JP3799263B2 - ネットワークシステム及び情報の送受信方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動体電話などの無線端末機と情報の送受信を行うことができるネットワークシステム及び情報の送受信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、パソコン通信、インターネット、電子メールなど、パソコンと電話回線を利用することによって、ネットワークを形成して様々な情報の送受信が行われている。近年、パソコンを利用せず、移動体電話などの無線端末機単体で様々な情報の送受信を行うことができる。
移動体電話などの無線端末機によって行われる情報の受信は、無線端末機が、その無線端末機が存在するセル内の基地局に無線で接続し、さらに基地局から有線又は無線で情報が存在する場所にアクセスして接続することによって行われている。すなわち、無線端末機は、基地局を介して情報が存在する場所にアクセスすることによって情報の受信を行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、移動体電話などの無線端末機単体によって情報の受信を行う場合、メニュー画面が階層構造なっていることから、目的の情報を得るためには、複数のメニュー画面を取得する必要があり、この場合、移動体電話などのネットワークを介して情報を取得しているため、メニュー画面ごとに情報の送信料を移動体電話などの通信事業会社に支払う必要がある。
【0004】
また、移動体電話などの無線端末機は、ディスプレイが小さく、大きなディスプレイやプリンタなどの出力手段を備えていないため、無線端末機のみで情報の送受信を行う場合、情報の出力手段、又は出力する情報の量などに限界がある。
【0005】
そこで、本発明は、メニュー画面などの必要最小限な情報は、情報の送信料金を支払わずに情報の受信を行うことができるネットワークシステム及び情報の送受信方法を提供することを第1の目的とする。
【0006】
また、本発明は、移動体電話などの無線端末機によって情報の送受信をする場合であっても、多種な出力手段によって情報を出力することができ、また出力する情報の量も制限を受けることがないネットワークシステム及び情報の送受信方法を提供することを第2の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以上の第1の目的を達成するために、本発明は、自己のサービスエリア内に任意に出入り可能な不特定数の無線端末機と情報の送受信が可能であるとともに、前記無線端末機が前記自己のサービスエリア内に存する場合に、前記無線端末機に適応的に送受信チャンネルを割り当てることによって、該送受信チャンネルが割り当てられた無線端末機と情報の送受信を可能な状態にするローカルサーバと、該ローカルサーバに前記自己のサービスエリア内に配信すべき情報を送信するセントラルサーバと、を備えたネットワークシステムであって、前記セントラルサーバは、前記ローカルサーバから情報が要求された場合に、ローカルサーバに該要求された情報を送信するよう構成されており、前記ローカルサーバは、前記セントラルサーバから配信された情報を記憶する記憶部を備え、前記送受信チャンネルが割り当てられた無線端末機から前記ローカルサーバの記憶部に記憶されている情報が要求された場合、前記ローカルサーバの記憶部に記憶されている情報を前記無線端末機に送信し、前記送受信チャンネルが割り当てられた無線端末機から前記ローカルサーバの記憶部に記憶されていない情報が要求された場合、前記セントラルサーバに該情報を要求して、前記セントラルサーバから前記情報を受信し、次いで、前記情報を前記無線端末機に送信するよう構成されており、前記無線端末機からの要求に基づいて前記セントラルサーバから前記ローカルサーバに情報が配信された場合に、前記無線端末機に対する課金処理を行う課金処理システムをさらに備えていることを特徴とするものである。
【0008】
このように本発明によれば、セントラルサーバからローカルサーバに情報が配信された場合のみ無線端末機に対して課金処理が行われるので、例えばローカルサーバにメニュー画面や自己のサービスエリアに特化した情報を予めセントラルサーバからローカルサーバに配信してローカルサーバの記憶部に記憶させておけば、メニュー画面や自己のサービスに特化した情報を無料で取得することができる。
【0009】
本発明に係るネットワークシステムにおいて、前記課金処理システムは、ローカルサーバ及びセントラルサーバのいずれに又は両者に設けても良く、またローカルサーバ及びセントラルサーバ以外の場所、例えばローカルサーバとセントラルサーバの通信システムに設けても良い。さらに、ローカルサーバ、セントラルサーバ及びこれら以外の場所に前記課金処理システムの各機能を分散させて設けても良い。
