JP4340203B2 - 光学装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数本のレーザ光の光軸を1つの共通の光軸上に重ね合わせて、1本のレーザ光を形成する光学装置に関する。
例えば、Nd:YAGレーザの第2高調波をアモルファスシリコン膜に入射させ、アモルファスシリコン膜を多結晶化するアニール装置が知られている(特許文献1参照)。表面にアモルファスシリコン膜が形成された基板に、その基板の表面においてY方向を長手方向とする照射領域を有するレーザ光を入射させつつ、その照射領域が基板の表面上でY方向と直交するX方向に移動するように、基板をX方向に並進移動させる。基板の1回のX方向の並進移動で、できるだけ広い領域をアニール処理するためには照射領域のY方向の長さをできるだけ長くすることが望まれる。単位面積あたりに必要な光強度を維持したまま、レーザ光の照射領域を長尺化させるためには、それだけ強度の大きなレーザ光が必要となる。
強度の大きなレーザ光を得るためには、1台のレーザ発振器から出射されるレーザ光の強度の増大を図ることが考えられる。また、異なるレーザ発振器から出射された2本のレーザ光を1つの光軸上に重ね合わせることにより、各々のレーザ発振器から出射されたレーザ光よりも強度の大きなレーザ光を得ることができる。具体的には、共に直線偏光され、偏光ビームスプリッタに対して一方がS偏光、他方がP偏光となる2本のレーザ光を、その偏光ビームスプリッタに入射させて共通の1つの光軸上に重ね合わせる技術が知られている(特許文献2参照)。
特開2003−218027号公報 特開2002−35979号公報
1台のレーザ発振器から出射されるレーザ光の強度の増大を図ることには限界がある。また、固体レーザ発振器から出射されるレーザ光の強度を増大させる場合、その分だけレーザ媒質(Nd:YAG)に生じる熱歪が大きくなること等に起因してレーザ光のビーム品質が低下してしまうことがある。レーザ光のビーム品質が悪化すると、第2高調波を得るための非線形結晶での波長変換効率が悪化するという問題も生じる。
一方、直線偏光されたレーザ光を1つの光軸上に重ね合わせる場合、その重ね合わせることのできるレーザ光の本数は原理的に2本に限られ、3本以上のレーザ光を重ね合わせることはできない。従って、結局のところ重ね合わされたレーザ光の強度の増大を図ることには限界がある。
本発明の目的は、レーザ光の強度の増大を図ることのできる技術を提供することにある。また、本発明の目的は、複数本のレーザ光の光軸を1つの光軸上に重ね合わせることのできる技術を提供することにある。また、本発明の目的は、アモルファス半導体膜のアニール処理を効率的に行える技術を提供することにある。
本発明の一観点によれば、第1の波長を有する第1のレーザ光を出射する第1のレーザ光出射装置と、前記第1の波長とは異なる第2の波長を有する第2のレーザ光を出射する第2のレーザ光出射装置と、前記第1のレーザ光出射装置から出射された第1のレーザ光、及び前記第2のレーザ光出射装置から出射された第2のレーザ光の双方が入射する位置に配置され、前記第1の波長を有する光の偏向角と前記第2の波長を有する光の偏向角とが相互に異なるように波長によって異なる方向に光を偏向させる性質を有し、前記第1及び第2のレーザ光の光軸を共通の第1の光軸に重ね合わせる第1の光軸重ね合わせ素子と、前記第1の光軸上に配置され、前記第2の波長は実質的に変換せずに、前記第1の波長を前記第2の波長に変換する第1の波長変換素子とを備えた光学装置が提供される。
本明細書において、偏向とは、反射、透過、屈折、及び回折等によって、レーザ光の進行方向を制御することをいい、光軸重ね合わせ素子へのレーザ光の入射方向と、光軸重ね合わせ素子からのレーザ光の出射方向とが同一の場合も含む概念とする。
また、波長変換素子が第2の波長は実質的に変換しないとは、その波長変換素子による第2の波長の変換率が第1の波長の変換率よりも低いことを意味し、より具体的には第2の波長の変換率が1%以下であることを意味する。
