JPH11240066A - プラスチックボトルの成形方法 - Google Patents

プラスチックボトルの成形方法

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JPH11240066A
JPH11240066A JP10043121A JP4312198A JPH11240066A JP H11240066 A JPH11240066 A JP H11240066A JP 10043121 A JP10043121 A JP 10043121A JP 4312198 A JP4312198 A JP 4312198A JP H11240066 A JPH11240066 A JP H11240066A
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JP
Japan
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mouth
bottle
preform
heating
molding
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JP10043121A
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Kiyoshi Wada
潔 和田
Akitaka Iwasaki
晃孝 岩崎
Takashi Saito
剛史 斉藤
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プラスチックボトルブロー成形用プリフォーム
(パリソン)の口部又はブロー成形後のプラスチックボ
トルの口部を加熱により結晶化処理して強化しながらボ
トルを成形するプラスチックボトルの成形方法を提供す
る。 【解決手段】プリフォーム32の口部32c若しくはブ
ロー成形後のボトルの口部を加熱体51にて加熱し、加
熱した口部内にガイドピン部44を密に挿入した状態で
該口部を再度加熱処理して結晶化させるプラスチックボ
トルの成形方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリフォームをブ
ロー成形して得られるプラスチックボトルの口部を加熱
により結晶化処理して強化するプラスチックボトルの成
形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にポリエチレンテレフタレート製の
プラスチックボトル(通称;ペットボトル)の成形加工
は、図4(a)〜(g)の成形加工の工程図に示すよう
に、まず、(a)にてコア型部Aの支持部1に取付支持
されたコア型2(内金型)のネック2aに半円形状の一
対の対向するネック型3、3を、図中矢印(以下実際の
矢印方向は上下方向)のように所定間隙を以て近接さ
せ、続いてプリフォーム成形用キャビティ部Bのキャビ
ティ11(外金型)内に設けた型部11a内に(b)の
ように前記コア型2を装填して、コア型2と型部11a
との間に空間部31を形成する。
【0003】次に(c)にて射出ノズル11cより溶融
樹脂(ポリエチレンテレフタレート)を、コア型2とキ
ャビティ11の型部11aとの間の空間部31に流路1
1bを通って射出した後に、型を冷却して樹脂を固化さ
せることにより胴部32a、底部32b、口部32c、
ネジ部32dを備えたプリフォーム32が成形され、続
いて(d)にてコア型2とともにプリフォーム32(パ
リソン)を、キャビティ11の型部11a内より引き抜
き、続いて支持部1に取り付けたコア型2もネック型
3、3にて保持された状態のプリフォーム32内から引
き抜く。
【0004】次に前記ネック型3、3にて保持された状
態のプリフォーム32(パリソン)を温度調整ポット
(図示せず)内に装填してプリフォーム32をブロー成
形温度まで加熱した後、(e)に示すようにネック型
3、3にて保持された状態のプリフォーム32をブロー
成形用キャビティ部Cのキャビティ21(外金型)内に
設けたボトル成形用型部21a内に装填し、続いてブロ
ー装置支持部4に取り付けられたブローアシストプラグ
5をそのプリフォーム32内に装填して、ネック型3、
3と支持部4とを固定した後、(f)にて前記アシスト
