JP3800986B2 - コネクタ保護用キャップ - Google Patents
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【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車に搭載される補機のコネクタと、該コネクタにロック結合される電線に接続したコネクタとをカバーするゴム製のコネクタ保護用キャップに関し、特に、メンテナンス時にキャップを被せた状態でコネクタのロックを解除できるようにしたものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、自動車のエンジンルームに図６に示すように、エンジン電気制御用のユニット１と、該ユニット１からの制御信号で電気システムを動作させる補機２が搭載され、ユニット１と補機２とはハーネス３を介して接続されている。
上記ハーネス３の先端には雌コネクタ４が接続され、補機２の外面に突設した雄コネクタ５に嵌合して電気接続が図られている。
【０００３】
エンジンルーム内は高温雰囲気となり、瞬間的に１３０℃まで昇温する場合があるため、上記嵌合させた雌雄コネクタ４、５に耐熱製を有するゴム製の保護キャップ６をを被せて、コネクタハウジングの変形、コネクタ内の端子の高温劣化を防いでいる。
【０００４】
具体的には、雌雄コネクタ４、５を嵌合し、雄コネクタ外面に設けたロック片４ａのロック爪４ｂを雄コネクタ５の外面に設けた被ロック枠５ａに係止してロック結合し、このロック結合と同時に、あるいは、ロック結合した後に保護キャップを被せている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように保護キャップ６を被せると、ロック結合部の位置が外部から不明となる。よって、メンテナンス時に、雌雄コネクタ４、５のロックを解除するためロック片４ａを押そうとしても、その位置が分からず、メンテナンスに手数がかかることとなる。
また、エンジンルーム内は高温で、保護キャップ６も加熱されているため、瞬時にロック位置に該当するキャップの部分を押して、ロック解除できることが求められているが、従来の保護用キャップは、要望を充たす構成とされていない。
【０００６】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、キャップ外面からコネクタのロック位置を一目で分かるようにして、メンテナンス性の向上を図ることを課題としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、自動車のエンジンルーム内に配置される補機のコネクタと、該コネクタにロック結合される電線に接続したコネクタとをカバーする耐熱保護用のゴム製のコネクタ保護用キャップであって、
上記キャップには、コネクタのロック結合部に当たる外面位置に突出したリブからなるロック位置識別部を設け、該リブと対応するキャップ内面側には溝を凹設し、リブを外面から押すと内面側に撓んでロック片が押され、上記コネクタのロック結合が解除される構成としていることを特徴とするコネクタ保護用キャップを提供している。
【０００８】
前記コネクタ保護用キャップの外面に形成するロック位置識別部は、外面に突出させたリブとしているが、ペイントで着色しても良く、一目でロック位置が分かる目印となる機能を持たせている。
【０００９】
このように、保護用キャップの外面からロック位置が一目で分かるため、瞬時にこの部分を押すことができる。この押圧作用により、ワイヤハーネス側の雌コネクタ外面に揺動可に突設したロック片が揺動し、その下端のロック爪が補機側の雌コネクタの被ロック枠から外れ、雌雄コネクタのロックを解除することができる。
【００１０】
上記のように、保護用キャップの外面に突設した識別用のリブと対応するキャップ内面側には溝を凹設しているため、リブの部分を容易に撓ませて、ロック片をキャップ外部から押すことができる。内面側に設ける溝は、外面側のリブを囲むような位置に環状に形成しておくと、容易に撓みロック解除操作のフィーリングを良くすることができる。
【００１１】
上記補機にワイヤハーネスを介して制御ユニットを接続し、上記補機および制御ユニットは自動車のエンジンルームに配置されており、上記キャップは耐熱保護用としてコネクタに被せられるもので、ＥＰＤＭあるいはシリコンゴムから成形している。
エンジンルームは高温雰囲気となるため、コネクタ嵌合部には耐熱保護用のキャップを被せて、コネクタハウンジグおよび内部の端子を加熱から保護している。
耐熱保護用キャップは耐熱性の高いＥＰＤＭやシリコンゴムで成形することが好ましい。
【００１２】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
本発明の保護用キャップを取り付けるコネクタ嵌合部は、前記図６と同一箇所であり、同一部材は同一符号を付して説明する。
【００１３】
自動車のエンジンルームに搭載されるエンジン電気制御用のユニット１に接続されたハーネス３と補機２とは、ハーネス側の雌コネクタ４と補機側の雄コネクタ５とを嵌合接続させている。
