JP4956818B2 - 目薬容器 - Google Patents

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Description

本発明は、眼球に目薬を簡単にさすことができる目薬容器に関する。
眼病治療や予防のための点眼薬を目薬容器に入れて顧客や患者に提供されている。この際用いられている容器はキャップを外すことで容器の点眼部分が露出する構造となっている。顧客や患者である使用者は、一方の手で瞼を強制的に開いて他方の手で容器を持って容器の点眼部分を眼球に近づけて容器を圧搾することで、点眼部分から点眼液を落下させ、眼球表面に点眼液を滴下している。
このような状況下において、特許文献1には、目薬容器の注液口がまつ毛に触れない設定点眼高さで安定的に目薬容器を保持する点眼補助具が開示されている。
特開2002−248157号公報
しかしながら、従来の目薬容器による点眼は、顔を上方に向けて数センチメートル真上から眼球に目掛けて目薬液を落下させるので、いつ目薬液の水滴が落下してくるのか使用者は分からず、非常に不安感を与える、という課題がある。更に、医師から薬局を経て提供される目薬は次回検診日までに使用する分量が目薬容器に収容されており、また例えばスイミングのあと眼球の消毒として市販されている目薬は1シーズンの分量が収容されており、一日分だけや一回分の目薬を持ち運ぶことができなかった。
本発明は、上記課題に鑑み、使用者に不安感を与えず目薬液を眼球表面に簡単にさすことができる斬新な目薬容器を提供することを目的とする。
発明の構成は、目薬液をそれぞれ収容するための空間と該空間から目薬液を注出する注出路とを一対左右対称に画成した収容部と、収容部の各注出口側に装着されるクッション当接部材と、収容部の各注出口を塞ぐ封止部材とを備えた目薬容器であって、収容部は帯状の基部と基部に貼り合わさる被覆部とを備え、基部と被覆部とによって左眼用目薬液を収容する第1空間と、右眼用目薬液を収容するための第2空間と、第1空間の目薬液を出する第1出路と、第2空間の目薬液を出する第2出路と、が画成され、基部は、左側の端部に開口した左側出口と、右側の端部に開口した右側出口と、を備え、左側のクッション当接部材は、左側注出口に連設されて第1空間に収容された左眼用目薬液を注出する流路を形成する中空部を有し、右側のクッション当接部材は、右側注出口に連設されて第2空間に収容された右眼用目薬液を注出する流路を形成する中空部を有し、収容部の中心部を折り曲げて左右のクッション当接部材の開口側を左右の目頭に宛がい、左側注出口及び右側注出口と中空部とを経由して目薬液を使用者の目頭に流し込むことを特徴とする。
封止部材は片状に形成され、注出路の注出口側に封止部材が貼り付けられることで、注出口が塞がれることが好ましい。クッション当接部材は、好ましくは中空円筒形状である。さらに、収容部に画成される空間は、一回分の目薬液を収容する大きさに設定されていることが好ましい。
上記構成によれば、収容部の空間に目薬液を収容し、封止部材で収容部の注出口を塞いでおき、使用者が目薬をさす際封止部材を取り外し、クッション当接部材を目頭に宛がうよう顔面に当接させ、収容部に画成された空間から目薬液を注出路を経由して注出口から注出することによりクッション当接部材の注出口に連設した流路を経由して目頭に目薬液を注出することができる。よって、使用者は瞼を強制的に開く必要がなく、いつ目薬が落下してくるかという不安を抱くことがない。また、種類の異なる目薬液を収容部の各空間に収容する第2の構成においては、目薬をさす直前に目薬液を混合させることができる。左右一対の空間に目薬液を収容する第3の構成においては、左右の両眼に略同時に目薬をさすことができる。さらには、収容部に画成した空間を一回分の目薬液を収容する大きさとすることにより、外出先に一つの目薬容器を携帯すればよく、使い捨てタイプとすることもできて利便性に富む。
