JP3803655B2 - エンジン始動スイッチ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、運転者により所持される携帯機と自動車側に設けられた作動制御装置との相互通信が確立したことを条件として自動車のエンジン始動許可を行うスマートキーシステムに代表される遠隔制御システムで用いられ、始動が許可されたエンジンを始動させるために操作されるエンジン始動スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動車においては、セキュリティレベルの向上と利便性の向上とを両立させることを目的として、スマートイグニッション機能を有するスマートキーシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。ここで、スマートイグニッション機能とは、運転者が対応する携帯機、つまり自動車側のIDコードと一致するIDコードを有する携帯機を車内に持ち込むだけでエンジンの始動を許可する機能である。尚、このようにエンジンの始動が許可された状態でエンジン始動スイッチを操作するとエンジンが始動される。
【0003】
このため、スマートイグニッション機能を用いると、エンジン始動時において煩雑なキー操作を一切行う必要がない。従って、利便性を向上させることができる。しかも、従来のメカニカルキーと比較して複製が格段に困難な携帯機を所持していなければエンジン始動許可が行われない。従って、セキュリティレベルを向上させることができる。
【0004】
ところで、スマートイグニッション機能に供される携帯機は電源として電池を備えている。このため、電池切れ時には携帯機と作動制御装置との相互通信が確立されないことからスマートイグニッション機能が無効になる。そこで、スマートイグニッション機能に代えてイモビライザ機能を用いることにより、電池切れ時等の不測の事態にも対応できるように配慮されている。ここで、イモビライザ機能とは、対応するイモビライザキー、つまり自動車側のキーコードと一致するキーコードを有するイモビライザキーが使用された場合にエンジン始動許可を行う機能である。尚、イモビライザキーとは、メカニカルキーにトランスポンダを埋め込んだキーである。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−029385号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような不測の事態が発生する頻度は低いとは言えども、スマートイグニッション機能に代えてイモビライザ機能を用いる可能性が完全に無い訳ではない。つまり、イモビライザキーを使用せざるを得ない場合もある。このため、運転者は、スマートイグニッション機能を用いれば本来不要であるイモビライザキーまでも不測の事態に備えて所持しておくことが望ましい。このことはイモビライザキーが携帯機に一体化されている構成であれば携帯機の小型化を阻害する要因となる一方、イモビライザキーが携帯機の付属品として別体の構成であればイモビライザキーを紛失する虞すらある。また、イモビライザキーを挿入するためのスロット、つまりキーシリンダを自動車に設ける必要があることに伴うコスト的な問題も生じる。
【0007】
これらのことからイモビライザキーやスロットを廃止すれば上記問題が全て解決されることにはなるが、イモビライザキーがスロットに挿入されたことの検出をトリガにしてスマートイグニッション機能からイモビライザ機能に切り替える制御が行われているのが現状である。このため、単にイモビライザキーやスロットを廃止するだけでは、スマートイグニッション機能からイモビライザ機能に切り替えるためのトリガが失われることになって、上記のような不測の事態にイモビライザ機能で対応できなくなる別の問題が生じる。換言すれば、スマートイグニッション機能が有効である場合の通常制御(第1の制御)からスマートイグニッション機能が無効である場合の非常制御(第2の制御)に切り替えるためには、イモビライザキーやスロットを設けざるを得なかった。
【0008】
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、その目的は、イモビライザキーやスロットを必要とすることなく、第1の制御から第2の制御に切り替えることが可能な遠隔制御システムに好適なエンジン始動スイッチを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、ユーザにより操作される被操作部を備え、通信機能を有する携帯機との相互通信を確立するために所定の第1領域にリクエスト信号を送信する第1の制御を行うための基準位置から前記被操作部が操作されることにより、前記第1の制御に基づく該携帯機との相互通信が確立したことを条件として始動が許可されたエンジンを始動させるためのエンジン始動位置に切り替わるエンジン始動スイッチであって、前記被操作部が前記基準位置から操作されることにより、携帯機に起電力を発生させて該携帯機との相互通信を確立するべく前記第1領域よりも狭い第2領域に駆動電波を送信する第2の制御を行うための非常位置に切り替わる。
