JP3805535B2 - パルスレーザ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、光増幅を利用して高出力かつ高指向性なレーザ光を得るパルスレーザ装置に関するもので、詳しくは、レーザ多段増幅装置を構成する各増幅器に入射する光ビームのレーザ発振開始時刻およびパルス幅を制御する手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
(1)従来技術の構成
発振器と複数個の増幅器により構成されるレーザ多段増幅装置は、発振器により発生された指向性の良いレーザ光を光増幅により高出力のレーザ光にできるため、穴あけ、溶接、切断等の加工や同位体分離等の光化学反応に用いることができる。特に、パルス発振を行う銅蒸気レーザを励起源とした色素レーザ多段増幅装置は、kW級の高出力かつ高指向性レーザ光を得ることができ、レーザ同位体分離等に適用されている。
【0003】
図12は、例えば、特開平8−97493号公報に記載された従来の色素レーザ多段増幅システムの構成を簡略化して示すものである。図12において、1はパルス発振を行う銅蒸気レーザ装置等の励起レーザ装置であり、最大100mm程度の大口径ビームを発生する。2はレーザから出射された励起レーザ光、3は励起レーザ光2を複数のビームに分割かつ集光するレンズアレイ等により構成した光分割器、4は分割かつ集光された光ビーム、5は光ビーム4を光ファイバ入射口に入れる光結合装置、6は光ビーム4を入射する光ファイバ入射口、7は光ファイバ入射口6に入射した光ビームを色素レーザ多段増幅装置8まで伝送する複数の光ファイバ、9は指向性の良いレーザ光を発生する発振器、10〜13は発振器から出射されるレーザ光を光増幅する4個の増幅器である。10は第1段目の増幅器、11は第2段目の増幅器、12は第3段目の増幅器、13は第4段目の増幅器である。14は光ファイバから出射される光ビーム、15は光ビーム14を発振器9ないしは増幅器10〜13に照射する1枚ないしは複数の光学部品で構成した転写光学系、16は光増幅された色素レーザ光である。 図13は、光結合装置に用いた分割器の一例としての矩形状のレンズアレイの構成図であり、矩形の集光レンズをX方向に5個、Y方向に5個並べて構成した場合を示している。17はレンズアレイを構成するエレメントであり、エレメントの1辺の長さは20mm程度で、1つのエレメントを通過したビームが1本の光ファイバに入射される。
【0004】
(2)従来技術の動作
次に上記従来例の動作について説明する。励起レーザ装置1から出射された励起レーザ光2を光分割器3により複数の光ビーム4に分割して集光する。この光ビーム4を光結合装置5により光ファイバ入射口6から複数の光ファイバ7に入射する。光ファイバ7から出射された光ビーム14を転写光学系15により縮小し、増幅器10〜13の色素溶液が流れている領域に照射する。このレーザ光は色素溶液中の色素分子にエネルギーを与えて上記色素分子を励起する。この際、発振器9で発生した高指向性なレーザ光を順次増幅器10〜13に通過させると、上記色素分子のエネルギーを吸収しながら光増幅が起こり、パルス発振を行う高指向性な色素レーザ光16を発生することができる。
【0005】
ここで、レーザ出力が数100W〜kW級の色素レーザ多段増幅装置において最大のレーザ出力を得るためには、1段目から4段目の増幅器10〜13に入射する光ビームの強度を、図14で示す強度割合に設定する必要がある。第1段目の増幅器10に入射するレーザ出力を1とおくと、第2段目の増幅器11により3倍、第3段目の増幅器12により6倍、第4段目の増幅器13により10倍となり、増幅器10〜13で用いる全レーザ強度は20倍(=1+3+6+10)となる。よって、光分割器3により分割するビーム数は20本の倍数となる。なお、ビーム分割数を多くすると高価な光ファイバ等の部品コストが高くなるので、最適なビーム分割数は20本程度となる。例えば、円形ビームに対して図13に示すレンズアレイを用いて、かつ、レンズアレイの角に当たる上下端部の4カ所のエレメントを使用しない場合、全エレメントの個数は21個となり、上記の最適なビーム分割数に近い条件を得ることできる。
【0006】
