JP3809331B2 - コンテナ用レール部材及びその固着方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、トラックなどの車輌に搭載されたコンテナに取り付けられるコンテナ用レール部材及び該コンテナ用レール部材の固着方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6及び図7に示したように、この種のコンテナ20では、積載した荷物70の荷崩れを防止するため、荷物70をコンテナ20の内壁に押し付けるような形態で固定するベルト状又はビーム状の荷崩れ防止部材40が配置される。このため、該荷崩れ防止部材40を支持する必要があることから、コンテナ20の内壁を構成する、対向する一対の各側壁30,30には、荷崩れ防止部材40の端部に設けられた係合部50が係合連結される孔部102を複数備えた長尺のコンテナ用レール部材100が対向配置されている。荷物70の形状や積載数等により、荷崩れ防止部材40の配設位置を調整することができるように、コンテナ20の奥行き方向に長く形成すると共に、この奥行き方向に沿って複数の孔部102を形成したものである。また、被係合部として機能する孔部102は、帯状本体部104に所定間隔ごとに形成されていると共に、この帯状本体部104の幅方向両側に、それぞれ裏面側に一旦屈曲された後、さらに外方に突出するフランジ部101が形成されており、このフランジ部101にリベット103を貫通させて内壁(各側壁30,30)に固定している(図8参照)。
【0003】
【発明が解しようとする課題】
例えば、ベルト状の荷崩れ防止部材40を配置した場合には、荷崩れの防止のため、相当大きな力でベルトを締め込む。また、急発進、急停車等により大きな加速度が加わった場合には、積荷により、荷崩れ防止部材40の係合を解除する方向(内方向)に大きな荷重が作用する。このため、該荷崩れ防止部材40を支持するコンテナ用レール部材100は、このような内方向への大きな力に対抗し得るだけの固着力で、コンテナの内壁(各側壁30,30)に強固に固着されている必要がある。
【0004】
しかし、リベット103で固定する場合、コンテナ20の側壁30,30は、図8(c)に示したように、樹脂発泡材30aを挟んで、その表裏面に金属製の薄板パネル30bを接着したサンドイッチ構造のパネルとして形成されており、取付面が薄いため、フランジ部101にリベット103を打ち込んで固定しただけでは十分な固着力を発揮できない。このため、図8(a),(b)に示したように、コンテナ20の側壁30,30の表面に、金属製のパネル(通常、「裏パネル」と呼ぶ)110を介在させ、フランジ部101をこの裏パネル110上に積層配置し、フランジ部101を貫通させるリベット103を、裏パネル110も貫通させてコンテナ20の側壁30,30に打ち込むと共に、裏パネル110のうち、フランジ部101の外方に突出してる部位に、さらに、上記のフランジ部101に貫通させるリベット103とはほぼ千鳥状となるように別のリベット111を打ち込んで固着している。従って、従来のリベット103,111を用いて薄板パネル30bに固着する手段では、リベット103,111を多数用いる必要があるばかりではなく、金属製のパネル(裏パネル)110も介在配置する必要があるため、コンテナ用レール部材100を固着する際に必要な部材点数が多く、固着作業も複雑となる。このため、部材コスト、作業コストとも高くなる。
【0005】
本発明は上記に鑑みなされたものであり、固着する際に必要な部材点数を少なくし、固着作業の容易化を図ることができると共に、部材コスト、作業コストの低減を図ることができるコンテナ用レール部材及び該コンテナ用レール部材の固着方法を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、以下のコンテナ用レール部材及びその固着方法を提供する。