第1の波長変換素子が、第2の波長は実質的に変換せずに、第1の波長を第2の波長に変換することにより、波長は第2の波長と同一であって強度は第2のレーザ光の強度よりも大きなレーザ光を得ることが可能となる。また、その得られたレーザ光を前記第2のレーザ光として用い、その第2のレーザ光に、第1の波長を有するレーザ光を重ね合わせることに基づいて、波長は第2の波長と同一であって強度はその第2のレーザ光として用いたレーザ光の強度よりも大きなレーザ光を得ることが可能となる。このようにして、原理的には無限段階のレーザ光の重ね合わせが可能である。これにより、レーザ光の強度の増大を図ることができる。
図1に、実施例による光学装置の概略図を示す。第1の光源部1が、波長532nmの第1の緑色レーザ光L1を出射する。第1の光源部1は、波長1064nmの赤外レーザ光(基本波)を出射する第1のNd:YAGレーザ発振器1aと、この第1のNd:YAGレーザ発振器1aから出射された基本波の波長をその1/2倍の532nmに変換する非線形結晶1bとによって構成されている。即ち、第1の光源部1から出射される第1の緑色レーザ光L1は、Nd:YAGレーザの第2高調波である。なお、図1では、赤外レーザ光(基本波)の周波数をωと表記し、緑色レーザ光(第2高調波)の周波数を2ωと表記している。
第2の光源部2が、波長1064nmの第1の赤外レーザ光L2を出射する。第2の光源部2は、第2のNd:YAGレーザ発振器2aによって構成されており、この第2のNd:YAGレーザ発振器2aから出射されるレーザ光(基本波)が、第1の赤外レーザ光L2である。
ダイクロイックミラー3aが、第1の光源部1から出射された第1の緑色レーザ光L1、及び第2の光源部2から出射された第1の赤外レーザ光L2の双方が入射する位置に配置されている。ダイクロイックミラー3aは、緑色レーザ光と赤外レーザ光との波長の相違を利用してこれら2本のレーザ光の光軸を1つの共通の光軸に重ね合わせる。即ち、ダイクロイックミラー3aは、第1の緑色レーザ光L1は透過させ、第1の赤外レーザ光L2は反射することにより、これら2つのレーザ光L1及びL2の光軸を共通の第1の光軸S1に重ね合わせる。
非線形結晶3bが、ダイクロイックミラー3aによって第1の光軸S1上に重ね合わされた合成光が入射する位置に配置されている。非線形結晶3bは、緑色レーザ光の波長は殆ど変換せずに、赤外レーザ光の波長はその1/2倍の532nmに変換する。具体的には、非線形結晶3bはLiB(LBO)からなる。LBOは、位相整合条件に基づいて、特定の周波数だけを選択的に変換する機能を発揮する。詳細には、LBOをある一定の温度に保った状態で、LBOが赤外レーザ光の波長は532nmに変換し、緑色レーザ光の波長は殆ど変換しない機能を発揮する。これにより、非線形結晶3bからは、波長が532nmであって強度が第1の緑色レーザ光L1の強度よりも大きな第2の緑色レーザ光L3が出射される。
以上のように、第1の緑色レーザ光L1に、第1の赤外レーザ光L2を重ね合わせることに基づいて、元の第1の緑色のレーザ光L1よりも強度の大きな第2の緑色レーザ光L3を得ることができる。そこで、第1の光源部1、第2の光源部2、ダイクロイックミラー3a、及び非線形結晶3bによって構成される光学系を第3の光源部3とみなし、この第3の光源部3から出射される第2の緑色レーザ光L3に、さらに第2の赤外レーザ光L4を重ね合わせることに基づいて、第2の緑色レーザ光L3よりも強度の大きな第3の緑色レーザ光L5を得ることができる。以下、詳細に説明する。
第4の光源部4が、波長1064nmの第2の赤外レーザ光L4を出射する。第4の光源部4は、第2の光源部2と同様に、第3のNd:YAGレーザ発振器4aによって構成されており、この第3のNd:YAGレーザ発振器4aから出射される基本波が、第2の赤外レーザ光L4である。
ダイクロイックミラー5aが、第3の光源部3から出射された第2の緑色レーザ光L3、及び第4の光源部4から出射された第2の赤外レーザ光L4の双方が入射する位置に配置されている。ダイクロイックミラー5aは、第2の緑色レーザ光L3は透過させ、第2の赤外レーザ光L4は反射することにより、これら2つのレーザ光L3及びL4の光軸を共通の第2の光軸S2に重ね合わせる。