また、パルス的に発振しているレーザ光を効率よく光増幅するために、各増幅器へ照射する光ビームのパルス波形(パルス幅)をほぼ等しく、かつ、色素レーザ光16が増幅器を通過する同じ時刻に光ビームをその増幅器に入射する必要がある。通常は、光ファイバの長さを調整することにより、各増幅器の光ビームのパルス幅および光ビームと色素レーザ光のパルスタイミングを合わせている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
(1)従来技術の問題点
以上のような従来のパルスレーザ装置においては、励起レーザ装置として銅蒸気レーザ装置を用いた場合、ヘリウムやネオン等の気体を用いて放電によりレーザ発振を起こす。特に、縦放電型の銅蒸気レーザ装置では、放電管の周辺部から中央部に向かって放電が発生するため、光ビームの強度、レーザ発振開始時刻およびレーザ発振時間(パルス幅)が空間的分布を有する。ここで、気体のガス圧力や銅蒸気量等のレーザ媒質の条件が変わると、上記のレーザ特性が変化する。例えば、銅蒸気レーザ装置の場合、ガス圧力が数10Torr変化するとレーザ発振開始時刻ないしはパルス幅は数10ns変化する。また、複数の銅蒸気レーザ装置で構成したレーザ多段増幅装置を励起レーザ装置1として用いた場合、各増幅器を通過するレーザ光の位置が変わると、最終段の増幅器から出射されるレーザ特性が変化する。よって、レンズアレイの各エレメントを通過し、色素レーザ多段増幅装置を構成する各増幅器へ照射される光ビームのパルス立ち上がり時刻とパルス幅が変化する。この際、各増幅器に入射される光ビームと光増幅される色素レーザ光のパルスタイミングがずれ、全ての増幅器のパルス幅が等しくならなくなる。このため、色素レーザ多段増幅装置により高効率的に光増幅を行うことができないという問題点があった。
【0008】
また、光ファイバの切断により光ファイバ長(ファイバ内のレーザ光の伝播時間:約20cm/ns)を変えて、各増幅器に入射される光ビームのパルス立ち上がり時刻を調整することができるが、切断した光ファイバ端面を研磨する必要があり、切断および取り付けに過大の時間を要するという問題点があった。
【0009】
また、別の1個の光ファイバを継ぎ足すことにより増幅器への光ビーム14の伝送時間を長くできるが、この際、2つの光ファイバの接続部により光ビーム14が効率良く伝送することが難しいため、レーザ強度が低下するという問題があった。
【0010】
(2)発明の目的
この発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、励起レーザ装置を複数のレーザ装置により構成し、各励起レーザ装置のレーザ発振開始時刻を設定するレーザ発振制御装置を設けることにより、レーザ多段増幅装置を構成する各増幅器へ照射される光ビームと光増幅される色素レーザ光のパルスタイミングを合わせて、各増幅器に入射される光ビームのパルス幅を等しくして、高出力かつ安定なパルスレーザ装置を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明に係るパルスレーザ装置は、発振器と複数の増幅器により構成されたレーザ多段増幅装置と、前記複数の増幅器の台数より多くの台数で構成され、励起レーザ光を出射する複数の励起レーザ装置と、前記励起レーザ光を光ファイバ入射口に入射する光結合装置と、前記光ファイバ入射口に入射された励起レーザ光を伝送する複数の光ファイバと、前記光ファイバから出射された光ビームを前記増幅器に照射する1つ以上の光学部品で構成される転写光学系と、基準信号発生装置により発生された基準信号に基づき、前記各励起レーザ装置のレーザ発振開始時刻を指令する制御信号の発生時間を調整する複数の設定部を有するレーザ発振制御装置とを備え、前記レーザ発振制御装置は、前記複数の設定部に対応して、光ファイバないしは励起レーザ装置の番号の表示、増幅器の番号の表示、または光ファイバ及び増幅器の番号を同時に表示のうちいずれかの表示をしたものである。
【0016】
請求項の発明に係るパルスレーザ装置は、前記励起レーザ装置を、複数の固体レーザ装置により構成したものである。
【0017】
請求項の発明に係るパルスレーザ装置は、前記固体レーザ装置のレーザ媒質にYAGを用いたものである。
【0018】
請求項の発明に係るパルスレーザ装置は、前記固体レーザ装置の励起レーザ媒質にYAGを用いて、前記励起レーザ装置により発生されたレーザ発振波長を波長変換するための波長変換素子を設けたものである。
【0019】