プラグ5を伸長させながらその先端部にてプリフォーム
32の内底部を押しながらブローエアをブローエアノズ
ル4aからアシストプラグ5とプリフォーム32との間
に導入して、プリフォーム32をボトル成形用型部21
aの内面に密着するように膨張させてボトルPを成形
し、続いてボトル成形用型部21aを冷却してボトルP
を固化させ、そして最後に(g)に示すようにキャビテ
ィ21、21及びネック型3、3を開放して、ボトルP
の成形を完了する。
【0005】ところで、従来より上記プラスチックボト
ルの成形加工においては、ボトルPの口部32cを加熱
して結晶化させて強度を高める加熱強化処理がされるも
のであり、従来のプラスチックボトル口部の加熱強化方
法としては、特開昭57−189824号、特開平1−
258929号などがある。
【0006】上記方法は、口部を加熱する工程と、加熱
した口部内に口径よりも僅かに小さい外径の型ピンを挿
入する工程と、口部の内外を前記型ピンと外側からの冷
気とにより徐冷する工程とにより白化(結晶化)させる
ものである。
【0007】その他に例えば、特開昭62−28472
3号があり、この方法は、プリフォームの口部を外側か
ら加熱しながら熱結晶化するとともに、その口部内に加
熱ノズルを密に嵌入して該口部内を内側からも加熱して
熱結晶化を促進させるとともに口部を内側から押し拡
げ、前記加熱ノズルを抜き取った後に口部を徐冷するも
のである。
【0008】また、その他に特開昭62−284724
号があり、これはプリフォームの口部を外側から加熱し
ながら熱結晶化するとともに、その口部内に加熱ノズル
を密に嵌入して該口部内を内側からも加熱して熱結晶化
を促進させるとともに口部を内側から押し拡げ、前記加
熱ノズルを抜き取った後、該口部を外側から嵌合する治
具により内方径方向に押圧しながら徐冷するものであ
る。
【0009】また、上記のような従来の口部の結晶化方
法の他に、例えば特開昭55−51525号のように、
ボトル(壜体)を回転させながら口部を加熱して結晶化
させる方法などもある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなプラスチックボトル口部の結晶化における口部の
加熱処理は、ヒーターなどの加熱手段を用いて行うもの
であり、口部が不均一に加熱されると口部はその熱によ
って不用意に変形したり歪みを生じたりし易く、口部が
不均一に加熱されることにより結晶化の進行が不安定と
なって十分な強度が得られない場合がある。
【0011】本発明は、プラスチックボトルブロー成形
用のプリフォーム(パリソン)の口部又はブロー成形後
のプラスチックボトルの口部に対して加熱手段により加
熱操作する際に、ガイドに沿って回転できるようにした
口部に対して、その口部の外周に沿って相対的に加熱手
段を近接回転させながら、口部全体を均一に加熱するこ
とによって口部を結晶化してボトルを成形するプラスチ
ックボトルの成形方法を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、プリフォーム
をブロー成形して得られるプラスチックボトルの口部を
加熱により結晶化処理して強化するプラスチックボトル
の成形方法において、プリフォームの口部若しくはブロ
ー成形後のボトルの口部を加熱体にて加熱し、加熱した
口部内にガイドピンを密に挿入した状態で該口部を再度
加熱して結晶化させることを特徴とするプラスチックボ
トルの成形方法である。
【0013】また本発明は、上記発明のプラスチックボ
トルの成形方法において、前記プリフォーム又はボトル
の口部を回転移動させながら、口部外周面に近接して定
位置に固定する前記加熱体にて加熱するプラスチックボ
トルの成形方法である。
【0014】また本発明は、上記発明のプラスチックボ
トルの成形方法において、前記プリフォーム又はボトル
の口部を定位置に固定させ、該口部外周面に近接して回
転移動する前記加熱体にて加熱するプラスチックボトル
の成形方法である。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明のプラスチックボトルの成
形方法を、図1(a)〜(g)に示す成形工程の実施の
形態に従って以下に詳細に説明する。
【0016】図1(a)〜(d)はプリフォーム成形工