【0010】
従って、請求項1に記載の発明によれば、ユーザにより被操作部が基準位置から操作されると、エンジン始動スイッチは、第1の制御に基づく携帯機との相互通信が確立したことを条件として始動が許可されたエンジンを始動させるためのエンジン始動位置に切り替わる。一方、ユーザにより前記被操作部が基準位置から操作されると、エンジン始動スイッチは、第2の制御を行うための非常位置に切り替わる。そして、このようなエンジン始動スイッチを遠隔制御システムで用いると、該エンジン始動スイッチが第2の制御を行うための非常位置に切り替えられたことをトリガとして第1の制御から第2の制御に切り替えることが可能となる。即ち、従来とは異なり、第1の制御から第2の制御に切り替えるためにイモビライザキーやスロットを必要としない。
【0011】
請求項2に記載の発明では、ユーザにより押圧操作される被操作部を備え、その被操作部が基準位置から第1ストロークに亘って押圧操作されることにより、通信機能を有する携帯機との相互通信を確立するために所定の第1領域にリクエスト信号を送信する第1の制御に基づく該携帯機との相互通信が確立したことを条件として始動が許可されたエンジンを始動させるためのエンジン始動位置に切り替わるエンジン始動スイッチであって、前記被操作部が基準位置から第1ストロークよりも長い第2ストロークに亘って押圧操作されることにより、携帯機に起電力を発生させて該携帯機との相互通信を確立するべく前記第1領域よりも狭い第2領域に駆動電波を送信する第2の制御を行うための位置に切り替わる。
【0012】
従って、請求項2に記載の発明によれば、ユーザにより被操作部が基準位置から第1ストロークに亘って押圧操作されると、エンジン始動スイッチは、第1の制御に基づく携帯機との相互通信が確立したことを条件として始動が許可されたエンジンを始動させるためのエンジン始動位置に切り替わる。一方、ユーザにより被操作部が基準位置から第2ストロークに亘って押圧操作されると、エンジン始動スイッチは、第2の制御を行うための位置に切り替わる。そして、このようなエンジン始動スイッチを遠隔制御システムで用いると、該エンジン始動スイッチが第2の制御を行うための位置に切り替えられたことをトリガとして第1の制御から第2の制御に切り替えることが可能となる。即ち、従来とは異なり、第1の制御から第2の制御に切り替えるためにイモビライザキーやスロットを必要としない。
【0013】
請求項3に記載の発明では、請求項2に記載のエンジン始動スイッチにおいて、前記被操作部の押圧操作が解除されることに伴って、該被操作部がエンジン始動位置又は第2の制御を行うための位置から基準位置に復帰するモーメンタリ機能を有する。
【0014】
従って、請求項3に記載の発明によれば、被操作部の押圧操作が解除されると、モーメンタリ機能により被操作部がエンジン始動位置又は第2の制御を行うための位置から基準位置に自動復帰する。このため、ユーザは、被操作部をエンジン始動位置又は第2の制御を行うための位置から基準位置に復帰させるための操作を何ら行う必要がないことから簡便である。
【0015】
請求項4に記載の発明では、ユーザにより基準位置から一方向又は他方向のいずれかに操作される被操作部を備え、その被操作部が基準位置から一方向に操作されることにより、通信機能を有する携帯機との相互通信を確立するために所定の第1領域にリクエスト信号を送信する第1の制御に基づく該携帯機との相互通信が確立したことを条件として始動が許可されたエンジンを始動させるためのエンジン始動位置に切り替わるエンジン始動スイッチであって、前記被操作部が基準位置から他方向に操作されることにより、携帯機に起電力を発生させて該携帯機との相互通信を確立するべく前記第1領域よりも狭い第2領域に駆動電波を送信する第2の制御を行うための位置に切り替わる。
【0016】
従って、請求項4に記載の発明によれば、ユーザにより被操作部が基準位置から一方向に操作されると、エンジン始動スイッチは、第1の制御に基づく携帯機との相互通信が確立したことを条件として始動が許可されたエンジンを始動させるためのエンジン始動位置に切り替わる。一方、ユーザにより被操作部が基準位置から他方向に操作されると、エンジン始動スイッチは、第2の制御を行うための位置に切り替わる。そして、このようなエンジン始動スイッチを遠隔制御システムで用いると、該エンジン始動スイッチが第2の制御を行うための位置に切り替えられたことをトリガとして第1の制御から第2の制御に切り替えることが可能となる。即ち、従来とは異なり、第1の制御から第2の制御に切り替えるためにイモビライザキーやスロットを必要としない。