請求項の発明に係るパルスレーザ装置は、前記光結合装置が、前記励起レーザ装置の所定配列に対応した配列からなる単一集光光学系から構成され、前記各光ファイバ入射口が前記集光光学系の集光点に配置されるものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を添付図面について説明する。
【0021】
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係るパルスレーザ装置の構成図である。このパルスレーザ装置は5台の励起レーザ装置1を使用し、縦方向に配置した場合であり、各増幅器に用いる光ファイバ7の本数を、増幅器(AMP1)10で1本、増幅器(AMP2)11で1本、増幅器(AMP3)12で1本、増幅器(AMP4)13で2本とした。18はレーザ発振制御装置、19は設定部、20は制御信号、21は基準信号発生装置、22は基準信号、23は例えばA〜Eの記号で表した光ファイバの番号である。図1では、これらの番号を複数の設定部19の下側に記号を配置した場合を示すが、上側ないしは左右側に配置してもよい。
【0022】
なお、上述の説明では、光ファイバ7に番号を付ける場合を述べたが、励起レーザ装置1と光ファイバ7は1対1に対応しているので、図1に示すように励起レーザ装置1に番号を付けてもよい。
【0023】
次に、この実施の形態1の動作について説明する。図1により、基準信号発生装置21により発生される基準信号22を設定部19に入力する。この基準信号22を基準にして、レーザ発振制御装置18によりレーザ発振開始時刻を指令する制御信号20を発生し、設定部19の設定を変えることにより、制御信号20を調整し、この制御信号20を各励起レーザ装置1に出力する。各励起レーザ装置1はこの制御信号20により設定された所定の時刻にレーザ発振を起こす。設定部19は、電気的ないしは光学的な回路により構成される。
【0024】
ここで、各増幅器10〜13へ照射される光ビームのパルスタイミングがずれた場合、レーザ光16の強度が低下するので、レーザ光16の強度が最大になるように、設定部19により各励起レーザ装置1(A〜E)のレーザ発振開始時刻を調整する。
【0025】
以下に、この手順を述べる。まず、レーザ光16を測定するため、図示しないパワーメータ等のレーザ強度検出器をレーザ多段増幅装置8の最終段の増幅器13の出射口に配置し、これにレーザ多段増幅装置8から出射されるレーザ光16を入射する。次に、前段の増幅器から順次後段の増幅器の設定部19の調整を行う。増幅器10の調整時に、増幅器11、増幅器12と増幅器13に光ビームを供給する励起レーザ装置の運転を停止して各増幅器に入射する光ビームを遮断する。設定部19(E)によりAMP1に対応する励起レーザ装置1(E)のレーザ発振開始時刻を前後に変化させて、レーザ光16の強度が最大になるように調整する。その後、以下の手順を繰り返す。増幅器11の調整時に、上記と同様に、増幅器12と増幅器13に入射する光ビームを遮断する。設定部19(D)により増幅器11に対応する励起レーザ装置1(D)のレーザ発振開始時刻を前後に変化させて、レーザ光16の強度が最大になるように調整する。増幅器12の調整時に、増幅器13に入射する光ビームを遮断する。設定部19(C)により増幅器12に対応する励起レーザ装置1(C)のレーザ発振開始時刻を前後に変化させて、レーザ光16の強度が最大になるように調整する。最後に、増幅器13の調整時に、設定部19(BとA)により増幅器13に対応する励起レーザ装置1(BとA)のレーザ発振開始時刻を前後に変化させて、レーザ光16の強度が最大になるように調整する。例えば、設定部19(B)により、レーザ光の強度が最大となるように設定した後、設定部19(A)により、レーザ光の強度が最大となるように調整する。
【0026】
同型の励起レーザ装置を用いた場合、各励起レーザ光2のパルス幅は等しい。よって、レーザ発振制御装置18の設定部19の調整を行い、各励起レーザ光2が所定の増幅器まで伝送される時間を一致させることにより、各増幅器のパルス波形(パルス幅)を等しくすることができる。また、同型の励起レーザ装置を用いた場合、保守の点で部品の交換が容易になる。
【0027】
また、図1に示すように、設定を行う光ファイバ7の番号(A〜E)をその設定部の近くに表示すると、視覚的に、設定部19と光ファイバ7の対応が分かるので、設定部の操作のミスを防止できる。
