JP3809280B2 - 記録方法及び装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録ヘッドと記録媒体とを相対的に移動させて記録を行う記録方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、複数のノズルを有するインクジェットヘッドを走査させて記録用紙に画像をプリントするプリンタ装置などでは、インクジェットヘッドを走査させて1回の走査で記録する記録幅に対応したイメージデータをプリントバッファに展開し、ヘッドの走査に同期してそのイメージデータを読み出してヘッドを駆動することにより画像の記録を行っている。
【0003】
このような従来のプリンタ装置におけるプリントバッファからのデータの読出し方法について図3を参照して説明する。なお図3において、左から右に向かう記録方向を順方向とする。
【0004】
図3において、各格子内はRAM内の記録データのアドレス(各アドレスは8ビットデータを記憶している)を示し、このプリントバッファのアドレスは「A」、「A+1」、「A+2」…の順に連続しているものとする。これに対して例えばインクジェットヘッドの上から8個のノズルにより記録されるデータは、「A」、「A+h」、「A+2h」…の順で表され、次の8個のノズルによる記録データは「A+1」、「A+h+1」、「A+2h+1」…の順で表されている。従って、各ノズル組が記録するデータは、その記録順からみて不連続なアドレスに記憶されているため、各ノズル組毎にプリントバッファの読出しアドレスのオフセット値を設定し、そのオフセットされたアドレスを基に記録データの読み出しを行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来例では次のような問題点があった。
(1)1つの記録ヘッド内に複数のヘッド(ノズル群)を有し、各ヘッドが吐出するインク色が互いに異ならせる場合、それらの色による混色を避けるため、各色のヘッド間にギャップを設けることがある。しかしプリントバッファは、この物理的なヘッドのギャップを意識して作成されていない。よって、プリントバッファからデータを読み出す場合には、このギャップによる読出しタイミングのずれのため、単純に特定アドレスおきに水平方向での読出しアドレスをオフセットできず、インクジェットヘッド間のギャップに応じて水平方向の読出し位置を変化させねばならない。
(2)更に、通常、ヘッドが走査方向に対して傾いて取付けられているため、図3の太枠で示すように、同じタイミングで記録されるデータ位置が異なってくる。更に、上述した各色のヘッド間のギャップにより、各ヘッドに対する記録データの読み出し位置を変更しなければならない。このような点を考慮して、各ノズルに対応した記録データをプリントバッファから読み出すのは極めて困難であった。
【0006】
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、プリントバッファに記憶された記録データを効率良く読み出して記録できる記録方法及び装置を提供することを目的とする。
【0007】
また本発明の目的は、記録ヘッドの所定数のノズル単位での記録データの先頭アドレスを設定し、そのアドレスから連続したアドレスで記録データを読み出して記録することにより効率良く記録を行うことができる記録方法及び装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の記録装置は以下のような構成を備える。即ち、
記録ヘッドと記録媒体とを相対的に移動して前記記録媒体に画像を記録する記録装置であって、
前記記録ヘッドの複数の記録要素を複数ブロックに分割した内の各ブロックに対応する2カラム分の記録データを1アドレスに、前記記録ヘッドの移動方向に対応して連続したアドレスに記憶する記憶手段と、
前記記憶手段における各ブロックに対応した記録データの読出し開始カラムアドレスを前記各ブロックに対応付けて記憶する開始アドレス記憶手段と、
前記記録データを読み出すカラムアドレスに応じて前記記憶手段からの記録データの読み出しを行うか否かを判断し、記録データの読み出しを行う場合には、前記記録ヘッドの各ブロックによる記録タイミングに同期して各ブロックに対応する記録データを少なくとも2カラム分一度に読み出しを行う読出制御手段と、
前記読出制御手段による読み出し制御に同期して前記各ブロックの記録データの読み出しカラムアドレスを更新する更新手段と、
前記読出制御手段により読み出された前記少なくとも2カラム分の記録データを格納するバッファと、
前記記録ヘッドの相対走査に応じて、前記バッファに格納している記録データのうち1カラム分の記録データを前記記録ヘッドの対応するブロックに送出して前記記録要素の駆動を行うヘッド制御手段とを有し、