(1)コンテナの内壁に固着されるコンテナ用レール部材であって、
荷崩れ防止部材の係合部が連結される複数の被係合部と、
該被係合部が形成される帯状本体部と、
該帯状本体部に対して段差を設けた上で幅方向両側に突出するフランジ部と、
前記帯状本体部の裏面側における隣接する任意の前記被係合部間に設けられる桟部材とを備え、
前記フランジ部は、前記コンテナの内壁に接合する接合面を有し、
前記桟部材は、前記フランジ部の接合面とほぼ同じ高さに接合面を有し、
前記フランジ部の接合面及び前記桟部材の接合面には、接着剤塗布用凹部が形成され、
該接着剤塗布用凹部に接着剤を塗布して前記コンテナの内壁に固着可能であることを特徴とするコンテナ用レール部材。
(2)コンテナの内壁に固着されるコンテナ用レール部材であって、
荷崩れ防止部材の係合部が連結される複数の被係合部と、
該被係合部が形成される帯状本体部と、
該帯状本体部に対して段差を設けた上で幅方向両側に突出するフランジ部と、
前記帯状本体部の裏面側における隣接する任意の前記被係合部間に設けられる桟部材と、
前記帯状本体部の少なくとも一端部に配設され、前記帯状本体部の端部から離間するに従って表面高さが低くなるように傾斜する傾斜面を有する端部固定部材とを備え、
前記フランジ部は、前記コンテナの内壁に接合する接合面を有し、
前記桟部材は、前記フランジ部の接合面とほぼ同じ高さに接合面を有し、
前記端部固定部材は、前記帯状本体部を挟んで前記フランジ部上に位置する突出部を備えるとともに、前記コンテナの内壁に接合する接合面を有し、
前記フランジ部の接合面、前記桟部材の接合面及び前記端部固定部材の接合面には、接着剤塗布用凹部が形成され、
該接着剤塗布用凹部に接着剤を塗布して前記コンテナの内壁に固着可能であることを特徴とするコンテナ用レール部材。
(3)前記端部固定部材が、前記帯状本体部の表面高さと同じ高さに位置し、前記傾斜面に隣接する頂部平坦部を備えることを特徴とする前記(2)に記載のコンテナ用レール部材。
(4)荷崩れ防止部材の係合部が連結される複数の被係合部と、
該被係合部が形成される帯状本体部と、
該帯状本体部に対して段差を設けた上で幅方向両側に突出するフランジ部と、
前記帯状本体部の裏面側における隣接する任意の前記被係合部間に設けられる桟部材とを備え、
前記フランジ部は、コンテナの内壁に接合する接合面を有し、
前記桟部材は、前記フランジ部の接合面とほぼ同じ高さに接合面を有する、コンテナ用レール部材を、前記コンテナの内壁に固着する方法であって、
前記フランジ部の接合面及び前記桟部材の接合面に接着剤を塗布し、該各接合面を前記コンテナの内壁に当接して固着することを特徴とするコンテナ用レール部材の固着方法。
(5)前記フランジ部の接合面及び前記桟部材の接合面に各々形成された接着剤塗布用凹部に接着剤を塗布し、前記各接合面を前記コンテナの内壁に当接して固着することを特徴とする前記(4)に記載のコンテナ用レール部材の固着方法。
【0007】
(作用)
本発明では、フランジ部の接合面に接着剤を塗布してコンテナの内壁表面に固着する。従って、従来のリベット止めで行う場合に必要であった金属製のパネル(裏パネル)が不要となり、固着作業に必要な部材は接着剤のみとなるため、部材コストの大幅な低減に資する。また、接着剤を塗布して、コンテナの内壁表面に直接固着すればよいため、作業工程が簡素化され、作業コストも大幅に低減する。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示した実施形態に基づき、本発明をさらに詳細に説明する。図1〜図4は、本実施形態にかかるコンテナ用レール部材10を示す図である。これらの図に示したように、このコンテナ用レール部材10は、取り付け対象となる車輌などのコンテナの内壁のうち、対向する一対の側壁表面に沿ってほぼその奥行き長さに相当する長さを有している。
【0009】