【0028】
以上のように、本実施の形態1によれば、励起レーザ装置1を複数のレーザ装置1(A〜E)により構成し、各励起レーザ装置1(A〜E)のレーザ発振開始時刻を設定するレーザ発振制御装置を設けることにより、レーザ多段増幅装置を構成する各増幅器10〜13へ照射される光ビーム14と光増幅される色素レーザ光16のパルスタイミングを合わせて、各増幅器10〜13に入射される光ビーム14のパルス幅を等しくすることができるので、高出力かつ高指向性なパルスレーザ装置を得ることができる。
【0029】
また、設定を行う光ファイバ7の番号をその設定部19の近くに表示すると、視覚的に、設定部19と光ファイバ7の対応が分かるので、設定部19の操作ミスを防止できる。
【0030】
なお、上記実施の形態1では、パルスレーザ装置として、色素レーザ多段増幅装置に対して説明したが、例えば、複数の光ファイバ7を用いたレーザ加工装置やレーザ医療装置であってもよく、上記と同様の効果を奏する。
【0031】
また、上記実施の形態1では、光ビーム14を各増幅器の片側から照射した場合に対して説明したが、光ビーム14を各増幅器10〜13の両側から照射した場合でも、上記と同様の効果を奏する。
【0032】
実施の形態2.
図2は、この発明の実施の形態2によるパルスレーザ装置の構成図である。図2では、レーザ発振制御装置18、基準信号発生装置21および励起レーザ装置1以外の部分は図1と同様であるため省略した。24は、例えば、AMP1〜AMP4の記号で示した各増幅器の番号である。図24では、これらの番号を複数の設定部19の下側に記号を配置した場合を示しているが、上側ないしは左右に配置してもよい。
【0033】
次に、この実施の形態2の動作について説明する。各励起レーザ装置に対するレーザ発振制御装置18の設定の手順は、上記実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。図1で述べた光ファイバ7の番号23と同様に、設定を行う増幅器10〜13の番号24をその設定部19の近くに表示すると、これらの番号により設定部19と増幅器10〜13の対応が分かるので、設定部19の操作のミスを防止できる。なお、設定する光ファイバ7の番号および増幅器10〜13の番号を設定部19の近くに表示してもよい。
【0034】
以上のように、この実施の形態2によれば、設定を行う増幅器10〜13の番号をその設定部19の近くに表示することにより、視覚的に、設定部19と光ファイバ7の対応が分かるので、設定部19の操作ミスを防止できる。
【0035】
実施の形態3.
図3は、この発明の実施の形態3によるパルスレーザ装置の構成図である。この実施の形態3は、例えば25台の励起レーザ装置1を用いて、縦方向に5台、横方向に5台配置した場合である。図3では、レーザ発振制御装置18、基準信号発生装置21および励起レーザ装置1以外の部分は図1と同様であるので省略した。23は、A〜Eおよび1〜5の記号の組み合わせ(例えば、A1〜A5、B1〜B5、C1〜C5、E1〜E5)で示す光ファイバの番号である。図3では、これらの番号を複数の設定部19の左側および下側に記号を配置した場合を示すが、上側ないしは左右に配置してもよい。
【0036】
なお、上記説明では、光ファイバに番号を付ける場合を述べたが、励起レーザ装置1と光ファイバは1対1に対応しているので、図3に示すように、励起レーザ装置1に番号を付けてもよい。
【0037】
次に、この実施の形態3の動作について説明する。各励起レーザ装置1に対するレーザ発振制御装置18の設定の手順は、上記実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。
【0038】
図3では、2次元的に配置した励起レーザ装置1から出射される各励起レーザ光2を伝送する光ファイバの番号23を、設定を行う設定部19の左側と下側に表示する。この際、設定部19に表示する光ファイバの番号23と光ファイバの配置(A1〜E5)を対応して表示する。
【0039】
以上のように、この実施の形態3によれば、励起レーザ装置1を2次元的に配置した場合、設定を行う光ファイバの番号をその設定部19の近くに2次元的に表示することにより、視覚的に、設定部19と光ファイバの対応が分かるので、設定部19の操作ミスを防止できる。
【0040】
実施の形態4.
