JP3807422B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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本発明は、製氷装置を備えた冷蔵庫に関するものである。
近年、冷蔵庫に自動製氷装置を備えたものが主流となってきている(例えば、特許文献1参照)。
図9は従来の製氷装置を備えた冷蔵庫の製氷装置部の縦断面図である。図10は同製氷装置における製氷皿部分の斜視図である。
図9、図10に示すように冷蔵庫本体1の冷凍室2に自動製氷装置3が設置されている。そして、自動製氷装置3は、主として冷却器4で冷却され、ファン5により冷凍室2を循環する冷気で水を冷やし氷を作る製氷皿6と、この製氷皿6を駆動軸7で回転させて変形を与え、前記氷を製氷皿6から分離させる駆動装置8と、前記製氷皿6から分離して放出される氷を貯める貯氷箱9から構成されている。前記製氷皿6は前軸10を、冷凍室2に固定された駆動装置8に後端部を固定してあるL字形のフレーム11の前端部12に設けた下向きU字状の溝13に嵌合させ、後側の係合部14を駆動軸7へ着脱可能に係合している。
また、製氷皿6の前軸10は溝13より突出した端部を、両側の仕切壁15の前端部にねじ16で止めた化粧カバー17の裏面に設けた外れ防止爪18、19に嵌合させ溝13から外れないようにしている。なお、20、21はフレーム11の前端部12を支える化粧カバー17の裏面に設けた外れ防止爪、22は冷凍室2の扉、23は駆動装置18より一体に延設した屈曲可能な温度センサーで、駆動軸7より長くして製氷皿6の係合部14内に位置している。上記構成により、製氷皿6の清掃性を容易にするものである。
特開平6−323702号公報
しかしながら、上記従来の冷蔵庫では、冷凍室2内にある自動製氷装置3周辺に冷気を循環させるファン5が冷凍室2の一番奥の冷却器4近傍に設置され、氷をつくる製氷皿6に冷気を循環するためには、駆動装置7を超えて風路を形成することが必要であり、その結果風路抵抗が発生することによる製氷皿6への風量が低下し、製氷能力を確保することが困難である。また、駆動装置7に直接冷気が当たり、駆動装置7が凍結してしまうという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、製氷皿を簡単に取り外し可能なタイプにおいて、製氷能力を向上かつ駆動部の凍結信頼性を確実に確保できる自動製氷装置を有する冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、製氷皿と前記製氷皿から氷を分離させる駆動部とを有し前記製氷皿を前記駆動部に着脱可能に設けた製氷装置と、製氷室上部に前記製氷装置を固定するフレームと、冷気を噴出する吐出孔と、氷を作るために前記製氷皿に冷気を導く風路とを設け、前記駆動部は前記製氷装置を設けた製氷室扉の反扉方向後方の前記フレームの端部に設けられ、前記風路は製氷室奥に設置された前記吐出孔から吐出された冷気を前記駆動部の側方に導き、前記製氷皿の長辺側の側方から冷気を投入するようにした冷気ダクトを前記フレームに一体構成することにより形成し、さらに、前記冷気ダクトの前記製氷皿側の仕切壁で前記駆動部を覆いながら、前記駆動部を通過した位置の前記仕切壁に前記製氷皿の上部開口面を冷気が通過するような配置で冷気入口孔を設け、前記冷気ダクトと反対側の前記製氷皿のもう一方の側方に形成した仕切壁に冷気出口孔を設けるとともに、前記冷気入口孔から取り入れられ前記製氷皿の上部開口面を通過する冷気が前記冷気出口孔から流れ出る位置の前記仕切壁に、製氷が完了したこと検知する温度検知センサーを設けたものである。