前記ヘッド制御手段は、前記読出制御手段が記録データの読み出しを行わないときは前記バッファに格納された残りのカラムの記録データを出力することを特徴とする。
【0009】
上記目的を達成するために本発明の記録方法は以下のような工程を備える。即ち、
記録ヘッドと記録媒体とを相対的に移動して前記記録媒体に画像を記録する記録方法であって、
前記記録ヘッドの複数の記録要素を複数ブロックに分割した内の各ブロックに対応する2カラム分の記録データをメモリの1アドレスに記憶するものであって、ブロック毎に前記2カラム分の記録データを前記記録ヘッドの移動方向に対応して連続したメモリのアドレスに記憶し、
前記メモリにおける各ブロックに対応した記録データの読出し開始カラムアドレスを前記各ブロックに対応付けて記憶する開始アドレス記憶工程と、
前記記録データを読み出すカラムアドレスに応じて前記記憶手段からの記録データの読み出しを行うか否かを判断し、記録データの読み出しを行う場合には、前記記録ヘッドの各ブロックによる記録タイミングに同期して各ブロックに対応する記録データを少なくとも2カラム分一度に読出しを行う読出制御工程と、
前記読出制御工程による読出し制御に同期して前記各ブロックの記録データの読み出しカラムアドレスを更新する更新工程と、
前記読出制御工程で読み出された前記少なくとも2カラム分の記録データをバッファに格納する工程と、
前記記録ヘッドの相対走査に応じて、前記バッファに格納している記録データの内1カラム分の記録データを前記記録ヘッドの対応するブロックに送出して前記記録要素の駆動を行うヘッド制御工程とを有し、
前記ヘッド制御工程は、前記読出制御工程が記録データの読み出しを行わないときは、前記バッファに格納された残りのカラムの記録データを出力することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0011】
図1は、本実施の形態のインクジェット記録装置の基本構成を示すブロック図である。尚、以下の実施の形態の説明ではインクジェット記録装置を例に説明するが、本発明はこれに限定されるものでなく、例えばワイヤドット、サーマル方式のプリンタ装置などにも適用可能である。
【0012】
図1において、101は本実施の形態のインクジェット記録装置全体の動作を制御する制御部である。102はヘッドドライバで、制御部101よりの記録データに基づいてインクジェットヘッド105を駆動して記録を行っている。103,104はモータドライバで、それぞれ対応するキャリッジモータ106,紙送り用モータ107を回転駆動する。108は入力部で、例えばホストコンピュータ109などの外部機器より画像データを入力して制御部101に供給している。
【0013】
次に制御部101の構成について説明する。110は例えばマイクロプロセッサ等のCPU、111はCPU110により実行されるプログラム等を記憶しているプログラムメモリ、115はRAMで、CPU110の動作時に各種データを記録するワークエリアを有するとともに、記録データを格納するプリントバッファ116、インクジェットヘッド105に出力する記録データを記憶する送信バッファ117をも備えている。112はプリントバッファコントローラ(PBC)で、プリントバッファ116からプリントすべき記録データの取り出しを行うように制御する。108はプリントバッファ116にアクセスするカラムアドレスを、後述する各バンド毎に格納しているレジスタ(PBA)、109は後述するモディファイバッファのアドレスを格納しているレジスタである。
【0014】
図2は、本発明の実施の形態のインクジェット記録装置の記録部の構成を説明するための図である。
【0015】
図2において、205はヘッドカートリッジであり、インクジェットヘッド(105)とインク供給源であるインクタンクとを一体化したものである。このヘッドカートリッジ205は、押さえ部材202によりキャリッジ206上に固定されており、このキャリッジ206はシャフト211に沿って摺動可能に取付けられている。キャリッジモータ106の回転軸に取付けられたプーリにはベルト203が他のプーリとの間で捲回されており、このベルト203の一部がキャリッジ206に固定されている。これによりキャリッジモータ106を回転させることによりキャリッジ206がシャフト211に沿って往復移動することができる。このキャリッジ206の走査に同期して、記録データに応じてヘッドドライバ102を介してヘッド105を駆動し、ヘッドカートリッジ205のインクジェットヘッド105よりインクを吐出することにより、プラテン210に捲回されて記録面を形成する記録媒体209に所望の画像を形成することができる。尚、このプラテン210は紙送り用モータ107の回転により回転駆動される。
【0016】
