JP3799561B2 - 信号受信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、信号受信装置に関し、特に、配電線搬送方式に使用する信頼性および耐ノイズ性の高い信号受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電力の配電系統の自動化の一環として、線路開閉器の監視制御用などに配電線搬送方式が採用されている。配電線搬送方式においては情報の伝送路として配電線を使用するために、高域の減衰が著しいので、一般に1kHz以下の周波数の信号が使用される。ところが、この帯域においては、商用電源の高調波雑音電力が信号と比べて大きく、信号対雑音比が劣化する。そこで、配電線搬送方式においては、商用電源の高調波雑音の除去に有効なくし型フィルタを使用した、電源周波数と同期した伝送速度60(あるいは50)bpsのSS(Spread Spectrum :周波数拡散)方式が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の配電線搬送方式においては、信号として前記したように1kHz以下の帯域を使用するために、商用周波数の高調波雑音はくし型フィルタによって除去できるとしても、上位系統の電圧変動に伴うガウス性雑音および負荷のオン/オフに伴うインパルス性雑音によって受信性能が劣化し、信頼性が低くなってしまうという問題点があった。また、温水器の制御等の場合には、親局からの下り信号のみで制御し、返信を行わないことから、制御信号が正常に受信できたか否かを確かめる手段が無いので、受信装置の信頼性が低いと正常な制御ができないという問題点があった。
本発明の目的は、前記した従来技術の問題点を解決し、安価に製作可能であり、かつ耐ノイズ性および信頼性の高い信号受信装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明は、固定長フレームが複数回連送される信号を受信する信号受信装置において、受信信号をベースバンド信号に変換する検波手段と、ベースバンド信号をリサンプルするリサンプル手段と、信号の平均値より所定値以上大きなリサンプル値を平均値に書き換えるインパルス性雑音除去手段と、インパルス性雑音除去手段から出力されるベースバンド信号を任意のタイミングでフレーム長毎に区切り、該複数個のフレーム長データについて、同じタイミングのサンプル値毎の平均値を求める平均値算出手段と、平均値算出手段の出力信号を復号する復号手段とからなることを特徴とする。
【0006】
更に、前記受信信号をベースバンド信号に変換する検波手段は、受信信号を1変調区間分遅延させる信号遅延手段と、受信信号から信号遅延手段の出力信号を減算する減算手段と、減算手段の出力信号をAM検波する検波手段とを備えている点にも特徴がある。
【0007】
本発明は、上記のような構成により、所定値以上の振幅のサンプル値を例えば平均値に変換してしまうインパルス性雑音除去手段によってインパルス性雑音を除去し、該ベースバンド信号の複数フレーム分について同じタイミングのサンプル値同士を累算することにより、インパルス性雑音の影響を低減し、また相関の無いガウス性雑音を除去できる。
【0008】
また、受信信号を任意のタイミングでフレーム長に区切り、複数フレーム長分の同じタイミングのサンプル値毎の平均値を求めて、該平均値に基づいて信号を復号し、復号データから同期パターンを検出する方式を採用したので、信号の先頭を識別する必要が無く、そのためのヘッダ等も必要なくなる。また、復号前にサンプル値の平均値を取り、複数のサンプル値に基づき復号時の判定タイミングおよびしきい値を決定しているので、信頼性が向上する。
更に、くし型フィルタを高調波雑音の除去と共に変調信号の復調に兼用でき、処理が簡単になる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図2は、本発明の信号受信装置を使用する配電線システムの構成を示すブロック図である。変電所の主変圧器2は特別高圧系統の電圧を高圧系統の電圧に変換し、変換された電力はサーキットブレーカ3、4、5を介して各高圧配電線6に分配される。各高圧配電線6には複数の柱上変圧器7が接続され、柱上変圧器7の2次側の低圧配電線が各家庭等に接続される。各家庭等においては、本発明の信号受信装置8を介して被制御装置9として例えば温水器が接続されている。
【0010】
一方、変電所においては、高圧配電線系統の1つに、高圧結合装置12を介して信号送信装置11が接続されている。そして、信号送信装置11は、例えば専用回線により、営業所等に設置されている制御装置10に接続されている。この制御装置10は、例えばオペレータの操作に基づいてデジタル制御信号を生成し、回線に送出するコンピュータシステムである。そして、回線を介して制御装置10からデジタル制御信号を受信した信号送信装置11は、後述するような制御信号を生成し、高圧系統に信号をカップリングする高圧結合装置12を介して高圧系統に送信する。送信された制御信号は、高圧配電線6、柱上変圧器7を介して、信号受信装置8によって受信される。
