JP3805320B2 - 多方向の大きな動きに対応する伸縮継ぎ手システムおよびそれに使用するデバイス - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
発明の背景
本発明は、隣接するコンクリートセクション間にギャップが形成された道路建造物において用いることのできる伸縮継ぎ手システムに関する。本発明の伸縮継ぎ手は、特に多方向の大きな動きに対応しなければならない橋建造物および他の建造物に利用することができることが見出された。
【0002】
【従来の技術】
温度変化、プレストレスによる短縮およびクリープ、地震のサイクルおよび振動、積載荷重による重量偏差および車両による縦の力による伸縮として生じるギャップ内の寸法変化に対応するために隣接するコンクリート建造物間にあえてギャップを与える。従来、伸縮継ぎ手は、ギャップの近傍のこれらの動きに対応するために利用される。
橋建造物は、地震の発生に対応して関連する動きもまた受ける。このような事象の間に起こる動きは、動きの大きさ、動きの方向のいずれについても予測できないものであるため、これは、特別な問題となる。多くの場合において、橋は、車両が、破損した伸縮継ぎ手上を移動することができないために、かなりの期間使用することができない。
【0003】
このような伸縮継ぎ手を設計する困難性は、大きな動き成分が、道路を横切る方向に加えられ、継ぎ手が、典型的には、これらの動きに対応できないことにある。この問題を回避するための試みがなされており、例えば、特許文献1がある。Maurer Sohne(GmbH)によって販売されている伸縮継ぎ手システムは、縦方向でない動きに対応するために、継ぎ手構成材のスライドおよび旋回によりこの問題を解決しようとしたものである。
【0004】
特許文献2は、隣接するコンクリート道路セクション間の距離の伸縮に対応するために隣接する道路セクションのための伸縮腕を利用した伸縮継ぎ手を開示している。
特許文献3は、伸縮継ぎ手によって動きに対応するための伸縮継ぎ手システムもまた開示している。
D. S. Brown Companyによって提供される「スチールフレックス(Steelflex)」システムは、中心ビームを利用し、それ自身の支持棒に個々に取り付けられたものである。支持棒は、建造物の動き方向に並行に動く。
Tech Star, Inc.によって提供される「ロベックシステム(Robek System)」は、縦の動きに対応するように設計されたモジュラー継ぎ手を含む。他の先行技術システムと同様に、この設計は、多くの地震の事象状態下での重大な損傷を防止するのに効果的でないことがわかった。
【0005】
【特許文献1】
米国特許4,674,912
【特許文献2】
米国特許4,120,066(Leroux)
【特許文献3】
米国特許5,887,308(Walter)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従って、熱変化、地震および車両の重量偏差によって生じ得る大きな動きであって、2つの隣接する道路セクション間における伸縮継ぎ手を有するギャップの近傍で多方向、例えば、車両の流れに対して縦および横方向に、個々または同時に発生する大きな動きに対応することができる改善された伸縮継ぎ手システムへの要求が依然として存在する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
発明の概要
本発明は、道路建造物のための伸縮継ぎ手システムであって、ギャップが、隣接する第1および第2の道路セクション間に設けられ、該伸縮継ぎ手システムは、車両の通行を可能とするためにギャップに掛け渡されたものであり、該伸縮継ぎ手システムが、:
上面および底面を有し、横に伸び、間隙を介した多数の耐荷重性部材であって、該上面が車両を支えるように構成されたものである前記耐荷重性部材、
第1の道路セクションから第2の道路セクションまでの伸縮継ぎ手に縦に伸びる両端を有するとともに、横に伸びる耐荷重性部材の下に位置している少なくとも一つの長い支持部材、
縦に伸びる少なくとも一つの長い支持部材の端部を受けるための少なくとも一つの第1手段であって、前記少なくとも一つの長い支持部材が、前記受けるための第1手段の一つの内部に位置する一端を有し、かつ、前記受けるための第1手段が、少なくとも一つの受けるための第1手段内の横の動きを実質的に制限するが、受けるための第1手段内の縦の動きは許容する手段を具備している前記受けるための第1手段、
縦に伸びる少なくとも一つの長い支持部材の端部を受けるための少なくとも一つの第2手段であって、前記受けるための第2手段が、受けるための第2手段内の縦の動きを実質的に制限するが、受けるための第2手段内の横および垂直の動きを許容する手段を具備し、前記少なくとも一つの長い支持部材が、受けるための第1手段内に存在する一端および受けるための第2手段内に存在する反対端を有している前記受けるための第2手段、および
回動可能に取り付けられるとともに耐荷重性部材に移動可能に係合するアームを含み、耐荷重性部材の相互の間隔を制御する、少なくとも一つの伸縮手段を含む、システムを提供する。
【0008】
本発明は、道路建造物のための伸縮継ぎ手システムであって、ギャップが、隣接する第1および第2の道路セクション間に設けられ、該伸縮継ぎ手システムは、車両の通行を可能とするためにギャップに掛け渡されたものであり、該システムが、
上面および底面を有し、横に伸び、間隙を介した多数の耐荷重性部材であって、該上面が車両を支えるように構成された前記耐荷重性部材、
第1の道路セクションから第2の道路セクションまでの伸縮継ぎ手に縦に伸びる両端を有するとともに、耐荷重性部材の下に位置している少なくとも一つの長い支持部材、
少なくとも一つの支持部材の両端の一つを受けるための少なくとも一つの第1手段であって、少なくとも一つの長い支持部材が、受けるための第1手段内に配された一端を有し、前記受けるための第1手段は、受けるための第1手段内の横の動きを実質的に制限するが、受けるための第1手段内の縦の動きは許容する手段を具備する前記受けるための第1手段、
少なくとも一つの縦に伸びる長い支持部材の端部を受けるための少なくとも一つの第2手段であって、前記受けるための第2手段が、受けるための第2手段内の縦の動きを実質的に制限するが、受けるための第2手段内の横および垂直の動きを許容する手段を具備し、少なくとも一つの長い支持部材が、受けるための第1手段内に存在する一端および受けるための第2手段内に存在する反対端を有する前記受けるための第2手段、および
耐荷重性部材の下に位置し、第1の道路セクションから第2の道路セクションの伸縮継ぎ手に縦に伸び、耐荷重性部材間の距離を制御するための、少なくとも一つの手段を含み、
前記制御するための手段が
a)両端を有する長い固定部材であって、両端の一つが、それに取り付けられたローラー手段を有し、ローラー手段を有する端部は、受けるための第1手段内の固定部材の横の動きは許容するが、縦の動きを実質的に制限する固定部材を受けるための第1手段内に配され、反対端は、受けるための第2手段内の固定部材の縦の動きは許容するが、実質的に横の動きを制限する、固定部材の端部を受けるための第2手段内に配される固定部材、
b)移動可能に固定部材に係合する少なくとも一つのヨークアセンブリ、 および
c)固定部材上および少なくとも一つのヨークアセンブリ上に位置する伸縮手段であって、該伸縮手段が、少なくとも一つのヨークアセンブリに取り付けられ、該伸縮手段は、多数の回動可能に取り付けられたアームを具備し、それぞれのアームは、多数のそれに取り付けられたローラー手段を具備し、少なくとも2つの耐荷重性部材に移動可能に係合している伸縮手段を含む、システムもまた提供する。
【0009】
本発明は、さらに道路建造物のための伸縮継ぎ手システムであって、ギャップが、隣接する第1および第2の道路セクション間に設けられ、該伸縮継ぎ手システムは、車両の通行を可能とするためにギャップに掛け渡されたものであり、該システムが、
上面および底面を有し、横に伸び、間隙を介した多数の耐荷重性部材であって、該上面が車両の通行を支えるように構成された耐荷重性部材、
