JP3799788B2 - プラスチックボトルの成形方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリフォームをブロー成形して得られるプラスチックボトルの口部を加熱により結晶化処理して強化するプラスチックボトルの成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にポリエチレンテレフタレート製のプラスチックボトル(通称;ペットボトル)の成形加工は、図6(a)〜(g)の成形加工の工程図に示すように、まず、(a)にてコア型部Aの支持部1に取付支持されたコア型2(内金型)のネック2aに半円形状の一対の対向するネック型3、3を、図中矢印(以下実際の矢印方向は上下方向)のように所定間隙を以て近接させ、続いてプリフォーム成形用キャビティ部Bのキャビティ11(外金型)内に設けた型部11a内に(b)のように前記コア型2を装填して、コア型2と型部11aとの間に空間部31を形成する。
【0003】
次に(c)にて射出ノズル11cより溶融樹脂(ポリエチレンテレフタレート)を、コア型2とキャビティ11の型部11aとの間の空間部31に流路11bを通って射出した後に、型を冷却して樹脂を固化させることにより胴部32a、底部32b、口部32c、ネジ部32dを備えたプリフォーム32が成形され、続いて(d)にてコア型2とともにプリフォーム32(パリソン)を、キャビティ11の型部11a内より引き抜き、続いて支持部1に取り付けたコア型2もネック型3、3にて保持された状態のプリフォーム32内から引き抜く。
【0004】
次に前記ネック型3、3にて保持された状態のプリフォーム32(パリソン)を温度調整ポット(図示せず)内に装填してプリフォーム32をブロー成形温度まで加熱した後、(e)に示すようにネック型3、3にて保持された状態のプリフォーム32をブロー成形用キャビティ部Cのキャビティ21(外金型)内に設けたボトル成形用型部21a内に装填し、続いてブロー装置支持部4に取り付けられたブローアシストプラグ5をそのプリフォーム32内に装填して、ネック型3、3と支持部4とを固定した後、(f)にて前記アシストプラグ5を伸長させながらその先端部にてプリフォーム32の内底部を押しながらブローエアをブローエアノズル4aからアシストプラグ5とプリフォーム32との間に導入して、プリフォーム32をボトル成形用型部21aの内面に密着するように膨張させてボトルPを成形し、続いてボトル成形用型部21aを冷却してボトルPを固化させ、そして最後に(g)に示すようにキャビティ21、21及びネック型3、3を開放して、ボトルPの成形を完了する。
【0005】
ところで、従来より上記プラスチックボトルの成形加工においては、ボトルPの口部32cを加熱して結晶化させて強度を高める加熱強化処理がされるものであり、従来のプラスチックボトル口部の加熱強化方法としては、特開昭57−189824号、特開平1−258929号などがある。
【0006】
上記方法は、口部を加熱する工程と、加熱した口部内に口径よりも僅かに小さい外径の型ピンを挿入する工程と、口部の内外を前記型ピンと外側からの冷気とにより徐冷する工程とにより白化(結晶化)させるものである。
【0007】
その他に例えば、特開昭62−284723号があり、この方法は、プリフォームの口部を外側から加熱しながら熱結晶化するとともに、その口部内に加熱ノズルを密に嵌入して該口部内を内側からも加熱して熱結晶化を促進させるとともに口部を内側から押し拡げ、前記加熱ノズルを抜き取った後に口部を徐冷するものである。
【0008】
また、その他に特開昭62−284724号があり、これはプリフォームの口部を外側から加熱しながら熱結晶化するとともに、その口部内に加熱ノズルを密に嵌入して該口部内を内側からも加熱して熱結晶化を促進させるとともに口部を内側から押し拡げ、前記加熱ノズルを抜き取った後、該口部を外側から嵌合する治具により内方径方向に押圧しながら徐冷するものである。
【0009】
