JP3805429B2 - 二重式薬液分配器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、二重式薬液分配器に関する。
【0002】
【従来の技術】
眼科治療が始まって以来、局所点眼は眼科薬の最も一般的な投与方法である。従って局所点眼は、簡単、実用的、かつ効果的であることが期待される。
【0003】
日常的に自分自身で薬の投与を行うことができる患者も存在するが、薬品処方の遵守についての調査では、患者の多くはそれを行えるまでに至らないことがわかっている。通院加療においては、正しい治療を実施する際患者に頼らなければならないということは、特に眼科のように治療が難しいときには医者の処方が守られていないことの要因となっている。
【0004】
患者が、鏡を使うか、あるいは鏡を見る時に眼鏡が必要である場合眼鏡を使用しなければ、通常の点眼器の先端の位置を決めることができないということは、非常に危険である。角膜が傷付く危険性が高いと同時に、多くの場合のように、点眼器の先端が結膜に触れると薬の有効成分が汚染される危険性がある。
【0005】
さらに、前記のような問題にも関わらず点眼液の投与に成功した場合でも、顔面へのオーバーフローおよび涙鼻小管による排液により、薬の顕著な損失が発生する。
【0006】
有効性部分の全身循環路内への拡散は主に涙鼻小管を介して行われる。体循環路内にこの小管が存在することが、単なる点眼の結果として重大な全身的副作用が発生することに寄与し、そのことにより、全身的毒性の危険性を最小限に抑えることのできる有効成分を投与する種々のシステムの考案について大きな関心がもたれた。
【0007】
眼の中の涙液の通常量は、結膜皺内に捕捉される液体も含めると、10μl程度である。局所薬の投与後、眼瞼が閉じられることがない場合は、合計で約20μlの液体を短期間保持することができる。薬を一滴だけ点眼する場合、これは通常30〜60μl程度の量になるが、点眼滴の大部分は頬上を流れ、同時に涙鼻排液系により、超過体積分が素早く排出される。
【0008】
従って、滴の大きさが増えても生物学的使用性は増加しない。実際には有効成分全体量の5%しか房水に達しないという著者もいる。
【0009】
反対に、滴が大きいと角膜の感応性が過大になり、角膜自身も、二つの防御共同反応、すなわち瞬目と流涙を起こし、両者が組み合わさることにより点眼滴の大部分が取り除かれる。
【0010】
しかしながら有効成分は、涙鼻小管を通じての排液により通常、鼻粘膜により血漿内に吸収されさらには嚥下されるので、体吸収は滴の大きさに比例して増加する。
【0011】
眼科において、β−遮断薬など、大きな潜在性全身副作用を有する有効成分を使用する場合には、副作用の危険性を最小限に抑えるため、滴の大きさを制限するよう試みることが肝要である。体吸収を低くするため、例えば、点眼後5分間、下眼瞼の鼻側端を圧縮して涙点を閉塞する方法が提案された。体吸収を防止するための装置、すなわち、その体積が、最大25μlの結膜空間内の使用可能体積を超えない服用量の活性物質を投薬するよう設計された装置を持つことが望ましいとされるのはこのためである。
【0012】
相当数の症例において、二つの有効成分の併用を必要とする病理学者もいる。その場合、前記の装置は例えば、異なる二液を12.5μlずつ別々の点眼滴で投薬することができるのが望ましい。眼科用有効成分の多くは、同一の処方で併用することはきわめて困難である。例えば、親水性有効成分を親脂肪性有効成分と組み合わせようとする場合そのことが言える。少なくとも処方を大幅に変更すること、すなわちその浸透度または活量を大幅に低くしないと、同一容器内でそのような組合せを実施することは不可能である。また、従来のように二つの点眼滴を別々に点眼すると、体積過剰になるとともに副作用は増大するが、眼内の有効成分量は少なくなる。というのは、二番目の滴により一番目の滴が洗い流されてしまうからである。
【0013】
例えば、dorzolamide(Trusopt)とアドレナリンの組合せがこれに相当する。この二つの成分の点眼量は通常、前者が30μlで後者が40〜60μlであるので、合計量は少なくとも70μl程度になる。ところが目の受容量は前述のように最大で20〜25μlである。そのため製造者は、大きな困難と、莫大な予算と12年余の開発期間を費やして、上記のような組合せを入れた処方を開発した。