非線形結晶5bが、ダイクロイックミラー5aによって第2の光軸S2上に重ね合わされた合成光が入射する位置に配置されている。非線形結晶5bも、非線形結晶3bと同様にLBOによって構成され、位相整合条件に基づいて緑色レーザ光の波長は殆ど変換せずに、赤外レーザ光の波長はその1/2倍の532nmに変換する。これにより、非線形結晶5bからは、波長が532nmであって強度が第2の緑色レーザ光L3の強度よりも大きな第3の緑色レーザ光L5が出射される。
なお、図1には、第1〜第4の光源部1、2、3、及び4のみを示すが、第3の光源部3、第4の光源部4、ダイクロイックミラー5a、及び非線形結晶5bによって構成される光学系を第5の光源部とみなし、この第5の光源部3から出射される第3の緑色レーザ光L5に、図示しない赤外レーザ光を重ね合わせることに基づいて、第3の緑色レーザ光L5よりもさらに強度の大きな緑色レーザ光を得ることもできる。レーザ光の波長の相違を利用するので、このようにして原理的には無限段階のレーザ光の重ね合わせが可能である。

以上説明した光学装置によれば、第1〜第3のレーザ発振器1a、2a、及び4aから出射されるレーザ光L1、L2、及びL4の各々の強度は最大定格未満に設定しておいても、これらレーザ光L1、L2、及びL4を重ね合わせることに基づいて、レーザ発振器1a、2a、及び4aの各々の最大定格以上の強度を有するレーザ光L5を得ることが可能となる。
また、第1〜第3のレーザ発振器1a、2a、及び4aの出力には余裕をもたせておくことができ、これらレーザ発振器1a、2a、及び4aを構成するレーザ媒質(Nd:YAG)の熱歪を抑えることができるため、これらレーザ発振器1a、2a、及び4aの各々から出射されるレーザ光のビーム品質の低下を防止できる。これにより、非線形結晶1b、3b、及び5bにおける波長の変換効率の悪化も防止されるため、結果的にレーザ光を有効に利用できる。
また、それぞれ別体の第1〜第3のレーザ発振器1a、2a、及び4aから出射されるレーザ光L1、L2、及びL4の各々の強度の時間的な揺らぎは相互に無相関であると考えられるので、これらのレーザ光L1、L2、及びL4を重ね合わせて1本のレーザ光L5を形成する場合、レーザ光L5の強度の時間的なばらつきの度合いを表す標準偏差を、レーザ光L1、L2、及びL4の各々の強度の時間的なばらつきの度合いを表す標準偏差よりも小さくし得る。なお、重ね合わせるレーザ光の本数が多い程、重ね合わされたレーザ光の強度の時間的なばらつきの度合いを表す標準偏差が小さくなるので、重ね合わされたレーザ光の強度の安定度を図ることができる。
次に、上記光学装置の他の機能について説明する。図1において、第1のビームスプリッタ10が、第1のNd:YAGレーザ発振器1aからダイクロイックミラー3aまでの間の光路上に配置されている。第1のビームスプリッタ10によって分岐されたモニタ用レーザ光が、第1の光強度検出器11に入射する。第1の光強度検出器11は、自己に入射したレーザ光の強度を表すデータを制御部20に出力する。
第2のビームスプリッタ12が、第2のNd:YAGレーザ発振器2aからダイクロイックミラー3aまでの間の光路上に配置されている。第2のビームスプリッタ12によって分岐されたモニタ用レーザ光が、第2の光強度検出器13に入射する。第2の光強度検出器13は、自己に入射したレーザ光の強度を表すデータを制御部20に出力する。
第3のビームスプリッタ14が、第3のNd:YAGレーザ発振器4aからダイクロイックミラー5aまでの間の光路上に配置されている。第3のビームスプリッタ14によって分岐されたモニタ用レーザ光が、第3の光強度検出器15に入射する。第3の光強度検出器15は、自己に入射したレーザ光の強度を表すデータを制御部20に出力する。
制御部20は、第1〜第3の光強度検出器11、13、及び15の検出結果に基づいて、第1〜第3のレーザ発振器1a、2a、及び4aの各々が故障したか否かを判別する。そして、制御部20は、これらレーザ発振器1a、2a、及び4aのうちのいずれかのレーザ発振器が故障したと判別した場合には、その故障したと判別したレーザ発振器の稼動を停止させるとともに、第3の緑色レーザ光L5の強度の低下が防止されるように、これら第1〜第3のレーザ発振器1a、2a、及び4aのうち当該故障したと判別されたレーザ発振器以外の全てのレーザ発振器から出射されるレーザ光の強度を上昇させる制御を行う。