また、開閉自在な製氷室扉を設け、製氷室を冷蔵庫本体に構成し、製氷皿と、製氷皿を保持する保持体と、前記製氷皿から氷を分離させる駆動部とを有し、前記保持体は製氷皿を保持したまま製氷室外に取り出せるような着脱機構を有した製氷装置と、製氷室上部に前記製氷装置を固定するフレームと、冷気を噴出する吐出孔と、氷を作るために前記製氷皿に冷気を導く風路とで構成された製氷室において、前記駆動部は前記製氷室扉の反扉方向後方の前記フレームの端部に設けられ、前記風路は製氷室奥に設置された前記吐出孔から吐出し、前記駆動部の側方を通り、前記製氷皿の長辺側の側方から冷気を投入するようにした冷気ダクトを前記フレームに一体構成することにより形成し、さらに、前記冷気ダクトの前記製氷皿側の仕切壁で前記駆動部を覆いながら、前記駆動部を通過した位置の前記仕切壁に前記製氷皿の上部開口面を冷気が通過するような配置で冷気入口孔を設け、前記冷気ダクトと反対側の前記製氷皿のもう一方の側方に形成した仕切壁に冷気出口孔を設けるとともに、前記冷気入口孔から取り入れられ前記製氷皿の上部開口面を通過する冷気が前記冷気出口孔から流れ出る位置の前記仕切壁に、製氷が完了したこと検知する温度検知センサーを設けたものである。
これによって、製氷室内の冷気を循環させる風路を、製氷皿の側方に位置させ、製氷皿の側方から直接冷気を取り入れることができることから、製氷皿内の位置によってバラツキを少なくすることができ、製氷スピードを向上することができる。
また、温度検知センサーが、製氷皿の状態を精度良く検知し、検知精度の向上とともに、フレームと温度検知センサーを一体構成できることから作業性の向上にもつながる。
また、製氷皿を回転する駆動装置に直接冷気を当てないような風路を構成することができることから、駆動装置の回転軸が非常に温度低下し、着霜及び凍結に至ることを防止することができる。
また、製氷室に設けられた製氷皿は回転する支持部と一体構成された保持体として製氷装置の駆動部の回転軸と着脱できることから、冷蔵庫本体から簡単かつ容易に製氷皿を取り外し、取り付けすることができるとともに、製氷室内の冷気を循環させる風路を、製氷皿の側方に位置させ、製氷皿の側方から直接冷気を取り入れることができることから、製氷皿内の位置によってバラツキ少なくすることができるとともに、製氷スピードを向上することができる。
また、製氷皿を回転する駆動装置に直接冷気を当てないような風路を構成することができることから、駆動装置の回転軸が非常に温度が低下し、凍結に至ることを防止することができる。
本発明の冷蔵庫は、製氷室内の冷気を循環させる風路を、製氷皿の側方に位置させ、製氷皿の側方から直接冷気を取り入れることができることから、製氷皿内の位置によってバラツキの少なくすることができるとともに、製氷スピードを向上することができる。また、製氷皿を回転する駆動装置に直接冷気を当てないような風路を構成することができることから、駆動装置の回転軸が非常に温度低下し、凍結に至ることを防止することができる。
請求項1に記載の発明は、製氷皿と前記製氷皿から氷を分離させる駆動部とを有し前記製氷皿を前記駆動部に着脱可能に設けた製氷装置と、製氷室上部に前記製氷装置を固定するフレームと、冷気を噴出する吐出孔と、氷を作るために前記製氷皿に冷気を導く風路とを設け、前記駆動部は前記製氷装置を設けた製氷室扉の反扉方向後方の前記フレームの端部に設けられ、前記風路は製氷室奥に設置された前記吐出孔から吐出された冷気を前記駆動部の側方に導き、前記製氷皿の長辺側の側方から冷気を投入するようにした冷気ダクトを前記フレームに一体構成することにより形成し、さらに、前記冷気ダクトの前記製氷皿側の仕切壁で前記駆動部を覆いながら、前記駆動部を通過した位置の前記仕切壁に前記製氷皿の上部開口面を冷気が通過するような配置で冷気入口孔を設け、前記冷気ダクトと反対側の前記製氷皿のもう一方の側方に形成した仕切壁に冷気出口孔を設けるとともに、前記冷気入口孔から取り入れられ前記製氷皿の上部開口面を通過する冷気が前記冷気出口孔から流れ出る位置の前記仕切壁に、製氷が完了したこと検知する温度検知センサーを設けたものであり、製氷室内の冷気を循環させる風路を、製氷皿の側方に位置させ、製氷皿の側方から直接冷気を取り入れることができることから、製氷皿の位置によってバラツキを少なくすることができ、製氷スピードを向上することができる。
また、温度検知センサーが、製氷皿の状態を精度良く検知し、検知精度の向上とともに、フレームと温度検知センサーを一体構成できることから作業性の向上にもつながる。
また、製氷皿を回転する駆動装置に直接冷気を当てないような風路を構成することができることから、駆動装置の回転軸が非常に温度低下し、着霜及び凍結に至ることを防止することができる。