【0017】
請求項5に記載の発明では、請求項4に記載のエンジン始動スイッチにおいて、前記被操作部の一方向への操作が解除されることに伴って、該被操作部がエンジン始動位置から基準位置に復帰するモーメンタリ機能を有する。
【0018】
従って、請求項5に記載の発明によれば、被操作部の一方向への操作が解除されると、モーメンタリ機能により被操作部がエンジン始動位置から基準位置に自動復帰する。このため、ユーザは、被操作部をエンジン始動位置から基準位置に復帰させるための操作を何ら行う必要がないことから簡便である。
【0019】
請求項6に記載の発明では、請求項4又は請求項5に記載のエンジン始動スイッチにおいて、前記被操作部が第2の制御を行うための位置からさらに他方向に操作されることにより、前記第2の制御に基づく携帯機との相互通信が確立したことを条件として始動が許可されたエンジンを始動させるためのエンジン始動位置に切り替わる。
【0020】
従って、請求項6に記載の発明によれば、第1の制御に基づく相互通信が確立したことを条件として始動が許可されたエンジンを始動させるためのエンジン始動位置とは別に、第2の制御に基づく相互通信が確立したことを条件として始動が許可されたエンジンを始動させるためのエンジン始動位置に切り替え可能である。即ち、被操作部が基準位置から他方向に操作されて第2の制御を行うための位置に切り替えられた後、該被操作部がさらに他方向に操作されると、第2の制御に基づく携帯機との相互通信が確立したことを条件として始動が許可されたエンジンを始動させるためのエンジン始動位置に切り替わる。このように基準位置から第2の制御を行うための位置に切り替えるための操作方向と、第2の制御を行うための位置からエンジン始動位置に切り替えるための操作方向とは同一方向である。
【0021】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態を説明する。
【0022】
図1に示すように、遠隔制御システム1は、携帯機2と作動制御装置3とを備えている。
携帯機2は、運転者(ユーザ)によって所持されるものであり、受信アンテナ11、受信回路12、マイコン13、送信回路14、送信アンテナ15、電池16、トランスポンダ17を備えている。受信回路12は、作動制御装置3からのリクエスト信号を受信アンテナ11を介して受信すると、そのリクエスト信号を復調して受信信号を生成し、その受信信号をマイコン13に出力する。マイコン13は、図示しないCPU、ROM、RAM等からなるCPUユニットであり、メモリ13aを備えている。このメモリ13aには、携帯機2毎に個別に設定されたIDコードが記憶されている。
【0023】
そして、マイコン13は、受信回路12から受信信号が入力されると、リクエスト信号に応答するために前記IDコードを含む信号を送信回路14に出力する。送信回路14は、その出力信号を所定周波数(本実施形態では300MHz)の電波に変調して送信アンテナ15を介して送信する。電池16は、上記のようにリクエスト信号に応答してIDコードを含む信号を送信するための電源である。トランスポンダ17には、該トランスポンダ17毎、つまり携帯機2毎に個別に設定されたトランスポンダコードが記憶されている。そして、トランスポンダ17は、作動制御装置3からのトランスポンダ駆動電波に基づいて起電力を発生し、前記トランスポンダコードを含む信号を所定周波数(本実施形態では134KHz)の電波として送信する公知の構成である。
【0024】
作動制御装置3は、自動車側に設けられるものであり、給電回路21、送受信回路22、送受信アンテナ23、受信アンテナ24、受信回路25、照合ECU26を備えている。送受信回路22は、照合ECU26からのリクエスト信号を所定周波数(本実施形態では134KHz)の電波に変調して送受信アンテナ23を介して所定の第1領域に送信する。具体的には、送受信アンテナ23は、図2に示すように、インストルメントパネル中央部に設けられている。そして、送受信回路22は、リクエスト信号を送受信アンテナ23を介して第1領域A1に送信する。この第1領域A1とは、自動車の室内における略全体に亘る領域である。
【0025】