207はケーブルで、このケーブル207と、これに結合された端子を介して制御部101より記録すべき画像データに応じた記録データがヘッドカートリッジ205に供給される。ヘッドカートリッジ205は、用いるインクの色等に応じて、1ないし複数個(図示例では2個)のインクジェットヘッドを設けることができる。また、204はキャリッジ206がホーム位置にいることを検出するHP(ホームポジション)センサである。
【0017】
本実施の形態1のプリントバッファ116のデータ構成例を図4(a)(b)に示す。このプリントバッファ116は、1つのアドレス(例えばA,A+1に相当)には16ビットのデータが記憶されており、インクジェットヘッド105の走査が開始される時点では、このヘッド105の1回の走査によりプリントされる1走査分の記録データ(この実施の形態では、160(ノズル)×(水平方向のドット数))を記憶しているものとする。
【0018】
図4(a)(b)では、プリントバッファ116において、「A」、「A+1」…はそれぞれ8ビットデータを示し、「A」の行方向はヘッドの上から8ノズルにより記録されるデータ行、「B」の行は次の8ノズルにより記録されるデータ行をそれぞれ示している。ここではインクジェットヘッド105は走査方向に対して所定量傾けて取付けられているため、図4の太枠で示すように記録データとヘッド105のノズルとが対応することになる。
【0019】
図4(b)は、更に1つのインクジェットヘッドのうち、例えば上側の24ノズルが例えばY(イエロー)で、次の24ノズルがM(マゼンタ)というように、1つのヘッド内において、複数のノズルが各色に対応して設けられており、各色での記録を行うノズル群の間に所定のギャップが設けられている場合のプリントバッファ116における記録データの配置例を示す。この様に、プリントバッファ116において、各色のノズル間ギャップに対応して記録データの空きエリアを設けておくことにより、このような色間ギャップが設けられている場合にも、それらギャップを意識することなくプリントバッファ116からの記録データの読み出し、及び記録制御を行うことができる。
【0020】
本実施の形態では、インクジェットヘッド105は副走査方向(キャリッジ206の走査方向に略直交する方向)に160ノズルを有しており、ここではこの内の8ノズル幅、即ち、1バイトに相当する縦方向のドット数の記録幅を1バンド(ブロック)としている。プリントバッファ116は、これらバンドに対応して記録データを記憶しており、例えば図5の「A」は最も上のバンド(1バンド)に相当し、「B」はその下のバンド(2バンド、以下同様)に相当している。図5に示すように、各バンドに対応する記録データは、プリントバッファ116の連続したアドレス領域に記憶されている。またこのプリントバッファ116から各バンドの記録データを読み出す際、その先頭読出しアドレスはCPU110により与えられ、各バンド毎に任意の開始アドレスから記録データを読み出すことができ、そのアドレス設定を1カラム単位(1アドレスの上位、或は下位バイト)で行うことができる。即ち、従来のような、各バンドに該当する記録データを読み出すためにオフセットアドレスによる制御を行う必要がない。またプリントバッファ116からの記録データの読み出しは、各バンドではアドレスが連続しているため1ワード単位(16ビット毎)での読み出しが可能である。
【0021】
上述のように、このプリントバッファ116の1アドレスは16ビットで構成されているため、プリントバッファ116のあるアドレスに1回アクセスすることにより2バイト、即ち、2カラム分の記録データを読み出すことができる。このようにプリントバッファ116を一度アクセスすることにより2カラム分の記録データを読み出すことができるため、ある1つのバンドに着目すると1カラムごとにプリントバッファ116へのアクセスを必要とする場合と、必要としない場合が現れることになる。
【0022】
図5(a)〜(d)は、プリントバッファ116と送信バッファ117との間でのデータ転送を説明する図である。尚、以下の説明では、データ「A」で始まるバンドをバンドA、データ「B」で始まるバンドをバンドB、以下同様として説明する。
【0023】
送信バッファ117は初期状態では全てヌル(NULL)コードが記憶されており,まず最初、ヘッドドライバ102に送信する送信バッファ117のポインタはバッファ122側にセットされている。図5(a)の太枠で囲まれた部分が最初に記録されるデータを示し、この状態でプリントバッファ116の読み出しアドレスは○で囲んだアドレス、即ち、各バンドのデータが格納されている先頭カラムアドレスを偶数アドレスとする。この場合、図5(a)の○で囲んだデータ(16ビット)が送信バッファ117にDMA転送され、例えばバンド「A」では、最初に記録されるデータ「A」がバッファ121に、次に記録されるデータ「A+1」がバッファ122に格納される。バンド「B」、バンド「E」、「F」、…についても同様である。
【0024】
