JP3806006B2 - カード処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、保護領域にコンテンツが登録されているメモリカードと、このメモリカードのコンテンツの保護領域のアクセスを許可するICカードとを扱うカード処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、映像、音楽、情報等のコンテンツが格納されているメモリカードを用いてそのコンテンツに対する再生等を行う携帯機器等の端末装置(カード処理装置)が実用化されている。
【0003】
上記メモリカードの保護領域に上記コンテンツが格納され、不正コピーの防止等が図られている。
【0004】
上記端末装置がメモリカードのコンテンツを使用する場合、端末装置上のメモリに固定情報として搭載されているメモリカードの保護領域にアクセスする機能を使用して、メモリカードと端末装置との間で認証処理を行い、認証が成功するとメモリカードの保護領域に登録されているコンテンツを読み取ることが可能となるようになっている。
【0005】
認証が失敗した場合、端末装置は、メモリカード内のコンテンツを使用することができないようになっている。
【0006】
これにより、メモリカードのコンテンツに対する不正コピーが防止できるとともに、コピーガードされているデータ(コンテンツ)が使われないようにしたものである。
【0007】
このように、メモリカードの保護領域にアクセスする機能が、端末装置のメモリ上に常時配置されているため、その機能を解析される可能性がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来は、メモリカードの保護領域にアクセスする機能がメモリ上に常時配置されているため、その保護領域を解析される可能性があるという問題があった。
【0009】
この発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、メモリカードの保護領域にアクセスする機能を解析され難くすることができるカード処理装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明のカード処理装置は、コンテンツが登録されている保護領域と、保護領域に登録されているコンテンツを読取るための特殊な専用のソフトウエアが暗号化されて格納された登録領域を有するメモリカードと、上記暗号化に対する暗号化鍵が登録されているICカードとを扱うものにおいて、上記メモリカードの保護領域に登録されているコンテンツを読取るとともに、上記メモリカードの登録領域から、保護領域に登録されているコンテンツを読取る特殊な専用の暗号化されたソフトウエアを読取る第1のリーダライタと、上記ICカードに登録されている暗号化鍵を読取る第2のリーダライタと、上記メモリカードの挿入あるいは取出しを検知する第1の検知手段と、この第1の検知手段により上記メモリカードの挿入を検知した際、上記第1のリーダライタにより上記メモリカードの登録領域から、保護領域に登録されているコンテンツを読取るための特殊な専用の暗号化されたソフトウエアを読取る第1の読取手段と、上記ICカードの挿入あるいは取出しを検知する第2の検知手段と、この第2の検知手段により上記ICカードの挿入を検知した際、上記第2のリーダライタにより上記ICカードに登録されている暗号化鍵を読取る第2の読取手段と、上記第1の読取手段により読取られた保護領域に登録されたコンテンツを読取る特殊な専用の暗号化されたソフトウエアを、上記第2の読取手段により読取られた暗号化鍵により復号化する復号化手段と、この復号化手段により復号化された保護領域に登録されているコンテンツを読取るための特殊な専用のソフトウエアを用いて上記第1のリーダライタにより上記メモリカードの保護領域に登録されているコンテンツを読取る第3の読取手段と、この第3の読取手段により読取られるコンテンツを出力する出力手段と、上記第1の検知手段により上記メモリカードの取出しを検知した際、あるいは上記第2の検知手段により上記ICカードの取出しを検知した際、あるいは上記出力手段によるコンテンツの出力が終了した際に、上記復号化手段により復号化された保護領域に登録されているコンテンツを読取る特殊な専用のソフトウエアを削除する削除手段とから構成される。
【0011】