第1の道路セクションから第2の道路セクションまでの伸縮継ぎ手に縦に伸びる両端を有する少なくとも一つの支持部材であって、前記少なくとも一つの支持部材が、耐荷重性部材の下に位置しており、少なくとも一つの支持部材の一端がそこに穴を有する支持部材、
支持部材を受けるための少なくとも一つの第1手段であって、少なくとも一つの長い支持部材が、受けるための第1手段内に位置する一端を有し、かつ、前記受けるための第1手段が、受けるための第1手段内の横の動きを実質的に制限するが、受けるための第1手段内の縦の動きは許容する手段を具備する前記第1手段、
支持部材を受けるための少なくとも一つの第2手段であって、そこに穴を有する少なくとも一つの長い支持部材が、前記受けるための第2手段内に存在し、受けるための第2手段が、受けるための第2手段内の縦の動きを実質的に制限するが、受けるための第2手段内の横および垂直の動きを許容する手段を具備する前記第2手段、および
回動可能に取り付けられるとともに耐荷重性部材に移動可能に係合するアームを具備する少なくとも一つの伸縮手段を含む前記システムであって、
前記横および垂直の動きを許容する手段が、
a)受けるための第2手段内に配されているとともに支持部材の穴を通じて挿入されるガイド部材、
b)支持部材の上面および下面に隣接して配された第1の支持ベアリング、
c)受けるための第2手段に隣接して配された第2の上および下の支持ベアリング、および
d)第2の支持ベアリングを固定するための支持部材を受けるための第2手段に固定された上および下の保持部材を含む、システムを提供する。
【0010】
本発明は、さらに上記のような道路建造物の伸縮継ぎ手システムに用いるデバイスであって、該デバイスが、
両端を有する長い固定部材、
横に伸びた車両耐荷重性ビーム間の間隔を制御するための伸縮手段、および
伸縮手段および固定部材を係合させるための少なくとも一つのアセンブリを含む、デバイスを提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】
発明の詳細な説明
本発明は、道路などのコンクリート構造物の隣接するセクション間のギャップに取り付ける伸縮継ぎ手システムを含む。伸縮継ぎ手システムは、特に、橋およびトンネルの建造物に用いる。伸縮継ぎ手システムは、一般的には、伸縮継ぎ手内の横方向に伸びるように適合された多数の車両耐荷重性部材、伸縮継ぎ手中にギャップに縦方向に伸びる多数の支持部材および横方向に伸びる耐荷重性ビーム部材間の間隔を制御するメカニズムを含む。ある態様において、耐荷重性部材間の間隔を制御する手段は、伸縮継ぎ手のギャップ内の動きに対応して、耐荷重性部材間を実質的に等間隔に保つ。多数の圧縮性のシール部材を車両の流れの方向に対して伸縮継ぎ手内の横方向に伸びる耐荷重性部材にかみ合わせることができる。本発明の伸縮継ぎ手システムは、特に、橋、トンネルおよび多方向の比較的大きな動きへの対応が要求されるようなものに有用である。
【0012】
本発明は、図1〜10を見ることで、容易に理解されるが、以下に詳細に説明する。
図1A、1Bおよび1Cは、本発明の伸縮継ぎ手システム10を示す。伸縮継ぎ手システム10は、多数の車両耐荷重性部材11-17を含む。システム10の車両耐荷重性ビーム部材11-17は、隣接する道路断面間のギャップに位置する。ある態様によれば、耐荷重性ビーム部材は、一般的に正方形または長方形の断面を有する。しかしながら、耐荷重性ビーム部材11-17は、ほぼ正方形または長方形断面を有するビーム部材に限定されず、むしろ、耐荷重性ビーム部材11-17は、多くの断面構造または形状を含んでいてもよいことに注意しなければならない。耐荷重性ビーム11-17の断面の形状は、耐荷重性ビームの形状が比較的滑らかでビームの上面における車両の交通の妨げとならないものを提供することができなければならず、ビームは、ビームの底面に設けられるかみ合わせガイド25a-25gを支えることができなければならないという点でのみ制限される。例えば、耐荷重性ビーム上面18a-24aは、がれき類および流出する雨水などの液体の除去を容易にする輪郭としてもよい。
【0013】
ビーム部材11-17は、隣り合う関係で位置し、車両が移動する方向に対して伸縮継ぎ手内に横方向に伸びる。耐荷重性ビーム部材の上面18a-24aは、伸縮継ぎ手上を車両が通過するために、車両のタイヤを支えるように適合されている。圧縮性のシール(図示されていないが)を設けることができ、ビーム部材11-17間の間隙を埋め合わせるために、ビーム部材11-17の上面18a-24aに隣接するように配された車両耐荷重性ビーム部材11-17間に横方向に延在することができる。シールは、エッジプレート133, 134および末端ビーム部材11, 17間の空間にも延在して設けることができる。シールは、柔軟で圧縮性があり、従って、伸縮継ぎ手内の耐荷重性ビームの動きに対して伸縮することができる。シールは、好ましくは、耐久性および耐磨耗性のあるエラストマー材料で作られる。シール部材は、特定の種類のシールには全く限定はされない。使用に適するシール部材は、限定はされないが、ストリップシール、腺(glandular)シール、膜シールが含まれる。
【0014】
図1Bおよび1Cに関して、伸縮継ぎ手システム10は、支持棒部材30-33を含む。支持棒30-33は、間隔をおいて隣り合う関係で位置し、伸縮継ぎ手内を縦方向に伸び、いわば、支持棒30-33は、伸縮継ぎ手上の車両の進行の方向に対して実質的に平行に伸びる。支持棒30-33は、伸縮継ぎ手上を車両が通過するために車両耐荷重性ビーム11-17を支える。支持棒30-33もまたギャップ内の伸縮継ぎ手システムの横、縦および垂直の動きに対応する。支持棒のいずれの端部も、支持棒の端部を受けるための適する手段内に受け入れられ、支持棒を受ける手段のいくらかが配置されるか、または道路建造物においてそれぞれ隣接する道路セクションの“ブロック−アウト(block-out)”部分に埋め込まれる。伸縮継ぎ手システムは、道路セクション間のギャップにシステムを配し、ブロックアウト部分にコンクリートをそそぐことによって、またはギャップに基礎的な支持構造に機械的に伸縮継ぎ手システムを加えることにより、2つの道路セクション間のブロックアウト領域内に加えることができる。機械的取り付けは、 例えば、基礎的な支持構造に伸縮継ぎ手システムをボルトで固定または、結合することによって行うことができる。
【0015】
本発明によれば、支持部材の端部を受けるそれぞれの手段内の支持棒の特定の種類の動きのための対策が提供される。一つの態様では、支持部材の端部を受ける手段が、箱状の容器を含む。しかしながら、支持棒部材の端部を受けるための手段は、例えば、容器、チャンバー、ハウジング、コンテナ、囲い、チャネル、トラック、スロット、溝または通路などの支持棒部材の端部を受けるために適する部位を含むいずれの構造を含むことができることに注意しなければならない。
【0016】
図3Aおよび3Bは、伸縮継ぎ手システム10の支持部材30を図示したものである。この態様によれば、支持部材30は、矩形断面を有する長い棒状部材として示される。しかしながら、支持部材30は、矩形断面を有する長い棒部材に限定されず、むしろ支持部材30は、例えば、円形、楕円、長楕円形および長方形などの多くの異なる断面形状を有する長い棒部材を含んでもよいことに注意しなければならない。支持棒30は、両端34, 35を有する。支持棒30の端部35は、棒30の長さの他の部分と比較して幅の狭い先細になっており、支持棒30の一面37から他面38へ通じる穴36を含む。穴36は、固定手段を受けるように適合される。穴36を有する支持棒30の端部35は、手段40内の伸縮継ぎ手システム10の支持部材30の横および垂直の動きを許容するが、実質的に縦の動きを制限するための手段40に差し込まれるように適合される。図3Cは、手段40に差し込まれた支持棒30の一端35を示す。
【0017】