上述したように、第1〜第3のレーザ発振器1a、2a、及び4aの各々を、出射するレーザ光の強度が最大定格未満となる条件で運転させておくことができるので、それらレーザ発振器1a、2a、及び4aのうちの一部が故障した場合であっても、第3の緑色レーザ光L5の強度の低下が防止されるように、残余のレーザ発振器から出射されるレーザ光の強度を上昇させることが可能となる。従って、一部のレーザ発振器が故障したとしても、光学装置全体としての稼動は停止させることなく、その故障したレーザ発振器のメンテナンス作業を行うことが可能となる。この結果、光学装置のダウンタイムの短縮が図られる。
制御部20は、例えば第1のレーザ発振器1aが故障したと判別した場合には、第2及び第3のレーザ発振器2a及び4aから出射されるレーザ光の強度を上昇させる。このようにして、第3の緑色レーザ光L5の強度低下を防止するための負担を、第2及び第3のレーザ発振器2a及び4aに分担させるので、第2及び第3のレーザ発振器2a及び4aのうちの一方のレーザ発振器だけに過重な負担がかかってしまうことを防止できる。
図2に、図1に示した光学装置から出射されるレーザ光の波形を示す。図1のレーザ発振器1a、2a、及び4aから出射されるレーザ光L1、L2、及びL4はそれぞれパルスレーザ光である。図2(a)〜(c)において、パルス波形aが、パルスレーザ光L1の波形に対応する。パルス波形bが、非線形結晶3bによって波長変換されたパルスレーザ光L2の波形に対応する。パルス波形cが、非線形結晶5bによって波長変換されたパルスレーザ光L4の波形に対応する。図1の制御部20が、レーザ発振器1a、2a、及び4aの各々に、相互に同一の繰り返し周波数を有する条件でパルスレーザ光を出射させる制御を行う。このため、パルス波形a、b、及びcの繰り返し周波数は相互に同一となっている。また、重ね合わせ波形dが、パルスレーザ光L1、L2、及びL4を重ね合わせることにより得られる図1に示した緑色レーザ光L5のパルス波形に対応する。
図2(a)に示すように、パルス波形a、b、及びcのタイミングを一致させた場合、重ね合わせ波形dのピーク強度を、パルス波形a、b、及びcの各々のピーク強度の和に近づけることができる。また、この場合、重ね合わせ波形dのパルス幅は、パルス波形a、b、及びcの各々のパルス幅と略一致させることができる。
図2(b)に示すように、パルス波形a、b、及びcのタイミングを、パルスの立ち上がり時刻がパルス波形a、b、cの順となるように相互にずらすとともに、そのうちの中央のパルス波形bのピーク強度をパルス波形a及びcのピーク強度よりも大きくし、タイミングのずれ量を調節することにより、パルス幅がパルス波形a、b、cの各々のパルス幅よりも長いなだらかな山型のパルス重ね合わせ波形dが得られる。
図2(c)に示すように、パルス波形a、b、及びcのタイミングを、パルスの立ち上がり時刻がパルス波形a、b、cの順となるように相互にずらすとともに、全てのパルス波形a、b、及びcのピーク強度を揃え、タイミングのずれ量を調節することにより、パルス幅がパルス波形a、b、cの各々のパルス幅よりも長い略矩形状のパルス重ね合わせ波形dが得られる。
以上のように、パルス波形a、b、及びcのタイミング差及びピーク強度によって種々の形状のパルス重ね合わせ波形dを得ることができる。図1の制御部20が、パルス重ね合わせ波形dが目的とする波形に近づくように、パルス波形a、b、及びcのタイミング及びピーク強度を制御する。
ここで、パルス波形a、b、及びcのピーク強度は、制御部20が、レーザ発振器1a、2a、及び4aの各々を構成するレーザ媒質励起用光源(例えば、半導体レーザ)に供給する駆動電流によって制御できる。なお、パルス波形a、b、及びcのピーク強度は、アッテネータ等を用いて調整するようにしてもよい。また、パルス波形a、b、及びcのタイミングは、制御部20が、レーザ発振器1a、2a、及び4aの各々を構成するQスイッチに与えるトリガパルス信号によって制御できる。