図4は、この発明の実施の形態4によるパルスレーザ装置の構成図である。この実施の形態4では、励起レーザ装置1の台数が22台で、図4に示したように、22本の光ファイバを用いた場合であり、各増幅器に用いる光ファイバ本数をAMP1で2本、AMP2で4本、AMP3で6本、AMP4で10本とした場合である。24は、例えば、AMP1〜AMP4の記号で示す増幅器の番号である。図4では、これらの番号を複数の設定部19の上側に記号を配置した場合を示すが、下側に配置してもよい。
【0041】
図5は、この実施の形態4の他のパルスレーザ装置の構成図である。図4により述べたように、22本の光ファイバを用いる場合であり、設定部19を1列ないしは複数列に配置し、その設定部19の左側に、1個のAMP1からAMP4の記号を表示した。図4では、これらの番号を複数の設定部19の左側に記号を配置した場合を示すが、右側ないしは上下側に配置してもよい。
【0042】
図4では、2次元的に配置した励起レーザ装置1から出射される励起レーザ光2を入射する増幅器の番号24を、設定を行う設定部19の上側に表示する。この際、各増幅器に対応する設定部19を1列に配置し、各々の設定部19に1個の増幅器の番号を表示する。
【0043】
図5では、2次元的に配置した励起レーザ装置1から出射される励起レーザ光2を入射する増幅器の番号24を、設定を行う設定部19の右側に表示する。この際、各増幅器に対応する設定部19を1群(1列ないしは複数の列)に配置し、1群の設定部19に1個の増幅器の番号を表示する。
【0044】
以上のように、この実施の形態4によれば、励起レーザ装置を2次元的に配置した場合、設定を行う増幅器の番号をその設定部19の近くに2次元的に表示することにより、視覚的に、設定部19と光ファイバの対応が分かるので、設定部の操作ミスを防止できる。
【0045】
実施の形態5.
図6は、この発明の実施の形態5によるパルスレーザ装置の構成図である。この実施の形態5は、図5により示した設定部19に表示する増幅器の番号24に加えて、図4に示した光ファイバの番号23(A1〜E2)を各設定部19の上側に表示した場合である。図6では、これらの番号を複数の設定部19の上側に記号を配置した場合を示すが、下側ないしは左右側に配置してもよい。
【0046】
図6では、2次元的に配置した励起レーザ装置1から出射される励起レーザ光2を入射する増幅器の番号24を、設定を行う設定部19の右側に表示する。同時に、励起レーザ光2を伝送する光ファイバの番号23を、設定を行う設定部19の上側に表示する。この際、増幅器の番号24は、図5と同様に表示し、各々の設定部19に1個の光ファイバの番号23を表示する。
【0047】
実施の形態6.
図7は、この発明の実施の形態6によるレーザ装置の構成図である。この実施の形態6では、励起レーザ装置1として用いる固体レーザ装置以外の部分は図1と同様であるので、1個の励起レーザ装置1以外の部分は省略した。図7では、例えば、レーザ媒質の側面から半導体レーザ光を照射する半導体励起固体レーザ装置を示す。25は固体レーザ装置、26はYAG(構造式:Yl512)、リサフ(LiSrAiF)、チタンサファイヤ等の結晶を用いたレーザ媒質、27は半導体レーザ、28は半導体レーザを駆動する電源、29および30はレーザ光をレーザ媒質26内に閉じ込める共振器ミラーであり、29は発振波長に対して全反射するミラー、30は発振波長に対して部分透過するミラーである。
【0048】
図8と図9は、本実施の形態6による他のレーザ装置の構成図であり、励起レーザ装置1の以外の部分は省略した。これらの図8および9において、レーザ装置の構成要素25〜30は図7とほぼ同様のものであり、31は固体レーザ装置により発生されたレーザ光の波長を変換する波長変換素子である。例えば、1/2倍の波長を得る際には、KTP(構造式:KTiOPO)、BBO(BaB)、KN(KNbO)等のSHG(Second Harmonic Generation)結晶が用いられる。図8は、波長変換素子31を共振器ミラー30の外部に置いた場合であり、図9は、波長変換素子31を共振器ミラー30の内部に置いた場合である。図9において、32は固体レーザ装置25から出射されたレーザ光である。
【0049】