図4は、手段40を示し、示された態様によれば、実質的に長方形の箱構造であり、伸縮継ぎ手内の動きに対応して伸縮継ぎ手システム10の支持棒30-33の横および垂直の動きを許容する。横および垂直運動用箱40は、上面プレート41および底面プレート42、サイドプレート43, 44および背面プレート (図示せず)を含む。この態様によれば、固定手段46は、支持棒30-33が連結される長い、実質的に円柱状のガイドロッドである。固定手段46は、箱40内に実質的に中心に配され、サイドプレート43からサイドプレート44へ箱40に伸びたものである。固定手段46は、保持プレート47, 48によって定位置に保たれ、サイドプレート43およびサイドプレート44の各内壁面49, 50に取り付けられる。固定手段46は、手段40内の支持棒30-33を固定するために穴36に挿入される。固定手段46は、手段40内の垂直方向における支持棒の端部35の回動を許容するいずれの手段であってもよいが、固定手段の軸に沿った支持棒の端部35の横の動きをさらに許容する。従って、固定手段46は実質的に支持棒30-33の縦の動きは制限するが、横および垂直の動きは許容する。固定手段46は、円柱状ガイドロッドとして図4に示され、例えば、異なる形状ロッド、棒、ペグ、ピンおよびボルトを含んでもよい。
【0018】
図5Aは、支持棒箱61の縦の動きを示す。ある態様においては、縦の動きの支持棒箱は、箱状容器を含む。しかしながら、縦の動きの支持棒箱は、例えば、容器、チャンバー、ハウジング、コンテナ、囲い、チャネル、トラック、スロット、溝または通路などの構造を含むことができ、横の動きの箱40内に挿入される端部35の反対側の支持棒部材30-33の端部34を受けるために適する部位を含むいずれの構造を含むことができることに注意しなければならない。箱61は、上プレート62, 底プレート63およびサイドプレート(図示せず)を含む。縦の動きの支持棒箱61は、横の動きの箱40に挿入される支持棒30の端部35の反対側にある、支持棒30の端部34を受けるために適合される。支持棒30の一部が箱61に受けられ、支持棒30の上および底面の位置が、箱61内に上プレートおよび下プレート66a, 67aと、上曲線ロッカーベアリング66bおよび下曲線ロッカーベアリング67bならびに各々そこに配された保持部材66d-66f, 67d-67fと、ロッカーベアリング保持部材によって定位置に保持された上ベアリング66cおよび下ベアリング67cとによって保持される。
【0019】
箱61は、箱61内の支持棒30-33の縦のおよび垂直の動きを許容する手段および箱61内の支持棒30-33の横の動きを実質的に妨げる手段を含む。好ましくは、上側手段66a, 66bおよび下側手段67a, 67bは、支持棒の軸に垂直な支持棒上の垂直荷重を保持し、車両の流れの方向(縦の動き)の支持棒のスライドを許容する。サイドベアリング手段68, 69は実質的に箱61内の支持棒30-33の横の動きを妨げるが、縦および垂直の動きを抑制、さもなくば妨げることがない。示された態様によれば、サイド手段68, 69は、箱61の内面に隣接するように配されたベアリングプレートの形状で提供される。
【0020】
上側ベアリングプレート66aおよび下側ベアリングプレート66bおよび上側ロッカーベアリング66bおよび下側ロッカーベアリング67bは、滑る表面に垂直なベアリング上の垂直荷重を保持する。上側ロッカーベアリング66bおよび下側ロッカーベアリング67bは、伸縮継ぎ手システム上を移動する車両からの衝撃を吸収することができる。しかしながら、バネ押し手段、ピストンに満たされた液体または空気またはエラストマークッションデバイスは、上側および下側ベアリングの代わりに用いることができる。
ここで、図5Bに関し、支持棒30の横の位置は、さらにベアリングプレート68, 69によって縦の動きの支持棒箱61内に保持され、支持棒30に面する箱61の内面へベアリングボルト70a-70cによって取り付けられる。
【0021】
支持棒の一端を受けるための横の動きの箱は、温度変化、地震の動きまたは車両の通行による重量偏差に対して、箱内の支持棒の横および垂直の動きを許容するが、縦の動きは制限するよう設計されたものである。支持棒の他端を受けるための縦の動きの箱は、箱内の支持棒の対応する縦の動きを許容するが、対応する横の動きに対する棒を制限するよう設計されたものである。
【0022】
図3A-3Cは、支持棒30の先細および穴のあいた端部35のさらに詳細な図を示し、箱40内に挿入され、支持棒ベアリングおよび保持プレートに接触する。支持棒30の端部35は、箱40内に支持棒30の横および垂直の動きを許容するように連結されることを十分に理解しなければならない。湾曲した支持棒ベアリング51, 52は、支持棒30の先細端部35に連結される。さらに、バネ押しの、液体または空気で満たされたまたはエラストマークッションデバイスは、湾曲支持棒ベアリング51, 52の代わりに用いることができることを十分に理解しなければならない。
【0023】
上側支持棒ベアリング51は、支持棒30の先細端部35の上表面35aに接触するように配置される。底面支持棒ベアリング52は、支持棒30の先細端部35の底面35bに接触するように配置される。補助上面支持棒ベアリング53は、上側支持棒ベアリング51および横の箱40の上側プレート41間に配置される。補助底面支持ベアリング54は、底面支持棒ベアリング52および横の箱40の底面プレート42間に配置される。支持棒30および支持棒ベアリング51-54は、下側の保持プレート57a, 57bおよび上側保持プレート58a, 58bによって、定位置に保持され、支持棒30のそれぞれの側面37, 38に位置する。支持棒30の側面38に隣接するよう配された上側および下側保持プレートは、図3Cには示されていない。上述のように、固定手段46は、支持棒30の穴36を介して、通じる。支持棒30の穴36を介した曲線上側および支持棒ベアリングを組み合わせての固定手段46の使用により、支持棒30が横に(車両方向に対して)動くことが可能となり、さらに支持棒30が垂直方向に回転することが可能となる。
【0024】
耐荷重性ビーム部材11-17の底面に対する支持棒30-33の位置を保持するような手段が提供される。また、この手段は、手段内の支持棒30-33の縦および制限された垂直の動きを許容するメカニズムを提供する。図6Aおよび6Bは、手段の一態様を示し、伸縮継ぎ手システム10の耐荷重性ビーム11-17の底面に対して、支持棒30-33の位置を保持するヨークまたはあぶみアセンブリ72を含む。図6Bに示すように、ヨークアセンブリ72は、取り付けられた車両耐荷重性ビーム11の底面18bからのびる、間隙を介したヨークサイドプレート73, 74を含む。湾曲ヨークプレート75は、脚部76, 77間および脚部76, 77に伸びる橋掛け部78を含む。ヨークアセンブリ72はまた、上側ヨークベアリング79および下側ヨークベアリング80を含む。ヨークアセンブリ72は、柔軟な上側ヨークベアリング 79および下側ヨークベアリング80をヨークチルトを最小限にするために使用し、伸縮継ぎ手システム10上を移動する車両からの車両衝撃を吸収する伸縮継ぎ手システム10の能力を最適化する。バネ荷重、液体または空気で満たされたまたはエラストマークッションデバイスは、上側ヨークベアリング79および下側ヨークベアリング80の代わりに用いることができる。一態様を、支持棒30-33の位置を維持するためにヨークまたはあぶみアセンブリを用いて示すが、いずれの抑制デバイスまたは「締め具(hold-down)」デバイスまたは耐荷重性ビーム11-17に対して、支持棒30-33の位置を維持することのできるようなものを用いてもよい。
【0025】
ヨークアセンブリ72は、さらに湾曲したヨーク脚76, 77の内面上に位置するヨーク保持リング81, 82およびヨークディスク83, 84を含む。ヨーク保持リング81, 82およびヨークディスク83, 84は、支持棒30-33の制限された垂直および縦の動きを許容するように提供される。ヨークアセンブリ72は、上側ヨークベアリング79および下側ヨークベアリング80、ヨーク保持リング81, 82およびヨークディスク83, 84の代わりに回転可能なブッシュ型デバイスでもまた提供してもよい。さらに、ヨークサイドプレート73, 74は、湾曲ヨークプレート75が、ヨークサイドプレート73, 74の内面73a, 74aで定められる空間に挿入されることを許容するのに十分な距離の間隙を有する。
【0026】
伸縮継ぎ手システム10は、伸縮継ぎ手近傍の動きに対応して横に配された耐荷重性ビーム部材11-17間を制御するメカニズムもまた含む。一態様では、ビーム部材11-17間を制御するメカニズムは、熱または地震サイクルおよび車両の重量偏差によって生ずる動きに対応して、伸縮継ぎ手のギャップ内の横に位置する間隙を介した車両耐荷重性ビーム11-17の実質的に均等な距離を保持する。
