JP3805072B2 - 測量機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、測量基準位置(基準点)に簡単に測量機を配置させることができる測量機に関する。
【0002】
【従来の技術】
測量機によって測量を行う場合には、地上の基準点の鉛直線上に測量機の中心、即ち機械中心を位置させることが必要である。このため従来では、機械中心の真下位置から垂球を吊り下げて位置決めしたり、測量機の機体に内蔵した求心望遠鏡によって基準点を視準して位置決めを行っている。
【0003】
しかし、垂球を利用する場合は手軽である反面、風の影響を受けやすく、また垂球が振り子運動をするため、求心に時間がかかるという問題がある。
【0004】
或いは図6で示すように、求心望遠鏡110を備えた測量機100が知られている。測量機100は、中心に回転軸130が設けられており、回転軸130の上方には、プリズム140が配置されている。求心望遠鏡110の筒体内には、レチクル150が配置され、この筒体の後端には接眼レンズ160が設けられている。
【0005】
この測量機100による位置合わせは、まず、地上に基準点Pを設定した後、機械を整準し、整準状態を保ちながら求心望遠鏡110を覗き、基準点Pの真上に求心視準線130aを置いて、レチクル150に基準点Pを合致させるように、測量機100を三脚120に対してスライドさせて、位置調整するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし上記構成では、求心望遠鏡110を覗いてピント合わせをするとともに、求心望遠鏡110を覗きながら測量機100を三脚120に対しスライドさせて、測量機100を測量基準位置(基準点)に配置させているため、作業者は求心作業を中腰のまま行わなければならず、作業者が疲労するとともに作業時間がかかるという問題があった。
【0007】
上記問題点に対して、三脚上に縦軸回り回動可能に支承された測量機の、機体内に可視レーザが設置され、この可視レーザの発するレーザビームが、縦軸の軸心に沿った小径平行ビーム束として、縦軸に形成された求心用の開孔部を通して下方に照射するように構成した技術が開示されている(実願平2−118213号公報参照)。
【0008】
しかし測量は野外で行うことが多く、このため、点として照射されるレーザビームを基準点に合わせて求心を行うとき、測量を行っている場所や天候によって、レーザビームの読み取りが困難であるという不都合があった。
【0009】
一方、実公平7−43610号公報,特公平3−24971号公報においては、測量機の望遠鏡にテレビカメラや撮像素子を配設し、観測状態を表示装置において視認し、作業者が直接望遠鏡に接眼することなく、楽な姿勢で視準することができるように構成した技術が開示されている。しかしこれらの技術は、求心作業が終了した後の技術であり、測量機自体の移動を伴う求心作業については従来通りの方法で行っていた。
【0010】
つまり、地上に基準点を設定した後、機械を整準し、整準状態を保ちながら求心望遠鏡を覗き、基準点の真上になるように測量機を配置して、求心望遠鏡のレチクルに基準点を合致させるように、測量機をスライドさせて位置調整する方法で行っており、上記課題である作業者が求心作業を行う上での不都合を解消することは出来ないものである。
【0011】
本発明の目的は、求心望遠鏡を覗かずに求心作業を行うことが可能で、簡単に基準点に測量機の機械中心を位置させることができ、作業性の向上に寄与する測量機を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る測量機は、測量機の本体に設けられた求心望遠鏡と、該求心望遠鏡の接眼レンズ側に着脱可能に装着され、前記求心望遠鏡を通して基準点の周辺の画像を撮像するCCDカメラと、該CCDカメラの撮像した前記画像を表示するディスプレイと、を備え、前記ディスプレイは、前記CCDカメラの撮像した前記画像と、前記測量機の測量データと、を切り替え表示可能に構成され、前記ディスプレイは前記測量機の機械中心に対応し前記CCDカメラの光軸に一致させるための指標が前記基準点の周辺の画像と共に表示可能とされ、前記ディスプレイ上において表示された前記指標の中心と前記基準点とを一致させて求心可能としたことを特徴とする。