程を示し、コア型部Aとプリフォーム成形用キャビティ
部Bによりプリフォーム成形される。
【0017】図1(a)に示すようにコア型部A(内金
型部)は、移動動作可能なコア取付支持部1(可動ブロ
ック)と該支持部1に取り付け支持されたプリフォーム
成形用コア型2(内金型)と該コア型2のネック部2a
に対して所定間隙に近接動作乃至離反動作する半円形状
の互いに対向する開閉式の各々ネック型3、3と該ネッ
ク型3、3の対向内面に螺設したネジ型部3aとを備え
る。
【0018】また同図に示すように、プリフォーム成形
用キャビティ部B(外金型部)は互いに対向して開閉動
作する各々キャビティ11、11(外金型)と、該キャ
ビティ11、11の内部に形成されたプリフォーム型部
11aと、溶融樹脂の供給流路11bと射出ノズル11
cとを備える。
【0019】まず、図1(a)にてコア型部Aの支持部
1に取付支持されたコア型2(内金型)のネック2aに
半円形状の一対の対向するネック型3、3を、矢印のよ
うに所定間隙を以て近接させ、続いてプリフォーム成形
用キャビティ部Bのキャビティ11(外金型)内に設け
た型部11a内に、図1(b)のように前記コア型2を
装填し、コア型2と型部11aとの間に空間部31を形
成する。
【0020】次に図1(c)にて射出ノズル11cより
溶融樹脂(ポリエチレンテレフタレート)を、コア型2
とキャビティ11の型部11aとの間の空間部31に流
路11bを通って射出した後に、キャビティ11の構造
体内に冷水を送流してキャビティ11を冷却して樹脂を
固化させることにより胴部32a、底部32b、口部3
2c、ネジ部32dを備えたプリフォーム32が成形さ
れ、続いて図1(d)にてコア型2とともにプリフォー
ム32(パリソン)を、キャビティ11の型部11a内
より引き抜く。
【0021】そして図1(e)に示すように引き抜かれ
た前記プリフォーム32の口部32c外周にあるネック
型3、3を開放分離して、プリフォーム32をコア型2
より引き抜く。
【0022】図1(f)〜(g)は成形された上記プリ
フォーム32の口部32cを加熱結晶化して強化する口
部強化処理工程であり、プリフォーム32を口部加熱ガ
イド手段Dに装着して口部32cを加熱することにより
行う。
【0023】図1(f)に示すように、口部加熱ガイド
手段Dは支持ブロック41と、該支持ブロック41に取
り付け支持されたプリフォーム32を装着するための回
転軸部42と、該回転軸部42の基部周囲に沿って設け
た口部32cの内周をガイドするガイドピン部44とを
備える。
【0024】口部加熱ガイド手段Dのガイドピン部44
は、ストレートな回転軸部42に沿って移動動作可能で
あって、その移動動作はガイドピン部44の作動アーム
45に接続した適宜駆動手段(エアシリンダー、モータ
ーで駆動回転する回転ギアやラック・ピニオンギアな
ど)を使用して行うことができる。
【0025】前記回転軸部42はシャフト状であって、
必要に応じてその先端部に保持体43を備え、支持ブロ
ック41に対して自由回転可能又はモーターにて駆動回
転可能に設けてもよいし、あるいは該回転軸部42は、
支持ブロック41に対して立設固定して、その回転軸部
42先端部に対して自由回転可能な保持体43を設けた
ものでもよい。
【0026】また、前記ガイド部44は回転軸部42の
基部に対して、図示するように一体に若しくは接触して
設けてられていてもよいし、又は所定間隔を置いて設け
られていてもよい。
【0027】前記ガイド部44の外方には、それと対向
して1個所乃至回転軸部42の外周を囲むように2個所
〜複数個所に、又は連続環状に、電熱ヒーター方式、高
周波加熱方式、熱風加熱方式などによる加熱部51を備
える。
【0028】まず、図1(f)に示すように口部加熱ガ
イド手段Dの回転軸部42をプリフォーム32の口部3
2cより装填し、図1(g)に示すように回転軸部42
の先端部(又は保持体43)をプリフォーム32の底部
32b内面に押し当て、プリフォーム32の底部32b
外側から回転可能な回転支持体61を回転軸部42方向
に押し当てることによって、プリフォーム32を回転可
能に保持する。
【0029】そして同図1(g)に示すように回転軸部
42側、又は回転支持体61側を、モーターにて駆動回
転させることによりプリフォーム32を回転させ、該プ