【0027】
図7Aは、 耐荷重性ビーム間を制御する手段、メカニズム85の一態様の斜視図を示す。図7Bは、車両耐荷重性ビーム11-17の底面18b-24bに連結されるメカニズム85の底面図を示す。一般的に、メカニズム85は、車両の流れの方向に横に配された耐荷重性ビーム部材11-17の対応する動きのために提供される。いわば、メカニズム85は、互いに相対する縦の方向の耐荷重性ビーム11-17の対応する動きを提供する。メカニズム85は、耐荷重性ビーム部材の対応する縦の動きを提供することによってビーム部材間を制御する手段を含み、任意に耐荷重性ビームの空間を制御する手段を支持する手段および任意にベアリングビームおよび支持手段間を制御する手段を連結させるための手段を含む。一態様において、メカニズム85は一般的には、固定棒部材90、少なくとも一つのヨークアセンブリ100および伸縮手段120を含む。
【0028】
図7Cおよび7Dに関して、固定棒90は、一態様では、実質的に長い、好ましくは、正方形(断面)の第1および第2両端91, 92を有する棒部材である。固定棒90は、ほぼ正方形断面を有するものに限定はされず、むしろ固定棒90は、種々の断面形状を有していてもよい。長い固定棒90の一端部91は、固定棒90の他の部分より狭い幅の先細となる。固定棒90の先細端部91は、さらに固定棒90の先細端部91の上側94から下側95へ通じる穴93が提供される。ここで、図7Eを参照にすると、ローラー95a, 95bが、固定棒90の先細端部91に取り付けられる。ローラー95a, 95bは、実質的に丸く、ローラー95a, 95bの第1表面から第2表面へ通じる実質的に中心に配された穴96a, 96bを有する。固定棒90の穴93は、ピン手段97を受けるために施され、棒90の先細端部91へローラー95a, 95bを据え付ける。とくにローラー95a, 95bは、ピン97を固定棒90の端部91の近くに位置する穴93およびローラー95a, 95bの穴の一部を介して挿入することにより、固定棒の先細端部91に取り付けられる。ローラーは、その後、ローラー95a, 95bの穴96a, 96bに挿入される固定手段98a, 98bによって固定棒90に据え付けられる。固定手段98a, 98bは、たとえば、ボルト、キャップ、ペグ、ピン、プラグ、スクリューまたはローラー95a, 95bを棒90に据え付けるようなものを含むことができるが、同時にローラー95a, 95bの自由な回転を許容する。さらに、ワッシャー95c, 95dが、ピン97の端部97a, 97b上に嵌め込まれてもよく、管状ローラーベアリング95e, 95fをローラー95a, 95bが挿入されるピン97の一部に嵌め込んでもよい。
【0029】
メカニズム85の長い固定棒90は、少なくとも一つのヨークアセンブリ100によって移動可能に係合される。この構成によれば、 固定棒部材90は、ヨークアセンブリ100またはメカニズム85の伸縮手段120のいずれにも固定的に取り付けられない。図8は、固定棒に係合するヨークアセンブリ100の一態様の側面を示す。 この一態様によれば、固定棒90は、ヨークアセンブリ100に挿入される。ヨークアセンブリ100は、下側ヨークプレート101、上側ヨークプレート102およびサイドヨークプレート103, 104を含んでもよい。上側ヨークプレート102は、間隙を介しての穴105a, 105bを含み、それは、上側ヨークプレート102の上面106から上側ヨークプレート102の下面107へ通じる。下側ヨークプレート101は、間隙を介して穴108a, 108bを含み、それは、下側ヨークプレート101の上面109から下側ヨークプレート101の下面110へ通じる。穴105a, 105b, 108aおよび108bは、実質的に円筒型ローラー111, 112を受けるために適用される。ローラベアリング111a, 112aは、ローラー111, 112のそれぞれの覆いとして適合される。
【0030】
上側ヨークプレート102は、穴105a, 105b間に配される埋め込みローラ溝113もまた含む。上側ローラーベッド114は、上側ヨークプレート102の上側埋め込みローラー溝113に挿入される。下側ヨークプレート101には、穴108a, 108b間の埋め込みローラー溝115が施される。下側ローラーベッド116は、下側ヨークプレート101の下側埋め込みローラー溝115に挿入される。ローラー117は、埋め込みローラー溝113に水平に配され、ローラー118は、埋め込みローラー溝115に水平に配される。動作時、固定棒90は、垂直のローラー111, 112および底面ローラー117, 118間で定められる空間でヨークアセンブリ100内を動くことができる。 垂直のローラー111, 112は、ヨークサイドプレート103, 104の内壁面から十分に間隔をおいて離れ、ローラー111, 112の自由な回転およびヨークアセンブリ100内の固定棒90の制御された動きを許容する。少なくとも一つのヨークアセンブリ100の使用は、伸縮継ぎ手内のギャップ内を動く間、固定棒90の位置を保持する。伸縮継ぎ手のギャップ内で動く間、固定棒90は、回転方式でサイドローラー111, 112に対して垂直に動くことができる。伸縮継ぎ手内のギャップで動く間、固定棒90は、上側117および下側118ローラーに対し、スライドすることができる。垂直のサイドローラー111, 112 および上側、下側ローラー117, 118の使用により、ヨークアセンブリ100を車両耐荷重性ビーム11-17の一つに取り付けることができ、固定棒90を耐荷重性部材11-17またはヨークアセンブリ100に固定的に取り付ける必要もなく、固定棒90の制御された動きを保持する。
【0031】
ヨークアセンブリを、図8に示された一態様について記載したが、ヨークアセンブリは、長い固定棒90に連結させることのできる他の形状を含むことができる点に注意しなければならない。他の限定することのないヨークアセンブリの形状、たとえば、固定棒90に連結させることのできるサドル状アセンブリも含む。
【0032】
固定棒90の第2の端部92は、固定棒部材90を受けるための手段190に挿入するために適合される。示した態様によれば、固定棒90を受けるための手段190は、箱状の容器である。固定棒90を受けるための手段190は、たとえば、容器、チャンバー、ハウジング、コンテナ、囲い、チャネル、トラック、スロット、溝または通路などの支持棒90の第2端部92を受けるための適する部位を含むいずれの構造をまた含んでもよい。図10Aおよび10Bを参照にすると、箱190は、上側191および下側192プレートおよびサイドプレート193, 194を含む。一態様では、上側191および下側192プレートは、ボルトまたはピン手段を受けるための穴に平行な穴を含む。図10Aに示す様に、上側プレート191は、例えば、ボルトまたはピン手段などの長い締め付け手段を受けるように適合された穴195a-195dを含む。図10Aに示された態様によれば、ボルト手段199a-199dは、それぞれ上側プレート191の穴195a-195dを通る。ここで、図10Bを見ると、ボルト手段199bが、穴195bに挿入され、箱190を通り、穴196bから箱190を出る。ボルト手段199dは、穴195dを介して挿入され、箱190を通り、穴196dを介して箱190を出る。図10Bには示さないが、ボルト手段199aは、穴195a (図10Aに示すように)を介して挿入され、箱190を通り、穴196a (図示せず)を介して箱190を出る。ボルト手段199cは、穴195c (図10Aに示すように)を介して挿入され、箱190を通り、穴196c(図示せず)を介して箱190を出る。図10Bに示すように、手段199bおよび199dは、それぞれローラーベアリング200bおよび200dに嵌め込まれる。サイドプレート193, 194は、それぞれ穴197a, 197bおよび198a, 198bを含んでもよい。穴197a, 197b, 198aおよび198bもまた、ボルトまたはピン手段を受けるために適合される。手段201a, 201bは、それぞれ穴197a, 198a (図示せず)に挿入される。手段201a, 201bは、箱190を通り、それぞれ穴197b, 198bを介して箱190を出る。手段201a, 201bは、ローラーベアリング202a, 202bに合わせられる。ローラーベアリングに嵌め込まれたボルトまたはピン手段の使用により、伸縮継ぎ手内のギャップ内を動く間、低摩擦力が保持され、固定棒90が、垂直方向に回転することが可能となり、それでもなお、固定棒90を側面から案内する。