また、送受信回路22は、給電回路21からの電力に基づいて所定周波数(本実施形態では134KHz)のトランスポンダ駆動電波を生成し、そのトランスポンダ駆動電波を送受信アンテナ23を介して所定の第2領域に送信する。具体的には、送受信回路22は、トランスポンダ駆動電波を送受信アンテナ23を介して第2領域A2に送信する。この第2領域A2とは、自動車の室内における前記第1領域A1よりも極めて狭い領域、好ましくは運転席に座った状態で手が届く領域、例えばインストルメントパネル中央部の周辺領域である。尚、本実施形態では、第2領域A2は、送受信アンテナ23から0.1m〜0.2m離間する範囲である。
【0026】
さらに、送受信回路22は、携帯機2からのトランスポンダコードを含む信号を送受信アンテナ23を介して受信すると、その信号を復調して受信信号を生成し、その受信信号を照合ECU26に出力する。受信回路25は、携帯機2からのIDコードを含む信号を受信アンテナ24を介して受信すると、その信号を復調して受信信号を生成し、その受信信号を照合ECU26に出力する。即ち、前記第1領域A1内、第2領域A2内において携帯機2と作動制御装置3との相互通信が確立可能となっている。
【0027】
照合ECU26は、図示しないCPU、ROM、RAM等からなるCPUユニットであり、メモリ26aを備えている。このメモリ26aには、対応する携帯機2のIDコードと同一のIDコード(自動車側のIDコード)が記憶されている。また、このメモリ26aには、対応する携帯機2のトランスポンダコードと同一のトランスポンダコード(自動車側のトランスポンダコード)が記憶されている。
【0028】
そして、照合ECU26は、第1領域A1にリクエスト信号を送信したことに基づき受信回路25からIDコードを含む受信信号が入力されると、携帯機2のIDコードと自動車側のIDコードとが一致しているか否かを判断するIDコード照合を行う。加えて、照合ECU26は、第2領域A2にトランスポンダ駆動電波を送信したことに基づき送受信回路22からトランスポンダコードを含む受信信号が入力されると、携帯機2のトランスポンダコードと自動車側のトランスポンダコードとが一致しているか否かを判断するトランスポンダコード照合を行う。
【0029】
そして、照合ECU26は、IDコード照合により両IDコードが一致したこと又はトランスポンダコード照合により両トランスポンダコードが一致したことを条件としてエンジンECU30にエンジン始動許可信号を出力するエンジン始動許可制御を行う。
【0030】
エンジン始動スイッチ40は、エンジンを始動させるための操作が行われると、その操作に基づいてエンジン始動位置に切り替わる。そして、エンジンECU30は、前記照合ECU26からエンジン始動許可信号が入力されている状態でエンジン始動スイッチ40が操作されてエンジン始動位置に切り替えられると、図示しないセルモータを制御することによりエンジンを始動させる。
【0031】
また、エンジン始動スイッチ40は、非常制御を行うための操作が行われると、その操作に基づいて非常位置に切り替わる。そして、エンジン始動スイッチ40は、前記照合ECU26に接続されている。従って、エンジン始動スイッチ40が非常位置に切り替えられると、その旨が照合ECU26で検出されるようになっている。そして、照合ECU26は、エンジン始動スイッチ40が非常位置に切り替えられたことをトリガとして、第1領域A1にリクエスト信号を送信する通常制御(第1の制御)から第2領域A2にトランスポンダ駆動電波を送信する非常制御(第2の制御)に切り替えるようになっている。
【0032】
次に、エンジン始動スイッチ40の構成を図3を用いて説明する。
本実施形態のエンジン始動スイッチ40は、プッシュスイッチからなり、運転者により押圧操作される被操作部41を備えている。そして、エンジン始動スイッチ40は、被操作部41が基準位置P0から第1ストロークに亘って押圧操作されることによりエンジン始動位置P1に切り替わる。一方、エンジン始動スイッチ40は、被操作部41が基準位置P0から第1ストロークよりも長い第2ストロークに亘って押圧操作されることにより非常位置P2に切り替わる。そして、エンジン始動スイッチ40は、被操作部41の押圧操作が解除されることに伴って、該被操作部41がエンジン始動位置P1又は非常位置P2から基準位置P0に復帰するモーメンタリ機能を有している。
【0033】
次に、エンジンを始動させる場合の動作について説明する。
さて、運転者が乗車してくると、照合ECU26により送受信回路22が制御されて第1領域A1にリクエスト信号が間欠的に送信される。つまり、照合ECU26により通常制御(第1の制御)が行われる。そして、前記リクエスト信号に応答して携帯機2からIDコードを含む信号が送信されてくると、照合ECU26により該携帯機2のIDコードと自動車側のIDコードとが一致しているか否かが判断される。つまり、照合ECU26によりIDコード照合が行われる。
【0034】
