項2の光読み取り方法において、
    前記ページ識別情報は、インデックス情報、画像属性情報または個人情報である光読み取り方法。
  4. 請求項1〜3のいずれかの光読み取り方法において、
    前記光記録媒体がディスク形状であり、その光記録媒体を回転させるとともに、前記読み出し光としての参照光および物体光を得る光学系を含む光学ヘッドを前記光記録媒体の径方向に移動させる光読み取り方法。
  5. コヒーレント光を発する光源と、
    データ情報に応じて前記光源からの光を変調して物体光を生成する空間光変調器と、
    この空間光変調器から得られた物体光を、互いに偏光方向が直交する物体光および参照光によってホログラムが記録されている光記録媒体に照射する結像光学系と、
    前記光源からの光から参照光を得て、前記光記録媒体に照射する参照光光学系と、
    前記空間光変調器から得られた物体光、および前記参照光光学系から得られた参照光が、前記光記録媒体に照射されることによって、前記光記録媒体から前記物体光の光路上に読み出された回折光から、前記空間光変調器から得られた物体光と直交した偏光成分を抽出する偏光素子と、
    その抽出された偏光成分の空間強度分布を検出する光検出器と、
    前記空間光変調器から得られた物体光、および前記参照光光学系から得られた参照光が、前記光記録媒体に照射されることによって、前記光記録媒体から前記参照光の光路上に読み出された回折光から、前記参照光光学系から得られた参照光と直交した偏光成分を抽出する偏光素子と、
    その抽出された偏光成分の空間強度分布を検出する光検出器と、
    を備える光読み取り装置。
  6. 請求項5の光読み取り装置において、
    前記光記録媒体がディスク形状であり、当該光読み取り装置が、その光記録媒体を回転させる媒体駆動機構と、前記光源、空間光変調器、結像光学系、参照光光学系、偏光素子および光検出器を含む光学ヘッドを前記光記録媒体の径方向に移動させるヘッド移動機構とを備える光読み取り装置。
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