請求項2に記載の発明は、開閉自在な製氷室扉を設け、製氷室を冷蔵庫本体に構成し、製氷皿と、製氷皿を保持する保持体と、前記製氷皿から氷を分離させる駆動部とを有し、前記保持体は製氷皿を保持したまま製氷室外に取り出せるような着脱機構を有した製氷装置と、製氷室上部に前記製氷装置を固定するフレームと、冷気を噴出する吐出孔と、氷を作るために前記製氷皿に冷気を導く風路とで構成された製氷室において、前記駆動部は前記製氷室扉の反扉方向後方の前記フレームの端部に設けられ、前記風路は製氷室奥に設置された前記吐出孔から吐出し、前記駆動部の側方を通り、前記製氷皿の長辺側の側方から冷気を投入するようにした冷気ダクトを前記フレームに一体構成することにより形成し、さらに、前記冷気ダクトの前記製氷皿側の仕切壁で前記駆動部を覆いながら、前記駆動部を通過した位置の前記仕切壁に前記製氷皿の上部開口面を冷気が通過するような配置で冷気入口孔を設け、前記冷気ダクトと反対側の前記製氷皿のもう一方の側方に形成した仕切壁に冷気出口孔を設けるとともに、前記冷気入口孔から取り入れられ前記製氷皿の上部開口面を通過する冷気が前記冷気出口孔から流れ出る位置の前記仕切壁に、製氷が完了したこと検知する温度検知センサーを設けたものであり、製氷室に設けられた製氷皿は回転する支持部と一体構成された保持体として製氷装置の駆動部の回転軸と着脱できることから、冷蔵庫本体から簡単かつ容易に製氷皿を取り外し、取り付けすることができるとともに、製氷室内の冷気を循環させる風路を、製氷皿の側方に位置させ、製氷皿の側方から直接冷気を取り入れることができることから、製氷皿の位置によってバラツキを少なくすることができ、製氷スピードを向上することができる。
また、温度検知センサーが、製氷皿の状態を精度良く検知し、検知精度の向上とともに、フレームと温度検知センサーを一体構成できることから作業性の向上にもつながる。
また、製氷皿を回転する駆動装置に直接冷気を当てないような風路を構成することができることから、駆動装置の回転軸が非常に温度低下し、着霜及び凍結に至ることを防止することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、フレームに設けた冷気ダクトに、前記製氷室奥に設置した吐出孔と前記冷気入口孔との間に整流板に設けたものであり、製氷室内を循環する冷気を配分しながら製氷皿へ取り入れることができるため、製氷皿内の前後左右の位置による製氷スピードのバラツキをなくし、均一な時間で製氷することが可能となる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明において、冷気入口孔の下端が、前記製氷皿の上端面に対し、高さ方向で略同一か、それ以上の位置にすることで、冷蔵庫製氷皿側方から取り入れる冷気を確実に製氷皿の上部開口面、すなわち給水された水の水面を通過するようにできることから、更に製氷スピードを向上できる。
請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明において、冷気ダクトの長手方向の投影面上に製氷室奥の吐出孔を設けたものであり、製氷室奥の吐出孔と冷気ダクトが、製氷室の前後方向で一直線上に配置できることから、風路抵抗を少なくし、冷気の循環を良くすることが可能となる。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の発明において、前記製氷皿の長辺側の側方に、前記駆動部により動作して製氷皿の下方に設けた貯氷箱の氷の量を検知する氷検知レバーを設けたものであり、保持体により一体構成された製氷皿が氷検知レバーに干渉せずに、簡単に着脱できるとともに、着脱時にスライドさせる製氷皿から水等がこぼれた場合でも水かかりを防止できる。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、氷検知レバーを、前記フレームの仕切壁と、冷気ダクトに形成した製氷皿側のダクト壁との間の空間に設けたものであり、氷検知レバーを完全に風路外に設置することができ、直接冷気が当たることによる凍結、着霜を防止することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の縦断面図、図2は同実施の形態における冷蔵庫の部分断面図、図3は同実施の形態における冷蔵庫の部分断面図、図4は同実施の形態における製氷装置の分解図、図5は同実施の形態における製氷皿周辺の分解斜視図、図6は同実施の形態における製氷装置の平面図、図7は同実施の形態における図6のB−B断面図、図8は同実施の形態における製氷装置の斜視図である。