【0013】
また前記ディスプレイ上において前記基準点の画像が前記指標によって指示される領域内にあると判定され、かつ、前記基準点と前記指標とが一致していないと判定されたことに基づき、前記ディスプレイに前記基準点と前記指標の中心とを一致させるための移動距離及び移動方向を表示すると好適である。
【0014】
【作用】
本発明の測量機には、CCDカメラが求心望遠鏡の接眼レンズ側に装着され、求心望遠鏡を通して基準点の周辺の画像を撮像し、このCCDカメラの撮像した画像をディスプレイに表示する。またディスプレイには測量機の機械中心に対応しCCDカメラの光軸に一致させるための指標が表示可能とされている。
【0015】
このように測量機の接眼レンズ側に装着されたCCDカメラで、求心望遠鏡を通して基準点周辺の画像を撮像し、基準点周辺の画像がディスプレイ上にあらわれ、またディスプレイ上には測量機の機械中心に対応しCCDカメラの光軸に一致させるための指標が表示可能とされているので、ディスプレイの指標と、CCDカメラからの基準点周辺の画像とを、ディスプレイ上で見ながら、指標の中心と基準点とが一致するように測量機本体をスライドさせ、求心を行う。
【0016】
本発明によれば、ディスプレイを見ながら測量機を移動して求心作業をすることができるので、求心作業を簡単にするとともに、作業者が求心望遠鏡を覗きながら中腰のまま求心作業をすることなく、楽な姿勢で作業を行うことができ、作業性を向上させることができる。
【0017】
また前記ディスプレイとしては、測量データを表示するディスプレイを用いることが可能であるので、従来の測量機を利用して本発明を実施することが可能である。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の測量機は、測量機Sの本体10に設けられた求心望遠鏡14と、この求心望遠鏡14の接眼レンズ14e側に装着され、求心望遠鏡14を通して基準点Pの周辺の画像を撮像するCCDカメラ40と、このCCDカメラ40の撮像した画像を表示するディスプレイ21と、を備え、ディスプレイ21は測量機Sの機械中心に対応しCCDカメラ40の光軸Lに一致させるための指標23が表示可能とされ、ディスプレイ21上において表示された指標23の中心と基準点Pとを一致させて求心可能としている。
【0019】
本発明の測量機Sは、接眼レンズ14e側において、接眼レンズ14eに配設された接眼つまみ14fにCCDカメラ40が装着されており、このCCDカメラ40は求心望遠鏡14を通して基準点P周辺の画像を撮像する。CCDカメラ40に撮像された基準点P周辺の画像はディスプレイ21上にあらわれる。
【0020】
ディスプレイ21には、測量機Sの機械中心に対応しCCDカメラの光軸Lに一致させるための指標23が表示可能とされており、求心を行う前に予め指標23の入力設定が行われている。そしてCCDカメラのスイッチを投入し、ディスプレイ21上に指標23と基準点P周辺の画像が表示されたら、指標23の中心と基準点Pとが一致するように測量機Sの本体10をスライドさせて求心を行う。
【0021】
本発明により、ディスプレイを見ながら測量機を移動して求心作業をすることができるので、求心作業を簡単にするとともに、作業者が求心望遠鏡を覗きながら中腰のまま求心作業をすることなく、楽な姿勢で作業を行うことができ、作業性を向上させることができる。
【0022】
またディスプレイ21としては、測量データを表示するディスプレイ21を用いることが可能であるので、従来の測量機を利用して本発明を実施することが可能である。
【0023】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する部材、配置等は本発明を限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
【0024】
図1乃至図5は本発明に係る測量機の一実施例を示すものであり、図1は測量機の概略斜視図、図2は図1における要部拡大図、図3は求心望遠鏡及びCCDカメラを示す説明断面図、図4は測量機に係るブロック図、図5は測量機の動作の一例を示すフローチャートである。
【0025】