【0033】
メカニズム85は、伸縮継ぎ手上の車両の流れに対して縦の方向のメカニズム85の自由な伸縮を許容する相互に回動可能に取り付けられた多数のアームを含む伸縮手段120を含む。図7Aを再び参照すると、メカニズム85の伸縮手段120の一態様を示す。この一態様によれば、伸縮手段120は、伸縮可能なアコーディオン型メカニズムである。しかしながら、伸縮手段120は、伸縮を容易にするためにバネ状またはピストン状の衝撃吸収体の形状であってもよい。図7Aに示す一態様によれば、伸縮継ぎ手のメカニズム85の伸縮を許容する方法によって回動可能に取り付けられる伸縮手段120は4つのアーム121-124を含む。伸縮手段が、所望の用途に応じて、より少ないまたはより多いアームを含んでもよいことに注意しなければならない。さらに、メカニズム85は、伸縮手段120のみを含んでもよく、固定棒90またはヨークアセンブリ100がなくてもよい。他の態様では、伸縮手段120の少なくとも一つの回転軸が、ボルト止めまたはピン止めによって耐荷重性ビームの一つに機械的に取り付けられてもよい。
【0034】
図9A-9Dは、メカニズムの伸縮手段120の一態様の分解されたアーム121-124を示す。伸縮手段120のアーム121-124は長い。長いアームは、デバイスの伸縮機能をもたらす回転軸においてアームの回動を許容する多数の限定されない断面形状を含むことができる。例えば、アーム121-124は、平面、円柱または正方形の断面を含んでもよい。好ましくは、伸縮手段120のアーム121-124は、実質的に平面である。実質的に平面なる用語は、伸縮手段のアーム121-124が実質的に平らであることを意味するよう用いられる。しかしながら、平らなる用語は、両表面の一つまたは両方に切り込み、溝または凹部を有するアームを含めたものであることに注意しなければならない。図9Aに示すように、アーム121は、第1の121aおよび第2の121bの両端部および中心部位121cを有する。図9Bに示すように、アーム122は、第1の122aおよび第2の122bの両端部および中心部位122cを有する。図9Cによれば、アーム123は、第1の123aおよび第2の123bの両端および中心部位123cを有する。図9Dによれば、アーム124は、第1の124aおよび第2の124bの両端部および中心部位124cを有する。伸縮手段120のアーム121-124は、それらの端部に向かって先細であり、これは単に一態様にすぎないが、丸い端部で終わってもよい。アーム121-124は、それぞれ多数の間隔をおいた実質的に等距離の穴121d-121h, 122d-122h, 123d-123hおよび124d-124hを設けていてもよく、アーム121-124の表面121i, 122i, 123i, 124iから反対側の表面121j, 122j, 123jおよび124jへ通じる。好ましい態様では、アームは、アームの中心部位の近くおよび実質的にアームの両端部の近くに位置する穴を備えている。この態様によれば、いずれのアームもいずれのアームの端部の穴と中心の穴との間の部位に位置する穴もまた備えている。伸縮手段120を含むアームの数は、用途に応じて変えることができる点に注意しなければならない。例えば、一態様では、伸縮手段120は、2つの回動可能に取り付けられたアームを含んでもよい。アームの穴の数および位置は、当業者であれば、システム10の特定の用途に応じて、容易に決めることができる。アーム121-124に施される穴は、アームへローラー手段を固定するための締め付け手段を受けるよう適合されたものである。また、穴は、耐荷重性ビームへスライドして係合されるボルトまたはピン手段を受けるように適合されていてもよい。
【0035】
図7Bに示すように、アーム121-124のいずれもガイド25a-25gを介して、それぞれのアーム121-124を耐荷重性部材にスライドして係合される少なくとも一つのローラー手段を備えている。図7Aの態様では、アーム121は、アーム121の第1端部121aの近くに位置するローラー170a, 170b (170bは図示せず) 、アーム121の第2端部121bの近くに位置するローラー174a, 174b、アーム121の中心部位121cに位置するローラー172、アーム121の第1端部121aと中心部位121cとの間に位置するローラー171およびアーム121の第2端部121bと中心部位121cとの間に位置するローラー173を含む。アーム122は、アーム122の第1端部122aの近くに位置するローラー175a, 175b、アーム122の第2端部122bの近くに位置するローラー176a, 176b (176bは図示せず)、アーム122の第1端部122aと中心部位122cとの間に位置するローラー179およびアーム122の第2端部122bと中心部位122cとの間に位置するローラー178を含む。アーム123は、アーム123の第1端部123aの近くに位置するローラー174a, 174b、アーム123の第2端部123bの近くに位置するローラー180a, 180b、アーム123の中心部位123cに位置するローラー181、アーム123の第1端部123aと中心部位123cとの間に位置するローラー183およびアーム123の第2端部123bと中心部位123cとの間に位置するローラー182を含む。アーム124は、アーム124の第1端部124aの近くに位置するローラー176a, 176b、アーム124の第2端部124bの近くに位置するローラー185a, 185b、アーム124の第1端部124aと中心部位124cとの間に位置するローラー186およびアーム124の第2端部124bと中心部位124cとの間に位置するローラー187を含む。アームは、回転軸127-130で回転し、耐荷重性ビーム11-17間の距離を制御するため、伸縮継ぎ手のギャップの空間内で伸縮するために、ローラー171-174, 176-179および181-183は、ガイド25a-25g内でスライドし、ローラー170a, 170b, 175a, 175b, 180a, 180b, 185aおよび185bは、ガイド130, 132内でスライドする。一態様では、伸縮手段120は、耐荷重性部材間を実質的に等間隔に保持する。
【0036】
図9Aを参照にして、伸縮可能手段120の第1アーム121は、向かい合う第1表面121iおよび第2表面121j、ならびに第1端部121aおよび第2端部121bを含む。第1のアーム121の第2表面121jは、アーム121の中心部位121c近くに凹部溝121kおよび第1アーム121の第2端部121b近くの凹部端部溝121mを含む。第1アーム121は、第2アーム122に回動可能に取り付けられる。第2アーム122は、向かい合う第1表面122iおよび第2表面122jならびに第1端部122aおよび第2端部122bを含む。第2アーム122の第1表面122iは、アーム122の中心部位122c近くに凹部溝122kおよび第2アーム122の第2端部122b近くに凹部端部溝122mを含む。第1アーム121は、第2アーム122に第1アーム121の中心部位121cおよび第2アーム122の中心122cの近くの点で取り付けられる。第1アーム121もまた第3アーム123に回動可能に結合される。第3アーム123は、向かい合う第1表面123iおよび第2表面123jならびに第1端部123aおよび第2端部123bを含む。第3アーム123の第1表面123iは、アーム123の中心部位123c近くに凹部溝123kおよびアーム123の第1端部123a近くに凹部端部溝123mを含む。第1アーム121は、第1アーム121の第2端部121bおよび第3アーム123の第1端部123a近くの点で回動可能に第3アーム123に取り付けられる。
【0037】