雌コネクタ４のコネクタハウシング外面にはロック片４ａが支軸４ｃを介して揺動可に突設されて、ロック片４ａの下部内面にロック爪４ｂが突設されている。 一方、雄コネクタ５のコネクタハウシング外面には被ロック枠５ａが突設され、雌コネクタ４を図中上方から外嵌すると、ロック爪４ｂが被ロック枠５ａに当接して撓んだ後に被ロック枠５ａの下面に係止して、雌雄コネクタ４と５とがロック結合される。
上記ロック結合部は雌雄コネクタ４、５の左右両側面の２カ所に設けられている。
【００１４】
上記嵌合する雌雄コネクタ４と５に被せる保護用キャップ１０として、耐熱温度が１５０℃のＥＰＤＭ製の保護用キャップ１０を設けている。この保護用キャップ１０は図２に示す形状で、雄コネクタ５との下端嵌合面を除く外周面および上端面を覆う下面開口のボックス部１０ａと、該ボックス部１０ａの上面部から突設した円筒部１０ｂからなり、円筒部１０ｂはコネクタ首下のハーネス３を覆っている。
【００１５】
上記ボックス部１０ａの左右側部１０ｃ、１０ｄの外面には半球形状のリブ１０ｅ、１０ｆを突設している。このリブ１０ｅ、１０ｆの突設位置はボックス部１０ａを雌コネクタ４に被せた状態で、ロック片４ａの支軸４ｃより上部位置４ａ−１と対向する位置である。
また、左右側部１０ｃ、１０ｄの内面側には、リブ１０ｅ、１０ｆと対向する位置に環状の溝１０ｇ、１０ｈを凹設しており、溝１０ｇ、１０ｈはそれぞれリブ１０ｅ、１０ｆを囲む位置となるように設定している。
かつ、溝１０ｇ、１０ｈに囲まれた円形部を半球状に突出させ、ロック片への押し当て部１０ｉ、１０ｊとしている。
【００１６】
雌雄コネクタ４、５を嵌合と同時あるいは嵌合後に、上記保護用キャップ１０を被せており、該保護用キャップのボックス部１０ａの下端面は補機１の上面と当接し、雌雄コネクタ４と５とを完全にカバーした状態となっている。
【００１７】
メンテナンス時に雌雄コネクタ４と５とのロックを解除する時、キャップ１０の外面にはリブ１０ｅ、１０ｆが突設されているため、ロック位置を作業者は一目で確認することができる。
図４に示すように、作業者が両側のリブ１０ｅ、１０ｆを内側に押すと、溝１０ｇ、１０ｈにより容易に内側に撓んで、押し当て部１０ｉ、１０ｊがロック片４ａの上側部４ａ−１を押圧する。これにより、図５に示すように、ロック片４ａの上部４ａ−１は内側に傾斜し、支軸４ｃより下方の下部４ａ−２は外方に傾斜し、ロック爪４ｂは被ロック枠５ａから外れ、簡単にロックを解除できる。
【００１８】
なお、ロック位置と対応するリブの表面に着色してもよい。
【００１９】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明によれば、コネクタにキャップを被せた状態でコネクタのロック位置が一目で分かり、かつ、この位置を外部から押すだけで、雌雄コネクタのロックを解除できるため、メンテナス性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明のコネクタ用保護キャップの使用状態を示す斜視図である。
【図２】 コネクタ用保護キャプを示し、（Ａ）は斜視図、（Ｂ）は断面図、（Ｃ）は要部拡大断面図、（Ｂ）は保護キャップの内面側の一部拡大図である。
【図３】 コネクタ保護キャップを被せた雌雄コネクタがロックされている状態を示す一部断面図である。
【図４】 ロック解除操作を示す斜視図である。
【図５】 ロック解除時の断面図である。
【図６】 （Ａ）は従来例を示す斜視図、（Ｂ）はロック部の断面図である。
【符号の説明】
１ 制御ユニット
２ 補機
３ ハーネス
４ 雌コネクタ
４ａ ロック片
４ｂ ロック爪
５ 雄コネクタ
５ａ 被ロック枠
１０ コネクタ保護用キャップ
１０ｅ、１０ｆ リブ
１０ｇ、１０ｈ 溝
１０ｉ、１０ｊ 押し当て部
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車に搭載される補機のコネクタと、該コネクタにロック結合される電線に接続したコネクタとをカバーするゴム製のコネクタ保護用キャップに関し、特に、メンテナンス時にキャップを被せた状態でコネクタのロックを解除できるようにしたものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、自動車のエンジンルームに図６に示すように、エンジン電気制御用のユニット１と、該ユニット１からの制御信号で電気システムを動作させる補機２が搭載され、ユニット１と補機２とはハーネス３を介して接続されている。
上記ハーネス３の先端には雌コネクタ４が接続され、補機２の外面に突設した雄コネクタ５に嵌合して電気接続が図られている。
【０００３】
エンジンルーム内は高温雰囲気となり、瞬間的に１３０℃まで昇温する場合があるため、上記嵌合させた雌雄コネクタ４、５に耐熱製を有するゴム製の保護キャップ６をを被せて、コネクタハウジングの変形、コネクタ内の端子の高温劣化を防いでいる。
【０００４】
具体的には、雌雄コネクタ４、５を嵌合し、雄コネクタ外面に設けたロック片４ａのロック爪４ｂを雄コネクタ５の外面に設けた被ロック枠５ａに係止してロック結合し、このロック結合と同時に、あるいは、ロック結合した後に保護キャップを被せている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように保護キャップ６を被せると、ロック結合部の位置が外部から不明となる。よって、メンテナンス時に、雌雄コネクタ４、５のロックを解除するためロック片４ａを押そうとしても、その位置が分からず、メンテナンスに手数がかかることとなる。