本例の測量機Sは、例えば測距測角を行うトータルステーションであり、測量機Sの本体ケーシング11に配設された視準用望遠鏡13と、測量機正面に配設されたディスプレイユニット20と、測量機側面に配設された求心望遠鏡14と、求心望遠鏡14に配設されるCCDカメラ40と、を備えている。
【0026】
また本例の測量機Sは整準台30上に配設されて整準されており、この整準台30は測量機Sを鉛直軸回りに回動可能に担持し、測量機Sに一体化されている。この整準台30を三脚(図示せず)上に載置した状態で測距測角作業を行う。
【0027】
測量機Sの本体ケーシング11は、2本の支柱12,12を備えており、この支柱12,12間には水平軸が配設されており、この水平軸には上下方向に回動可能に視準望遠鏡13が配設されている。
【0028】
本体ケーシング11下側には、測距測角データ等を表示するディスプレイユニット20が設けられている。ディスプレイユニット20は、ディスプレイ21と、操作キー群22とからなる。ディスプレイ21は、測距測角を行うときには、測距測角データを表示し、求心作業時には、後述する指標及び基準点の周辺の画像を表示する。ディスプレイ21と隣接した操作キー群22は、必要な設定条件等を入力するためのものである。
【0029】
またディスプレイユニット20には後述するCCDカメラの出力コード先端に設けられたコネクタと接続される入力端子を備えている。この入力端子は防塵防水カバーを有し、CCDカメラのコネクタと接続されていないときには、このカバーにより入力端子へ埃や水が浸入しないように構成されている。
【0030】
図2は図1における要部拡大図であり、ディスプレイ21における求心作業時の状態をさらに詳細に示した説明図である。本発明において、ディスプレイ21は、測量機Sの機械中心に対応しCCDカメラ40の光軸に一致させるための指標23が表示可能とされている。指標23は予め入力設定され、CCDカメラのスイッチを入れたときに基準点の周辺の画像とともに表示される。
【0031】
本例の指標23は、円形23aと、X−Y座標からなる十字線23bとから構成されている。指標23については、前記形状に限らず他の形状としても良い。
【0032】
また図2において、基準点はPとして表示されている。本発明の測量機Sにおいては、基準点Pと前記指標23の中心とを一致させることで、測量機Sの求心が行われる構成となっている。そして、指標23の中心と基準点Pとが一致していないときには、指標23と基準点Pとの間の距離を示す数字23cや、指標23を基準点Pに一致させるための移動方向等が表示される構成となっている。よってこれらの数値を目安にすることで、より効率的に求心作業を進めることができる。
【0033】
測量機Sの側面には求心望遠鏡14が配設されている。本例の求心望遠鏡14の構成を図3に示す。
【0034】
求心望遠鏡14の、測量機Sの本体ケーシング11から露出する部位は、保持体14gに保持された合焦レンズ14bと、この合焦レンズ14bを光軸Lに沿って移動させてフォーカシングするための合焦つまみ14dと、クロスヘアー(十字線)を有するレチクル14cと、このレチクル14c上のクロスヘアー(十字線)が視野内で鮮明となるように接眼レンズ14eを光軸Lに沿って移動させる接眼つまみ14fと、から構成されている。
【0035】
求心望遠鏡14はその筒体14aの前端に反射プリズム(図示せず)が配置されており、反射プリズムは基準点Pを通る垂直光を水平に偏向させる。この水平に偏向された光が、レチクル14c上に設けられたクロスヘアー(十字線)の交点を通るような調整機構が焦点板枠14hに備えられている。
【0036】
また上記求心望遠鏡14にはCCDカメラ40が装着されている。次にCCDカメラ40の構成を説明する。本例のCCDカメラ40は、ディスプレイユニット20へ出力するための出力コード43を備え、この出力コード43にはコネクタが設けられ、測量機Sにおけるディスプレイユニット20の入力端子に着脱可能に形成されている。またCCDカメラ40は、前端側に円筒状延出部41を有している。
【0037】
円筒状延出部41の内周面には、円周方向に複数の膨出部42が形成されている。またCCDカメラ40の円筒状延出部41の内径は、接眼つまみ14fの外径よりも若干大きめに形成され、この円筒状延出部41と接眼つまみ14fにおいて、CCDカメラ40と求心望遠鏡14とがバヨネット係合により係合される構成となっている。