こうしてプリントバッファ116から送信バッファ117にDMA転送された送信バッファ117のデータの状態を図5(b)の右側に示す。このとき、ヘッドドライバ102に送信する送信バッファ117のポインタはバッファ121に設定されている。こうして図5(a)の太枠で示されたデータがヘッド105に送られて記録されると、次は図5(b)のプリントバッファ116の太枠で囲まれた部分のデータ「A+1」、「B+1」、「C+2」、「D+2」、「E+3」、「F+3」…が記録される。しかしこのとき、バンド「A」、「B」、「E」、「F」…のデータは既に送信バッファ117のバッファ122に記憶されているので、再度プリントバッファ116から送信バッファ117に伝送されることはない。これに対しバンドC、バンドDのデータ「C+2」、「D+2」が送信バッファ117に伝送されていないので、プリントバッファ116から送信バッファ117に伝送する必要がある。このときバンドC、バンドDのデータ「C+2」、「D+2」のカラムアドレスは偶数アドレスとなっているので、そのアドレスのデータ(図5(b)のプリントバッファ116の○で囲んだデータ)のみをプリンタとバッファ116から送信バッファ117にDMA転送する。この結果を図5(c)の右側に示す。
【0025】
図5(c)のプリントバッファ116は、次に記録されるデータを示す図で、今度はバンドA、バンドB、バンドE、バンドFの記録データのカラムアドレスが偶数アドレスとなっている。そこで、図5(c)のプリントバッファ116における○で囲んだデータを送信バッファ117にDMA転送する。
【0026】
この結果を図5(d)の右側の送信バッファ117に示す。ここではバンドA,バンドB、バンドE,バンドF…のデータが更新され、バッファ122にはバンドC,バンドDの送信済みデータ「C+2」、「D+2」が残った状態になっている。そしてヘッド105に出力されるデータを示すポインタはバッファ121にセットされ、更に図5(d)のプリントバッファ116の次に記憶されるデータが太枠で示されている。ここではバンドC,バンドDのデータのカラムアドレスが偶数であるため、そのデータが送信バッファ117にDMA転送されることになる。
【0027】
本実施の形態では、送信バッファ117からのデータの読み出しは、図5のマーク「▼」が付されたバッファから行い、逆方向(右から左方向)への記録の場合には、例えば図5(d)において、バッファ121にはデータ「A+3」をバッファ122にはデータ「A+2」を格納すればよい。
【0028】
図6は、本実施の形態のインクジェット記録装置によるインクジェットヘッド105の1走査分の記録処理を示すフローチャートである。尚、このプログラムを実行するプログラムはプログラムメモリ111に記憶されており、CPU110により実行される。
【0029】
まずステップS31で、プリントバッファ116における各バンド(図5のバンドA,バンドB,バンドC,バンドD,バンドE,バンドF,…に相当)に対する読出し開始カラムアドレス(SAi)セットする。これは例えば、図5(a)の例では、バンドAに対しては(データA)が記憶されているカラムアドレス、バンドBに対しては(データB)が記憶されているカラムアドレス、バンドCに対しては(データC+1)が記憶されているカラムアドレス、バンドDに対しては(データD+1)が記憶されているカラムアドレス、そしてバンドEに対しては(データE+2)が記憶されているカラムアドレス、以下同様である。
【0030】
次にステップS32に進み、キャリッジモータ106の回転を開始してキャリッジ206の走行を開始する。そしてステップS33で、プリントタイミングになったかどうかを調べ、プリントタイミングになるとステップS34に進み、プリントバッファ116から送信バッファ117にデータを書込み、その送信バッファ117からヘッドドライバ102を介して記録データをインクジェットヘッド105に出力する。そしてステップS35で、インクジェットヘッド105を駆動して1カラム分、この例では最大160ドット分の画像を記録する。尚、この場合、160個のノズルを複数のブロックに分割して、各ブロック単位でノズルが駆動されて記録が行われてもよい。
【0031】
そしてステップS36では、キャリッジ206の1走査が終了したかをみる。キャリッジの1走査が終了していないときはステップS32に戻り、次のカラムの記録動作に進む。こうして1走査分のデータが記録されるとステップS37に進み、キャリッジ206をホーム位置に戻し、記録用紙をインクジェットヘッド105による記録幅分送って1走査の記録処理を終了する。
【0032】
図7は、図6のステップS34のプリントデータの転送処理を示すフローチャートである。
【0033】