また、エンジンルーム内は高温で、保護キャップ６も加熱されているため、瞬時にロック位置に該当するキャップの部分を押して、ロック解除できることが求められているが、従来の保護用キャップは、要望を充たす構成とされていない。
【０００６】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、キャップ外面からコネクタのロック位置を一目で分かるようにして、メンテナンス性の向上を図ることを課題としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、自動車のエンジンルーム内に配置される補機のコネクタと、該コネクタにロック結合される電線に接続したコネクタとをカバーする耐熱保護用のゴム製のコネクタ保護用キャップであって、
上記キャップには、コネクタのロック結合部に当たる外面位置に突出したリブからなるロック位置識別部を設け、該リブと対応するキャップ内面側には溝を凹設し、リブを外面から押すと内面側に撓んでロック片が押され、上記コネクタのロック結合が解除される構成としていることを特徴とするコネクタ保護用キャップを提供している。
【０００８】
前記コネクタ保護用キャップの外面に形成するロック位置識別部は、外面に突出させたリブとしているが、ペイントで着色しても良く、一目でロック位置が分かる目印となる機能を持たせている。
【０００９】
このように、保護用キャップの外面からロック位置が一目で分かるため、瞬時にこの部分を押すことができる。この押圧作用により、ワイヤハーネス側の雌コネクタ外面に揺動可に突設したロック片が揺動し、その下端のロック爪が補機側の雌コネクタの被ロック枠から外れ、雌雄コネクタのロックを解除することができる。
【００１０】
上記のように、保護用キャップの外面に突設した識別用のリブと対応するキャップ内面側には溝を凹設しているため、リブの部分を容易に撓ませて、ロック片をキャップ外部から押すことができる。内面側に設ける溝は、外面側のリブを囲むような位置に環状に形成しておくと、容易に撓みロック解除操作のフィーリングを良くすることができる。
【００１１】
上記補機にワイヤハーネスを介して制御ユニットを接続し、上記補機および制御ユニットは自動車のエンジンルームに配置されており、上記キャップは耐熱保護用としてコネクタに被せられるもので、ＥＰＤＭあるいはシリコンゴムから成形している。
エンジンルームは高温雰囲気となるため、コネクタ嵌合部には耐熱保護用のキャップを被せて、コネクタハウンジグおよび内部の端子を加熱から保護している。
耐熱保護用キャップは耐熱性の高いＥＰＤＭやシリコンゴムで成形することが好ましい。
【００１２】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
本発明の保護用キャップを取り付けるコネクタ嵌合部は、前記図６と同一箇所であり、同一部材は同一符号を付して説明する。
【００１３】
自動車のエンジンルームに搭載されるエンジン電気制御用のユニット１に接続されたハーネス３と補機２とは、ハーネス側の雌コネクタ４と補機側の雄コネクタ５とを嵌合接続させている。
雌コネクタ４のコネクタハウシング外面にはロック片４ａが支軸４ｃを介して揺動可に突設されて、ロック片４ａの下部内面にロック爪４ｂが突設されている。 一方、雄コネクタ５のコネクタハウシング外面には被ロック枠５ａが突設され、雌コネクタ４を図中上方から外嵌すると、ロック爪４ｂが被ロック枠５ａに当接して撓んだ後に被ロック枠５ａの下面に係止して、雌雄コネクタ４と５とがロック結合される。
上記ロック結合部は雌雄コネクタ４、５の左右両側面の２カ所に設けられている。
【００１４】
上記嵌合する雌雄コネクタ４と５に被せる保護用キャップ１０として、耐熱温度が１５０℃のＥＰＤＭ製の保護用キャップ１０を設けている。この保護用キャップ１０は図２に示す形状で、雄コネクタ５との下端嵌合面を除く外周面および上端面を覆う下面開口のボックス部１０ａと、該ボックス部１０ａの上面部から突設した円筒部１０ｂからなり、円筒部１０ｂはコネクタ首下のハーネス３を覆っている。
【００１５】
上記ボックス部１０ａの左右側部１０ｃ、１０ｄの外面には半球形状のリブ１０ｅ、１０ｆを突設している。このリブ１０ｅ、１０ｆの突設位置はボックス部１０ａを雌コネクタ４に被せた状態で、ロック片４ａの支軸４ｃより上部位置４ａ−１と対向する位置である。
また、左右側部１０ｃ、１０ｄの内面側には、リブ１０ｅ、１０ｆと対向する位置に環状の溝１０ｇ、１０ｈを凹設しており、溝１０ｇ、１０ｈはそれぞれリブ１０ｅ、１０ｆを囲む位置となるように設定している。
かつ、溝１０ｇ、１０ｈに囲まれた円形部を半球状に突出させ、ロック片への押し当て部１０ｉ、１０ｊとしている。
【００１６】
雌雄コネクタ４、５を嵌合と同時あるいは嵌合後に、上記保護用キャップ１０を被せており、該保護用キャップのボックス部１０ａの下端面は補機１の上面と当接し、雌雄コネクタ４と５とを完全にカバーした状態となっている。