ここで、運転者が対応する携帯機2を所持している場合には、該携帯機2のIDコードと自動車側のIDコードとが一致するため、照合ECU26からエンジンECU30にエンジン始動許可信号が入力される。つまり、IDコード照合により両IDコードが一致したことを条件として、換言すれば通常制御に基づく相互通信が確立したことを条件として、スマートイグニッション機能が有効となってエンジンの始動が許可される。
【0035】
そして、このようにエンジンの始動が許可されている状態で、運転者によりエンジン始動スイッチ40の被操作部41が基準位置P0から第1ストロークに亘って押圧操作されてエンジン始動位置P1に切り替えられると、エンジンECU30により図示しないセルモータが制御されてエンジンが始動される。その後、かかる押圧操作が解除されると、モーメンタリ機能により被操作部41がエンジン始動位置P1から基準位置P0に自動復帰する。
【0036】
ところで、携帯機2に電池切れが発生している場合には、かかる携帯機2を所持して第1領域A1内に進入してきても、通常制御に基づく相互通信が確立されないことからスマートイグニッション機能が無効になる。つまり、かかる場合には、上記のようにエンジン始動スイッチ40をエンジン始動位置P1に切り替えてもエンジンが始動されない。そこで、運転者によりエンジン始動スイッチ40の被操作部41が基準位置P0から第2ストロークに亘って押圧操作されて非常位置P2に切り替えられる。その後、かかる押圧操作が解除されると、モーメンタリ機能により被操作部41が非常位置P2から基準位置P0に自動復帰する。
【0037】
すると、照合ECU26により給電回路21及び送受信回路22が制御されて第2領域A2にトランスポンダ駆動電波が送信される。つまり、照合ECU26により非常制御(第2の制御)が行われる。換言すれば、エンジン始動スイッチ40が非常位置P2に切り替えられたことをトリガとして通常制御から非常制御に切り替えられる。
【0038】
そして、運転者により第2領域A2内に携帯機2を持ち込む緊急操作として、インストルメントパネル中央部に携帯機2を翳す操作が行われると、該携帯機2からトランスポンダコードを含む信号が送信されてくる。すると、照合ECU26により携帯機2のトランスポンダコードと自動車側のトランスポンダコードとが一致しているか否かが判断される。つまり、照合ECU26によりトランスポンダコード照合が行われる。
【0039】
ここで、運転者が対応する携帯機2を所持している場合には、該携帯機2のトランスポンダコードと自動車側のトランスポンダコードとが一致するため、照合ECU26からエンジンECU30にエンジン始動許可信号が入力される。つまり、トランスポンダコード照合により両トランスポンダコードが一致したことを条件として、換言すれば非常制御に基づく相互通信が確立したことを条件としてエンジンの始動が許可される。
【0040】
そして、このようにエンジンの始動が許可されている状態で、運転者によりエンジン始動スイッチ40の被操作部41が基準位置P0から第1ストロークに亘って押圧操作されてエンジン始動位置P1に切り替えられると、エンジンECU30により図示しないセルモータが制御されてエンジンが始動される。その後、かかる押圧操作が解除されると、モーメンタリ機能により被操作部41がエンジン始動位置P1から基準位置P0に自動復帰する。
【0041】
以上、詳述したように本実施形態によれば、次のような作用、効果を得ることができる。
(1)エンジン始動スイッチ40は、運転者により被操作部41が基準位置P0から第1ストロークに亘って押圧操作されると、エンジン始動位置P1に切り替わる。一方、運転者により被操作部41が基準位置P0から第2ストロークに亘って押圧操作されると、非常位置P2に切り替わる。そして、このようなエンジン始動スイッチ40を遠隔制御システム1で用いると、該エンジン始動スイッチ40が非常位置P2に切り替えられたことをトリガとして通常制御(第1の制御)から非常制御(第2の制御)に切り替えられる。即ち、従来とは異なり、通常制御から非常制御に切り替えるためにイモビライザキーやスロットを必要としない。従って、イモビライザキーやスロットを必要とすることなく、通常制御から非常制御に切り替えることが可能な遠隔制御システム1に好適なエンジン始動スイッチ40を提供することができる。
【0042】
(2)被操作部41の押圧操作が解除されると、モーメンタリ機能により該被操作部41がエンジン始動位置P1又は非常位置P2から基準位置P0に自動復帰する。このため、運転者は、被操作部41をエンジン始動位置P1又は非常位置P2から基準位置P0に復帰させるための操作を何ら行う必要がないことから簡便である。従って、エンジン始動時の操作性を向上させることができる。