また、上記のような従来の口部の結晶化方法の他に、例えば特開昭55−51525号のように、ボトル(壜体)を回転させながら口部を加熱して結晶化させる方法などもある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようなプラスチックボトル口部の結晶化における口部の加熱処理は、ヒーターなどの加熱手段を用いて行うものであり、口部が不均一に加熱されると口部はその熱によって不用意に変形したり歪みを生じたりし易く、口部が不均一に加熱されることにより結晶化の進行が不安定となって十分な強度が得られない場合がある。
【0011】
本発明は、プラスチックボトルブロー成形用のプリフォーム(パリソン)の口部又はブロー成形後のプラスチックボトルの口部に対して加熱手段により加熱操作する際に、ガイドに沿って回転できるようにした口部に対して、その口部の外周に沿って相対的に加熱手段を近接回転させながら、口部全体を均一に加熱することによって口部を結晶化してボトルを成形するプラスチックボトルの成形方法を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る発明は、プリフォーム又はプリフォームをブロー成形して得られるプラスチックボトルの口部を加熱により結晶化処理して強化するプラスチックボトルの成形方法において、プリフォームの口部若しくはブロー成形後のボトルの口部を、その口部内周面に当接したガイド部と該口部外周面に近接した加熱体との間に装填するとともに、該口部内に回転軸部を装填して該軸部先端部の保持体を該プリフォーム底部の内面若しくはブロー成形後のボトル底部の内面に押し当てながら、該底部の外側から回転可能な支持体を前記回転軸部の方向に押し当て、前記軸部先端部の保持体と前記支持体との押し当てにより底部を保持しながら、前記口部をガイド部と加熱体とに対して相対的に回転移動させながら加熱して結晶化させることを特徴とするプラスチックボトルの成形方法である。
【0013】
また本発明は、上記請求項1に係るプラスチックボトルの成形方法において、前記プリフォームの口部若しくはブロー成形後のボトルの口部を回転移動させながら、その口部内周面に当接した前記ガイド部と該口部外周面に近接した前記加熱体とを定位置に固定して加熱するプラスチックボトルの成形方法である。
ている
【0014】
また本発明は、上記請求項1に係るプラスチックボトルの成形方法において、前記プリフォームの口部若しくはブロー成形後のボトルの口部を定位置に固定させ、その口部内周面に当接した前記ガイド部と該口部外周面に近接した前記加熱体とを回転移動させて加熱するプラスチックボトルの成形方法である。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明のプラスチックボトルの成形方法を、図1(a)〜(g)に示す成形工程の実施の形態に従って以下に詳細に説明する。
【0016】
図1(a)〜(d)はプリフォーム成形工程を示し、コア型部Aとプリフォーム成形用キャビティ部Bによりプリフォーム成形される。
【0017】
図1(a)に示すようにコア型部A(内金型部)は、移動動作可能なコア取付支持部1(可動ブロック)と該支持部1に取り付け支持されたプリフォーム成形用コア型2(内金型)と該コア型2のネック部2aに対して所定間隙に近接動作乃至離反動作する半円形状の互いに対向する開閉式の各々ネック型3、3と該ネック型3、3の対向内面に螺設したネジ型部3aとを備える。
【0018】
また同図に示すように、プリフォーム成形用キャビティ部B(外金型部)は互いに対向して開閉動作する各々キャビティ11、11(外金型)と、該キャビティ11、11の内部に形成されたプリフォーム型部11aと、溶融樹脂の供給流路11bと射出ノズル11cとを備える。
【0019】
まず、図1(a)にてコア型部Aの支持部1に取付支持されたコア型2(内金型)のネック2aに半円形状の一対の対向するネック型3、3を、矢印のように所定間隙を以て近接させ、続いてプリフォーム成形用キャビティ部Bのキャビティ11(外金型)内に設けた型部11a内に、図1(b)のように前記コア型2を装填し、コア型2と型部11aとの間に空間部31を形成する。