【0014】
また、前述の反応を起こさないようにするため、眼の感応性がほとんどない部分に薬液を点眼するのが望ましい。そのような感応性がほとんどない部位とは下結膜嚢である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
従って、上述の目的および制約にかなった、二つの別々の有効成分を同時に投薬することが可能な点眼装置を提供するのが望ましい。
【0016】
そのような装置は、患者が自己点眼により、家庭、職場、その他の場所などどのような環境下であっても、頭を後ろに反らすことなく、二つの異なる点眼滴を簡単かつ同時に点眼できるよう、実用的であることが好ましい。
【0017】
この装置は、確実であって目を損傷させたり内容分を汚染したりする現状の危険性をなくすものでなければならない。
【0018】
さらに、投与される2滴の合計量が目の最大容量を超えないようにし、実際に投与された薬液量を検査し、薬液に付随する潜在毒性に伴う体吸収の危険を最小限に抑えるため、投与される滴の大きさは小さくなくてはならない。
【0019】
眼科以外の分野においても、病理によっては、相当数の症例において二つの有効成分の併用を必要とする場合がある。例えば、耳鼻咽喉科、肺病科、皮膚科、婦人科における有効成分の多くは、同一の処方で併用することは非常に困難である。例えば、前述のように、液体媒質において親水性有効成分を親脂肪性有効成分と組み合わせようとする場合、さらには浸透および活量pHが互いに異なる二つの有効成分を組み合わせようとする場合そのことが言える。少なくとも処方を大幅に変更すること、すなわち浸透度または活量を大幅に低くしないと、同一容器内でそのような組合せを実施することは不可能である。
【0020】
【課題を解決するための手段】
そのため、本出願は、
少なくとも一つの前部開口部および一つの後部開口部を含む外部カバーと、
前記カバーが、それぞれが所与の用量を投薬する用量投薬装置を具備する二つの対噴流起動式個別ポンプを含み、前記ポンプによりカバーの前側開口部から噴射される噴流の方向および向きが、カバーの前端のさらに前にある点であって噴流間の間隔が所与の間隔になるような角度にある点に向かって収束し、二つの噴流が二つの別の放出口を通って分配器から出て、
カバーの外側から接近が可能な噴流開始装置と
を含むことを特徴とする二重式薬液分配器を対象とする。
【0021】
本発明による好ましい薬液分配器は特に眼科における応用を目的とし、カバーの前方に突出したフィンガを含むことを特徴とする。特にこのような場合、前記ポンプによりカバーの前側開口部から噴射される噴流の方向および向きが、フィンガのカバーから離れた側の末端より前にある点に向かって収束し、カバーの上方では、前記端における噴流間の間隔が約3〜5mmになるような角度になることを特徴とする分配器が好ましい。
【0022】
フィンガは例えば1〜4cmの長さを有することができるが、好ましくは2cmとする。フィンガの幅は例えば2〜30mmとすることができるが、好ましくは8〜15mmとする。フィンガは固定式とすることができるが、後退、折り曲げあるいは取り外しのいずれかが可能であるのが好ましい。
【0023】
このフィンガが下眼瞼の基部と接触してそれを押し下げるようになっている場合には、フィンガは、柔軟性を有し激しい作用を与えない材質、好ましくは、ラテックスのような天然ゴムあるいはエラストマのような合成ゴム材など、滑りを防止する材質でつくるあるいはそのような材質で覆うものとする。フィンガは装置の前部に位置する。前部とは本来、投与される点眼液が出される側をいう。フィンガの機能は分配器を有効成分の投与点から離すことであるので、フィンガは、想定する用途により種々の形状を有することが可能である。
【0024】