第2アーム122もまた第4アーム124に回動可能に取り付けられる。第4アーム124は、向かい合う第1表面124iおよび第2表面124jならびに第1端部124aおよび第2端部124bを含む。第4アーム124の第2表面124jは、アーム124の中心部位124c近くに凹部溝24kおよび第4アーム124の第1端部124a近くに凹部端部溝124mを含む。第2アーム122は、第2アーム122の第2端部122bおよび第4アーム124の第1端部124a近くの点で回動可能に第4アーム124に取り付けられる。第4アーム124もまた回動可能に第3アーム123に取り付けられる。第4アーム124は、第4アームの中心部位124cおよび第3アームの中心部位123c近くの点で回動可能に第3アーム123に取り付けられる。
【0038】
特定の態様を図で示したが、当業者であれば、アームが、一方のアームが他方のアームに対して回転の動きの逃げを提供するようにアーム121-124上の凹部溝またはチャンネルを、上面または下面のいずれか、または両面に配置することができる。
図7Aおよび7Bに示すように、デバイス85の伸縮手段120は、一態様では、125, 126の点で、ヨークアセンブリ100の上側プレート102に取り付けられる。伸縮継ぎ手の動きに合わせて、伸縮手段120のアームは、伸縮継ぎ手内で縦に伸縮するためまた車両耐荷重性ビーム11-17間および端部プレートおよびサイドの車両耐荷重性ビーム11, 17間を実質的に等距離に維持するために回転軸127-130で回転する。
【0039】
ローラー170a, 170bは、アーム121の第1端部121aにローラピンおよびローラ締め付け手段によって取り付けられる。ワッシャーおよびローラーベアリングをローラー170a, 170bのスライディングを容易にするためにローラーピンの両端部上に嵌めてもよい。
ローラー175a, 175bは、アーム122の第1端部122aにローラピンおよびローラ締め付け手段によって取り付けられる。ワッシャーおよびローラーベアリングをローラー175a, 175bのスライディングを容易にするためにローラーピンの両端部上に嵌めてもよい。
【0040】
ローラー180a, 180bは、アーム123の第2端部123bにローラピンおよびローラ締め付け手段によって取り付けられる。ワッシャーおよびローラーベアリングをローラー180a, 180bのスライディングを容易にするためにローラーピンの両端部上に嵌めてもよい。
ローラー185a, 185bは、アーム124 の第2端部124bにローラピンおよびローラ締め付け手段によって取り付けられる。ワッシャーおよびローラーベアリングをローラー185a, 185bのスライディングを容易にするためにローラーピンの両端部上に嵌めてもよい。
【0041】
アーム121の第1表面121i上に配されたローラー171, 173は、横に位置する耐荷重性部材にスライド可能に係合するように構成される。ローラー171, 173は、アーム121に回転ピンおよびローラー締め付け手段によって取り付けられる。ワッシャーおよびローラーベアリングは、さらに伸縮手段の低摩擦回転を容易にするために回転ピン上に嵌め込まれてもよい。
アーム122の第1表面122i上に配されたローラー178, 179は、横に位置する耐荷重性部材にスライド可能に係合するように構成される。ローラー178, 179は、アーム122に回転ピンおよびローラープラグ締め付け手段によって取り付けられる。ワッシャーおよびローラーベアリングは、さらに伸縮手段の低摩擦回転を容易にするために回転ピン上に嵌め込まれてもよい。
【0042】
アーム123の第1表面123i上に配されたローラー182, 183は、横に位置する車両耐荷重性部材にスライド可能に係合するように構成される。ローラー182, 183は、アーム123に回転ピンおよびローラー締め付け手段によって取り付けられる。ワッシャーおよびローラーベアリングは、さらに伸縮手段の低摩擦回転を容易にするために回転ピン上に嵌め込まれてもよい。
【0043】
アーム124の第1表面124i上に配されたローラー186, 187は、横に位置する車両耐荷重性部材にスライド可能に係合するように構成される。ローラー186, 187は、アーム124に回転ピンおよびローラー締め付け手段によって取り付けられる。ワッシャーおよびローラーベアリングは、さらに伸縮手段の低摩擦回転を容易にするために回転ピン上に嵌め込まれてもよい。
【0044】
ローラー172は、アーム121および122の中心部位121c, 122cに回転ピンおよびローラー締め付け手段によって取り付けられる。ワッシャーおよびローラーベアリングは、さらに伸縮手段の低摩擦回転を容易にするために回転ピンの端部上に嵌め込まれてもよい。
ローラー181は、アーム123および124の中心部位123c, 124cに回転ピンおよびローラー締め付け手段によって取り付けられる。ワッシャーおよびローラーベアリングは、さらに伸縮手段の低摩擦回転を容易にするために回転ピンの端部上に嵌め込まれてもよい。
【0045】
ローラー174a, 174bは、回転ピンおよびローラー締め付け手段でアーム121の第2端部121bおよびアーム123の第1端部123a近くのアーム121および123に取り付けられる。ワッシャーおよびローラー手段は、さらに伸縮手段の低摩擦回転を容易にするために回転ピンの端部上に嵌め込まれてもよい。
ローラー176a, 176bは、回転ピンおよびローラー締め付け手段でアーム122の第2端部122bおよびアーム124の第1端部124a近くのアーム122および124に取り付けられる。ワッシャーおよびローラーベアリングは、さらに伸縮手段の低摩擦回転を容易にするために回転ピンの端部上に嵌め込まれてもよい。
【0046】
図2に示す一態様によれば、ローラー170, 175は、エッジプレート134に位置するサイドガイド132に挿入され、ローラー180, 185は、エッジプレート133のサイドガイド130に挿入される。ローラー182, 187は、車両耐荷重性ビーム11の25aに挿入される。ローラー181は、車両耐荷重性ビーム12のガイド25bに挿入される。ローラー183, 186は、車両耐荷重性ビーム13のガイド25cに挿入される。ローラー174a, 176aは、車両耐荷重性ビーム14のガイド25dに挿入される。ローラー173, 178 は、車両耐荷重性ビーム15のガイド25eに挿入される。ローラー172は、車両耐荷重性ビーム16のガイド25fに挿入される。ローラー171, 179は、車両耐荷重性ビーム17のガイド25gに挿入される。
【0047】
アーム121-124に連結されるローラー手段を使用する一態様を記載する際、スライディングまたはローリング表面を有し、耐荷重性ビーム11-17の底面にスライドしながらまたはローリングしながら伸縮手段120を係合させることを許容するいずれのメカニズムもローラーの代わりに用いることができる点を評価しなければならない。例えば、ブロックまたはピン手段は、伸縮手段に耐荷重性ビームをスライドしながら係合させるのに用いてもよい。
伸縮継ぎ手のギャップが継ぎ手内の動きに応じて増加する場合には、伸縮手段は、伸縮継ぎ手内の増加した距離を補うように車両の流れに対して縦の方向に伸びる。この縦の伸びを達成するために、伸縮手段120は、同時に回転軸127-130で回転する。この回転の間、アーム121およびアーム122間に形成された角度は減少し、アーム123およびアーム124間に形成された角度は減少し、アーム121およびアーム123間に形成された角度は増加し、アーム122およびアーム124間に形成された角度は増加する。
【0048】
逆に、伸縮継ぎ手のギャップが継ぎ手内の動きに応じて減少する場合には、伸縮手段120は、伸縮継ぎ手内の減少した距離を補うように車両の流れに対して縦の方向に縮む。これを達成するために、伸縮手段120は、同時に回転軸127-130で回転する。この回転の間、アーム121およびアーム122間に形成された角度は増加し、アーム123およびアーム124間に形成された角度は増加し、アーム122およびアーム124間に形成された角度は減少し、アーム121およびアーム123間に形成された角度は減少する。
【0049】