【0020】
次に図1(c)にて射出ノズル11cより溶融樹脂(ポリエチレンテレフタレート)を、コア型2とキャビティ11の型部11aとの間の空間部31に流路11bを通って射出した後に、キャビティ11の構造体内に冷水を送流してキャビティ11を冷却して樹脂を固化させることにより胴部32a、底部32b、口部32c、ネジ部32dを備えたプリフォーム32が成形され、続いて図1(d)にてコア型2とともにプリフォーム32(パリソン)を、キャビティ11の型部11a内より引き抜く。
【0021】
そして図1(e)に示すように引き抜かれた前記プリフォーム32の口部32c外周にあるネック型3、3を開放分離して、プリフォーム32をコア型2より引き抜く。
【0022】
図1(f)〜(g)は成形された上記プリフォーム32の口部32cを加熱結晶化して強化する口部強化処理工程であり、プリフォーム32を口部加熱ガイド手段Dに装着して口部32cを加熱することにより行う。
【0023】
口部加熱ガイド手段Dは支持ブロック41と、該支持ブロック41に取り付け支持されたプリフォーム32を装着するための回転軸部42と、該回転軸部42の基部周囲に沿って設けた口部32cの内周をガイドするガイド部44とを備える。
【0024】
前記回転軸部42はシャフト状であって、その先端部に保持体43を備え、該保持体43は、支持ブロック41に対して自由回転可能又はモーターにて駆動回転可能に設けてもよいし、あるいは該回転軸部42は、支持ブロック41に対して立設固定して、その回転軸部42先端部に対して自由回転可能な保持体43を設けたものでもよい。
【0025】
また、前記ガイド部44は回転軸部42の基部に対して、図示するように一体に若しくは接触して設けてられていてもよいし、又は所定間隔を置いて設けられていてもよい。
【0026】
前記ガイド部44の外方には、それと対向して1個所乃至回転軸部42の外周を囲むように2個所〜複数個所に、又は連続環状に、電熱ヒーター方式、高周波加熱方式、熱風加熱方式などによる加熱部51を備える。
【0027】
まず、図1(f)に示すように口部加熱ガイド手段Dの回転軸部42をプリフォーム32の口部32cより装填し、続いて図1(g)に示すように回転軸部42先端部の保持体43をプリフォーム32の底部32b内面に押し当てるとともに、プリフォーム32の口部32c内にガイド部44を、密に又は所定のクリアランスを保持して嵌入する。
【0028】
次に同図1(g)にてプリフォーム32の底部32b外側から回転可能な回転支持体61を回転軸部42方向に押し当てることによって、プリフォーム32を回転可能に保持する。なお回転支持体61は単にシャフト先端状部であってもよいし、シャフト先端状部に取り付けたプレート状部であってもよいし、プリフォーム32の底部32bの外形状に対応した形状の凹状部などであってもよい。
【0029】
次に、回転軸部42側、又は回転支持体61側を、モーターにて駆動回転させることによりプリフォーム32を回転させ、該プリフォーム32の口部32cをその内周とガイド部44とが互いに相対的に摺接するように回転させながら、同時に加熱体51によって口部32cを加熱して、その後、口部32cを常温若しくは冷温のエアブローにて徐冷若しくは急冷して結晶化させ、プリフォーム32の口部32c及び口部32cの外周に成形されているネジ部32dの強度を強化するものである。
【0030】
加熱体51による口部32cに対する結晶化のための加熱温度は、口部32cのガラス転移点である70℃以上、140℃〜170℃以下であり、加熱時間は40秒〜180秒以上であって4分〜10分以下が適当である。
【0031】
このようにしてプリフォーム32の口部32cを結晶化して強化処理した後には、従来の技術における図6(e)に示すように、前記プリフォーム32の口部32c外周のネジ部32dにネック型3、3を嵌合閉鎖した後、このプリフォーム32を温度調整ポット(図示せず)内にてブロー成型温度まで加熱した後、ブロー成形用キャビティ部Cのキャビティ21(外金型)内に設けたボトル成形用型部21a内に装填し、続いてブロー装置支持部4に取り付けられたブローアシストプラグ5をそのプリフォーム32内に装填して、ネック型3、3と支持部4とを固定する。