個別ポンプは、特にアコーデオンまたはピストン式をはじめあらゆる既知の種類とし、好ましくは事前の起動準備を必要とする種類とし、たとえば米国特許第5267986号に記載の、所与の量を押し出すことが可能な種類とする。米国特許第5320845号に記載のような二重形態の単一型ポンプであって、必要なとき10μl程度の量の投与が可能な単一型ポンプは、事前起動準備装置を具備しないが、使用可能である。実際、このようなポンプにより、保存剤なしの有効成分の投与が可能である。また、適当なポンプとして、FR−94.11785に記載する種類のポンプも好適である。
【0025】
このようなポンプは特に眼科用液体またはゲルなどの無菌調製に適する。以下の文中では、注記する例外の場合を除き、上記の両者を一律に「液体」という用語で示す。
【0026】
本発明による装置の前部は噴流が出される側あるいはフィンガを含む側であって、その結果フィンガはカバーの下部に位置することを考慮すると、ポンプは、カバーの後部における押圧によって起動準備されるのが好ましい。ポンプは、横から起動準備することも可能である。
【0027】
ポンプは同時に起動準備することもあるいは個別に起動準備することも可能であるが、噴流の起動は同時である。従ってポンプは共通の起動装置を具備する。当然のことながら、一つのポンプの起動準備しか行わない場合は一つの噴流しか起動しない。安全上の理由から、二つの噴流の起動を命令する場合は、例えば起動準備連結装置を用いて双方のポンプが必ず一緒に起動準備されるようにすることができる。
【0028】
ポンプの起動準備および起動のため、有利にはポンプは、特に側面のノッチを含む堅固なハウジングの中に含まれる。
【0029】
好ましくは、使用する単一型ポンプは毎回の起動時に、20μl未満、一般的には15μl未満、特に7〜12.5μlの投与量を有し、投与量の合計は30μl未満、特に約25μl未満であるのが好ましい。特に、FR−94.11785および以下の文中において記載するようなポンプを使用することにより、少ない用量の投与も可能である。
【0030】
カバー内にポンプを設置するという特異性のため、フィンガを眼瞼の基部に当て、下結膜嚢の底部を露出するために眼瞼の基部を押し下げると、ポンプの起動時、液体が、数ミリメートル、好ましくは約10mmの間隔をもった二つの噴流の状態で、この嚢の底部内に放出される。
【0031】
本発明によれば、ポンプの頭部はその噴流が収束するような方向に向けられる。ポンプ全体がそのような向きをとることができ、その場合、ポンプは「V」字形を成す。別の実施形態では、ポンプの胴体部分は平行にしてポンプの頭部のみがこの向きをとることができる。これにより、装置の最大幅を少なくすることができる。
【0032】
点眼液の放出を行うポンプの起動装置は、引金式、押しボタン式など、任意の既知の種類である。起動装置はそれぞれのポンプ上に分離していてもよいが、前記の理由から、双方のポンプに同時に作用するのが有利である。起動装置は特に、カバーの上方にあっても下方にあってもよいが、例えば、押しボタンの場合にフィンガの動きが同時に眼瞼を下降させるのに寄与するようにするためには、上方にあるのが好ましい。
【0033】
好ましい実施形態では、噴流開始装置は、カバーの外部から接近が可能な押しボタンであって、好ましくは平行な舌状体(languettes)で、その舌状体に直角な二つの翼(ailes)を具備する二つの自由な舌状体を、ボタンに対向する端部に含む押しボタンである。そのときこの翼は、噴流を起動させるために、舌状体を接近させ、翼を、ポンプを収納する堅固なハウジング内に設けた側面ノッチから分離するために、カバーの反対側の壁上に設けたV字形スロットと自由な端部で協動することができる。
【0034】
本発明による分配器の特に好ましい実施形態では、ポンプは、ポンプ胴体部、ピストン、およびこれらを収納する弾性容器の、三つの部品を含み、ポンプ胴体部はポンプの出力側に前端を有し、前記前端は、容器の前部を形成し、液取り入れ側面口を具備するポンプ管路により後方に延長される弾性膜によって塞がれる吐出口を含み、ピストンは前記ポンプ胴体部の中に設置され、その結果、取り入れ口と吐出口側への停止位置との間の、ポンプ胴体部に対するピストンの端部の相対移動により、ポンプのピストン/胴体部の相対移動の際放出される液体の量が決定される。
【0035】