次に、この実施の形態6の動作について説明する。図7において、図示しない基準信号発生装置21とレーザ発振制御装置18(図1参照)の動作は上記実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。まず、レーザ発振制御装置18により発生されたレーザ発振開始時刻を指令する制御信号20を半導体レーザ駆動電源28に入力する。この信号に従い、半導体レーザ駆動電源28から半導体レーザ27に電力が供給され、半導体レーザ光が発生する。次に、このレーザ光をYAG等により構成したレーザ媒質26の側面に入射する。このレーザ光はレーザ媒質26に吸収され、レーザ媒質26は吸収したエネルギーを半導体レーザ光とは異なる波長のレーザ光として放出する。この放出されたレーザ光を共振器ミラー29および30によりレーザ媒質26内に閉じ込めて光増幅を行うと同時に、このレーザ光を部分透過ミラーよりなる共振器ミラー30側から一部を取り出すことにより励起レーザ光2を得る。
【0050】
図7では、レーザ媒質26の側面から半導体レーザ光を照射する場合について示したが、レーザ媒質26の片端に配置した共振器ミラー29の外側に半導体レーザ27を配置し、共振器ミラー29を通して半導体レーザ光をレーザ媒質26に照射してもよい。但し、この場合、半導体レーザ光が通過するように、半導体レーザ光に対する共振器ミラー29の透過率を設定する。
【0051】
また、図8および図9において、固体レーザ装置25から出射されたレーザ光32を波長変換素子31に入射する。この際、SHGを効率よく発生するために、レーザ入射角と波長変換素子31の温度を調整し、固体レーザ装置25から出射されたレーザ光32の入射角を波長変換素子31の位相整合角に合うように設定する。
【0052】
最近、固体レーザ装置25と波長変換素子31を組み合わせた固体レーザ装置の研究が盛んに行われている。銅蒸気レーザ装置の場合、発振波長は510nmと578nmであり、レーザ装置の長さが約3000cmの場合に出力500W程度のレーザ光が得られるが、径方向にレーザビーム強度分布を有する欠点がある。これに対して、YAGを用いた固体レーザ装置では、発振波長は1060nmであり、レーザ媒質長が約30cmの場合に、出力100W程度の一様なビーム強度を有するレーザ光を得ることができる。ここで、SHGにKTPを用いてYAGレーザ光を2倍波変換する場合の変換効率はほぼ50%以下であるので、YAGレーザ装置とSHGを組み合わせることにより、発振波長532nmにて50Wのレーザ出力が得られる。従って、上記の銅蒸気レーザの約500W程度までのレーザ出力を得るには、10個の半導体励起固体レーザ装置が必要であるが、装置長さは1/100となるので、全装置寸法は1/10となり、レーザ装置がコンパクトになる。この際、10個の半導体励起固体レーザ装置を2次元的に配置すれば、さらなるコンパクト化を図ることができる。
【0053】
なお、可視レーザ光の場合、1本の光ファイバに入射できるレーザ出力の最大値は200W程度であるので、上述した50W以下の出力を1個の光ファイバに入射することは問題ない。
【0054】
ここで、各増幅器へ照射される光ビームのパルスタイミングがずれた場合、レーザ光16の強度が低下するので、レーザ光16の強度が最大になるように、設定部19により各励起レーザ装置1(A〜E)のレーザ発振開始時刻を調整する。但し、各増幅器に入射される光ビームのパルス幅の調整手順は上記実施の形態1と同様であるので、説明は省略する。同型の固体レーザ装置を用いた場合、励起レーザ光2のパルス幅は等しい。従って、各励起レーザ装置のレーザ発振開始時刻をレーザ発振制御装置18により設定し、レーザ多段増幅装置8を構成する各増幅器へ照射される光ビームと光増幅される色素レーザ光のパルスタイミングを合わせることにより、各増幅器に入射される光ビームのパルス幅を等しくできる。
【0055】
以上のように、この実施の形態6によれば、励起レーザ装置を複数の固体レーザ装置により構成し、各励起レーザ装置のレーザ発振開始時刻を設定するレーザ発振制御装置を設けることにより、レーザ多段増幅装置を構成する各増幅器へ照射される光ビームと光増幅される色素レーザ光のパルスタイミングを合わせて、各増幅器に入射される光ビームのパルス幅を等しくし、コンパクトでかつ高出力かつ安定なパルスレーザ装置を得ることができる。
【0056】
実施の形態7.