【００１７】
メンテナンス時に雌雄コネクタ４と５とのロックを解除する時、キャップ１０の外面にはリブ１０ｅ、１０ｆが突設されているため、ロック位置を作業者は一目で確認することができる。
図４に示すように、作業者が両側のリブ１０ｅ、１０ｆを内側に押すと、溝１０ｇ、１０ｈにより容易に内側に撓んで、押し当て部１０ｉ、１０ｊがロック片４ａの上側部４ａ−１を押圧する。これにより、図５に示すように、ロック片４ａの上部４ａ−１は内側に傾斜し、支軸４ｃより下方の下部４ａ−２は外方に傾斜し、ロック爪４ｂは被ロック枠５ａから外れ、簡単にロックを解除できる。
【００１８】
なお、ロック位置と対応するリブの表面に着色してもよい。
【００１９】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明によれば、コネクタにキャップを被せた状態でコネクタのロック位置が一目で分かり、かつ、この位置を外部から押すだけで、雌雄コネクタのロックを解除できるため、メンテナス性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明のコネクタ用保護キャップの使用状態を示す斜視図である。
【図２】 コネクタ用保護キャプを示し、（Ａ）は斜視図、（Ｂ）は断面図、（Ｃ）は要部拡大断面図、（Ｂ）は保護キャップの内面側の一部拡大図である。
【図３】 コネクタ保護キャップを被せた雌雄コネクタがロックされている状態を示す一部断面図である。
【図４】 ロック解除操作を示す斜視図である。
【図５】 ロック解除時の断面図である。
【図６】 （Ａ）は従来例を示す斜視図、（Ｂ）はロック部の断面図である。
【符号の説明】
１ 制御ユニット
２ 補機
３ ハーネス
４ 雌コネクタ
４ａ ロック片
４ｂ ロック爪
５ 雄コネクタ
５ａ 被ロック枠
１０ コネクタ保護用キャップ
１０ｅ、１０ｆ リブ
１０ｇ、１０ｈ 溝
１０ｉ、１０ｊ 押し当て部
Claims (2)
- 自動車のエンジンルーム内に配置される補機のコネクタと、該コネクタにロック結合される電線に接続したコネクタとをカバーする耐熱保護用のゴム製のコネクタ保護用キャップであって、
上記キャップには、コネクタのロック結合部に当たる外面位置に突出したリブからなるロック位置識別部を設け、該リブと対応するキャップ内面側には溝を凹設し、リブを外面から押すと内面側に撓んでロック片が押され、上記コネクタのロック結合が解除される構成としていることを特徴とするコネクタ保護用キャップ。 - 上記キャップは、ＥＰＤＭあるいはシリコンゴムからなる請求項１に記載のコネクタ保護用キャップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001154574A JP3800986B2 (ja) | 2001-05-23 | 2001-05-23 | コネクタ保護用キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001154574A JP3800986B2 (ja) | 2001-05-23 | 2001-05-23 | コネクタ保護用キャップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002352896A JP2002352896A (ja) | 2002-12-06 |
| JP3800986B2 true JP3800986B2 (ja) | 2006-07-26 |
Family
ID=18998890
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001154574A Expired - Fee Related JP3800986B2 (ja) | 2001-05-23 | 2001-05-23 | コネクタ保護用キャップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3800986B2 (ja) |
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| JP2005334068A (ja) * | 2004-05-24 | 2005-12-08 | Newgin Corp | 保護手段を備える遊技機 |
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| KR20140014591A (ko) * | 2012-07-25 | 2014-02-06 | 현대모비스 주식회사 | 와이어 기밀처리부재 및 이를 적용한 컨버터 모듈 |
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-
2001
- 2001-05-23 JP JP2001154574A patent/JP3800986B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP2002352896A (ja) | 2002-12-06 |
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