【0011】
負荷の平準化を行うために夜間電力を使用する温水器を制御するためには、制御装置10から毎日、電力消費の減少する所定の時刻に温水器の電源をオンにするための制御信号を送信し、電力消費が増加する時刻に電源オフの制御信号を送信する。温水器の制御装置は内部に時計を備えており、もし、前回の電源オン(オフ)の制御から24時間プラス所定時間以上経っても電源オン(オフ)の制御信号を受信しない場合には、内部の時計に基づき温水器の電源をオン(オフ)にする。制御装置10から温水器に送信される情報としては、電源のオン/オフ情報および温水器の内部時計の時刻合わせ情報がある。
【0012】
図3は、信号受信装置8の構成を示すブロック図である。低圧配電線系統の商用電源に接続されたトランス20の2次側巻線はLPF(ローパスフィルタ)21およびBEF(バンドエジェクトフィルタ)23に接続されている。商用電源周波数を通し、それより高い周波数を遮断するLPF21の出力はコンパレータ22に接続され、コンパレータ22は、例えば入力電圧と0Vとを比較し、差が正のときには5V、負の時には0Vの商用電源信号を出力する。この信号はA/D変換器26によってデジタル信号に変換され、CPU27に取り込まれて、後述する信号のリサンプリング用のタイミングの検出に使用される。
【0013】
一方、ツインTフィルタ等のLCフィルタによって構成され、商用電源周波数の信号を除去するBEF23の出力信号はアンプ24によって増幅され、制御信号帯域(例えば420〜780Hz)のみを通過させるBPF(バンドパスフィルタ)25を介して、A/D変換器26に入力される。A/D変換器26は、2系統の入力信号を時分割処理によってそれぞれデジタル信号に変換し、CPU27はそれぞれの信号を取り込んで、ソフトウェアにより後述する信号受信処理を行い、復号した制御信号を出力する。
【0014】
なお、回路ブロック21から25までの回路は1つのハイブリッド素子として製造されることができ、トランス20およびA/D変換器を内蔵した1チップコンピュータは、被制御装置9である温水器の電源トランスおよび制御用CPUと兼用できる。従って、既存の温水器にハイブリッド素子を追加するのみで、安価にオン/オフの遠隔制御が可能となる。
【0015】
図4は、制御信号のフォーマットおよび波形を示す説明図である。図4(a)は、制御信号全体のフォーマットを示しており、制御信号はプリアンブルおよび32個のフレームから成っている。1つのフレームの長さは20ビットであり、図4(b)に示すように、7ビットの同期パターンと13ビットの情報ビットに分かれている。
同期パターンは例えば「0111110」という固定パターンである。情報ビットは、コンビネーション13C4 で表される組合わせに対応するパターンの内の1つであり、含まれている1の数は4個であり、情報ビット中に同期パターンが現れることはない。
【0016】
信号の変調速度は60Hzであり、図4(c)に示す、信号中の各ビットに対応する変調区間は、図4(e)に示す商用電源波形と同期している。即ち、商用電源波形の負から正へのゼロクロス点から、次の負から正へのゼロクロス点までが1つの変調区間となっている。送出される信号は、図4(c)に示すように、420Hzから780Hzまでのスイープ(周波数掃引)信号の2連送波形である。なお、図4(d)は信号を周波数軸上で表したものである。
【0017】
信号の符号方式としては差動符号化方式を採用し、変調方式としては2値位相偏移変調方式を採用している。従って、図5(a)、(b)に示すように、例えばデータが”1”の場合には信号の位相が直前の変調区間の位相の反転したもの、即ち直前の位相が0ならばπ、πならば0であり、データが”0”の場合には直前と同じ位相となる。なお、信号は全部で640ビットとなり、送出時間は10.7秒かかるが、温水器の場合には多数の温水器を一斉に制御するので問題はない。
【0018】
図1は、CPU27における信号受信処理の機能ブロックをしめすブロック図であり、図5は信号受信処理における主要部の信号波形を示す説明図である。商用電源周期検出部30においては、CPU27に内蔵するタイマ割り込み機能を使用して、コンパレータ22から出力される商用電源信号の立ち上がりから次の立ち上がりまでの周期を測定する。そして、例えば該測定周期の6分の1の周期のリサンプリング信号(図5(f))を生成する。
【0019】