本発明によれば、目薬液を収容する空間を画成した収容部から封止部材を取り外し、クッション当接部材を目頭に宛がい、収容部に画成された空間から目薬液を注出路を経由して注出口から注出することによりクッション当接部材が該注出口に連設した流路を経由して目頭に目薬液を注出することができる。よって、使用者に対して不安感を与えず、眼球に目薬を簡単にさすことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
本発明の目薬容器の第1形態について説明する。
図1は本発明の第1形態に係る目薬容器10を示すもので、(A)は斜め上方からの斜視図、(B)は逆斜め上方からの斜視図である。図2は図1に示す目薬容器10の分解斜視図、図3(A)は図1に示す目薬容器10の平面図、(B)はX1−X2線に沿う断面図である。
第1形態に係る目薬容器10は、図1〜図3に示すように、目薬液を収容する空間11aを画成し、空間11aに目薬液を注入する注入路11b及び空間11aの目薬液を注出する注出路11cを画成した収容部11と、収容部11の注出口11d側に装着されたクッション当接部材12と、収容部11の注出口11dを塞ぐ封止部材13とからなる。
収容部11は、図2及び図3(A)に示すように、略平板状の基部11eと、該基部11eの片面側に大きく略楕円球面状に膨出して目薬液を収容する空間11aを形成する膨出部11fと、膨出部11fと同側に膨出して基部11eとで注入路11bを形成する注入路形成部11gと、注入路形成部11gや膨出部11fと同側に膨出して基部11eとで注出路11cを形成する注出路形成部11hとを一体成形してなる。空間11aを挟んで注入路11bと注出路11cとが基部11eの長手方向に沿って同軸となるよう、膨出部11fに対して注入路形成部11gと注出路形成部11hとが対峙して略同一軸上に形成されてなる。
注入路11bの空間11a側は空間11aと連通している。注入路11bの空間11aと逆側は基部11eの一端まで延設して必要に応じて注入口を形成するが、注入口から注入路11bを経由して空間11aに目薬液を注入した後は、注入口は熱処理などにより注入口が封鎖されてなる。注出路11cの空間11a側は空間11aと連通しており、注出路11cの空間11aと逆側は基部11eの他端まで延設して注出口11dを形成する。
なお、収容部11の注出路側端部11iは、膨出部11fとで空間11aを画成する基部11eの部位より厚くしてなり、後述するように、クッション当接部材12に形成された挿し込み溝部12aの幅と同程度に形成され、クッション当接部材12の受けとして機能する。
膨出部11fは、使用者が指で押圧することで容易に窪むように形成され、膨出部11fの表面を押圧することで空間11a内の目薬液を注出路11cを経由して注出口11dから注出することができる。収納部11に画成される空間11aは、一回分の目薬を注す分量の目薬液を収容できる大きさであり、大きさは約0.05〜0.25cmの範囲であり、特に、0.08cm程度が好ましい。
クッション当接部材12は略円筒形状である。クッション当接部材12で収容部11に装着される底面側には溝部12aが形成される。クッション当接部材12で逆側の円筒天面側には、断面半球面状に丸みを呈して全周方向に周設された壁部12dで中空部12bが形成され、中空部12b先端は開口12cを形成する。
封止部材13は、図2及び図3に示すように、収容部11の注出口11dを封止するように屈曲した片状に成形されてなる。封止部材13は、断面コ字状に形成されてなる封止部13aと封止部13aから延出された引っ張り部13bとで一体成形してなる。封止部13aは、注出口11dに対向する対向部13cと、対向部13cの両端から略90度折り曲げられて引っ張り部13bと逆向きに延設された端部13d及び13eとを備える。引っ張り部13bは封止する注出口11dの延長線上に延出するように最低限2箇所で屈曲してなる。