図3に、他の実施例による光学装置の概略図を示す。この光学装置は、緑色レーザ光と赤外レーザ光との波長の相違に基づいてこれら2本のレーザ光の光軸を1つの共通の光軸に重ね合わせる光軸重ね合わせ素子として、図1のダイクロイックミラー3a及び5aに代えて、それぞれプリズム31及び32を用いて構成したものである。この点以外の構成は、図1の光学装置と同様である。
図4に、さらに他の実施例による光学装置の概略図を示す。この光学装置は、光軸重ね合わせ素子として、図1のダイクロイックミラー3a及び5aに代えて、それぞれ回折格子41及び42を用いて構成したものである。この点以外の構成は、図1の光学装置と同様である。
なお、光軸重ね合わせ素子としては、緑色レーザ光の偏向角と赤外レーザ光の偏向角とが相互に異なるようにレーザ光を偏向させる性質を有するものを用いることができる。ここで偏向角とは、光軸重ね合わせ素子に入射するレーザ光の当該入射方向と、その光軸重ね合わせ素子から出射するレーザ光の当該出射方向とのなす角度をいい、偏向は当該入射方向と当該出射方向とが同一の場合も含む概念とする。例えば、図1のダイクロイックミラー3aによる緑色レーザ光の偏向角は0度と考える。
図5に、さらに他の実施例による光学装置の概略図を示す。第1の光源部51が、Nd:YAGレーザの基本波と第2高調波との二つの波長成分を有する第1の混合波レーザ光L51を出射する。第1の光源部51は、基本波を出射するNd:YAGレーザ発振器51aと、このNd:YAGレーザ発振器51aから出射した基本波が入射する非線形結晶51bとを有する。非線形結晶51bに入射した基本波の全てが第2高調波に変換される訳ではない。非線形結晶51bからは、基本波と第2高調波とを含む混合波が出射する。なお、混合波を構成する基本波成分と第2高調波成分との位相は揃っている。この混合波が、第1の混合波レーザ光L51である。
第2の光源部52が、Nd:YAGレーザの第3高調波である第1の第3高調波レーザ光L52を出射する。第2の光源部52は、基本波を出射するNd:YAGレーザ発振器52aと、このNd:YAGレーザ発振器52aから出射した基本波が入射する非線形結晶52bと、この非線形結晶52bから出射したレーザ光が入射する非線形結晶52cとを有する。非線形結晶52bからは、基本波と第2高調波とを含む混合波が出射する。非線形結晶52cが、その混合波から、基本波の周波数(ω)と第2高調波の周波数(2ω)との和の周波数(3ω)を有する第3高調波をつくりだす。非線形結晶から出射される第3高調波が、第1の第3高調波レーザ光L52である。
ダイクロイックミラー53aが、第1の光源部51から出射した第1の混合波レーザ光L51、及び第2の光源部52から出射した第1の第3高調波レーザ光L52の双方が入射する位置に配置されている。ダイクロイックミラー53aは、第1の混合波レーザ光L51は透過させ、第1の第3高調波レーザ光L52は反射させることにより、これら2つのレーザ光L51及びL52の光軸を共通の第1の光軸S51上に重ね合わせる。
非線形結晶53bが、ダイクロイックミラー53aによって第1の光軸S51上に重ね合わされた合成光が入射する位置に配置されている。非線形結晶53bは、第1の第3高調波レーザ光L52の波長は殆ど変換せずに、第1の混合波レーザ光L51を第3高調波に変換する。これにより、非線形結晶53bからは、周波数がNd:YAGレーザの第3高調波と同一であって強度が第1の第3高調波レーザ光L52よりも大きな第2の第3高調波レーザ光L53が出射される。
第3の光源部53が、上述した第1の光源部51、第2の光源部52、ダイクロイックミラー53a、及び非線形結晶53bによって構成されている。
第4の光源部54が、Nd:YAGレーザの基本波と第2高調波との二つの波長成分を有する第2の混合波レーザ光L54を出射する。第4の光源部54も、第1の光源部51と同様に、基本波を出射するNd:YAGレーザ発振器54aと、このNd:YAGレーザ発振器54aから出射した基本波が入射する非線形結晶54bとを有する。
ダイクロイックミラー55aが、第3の光源部53から出射した第2の第3高調波レーザ光L53、及び第4の光源部54から出射された第2の混合波レーザ光L54の双方が入射する位置に配置されている。ダイクロイックミラー55aは、第2の混合波レーザ光L54は透過させ、第2の第3高調波レーザ光L53は反射することにより、これら2つのレーザ光L53及びL54の光軸を共通の第2の光軸S2上に重ね合わせる。