【0043】
(第2実施形態)
次に、本発明を具体化した第2実施形態を説明する。
図4に示すように、本実施形態のエンジン始動スイッチ40は、シーソスイッチからなり、運転者により基準位置Q0から一方向又は他方向のいずれかに傾動操作される被操作部42を備えている。そして、エンジン始動スイッチ40は、被操作部42が基準位置Q0から一方向に傾動操作されることによりエンジン始動位置Q1に切り替わる。そして、エンジン始動スイッチ40は、被操作部42の一方向への傾動操作が解除されることに伴って、該被操作部42がエンジン始動位置Q1から基準位置Q0に復帰するモーメンタリ機能を有している。
【0044】
一方、エンジン始動スイッチ40は、被操作部42が基準位置Q0から他方向に1段階だけ傾動操作されることにより非常位置Q2に切り替わる。ただし、かかる傾動操作が解除されても被操作部42が非常位置Q2から基準位置Q0に復帰することはなく、新たな傾動操作が行われない限り該被操作部42は非常位置Q2にて保持される。
【0045】
また、エンジン始動スイッチ40は、被操作部42が非常位置Q2から他方向に1段階だけ傾動操作されることにより、つまり被操作部42が基準位置Q0から他方向に2段階に亘って傾動操作されることによりアクセサリ位置Q3に切り替わる。ただし、かかる傾動操作が解除されても被操作部42がアクセサリ位置Q3から非常位置Q2に復帰することはなく、新たな傾動操作が行われない限り該被操作部42はアクセサリ位置Q3にて保持される。このアクセサリ位置Q3とは、カーステレオ等のアクセサリ類に給電するための位置である。
【0046】
さらに、エンジン始動スイッチ40は、被操作部42がアクセサリ位置Q3から他方向に1段階だけ傾動操作されることにより、つまり被操作部42が基準位置Q0から他方向に3段階に亘って傾動操作されることによりイグニッション位置Q4に切り替わる。ただし、かかる傾動操作が解除されても被操作部42がイグニッション位置Q4からアクセサリ位置Q3に復帰することはなく、新たな傾動操作が行われない限り該被操作部42はイグニッション位置Q4にて保持される。このイグニッション位置Q4とは、前記アクセサリ類に加えて、カーエアコン等の電装品にも給電するための位置である。
【0047】
また、エンジン始動スイッチ40は、被操作部42がイグニッション位置Q4から他方向に1段階だけ傾動操作されることにより、つまり被操作部42が基準位置Q0から他方向に4段階に亘って傾動操作されることによりエンジン始動位置Q5に切り替わる。そして、エンジン始動スイッチ40は、かかる傾動操作が解除されることに伴って、被操作部42がエンジン始動位置Q5からイグニッション位置Q4に復帰するモーメンタリ機能を有している。このエンジン始動位置Q5とは、非常制御に基づく相互通信が確立したことを条件として始動が許可されたエンジンを始動させるための位置である。
【0048】
次に、エンジンを始動させる場合の動作について説明する。
さて、前記第1実施形態と同様に、スマートイグニッション機能が有効となってエンジンの始動が許可されている状態で、運転者によりエンジン始動スイッチ40の被操作部42が基準位置Q0から一方向に傾動操作されてエンジン始動位置Q1に切り替えられると、エンジンが始動される。その後、かかる傾動操作が解除されると、モーメンタリ機能により被操作部42がエンジン始動位置Q1から基準位置Q0に自動復帰する。
【0049】
ところで、携帯機2に電池切れが発生している場合には、スマートイグニッション機能が無効になるため、エンジン始動スイッチ40をエンジン始動位置Q1に切り替えてもエンジンが始動されない。そこで、運転者によりエンジン始動スイッチ40の被操作部42が基準位置Q0から他方向に1段階だけ傾動操作されて非常位置Q2に切り替えられると、該エンジン始動スイッチ40が非常位置Q2に切り替えられたことをトリガとして通常制御(第1の制御)から非常制御(第2の制御)に切り替えられる。そして、非常制御に基づく相互通信が確立したことを条件としてエンジンの始動が許可される。
【0050】
そして、このようにエンジンの始動が許可されている状態で、運転者によりエンジン始動スイッチ40の被操作部42が非常位置Q2から他方向に3段階に亘って傾動操作されてエンジン始動位置Q5に切り替えられると、エンジンが始動される。その後、かかる傾動操作が解除されると、モーメンタリ機能により被操作部42がエンジン始動位置Q5からイグニッション位置Q4に自動復帰して該被操作部42がイグニッション位置Q4にて保持される。
【0051】
以上、詳述したように本実施形態によれば、次のような作用、効果を得ることができる。