図1及び図2において、30は冷蔵庫本体で、製氷室31と冷蔵室32を有し、それぞれ製氷室扉31aと冷蔵室扉32aがある。冷蔵庫本体30の背面下部には冷却器33が配置され、冷却された冷気を各室に循環させるファン34を冷却器33の上方に配置している。製氷室31奥には、冷却器33を覆うカバー35に吐出孔36が設置され、冷却器33で冷却された冷気を製氷室31内に取り入れる。
製氷室31内の上部には製氷装置37が配置されており、この製氷装置37は製氷室31の反扉方向の後方に駆動部38を配置し、製氷皿39で製氷された氷は駆動部38からの回転駆動により下部の貯氷箱40に貯蔵するようになっている。冷蔵室32には製氷用水を貯蔵するための給水タンク41が配置されており、この給水タンク41内の水は、給水ポンプ42により給水管43を通して一定量製氷皿39に給水するようになっている。
次に、製氷装置37について、その構造を詳細に説明する。図3から図8において、駆動部38は、製氷室31の上部に固定されたフレーム44の端部に設置され、駆動部38の駆動源に連動して回動する駆動軸38aを略中央部に有し、所定時間ごとに所定の範囲内で上下に動き、貯氷箱40に氷が満杯になったかどうかを検知する氷検知レバー45及び駆動源を制御する制御部(図示せず)が設けられている。製氷皿39は、回転可能な軸部39a、39bを有し、両軸部を支持する保持部分を備えた保持体46に保持治具46aを介して一体構成されており、駆動部38の駆動軸38aに着脱自在に連結可能である。
フレーム44は左右に仕切壁44a、44bを設け、製氷皿39を覆うように下方に伸びるよう構成されている。前記仕切壁44a、44bの内側側面には保持体46をスライドさせる摺動部を有し、前後に着脱できるよう構成されている。摺動部とは、例えば、保持体46から凸部46bを設け、仕切壁44a、44bに凹部44dを左右にそれぞれ設けて、前記凸部47を凹部44dにはめ込む形で構成し前後にスライドさせるものが代表的である。
次に製氷室31内の風路について、その構造を詳細に説明する。図2から図8において、フレーム44は左右に仕切壁44a、44bを設けて構成され、前記仕切壁44aの製氷皿39と反対側の側方に凹状の冷気ダクト44cを設け、開口された上面は製氷室31の天井面などでシールされ、それぞれは製氷装置37の前後方向で略全長を形成している。冷気ダクト44cは製氷室31奥にあるカバー35付近まで伸びていて、吐出孔36から製氷室31内に吐出される冷気の洩れを抑制するよう、簡易的にシールされている。また、フレーム44の前方は開口されており、保持体46に一体構成された製氷皿39を着脱するためのものである。
また、仕切壁44aには、製氷皿39に冷気を投入する冷気入口孔48を設けていて、仕切壁44bは、製氷皿を覆うように下方に伸び、その側面に冷気出口孔49を設けている。
なお、今回説明した配置は、仕切壁44aの側方に冷気ダクト44cを形成したもので説明したが、仕切壁44bの側方に冷気ダクト44cを形成しても構わない。その場合は仕切壁44aに冷気出口孔49を、仕切壁44bに冷気入口孔48がそれぞれ構成されることになる。
また、図7に示すように、氷検知レバー45は製氷皿39を一体構成した保持体46の長辺側の側方に設けられている。
また、温度検知センサー50はフレーム44の所定の位置に設けられ、製氷室31の温度を検知し製氷完了温度との相関を検出するものであり、取り付け位置は製氷をつかさどる冷気の流れ出口である仕切壁44bに設けるのがよい。