【0010】
本発明における無線端末機に対する課金処理システムの課金処理の対象としては、セントラルサーバとローカルサーバとの間の通信料金、配信された情報の料金などがあり、少なくともセントラルサーバとローカルサーバとの間の通信料金を対象としていることが好ましい。通信料金の課金処理は、セントラルサーバとローカルサーバの間の通信事業社から無線端末機のユーザーに直接又は代金支払いの代行会社を介して行われる。セントラルサーバとローカルサーバの間の通信事業者と移動体電話などの無線端末機の通信事業者が異なる場合、セントラルサーバとローカルサーバの間の通信事業者は、無線端末機の通信事業者を介して無線端末機の利用者に請求することが考えられる。情報の料金の課金処理は、本発明に係るネットワークシステムを管理している会社が直接又は代金代行会社などを介して無線端末機のユーザーへの請求が行われるか、あるいはセントラルサーバとローカルサーバの間の通信事業者若しくは無線端末機の通信事業者を介して無線端末機のユーザーへの請求が行われる。課金処理システムがセントラルサーバ又はローカルサーバに設けられ、配信された情報の料金を通信事業者などが行う場合、セントラルサーバ又はローカルサーバは、配信された情報の料金に関する情報を通信事業者などに送信するよう構成されていることが好ましい。
【0011】
また、本発明において、前記ローカルサーバは、前記自己のサービスエリア内に存する無線端末機のIDを認識するID認識部を備え、前記ローカルサーバは、該ID認識部によって認識されたIDに基づいて前記送受信チャンネルを割り当て、前記課金処理システムは、前記ID認識部によって認識されたIDに基づいて課金処理を行うよう構成されていることが好ましい。このように無線端末機のIDを利用することにより、課金処理を容易にかつ確実に行うができる。
【0012】
本発明に係るネットワークシステムにおいて、前記ローカルサーバは、前記自己のサービスエリア内に存する無線端末機のIDを認識するID認識部を備え、該ID認識部によって認識されたIDに基づいて前記送受信チャンネルを割り当てるとともに、前記認識された無線端末機のIDを前記ローカルサーバの記憶部に記憶し、前記送受信チャンネルが割り当てられた無線端末機から前記ローカルサーバの記憶部に記憶されていない情報が要求された場合、前記無線端末機に割り当てた送受信チャンネルを解除し、前記情報を前記無線端末機に送信する際に前記ローカルサーバの記憶部に記憶された無線端末機のIDに基づいて再度送受信チャンネルを割り当てるよう構成されていることが好ましく、このように構成することにより、ローカルサーバと無線端末機が情報の送受信を行っていない間、ローカルサーバが有する送受信チャンネルを有効に利用することができる。
【0013】
さらに、本発明に係るネットワークシステムにおいては、前記セントラルサーバは、所定時間ごとに前記ローカルサーバに前記自己のサービスエリアに配信すべき情報を送信するよう構成され、前記ローカルサーバは、該情報を受信すると、前記記憶部に記憶された情報の更新を行うよう構成されていることが好ましく、このように構成することにより、ローカルサーバは、自己のサービスエリア内に存する無線端末機に、常時新しい情報を送信することができる。
【0014】
また、上記第2の目的を達成するため、本発明は、自己のサービスエリア内に任意に出入り可能な不特定数の無線端末機と情報の送受信が可能であるとともに、前記無線端末機が前記自己のサービスエリア内に存する場合に、前記無線端末機に適応的に送受信チャンネルを割り当てることによって、該送受信チャンネルが割り当てられた無線端末機と情報の送受信を可能な状態にするローカルサーバと、該ローカルサーバに前記自己のサービスエリア内に配信すべき情報を送信するセントラルサーバと、を備えたネットワークシステムであって、前記ローカルサーバは、前記セントラルサーバから配信された情報を出力する出力手段に接続されており、前記チャンネルが割り当てられた無線端末機からの要求に基づいてセントラルサーバから配信された情報を前記出力手段で出力させるよう構成されていることを特徴とするものである。
【0015】
本発明に係るネットワークシステムにおいて、出力手段としては、ディスプレイなどの表示手段、情報を紙に印刷するプリンタ、又は情報をフロッピーディスク、メモリーカードなどの記憶媒体に記憶させる装置などがある。また、本発明に係るネットワークシステムにおいて、前記出力手段は、前記自己のサービスエリア内に設けられていることが好ましい。
【0016】