ここで、クッション当接部材12は、原料ゴムに有機発泡剤、架橋剤、軟化剤、補強剤などの添加剤を練り込み、密閉された所定の型内で加硫を行いながら発泡剤の分解により独立した気泡ゴムスポンジで成形される。原料ゴムには、ニトリルゴムなどの合成ゴムや天然ゴムを用いるのが好ましい。これにより気泡ゴムスポンジは、軽く、引き裂き強度が強く、吸湿性が極めて低くなる。よって、クッション当接部材12の中空部12bは収容部11の注出口11dに連設されることで収容部11に収容された目薬液を注出する流路として機能し、クッション当接部材12は目薬液を吸収しないで、目頭に目薬液を注出することができる。
一方、収容部11や封止部材13の材質には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートなどの汎用性プラスチックや、ポリエチレンナフタレン、ポリカーボネート、ポリアミド6、ポリサルホンのようなエンジニアリングプラスチックを用いることができるが、収容する目薬液と反応しないことが必要となる。
以上のように構成された目薬容器10は、収容部11の基部11e及び注出路形成部11hに封止部13aの各端部13d及び13eをスポットで接着させることで、収容部11の注出口11dを封止部13aで塞ぎ、収容部11の注出路側端部11iがクッション当接部材12の溝部12aに挿し込まれ、収容部11にクッション当接部材12が装着される。これにより、封止部13aを介在させて、クッション当接部材12の中空部12bが注出口11dに臨んで収容部11の注出路11cがクッション当接部材12の中空部12bと連通する。なお、収容部11に注入口が形成されている場合には、注入口から目薬液を注入し注入路11bを経由して空間11aに目薬液が収容され、注入口が熱処理により密閉されるが、注入口に受け部(図示しない)を形成して別の封止部材で栓をして詰め替えすることができる容器としてもよい。収容部11に注入路が形成されていない場合には、注出口11dから目薬液を注入してから封止部材13で注出口11dを塞ぐようにしてもよい。
次に、かように目薬液を収容した目薬容器10の使用方法について説明する。
図4は、図1に示す目薬容器10の使用方法を説明する概略図である。先ず、使用者は目薬容器10から封止部材13を取り外す。次に、使用者は瞼を閉じて目頭100にクッション当接部材12の開口側を宛がい、収容部11の膨出部11fを指で押圧する。すると、膨出部11fが窪んで空間11a内の目薬液が注出路11c、注出口11d及びクッション当接部材12の中空部12bを経由して開口12cから流出し、使用者の目頭100に流れ込む。よって、目頭100に注がれた目薬液は使用者が瞬きをすることで眼球表面に広がるので、簡単に目薬液をさすことができる。
以上のように第1形態に係る目薬容器10を用いることにより、従来のように目薬液を落下させることなく、クッション当接部材12に形成した中空部12cを経由して使用者の目頭100に対して目薬液をさすことができる。この目薬液のさし方は、従来のような瞼を開いて目薬液を眼球に落下させる方式とは異なり、クッション当接部材12の開口12cから目頭100に注入する。よって、使用者はいつ目薬液が眼球に落下するかという不安感を抱くことなく、安心して目薬をさすことができる。また、従来の落下方式とは異なり、使用者は頸を略90度曲げて顔面を空や天井に向ける必要がなく、やや前方の上方をみるように頸をやや曲げるだけでよいので安定感がよい。よって、バスや電車などの車中でも転倒などすることなく目薬をさすことができる。また、お年寄りや子供にも難なく適用できる。
次に第2形態について説明する。
図5は本発明の第2形態に係る目薬容器20を示した斜視図である。図6は図5に示す目薬容器20の分解斜視図、図7(A)は図5に示す目薬容器20の平面図、(B)はX3−X4線に沿う断面図である。
第2形態に係る目薬容器20も、図5〜図7に示すように、目薬液を収容するための空間21a、空間21aに目薬液を注入する注入路21b及び空間21aの目薬液を注出する注出路21cを画成した収容部21と、収容部21の注出口21d側に装着されたクッション当接部材22と、収容部21の注出口11dを塞ぐ封止部材23とからなる。