カード処理装置1は、メモリカード2内に登録されているコンテンツとしての映像、音楽、情報等を読取り、表示したり、再生したりするものである。
【0012】
カード処理装置1は、操作の指示、選択を行う操作部10、全体を制御するCPU11、制御プログラムが記憶されているとともにデータが記憶されるメモリ12、メモリカードリーダ・ライタ13、ICカードリーダ・ライタ14、映像、音楽、情報等を表示したり、再生したりする出力部15により構成されている。
【0013】
カード処理装置1には、メモリカード2とメモリカードリーダ・ライタ13との接続状態あるいはメモリカード2の挿入状態を検知する検知器(検知手段)16が設けられているとともに、ICカード3とICカードリーダ・ライタ14との接続状態あるいはICカード3の挿入状態を検知する検知器(検知手段)17が設けられている。
【0014】
上記メモリカード2は、図2に示すように、カード処理装置1とのデータのやり取りを行うコンタクト部21、このコンタクト部21に接続されるインターフェース部22、このインターフェース部22に接続されるメモリ制御用LSI23、このメモリ制御用LSI23に接続されデータの記録再生が制御されているメモリ24とから構成されている。
【0015】
メモリ制御用LSI23は、全体を制御する制御部23aとこの制御部23a用の制御プログラムが記録され、データを記録する内部メモリ23bとにより構成されている。
【0016】
メモリ24は、一般領域(登録領域)と保護領域とを有している。一般領域に記録されているデータはカード処理装置1における一般的なソフトウェアにより読取ることができ、保護領域に記録されているデータはカード処理装置1において特殊な専用のソフトウェア(保護領域をアクセスする機能)により読取ることができるようになっている。
上記保護領域には、コンテンツとしての映像、音楽、情報等が登録されている。
【0017】
上記一般領域には、保護領域をアクセスする機能(保護領域に記録されているデータを読取る特殊な専用のソフトウェア)を上記ICカード3に登録されている暗号化鍵と同一の暗号化鍵により暗号化されているものが登録されている。
【0018】
上記ICカード3は、図3に示すように、カード処理装置1とのデータのやり取りを行うコンタクト部31、このコンタクト部31に接続されるインターフェース部32、このインターフェース部32に接続される制御用のCPU33、このCPU33に接続され、制御プログラム等が記録され、データを記録されるメモリ34とから構成されている。
【0019】
メモリ34には、上記メモリカード2に登録されている暗号化されている保護領域にアクセスする機能を復号化する際に用いる暗号化鍵が記録されている。
【0020】
CPU33は、カード処理装置1のCPU11からICカードリーダ・ライタ14を介して供給される暗号化鍵の読取りコマンドに応答して、メモリ34から読み取った暗号化鍵をICカードリーダ・ライタ14を介してカード処理装置1のCPU11に返送するようになっている。
【0021】
次に、上記のような構成において、コンテンツの出力処理を、図1に示す要部におけるデータのやり取りを示す図と、図4乃至図6に示すフローチャートを用いて説明する。
【0022】
すなわち、カード処理装置1の電源がオンの際に、CPU11は操作待ち受け状態となっている(ST1)。この状態において、操作部10によりメモリカード2からのデータの読取りを選択する(ST2)。これにより、CPU11はメモリカード2の挿入待ち状態となる(ST3)。
【0023】
ついで、CPU11は検知器16からの検知信号によりメモリカード2の挿入を判断した場合(ST4)、暗号化されている保護領域にアクセスする機能の読取りコマンドをメモリカードリーダ・ライタ13を介してメモリカード2の制御部23aに送信する(ST5)。
【0024】
これにより、メモリカード2の制御部23aはメモリ24の一般領域に登録されている保護領域をアクセスする機能つまり保護領域に記録されているデータを読取る特殊な専用のソフトウェアの暗号化データを読取り(ST6)、メモリカードリーダ・ライタ13を介してカード処理装置1のCPU11へ返送する(ST7)。
カード処理装置1のCPU11はメモリカード2から供給される暗号化データをメモリ12に記録する(ST8)。これにより、カード処理装置1は、保護領域をアクセスする機能つまり保護領域に記録されているデータを読取る特殊な専用のソフトウェアの暗号化データを取得する。