図2は、伸縮継ぎ手に位置する耐荷重性ビーム間を制御するための伸縮手段120の断面図である。図7Bは、伸縮継ぎ手システム10を車両耐荷重性ビーム11-17の底面18b-24bにかみ合わせるメカニズム120の底面図である。図2を参照に、伸縮継ぎ手システム10のメカニズム120は、好ましくは、ガイドを用いて、車両耐荷重性ビーム11-17の底面に係合させる。図2を参照に、車両耐荷重性ビーム11-17は、上側車両耐荷重性表面18a-24aおよび下側表面18b-24bを含む。ガイド25a-25gは、車両耐荷重性ビーム11-17の底面18b-24bに取り付けられる。ガイド25a-25gは、メカニズム85の伸縮手段120のアーム121-124に取り付けられるローラー手段を受けるように構成される。
【0050】
伸縮継ぎ手システム10は、エッジプレート133に挿入されるガイド130, 131を含んでもよい。他のガイド132は、エッジプレート134に挿入される。図2に示す態様によれば、アーム121の第1端部121aおよびアーム122の第1端部122aは、エッジプレート134に挿入されたガイド132に挿入される。アーム123の第2端部123bおよび アーム124の第2端部124bは、伸縮手段120のエッジプレート133に挿入されたガイド130に挿入される。伸縮継ぎ手内の動きに応じて、アーム121, 122の端部に取り付けられたローラーは、ガイド132内を自由にスライドし、アーム123, 124の端部に取り付けられたローラーは、ガイド130内を自由にスライドする。伸縮継ぎ手内の距離が増加する場合、ローラーは、伸縮手段120の中線に向かってサイドガイド130, 132内をスライドし、それによって伸縮継ぎ手内のギャップ上の縦の方向の伸縮手段の長さが伸びる。伸縮継ぎ手内の距離が減少する場合、ローラーは、伸縮手段120の中線から離れる方向にサイドガイド130, 132内をスライドし、それによって伸縮継ぎ手内のギャップ上の縦の方向の伸縮手段120が縮む。
【0051】
熱的、地震または車両の事象に応じて、耐荷重性ビームにかみ合わせる伸縮継ぎ手システムのメカニズムの縦の動きは、ギャップが増加または減少するとき、耐荷重性ビーム11-17間を実質的に等距離に保つ。伸縮手段120のアーム121-124に取り付けられたローラーが、ガイド25a-25g内をスライドまたは回転するとき、耐荷重性ビーム11-17は相対的に一列に引っぱられる。
また図2を参照にして、固定棒サイドガイド131もまたエッジプレートに埋め込みまたは挿入する。そこに取り付けられたローラー95a, 95bとともに穴93を有する固定棒90の端部91が、固定棒サイドチャンネルガイド131に挿入される。伸縮継ぎ手内の動きに応じて、固定棒90の端部91に取り付けられたローラー95a, 95bは、ガイド131内を横の方向に自由に動く。
【0052】
本発明の伸縮継ぎ手システムは、隣接するコンクリート道路セクション間のギャップに用いられる。コンクリートは、典型的には、隣接する道路セクションのブロックアウト部位に注ぎ込まれる。ギャップは、熱の変動および地震サイクリングによる伸縮に適合するために第1および第2道路セクション間に与えられる。伸縮継ぎ手システムは、道路セクション間のギャップ内にシステムを配置し、ブロックアウト部位にコンクリートを注ぎ込むことによってまたは機械的にギャップの伸縮継ぎ手システムを基礎的な支持構造に取り付けることによって、2つの道路断面間のブロックアウト部位内に設けることができる。機械的取付は、例えば、伸縮継ぎ手システムを基礎的な支持構造にボルト締めまたは結合することによって達成してもよい。
【0053】
従って、本発明は、温度変化、地震のサイクリング、車両荷重によるひずみに応じて発生する伸縮継ぎ手内の伸縮に適合することができる改善された伸縮継ぎ手システムを提供する。本発明の伸縮継ぎ手システムは、伸縮継ぎ手システムの横に配された車両耐荷重性ビーム間を実質的に等間隔に保つ。伸縮手段と組み合わせた固定棒の使用は、伸縮継ぎ手システムのメカニズムの適する位置を保持し、伸縮継ぎ手内の垂直方向に伸縮手段もまた支持する。アーム上のローラーシステムの使用は、車両耐荷重性支持ビーム間の釣り合う距離を依然として保ちながら、摩擦力を減少する。
【0054】
本発明は、種々の図で示し、好ましい態様について上述したが、他の類似の態様も用いることができ、記載の態様にそこから逸脱することなく本発明と同様の機能を発揮するために変形および追加をしてもよい。さらに、記載のあらゆる態様は、本発明の種々の態様が、所望の特性を得るために組み合わせることができるものであるため、必ずしも代替的なものでない。当業者によって、本発明の精神および範囲を逸脱することなく、変形することができる。従って、本発明は、いずれか一つの態様に限定すべきでなく、むしろ、添付の請求項の詳細に従って、その広さと範囲を解釈しなければならない。
【図面の簡単な説明】
【図1A】 本発明の伸縮継ぎ手システムを示す上からの斜視図である。
【図1B】 本発明の伸縮継ぎ手システムを示す下からの斜視図である。
【図1C】 本発明の伸縮継ぎ手システムを示す上からの平面図である。
【図2】 車両耐荷重性ビームの下に配されるように示された車両耐荷重性ビームの間隔を制御するための手段を示す伸縮継ぎ手システムの一部の断面図である。
【図3A】 伸縮継ぎ手システムの支持棒の上面図である。
【図3B】 伸縮継ぎ手システムの支持棒の側面図である。
【図3C】 横の動きの支持箱に挿入された伸縮継ぎ手システムの支持棒の側面図である。
【図4】 伸縮継ぎ手システムの支持棒部材を受けるための横の動きの箱アセンブリの一側面の平面を示す図である。
【図5A】 伸縮継ぎ手システムの支持棒手段のための縦の動きの支持箱の側面図である。
【図5B】 伸縮継ぎ手システムの支持棒手段のための縦の動きの支持箱の端面図である。
【図6A】 伸縮継ぎ手システムの耐荷重性ビームの底面近傍の支持棒部材を保持するためのヨークアセンブリの端面図を含む伸縮継ぎ手システムの部分の側面図である。
【図6B】 伸縮継ぎ手システムの耐荷重性ビームの底面近傍の支持棒部材を保持するためのヨークアセンブリの端面図を含む伸縮継ぎ手システムの部分の拡大部分側面図である。
【図7A】 耐荷重性ビーム、固定棒部材およびヨークアセンブリ間の間隔を制御するための手段を示す伸縮継ぎ手システムの一態様の上からの斜視図である。
【図7B】 車両耐荷重性ビームの底面に係合する耐荷重性部材間の間隔を制御するための手段の底面図である。
【図7C】 伸縮継ぎ手システムの固定棒部材の一端部の側面図である。
【図7D】 伸縮継ぎ手システムのメカニズムの固定棒部材の一端部の上面図である。
【図7E】 そこに取り付けられているローラー手段を有する伸縮継ぎ手システムの固定棒部材の端部の側面図である。
【図8】 伸縮手段および固定棒に移動可能に係合するためのヨークアセンブリの一態様の側面図である。
【図9A】 伸縮手段の分解されたアームの側面図を示す。
【図9B】 伸縮手段の分解されたアームの側面図を示す。
【図9C】 伸縮手段の分解されたアームの側面図を示す。
【図9D】 伸縮手段の分解されたアームの側面図を示す。
【図10A】 固定棒部材の一端部を受ける縦の動きの箱の一態様の上面図である。
【図10B】 固定棒部材の一端部を受ける縦の動きの箱の一態様の側面図である。
Claims (10)
- 道路建造物のための伸縮継ぎ手システムであって、ギャップが、隣接する第1および第2の道路セクション間に設けられ、該伸縮継ぎ手システムは、車両の通行を可能とするためにギャップに掛け渡されたものであり、該伸縮継ぎ手システムが、:
上面および底面を有し、横に伸び、間隙を介した多数の耐荷重性部材であって、該上面が車両を支えるように適合されたものである前記耐荷重性部材、;
第1の道路セクションから第2の道路セクションまでの伸縮継ぎ手に縦に伸びる両端を有するとともに、横に伸びる耐荷重性部材の下に位置している少なくとも一つの長い支持部材、;
縦に伸びる少なくとも一つの長い支持部材の端部を受けるための少なくとも一つの第1手段であって、前記少なくとも一つの長い支持部材が、前記受けるための第1手段の一つの内部に位置する一端を有し、かつ、前記受けるための第1手段が、少なくとも一つの受けるための第1手段内の横の動きを実質的に制限するが、受けるための第1手段内の縦の動きは許容する手段を具備している前記受けるための第1手段、;
縦に伸びる少なくとも一つの長い支持部材の端部を受けるための少なくとも一つの第2手段であって、前記受けるための第2手段が、受けるための第2手段内の縦の動きを実質的に制限するが、受けるための第2手段内の横および垂直の動きを許容する手段を具備し、前記少なくとも一つの長い支持部材が、受けるための第1手段内に存在する一端および受けるための第2手段内に存在する反対端を有している前記受けるための第2手段、;および