リフォーム32の口部32cの外周面に近接する加熱体
51(定位置に固定)によって口部32cを63℃〜1
21℃程度に加熱する。なお回転支持体61は単にシャ
フト先端状部であってもよいし、シャフト先端状部に取
り付けたプレート状部であってもよいし、プリフォーム
32の底部32bの外形状に対応した形状の凹状部など
であってもよい。
【0030】次に、63℃〜121℃程度に加熱した口
部32cの回転を停止若しくは回転した状態で、図1
(h)に示すように口部加熱ガイド手段Dのガイドピン
部44をプリフォーム32の口部32c内に密に挿入す
る。そして、口部32cを回転させた状態で加熱体51
によって63℃〜121℃程度に加熱を継続し、その後
に、口部32cを常温若しくは冷温のエアブローにて徐
冷若しくは急冷して結晶化させ、プリフォーム32の口
部32c及び口部32cの外周に成形されているネジ部
32dを結晶化して強度を強化するものである。
【0031】ガイドピン部44を挿入した後における加
熱体51による口部32cに対する結晶化のための加熱
は、63℃〜121℃程度又は口部32cのガラス転移
点である70℃以上140℃〜170℃以下であり、加
熱時間は40秒〜180秒以上であって4分〜10分以
下が適当である。
【0032】このようにしてプリフォーム32の口部3
2cを結晶化して強化処理した後には、従来の技術にお
ける図4(e)に示すように、前記プリフォーム32の
口部32c外周のネジ部32dにネック型3、3を嵌合
閉鎖した後、このプリフォーム32を温度調整ポット
(図示せず)内にてブロー成型温度まで加熱した後、ブ
ロー成形用キャビティ部Cのキャビティ21(外金型)
内に設けたボトル成形用型部21a内に装填し、続いて
ブロー装置支持部4に取り付けられたブローアシストプ
ラグ5をそのプリフォーム32内に装填して、ネック型
3、3と支持部4とを固定する。
【0033】そして図4(f)にて前記アシストプラグ
5を伸長させながらその先端部にてプリフォーム32の
内底部を押しながらブローエアをブローエアノズル4a
からアシストプラグ5とプリフォーム32との間に導入
して、プリフォーム32をボトル成形用型部21aの内
面に密着するように膨張させてボトルPを成形し、続い
てボトル成形用型部21aを冷却してボトルPを固化さ
せ、そして最後に図4(g)に示すようにキャビティ2
1、21及びネック型3、3を開放して、ボトルPの成
形を完了する。
【0034】なお、本発明のプラスチックボトル成形方
法においては、上記の他に、プラスチックボトル成形後
のボトルPの口部に対して、本発明における前述の口部
加熱ガイド手段Dを用いて加熱強化処理することは可能
である。
【0035】本発明のプラスチックボトル成形方法にお
いて使用する口部の加熱強化処理のための口部加熱ガイ
ド手段Dの一例を図2〜図3の側断面図に示す。
【0036】図2〜図3に示す口部加熱ガイド手段D
は、プリフォーム32の口部32c側又はボトルの口部
側を、定位置に固定された加熱体51に対して回転移動
させて加熱強化処理する方式に使用するものである。こ
の口部加熱ガイド手段Dは定位置に固定の支持ブロック
41に対して固定状態で回転軸部42が立設され、該回
転軸部42先端部には自由回転可能な保持体43を備
え、該回転軸部42の基部には、プリフォーム32の口
部32cの内径よりも多少大きめの外径に設定されたガ
イドピン部44が該軸部42に沿ってスライド移動可能
に取り付けられ、該ピン部44は作動アーム45に取り
付けた適宜駆動手段(エアシリンダー、モーターにて駆
動回転する回転ギア、ラック・ピニオンギアなど)によ
って回転軸部42の先端方向に駆動移動できるようにな
っている。
【0037】該保持体43と対向してプリフォーム32
の底部32b又は成形後のボトルPの底部を押圧保持す
る支持体61は、モーターにて駆動回転する軸部64に
取り付け支持されたブロック体62と、該ブロック体6
2にプリフォーム32の底部32b又は成形後のボトル
Pの底部の外形状に対応した凹状部63を備え、該凹状
部63には、吸着固定用のエア吸引用孔62aを備え、
軸部64内のエア通路64aよりエアが吸引されて、プ
リフォーム32の底部32b又は成形後のボトルPの底
部を吸着保持する。
【0038】前記軸部64及びブロック体62を駆動回