このような構成により、ローカルサーバに接続された大きなディスプレイ又はプリンタなどの出力手段を利用することができるので、情報を出力する手段又は出力する情報の量などに制限を受けることは少ない。すなわち、本発明よれば、取得したい情報を無線端末機に送信させて無線端末機のディスプレイに表示させず、ローカルサーバに接続されたディスプレイなどの表示手段に表示させたり、ローカルサーバに接続されたプリンタなどに出力させることができる。
【0017】
例えば、自己のサービスエリアが鉄道列車の車両内である場合、ローカルサーバに接続されたディスプレイを扉の横、前の座席の背面などに設けることにより、その列車の乗客は、その車両内のディスプレイに取得したい情報を表示させることができる。また、音楽情報を受信する場合のように、受信する情報の量が多い場合、無線端末機の記憶装置では、容量が足りず受信できない場合があるが、本発明によれば、ローカルサーバに接続された記憶装置によってメモリーカードなどに記憶させることができる。
【0018】
この場合、前記ローカルサーバは、前記セントラルサーバから配信された情報の前記出力手段への出力が前記無線端末機から要求された場合、該要求された情報を前記出力手段に出力できるまでの時間を計算し、その計算結果に関する情報を前記無線端末機に送信するよう構成されていることが好ましく、このような構成により自らが要求した情報が出力される時間を把握することができるので、その情報が出力させるのを見逃すことはなく、特にローカルサーバに接続された出力手段に情報を出力させるよう複数の無線端末機からアクセスがあった場合に有効である。
【0019】
また、この場合、前記ローカルサーバは、前記チャンネルが割り当てられた無線端末機に情報を出力手段に出力させることを要求させる画面に関する情報を送信して、情報を出力手段に出力させることの要求を前記無線端末機に促すよう構成されていることが好ましい。また、ローカルサーバと出力手段は、無線又は有線のいずれによって接続されていても良い。
【0020】
さらに、この場合、前記ローカルサーバは、2以上設けられており、前記2以上のローカルサーバのうち一のローカルサーバは、前記セントラルサーバから配信された情報のうち所定の情報について、他のローカルサーバに接続された出力手段で情報の出力を希望することに関する情報を前記無線端末機から受信すると、この情報を前記セントラルサーバに送信するよう構成され、前記セントラルサーバは、前記他のローカルサーバに接続された出力手段で前記所定の情報の出力を希望することに関する情報を受信すると、前記他のローカルサーバに前記出力を希望する所定の情報を送信するよう構成され、前記他のローカルサーバは、前記出力を希望する所定の情報を受信すると、前記出力を希望する所定の情報を前記出力手段で出力させるよう構成されていても良い。
【0021】
本発明によれば、送受信チャンネルを割り当てているローカルサーバに出力手段として、例えばプリンタが接続されていない場合であっても、プリンタが接続された他のローカルサーバを介して情報のプリントアウトを行うことができる。例えば、鉄道列車の車両内を自己のサービスエリアとするローカルサーバにプリンタが接続されていない場合であっても、その鉄道列車の停車駅構内を自己のサービスエリアとするローカルサーバにプリンタが接続されていれば、鉄道列車の車両内からその停車駅で情報のプリントアウトを行うことができる。また、例えば、鉄道列車の車両内を自己のサービスエリアとするローカルサーバから無線端末機で音楽情報を取得したい場合、その鉄道列車の停車駅構内を自己のサービスエリアとするローカルサーバに接続された記憶装置によってメモリーカードなどの記憶媒体に鉄道列車の車両の中から音楽情報を記憶させることができる。
【0022】
また、本発明は、自己のサービスエリア内に任意に出入り可能な不特定数の無線端末機と情報の送受信が可能であるとともに、前記無線端末機が前記自己のサービスエリア内に存する場合に、前記無線端末機に適応的に送受信チャンネルを割り当てることによって、該送受信チャンネルが割り当てられた無線端末機と情報の送受信を可能な状態にするローカルサーバと、該ローカルサーバに前記自己のサービスエリア内に配信すべき情報を送信するセントラルサーバと、を備えたネットワークシステムであって、前記セントラルサーバは、適宜に前記ローカルサーバに前記自己のサービスエリアに配信すべき情報を送信するよう構成され、前記ローカルサーバは、該情報を受信すると、前記送受信チャンネルが割り当てられている無線端末機に強制的に前記情報を送信するよう構成されていることを特徴とするものである。
【0023】