図10は、この発明の実施の形態7によるパルスーザ装置に用いる光結合装置の構成図であり、励起レーザ装置1と光結合装置5以外の部分は省略した。33は全反射ミラーであり、これ以外の構成は上図1の上記実施の形態1と同様である。
【0057】
図11は、この実施の形態7の光結合装置5に用いる集光光学系の構成図である。本実施の形態7の集光光学系は、図3に示した2次元的に配置した励起レーザ装置の配列に対応して、集光レンズを縦方向に5個、横方向に5個配置して一体化した場合である。37はレンズアレイ、34は1個の凸レンズ等により構成した集光レンズであるが、複数のレンズを組み合わせてることにより集光レンズを構成してもよい。図11において、35は集光レンズ34の固定板、36は固定板35を保持する支持枠である。レーザ多段増幅装置8(図1参照)を構成する全ての増幅器に必要な光ファイバの本数により、集光光学系の集光レンズ34の個数と配置を決める。
【0058】
なお、図11には、支持枠36により集光レンズ34を一体化する場合を示したが、上述した図13の光分割器3の1例として示したレンズアレイを用いてもよい。
【0059】
次に、この実施の形態7の動作について説明する。図10では、1次元的に5個の集光レンズを一体化した光結合装置5を用いて、5本の励起レーザ光2を光ファイバ7に入射する場合を示し、また、各レーザ装置1(A〜E)が集光光学系37より大きい場合を示す。この際、集光光学系37の各集光レンズ34に励起レーザ光2を直接入射できないので、複数のレーザ装置1から出射された各励起レーザ光2を1枚ないしは複数の全反射ミラー33により集光光学系37まで伝送する。全反射ミラー33はアルミ蒸着ないしは誘電体蒸着により製作される。なお、各レーザ装置1(A〜E)が集光光学系37より小さい場合は、集光光学系37の入口に複数のレーザ装置1(A〜E)を配置することができ、全反射ミラー33が不要となる。
【0060】
図11では、円形の集光レンズ34を固定板35に取り付け、次に、この固定板35を支持枠36に取り付けた場合を示す。集光光学系37に入射した各々の励起レーザ光2を集光レンズ34により集光する。この集光レンズ34により集光されたレーザ光4の集光点に光ファイバ7の入射口6を配置することにより、1本のレーザ光4を1個の光ファイバ7に入射させる。
【0061】
以上のように、この実施の形態7によれば、複数の集光レンズ34を一体化した集光光学系37を用いて光結合装置5を構成することにより、光結合装置5がコンパクトになり、コンパクトなパルスレーザ装置を得ることができる。
【0062】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、励起レーザ装置を複数のレーザ装置により構成し、各励起レーザ装置のレーザ発振開始時刻を設定するレーザ発振制御装置を設けることにより、レーザ多段増幅装置を構成する各増幅器へ照射される光ビームと光増幅される色素レーザ光のパルスタイミングを合わせて、各増幅器に入射される光ビームのパルス幅を等しくして、高出力かつ安定なパルスレーザ装置を得ることができるものである。
【0063】
また、設定を行う光ファイバの番号ないしは励起レーザ装置の番号をその設定部の近くに表示すると、視覚的に、設定部と光ファイバの対応が分かるので、設定部の操作ミスを防止することができる。
【0064】
さらに、設定を行う増幅器の番号をその設定部の近くに表示することにより、視覚的に、設定部と増幅器に対応する光ファイバの対応が分かるので、設定部の操作ミスを防止することができる。
【0065】
また、設定を行う光ファイバの番号と増幅器の番号を設定部の近くに同時に表示することにより、設定部の操作ミスを確実に防止できる。
【0066】
さらに、励起レーザ装置を複数の固体レーザ装置により構成し、各励起レーザ装置のレーザ発振開始時刻をレーザ発振制御装置により設定することにより、レーザ多段増幅装置を構成する各増幅器へ照射される光ビームと光増幅される色素レーザ光のパルスタイミングを合わせて、各増幅器に入射される光ビームのパルス幅を等しくし、コンパクトでかつ高出力かつ安定なパルスレーザ装置を得ることができる。
【0067】
また、固体レーザ装置の励起レーザ媒質にYAGを用いて、励起レーザ装置により発生されたレーザ発振波長を波長変換するための波長変換素子を設けたので、一様なビーム強度を有するレーザ光を得ることができ、装置全体をコンパクトに構成することができる。
【0068】