転させることにより口部32cを回転させながら加熱体
51によって口部を均一に加熱するものである。
【0039】なお上記図2における方式とは逆に、支持
体61及びプリフォーム32又は成形後のボトルPを定
位置に固定させ、加熱体51を該プリフォーム32の口
部32cの周囲を駆動回転させるようにしてもよい。
【0040】図3は、口部加熱ガイド手段Dのガイドピ
ン部44を、軸部42の先端方向にスライド移動させて
プリフォーム32の口部32c内に挿入した状態を示す
ものである。
【0041】本発明の成形方法は上述したようにして行
うものであるが、ガイドピン部44をプリフォーム32
の口部32cに挿入する際には、温度が上昇し過ぎてか
ら速い速度で挿入するとネジ部の高さやネジピッチが縮
小してしまうため、挿入前のプリフォームの加熱温度
(加熱による軟らかさの程度)に合わせた最適な挿入速
度を設定して注意深く行う必要がある。
【0042】また、口部32cへのガイドピン部44の
挿入時にガイドピン部44を回転させることは、ネジの
リード長さを成形すべき設計長さに対して大きく狂わせ
る恐れが有るために最小限の回転に抑えることが望まし
い。
【0043】
【発明の効果】本発明のプラスチックボトル成形方法
は、プラスチックボトルブロー成形用のプリフォーム
(パリソン)の口部、又はブロー成形後のプラスチック
ボトルの口部を加熱体により均一に加熱した状態でガイ
ドピン部を口部内に密に挿入し、その挿入状態を保持し
た状態で口部に対して加熱操作することによってボトル
口部の安定した均一な結晶化が可能となり、プリフォー
ム口部あるいはプラスチックボトル口部の強度の向上に
効果的である。
【0044】また、ガイドピンを口部に挿入して強制的
に押し拡げるため、結晶化に起因するネジ部の寸法収縮
を見込んだ設計を必ずしも要しないものである。
【0045】また結果として同一射出成形金型で口元加
熱品と口元非加熱品との共通化を計ることができ、生産
効率が向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプラスチックボトル成形方法の実施の
形態を示す成形工程図。
【図2】本発明のプラスチックボトル成形方法における
ボトル口部の結晶化処理に使用する口部加熱ガイド手段
の一例を示す側断面図。
【図3】本発明のプラスチックボトル成形方法における
ボトル口部の結晶化処理に使用する口部加熱ガイド手段
の動作状態を説明する側断面図。
【図4】一般的なプラスチックボトル成形方法を説明す
る成形工程図。
【符号の説明】
A…コア型部 B…プリフォーム成形用キャビティ部 C…ブロー成形用キャビティ部 D…口部加熱ガイド手
段 1…支持部 2…コア型 3…ネック型 11…プリフォーム成形用キャビティ 21…ブロー成形用キャビティ 31…成形用空間部 32…プリフォーム 32a…胴
部 32b…底部 32c…口部 32d…ネジ部 41…支持部 42…回転軸部 43…保持体 44…
口部ガイドピン部 45…ピン部作動アーム 51…加熱体 61…支持体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリフォームをブロー成形して得られるプ
    ラスチックボトルの口部を加熱により結晶化処理して強
    化するプラスチックボトルの成形方法において、プリフ
    ォームの口部若しくはブロー成形後のボトルの口部を加
    熱体にて加熱し、加熱した口部内にガイドピンを密に挿
    入した状態で該口部を再度加熱して結晶化させることを
    特徴とするプラスチックボトルの成形方法。
  2. 【請求項2】前記プリフォーム又はボトルの口部を回転
    移動させながら、口部外周面に近接して定位置に固定す
    る前記加熱体にて加熱する請求項1記載のプラスチック
    ボトルの成形方法。
  3. 【請求項3】前記プリフォーム又はボトルの口部を定位
    置に固定させ、該口部外周面に近接して回転移動する前
    記加熱体にて加熱する請求項1記載のプラスチックボト
    ルの成形方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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