第2形態に係る目薬容器20は、収容部21の注出路21cの注出口側の形状とこの注出口21dを塞ぐ封止部材23との点で、第1形態に係る目薬容器10と大きく異なる。以下、異なる点を主として説明する。
収容部21は、図6及び図7(A)に示すように、略平板状の基部21eと、該基部21eの片面側に大きく略楕円球面状に膨出して目薬液を収容するための空間21aを基部21eとで形成する膨出部21fと、両側に僅かに膨出して注入路21bを形成する注入路形成部21gと、注入路形成部21gと同様に両側に僅かに膨出して注出路21cを形成する注出路形成部21hとを一体成形して構成されている。ここで、空間21aを挟んで注入路21bと注出路21cとが基部21eの長手方向に沿って同軸となるよう、膨出部21fに対して注入路形成部21gと注出路形成部21hとが対峙して略同一軸上に形成されてなる点は第1形態と同じであるが、注出路21cの注出口21d側は内径を大きくして受け部21iを形成している。受け部21iには複数、例えば互いに直交するように4箇所に切り欠け部21jが形成されている。これは、後述するように、T字型に形成された封止部材23にて封止部23aとしての脚部が受け部21iに嵌め込まれる際に受け部21iが外周方向に力を逃がし易くするためである。収容部21が画成する空間21aは第1形態と同様に一回分の目薬液を収容できる大きさでもよいし、第2形態とは異なり、二回分などの複数回だけ、即ち、一日分の目薬液を収容できる大きさでもよい。
封止部材23は第1形態と異なり、図6に示すように、軸部23bに持ち手部23cを直交させて略T字型に成形されてなる。軸部23bの端部は外径が大きくなり、封止部23aとしての脚部を形成する。
クッション当接部材22は、第1形態と同様、収容部21に装着される側の円筒底面側には溝部22aが形成され、逆側の円筒天面側には断面半球面状に丸みを呈して周方向に周設された壁部22dで中空部22bが形成され、中空部22b先端は開口22cを形成する。収容部21、クッション当接部材22及び封止部材23の各材質は、第1形態と同様である。
以上のように構成された目薬容器20は、収容部21における注出路21cの注出口側に形成された受け部21iに封止部23aを嵌め込むことで、収容部21の注出口21dを塞ぎ、収容部21の注出路側端部21kがクッション当接部材22の溝部22aに挿し込まれることで、収容部21にクッション当接部材22が装着される。これにより、第1形態と同様、封止部材23の封止部23aを介在させて、クッション当接部材22の中空部22bが注出口21dに臨んで収容部21の注出路21cがクッション当接部材22の中空部22bと連通する。よって、封止部23aを受け部21iから外すことで、第1形態と同様の使用方法により、使用者は瞼を閉じて目頭100にクッション当接部材22の開口側を宛がい、収容部21の膨出部21fを指で押圧して目薬容器20の開口22cから目薬液を流出させて目頭100に流し込むことで、簡単に目薬液をさすことができる。
次に第3形態について説明する。
図8は、本発明の第3形態に係る目薬容器30の断面図である。第3形態に係る目薬容器30は、図8に示すように、目薬液を収容するための空間31aを画成する容器本体34と、容器本体34の頸部34aに開口側から嵌め込まれて空間31a内の目薬液を注出するための流路31bを形成する流路形成部35と、流路形成部35の開口側に装着されて中空部32bを形成するクッション当接部材32と、クッション当接部材32を被覆しつつクッション当接部材32の中空部32bに蓋をするキャップ部33とを備える。
流路形成部35は、頸部34aの中空に挿入される中空円筒状の接続部35aと、接続部35の内径より細い流路31bを形成し外周にクッション当接部材32を装着する受け部35bと、接続部35aと受け部35bとの間で外周壁に形成された鍔部35cとが一体成形してなる。