別の好ましい形態では、容器は、受け容れ可能な復帰手段を形成するのに充分な厚みを有する蛇腹状の第一部分と、蛇腹状の第二部分とを含み、ピストンは、二つの蛇腹部分の間に固定された後部リングを含み、ポンプ胴体部は円筒形であり、容器の前部に固設された前部リング、ならびに蛇腹部分の後方の容器の後部に固設された後部リングを含む。
【0036】
本発明による装置では、フィンガにより、眼科においては眼瞼を下げることと、通常、下眼瞼の後方に隠れている下結膜嚢の底部など感応性がほとんどなく優れた吸収能を有する部位を露出することとが同時に行え、さらに、実際に薬液が入っている容器の端部が目に触れないようにすることができるので、容器は一切汚染することがない。
【0037】
カバーの上部を眉毛に当てることにより、前述のようなフィンガとの相乗作用のため、本発明による装置の主軸を、露出させた角膜嚢の底部に合わせることができ、従って、このようにして露出させた角膜嚢の底部内に、別々の二つの噴流を正確に押し込むことが可能である。従って、カバーの前側上部が好ましくは、眉弓とカバーの前記前側上部とに一致する曲線形状を有し、下眼瞼を押し下げることにより、噴流が好ましくは結膜嚢の底部の方向に向けられ、結膜嚢の底部の粘膜上の噴流の衝撃点において2〜6mmの間隔を有するよう、ポンプの発射軸が配設される。当然のことながら、良好な照準が行える他の形態も実施可能である。患者は、カバーの上部を眉に当てるのではなく、フィンガ、あるいはポンプのノズルを露出させるための連節キャップを介在させることができ、その場合眉に当てるのは、開位置にあるこのキャップである。
【0038】
ポンプはその放出量から考えてマイクロポンプと呼ばれることもあるが、それぞれの内容物を、外転させた嚢の底部内に放出する。これにより、
ポンプから放出される組合せ滴の量が少ないため、瞬目、流涙および頬へのオーバーフローが防止され、
液体が放出されるので、頭を後方に振る必要がない。
【0039】
このようにして、所与かつ一定量の眼科用液体滴が得られる。すなわち眼科においては初めて、おおむね15μl以下の液体量により優れた眼浸透度が実現され、その結果、より高い効果が得られ、体吸収の大部分を防止することができ、目あるいは涙小管からのオーバーフローをきたすことなく二つの滴を効果的かつ同時に点眼することが可能である。
【0040】
有利には、使用するポンプは逆止め弁を具備するポンプである。
【0041】
カバーと、ポンプの起動準備に組み合わせた唯一の起動装置とを使用することにより、患者がフィンガで下眼瞼を押し下げた後、起動装置を押すだけで液体の投与を行うことが可能である。
【0042】
本発明による装置は患者に多くの長所を提供する。例えば患者はもはや、何分もの間隔をおいて異なる二つの点眼滴を自身に投与する必要がなく、二回目の点眼滴を忘れることもない。液体がポンプによって放出されるので、眼科においては患者は点眼するのに頭を後方に振る必要がない。
【0043】
もはや眼科における投与によって流涙や頬への液体のオーバーフローが生じることがない。
【0044】
患者はその治療において不快感を有さない。というのは、眼科の場合において液体が投与される点は感応度が低い場所であるので、鏡や、薬液点眼のための別の人を必要としないからである。
【0045】
また、薬学面においても顕著な改善がある。結膜嚢の底部内に放出される滴は寸法が小さいためすぐれた眼浸透度が得られ、滴によって角膜の感神経が刺激されることがない。従って、有効成分を洗い流しこの感応性が低い部位から有効成分を取り去ってしまう可能性のある瞬目も、流涙反応もない。
【0046】
通常下眼瞼は瞬目しないので、薬液が投与される結膜嚢の底部は涙液更新の少ない部位である。この特異な部位に液体を投与することにより、結膜嚢の底部での有効成分の停留時間が長くなる。
【0047】
小滴を二つに分け、特に結膜嚢の底部内に同時に投与することは、二つの処方に特有のpHを維持する点においても、現状の投与器の重力および表面張力のみでは得ることが不可能な合計投与量の点においても、従来の二液を組み合わせた30〜60μlの処方と同程度に効果的である。
【0048】
小滴を結膜嚢の底部内に投与する際、角膜が有効成分に触れる可能性はない。
【0049】