【0032】
そして図6(f)にて前記アシストプラグ5を伸長させながらその先端部にてプリフォーム32の内底部を押しながらブローエアをブローエアノズル4aからアシストプラグ5とプリフォーム32との間に導入して、プリフォーム32をボトル成形用型部21aの内面に密着するように膨張させてボトルPを成形し、続いてボトル成形用型部21aを冷却してボトルPを固化させ、そして最後に図6(g)に示すようにキャビティ21、21及びネック型3、3を開放して、ボトルPの成形を完了する。
【0033】
なお、本発明のプラスチックボトル成形方法においては、上記の他に、プラスチックボトル成形後のボトルPの口部に対して、本発明における前述の口部加熱ガイド手段Dを用いて加熱強化処理することは可能である。
【0034】
本発明のプラスチックボトル成形方法において使用する口部の加熱強化処理のための口部加熱ガイド手段Dの一例を図2〜図5に示す。
【0035】
図2に示す口部加熱ガイド手段Dは、プリフォーム又はボトルの口部側を、定位置に固定された加熱体51に対して回転移動させて加熱強化処理する方式に使用するものであり、この口部加熱ガイド手段Dは定位置に固定の支持ブロック41に対して固定状態で回転軸部42が立設され、該回転軸部42の基部周囲に少なくとも平面視の仮想円に内接する外側縁を、連続(円筒状)に若しくは等間隔で断続に備えるガイド部44が一体に取り付けられ、該回転軸部42先端部には自由回転可能な保持体43を備えている。
【0036】
該保持体43と対向してプリフォーム32の底部32b又は成形後のボトルPの底部を押圧保持する支持体61は、モーターにて駆動回転する軸部64に取り付け支持されたブロック体62と、該ブロック体62にプリフォーム32の底部32b又は成形後のボトルPの底部の外形状に対応した凹状部63を備え、該凹状部63には、吸着固定用のエア吸引用孔62aを備え、軸部64内のエア通路64aよりエアが吸引されて、プリフォーム32の底部32b又は成形後のボトルPの底部を吸着保持する。
【0037】
前記軸部64及びブロック体62を駆動回転させることにより口部をその内周をガイド部44に摺接させて回転させながら、加熱体51によって口部を均一に加熱するものである。
【0038】
なお上記図2における方式とは逆に、支持体61及びプリフォーム32又は成形後のボトルPを定位置に固定させ、支持ブロック41及び回転軸部42と加熱体51とを該プリフォーム32の胴部又は成形後のボトルPの胴部の周囲で駆動回転させるようにしてもよい。
【0039】
図3に示す口部加熱ガイド手段Dは、図2と同様にプリフォーム又はボトルの口部側を定位置に固定された加熱体51に対して回転移動させて加熱強化処理する方式に使用するものであるが、定位置に固定の支持ブロック41に対して、固定状態で回転軸部42が立設され、該回転軸部42の基部周囲に側面視でドーム状(又は球面状)にガイド部44が一体に取り付けられ、該回転軸部42先端部には自由回転可能な保持体43を備えたものである。
【0040】
軸部64及びブロック体62を駆動回転させることにより口部32cをその内周をドーム状(又は球面状)のガイド部44に摺接させて回転させながら、加熱体51によって口部32cを均一に加熱するものである。
【0041】
なお上記図3における方式とは逆に、支持体61及びプリフォーム32又は成形後のボトルPを定位置に固定させ、支持ブロック41及び回転軸部42と加熱体51とを該プリフォーム32の胴部又は成形後のボトルPの胴部の周囲で駆動回転させるようにしてもよい。
【0042】
図4に示す口部加熱ガイド手段Dは、図2、図3と同様にプリフォーム又はボトルの口部側を定位置に固定された加熱体51に対して回転移動させて加熱強化処理する方式に使用するものであるが、定位置に固定の支持ブロック41に対して、回転可能に回転軸部42が設けられ、該回転軸部42の基部周囲に近接して支持ブロック41にピン状(円柱状)のガイド部44が取り付けられ、該回転軸部42先端部には保持体43を一体に取り付け固定したものである。
