JP3805663B2 - 眼科装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被検眼の左右を検出することのできる眼科装置に関する。
【0002】
【従来技術】
被検眼眼底を撮影する眼底カメラや眼屈折力測定装置等、被検眼を片眼ずつ検査する検眼部を基台に対して左右方向に移動して検査する眼科装置においては、被検眼の左右を検出する機構を有しているものが知られている。従来、左右眼の検出機構はフォトセンサと反射板を利用して光学的に行うもの、検眼部の移動にて行われるマイクロスイッチの入力のオン/オフやポテンショメータの駆動量にて左右眼の検出を行うものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、スリットランプ等の従来左右眼検出を必要としない眼科装置に、新たに左右眼検出機構を設けようとする場合、光学的に検出を行うためには大幅な設計変更が必要となってしまう。また、マイクロスイッチやポテンショメータ等を使用した接触式の検出機構では構成要素が多くなるとともに、耐久性に問題が残る。
上記従来技術の問題点に鑑み、簡単な機構で非接触式にて被検眼の左右を検出することのできる眼科装置を提供することを技術課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
(1) 被検眼を片眼ずつ検査する検査部を搭載する移動台を基台に対して被検眼の左右方向に移動して検査する眼科装置において、前記基台の上面対向するように前記移動台に設けられた磁気センサと、前記基台の上面に表れないように基台内部又は底部に設けられた磁気発生手段であって、被検眼の片方を検眼するために前記移動台を移動したときの前記磁気センサの相対的な移動範囲に対応させて配置された磁気発生手段とを備え、前記磁気センサの出力を被検眼の左右検出に使用する構成としたことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本実施形態で使用するスリットランプを検者(術者)側から見た図である。本実施の形態で使用するスリットランプは被検眼を撮影し、その画像データをパーソナルコンピュータ等の外部記憶装置に送信する機能を備えたものである。
【0006】
1はスリットランプ本体である。スリットランプ本体1は、照明部10及び顕微鏡部20からなる検眼部を、基台3に対して前後左右に移動させるための移動部(移動台)2を有している。4は基台3の上面より上側に設けられた軸部であり、移動部2内を挿通している。このため移動部2は軸部4にガイドされて紙面左右方向に摺動可能となっている。また、軸部4の両端には図示なき車輪が取り付けられており、基台3上に設置されている図示なきレール上を前後方向(紙面鉛直方向)に移動可能となっている。5はレールカバーであり、基台3上を紙面鉛直方向に延びるレールを覆っている。軸部4の車輪はレールカバー5によってレールから外れないようになっている。
【0007】
6は移動部2に設けられているジョイスティックである。ジョイスティック6を使用することによって、上述した移動機構を有する移動部2を基台3の面上で前後左右に粗動及び微動させることができる。また、頂部に設けられているスイッチ6aによって被検眼の撮影が可能である。スリットランプの移動機構については既存の移動機構を用いているため、さらなる詳細な説明は割愛する。
【0008】
基台3には被検者(患者)を固定するための顎載せ台、額当て等を備えるヘッドレスト30が取り付けられている。ヘッドレスト30は基台3の左右方向の略中央に設けられており、移動部2を基台3の中央より左側又は右側に移動することにより、被検眼を片眼ずつ検査する。7は電源ボックス、8は被検眼像を画像データとして図4に示すパーソナルコンピュータ(以下、PCと記す)65に取り込む際に、被検眼の左右情報をPC65側に送信するためのケーブルである。
【0009】
10は被検眼(患者眼)へ照明光を照射するための照明部であり、内部には後述する各種光学部材が備わっている。20は被検眼を観察するための顕微鏡部であり、その内部には後述するCCDカメラ64等を持つ観察光学系が配置されている。22は図4に示すPC65に被検眼像を送信するためのケーブルである。
【0010】
図2は左右眼の検出を行うための構成を説明するための断面図である。ここでは左右眼の検出に直接関係のない構成要素は省略している。
40は磁気発生手段となるシート状の磁石、41は移動部2の下部中央に設置され、磁石40から発せられる磁気を検出する磁気センサである。磁石40は基台3を2等分割する中心軸L(検者側を正面としている)より左側の基台底面に設けられた凹部3aに貼り付けられている。このため磁石40は基台3の上面に表れずに外観上見えないようになっている。したがって、スリットランプのように左右方向の移動に必要な範囲に対して移動部2の幅が十分に狭いものであっても、基台3の上面からは磁石40が見えないため、外観上見苦しいこともない。なお、磁石40は基台3の底面に設けられた凹部3aに設置されるものとしているが、これに限るものではなく、基台3の内部に埋埴するようにしてもよい。
【0011】
また、磁石40のシートの大きさ(面積)は、被検者の右眼を観察するために本体1を移動させたとき、移動部2の下部に設けられた磁気センサ41にて磁気を検出できるだけの大きさを有している。また、磁石40はS極が上側(基台上面側)となるように貼り付けられている。磁気センサ41は図3に示すようにS極側の磁気を検出するとLowレベルの出力信号を発し、N極側及び磁気を検出しない場合には、Highレベルの出力信号を発するような特性のものを使用している。なお、本実施の形態ではS極を検出する磁気センサを使用するものとしているが、これに限るものではなく、N極を検出する磁気センサを用いることもできる。この場合には磁石40のN極を上側にしておけばよい。