これにより、CPU11はICカード3の挿入待ち状態となる(ST9)。
【0025】
ついで、CPU11は検知器17からの検知信号によりICカード3の挿入を判断した場合(ST10)、暗号化鍵の読取りコマンドをICカードリーダ・ライタ14を介してICカード3のCPU33に送信する(ST11)。
【0026】
これにより、ICカード3のCPU33はメモリ34に登録されている暗号化鍵を読取り(ST12)、メモリカードリーダ・ライタ13を介してカード処理装置1のCPU11へ返送する(ST13)。
カード処理装置1のCPU11はICカード3から供給される暗号化鍵をメモリ12に記録する(ST14)。これにより、カード処理装置1は、暗号化鍵を取得する。
【0027】
ついで、CPU11はこの暗号化鍵を用いて、上記メモリ12に記録されている保護領域をアクセスする機能つまり保護領域に記録されているデータを読取る特殊な専用のソフトウェアの暗号化データを復号化し、上記メモリ12に記録する(展開する)(ST15)。
【0028】
また、CPU11はメモリ12に展開された、メモリカード2の保護領域にアクセスする機能を使用し、メモリカード2の制御部23aとカード処理装置1のCPU11との間で認証処理を行う(ST16)。
【0029】
ついで、CPU11はこの認証処理が正常に行われた際、コンテンツの読取りコマンドをメモリカードリーダ・ライタ13を介してメモリカード2の制御部23aに送信する(ST17)。
【0030】
これにより、メモリカード2の制御部23aはメモリ24の保護領域に記録されているコンテンツを読取り(ST18)、メモリカードリーダ・ライタ13を介してカード処理装置1のCPU11へ返送する(ST19)。
カード処理装置1のCPU11はメモリカード2から供給されるコンテンツをメモリ12に記録する(ST20)。これにより、カード処理装置1は、コンテンツを取得する。
【0031】
これにより、CPU11は取得したコンテンツとしての映像、音楽、情報等を出力部15により表示したり、再生したりする(ST21)。
【0032】
そして、CPU11は取得したコンテンツを使用し終えた後、上記メモリ12に展開されている、保護領域をアクセスする機能つまり保護領域に記録されているデータを読取る特殊な専用のソフトウェアをメモリ12上から削除する(ST22)。
【0033】
この後、CPU11はメモリカード2、ICカード3の取出しを出力部15により案内する(ST23、24)。
この案内に基づいて、メモリカード2、ICカード3がそれぞれ挿入口から取出される(ST25、26)。
【0034】
上記ステップ16による認証処理が行われた後に、メモリカード2、あるいはICカード3が強制的に取出された際、カード処理装置1のCPU11は上記メモリ12に展開されている、保護領域をアクセスする機能つまり保護領域に記録されているデータを読取る特殊な専用のソフトウェアをメモリ12上から削除する。
【0035】
たとえば、上記ステップ16による認証処理が行われた後に、メモリカード2が強制的に取出された際(ST27)、CPU11は検知器16からの検知信号によりメモリカード2の取出し(強制排出)を判断し、上記メモリ12に展開されている、保護領域をアクセスする機能つまり保護領域に記録されているデータを読取る特殊な専用のソフトウェアをメモリ12上から削除する(ST28)。
【0036】
この後、CPU11はICカード3の取出しを出力部15により案内する(ST29)。この案内に基づいて、ICカード3が挿入口から取出される(ST30)。
また、ICカード3が強制的に取出された際も上記同様に動作する。
【0037】
また、CPU11は、ステップ3において、ICカード3が挿入されても、ICカード3にアクセスせずにメモリカード2が挿入されるのを待つ。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、メモリ24は、一般領域(登録領域)に保護領域をアクセスする機能(保護領域に記録されているデータを読取る特殊な専用のソフトウェア)が上記ICカード3に登録されている暗号化鍵と同一の暗号化鍵により暗号化されているものが登録されている場合について説明したが、これに限らず、第2の実施形態として一般領域(登録領域)にデバイス鍵が上記ICカード3に登録されている暗号化鍵と同一の暗号化鍵により暗号化されているものが登録されている場合も同様に実施できる。