非線形結晶55bが、ダイクロイックミラー55aによって第2の光軸S52上に重ね合わされた合成光が入射する位置に配置されている。非線形結晶55bは、第2の第3高調波レーザ光L53の波長は殆ど変換せずに、第2の混合波レーザ光L54を第3高調波に変換する。これにより、非線形結晶55bからは、周波数がNd:YAGレーザの第3高調波と同一であって強度が第2の第3高調波レーザ光L53よりも大きな第2の第3高調波レーザ光L55が出射される。
図6に、さらに他の実施例による光学装置の概略図を示す。第1の光源部61が、波長266nmの第1の紫外レーザ光L61を出射する。第1の光源部61は、波長1064nmの基本波を出射する第1のNd:YAGレーザ発振器61aと、この第1のNd:YAGレーザ発振器61aから出射した基本波の波長をその1/2倍の532nmに変換する非線形結晶61bと、この非線形結晶61bから出射した第2高調波の波長をその1/2倍の266nmに変換する非線形結晶61cとによって構成されている。即ち、第1の光源部61から出射される第1の紫外レーザ光L61は、Nd:YAGレーザの第4高調波である。
第2の光源部62が、波長532nmの第1の緑色レーザ光L62を出射する。第2の光源部62は、図1に示した第3の光源部3と同一の光学系によって構成されている。対応する構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。なお、第2の光源部62は、図1の光学装置全体によって構成してもよい。
ダイクロイックミラー63aが、第1の光源部61から出射した第1の紫外レーザ光L61、及び第2の光源部2から出射した第1の緑色レーザ光L62の双方が入射する位置に配置されている。ダイクロイックミラー63aは、第1の紫外レーザ光L61は透過させ、第1の緑色レーザ光L62は反射することにより、これら2つのレーザ光L61及びL62の光軸を共通の第1の光軸S61に重ね合わせる。
非線形結晶63bが、ダイクロイックミラー63aによって第1の光軸S61上に重ね合わされた合成光が入射する位置に配置されている。非線形結晶63bは、紫外レーザ光の波長は殆ど変換せずに、緑色レーザ光の波長を266nmに変換する。非線形結晶63bは、β−BaB(BBO)やCsLiB10(CLBO)等によって構成され、位相整合条件に基づいて紫外レーザ光の波長は殆ど変換せずに、緑色レーザ光の波長を266nmに変換する機能を発揮する。これにより、非線形結晶63bからは、波長が266nmであって強度が第1の紫外レーザ光L61の強度よりも大きな第2の紫外レーザ光L63が出射される。
第4の光源部64が、波長532nmの第2の緑色レーザ光L64を出射する。第4の光源部62も、第2の光源部62と同様に、図1に示した第3の光源部3と同様の光学系によって構成されている。対応する構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。なお、第4の光源部62も、図1の光学装置全体によって構成してもよい。
ダイクロイックミラー65aが、第2の紫外レーザ光L63及び第2の緑色レーザ光L64の双方が入射する位置に配置されている。ダイクロイックミラー65aは、第2の紫外レーザ光L63は透過させ、第2の緑色レーザ光L64は反射することにより、これら2つのレーザ光L63及びL64の光軸を共通の第2の光軸S62に重ね合わせる。
非線形結晶65bが、ダイクロイックミラー65aによって第2の光軸S62上に重ね合わされた合成光が入射する位置に配置されている。非線形結晶65bも、非線形結晶63bと同様に、BBOやCLBO等によって構成され、位相整合条件に基づいて紫外レーザ光の波長は変換せずに、緑色レーザ光の波長を266nmに変換する。これにより、非線形結晶65bからは、波長が266nmであって強度が第2の紫外レーザ光L63の強度よりも大きな第3の紫外レーザ光L65が出射される。
図7(a)に、実施例によるアニール装置の概略図を示す。このアニール装置は、光源部71、ホモジナイザ72、定盤74、及びXYステージ75を備える。光源部71は、図1に示した光学装置によって構成されており、Nd:YAGレーザの第2高調波として、図1に示した第3の緑色レーザ光L5に相当するレーザ光を出射する。なお、光源部71は、図3〜図6のいずれかに示した光学装置によって構成してもよい。