【0012】
次に、スリットランプ1内部の光学系を図4に示し説明する。図4において、照明部10内部には照明光源50が備えられ、照明光源50より出射した可視光束はコンデンサレンズ51を透過した後、可変アパーチャ52により高さを、可変スリット板53により幅を決定され、スリット状の光束に形成される。可変スリット板53を通過したスリット照明光は投影レンズ54を介した後、プリズムミラー55で反射されて被検者眼Eを照明する。
【0013】
顕微鏡部20の内部には左右の観察光路で共用される対物レンズ56と、左右の各光路に配置された変倍レンズ群57、結像レンズ58、正立プリズム59、視野絞り60、接眼レンズ61を備える。また、左右の観察光路のどちらか一方に設置される変倍レンズ群57と結像レンズ58との間にはビームスプリッタ62が配置されている。ビームスプリッタ62にて上方に反射される光束は結像レンズ63を経て、視野絞り60と共役な位置に置かれるCCDカメラ64にて受光され、CCDカメラ64により被検眼の前眼部像等が撮像される。CCDカメラ64にて撮像された被検眼像はケーブル22を経て、PC65に常時送られている。
【0014】
以上のような構成を備えるスリットランプにおいて、図5に各種の信号流れを示すブロック図を示し、その動作を説明する。
被検者の顔をヘッドレスト30に保持させ、ジョイスティック6を使用して図4に示す観察光軸L1を被検眼に合わせるように本体1を移動させる。このとき被検眼の右眼を観察する場合には、移動部2は磁石40が設置されている基台場所まで移動することとなる。磁石40が設置されている場所まで移動部2が移動すると、磁気センサ41は磁石40の磁気を検出することとなる。磁気センサ40によって磁石40の磁気が検出されている間は、磁気センサ41からはLowレベルの信号がケーブル8を介してPC65へ常時出力されることとなる。
【0015】
ジョイスティック6に設けられたスイッチ6aを押すと、その信号はケーブル8を介してPC65へ送信される。PC65にてスイッチ6aからの信号を受け取ると、PC65はケーブル8から送信されてくるLowレベルの信号に基づいて、右眼である旨の情報をCCDカメラ64から送られてくる画像データに付与し、ハードディスク内に記憶させる。
【0016】
また、ジョイスティック6を使用して移動部2を移動させ、被検眼の左眼を観察している場合には、磁気センサ41は磁石40の磁気を検出しない。このとき磁気センサ41はHighレベルの信号をPC65へ送信することとなる。スイッチ6aが押されると、PC65側はケーブル8から送信されてくるHighレベルの信号に基づいて、左眼である旨の情報をCCDカメラ64から送られてくる画像データに付与し、ハードディスク内に記憶させる。
【0017】
このようにPC65では、PC65側にて受け取っている磁気センサ41からの信号を基に左右眼の判別をし、スイッチ6aが押された時点において、被検眼の画像データを静止画像として記憶すると共にその記憶画像データに左右眼を示すための情報を付与する。
【0018】
以上の実施の形態では、基台3側に磁石40を、本体側に磁気センサ41を設けるものとしたが、これに限るものではない。反対に基台3側に磁気センサ41を、本体1下部(移動部2の下部)に磁石40を設けるようにしてもよい。
【0019】
また、本実施の形態では基台3の左側に磁石40を設置しているが、これに限るものではなく、右側に設置されていてもよい。この場合には、被検眼の左眼に対して装置本体1を合わせたときに磁気センサ41からLowレベルの信号が発信することとなる。
【0020】
さらに、本実施の形態ではスリットランプを例に取って説明したが、これに限るものではない。例えば他覚式眼屈折力測定装置、眼底カメラや非接触式の眼圧計等、左右の被検眼を各々測定するための眼科装置にも適用することができる。
【0021】
【発明の効果】
以上のように、本発明では磁気発生手段と磁気センサとを用いることにより、簡単な機構で非接触式にて被検眼の左右を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スリットランプの外観を示した図である。
【図2】検者側から見たときの左右眼検知機構を示した部分断面図である。
【図3】磁気センサの特性を示した図である。
【図4】スリットランプの光学系を示した図である。
【図5】スリットランプから出力される信号の流れを示したブロック図である。
【符号の説明】
1 スリットランプ本体
2 移動部
3 基台
3a 凹部
4 軸部
8 ケーブル
22 ケーブル
40 磁石
41 磁気センサ
64 CCDカメラ
65 パーソナルコンピュータ

Claims (1)

  1. 被検眼を片眼ずつ検査する検査部を搭載する移動台を基台に対して被検眼の左右方向に移動して検査する眼科装置において、前記基台の上面対向するように前記移動台に設けられた磁気センサと、前記基台の上面に表れないように基台内部又は底部に設けられた磁気発生手段であって、被検眼の片方を検眼するために前記移動台を移動したときの前記磁気センサの相対的な移動範囲に対応させて配置された磁気発生手段とを備え、前記磁気センサの出力を被検眼の左右検出に使用する構成としたことを特徴とする眼科装置。
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