図1に示したように、正面から見て幅方向ほぼ中央には、ほぼ均一な板厚で加工された帯状本体部11を備えており、この帯状本体部11には、長手方向に所定間隔をおいて複数の孔部12が形成されている。この孔部12は、荷崩れ防止部材に取り付けられた係合部が係合する被係合部として機能するものである(図6及び図7参照)。従来の技術の項で説明したように、荷崩れ防止部材40の係合部50は、例えば、図7に示したように、上下端に、切り欠き溝51,52を有し、孔部102(図1では孔部12)の上下の孔壁部に該切り欠き溝51,52が引っ掛かることで係合されるものである。このため、通常、孔部12は、図1に示したように、略I字状に形成されている。また、図1(b),(c)及び図4に示したように、孔部12は、帯状本体部11の所定位置で切り込みを入れた後、裏側へ折り曲げて形成され、強度保持のため、折り曲げ片12aは通常そのまま残して形成されている。
【0010】
帯状本体部11の幅方向両側には、折り曲げ片12aと同様に裏側へ略直角に折り曲げられた後、さらに、外方に略直角に折り曲げられることにより、帯状本体部11に対して段差部13を介して外方に突出形成されたフランジ部14を有している。そして、このフランジ部14の裏面が、コンテナの側壁表面に接合する接合面14aとして機能する。
【0011】
フランジ部14の接合面14aには、図1(b),(c)及び図4に示したように、幅方向両端縁を残し、接着剤塗布用凹部14bが、長手方向のほぼ全長に亘って溝状に形成されている。接着剤塗布用凹部14bには、その全面に亘りほぼ均一に接着剤が塗布される。接着剤塗布用凹部14bが、このように長手方向ほぼ全長に亘って形成され、そのほぼ全面に接着剤が塗布されることから、コンテナの側壁表面との間で、大きな接着面積が確保され、これにより大きな接着強度を確保することが可能となる。
【0012】
但し、各側壁に対向して配置されるコンテナ用レール部材10には、ベルト状の荷崩れ防止部材の締め込み、あるいは、急停車や急発進等に伴う加速度による積み荷の荷重などにより、各コンテナ用レール部材10を各側壁から引き剥がす方向に大きな力が加わる。従って、接着剤としては、この引き剥がす方向に加わる力に対抗し得る接着強度が要求されることから、上記のように大きな接着面積を確保する必要があると共に、また、接着剤自身の特性も、高い接着力を発揮し得るもの、例えば、ウレタン樹脂系やシリコン樹脂系等の弾性型接着剤が好ましい。
【0013】
また、図4に示したように、帯状本体部11の裏面側における隣接する任意の孔部12,12間には、補強用の桟部材15を設けることが好ましい。この桟部材15は、帯状本体部11の裏面に当接した際に、コンテナの側壁表面に対峙する面が、上記したフランジ部14の接合面14aとほぼ同じ高さとなって、該面が接合面15aとして機能するような厚みで形成されている。この接合面15aには、図2及び図4に示したように、その長手方向に沿って、すなわち、帯状本体部11の幅方向に沿って溝状の接着剤塗布用凹部15bが形成されており、該接着剤塗布用凹部15bに接着剤を塗布してコンテナの側壁表面に接合することにより、コンテナ用レール部材10がさらに強力に接合されることになる。
【0014】
桟部材15を帯状本体部11の裏面に固定する手段は任意であり、帯状本体部11と一体成形により形成したり、ねじ止めにより固定したりすることもできるが、本実施形態では、図2(c)に示したように、製造コストに鑑み、帯状本体部11の裏面との対向面15cにも溝状の凹部15dを形成し、接着剤を用いて固定可能としている。桟部材15は、帯状本体部11に形成した隣接する全ての孔部12,12間に設けることもできるが、一つおきに設けたり、帯状本体部11の長手方向中央付近と端部付近のみに設けるなど、その配設数、配設位置等は、接着強度を考慮して種々に設定することができる。
【0015】