さらに、光結合装置を、励起レーザ装置の所定配列に対応した配列からなる単一集光光学系(すなわち複数の集光レンズを一体化した集光光学系)から構成することにより、光結合装置がコンパクトになり、コンパクトなパルスレーザ装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1のパルスレーザ装置の構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態2のパルスレーザ装置の構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態3のパルスレーザ装置の構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態4パルスレーザ装置の構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態4の他のパルスレーザ装置の構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態5のパルスレーザ装置の構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態6のパルスレーザ装置の構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態6の他のパルスレーザ装置の構成図である。
【図9】 この発明の実施の形態6の他のパルスレーザ装置の構成図である。
【図10】 この発明の実施の形態7のパルスーザ装置に用いる光結合装置の構成図である。
【図11】 この発明の実施の形態7の光結合装置に用いる集光光学系の構造図である。
【図12】 従来の色素パルスレーザ装置の構成を簡略化して示す図である。
【図13】 光分割器の1例としてのレンズアレイの構造図である。
【図14】 1段目から4段目の増幅器に入射する光ビームの強度割合を示す図である。
【符号の説明】
1 励起レーザ装置、2 励起レーザ光、3 光分割器、4 レーザ光、5 光結合装置、6 光ファイバ入射口、7 光ファイバ、8 レーザ多段増幅装置、9 発振器、10 増幅器、11 増幅器、12 増幅器、13 増幅器、14 光ビーム、15 転写光学系、16 レーザ光、18 レーザ発振制御装置、19 設定部、20 制御信号、21 基準信号発生装置、22 基準信号、23 光ファイバの番号、25 固体レーザ装置、26 レーザ媒質、27 半導体レーザ、28 半導体レーザ駆動電源、29、 30 共振器ミラー、31波長変換素子、32 固体レーザ装置から出射されたレーザ光、33 全反射ミラー、34 集光レンズ、35 固定板、36 支持枠、37 集光光学系。

Claims (5)

  1. 発振器と複数の増幅器により構成されたレーザ多段増幅装置と、
    前記複数の増幅器の台数より多くの台数で構成され、励起レーザ光を出射する複数の励起レーザ装置と、
    前記励起レーザ光を光ファイバ入射口に入射する光結合装置と、
    前記光ファイバ入射口に入射された励起レーザ光を伝送する複数の光ファイバと、
    前記光ファイバから出射された光ビームを前記増幅器に照射する1つ以上の光学部品で構成される転写光学系と、
    基準信号発生装置により発生された基準信号に基づき、前記各励起レーザ装置のレーザ発振開始時刻を指令する制御信号の発生時間を調整する複数の設定部を有するレーザ発振制御装置と
    を備え
    前記レーザ発振制御装置は、前記複数の設定部に対応して、光ファイバないしは励起レーザ装置の番号の表示、増幅器の番号の表示、または光ファイバ及び増幅器の番号を同時に表示のうちいずれかの表示をしたことを特徴とするパルスレーザ装置。
  2. 前記励起レーザ装置は、複数の固体レーザ装置により構成したことを特徴とする請求項1に記載のパルスレーザ装置。
  3. 前記固体レーザ装置は、レーザ媒質にYAGを用いたことを特徴とする請求項2に記載のパルスレーザ装置。
  4. 前記固体レーザ装置は、励起レーザ媒質にYAGを用いて、前記励起レーザ装置により発生されたレーザ発振波長を波長変換するための波長変換素子を設けたことを特徴とする請求項2に記載のパルスレーザ装置。
  5. 前記光結合装置は、前記励起レーザ装置の所定配列に対応した配列からなる単一集光光学系から構成され、前記各光ファイバ入射口は前記集光光学系の集光点に配置されたことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載のパルスレーザ装置。
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