回動可能に取り付けられるとともに耐荷重性部材に移動可能に係合するアームを含み、耐荷重性部材の相互の間隔を制御する、少なくとも一つの伸縮手段を含む、前記システム。 - 伸縮手段のそれぞれのアームに取り付けられた、耐荷重性部材に係合させるための手段を含む、請求項1に記載の伸縮継ぎ手システム。
- 両端を有する長い固定部材にスライド可能に係合するヨークアセンブリをさらに含む、請求項1に記載の伸縮継ぎ手システム。
- さらに、
(i)少なくとも一つのヨークアセンブリが伸縮手段および固定部材間に配置されること、
(ii)固定部材の両端の一つが、横の動きを許容し受ける手段内の固定部材の縦の動きを実質的に制限する手段へ挿入するように構成されたものであること、または
(iii)横の動きを許容し縦の動きを実質的に制限する手段へ挿入するように構成された固定部材の反対側端部が、縦の動きは許容し、手段内の固定部材の横の動きを実質的に制限する手段に挿入するように構成されたものであることの、
少なくとも一つによって特徴付けられる、請求項3に記載の伸縮継ぎ手システム。 - 道路建造物のための伸縮継ぎ手システムであって、ギャップが、隣接する第1および第2の道路セクション間に設けられ、該伸縮継ぎ手システムは、車両の通行を可能とするためにギャップに掛け渡されたものであり、該システムが、:
上面および底面を有し、横に伸び、間隙を介した多数の耐荷重性部材であって、該上面が車両を支えるように構成された前記耐荷重性部材、;
第1の道路セクションから第2の道路セクションまでの伸縮継ぎ手に縦に伸びる両端を有するとともに、耐荷重性部材の下に位置している少なくとも一つの長い支持部材、;
少なくとも一つの支持部材の両端の一つを受けるための少なくとも一つの第1手段であって、少なくとも一つの長い支持部材が、受けるための第1手段内に配された一端を有し、前記受けるための第1手段は、受けるための第1手段内の横の動きを実質的に制限するが、受けるための第1手段内の縦の動きは許容する手段を具備する前記受けるための第1手段、;
少なくとも一つの縦に伸びる長い支持部材の端部を受けるための少なくとも一つの第2手段であって、前記受けるための第2手段が、受けるための第2手段内の縦の動きを実質的に制限するが、受けるための第2手段内の横および垂直の動きを許容する手段を具備し、少なくとも一つの長い支持部材が、受けるための第1手段内に存在する一端および受けるための第2手段内に存在する反対端を有する前記受けるための第2手段、;および
耐荷重性部材の下に位置し、第1の道路セクションから第2の道路セクションの伸縮継ぎ手に縦に伸び、耐荷重性部材間の距離を制御するための、少なくとも一つの手段を含み、
前記制御するための手段が
a)両端を有する長い固定部材であって、両端の一つが、それに取り付けられたローラー手段を有し、ローラー手段を有する端部は、受けるための第1手段内の固定部材の横の動きは許容するが、縦の動きを実質的に制限する固定部材を受けるための第1手段内に配され、反対端は、受けるための第2手段内の固定部材の縦の動きは許容するが、実質的に横の動きを制限する、固定部材の端部を受けるための第2手段内に配される固定部材、;
b)移動可能に固定部材に係合する少なくとも一つのヨークアセンブリ、; および
c)固定部材上および少なくとも一つのヨークアセンブリ上に位置する伸縮手段であって、該伸縮手段が、少なくとも一つのヨークアセンブリに取り付けられ、該伸縮手段は、多数の回動可能に取り付けられたアームを具備し、それぞれのアームは、多数のそれに取り付けられたローラー手段を具備し、少なくとも2つの耐荷重性部材に移動可能に係合している伸縮手段を含む、前記システム。 - 道路建造物のための伸縮継ぎ手システムであって、ギャップが、隣接する第1および第2の道路セクション間に設けられ、該伸縮継ぎ手システムは、車両の通行を可能とするためにギャップに掛け渡されたものであり、該システムが、:
上面および底面を有し、横に伸び、間隙を介した多数の耐荷重性部材であって、該上面が車両の通行を支えるように構成された耐荷重性部材、;
第1の道路セクションから第2の道路セクションまでの伸縮継ぎ手に縦に伸びる両端を有する少なくとも一つの支持部材であって、前記少なくとも一つの支持部材が、耐荷重性部材の下に位置しており、少なくとも一つの支持部材の一端がそこに穴を有する支持部材、;
支持部材を受けるための少なくとも一つの第1手段であって、少なくとも一つの長い支持部材が、受けるための第1手段内に位置する一端を有し、かつ、前記受けるための第1手段が、受けるための第1手段内の横の動きを実質的に制限するが、受けるための第1手段内の縦の動きは許容する手段を具備する前記第1手段、;
支持部材を受けるための少なくとも一つの第2手段であって、そこに穴を有する少なくとも一つの長い支持部材が、前記受けるための第2手段内に存在し、受けるための第2手段が、受けるための第2手段内の縦の動きを実質的に制限するが、受けるための第2手段内の横および垂直の動きを許容する手段を具備する前記第2手段、;および
回動可能に取り付けられるとともに耐荷重性部材に移動可能に係合するアームを具備する少なくとも一つの伸縮手段を含む前記システムであって、
前記横および垂直の動きを許容する手段が、
a)受けるための第2手段内に配されているとともに支持部材の穴を通じて挿入されるガイド部材、
b)支持部材の上面および下面に隣接して配された第1の支持ベアリング、
c)受けるための第2手段に隣接して配された第2の上および下の支持ベアリング、および
d)第2の支持ベアリングを固定するための支持部材を受けるための第2手段に固定された上および下の保持部材を含む、前記システム。 - さらに、
(i)システムが、両端を有する長い固定部材に移動可能に係合するヨークアセンブリを含むこと、
(ii)少なくとも一つのヨークアセンブリが、伸縮手段および固定部材間に配されること、
(iii)固定部材の両端の一つが、固定部材を受ける手段内の固定部材の横の動きは許容するが、縦の動きを実質的に制限する固定部材を受ける手段に挿入するように構成されていること、または、
(iv)横の動きは許容するが、実質的に縦の動きは制限する手段に挿入されるように適合された固定部材の反対端部は、受ける手段内の固定部材の縦の動きは許容するが、実質的に横の動きは制限する固定部材の端部を受ける手段内に挿入されるように構成されていることの、
少なくとも一つで特徴付けられる、請求項6に記載の伸縮継ぎ手システム。 - 請求項1〜7のいずれかに記載の道路建造物の伸縮継ぎ手システムに用いるデバイスであって、該デバイスが、:
両端を有する長い固定部材;
横に伸びた車両耐荷重性部材間の間隔を制御するための伸縮手段; および
伸縮手段および固定部材を係合させるための少なくとも一つのアセンブリを含む、前記デバイス。 - さらに、
(i)伸縮手段が、多数の回動可能に取り付けられたアームを含むこと、または
(ii)伸縮手段が、多数の回動可能に取り付けられたアームを含み、それぞれのアームが、耐荷重性部材とのローリングまたはスライドする一つの係合のためにそこに取り付けられた少なくとも一つの手段を有することの、
少なくとも一つで特徴付けられた、請求項8に記載のデバイス。 - さらに、
(i)アセンブリが、両端を有する長い固定部材に移動可能に係合するヨークアセンブリを含むこと、
(ii)少なくとも一つのヨークアセンブリが、伸縮手段および固定部材間に配されること、
(iii)固定部材の両端の一つが、固定部材を受ける手段内の固定部材の横の動きは許容するが、縦の動きを実質的に制限する固定部材を受ける手段に挿入するように構成されていること、または、
(iv)横の動きは許容するが、実質的に縦の動きは制限する手段に挿入されるように適合された固定部材の反対端部は、受ける手段内の固定部材の縦の動きは許容するが、実質的に横の動きは制限する固定部材の端部を受ける手段内に挿入されるように構成されていることの、
少なくとも一つで特徴付けられる、請求項8または9に記載のデバイス。
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