先行技術による点眼器は、目の前部が受容可能な最大量よりも多い眼科用液体を放出するので、人体の中で最も敏感な組織である角膜の部分的浸透が少なくとも生じる。
【0050】
本発明による装置を使用して投与する滴は、感応性および流涙が低い結膜嚢の底部内に放出されるので、有効成分の処方のpHが角膜に対し激しく作用する場合であっても、充血を引き起こすこれら有効成分に対する寛容度は著しく向上するはずである。
【0051】
本発明による装置はコスト面でも大きな長所を有する。本装置により、混合処方の発売認可取得に必要な時間と比較して、異なる有効成分の組合せの発売認可取得に必要な時間を大幅に短縮することが可能である。事実、混合液の開発期間およびコストは、元の単一の有効成分の開発に要する期間およびコストと同等かそれ以上になる。
【0052】
さらに、眼科の用途において異なる二つの有効成分を混合してただ一つの処方にすることは、このような装置により全く陳腐化される。製薬業者は、特に二つの有効成分のうちの片方が親水性であり他方が親脂肪性である場合、活量pHの範囲が異なるかあるいは溶解度が異なる二つの有効成分を同一の容器内で混合できるような特殊な処方を長時間を費やして研究する必要がもはやなくなる。
【0053】
ポンプに逆止め弁システムを使用することにより、ゲル状態のものも含め保存剤のない処方を投与することが可能となる。本発明による装置は現在のところ、変動が10%未満で所与の用量を投与できる唯一のシステムである。
【0054】
また、本発明による装置はきわめて確実である。すなわち
異なる二つの有効成分の組合せ効果が確実に得られ、数分の間隔をおいて二回の投薬を繰り返す必要がない。
【0055】
本発明による装置により、涙小管からの体吸収を減少させつつ眼科局所吸収を増加させることにより、局所吸収/体吸収治療係数を向上させることも可能である。
【0056】
適切な大きさのフレキシブルフィンガを使用することにより、角膜の外傷を防止することが可能である。
【0057】
本装置が正しく使用される場合、すなわち直接あるいは患者の指を介して、カバーの上部を患者の眉毛に押し付け、本装置のフィンガで下眼瞼を押し下げることにより、ポンプの端部と結膜あるいは角膜がなんら接触することなく、眼科液体の滴が正確に結膜嚢の底部に放出される。
【0058】
逆止め弁を使用すれば、ポンプおよび容器の内容物の汚染は一切ありえない。
【0059】
連節カバーを使用することにより、従来の容器の場合のように、キャップを地面または何らかの細菌性の表面に落下させた後再度取り付け、容器の内容物を汚染するようなことを防止することが可能である。
【0060】
最後に本発明は、舌状体に直角な翼を具備し自由端において中蓋の傾斜壁と協動することができるような少なくとも一つの舌状体をボタンに対向する端部に含む押しボタンを有することを特徴とし、ボタンを押すことにより、押しボタンの押下方向に直角な翼の移動が生じる起動装置を対象とする。
【0061】
ボタンが押されていない位置で、機械的応力を受けている要素(上記ポンプのハウジングなど)の溝に翼が挿入されると、押しボタンが押されたとき、翼は分離し前記要素を解放するので、前記要素は長手方向に移動することができる。
【0062】
上記の起動装置は、二つあるいはそれ以上の舌状体および翼を含むことができる。舌状体が二つの場合、中蓋は細長いV字形となる。舌状体が三つ以上の場合、中蓋は例えば円錐形となる。
【0063】
舌状体は、押しボタンがひとりでに非押下位置まで上昇するのに足る弾性および剛性を有するのが好ましい。例えば、ボタンと中蓋の底との間に設置するばねなどの弾性要素により、この上昇を支援することができ、前記ばね方向への翼のあそびを充分にとり、翼が格納できるようにする。
【0064】
本発明は添付の図面を参照することにより、よりよく理解されよう。
【0065】
【発明の実施の形態】
図1においては、前部に大きな開口部2を持ち、個々のポンプ4および5のヘッド3に自由に接近できるようになっている外部カバー1がある。保護カバー6を押し下げることによりポンプ4、5のヘッド3を保護し、万一の場合には隠すこともできる。ポンプの長手軸はV字形を形成し、前記ポンプが発射することのできる噴流を、カバーの前部から離れた位置にある点に収束させる。この実施形態においては、カバーの後部に位置するポンプ4および5の後端7および8には手が届くので、例えば指で押して作動位置に移す。