【0038】
CCDカメラ40と求心望遠鏡14との係合について図3において説明する。CCDカメラ40の円筒状延出部41の内周面には複数の膨出部42が設けられ、接眼つまみ14fには、外周面に外方へ突出する複数の突出部14iが形成されている。
【0039】
そして膨出部42と突出部14iとがぶつからないようにして、接眼つまみ14fに円筒状延出部41を被せるようにして係合させる。
【0040】
接眼つまみ14fと円筒状延出部41とが係合したら、円筒状延出部41を円周方向に回して、円筒状延出部41の膨出部42と、接眼つまみ14fの突出部14iとが重なり合うようにする。このようにして円筒状延出部41と接眼つまみ14fとは、膨出部42及び突出部14iにおいて係止され、求心望遠鏡14とCCDカメラとが連接される。
【0041】
このとき、CCDカメラ40の光軸と、求心用望遠鏡の光軸とは光軸Lとして一致するように構成されている。
【0042】
次に本例の測量機Sの機械中心を基準点Pに一致させ、測量基準位置(基準点)に配置する方法について説明する。
【0043】
はじめに、測量機Sにおいて、求心のための設定を行う。まず、基準点Pの上方位置に、測量機Sがくるように概略位置合わせをする。そして、CCDカメラ40を求心望遠鏡14の接眼つまみ14fに装着固定し、CCDカメラ40の出力コード43をディスプレイユニット20のコネクタに差し込む。
【0044】
そして指標23の入力設定を行う。次にCCDカメラ40の電源をONにすると、ディスプレイユニット20のディスプレイ21が、指標23と、CCDカメラ40からの画像と、を表示するモードに設定される。ディスプレイ21上にCCDカメラ40からの画像が表示されたら、接眼つまみ14fと、合焦つまみ14dを回してディスプレイ21上の映像を鮮明にする。
【0045】
図4は本例の測量機Sにおけるブロック図である。測量機Sの本体10は、測距測角を行う測距測角部Aと、この測距測角部Aからのデータを演算処理する演算処理部(CPU)Bと、演算処理部(CPU)Bで処理されたデータを表示する表示画面としてのディスプレイ21と、から構成される。また求心を行うときにも、求心望遠鏡14を覗いた状態の画像がCCDカメラ40を介してディスプレイ21に表示される。
【0046】
図5は、本発明の測量機における動作の一例を示すフローチャートである。このフローチャートに基づいて測量機の動作を説明する。
なお、本例においては、予め測量機Sの電源が投入されているか、あるいは電源が投入されているが待機モードになっている状態(ディスプレイには表示がなにもされていない状態)としている。
【0047】
そしてステップS1でCCDカメラの電源(スイッチ)を投入(ON)にする。電源が投入されると、測量機Sの電源が投入されている場合で、ディスプレイ21に何らかの表示がされている場合には、指標23及びCCDカメラ40からの画像が変更表示される。待機モードである場合には電源が投入されると、指標23及びCCDカメラ40からの画像が表示される(ステップS2)。
【0048】
指標23及び画像が表示されると、ステップS3でCCDカメラ40からの画像内に基準点Pがあるかどうかを判別する。CCDカメラ40からの画像内に基準点Pがない場合(S3:No)、ステップS4でエラー処理を行い、CCDカメラ40からの画像内に基準点が位置するまでステップS3の処理を繰り返す。
【0049】
なお、上記エラー処理において、例えば各種の音声でCCDカメラ40からの画像内に基準点Pがないことを報知することができる。報知手段としては、音声の他に、ランプを点滅させたり、ディスプレイにメッセージを表示させたりする方法がある。
【0050】
CCDカメラ40からの画像内に基準点Pがある場合(S3:Yes)、ステップS5で指標23の範囲内に基準点Pがあるかどうかを判別する。指標23の範囲内に基準点Pがない場合(S5:No)は指標23の範囲内に基準点Pが位置するまでステップS5の処理を繰り返す。指標23の範囲内に基準点Pがある場合(S5:Yes)には、ステップS6で指標23の中心に基準点Pが一致しているかどうかを判別する。
【0051】