まずステップS41で、バンドカウンタNの値を“1”に初期化し、次にステップS42で、バンドカウンタNが示すバンドの読出しカラムアドレスをPBA113から取り出す。次にステップS43で、その取り出したカラムアドレスが偶数かどうかをみる。例えば前述したバンドAの場合は、一番最初は先頭カラムアドレス(図5の「A」)であるため偶数アドレス(先頭カラムアドレスを偶数とする)となってステップS44に進み、プリントバッファ116のそのカラムアドレスを含むアドレスから、1ワード(16ビット)分の記録データをリードする。また、ステップS43において、例えばバンドカウンタNの値が“3(バンドC)”の場合には、その最初の読出しカラムアドレスは(C+1)で奇数であるため、このステップS43がスキップされてステップS47に進む。
【0034】
こうしてステップS45に進み、送信バッファ117の記録データがインクジェットヘッド105に伝送されたかどうかを調べ、そうであればステップS46に進み、ステップS44で読み出した1ワードの記録データを送信バッファ117の、そのバンドに対応するエリアに格納する。こうしてステップS47に進み、最終のバンド(例えばヘッドが160ノズルを備えているときはN=20)の記録データがセットされたかどうかを調べ、そうでないときはステップS48に進み、そのバンドの読出しカラムアドレスを+1してPBA113に記憶し、次にステップS49に進み、バンドカウンタNの値を+1してステップS42に戻る。尚、ステップS46では、例えば図5(c)に示すように、バンドC、バンドDの様に、その読出し開始カラムアドレスが元々奇数であったバンドの場合には、バンドA、バンドBの場合とは逆に、現カラムアドレスの記録データを送信バッファ117のバッファ122に、次のカラムアドレスの記録データをバッファ121に記憶する。尚、これは例えば逆方向(右から左方向)への記録の場合には、記録データのヘッド105への出力順序が逆になり、送信バッファ117の各バッファ121,122への格納順序も逆になることは容易に想到できるであろう。
【0035】
このように本実施の形態によれば、各バンドに対応するプリントバッファ116からの読出しカラムアドレスを調べるだけで、プリントバッファ116から記録データを読み出して送信バッファに送るかどうかを判別することができる。
【0036】
上述した本実施の形態では、プリントバッファ116からの記録データの読み出しを16ビット単位で行っているが本発明はこれに限定されるものでなく、例えば、32ビット或いはそれ以上のビット数であっても良い。
【0037】
また、上述の実施の形態では、インクジェットヘッドが1つの場合で説明したが、ツインヘッド或いはそれ以上のヘッドを設けても良い。
【0038】
更に、本実施の形態ではインクジェットヘッドを用いているが、その他のいかなるヘッドを使用しても同様に制御できる。
【0039】
[実施の形態2]
上述の実施の形態1では、プリントバッファ116の構成、及びプリントバッファ116から記録データを読み出してヘッド105へ送信する動作について述べたが、この実施の形態2では更に、プリントバッファ116から読み出した記録データを変更して出力する場合について説明する。
【0040】
例えばインクジェットヘッド105が複数回走査して画像を形成するマルチ走査方式のプリンタにおいては、ヘッドが1回走査する度に記録用紙を所定ノズル数に相当する幅分だけ送ることが行われる。このとき、記録用紙の送りの精度が十分でなかった等とすると、ある走査と次の走査のつなぎ目で画像ずれが生じる。このようなずれを目立たなくするために、記録紙の送りをヘッドの幅より短くし、ある走査と次の走査により記録される部分が重なるようにして、この重なる部分は2回の走査で完全な画像になるように、各走査で記録される記録データに対してマスクをかけることが行われる。このような場合、プリントバッファ116とは別にマスク用のバッファを設け、2回の走査により記録されるデータを互いに重ね合わせることで完全な画像になる様なマスクパターンを予め作成しておく。
【0041】
本実施の形態2では、各バンドに対応するモディファイバッファを備える。プリントバッファ116の各バンドの記録データには、付属情報として、どのモディファイバッファを用いるかを設定することができる。即ち、複数のモディファイバッファを用意することにより、プリントバッファ116の各バンドの記録データは任意のモディファイバッファを選択して、各バンドごとに自由に記録データをモディファイすることができる。
【0042】
本実施の形態のバッファ構成を図8に示す。
【0043】
プリントバッファ116の構成は前述の実施の形態と同様である。モディファイバッファ118もプリントバッファ116と同様にRAM115内に設けられ、各バンドに対応して複数設けられている。尚、プリントバッファ116の各バンドの記録データとモディファイバッファ118の各バンドとは互いに独立しており、双方のどのように組み合わせても良い。
【0044】
本実施の形態2では、説明の簡単のため、プリントバッファ116のバンド1はモディファイバッファ118のバンド1、プリントバッファ116のバンド2はモディファイバッファ118のバンド2というように、それぞれ各バンドが対応しているものとする。