【0066】
ポンプを同時に起動準備するため、例えば案内溝によって前方から後方に案内され双方のポンプを同時に起動することのできる押しボタンを含むハウジングが、例えばプラグ挿入またはラチェット噛合いされた状態でカバーの後方にある。従って、このボタンを介して双方のポンプの後部を同時に押す。このように、必要であれば、一つのポンプのみがその起動の前に起動準備されるのを防ぐことができる。
【0067】
図2は、ポンプ4および5のヘッドの保護カバーおよび折り曲げ位置または格納位置にあるフィンガ9の側面図である。フィンガ9は、カバーが含む、ここでは水平位置の厚板6Aに隠れている。
【0068】
図3および図4では、ポンプは起動位置にあり、カバー6は押し上げられ、ポンプ4および5からフィンガおよびヘッド3が突出する。なぜなら、厚板6Aはポンプのヘッド3に対向する空隙を有するからである。フィンガ9は、眼瞼を押し下げることができるよう、展開されている。ポンプ4および5の後端7および8は、作動位置のポンプを収納するよう、双方とも押し込まれた状態になっている。
【0069】
図5は、起動装置、ならびにFR−94.11785に記載されているような種類のポンプの詳細図である。ポンプは、カバーの前部に流体吐出口10側の前端(またはノズル)を有するポンプ胴体部を含み、前記前端は、容器の前部を形成する例えばKraton(登録商標)製の弾性膜12で塞がれた吐出口11を含む。ポンプ胴体部は、流体取り入れ側面口14を具備するポンプ管路13により後方に延長される。このポンプはまた、ポンプ胴体部内に設置された可動ピストンを含み、取り入れ口14と吐出口側11への停止位置16との間の、ポンプ胴体部23に対するピストンの端部15の相対移動により、ポンプのピストン/胴体部の相対移動の際放出される液体の量が決定される。ピストンの端部15は、軽度摩擦状態でポンプ管路13に密閉嵌合される。取り入れ口14は、所与の流体量のみがポンプ管路13の端部で捕捉され吐出口11から放出されるのに足る寸法を有する。ポンプ胴体部およびピストンは、前部すなわちポンプ胴体部のヘッドを除き、容器20に全体を覆われる。吐出口11は、ポンプの長手軸方向に向けられた管路である。従って、液はポンプの長手軸方向に放出される。ポンプは、容器そのものから成る、ピストンを停止位置に復帰させる弾性を有する手段を具備する。さらに、実際には移動するのは、リング18によって固定されたピストンではなく、リング21によって前部で容器17に対する位置が維持され、後部でリング22に維持されるポンプ胴体部であることに留意されたい。この容器は、適切な復帰手段を形成するに足る厚みを有する蛇腹部分17から成る。ピストンが含むリング18の反対側には、同じく蛇腹構造を具備する壁の厚み増大部分から成る弾性を有する第二復帰手段19がある。この実施例においては、弾性容器の弾性膜は単一部品20を形成する。ポンプ胴体部は円筒形であり、ここでは前部リング21ならびに後部リング22を含む。前部リング21ならびに後部リング22は、膜の溝に嵌まることにより弾性容器の蛇腹部分の端部に固設される。
【0070】
より詳細には、ピストンは細長い形状を有し、径方向要素など複数のアンカを具備し、アンカの端部には、ピストン18の後部リングを形成するアーチ形の要素がある。前述のように、ポンプ胴体部23は前記のアーチよりも大きな直径の前部リング21ならびに後部リング22を含み、上記アンカが前記円筒形部の底部を横断できるよう、また、ポンプの胴体部を形成する円筒形部23内に設けた上記の径方向要素に対応する溝を介して、ピストンを長手方向に移動させることができるよう、後部円筒形リングの前側底部はくりぬかれている。従って、ピストンが後退するときには、この移動によって、圧力状態が部分的真空である空洞が画定される。事実、吐出口は、ポンプ内への空気の進入を防止する弾性膜により塞がれる。さらに後退すると、ピストンは最終的に、流体取り入れ口14の高さに到達する。この時、ポンプ管路には、図6でわかるように、ジャケット20内に含まれる流体が急速に充填される。すると復帰手段19は圧縮されるが、弾性を有する復帰手段17は伸展位置にある。ピストンが再度、流体取り入れ口14の高さに達した(実際には、ピストンは固定されたままで、カバーに対しポンプの胴体部が移動するのだが)時点で噴流の放出を開始すると、ピストンは放出された量である所与の流体量を閉じ込める。