(3)エンジン始動スイッチ40は、運転者により被操作部42が基準位置Q0から一方向に傾動操作されると、エンジン始動位置Q1に切り替わる。一方、運転者により被操作部42が基準位置Q0から他方向に1段階だけ傾動操作されると、非常位置Q2に切り替わる。そして、このようなエンジン始動スイッチ40を遠隔制御システム1で用いると、該エンジン始動スイッチ40が非常位置Q2に切り替えられたことをトリガとして通常制御(第1の制御)から非常制御(第2の制御)に切り替えられる。即ち、従来とは異なり、通常制御から非常制御に切り替えるためにイモビライザキーやスロットを必要としない。従って、イモビライザキーやスロットを必要とすることなく、通常制御から非常制御に切り替えることが可能な遠隔制御システム1に好適なエンジン始動スイッチ40を提供することができる。
【0052】
(4)被操作部42の一方向への傾動操作が解除されると、モーメンタリ機能により該被操作部42がエンジン始動位置Q1から基準位置Q0に自動復帰する。このため、運転者は、被操作部42をエンジン始動位置Q1から基準位置Q0に復帰させるための操作を何ら行う必要がないことから簡便である。従って、エンジン始動時の操作性を向上させることができる。
【0053】
(5)エンジン始動スイッチ40は、通常制御に基づく相互通信が確立したことを条件として始動が許可されたエンジンを始動させるためのエンジン始動位置Q1とは別に、非常制御に基づく相互通信が確立したことを条件として始動が許可されたエンジンを始動させるためのエンジン始動位置Q5に切り替え可能である。即ち、被操作部42が基準位置Q0から他方向に1段階だけ傾動操作されて非常位置Q2に切り替えられた後、該被操作部42がさらに他方向に3段階に亘って傾動操作されると、エンジン始動位置Q5に切り替わる。このように基準位置Q0から非常位置Q2に切り替えるための操作方向と、非常位置Q2からエンジン始動位置Q5に切り替えるための操作方向とは同一方向である。従って、スマートイグニッション機能が無効である場合にエンジンを始動させるときには、被操作部42を他方向にのみ傾動操作すればよいことからも、エンジン始動時の操作性を向上させることができると言える。
【0054】
尚、前記各実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・図5に示すように、本発明をロータリスイッチからなるエンジン始動スイッチ40に適用してもよい。この場合、エンジン始動スイッチ40は、運転者により被操作部43が基準位置R0から一方向に回転操作されることによりエンジン始動位置R1に切り替わる。そして、エンジン始動スイッチ40は、被操作部43の一方向への回転操作が解除されることに伴って、該被操作部43がエンジン始動位置R1から基準位置R0に復帰するモーメンタリ機能を有している。
【0055】
一方、エンジン始動スイッチ40は、被操作部43が基準位置R0から他方向に1段階〜4段階に亘って回転操作されることにより、それぞれ非常位置R2、アクセサリ位置R3、イグニッション位置R4、エンジン始動位置R5に切り替わる。そして、エンジン始動スイッチ40は、イグニッション位置R4からエンジン始動位置R5への回転操作が解除されることに伴って、被操作部43がエンジン始動位置R5からイグニッション位置R4に復帰するモーメンタリ機能を有している。
【0056】
このように構成すれば、前記第2実施形態と同様の作用、効果を得ることができる。
・前記第1実施形態のエンジン始動スイッチ40(プッシュスイッチ)において、エンジン始動位置P1や非常位置P2に切り替わったことを運転者に認識させるために節度感を付与する構成としてもよい。
【0057】
・前記第2実施形態のエンジン始動スイッチ40(シーソスイッチ)において、エンジン始動位置Q1やエンジン始動位置Q5に切り替わったことを運転者に認識させるために節度感を付与する構成としてもよい。
【0058】
・前記別の実施形態のエンジン始動スイッチ40(ロータリスイッチ)において、エンジン始動位置R1やエンジン始動位置R5に切り替わったことを運転者に認識させるために節度感を付与する構成としてもよい。
【0059】
・エンジンが始動された後、つまりエンジン駆動中に被操作部41(42、43)が基準位置P0(Q0、R0)から操作されてエンジン始動位置P1(Q1、R1)に切り替えられた場合には、エンジンを停止させる構成としてもよい。つまり、エンジン始動位置P1(Q1、R1)をエンジン停止位置としても兼用することによりエンジン始動/停止位置として機能させてもよい。
【0060】
・前記第2実施形態(別の実施形態)において、エンジン駆動中に被操作部42(43)がイグニッション位置Q4(R4)から操作されてエンジン始動位置Q5(R5)に切り替えられた場合には、エンジンを停止させる構成としてもよい。つまり、エンジン始動位置Q5(R5)をエンジン停止位置としても兼用することによりエンジン始動/停止位置として機能させてもよい。