【0045】
図9は、上述した実施の形態2の構成をハードウェアにより実現した例を説明するための図である。ここでは、プリントバッファ116のうちのPBA113で指示されたカラムアドレスの記録データと、モディファイバッファ118のMBA114により指示されたアドレスからデータを読み出し、その読み出した記録データをモディファイデータに基づいてデコードテーブル208で変換し、インクジェットヘッド105に送信すべきデータを作成するための構成を説明する図である。
【0046】
201は、デコードテーブル208のうちの何れを選択するかを指示する情報を記憶している選択情報で、例えば各バンドがどのデコードテーブルを使用するかの情報を格納している。202はバンドカウンタ(N)である。セレクタ203は、バンドカウンタ(N)の値に応じて選択されたバンド選択情報を選択してセレクタ207に出力している。
【0047】
デコーダ204は、プリントバッファ116とモディファイバッファ118から読み出された各データから記録データをデコードするデコーダである。205,206はラッチ回路で、それぞれプリントバッファ116からの記録データ、モディファイバッファからのモディファイデータを格納している。デコーダテーブル208のそれぞれは、ラッチ205,206にラッチされた値をもとに、ラッチ206にラッチされて記録データを入力して変更する。セレクタ207は、セレクタ203からの選択情報を入力し、対応するデコーダテーブル208の出力を選択して送信バッファ117に出力する。このデコーダ204に含まれるデコードテーブル208には、例えば論理積を取った記録データが出力されるような値を書き込んでおけば単なるマスクテーブルとなる。このテーブル208に書き込む値に応じて、プリントバッファ116の記録データとモディファイバッファ118からのモディファイデータに基づいて、自由に記録データをデコードできる。本実施の形態2では、デコードテーブル208を複数持ち、どのテーブルからのデータを出力するかを選択できる。
【0048】
図10は、本実施の形態2における処理を示すフローチャートである。
【0049】
まずステップS51で、現在処理を行うべきバンド位置を示すバンドカウンタ(N)202の値を“1”にイニシャライズする。次にステップS52に進み、このバンドカウンタ(N)202の示す値、プリントバッファ116及びモディファイバッファ118のデータを読み込み、各々ラッチ回路205,206にラッチする。これらラッチ回路205,206の出力値を入力してデコードするデコードテーブル208の出力は、バンドカウンタ(N)202の示すバンド番号及び選択情報に基づいて選択される。こうしてデコードテーブル208でデコードされたデータは、セレクタ207を通して送信バッファ117に送られて、そこに格納される(ステップS53)。これで1バンド分の処理が終わったのでステップS54に進み、最終バンドか否かを判定する。最終バンドなら処理を終了し、そうでなければバンドカウンタ(N)202をインクリメントし(ステップS55)てステップS52に戻り、前述の処理を繰返す。
【0050】
本実施の形態2では、1バンドにつきプリントバッファとモディファイバッファを各々1回ずつ読み込んだが、この回数は幾つであっても構わない。
【0051】
プリントバッファ116とモディファイバッファ118からのデータをデコードテーブルに従ってデコードしたが、デコードテーブル208の代わりにRAM等に記憶された変換データを読み出しても良い。
【0052】
また本実施の形態では、インクジェットヘッドは1つであるが、ツインヘッド、或いはそれ以上であっても、同様に制御できる。
【0053】
更に、本実施の形態ではインクジェットヘッドを用いているが、いかなるヘッドにおいても同様に制御できる。
【0054】
本実施の形態では、記録データのカウントをカラムごとに別々のカウンタへ或いは2カラム分を1つのカウンタへ足し込む制御を行っているが、カラムや特定ビットに重み付けを行ってカウントしてもよい。
【0055】
この実施の形態2では、前述の実施の形態と同様に、プリントバッファ116から記録データを読み出すと、対応するモディファイバッファ118からモディファイデータを読み出し、その読み出した記録データをその対応するモディファイデータで変更する。こうしてモディファイした記録データを送信バッファ117に書き込む手順は、前述の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。このデータのモディファイは、例えば記録データのマスクであれば、両者の論理積をとればよい。
【0056】
[実施の形態3]