【0038】
この場合、カード処理装置1のメモリ12には、図7に示すように、保護領域をアクセスする機能としての保護領域に記録されているデータを読取る特殊な専用のソフトウェアから上記デバイス鍵を復号化したデータを除いたものが登録されている。
【0039】
次に、上記のような構成において、コンテンツの出力処理を、図7に示す要部におけるデータのやり取りを示す図と、図8乃至図10に示すフローチャートを用いて説明する。
【0040】
すなわち、カード処理装置1の電源がオンの際に、CPU11は操作待ち受け状態となっている(ST1)。この状態において、操作部10によりメモリカード2からのデータの読取りを選択する(ST2)。これにより、CPU11はメモリカード2の挿入待ち状態となる(ST3)。
【0041】
ついで、CPU11は検知器16からの検知信号によりメモリカード2の挿入を判断した場合(ST4)、暗号化されている保護領域にアクセスする機能の読取りコマンドをメモリカードリーダ・ライタ13を介してメモリカード2の制御部23aに送信する(ST5)。
【0042】
これにより、メモリカード2の制御部23aはメモリ24の一般領域に登録されているデバイス鍵の暗号化データを読取り(ST31)、メモリカードリーダ・ライタ13を介してカード処理装置1のCPU11へ返送する(ST32)。
カード処理装置1のCPU11はメモリカード2から供給される暗号化データをメモリ12に記録する(ST33)。これにより、カード処理装置1は、デバイス鍵の暗号化データを取得する。
これにより、CPU11はICカード3の挿入待ち状態となる(ST9)。
【0043】
ついで、CPU11は検知器17からの検知信号によりICカード3の挿入を判断した場合(ST10)、暗号化鍵の読取りコマンドをICカードリーダ・ライタ14を介してICカード3のCPU33に送信する(ST11)。
【0044】
これにより、ICカード3のCPU33はメモリ34に登録されている暗号化鍵を読取り(ST12)、メモリカードリーダ・ライタ13を介してカード処理装置1のCPU11へ返送する(ST13)
カード処理装置1のCPU11はICカード3から供給される暗号化鍵をメモリ12に記録する(ST14)。これにより、カード処理装置1は、暗号化鍵を取得する。
【0045】
ついで、CPU11はこの暗号化鍵を用いて、上記メモリ12に記録されているデバイス鍵の暗号化データを復号化し、上記メモリ12に記録する(ST34)。これにより、CPU11はデバイス鍵の復号化データとデバイス鍵の復号化データが除去されている保護領域に記録されているデータを読取る特殊な専用のソフトウェアとを組合わせることで、そのソフトウェアを正常な状態としてのメディア固有鍵をメモリ12に生成する(ST35)。この後、CPU11は上記メモリ12に記録されているデバイス鍵の復号化データを削除する(ST36)。
【0046】
また、CPU11はメモリ12に展開された、メモリカード2の保護領域にアクセスする機能を使用し、メモリカード2の制御部23aとカード処理装置1のCPU11との間で認証処理を行う(ST16)。
【0047】
ついで、CPU11はこの認証処理が正常に行われた際、コンテンツの読取りコマンドをメモリカードリーダ・ライタ13を介してメモリカード2の制御部23aに送信する(ST17)。
【0048】
これにより、メモリカード2の制御部23aはメモリ24の保護領域に記録されているコンテンツを読取り(ST18)、メモリカードリーダ・ライタ13を介してカード処理装置1のCPU11へ返送する(ST19)。
カード処理装置1のCPU11はメモリカード2から供給されるコンテンツをメモリ12に記録する(ST20)。これにより、カード処理装置1は、コンテンツを取得する。
【0049】
これにより、CPU11は取得したコンテンツとしての映像、音楽、情報等を出力部15により表示したり、再生したりする(ST21)。
【0050】
そして、CPU11は取得したコンテンツを使用し終えた後、上記メモリ12に展開されている、(メディア固有鍵としての)保護領域をアクセスする機能つまり保護領域に記録されているデータを読取る特殊な専用のソフトウェアをメモリ12上から削除する(ST22)。