【0061】
・基準位置P0(Q0、R0)は、通常制御を行うための通常位置として機能していることは言うまでもない。
【0062】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されているため、次のような効果を奏する。
請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の発明によれば、イモビライザキーやスロットを必要とすることなく、第1の制御から第2の制御に切り替えることが可能な遠隔制御システムに好適なエンジン始動スイッチを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遠隔制御システムの構成を示すブロック図。
【図2】第1領域、第2領域を示す説明図。
【図3】第1実施形態のエンジン始動スイッチの構成を示す説明図。
【図4】第2実施形態のエンジン始動スイッチの構成を示す説明図。
【図5】別の実施形態のエンジン始動スイッチの構成を示す説明図。
【符号の説明】
2…携帯機、40…エンジン始動スイッチ、41〜43…被操作部、A1…第1領域、A2…第2領域、P0,Q0,R0…基準位置、P1,Q1,R1…エンジン始動位置、P2,Q2,R2…第2の制御を行うための位置としての非常位置、Q5,R5…エンジン始動位置。

Claims (6)

  1. ユーザにより操作される被操作部を備え、通信機能を有する携帯機との相互通信を確立するために所定の第1領域にリクエスト信号を送信する第1の制御を行うための基準位置から前記被操作部が操作されることにより、前記第1の制御に基づく該携帯機との相互通信が確立したことを条件として始動が許可されたエンジンを始動させるためのエンジン始動位置に切り替わるエンジン始動スイッチであって、
    前記被操作部が前記基準位置から操作されることにより、携帯機に起電力を発生させて該携帯機との相互通信を確立するべく前記第1領域よりも狭い第2領域に駆動電波を送信する第2の制御を行うための非常位置に切り替わるエンジン始動スイッチ。
  2. ユーザにより押圧操作される被操作部を備え、その被操作部が基準位置から第1ストロークに亘って押圧操作されることにより、通信機能を有する携帯機との相互通信を確立するために所定の第1領域にリクエスト信号を送信する第1の制御に基づく該携帯機との相互通信が確立したことを条件として始動が許可されたエンジンを始動させるためのエンジン始動位置に切り替わるエンジン始動スイッチであって、
    前記被操作部が基準位置から第1ストロークよりも長い第2ストロークに亘って押圧操作されることにより、携帯機に起電力を発生させて該携帯機との相互通信を確立するべく前記第1領域よりも狭い第2領域に駆動電波を送信する第2の制御を行うための位置に切り替わるエンジン始動スイッチ。
  3. 請求項2に記載のエンジン始動スイッチにおいて、
    前記被操作部の押圧操作が解除されることに伴って、該被操作部がエンジン始動位置又は第2の制御を行うための位置から基準位置に復帰するモーメンタリ機能を有するエンジン始動スイッチ。
  4. ユーザにより基準位置から一方向又は他方向のいずれかに操作される被操作部を備え、その被操作部が基準位置から一方向に操作されることにより、通信機能を有する携帯機との相互通信を確立するために所定の第1領域にリクエスト信号を送信する第1の制御に基づく該携帯機との相互通信が確立したことを条件として始動が許可されたエンジンを始動させるためのエンジン始動位置に切り替わるエンジン始動スイッチであって、
    前記被操作部が基準位置から他方向に操作されることにより、携帯機に起電力を発生させて該携帯機との相互通信を確立するべく前記第1領域よりも狭い第2領域に駆動電波を送信する第2の制御を行うための位置に切り替わるエンジン始動スイッチ。
  5. 請求項4に記載のエンジン始動スイッチにおいて、
    前記被操作部の一方向への操作が解除されることに伴って、該被操作部がエンジン始動位置から基準位置に復帰するモーメンタリ機能を有するエンジン始動スイッチ。
  6. 請求項4又は請求項5に記載のエンジン始動スイッチにおいて、
    前記被操作部が第2の制御を行うための位置からさらに他方向に操作されることにより、前記第2の制御に基づく携帯機との相互通信が確立したことを条件として始動が許可されたエンジンを始動させるためのエンジン始動位置に切り替わるエンジン始動スイッチ。
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