商用電源1周期分遅延部31は、入力した受信信号(図5(a))を図示しないメモリに格納し、1周期の時間(例えば1/60秒)後に読み出す。A/D変換器のサンプリングレートが例えば2.4kHzであれば、商用電源1周期分遅延部31は、40サンプル値を格納するFIFOバッファ機能により実現される。減算器32は、入力した受信信号から商用電源1周期分遅延部31の出力信号を減算する。この処理は、周波数領域において一定の間隔でノッチ特性を有するくし型フィルタ処理に相当し、電源周波数およびその高調波成分の雑音信号は商用電源1周期分前の雑音信号と同位相であるので、該雑音信号が例えば30dB程度除去される。
【0020】
また、電源の周波数と変調速度が一致しているので、変調された制御信号については、ちょうど1変調区間前の信号が減算されることになる。従って、1変調区間前の信号が同位相の場合には、減算結果が0となり、また逆位相の場合には、振幅値が2倍(2A)になる。よって、該くし型フィルタ部は制御信号に対して一種の遅延検波機能を果たし、減算器32の出力(図5(c))には、差分の2値位相変調信号を振幅変調信号に変換した信号が得られる。
【0021】
全波整流部33は図5(d)に示すような信号の振幅値の絶対値を出力し、移動平均(平滑)部34は、図5(e)に示すように全波整流部33の出力サンプル値について、最新の所定期間(例えば1/100秒程度)内のサンプル値の平均値を出力する。この処理はアナログ処理におけるローパスフィルタあるいは包絡線抽出回路に相当し、この処理によってベースバンド信号に変換された制御信号が得られる。商用電源1周期分遅延部31から移動平均部34までにより、変調された制御信号をベースバンド信号に変換する検波部が形成されている。
【0022】
リサンプリング部35は、商用電源周期検出部30から出力される例えば電源周期の1/6の周期のリサンプリング信号に基づき、移動平均部34の出力をリサンプリングする。移動平均部34の出力はA/D変換器26のサンプリングレート(例えば数kHz)に相当するデータ速度を有するが、移動平均処理されているので、隣接サンプル値間の相関が強く、全てのサンプル値を復号に使用する必要は無い。そこで、該出力値を例えば1変調区間当たり6サンプル値にリサンプリングすることにより、データ速度が6×60Hz=360Hzに低減され、処理負荷が低減される。従って、低価格の8ビットCPUによる処理が可能となる。
【0023】
1フレーム分蓄積部36においては、リサンプリングされた信号値を1フレーム長分、即ち20ビット×6サンプル値=120サンプル値だけメモリに格納する。なお、ビット同期は取られているが、1フレーム長分のサンプル値の区切り位置は任意であり、フレーム同期を取る必要は無い。インパルスノイズ除去処理部37においては、まず1フレーム長分の全サンプル値の平均値を求め、次に各サンプル値について、平均値の数倍以上であるものを検索し、該当するサンプル値はインパルスノイズによるものであると見なして平均値に書き換える。
【0024】
32フレーム加算部38においては、最新の32フレーム長分のサンプル値について、フレーム(区切り)内の同じタイミングのサンプル値毎の平均値を求める。即ち32フレームの矩形窓によるフレーム単位の移動平均を取る。この処理により、信号と相関の無いガウス性雑音およびインパルスノイズの影響が低減され、信号対雑音比が向上する。
【0025】
アイパターン生成部39においては、32フレーム加算部38の出力である20ビット分のデータを1ビット毎に区切って、ビット内の同じタイミングのサンプル値同士を重ねたアイパターンデータを生成する。判定点決定部40においては、ビット内の各タイミング(例えば6個)について、”1”を表すサンプル値の内の最小のもの(図6のP)と”0”を表すサンプル値の内の最大のもの(図6のQ)の差を求める。
このシステムにおいては、1フレームに含まれる”1”の数が、同期パターンの5個と情報ビットの4個の合わせて9個と一定である。そこで、各タイミングのサンプル値データの内、レベルの大きな方から9個を”1”、10個目以下を”0”と見なして9個目の値と10個目の値の差を求め、該差が最も大きな点を判定点に決定する。
【0026】
図6はアイパターンデータ例を示す説明図である。この例では1変調区間のサンプル点数が6であり、タイミングT4 が最もアイが開いている。即ち点PとQの差が最も大きい。従って、タイミングT4 が判定点に決定され、32フレーム加算部38の出力データの中から、各変調区間内のタイミングT4 のサンプル値が復号処理に採用される。
しきい値決定部41は、決定された判定点におけるアイの中央値、即ち”1”を表すサンプル値の内の最小のものPと”0”を表すサンプル値の内の最大のものQの平均値Rをしきい値に決定する。
【0027】