前述の実施の形態2では、プリントバッファ116に記憶された記録データをバンド構成にし、各バンドごとにマスクテーブルを選択できるようにすることによりモディファイバッファのアドレス管理を簡単にする方法を述べた。次に、実施の形態3として、記録するドット数をバンドごとにカウントし、その計数値に基づいて制御する例を説明する。
【0057】
本実施の形態のインクジェットヘッド105では、熱エネルギーでインクを吐出させているため、ドットの記録後、インク及びヘッド等の部材に熱が残留する。このように熱が残留するとインクの吐出に影響し、安定した吐出ができなくなる虞がある。そのためインクジェットヘッドの温度を検知する必要があるが、温度を検知する代わりに、吐出したインクのドット数(駆動回数)からヘッドの昇温を類推することが考えられる。
【0058】
各バンドには付属情報として、複数あるドットカウンタのうちどのドットカウンタにカウント値を足し込んでいくかを示すカウンタ選択情報を有している。即ち、複数のドットカウンタを用意しておき、色別等の様に種類別のカウントが可能となる。また、バンド数分のドットカウンタを用意しておけば、各バンドごとのドット数をカウントすることができる。
【0059】
図11は、本実施の形態3の主要部の構成を示すブロック図である。
【0060】
図11において、記録データはプリントバッファ116から出力されるデータであり、通常記録ヘッドに転送される記録データである。図11において、301は各バンドのドット選択情報を格納している。加算器305は記録データが入力される度に+1され、それをセレクタ302からの情報により足し込むべきドットカウンタ303,304のいずれかをセレクタ306により選択し、その加算した結果を、選択されたドットカウンタ304,或は305に足し込む。このドットカウンタの選択は、ドットカウンタ選択情報が格納されているレジスタ301の情報がバンドカウンタ(N)202とセレクタ302により選択されてセレクタ306に入力され、この入力された値に応じてセレクタ306が選択することにより行われる。
【0061】
本実施の形態3では、ドットカウンタが各々2つのカウンタが対になっている。これは2カラム分のデータを一度に得るため、各カラムごとに格納すべきカウンタを分けられるようにしておくためである。これ以外にも、2カラム分のデータをそれぞれの組の片方のドットカウンタへ足し込むことも可能である。尚、本実施の形態3では、2つのカウンタを対にしているが1つ或いは3つ以上を組としても良い。
【0062】
さらに、複数ヘッドを搭載する場合、同一バンドであっても、ヘッドによりドットカウンタの選択を変えたい場合がある。これには例えばカラーヘッドとモノクロヘッドを組み合わせた場合等が考えられる。この場合、カウントする記録データと共にどのヘッドのデータかを知る必要がある。本実施の形態3では、昨日データ310としてのヘッド情報を記録データと共に加算器305及びセレクタ306に与えて、これらドットカウンタ303,304のいずれを選択するかを決定する。
【0063】
以上の構成とすることにより、プリントバッファ116の各バンドの記録データごとに自由なデータの変更が可能となる。
【0064】
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0065】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても達成される。
【0066】
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0067】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなどを用いることができる。
【0068】
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0069】
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、プリントバッファに記憶された記録データを効率良く読み出して記録できる。
【0071】
また本発明によれば、記録ヘッドの所定数のノズル単位での記録データの先頭アドレスを設定し、そのアドレスから連続したアドレスで記録データを読み出して記録することにより効率良く記録を行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のインクジェット記録装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態のシリアル型のインクジェット記録装置の記録部の構成を示す図である。
【図3】従来の技術のプリントバッファのデータ構成を説明する図である。
【図4】本実施の形態のプリントバッファのデータ構成を説明する図である。
【図5】実施の形態におけるプリントバッファから送信バッファへのデータ転送を説明する図である。