【0051】
この後、CPU11はメモリカード2、ICカード3の取出しを出力部15により案内する(ST23、24)。
この案内に基づいて、メモリカード2、ICカード3がそれぞれ挿入口から取出される(ST25、26)。
【0052】
上記ステップ16による認証処理が行われた後に、メモリカード2、あるいはICカード3が強制的に取出された際、カード処理装置1のCPU11は上記メモリ12に展開されている、保護領域をアクセスする機能つまり保護領域に記録されているデータを読取る特殊な専用のソフトウェアとしてのメディア固有鍵をメモリ12上から削除する。
【0053】
たとえば、上記ステップ16による認証処理が行われた後に、メモリカード2が強制的に取出された際(ST27)、CPU11は検知器16からの検知信号によりメモリカード2の取出し(強制排出)を判断し、上記メモリ12に展開されている、保護領域をアクセスする機能つまり保護領域に記録されているデータを読取る特殊な専用のソフトウェアをメモリ12上から削除する(ST28)。
【0054】
この後、CPU11はICカード3の取出しを出力部15により案内する(ST29)。この案内に基づいて、ICカード3が挿入口から取出される(ST30)。
また、ICカード3が強制的に取出された際も上記同様に動作する。
[第3の実施形態]
上記第2の実施形態では、同じメディアで作成された複数のメモリカードを使用する場合について説明したが、これに限らず、第3の実施形態として異なるメディアで作成された複数のメモリカードを使用する場合であっても良い。
【0055】
この場合、図11に示すように、メモリカード2の種類ごと(メモリカードa、メモリカードb)に、記録されるコンテンツとデバイス鍵が異なっている。たとえば、メモリカードaにコンテンツ1が登録されており、メモリカードbにコンテンツ2が登録されており、コンテンツ1が登録されているメモリカードaには、デバイス鍵1が登録され、コンテンツ2が登録されているメモリカードbには、デバイス鍵2が登録されている。
【0056】
これにより、メモリカードリーダ・ライタ13にメモリカードaが挿入された場合は、メモリカードaから暗号化されたデバイス鍵1を読み取り、カード処理装置1のメモリ12上に展開することで、メモリカードa内のコンテンツ1を読み取ることできる。
【0057】
次に、メモリカードリーダ・ライタ13にメモリカードbが接続された場合は、メモリカードbから暗号化されたデバイス鍵2を読み取り、カード処理装置1のメモリ12上に展開することで、メモリカードb内のコンテンツ2を読み取ることできる。
[第4の実施形態]
上記第2の実施形態では、同じメディアで作成された1つのコンテンツがメモリカードに登録される場合について説明したが、これに限らず、第4の実施形態として異なるメディアで作成された別々のコンテンツが1つのメモリカードに登録される場合であっても良い。
【0058】
この場合、図12に示すように、1つのメモリカード2に、コンテンツ1、2が登録されており、各コンテンツ1、2に対するデバイス鍵1、2が登録されている。
【0059】
これにより、メモリカードリーダ・ライタ13にメモリカード2が挿入された場合は、メモリカード2から暗号化されたデバイス鍵1あるいはデバイス鍵2を読み取り、カード処理装置1のメモリ12上に展開することで、メモリカード2内のコンテンツ1あるいはコンテンツ2を読み取ることできる。
【0060】
上記したように、第1の実施形態によれば、メモリカードの保護領域にアクセスする機能をICカードに記憶した暗号化鍵で暗号化し、暗号化した情報をメモリカード内に搭載することで、メモリカードの保護領域にアクセスする機能を解析され難くしている。
【0061】
また、ICカードを利用し、複数のメモリカードの保護領域にアクセスする機能を交換して利用し、他の端末等で作成されたコンテンツを利用することができる。
【0062】
また、メモリカードの保護領域にアクセスする機能を、カード処理装置では必要な場合にメモリ上に展開して使用する。メモリカードの保護領域にアクセスする機能自身はメモリカード内にICカードの暗号化鍵で暗号化した状態で格納しておくことで解析されにくくする。
【0063】