このように構成することにより、例えば、自己のサービスエリアを鉄道列車の車両内とすることにより、その列車の到着時間、列車の遅延時間、事故情報などリアルタイムな情報を鉄道列車内に存する無線端末機に送信することができる。また、列車が所定の駅に着く前に、セントラルサーバからローカルサーバにその所定の駅及びその周辺に関する情報、例えば周辺地図、乗換え案内、商店などに関する情報を送信し、ローカルサーバは、これら情報を送受信チャンネルが割り当てられた無線端末機に送信することができる。
【0024】
さらに、本発明は、自己のサービスエリア内に任意に出入り可能な不特定数の無線端末機と情報の送受信が可能であるとともに、前記無線端末機が前記自己のサービスエリア内に存する場合に、前記無線端末機に適応的に送受信チャンネルを割り当てることによって、該送受信チャンネルが割り当てられた無線端末機と情報の送受信を可能な状態にするローカルサーバと、該ローカルサーバに前記自己のサービスエリア内に配信すべき情報を送信するセントラルサーバと、を備えたネットワークシステムであって、前記セントラルサーバから前記ローカルサーバに送信される情報には、商品の販売に関する情報が含まれており、前記ローカルサーバは、前記無線端末機の要求に基づいて前記商品の販売に関する情報を前記無線端末機に送信し、前記商品の販売に関する情報に基づく特定の商品についての商品購入情報及び商品の受取に関する情報を前記無線端末機から受信すると、これら情報を前記セントラルサーバに送信し、前記セントラルサーバは、前記商品購入情報及び商品の受取に関する情報を受信すると、これら情報に基づいて前記無線端末機によって特定された商品の発注処理を行うよう構成されていることを特徴とするものである。
【0025】
このように本発明によれば、ローカルサーバは、無線端末機から商品購入情報とともに商品の受取に関する情報も受信できるよう構成されているので、商品を発注する際に、商品の受取等の受取の仕方を自由に選択できる。例えば、自己のサービスエリアを鉄道列車の車両内として場合、商品の受取場所としては、降車駅又は途中駅の売店、列車の座席などがある。商品の受取場所が選択されると、セントラルサーバは、特定の商品の提供会社に商品受取場所等の受取の仕方に関する情報を送信するよう構成されていることが好ましい。
【0026】
また、この場合、前記自己のサービスエリアは、特定の乗物内のエリアであり、前記セントラルサーバは、前記ローカルサーバから前記商品購入情報を受信すると、先ず、前記特定の乗物の走行状況に基づいて前記特定された商品を前記特定の乗物が受取れる場所を決定し、次いで、該決定された商品の受取場所で前記特定の商品を前記特定の乗物が受け取れるよう前記商品の発注処理を行うよう構成されていることが好ましい。
【0027】
このような構成により、例えば特定の商品として食事を購入した場合、乗物の走行状況に応じて食事の受取場所が決定されるので、でき立ての食事を得ることができる。この場合、商品の販売に関する情報には、乗物の座席を選択するメニュー画面に関する情報が含まれている場合が好ましく、ローカルサーバは、無線端末機から商品の販売に関する情報に基づく乗物の座席に関する情報を受信すると、この情報をセントラルサーバに送信するよう構成されていることが好ましい。セントラルサーバが商品の発注処理の際に、商品の受取場所情報とともに座席に関する情報も商品提供会社に送信することにより、座席まで商品を運んでもらうことができる。
【0028】
また、前記自己のサービスエリアは、特定の乗物内のエリアであり、前記ローカルサーバは、前記無線端末機から前記商品の販売に関する情報に基づく特定の商品についての商品購入情報を受信すると、先ず、前記特定の乗物の走行状況に基づいて前記特定された商品を前記特定の乗物が受取れる場所を決定し、次いで、前記商品購入情報及び該決定された商品の受取場所に関する情報をセントラルサーバに送信するよう構成されており、前記セントラルサーバは、これら情報を受信すると、前記決定された商品の受取場所で前記特定の商品を前記特定の乗物が受け取れるよう前記商品の発注処理を行うよう構成されていても良い。
【0029】
本発明に係るネットワークシステムにおいて、前記ローカルサーバは、前記商品の販売に関する情報とともに、暗証番号入力画面に関する情報を前記無線端末機に送信し、前記無線端末機から前記商品購入情報とともに前記暗証番号入力画面に入力された暗証番号情報を受信すると、これら情報をセントラルサーバに送信し、前記セントラルサーバは、前記暗証番号情報を受信すると、登録されている無線端末機の暗証番号と送信された前記暗証番号が同一であるかを確認する暗証番号確認手段を備えていることが好ましい。
【0030】
このように、特定された商品(購入希望の商品)の他に暗証番号に関する情報をセントラルサーバに送信し、セントラルサーバは、その暗証番号が登録されている暗証番号と同一か否かを確認することによって、無線端末機の所有者以外の者がその無線端末機を使用して商品を購入するのを防止することができる。