また、図5に示したように、側壁30に接合した場合に、帯状本体部11の表面位置は、該側壁30に対して内方に突出する。このため、荷物を出し入れする際に、荷物が帯状本体部11の端部に接触して梱包箱や台車等が引っ掛かったり、作業者の衣服等が該端部に引っ掛かったりするおそれがある。従って、帯状本体部11の少なくとも一端部、特に、荷物の出し入れ口に位置する端部には、側壁30の表面から該端部が切り立つことを防止するため、端部固定部材16を配設することが好ましい。
【0016】
この端部固定部材16は、図3及び図5に示したように、帯状本体部11の端部に隣接させた際に、帯状本体部11の表面高さと同じ高さに位置する頂部平坦部16aを有すると共に、帯状本体部11の端部から離間するに従って表面高さが低くなるように傾斜する傾斜面16bを備えている。従って、荷物や作業者の衣服等が接触しながら荷物の出し入れを行ったとしても、傾斜面16bに沿って滑らかに接触位置が移動するため、引っ掛かり等により、荷物の出し入れ作業に支障を来すことがない。
【0017】
端部固定部材16の頂部平坦部16aにおける帯状本体部11に隣接する部位よりも幅方向外側の部位は、帯状本体部11を挟んでフランジ部14上に位置する突出部16cを有している。突出部16cをフランジ部14上に位置させて帯状本体部11を挟むことにより、該端部固定部材16の取り付け位置のずれを防止する。また、頂部平坦部16a及び傾斜面16bの裏面は、図4に示したように、コンテナの側壁表面に接合する接合面16dとして機能するが、この接合面16dには、周縁部を残して浅い溝状で形成された接着剤塗布用凹部16eが形成されている。この接着剤塗布用凹部16eに接着剤を塗布して側壁表面に接合することにより、突出部16cがフランジ部14上に位置して、フランジ部14が側壁表面から浮き上がることを防止し、本実施形態のコンテナ用レール部材10の固着力を補う機能を果たすものである。
【0018】
本実施形態によれば、帯状本体部11の裏面における所望の孔部12,12間に、凹部15dに接着剤を塗布して桟部材15を適宜数固定配置する。次に、フランジ部14に形成した接着剤塗布用凹部14bと桟部材15に形成した接着剤塗布用凹部15bとに、接着剤を塗布する。次に、各接合面14a,15aをコンテナの内壁の所定の位置、例えば、側壁30表面の高さ方向ほぼ中央位置に押し付け、接着固定する(図1(c)参照)。次に、端部固定部材16に形成した接着剤塗布用凹部16eに接着剤を塗布して、帯状本体部11における荷物出し入れ口側に位置する端部に隣接して、突出部16c,16cによって帯状本体部11を挟むように配置し、その接合面16dを側壁表面に押し付けて接着固定する(図4及び図5参照)。その後は、接着剤が硬化するのを待つ。本実施形態では、このように、接着剤を用いて側壁表面に固着するため、極めて簡易かつ低コストでコンテナ用レール部材10を取り付けることができる。なお、上記した説明では、端部固定部材16を帯状本体部11の一方の端部に設けているだけであるが、必要に応じて他方の端部に配置してもよい。また、端部固定部材16は、上記実施形態のようにこれを設けることが好ましいが、必須でないことはもちろんである。
【0019】
【発明の効果】
本発明のコンテナ用レール部材は、フランジ部の接合面に接着剤塗布用凹部を有し、接着剤を用いてコンテナの内壁表面に固着することができる。従って、従来のリベット止めで行う場合に必要であった金属製のパネル(裏パネル)が不要となり、固着作業に必要な部材は接着剤のみとなるため、部材コストを大幅に低減することができる。また、接着剤を塗布して、コンテナの内壁表面に直接固着すればよいため、作業工程が簡素化され、作業コストも大幅に低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンテナ用レール部材を示す図であり、(a)は正面図、(b)は一部断面図、(c)は側面図である。
【図2】桟部材を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は端面図である。