上記の構成において製氷動作について説明を行う。製氷皿39に水が給水されて製氷が行われ、所定時間後に製氷が完了したことを、前記温度検知センサー50が検知すると、駆動部の駆動制御により駆動軸38aを回動し、製氷皿39を回転させると同時に、氷検知レバー45により、貯氷箱40内の氷の量をレバーの降下角度により判断し、満氷でない場合は製氷皿39を反転及びひねることにより氷が離氷され、駆動軸38aが所定の位置になった時、駆動モータを停止し離氷が完了する。離氷された氷は下部の貯氷箱40に貯氷される。
次に、製氷を目的とする風路についての説明を行う。冷蔵庫内を冷却するために、冷却器33で冷却された冷気をファン34により各庫内に送風する。製氷室31にはファン34で送風された冷気が製氷室31奥に設けた吐出孔36から吐出される。次に製氷装置37を固定したフレーム44の側方に設けた冷気ダクト44cを通る。このときフレーム44に設けた仕切壁44aが製氷装置37の駆動部38を覆っているため、冷気が直接駆動部38に当たることがなく、着霜や凍結等を防止できる。次に、冷気ダクト44cを通過した冷気は、仕切壁44aに設けた冷気入口孔48から、製氷皿39に冷気が投入され、製氷皿39に給水された水を冷却し、水が所定の温度まで冷却されれば氷になる。このとき、製氷装置37は製氷室31の反扉方向の後方に駆動部38を配置し、製氷皿39は、回転可能な軸部39a、39bを有し、両軸部を支持する保持部分を備えた保持体46に保持治具46aを介して一体構成されているため、製氷室31内の冷気を循環させる風路を、製氷皿31の側方である長辺側に位置させ、製氷皿31の長辺側から直接冷気を取り入れることができることから、製氷スピードを向上することができる。
また、製氷室31内を循環する冷気を均一に配分しながら製氷皿31へ取り入れ、製氷皿39内の前後左右の位置による製氷スピードのバラツキをなくすため、整流板51や冷気入口孔48を複数設けてもよい。
また、前記凹状の冷気ダクト44cの製氷皿39側の仕切壁44aに冷気入口孔48を設け、反対側のもう一方の側方に前記製氷皿を覆うように下方へ伸びる仕切壁44bを設け、前記仕切壁44bに冷気出口孔49を設けることにより、フレーム44の左右両側に仕切壁44a、44bを設けることで、フレーム44の強度を増すことができ、フレーム44に製氷装置37である駆動部38や製氷皿39を取り付けることが可能となる。更に、強度を確保するとともに、製氷皿39側方から取り入れた冷気を効率良く反対側の仕切壁44bに設置した冷気出口孔49から通過させるため、製氷皿39周辺の冷気の淀みを抑制し、製氷皿39周辺の着霜や凍結を防止することができる。
また、製氷皿39側方から取り入れる冷気を確実に製氷皿39の上部開口面、すなわち給水された水の水面を通過させ、更に製氷スピードを向上できるため、フレーム44にて構成される左右の仕切壁44a、44bに、製氷皿39を保持した保持体46をスライドさせるレール部52を設け、前記冷気入口孔48の下端が、前記製氷皿39の上端面に対し、高さ方向で略同一か、低い位置にするほうがよい。
また、製氷室31奥に設けた吐出孔36は、冷気ダクト44c内の風路の抵抗をつけずに、冷気の循環を良くするために、冷気ダクト44cの長手方向の投影面上に位置させるほうがよい。
また、氷検知レバー45は、製氷皿39が簡単に着脱できるように、製氷皿39側方に位置させる。さらに、冷気出口孔49付近や冷気ダクト44cを形成するフレーム44等で冷気が直接当たらないように設置すると、氷検知レバー45の凍結や着霜を防止できる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、製氷室内の冷気を循環させる風路を、製氷皿の側方に位置させ、製氷皿の側方から直接冷気を取り入れることができることから、製氷皿内の位置によってバラツキの少なくすることができるとともに、製氷スピードを向上することができるため、冷蔵庫以外でも製氷機等にも適用できる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の縦断面図 同実施の形態における冷蔵庫の部分断面図 同実施の形態における冷蔵庫の部分断面図 同実施の形態における製氷装置の分解図 同実施の形態における製氷皿周辺の分解斜視図 同実施の形態における製氷装置の平面図 同実施の形態における図6のB−B断面図 同実施の形態における製氷装置の斜視図 従来の製氷装置を備えた冷蔵庫の製氷装置部の縦断面図 同製氷装置における製氷皿部分の斜視図