クッション当接部材32は略円筒形状で、その装着部32aで流路形成部35の受け部35bに装着される。断面半球面状に丸みを呈して全周方向に周設された壁部32dにより中空部32bが流路31bに連設して形成される。中空部32b先端は開口32cを形成する。なお、収容部31、クッション当接部材32及び封止部材33の各材質は、第1形態と同様である。
第3形態に係る目薬容器30は、以上のように、目薬液を収容するための空間31a、空間31aへの目薬液の注入及び目薬液の注出を行うための流路31bを画成した収容部31と、収容部31の流路31bの注出口側に装着されたクッション当接部材32とを備え、流路31bにクッション当接部材32の中空部32bが連設されてなる。よって、第3形態の目薬容器30においても、第1及び第2形態の場合の使用方法と同様に、先ず、キャップ部33を回転して容器本体34の頸部34aから外す。次に使用者は瞼を閉じて目頭100にクッション当接部材32の開口側を宛がい、収容部31の容器本体34を圧搾して目薬容器30の開口32cから目薬液を流出させて目頭100に流し込むことで、目の隅々まで万遍なく液が浸透していき、簡単に目薬液をさすことができる。
以上の第1乃至第3形態は、収容部に一種類の目薬液を収容する空間を画成しているが、収容部に二種類の目薬液を収容する各空間を画成した目薬容器を第1形態の変形例として説明する。
図9は第4形態に係る目薬容器40を示した図であり、(A)は斜め上方からの斜視図、(B)は逆斜め上方からの斜視図である。図10は図9に示す目薬容器40の分解斜視図、図11(A)は図9に示す目薬容器40の平面図、(B)は側面図、図12(A)はX5−X6線に沿う断面図、(B)はX7−X8線に沿う断面図である。
第4形態に係る目薬容器40は、図9〜図12に示すように、第1の目薬液を収容する第1空間41a及び第2の目薬液を収容する第2空間41Aをそれぞれ画成し、第1空間41aに第1の目薬液を注入する第1注入路41b及び第1空間41aから第1の目薬液を注出する第1注出路41c並びに第2空間41Aに第2の目薬液を注入する第2注入路41B及び第2空間41Aから第2の目薬液を注出する第2注出路41Cを画成した収容部41と、収容部41の第1注出口41d及び第2注出口41D側に装着されたクッション当接部材42と、収容部41の第1注出口41d及び第2注出口41Dを塞ぐ封止部材43とからなる。
収容部41は、図11及び図12に示すように、略平板状の基部41eと、基部41eの表面側に大きく略楕円球面状に膨出して第1の目薬液を収容するための第1空間41aを基部41eとで形成する第1膨出部41fと、第1膨出部41fと同側に膨出して基部41eとで第1注入路41bを形成する第1注入路形成部41gと、第1注入路形成部41gや第1膨出部41fと同側に膨出して基部41eとで第1注出路41cを形成する第1注出路形成部41hと、基部41eの裏面側に大きく略楕円球面状に膨出して第2の目薬液を収容するための第2空間41Aを基部41eとで形成する第2膨出部41Fと、第2膨出部41Fと同側に膨出して基部41eとで第2注入路41Bを形成する第2注入路形成部41Gと、第2注入路形成部41Gや第2膨出部41Fと同側に膨出して基部41eとで第2注出路41Cを画成する第2注出路形成部41Hとを一体成形してなる。ここで、第1空間41aを挟んで第1注入路41bと第1注出路41cとが基部41eの長手方向に沿って同軸となるよう、第1膨出部41fに対して第1注入路形成部41gと第1注出路形成部41hとが対峙して略同一軸上に形成されてなる。同様に、第2空間41Aを挟んで第2注入路41Bと第2注出路41Cとが基部41eの長手方向に沿って同軸となるよう、第2膨出部41Fに対して第2注入路形成部41Gと第2注出路形成部41Hとが対峙して略同一軸上に形成されてなる。図11(A)に示すように、略平板状の基部12eの長手方向の中心面を挟んで等距離に、第1注入路41bと第2注入路41Bとが、第1注出路41cと第2注出路41Cとが、それぞれ同方向に延設されてなる。