【0043】
回転軸部42又は軸部64及びブロック体62を駆動回転させることにより、図5のL−L断面図に示すように、口部32cをその内周をピン状のガイド部44に摺接させて回転させながら、加熱体51によって口部32cを均一に加熱するものである。
【0044】
なお上記図4における方式とは逆に、支持体61及びプリフォーム32又は成形後のボトルPを定位置に固定させ、支持ブロック41及び回転軸部42と加熱体51とを該プリフォーム32の胴部又は成形後のボトルPの胴部の周囲で駆動回転させるようにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】
本発明のプラスチックボトル成形方法は、プラスチックボトルブロー成形用のプリフォーム(パリソン)の口部、又はブロー成形後のプラスチックボトルの口部に対して前述した口部加熱ガイド手段によりガイドに沿って相対的に加熱体を回転移動させながら口部全体を均一に加熱操作することができ、加熱によるボトル口部の均一な結晶化が可能となり、口部の強度の向上を安定して実施できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプラスチックボトル成形方法の実施の形態を示す成形工程図。
【図2】本発明のプラスチックボトル成形方法におけるボトル口部の結晶化処理に使用する口部加熱ガイド手段の一例を示す側断面図。
【図3】本発明のプラスチックボトル成形方法におけるボトル口部の結晶化処理に使用する口部加熱ガイド手段の他の例を示す側断面図。
【図4】本発明のプラスチックボトル成形方法におけるボトル口部の結晶化処理に使用する口部加熱ガイド手段のその他の例を示す側断面図。
【図5】本発明のプラスチックボトル成形方法におけるボトル口部の結晶化処理に使用する口部加熱ガイド手段の部分平面断面図。
【図6】一般的なプラスチックボトル成形方法を説明する成形工程図。
【符号の説明】
A…コア型部 B…プリフォーム成形用キャビティ部
C…ブロー成形用キャビティ部 D…口部加熱ガイド手段
1…支持部 2…コア型 3…ネック型
11…プリフォーム成形用キャビティ
21…ブロー成形用キャビティ
31…成形用空間部 32…プリフォーム 32a…胴部 32b…底部
32c…口部 32d…ネジ部
41…支持部 42…回転軸部 43…保持体 44…口部ガイド部
51…加熱体
61…支持体
Claims (3)
- プリフォーム又はプリフォームをブロー成形して得られるプラスチックボトルの口部を加熱により結晶化処理して強化するプラスチックボトルの成形方法において、プリフォームの口部若しくはブロー成形後のボトルの口部を、その口部内周面に当接したガイド部と該口部外周面に近接した加熱体との間に装填するとともに、該口部内に回転軸部を装填して該軸部先端部の保持体を該プリフォーム底部の内面若しくはブロー成形後のボトル底部の内面に押し当てながら、該底部の外側から回転可能な支持体を前記回転軸部の方向に押し当て、前記軸部先端部の保持体と前記支持体との押し当てにより底部を保持しながら、前記口部をガイド部と加熱体とに対して相対的に回転移動させながら加熱して結晶化させることを特徴とするプラスチックボトルの成形方法。
- 前記プリフォームの口部若しくはブロー成形後のボトルの口部を回転移動させながら、その口部内周面に当接した前記ガイド部と該口部外周面に近接した前記加熱体とを定位置に固定して加熱する請求項1記載のプラスチックボトルの成形方法。
ている - 前記プリフォームの口部若しくはブロー成形後のボトルの口部を定位置に固定させ、その口部内周面に当接した前記ガイド部と該口部外周面に近接した前記加熱体とを回転移動させて加熱する請求項1記載のプラスチックボトルの成形方法。
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