【0071】
ポンプは、二つのノッチ、すなわち前部ノッチ25、後部ノッチ26を含むハウジング24内に含まれる。引金は、非起動準備位置では、前部ノッチ25内に挿入される。この上面図では引金は、図の面に対し直角な舌状体上に取り付けた二つの翼28および28’を具備する押しボタン27を含む。翼28’は、図示しない別のポンプの別のハウジングのノッチ内に挿入されるためのものである。
【0072】
図6には、図5と同一の要素ではあるが起動準備位置にある要素を示す。この位置では、カバー1に対しハウジング24が前進させてあるのがわかる。ハウジング24がハウジングのストッパ33とリブ34との間の後部リング22を維持し、ピストンリング18とカバーの前部でのくびれの協動によりピストンの前進が阻止されるので、ポンプを含むハウジングの後端を押し込むことにより、ポンプ胴体部が前方に移動する。このため空洞29が生じ、そこに取り入れ口14から流体が充填される。ベベル35により翼28は欠稜された形状であるため、翼28を前部ノッチ25から後部ノッチ26に向かって通過させることができ、カバーよりも後退するのが阻止される。後述の図7および図8でもわかるように、翼の自由端は相互に接近することができる。するとポンプは起動準備位置につく。ここで引金27を引くと、翼28および28’が格納され、ポンプ胴体部が再度後退するので、空隙29が圧縮される。このようにしてできた圧力は吐出口11につながり、ポンプ胴体部の端部から弾性膜12を遠ざけ、その結果、空洞29内に含まれる所与の量の液体を放出させることが可能となる。
【0073】
図7では、翼28および28’が展開位置にあり、容器20を含むハウジング24内に設けたノッチ、例えば25内に、翼が挿入されている。これら翼は、押しボタン27が含む舌状体31上にある。舌状体は、カバーの下側基部上に設けたV字形受け取り装置32と協動する。このように、図8のように押しボタン27の押下Pにより、翼28および28’を接近させ格納することができ、従って単数または複数のハウジング24を解放することが可能となり、ポンプは位置を変えて流体を放出することができる。
【0074】
前記システムは容器の独立性を保っており、このシステムにより、片方の容器を使用することあるいは同時に両方の容器を使用することが可能である。
【0075】
このような分配器により初めて、保存時についても眼内浸透についても液の個別のpHを維持した状態で、異なる二つの液を同時に投与することが可能となった。
【0076】
また、点眼滴を投与するにあたり合成処方に頼らなくとも混合液の投与が可能となるのもこれが最初である。さらに、二つの液を25μl未満の合計用量で投与できるのもこれが最初である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ポンプが休止状態の本発明による二重式分配器を示す上面図である。
【図2】前部保護カバーが下げられフィンガが後退位置にある、図1と同様の側面図である。
【図3】ポンプが起動され、保護カバーが押し上げられ、引き込み可能フィンガが突出位置にある、図1と同様の図である。
【図4】ポンプが起動され、保護カバーが押し上げられ、引き込み可能フィンガが突出位置にある、図2と同様の図である。
【図5】個々のポンプならびに起動準備および噴流開始装置の詳細を示す、図1の水平断面図である。
【図6】個々のポンプならびに起動準備および噴流開始装置の詳細を示す、図3の水平断面図である。
【図7】非動作位置における起動準備/開始装置の詳細を示す、図1のAA断面図である。
【図8】動作位置における起動準備/開始装置の詳細を示す、図1のAA断面図である。
【符号の説明】
1 外部カバー
2 前部開口部
11 吐出口
12 弾性膜
13 ポンプ管路