各注入路41b及び41Bの空間41a,41A側は対応する空間41a,41Aと連通している。各注入路41b及び41Bの空間41a,41Aと逆側は基部41eの一端まで延設して注入口を形成するが、注入口から注入路41b,41Bを経由して空間41a,41Aに対応する目薬液を注入した後は、注入口は熱処理などにより注入口が封鎖されてなる。
収容部41の注出路側端部41iは、第1形態と同様、基部41eの厚みを増し、クッション当接部材42に形成された溝部42aの幅と同程度にして、クッション当接部材12の受けとして機能する。注出路側端部41iはそれぞれ基部41eの表裏面から等距離に長手方向中心軸を挟んで等距離に第1注出口41d及び第2注出口41Dを画成した注出口部41jが形成され、第1注出路41cの端部が第1注出口41dと連通するよう第1注出路形成部41hの端部が注出口部41jに連設され、第2注出路41Cの端部が第2注出口41Dと連通するよう第2注出路形成部41Hの端部が注出口部41jに連設される。
なお、クッション当接部材42は、他の形態と同様、収容部41に装着される側である円筒底面側には溝部42aが形成され、逆側の円筒天面側には断面半球面状に丸みを呈するよう全周方向に周設された壁部42dで中空部42bが形成され、中空部42b先端が開口42cを形成する。封止部材43は、第1の形態と同様、収容部41の第1及び第2の注出口41d,41Dを封止するように屈曲した片状に成形されてなる。封止部材43は、対向部43c及び端部43d,43eで断面コ字状に形成されてなる封止部43aと、封止部43aから延出された引っ張り部43bとで一体成形してなる。収容部41、クッション当接部材42及び封止部材43の各材質は、第1形態と同様である。
以上のように構成された目薬容器40は、収容部41の注出口部41jに封止部43aの各端部43d及び43eをスポットで接着させることで、収容部41の第1及び第2の注出口41d,41Dを封止部43aで塞ぎ、収容部41の注出路側端部41iがクッション当接部材42の溝部42aに挿し込まれ、収容部41にクッション当接部材42が装着される。また、各注入口から対応する目薬液を注入し各注入路41b,41Bを経由して対応する空間11a,11Aに目薬液が収容され、注入口が熱処理により密閉される。
よって、使用者は、目薬容器40から封止部材43を取り外し、使用者は瞼を閉じて目頭にクッション当接部材42の開口側を宛がい、収容部41の各膨出部41f,41Fを指で押圧する。すると、各膨出部41f,41Fが窪んでそれぞれ空間41a、A内の目薬液が各注出路41c,41Cを経由して各注出口41d,41D及びクッション当接部材42の中空部42bに流れ、この中空部42bで第1の目薬液と第2の目薬液とが混合されて開口42cから流出し、使用者の目頭に流れ込む。よって、目頭に注がれた目薬液は瞬きをすることで眼球表面に広がるので、簡単に目薬液をさすことができる。
以上の第4形態は第1形態を変形したタイプであるが、第2形態を同様に変形しても得ることができる。
次に、両眼に略同時に目薬液をさすことができる目薬容器について第5形態として説明する。
図13は、第5形態に係る目薬容器50を示すもので、(A)は斜め上方からの斜視図、(B)は斜め下方からの斜視図である。図14(A)は図13に示す目薬容器50の平面図、(B)はX9−X10に沿う断面図、(C)は底面図である。
第5形態に係る目薬容器50は、左眼用目薬液を収容するための第1空間51a及び右眼用目薬液を収容するための第2空間51Aを画成し、第1空間51aの目薬液を注出する第1注出路51c及び第2空間51A内の目薬液を注出する第2注出路51Cを形成した収容部51と、収容部51の左側注出口51d及び右側注出口51Dを臨んで各両端部裏面に装着された左右一対のクッション当接部材52と、収容部51の左側注出口51d及び右側注出口51Dをそれぞれ塞ぐ封止部材53とからなる。