ホモジナイザ72は、光源部71から出射したレーザ光のビーム断面内における強度分布を均一に近づけるとともに、そのレーザ光が照射面においてY方向を長手方向とする線状の照射領域R(図6(b)参照)を有するようにそのビーム断面形状を整形する。定盤74が、ホモジナイザ72によって整形されたレーザ光の照射面となる位置に、表面にアモルファスシリコン膜が形成された被処理基板73を保持する。レーザ光がアモルファスシリコン膜に入射することにより、アモルファスシリコン膜がポリシリコン化する。定盤74は、XYステージ75上に配置されている。
図7(b)に示すように、図7(a)のXYステージ75は、被処理基板73の表面上においてレーザ光の照射領域RがY方向と直交するX方向に移動するように、定盤74をX方向に並進移動させる。このアニール装置によれば、光源部71から強度の大きな緑色レーザ光を出射させることができるので、単位面積あたりに必要な光強度は確保したまま、照射領域RのY方向の長さを従来に比べて長くすることができる。そのため、定盤74の一回の並進移動によってアニール処理できる領域を従来よりも広くすることができる。その結果、アニール処理を効率的に行うことができる。
以上、実施例について説明したが、本発明はこれに限られない。例えば、実施例では非線形結晶の材料としてLBOを採用したが、LibNO(LN)、LiTaO(LT)、KNbO(KN)、KTiOPO(KTP)、KHPO(KDP)等を採用してもよい。また、実施例ではレーザ発振器がパルスレーザ光を出射することとしたが、レーザ発振器が連続波レーザ光(CWレーザ光)を出射するようにしてもよい。また、固体レーザ発振器として、Nd:YLFレーザ発振器やNd:YVOレーザ発振器等を用いてもよい。また、例えば図1において非線形結晶5bの後段に赤外レーザ光を遮断し、緑色レーザ光を透過させるフィルタを配置してもよい。この他、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
実施例による光学装置の構成を模式的に示した概略図である。 実施例による光学装置から出射されるパルスレーザ光の波形を示したグラフである。 他の実施例による光学装置の構成を模式的に示した概略図である。 さらに他の実施例による光学装置の構成を模式的に示した概略図である。 さらに他の実施例による光学装置の構成を模式的に示した概略図である。 さらに他の実施例による光学装置の構成を模式的に示した概略図である。 (a)は実施例によるアニール装置光学装置の構成を模式的に示した概略図であり、(b)は被処理基板の平面図である。
符号の説明
1、61 第1の光源部
1a、2a、4a、61a Nd:YAGレーザ発振器(レーザ発振器)
1b、61b、61c 非線形結晶
2、62 第2の光源部
3、63 第3の光源部(第2のレーザ光出射装置)
3a、63a ダイクロイックミラー(第2の光軸重ね合わせ素子)
3b、63b 非線形結晶(第2の波長変換素子)
4、64 第4の光源部(第1のレーザ光出射装置)
5a、65a ダイクロイックミラー(第1の光軸重ね合わせ素子)
5b、65b 非線形結晶(第1の波長変換素子)
20 制御部(制御手段)
72 ホモジナイザ(整形光学系)
73 被処理基板
74 定盤(保持台)
75 XYステージ(移動機構)

Claims (7)

  1. 第1の波長を有する第1のレーザ光を出射する第1のレーザ光出射装置と、
    前記第1の波長とは異なる第2の波長を有する第2のレーザ光を出射する第2のレーザ光出射装置と、
    前記第1のレーザ光出射装置から出射された第1のレーザ光、及び前記第2のレーザ光出射装置から出射された第2のレーザ光の双方が入射する位置に配置され、前記第1の波長を有する光の偏向角と前記第2の波長を有する光の偏向角とが相互に異なるように波長によって異なる方向に光を偏向させる性質を有し、前記第1及び第2のレーザ光の光軸を共通の第1の光軸に重ね合わせる第1の光軸重ね合わせ素子と、