14 流体取り入れ側面口
17,19 蛇腹部分
21 前部リング
22 後部リング
24 ハウジング
25,26 ノッチ
27 噴流開始装置
28,28’ 翼
31 舌状体

Claims (12)

  1. 少なくとも一つの前部開口部(2)および一つの後部開口部を含む外部カバー(1)と、
    カバー(1)の外側から接近が可能な噴流開始装置(27)とを含み、
    前記カバーが、それぞれが所与の用量を投薬する用量投薬装置を具備する二つの対噴流起動式個別ポンプ(4、5)を含み、前記ポンプ(4、5)によりカバーの前側開口部(2)から噴射される噴流の方向および向きが、カバー(1)の前端より前にあって噴流間の間隔が所与の間隔になるような角度にある点に向かって収束し、二つの噴流が別々の二つの放出口により分配器から飛び出すことを特徴とする二重式薬液分配器。
  2. 噴流放出開始装置(27)が同時作動式であることを特徴とする請求項1に記載の分配器。
  3. ポンプ(4、5)の長手方向軸によって噴流の方向が決定されることを特徴とする請求項1または2に記載の分配器。
  4. ポンプ(4、5)のヘッドの軸によって噴流の方向が決定され、ポンプ(4、5)の残りの軸は平行であることを特徴とする請求項1または2に記載の分配器。
  5. カバー(1)の前方に突出したフィンガを含むことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の分配器。
  6. 前記ポンプ(4、5)によりカバー(1)の前側開口部から噴射される噴流の方向および向きが、フィンガのカバー(1)から離れた側の末端より前にある点に向かって収束し、カバーの上方では、前記端における噴流間の間隔が約3mm〜5mmになるような角度になることを特徴とする請求項5に記載の分配器。
  7. ポンプが、側面のノッチ(25、26)を含む堅固なハウジング(24)内に含まれることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の分配器。
  8. 噴流開始装置(27)が、舌状体(31)に対し直角な二つの翼(28、28’)を具備する舌状体(31)を含む押しボタンであることを特徴とする請求項2から7のいずれか一項に記載の分配器。
  9. 舌状体(31)を接近させ、翼(28、28’)を、ポンプを収納する堅固なハウジング(24)内に設けた側面ノッチ(25、26)から分離するため、舌状体が、噴流を起動させるための押下げが行われる部位に対向するその端部において、カバー上に設けたV字形スロットと協動することを特徴とする請求項8に記載の分配器。
  10. ポンプが事前起動準備ポンプであることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の分配器。
  11. ポンプが、ポンプ胴体部、ピストン、およびこれらを収納する弾性容器の、三つの部品を含み、ポンプ胴体部はポンプの出力側に前端を有し、前記前端は、容器の前部を形成し流体取り入れ側面口(14)を具備するポンプ管路(13)により後方に延長される弾性膜(12)によって塞がれる吐出口(11)を含み、ピストンが前記ポンプ胴体部の中に設置され、その結果、取り入れ口と吐出口(11)側への停止位置(16)との間の、ポンプ胴体部(23)に対するピストンの端部(15)の相対移動により、ポンプのピストン/胴体部の相対移動の際放出される液体の量が決定されることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の分配器。
  12. 容器が、受け容れ可能な復帰手段を形成するのに充分な厚みを有する蛇腹状の第一部分(17)と、蛇腹状の第二部分(19)とを含み、ピストンが、二つの蛇腹部分(17、19)の間に固定された第一の後部リング(18)を含み、ポンプ胴体部は円筒形であり、容器の前部に固設された前部リング(21)、ならびに蛇腹部分(19)の後方の容器の後部に固設された第二の後部リング(22)を含むことを特徴とする請求項11に記載の分配器。
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