収容部51は、図14に示すよう、帯状の基部54と、基部54とで第1空間51a及び第2空間51A並びに第1注出路51c及び第2注出路51Cを画成する被覆部55とを貼り合わせて成る。基部54には左端部に左側注出口51dと右端部に右側注出口51Dとがそれぞれ開口されている。被覆部55は略帯状で、左右対称面を挟んで第1空間51aの第1画壁部55aと第2空間51Aの第2画壁部55Aとを形成するよう表側に半楕円球面状に大きく膨出すると共に、第1画壁部55aの左端から左側溝形成壁55bを延設し、第2画壁部55Aの右端から右側溝形成壁55Bを延設してなる。よって、収容部51は、基部54と被覆部55とを貼り合わせることで、左右中心面から左側にて第1画壁部55aと基部54で第1空間51aを形成し、左側溝形成壁55bと基部54とで第1注出路51cを形成する一方、左右中心面から右側にて第2画壁部55Aと基部54とで第2空間51Aを形成し、右側溝形成壁55Bと基部54とで第2注出路51Cを形成する。ここで、基部54は、第1注出路51cの左端部には左側注出口51dを開口し、第2注出路51Cの右端部には右側注出口51Dを開口している。
左右一対のクッション当接部材52は略円筒形状で、断面半球面状に丸みを呈して全周方向に対して周設した壁部52dで中空部52bが形成され、中空部52b先端が開口52cを形成する。クッション当接部材52の中空部52bが左右の各注出口51d及び51Dを臨むように円筒底面が基部54の裏面に接着される。
封止部材53は、収容部51の各注出口51d,51Dを封止するよう屈曲して片状に成形されてなる。封止部材53は、注出口51d,51Dを塞ぐように基部裏面に接着される封止部53aと、封止部53aの端から斜めに傾斜した傾斜部53bと、傾斜部53bの端から封止部53aに並行に延設された引っ張り部53cとで一体成形してなる。なお、収容部51、クッション当接部材52及び封止部材53の各材質は、第1形態と同様である。
以上のように目薬容器50が構成され、第1空間51a及び第2空間51Aに目薬液をそれぞれ収容し、封止部材53の封止部53aを各注出口51d,51Dで塞ぎ、クッション当接部材52の開口52cから左右両側に向けて引っ張り部53cが延設するように配置される。
図15は、第5形態に係る目薬容器50の使用方法を示す概略図である。
使用者は、先ず目薬容器50の引っ張り部53cを手にして収容部51から封止部材53を引き剥がし、左右の注出口51d,51Dを露出させる。次に、使用者は瞼を閉じて左右のクッション当接部材52,52を左右の目頭100,100に宛がい、収容部51の左右の膨出した画壁部55a,55Aを指で押圧しつつ、収容部51の中心部が折り重なるようにする。すると、第1空間51a内の目薬液が注出路51cを流れ、注出口51dに連設されたクッション当接部材52の中空部52dを経由して中空52cから左の目頭内に注入される。同時に、第2空間51A内の目薬液が注出路51Cを流れ、注出口51Dに連設されたクッション当接部材52の中空部52dを経由して中空52cから右の目頭内に注入される。よって、目頭100,100に注がれた目薬液は瞬きにより眼球表面に広がるので、簡単に目薬液をさすことができる。
以上各形態を説明したが、本発明は特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で自由に変更実施することができる。例えば、収容部の外形は図示した場合に限らず、例えば子供用であれば子供に人気のあるキャラクターの形状とすることで、幼児は機嫌よく目薬をさすことができる。