    前記第1の光軸上に配置され、前記第2の波長は実質的に変換せずに、前記第1の波長を前記第2の波長に変換する第1の波長変換素子と
    を備えた光学装置。
  2. 前記第2のレーザ光出射装置が、
    前記第1の波長と同一の波長を有する第3のレーザ光を出射するレーザ発振器と、
    前記レーザ発振器から出射されたレーザ光が入射する位置に配置され、前記第1の波長を前記第2の波長に変換する第2の波長変換素子と
    を有する請求項1に記載の光学装置。
  3. 前記第2のレーザ光出射装置が、さらに、
    前記第2の波長を有する第4のレーザ光を出射する第3のレーザ光出射装置と、
    前記レーザ発振器から前記第2の波長変換素子までの間の光路上の位置であって、該レーザ発振器から出射された第3のレーザ光、及び前記第3のレーザ光出射装置から出射された第4のレーザ光の双方が入射する位置に配置され、前記第1の波長を有する光の偏向角と前記第2の波長を有する光の偏向角とが相互に異なるように波長によって異なる方向に光を偏向させる性質を有し、前記第3及び第4のレーザ光の光軸を共通の第2の光軸に重ね合わせる第2の光軸重ね合わせ素子とを有し、
    前記第2の波長変換素子が、前記第2の光軸上に配置され、前記第2の波長は実質的に変換せずに、前記第1の波長を前記第2の波長に変換する請求項2に記載の光学装置。
  4. 前記第1及び第2のレーザ光出射装置が、合計n台(nは自然数とする。)のパルスレーザ発振器を含み、
    さらに、前記n台のパルスレーザ発振器相互間でのパルスレーザ光の出射のタイミングのずれ量、及び前記n台のパルスレーザ発振器から出射されるパルスレーザ光相互間でのピーク強度の差の少なくともいずれか一方を制御する制御手段を備えた請求項1〜3のいずれかに記載の光学装置。
  5. 前記第1及び第2のレーザ光出射装置が、合計n台(nは自然数とする。)のレーザ発振器を含んで構成され、
    さらに、前記n台のレーザ発振器の各々から出射されるレーザ光の強度を検出する強度検出手段と、
    前記強度検出手段の検出結果に基づいて、前記n台のレーザ発振器の各々が故障したか否かを判別し、該n台のレーザ発振器のいずれかが故障したと判別した場合に、該n台のレーザ発振器のうち故障したと判別されたレーザ発振器以外のレーザ発振器から出射されるレーザ光の強度を上昇させる制御を行う制御手段と
    を備えた請求項1〜3のいずれかに記載の光学装置。
  6. 相互に異なる第1の周波数及び第2の周波数の二つの周波数成分を有する混合波レーザ光を出射する第1のレーザ光出射装置と、
    前記第1の周波数と前記第2の周波数との和である第3の周波数を有する和周波レーザ光を出射する第2のレーザ光出射装置と、
    前記第1のレーザ光出射装置から出射された混合波レーザ光、及び前記第2のレーザ光出射装置から出射された和周波レーザ光の双方が入射する位置に配置され、前記混合波レーザ光の偏向角と前記和周波レーザ光の偏向角とが相互に異なるように波長によって異なる方向にレーザ光を偏向させる性質を有し、前記混合波レーザ光及び和周波レーザ光の光軸を共通の光軸に重ね合わせる光軸重ね合わせ素子と、
    前記光軸重ね合わせ素子によって前記共通の光軸上に重ね合わされた合成光が入射する位置に配置され、前記和周波レーザ光の波長は実質的に変換せずに、前記混合波レーザ光の波長を前記和周波レーザ光の波長に変換する波長変換素子と
    を備えた光学装置。
  7. さらに、自己に入射したレーザ光のビーム断面形状を、該レーザ光がその照射面において第1の方向を長手方向とする照射領域を有するように整形する整形光学系と、
    前記整形光学系によって整形されたレーザ光の前記照射面となる位置に被処理基板を保持する保持台と、
    前記保持台に保持された被処理基板の表面上において、前記整形光学系によって整形されたレーザ光の照射領域が前記第1の方向と交差する第2の方向に移動するように、該レーザ光及び該保持台の一方を他方に対して相対的に移動させる移動機構と
    を備えた請求項1〜7のいずれかに記載の光学装置。
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