さらに、第2乃至第4の実施形態によれば、メモリカードの保護領域にアクセスする機能を、デバイス鍵とし、認証処理等の機能をあらかじめ汎用情報端末装置上に搭載することで、メモリカードの保護領域にアクセスする機能を解析され難くし、及び他のメディア等で作成されたコンテンツを利用することができる
また、デバイス鍵を、個々のメモリカードに置くことで、他のメディア等で作成されたコンテンツ(映像、音楽、情報等)を利用することができる。
【0064】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明によれば、メモリカードの保護領域にアクセスする機能を解析され難くすることができるカード処理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態を説明するためのカード処理システムの概略構成を示す図。
【図2】メモリカードの構成を説明するための図。
【図3】ICカードの構成を説明するための図。
【図4】コンテンツの出力処理を説明するためのフローチャート。
【図5】コンテンツの出力処理を説明するためのフローチャート。
【図6】コンテンツの出力処理を説明するためのフローチャート。
【図7】カード処理システムの概略構成を示す図。
【図8】コンテンツの出力処理を説明するためのフローチャート。
【図9】コンテンツの出力処理を説明するためのフローチャート。
【図10】コンテンツの出力処理を説明するためのフローチャート。
【図11】カード処理システムの概略構成を示す図。
【図12】カード処理システムの概略構成を示す図。
【符号の説明】
1…カード処理装置
2…メモリカード
3…ICカード
10…操作部
11…CPU
12…メモリ
13…メモリカードリーダ・ライタ
14…ICカードリーダ・ライタ
15…出力部
16…検知器
17…検知器
21…コンタクト部
22…インターフェース部
23…メモリ制御用LSI
23a…制御部
23b…内部メモリ
24…メモリ
31…コンタクト部
32…インターフェース部
33…CPU
34…メモリ

Claims (1)

  1. コンテンツが登録されている保護領域と、保護領域に登録されているコンテンツを読取るための特殊な専用のソフトウエアが暗号化されて格納された登録領域を有するメモリカードと、上記暗号化に対する暗号化鍵が登録されているICカードとを扱うカード処理装置において、
    上記メモリカードの保護領域に登録されているコンテンツを読取るとともに、上記メモリカードの登録領域から、保護領域に登録されているコンテンツを読取る特殊な専用の暗号化されたソフトウエアを読取る第1のリーダライタと、
    上記ICカードに登録されている暗号化鍵を読取る第2のリーダライタと、
    上記メモリカードの挿入あるいは取出しを検知する第1の検知手段と、
    この第1の検知手段により上記メモリカードの挿入を検知した際、上記第1のリーダライタにより上記メモリカードの登録領域から、保護領域に登録されているコンテンツを読取るための特殊な専用の暗号化されたソフトウエアを読取る第1の読取手段と、
    上記ICカードの挿入あるいは取出しを検知する第2の検知手段と、
    この第2の検知手段により上記ICカードの挿入を検知した際、上記第2のリーダライタにより上記ICカードに登録されている暗号化鍵を読取る第2の読取手段と、
    上記第1の読取手段により読取られた保護領域に登録されたコンテンツを読取る特殊な専用の暗号化されたソフトウエアを、上記第2の読取手段により読取られた暗号化鍵により復号化する復号化手段と、
    この復号化手段により復号化された保護領域に登録されているコンテンツを読取るための特殊な専用のソフトウエアを用いて上記第1のリーダライタにより上記メモリカードの保護領域に登録されているコンテンツを読取る第3の読取手段と、
    この第3の読取手段により読取られるコンテンツを出力する出力手段と、
    上記第1の検知手段により上記メモリカードの取出しを検知した際、あるいは上記第2の検知手段により上記ICカードの取出しを検知した際、あるいは上記出力手段によるコンテンツの出力が終了した際に、上記復号化手段により復号化された保護領域に登録されているコンテンツを読取る特殊な専用のソフトウエアを削除する削除手段と、
    を具備したことを特徴とするカード処理装置。
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