【図3】端部固定部材を示す図であり、(a)は平面図、(b)は裏面図、(c)は側面図、(d)は端面図、(e)は(b)のA−A線断面図である。
【図4】コンテナ用レール部材の裏面側を示す斜視図である。
【図5】コンテナ用レール部材の正面側を示す斜視図である。
【図6】荷崩れ防止部材の配置方法を説明するためのコンテナ内部を示す模式図である。
【図7】荷崩れ防止部材のコンテナ用レール部材への係合方法を説明するための図である。
【図8】従来のコンテナ用レール部材を説明するための図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は側壁の構造を示す断面図である。
【符号の説明】
10 コンテナ用レール部材
11 帯状本体部
12 孔部
13 段差部
14 フランジ部
15 桟部材
16 端部固定部材
20 コンテナ
30 側壁
Claims (5)
- コンテナの内壁に固着されるコンテナ用レール部材であって、
荷崩れ防止部材の係合部が連結される複数の被係合部と、
該被係合部が形成される帯状本体部と、
該帯状本体部に対して段差を設けた上で幅方向両側に突出するフランジ部と、
前記帯状本体部の裏面側における隣接する任意の前記被係合部間に設けられる桟部材とを備え、
前記フランジ部は、前記コンテナの内壁に接合する接合面を有し、
前記桟部材は、前記フランジ部の接合面とほぼ同じ高さに接合面を有し、
前記フランジ部の接合面及び前記桟部材の接合面には、接着剤塗布用凹部が形成され、
該接着剤塗布用凹部に接着剤を塗布して前記コンテナの内壁に固着可能であることを特徴とするコンテナ用レール部材。 - コンテナの内壁に固着されるコンテナ用レール部材であって、
荷崩れ防止部材の係合部が連結される複数の被係合部と、
該被係合部が形成される帯状本体部と、
該帯状本体部に対して段差を設けた上で幅方向両側に突出するフランジ部と、
前記帯状本体部の裏面側における隣接する任意の前記被係合部間に設けられる桟部材と、
前記帯状本体部の少なくとも一端部に配設され、前記帯状本体部の端部から離間するに従って表面高さが低くなるように傾斜する傾斜面を有する端部固定部材とを備え、
前記フランジ部は、前記コンテナの内壁に接合する接合面を有し、
前記桟部材は、前記フランジ部の接合面とほぼ同じ高さに接合面を有し、
前記端部固定部材は、前記帯状本体部を挟んで前記フランジ部上に位置する突出部を備えるとともに、前記コンテナの内壁に接合する接合面を有し、
前記フランジ部の接合面、前記桟部材の接合面及び前記端部固定部材の接合面には、接着剤塗布用凹部が形成され、
該接着剤塗布用凹部に接着剤を塗布して前記コンテナの内壁に固着可能であることを特徴とするコンテナ用レール部材。 - 前記端部固定部材が、前記帯状本体部の表面高さと同じ高さに位置し、前記傾斜面に隣接する頂部平坦部を備えることを特徴とする請求項2記載のコンテナ用レール部材。
- 荷崩れ防止部材の係合部が連結される複数の被係合部と、
該被係合部が形成される帯状本体部と、
該帯状本体部に対して段差を設けた上で幅方向両側に突出するフランジ部と、
前記帯状本体部の裏面側における隣接する任意の前記被係合部間に設けられる桟部材とを備え、
前記フランジ部は、コンテナの内壁に接合する接合面を有し、
前記桟部材は、前記フランジ部の接合面とほぼ同じ高さに接合面を有する、コンテナ用レール部材を、前記コンテナの内壁に固着する方法であって、
前記フランジ部の接合面及び前記桟部材の接合面に接着剤を塗布し、該各接合面を前記コンテナの内壁に当接して固着することを特徴とするコンテナ用レール部材の固着方法。 - 前記フランジ部の接合面及び前記桟部材の接合面に各々形成された接着剤塗布用凹部に接着剤を塗布し、前記各接合面を前記コンテナの内壁に当接して固着することを特徴とする請求項4記載のコンテナ用レール部材の固着方法。
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