指標23の中心に基準点Pが一致していないとき(S6:No)は、ステップS7で、ディスプレイ21上にて、指標23の中心から基準点Pまでの距離や、指標23の中心が基準点Pに一致するための移動方向等を表示して、一致するまでステップS6の処理を繰り返す。
【0052】
指標に基準点が一致しているとき(S6:Yes)は、ステップS8で一致の報知を行う。一致の報知においても、各種の音声により一致したことを報知する構成とすることができる。音声の他に、前記エラー処理とは異なるランプを点滅させたり、ディスプレイにメッセージを表示させることもできる。
【0053】
なお、本例においては、測距測角データ用ディスプレイにCCDカメラの映像を表示させる構成を示したが、CCDカメラの映像のみを表示させる専用ディスプレイを別途設けるようにしてもよい。
【0054】
また、本例の求心望遠鏡と、CCDカメラとは、簡単に取り外しすることができるので、従来通り求心望遠鏡を覗いて求心することもでき、状況に応じて求心方法を選択することができる。特にCCDカメラの画素数とディスプレイ表示の画素数との関係で、より高精度の求心を行うときは、直接求心望遠鏡を覗いて求心作業を行っても良い。
【0055】
【発明の効果】
以上のように本発明の測量機は、求心望遠鏡の接眼レンズ側にCCDカメラが装着され、CCDカメラが求心望遠鏡を通して基準点の周辺の画像を撮像し、ディスプレイ上に、CCDカメラの撮像した画像と、測量機の機械中心に対応しCCDカメラの光軸に一致させるための指標を表示し、ディスプレイ上において指標の中心と基準点とを一致させて求心可能とした構成であるので、ディスプレイを見ながら測量機を移動して求心作業をすることができ、簡単に求心を行えるとともに、作業者は楽な姿勢で作業を行うことができ、作業性を向上させることができる。
【0056】
また前記ディスプレイとして測量機本体に設けられている測量データ表示用ディスプレイを用いることが可能であるので、既存の測量機を利用して実施することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る測量機の斜視図である。
【図2】図1における要部拡大図である。
【図3】本発明の求心望遠鏡及びCCDカメラを示す説明断面図である。
【図4】本発明の測量機に係るブロック図である。
【図5】本発明の測量機の動作の一例を示すフローチャートである。
【図6】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 本体
11 本体ケーシング
12 支柱
13 視準望遠鏡
14 求心望遠鏡
14a 筒体
14b 合焦レンズ
14c レチクル
14d 合焦つまみ
14e 接眼レンズ
14f 接眼つまみ
14g 保持体
14h 焦点板枠
14i 突出部
20 ディスプレイユニット
21 ディスプレイ
22 操作キー群
23 指標
30 整準台
40 CCDカメラ
41 円筒状延出部
42 膨出部
43 出力コード
A 測距測角部
B CPU演算処理部
L 光軸
P 基準点
S 測量機

Claims (2)

  1. 測量機の本体に設けられた求心望遠鏡と、該求心望遠鏡の接眼レンズ側に着脱可能に装着され、前記求心望遠鏡を通して基準点の周辺の画像を撮像するCCDカメラと、該CCDカメラの撮像した前記画像を表示するディスプレイと、を備え、
    前記ディスプレイは、前記CCDカメラの撮像した前記画像と、前記測量機の測量データと、を切り替え表示可能に構成され、
    前記ディスプレイは前記測量機の機械中心に対応し前記CCDカメラの光軸に一致させるための指標が前記基準点の周辺の画像と共に表示可能とされ、前記ディスプレイ上において表示された前記指標の中心と前記基準点とを一致させて求心可能としたことを特徴とする測量機。
  2. 前記ディスプレイ上において前記基準点の画像が前記指標によって指示される領域内にあると判定され、かつ、前記基準点と前記指標とが一致していないと判定されたことに基づき、前記ディスプレイに前記基準点と前記指標の中心とを一致させるための移動距離及び移動方向を表示することを特徴とする請求項1記載の測量機。
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