復号部42は、決定された判定点T4 に基づき、32フレーム加算部の出力データから各ビットに対応するサンプル値を抽出し、しきい値Rと比較することによって0か1かを識別し、信号を復号する。同期パターン検出部43は、復号されたデータの最後尾と先頭が連続しているものと見なして、該データ中から同期パターンを検索し、同期パターンの位置が判明すると、該同期パターンに続く情報ビットを抽出する。
【0028】
例えば復号されたデータが「10000110000011111001」であった場合には、同期ビットパターン「0111110」が第12〜18ビット目に存在する。従って、これに続く情報ビットは、第19、20、1〜11ビットの「0110000110000」となる。情報ビット定マーク検出部44は、情報ビット中のマーク(1)の数を計数し、所定個数(例えば4個)であれば正しいデータであるものと見なして出力する。以上のような処理により、非常に信頼性の高い信号受信が可能となる。
【0029】
以上、実施例を説明したが、以下に示すような変形例も考えられる。実施例においては、リサンプリングの間隔を等間隔とする例を開示したが、アイパターンは通常変調区間の中央部分が最も開いているので、リサンプリングの位置を等間隔ではなく、信号区間の中央部分のみに集中して配置してもよい。
インパルス性雑音除去処理においては、インパルスノイズと見なした部分を平均値に置き換えているが、例えば置き換える値を隣接するサンプル値を用いた補間演算により求めてもよい。
実施例においては、送信信号としてスイープ信号を使用する例を開示したが、これは既存の設備をそのまま使用したためであり、本発明の実施においては制御信号の周波数は固定でもよい。
本発明の信号受信装置は配電線搬送方式のみならず、任意の有線あるいは無線によるデジタル信号の受信装置に適用可能である。
【0030】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明においては、所定値以上の振幅のサンプル値を例えば平均値に変換してしまうインパルス性雑音除去手段によってインパルス性雑音を除去し、該ベースバンド信号の複数フレーム分について同じタイミングのサンプル値同士を累算することにより、インパルス性雑音の影響を低減し、また相関の無いガウス性雑音を除去できるという効果がある。
【0031】
また、受信信号を任意のタイミングでフレーム長に区切り、複数フレーム長分の同じタイミングのサンプル値毎の平均値を求めて、該平均値に基づいて信号を復号し、復号データから同期パターンを検出する方式を採用したので、信号の先頭を識別する必要が無く、そのためのヘッダ等も必要なくなる。また、復号前にサンプル値の平均値を取り、複数のサンプル値に基づき復号時の判定タイミングおよびしきい値を決定しているので、信頼性が向上するという効果もある。
【0032】
更に、くし型フィルタを高調波雑音の除去と共に変調信号の復調に兼用できるので、処理が簡単になるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】CPU27における信号受信処理の機能ブロックをしめすブロック図である。
【図2】本発明の信号受信装置を使用する配電線システムの構成を示すブロック図である。
【図3】信号受信装置8の構成を示すブロック図である。
【図4】制御信号のフォーマットおよび波形を示す説明図である。
【図5】主要部の信号波形を示す説明図である。
【図6】アイパターンデータ例を示す説明図である。
【符号の説明】
1…特別高圧系統、2…主変圧器、3、4、5…サーキットブレーカ、6…高圧配電線、7…柱上変圧器、8…信号受信装置、9…被制御装置、10…制御装置、11…信号送信装置、12…高圧結合装置

Claims (2)

  1. 固定長フレームが複数回連送される信号を受信する信号受信装置において、
    受信信号をベースバンド信号に変換する検波手段と、
    ベースバンド信号をリサンプルするリサンプル手段と、
    信号の平均値より所定値以上大きなリサンプル値を平均値に書き換えるインパルス性雑音除去手段と、
    インパルス性雑音除去手段から出力されるベースバンド信号を任意のタイミングでフレーム長毎に区切り、該複数個のフレーム長データについて、同じタイミングのサンプル値毎の平均値を求める平均値算出手段と、
    平均値算出手段の出力信号を復号する復号手段とからなることを特徴とする信号受信装置。
  2. 請求項1に記載の信号受信装置において、
    前記受信信号をベースバンド信号に変換する検波手段は、
    受信信号を1変調区間分遅延させる信号遅延手段と、
    受信信号から信号遅延手段の出力信号を減算する減算手段と、
    減算手段の出力信号をAM検波する検波手段とを備えていることを特徴とする信号受信装置。
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