符号の説明
30 冷蔵庫本体
31 製氷室
31a 製氷室扉
36 吐出孔
37 製氷装置
38 駆動部
39 製氷皿
39a、39b 軸部
44 フレーム
44a、44b 仕切壁
44c 冷気ダクト
48 冷気入口孔
49 冷気出口孔
50 温度検知センサー
51 整流板

Claims (7)

  1. 製氷皿と前記製氷皿から氷を分離させる駆動部とを有し前記製氷皿を前記駆動部に着脱可能に設けた製氷装置と、製氷室上部に前記製氷装置を固定するフレームと、冷気を噴出する吐出孔と、氷を作るために前記製氷皿に冷気を導く風路とを設け、前記駆動部は前記製氷装置を設けた製氷室扉の反扉方向後方の前記フレームの端部に設けられ、前記風路は製氷室奥に設置された前記吐出孔から吐出された冷気を前記駆動部の側方に導き、前記製氷皿の長辺側の側方から冷気を投入するようにした冷気ダクトを前記フレームに一体構成することにより形成し、さらに、前記冷気ダクトの前記製氷皿側の仕切壁で前記駆動部を覆いながら、前記駆動部を通過した位置の前記仕切壁に前記製氷皿の上部開口面を冷気が通過するような配置で冷気入口孔を設け、前記冷気ダクトと反対側の前記製氷皿のもう一方の側方に形成した仕切壁に冷気出口孔を設けるとともに、前記冷気入口孔から取り入れられ前記製氷皿の上部開口面を通過する冷気が前記冷気出口孔から流れ出る位置の前記仕切壁に、製氷が完了したこと検知する温度検知センサーを設けたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 開閉自在な製氷室扉を設け、製氷室を冷蔵庫本体に構成し、製氷皿と、製氷皿を保持する保持体と、前記製氷皿から氷を分離させる駆動部とを有し、前記保持体は製氷皿を保持したまま製氷室外に取り出せるような着脱機構を有した製氷装置と、製氷室上部に前記製氷装置を固定するフレームと、冷気を噴出する吐出孔と、氷を作るために前記製氷皿に冷気を導く風路とで構成された製氷室において、前記駆動部は前記製氷室扉の反扉方向後方の前記フレームの端部に設けられ、前記風路は製氷室奥に設置された前記吐出孔から吐出し、前記駆動部の側方を通り、前記製氷皿の長辺側の側方から冷気を投入するようにした冷気ダクトを前記フレームに一体構成することにより形成し、さらに、前記冷気ダクトの前記製氷皿側の仕切壁で前記駆動部を覆いながら、前記駆動部を通過した位置の前記仕切壁に前記製氷皿の上部開口面を冷気が通過するような配置で冷気入口孔を設け、前記冷気ダクトと反対側の前記製氷皿のもう一方の側方に形成した仕切壁に冷気出口孔を設けるとともに、前記冷気入口孔から取り入れられ前記製氷皿の上部開口面を通過する冷気が前記冷気出口孔から流れ出る位置の前記仕切壁に、製氷が完了したこと検知する温度検知センサーを設けたことを特徴とする冷蔵庫。
  3. 前記フレームに設けた冷気ダクトに、前記製氷室奥に設置した吐出孔と前記冷気入口孔との間に整流板に設けることを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記冷気入口孔の下端が、前記製氷皿の上端面に対し、高さ方向で略同一か、それ以上の位置にあることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記冷気ダクトの長手方向の投影面上に製氷室奥の吐出孔を設けたことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記製氷皿の長辺側の側方に、前記駆動部により動作して製氷皿の下方に設けた貯氷箱の氷の量を検知する氷検知レバーを設けたことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  7. 前記氷検知レバーを、前記フレームの仕切壁と、冷気ダクトに形成した製氷皿側のダクト壁との間の空間に設けたことを特徴とする請求項6に記載の冷蔵庫。
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