本発明の第1形態に係る目薬容器を示し、(A)は斜め上方からの斜視図、(B)は逆斜め上方からの斜視図である。 図1に示す目薬容器の分解斜視図である。 (A)は図1に示す目薬容器の平面図、(B)はX1−X2線に沿う断面図である。 図1に示す目薬容器の使用方法を説明する概略図である。 本発明の第2形態に係る目薬容器を示した斜視図である。 図5に示す目薬容器の分解斜視図である。 (A)は図5に示す目薬容器の平面図、(B)はX3−X4線に沿う断面図である。 本発明の第3形態に係る目薬容器の断面図である。 第4形態に係る目薬容器を示し、(A)は斜め上方からの斜視図、(B)は逆斜め上方からの斜視図である。 図9に示す目薬容器の分解斜視図である。 (A)は図9に示す目薬容器の平面図、(B)は側面図である。 (A)はX5−X6線に沿う断面図、(B)はX7−X8線に沿う断面図である。 第5形態に係る目薬容器を示し、(A)は斜め上方からの斜視図、(B)は斜め下方からの斜視図である。 (A)は図13に示す目薬容器の平面図、(B)はX9−X10に沿う断面図、(C)は底面図である。 第5形態に係る目薬容器の使用方法を示す概略図である。
符号の説明
10,20,30,40,50:目薬容器
11,21,31,41,51:収容部
11a,21a,31a,41a,41A,51a,51A:空間
11b,21b,41b,41B:注入路
11c,21c,41c,41C,51c,51C:注出路
11d,21d,41d,41D,51d,51D:注出口
11e,21e,41e,54:基部
11f,21f,41f,41F:膨出部
11g,21g,41g,41G:注入路形成部
11h,21h,41h,41H:注出路形成部
11i,21k,41i:注出路側端部
12,22,32,42,52:クッション当接部材
12a,22a,32a,42a,52a:溝部
12b,22b,32b,42b,52b:中空部
12c,22c,32c,42c,52c:開口
12d,22d,32d,42d,52d:壁部
13,23,33,43,53:封止部材
13a,23a,33a,43a,53a:封止部
13b,43b,53c:引っ張り部
13c:対向部
13d,13e:端部
21i,35b:受け部
21j:切り欠け部
23b:軸部
23c:持ち手部
31b:流路
32a:装着部
33:キャップ部
34:容器本体
34a:頸部
35:流路形成部
35a:接続部
35c:鍔部
41j:注出口部
53b:傾斜部
55:被覆部
55a,55A:画壁部
55b,55B:溝形成壁
100:目頭

Claims (4)

  1. 目薬液をそれぞれ収容するための空間と該空間から目薬液を注出する注出路とを一対左右対称に画成した収容部と、該収容部の各注出口側に装着されるクッション当接部材と、上記収容部の各注出口を塞ぐ封止部材とを備えた目薬容器であって、
    上記収容部は、帯状の基部と、上記基部に貼り合わさる被覆部と、を備え、
    上記基部と上記被覆部とが合わさって、左眼用目薬液を収容する第1空間と、右眼用目薬液を収容するための第2空間と、上記第1空間の目薬液を出する第1出路と、上記第2空間の目薬液を出する第2出路と、が画成され、
    上記基部は、左側の端部に開口した左側出口と、右側の端部に開口した右側出口と、を備え、
    左側のクッション当接部材は、上記左側注出口に連設されて上記第1空間に収容された左眼用目薬液を注出する流路を形成する中空部を有し、
    右側のクッション当接部材は、上記右側注出口に連設されて上記第2空間に収容された右眼用目薬液を注出する流路を形成する中空部を有し、
    上記収容部の中心部を折り曲げて左右のクッション当接部材の開口側を左右の目頭に宛がい、上記左側注出口及び上記右側注出口と上記中空部とを経由して目薬液を使用者の目頭に流し込むことを特徴とする、目薬容器。
  2. 前記封止部材は片状に形成され、前記注出路の注出口側に該封止部材が貼り付けられることで、注出口が塞がれることを特徴とする、請求項1に記載の目薬容器。
  3. 前記クッション当接部材は中空円筒形状であることを特徴とする、請求項1に記載の目薬容器。
  4. 前記収容部に画成される空間は、一回分の目薬液を収容する大きさであることを特徴とする、請求項1に記載の目薬容器。
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