【図6】本発明の実施の形態1のプリント処理を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態1のプリントデータの転送処理を示すフローチャートである。
【図8】実施の形態2のモディファイバッファを使用した記録データの変更処理を説明する図である。
【図9】実施の形態2のモディファイバッファを使用した記録データの変更処理を行う装置構成を説明する図である。
【図10】本発明の実施の形態2のデータモディファイ処理を示すフローチャートである。
【図11】本発明の実施の形態3の構成を説明する図である。
Claims (7)
- 記録ヘッドと記録媒体とを相対的に移動して前記記録媒体に画像を記録する記録装置であって、
前記記録ヘッドの複数の記録要素を複数ブロックに分割した内の各ブロックに対応する2カラム分の記録データを1アドレスに、前記記録ヘッドの移動方向に対応して連続したアドレスに記憶する記憶手段と、
前記記憶手段における各ブロックに対応した記録データの読出し開始カラムアドレスを前記各ブロックに対応付けて記憶する開始アドレス記憶手段と、
前記記録データを読み出すカラムアドレスに応じて前記記憶手段からの記録データの読み出しを行うか否かを判断し、記録データの読み出しを行う場合には、前記記録ヘッドの各ブロックによる記録タイミングに同期して各ブロックに対応する記録データを少なくとも2カラム分一度に読み出しを行う読出制御手段と、
前記読出制御手段による読み出し制御に同期して前記各ブロックの記録データの読み出しカラムアドレスを更新する更新手段と、
前記読出制御手段により読み出された前記少なくとも2カラム分の記録データを格納するバッファと、
前記記録ヘッドの相対走査に応じて、前記バッファに格納している記録データのうち1カラム分の記録データを前記記録ヘッドの対応するブロックに送出して前記記録要素の駆動を行うヘッド制御手段とを有し、
前記ヘッド制御手段は、前記読出制御手段が記録データの読み出しを行わないときは前記バッファに格納された残りのカラムの記録データを出力することを特徴とする記録装置。 - 前記読出制御手段により読み出された記録データを変更する変更データを記憶する変更データ記憶手段と、
前記変更データ記憶手段に記憶された変更データに基づいて前記記録データを変更するデータ変更手段とを更に有することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。 - 前記複数のブロックのそれぞれに前記変更データの何れを割り当てるかを設定できる設定手段を更に有することを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
- 前記記憶手段は、前記記録ヘッドの記録要素のギャップに応じて記録データを配列していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の記録装置。
- 前記記録ヘッドは、互いに異なる色で記録する複数の記録要素からなる複数ブロックを有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の記録装置。
- 前記変更データは、前記記録データをマスクするマスクデータであることを特徴とする請求項2又は3に記載の記録装置。
- 記録ヘッドと記録媒体とを相対的に移動して前記記録媒体に画像を記録する記録方法であって、
前記記録ヘッドの複数の記録要素を複数ブロックに分割した内の各ブロックに対応する2カラム分の記録データをメモリの1アドレスに記憶するものであって、ブロック毎に前記2カラム分の記録データを前記記録ヘッドの移動方向に対応して連続したメモリのアドレスに記憶し、
前記メモリにおける各ブロックに対応した記録データの読出し開始カラムアドレスを前記各ブロックに対応付けて記憶する開始アドレス記憶工程と、
前記記録データを読み出すカラムアドレスに応じて前記記憶手段からの記録データの読 み出しを行うか否かを判断し、記録データの読み出しを行う場合には、前記記録ヘッドの各ブロックによる記録タイミングに同期して各ブロックに対応する記録データを少なくとも2カラム分一度に読出しを行う読出制御工程と、
前記読出制御工程による読出し制御に同期して前記各ブロックの記録データの読み出しカラムアドレスを更新する更新工程と、
前記読出制御工程で読み出された前記少なくとも2カラム分の記録データをバッファに格納する工程と、
前記記録ヘッドの相対走査に応じて、前記バッファに格納している記録データの内1カラム分の記録データを前記記録ヘッドの対応するブロックに送出して前記記録要素の駆動を行うヘッド制御工程とを有し、
前記ヘッド制御工程は、前記読出制御工程が記録データの読み出しを行わないときは、前記バッファに格納された残りのカラムの記録データを出力することを特徴とする記録方法。
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