【0031】
また、本発明に係るネットワークシステムにおいて、前記暗証番号確認手段によって前記無線端末機の登録されている暗証番号と前記ローカルサーバから受信した暗証番号が同一であると確認された場合、前記セントラルサーバは、前記商品の発注処理を行うよう構成されていることが好ましく、このように構成することによって、無線端末機の所有者からの商品の注文の場合に限って、自動的に商品を発注することができる。
【0032】
前記暗証番号確認手段によって前記無線端末機の登録されている暗証番号と前記ローカルサーバから受信した暗証番号が同一であると確認された場合、前記セントラルサーバは、前記商品の発注処理が完了したことに関する情報を前記ローカルサーバに送信し、前記ローカルサーバは、前記商品の発注処理が完了したことに関する情報を受信すると該情報を前記無線端末機に送信し、前記暗証番号確認手段によって前記無線端末機の登録されている暗証番号と送信された前記暗証番号が同一でないと確認された場合、前記セントラルサーバは、前記商品の発注処理がされなかったことに関する情報を前記ローカルサーバに送信し、前記ローカルサーバは、前記商品の発注処理がされなかったことに関する情報を受信すると該情報を前記無線端末機に送信するよう構成されていることが好ましく、これにより無線端末機の利用者に商品の発注が完了したこと又は商品の発注処理が行われなかったを自動的に知らせることができる。
【0033】
さらに、本発明に係るネットワークシステムにおいて、前記セントラルサーバは、所定の場所の状況に基づいて商品を選択して、前記所定の場所の状況に関する情報と前記選択された商品に関する情報を前記ローカルサーバに送信するよう構成されており、前記ローカルサーバは、前記所定の場所の状況に関する情報と前記選択された商品に関する情報を受信すると、これら情報を前記送受信チャンネルが割り当てられた無線端末機に送信するよう構成されていることが好ましい。例えば、前記自己のサービスエリアを鉄道列車の車両内とした場合、セントラルサーバは、その列車の目的地又は途中駅の天候に関する情報、例えば雨であることに関する情報に基づいて傘の販売に関する情報を選択して、その目的地又は停車駅が雨であることに関する情報及び選択された傘の販売に関する情報をローカルサーバに送信し、ローカルサーバは、前記送受信チャンネルが割り当てられた無線端末機に目的地又は途中駅が雨であることに関する情報及び選択された傘の販売に関する情報を送信する。これにより、列車に乗車している者は、傘を購入することができる。そして、セントラルサーバは、商品の提供会社に特定の商品及び商品の受取場所などに関する情報を送信して、商品の提供会社は、その商品を駅の売店で利用者に引き渡すようにすることが好ましい。
【0034】
前記セントラルサーバは、前記商品の発注処理が完了すると、決算処理を行うよう構成されていることが好ましく、例えば、商品の決済の代行を行う会社に前記特定された商品に関する情報などを送信することが好ましく、このように構成することにより、商品の発注から決済まで一連の処理で行うことができる。
【0035】
本発明において、商品の販売に関する情報には、通常の流通される商品のほか、鉄道など乗物の乗車券、遊園地など娯楽施設のチケットなどの有価証券、音楽データ、画像データ、動画データなどの販売に関する情報も含まれる。これら有価証券が本発明に係るネットワークシステムで購入された場合、上述した前記選択された商品の発注が完了したことに関する情報を前記無線端末機に送信する際に、乗車券、チケットなどに関する情報も無線端末機に送信する。これにより、無線端末機に記憶された情報によって、乗物の乗車、娯楽施設の入場又は利用をすることができる。
【0036】
本発明に係るネットワークシステムにおいて、前記自己のサービスエリアは、ローカルサーバのサービスエリアのことをいい、例えば、乗り物内のエリア、駅構内及びその周辺のエリア、所定の建物内のエリア並びに所定の敷地内のエリアなどがある。
【0037】
また、前記自己のサービスエリアに配信すべき情報には、商品販売に関する情報及び前記自己のサービスエリアに特化した情報のうち少なくとも1以上が含まれることが好ましく、これら情報の種類としては、文字情報、画像情報、音声情報などがある。さらに、例えば、情報に広告などを含ませても良く、音声情報としては、音楽データなどを送信しても良い。
【0038】
前記自己のサービスエリアは、前記無線端末機と情報の送受信が可能な少なくとも1以上の送受信エリアから構成されていることが好ましく、この場合、前記送受信エリアは、1mW以下の送受信電力で情報の送受信が可能なエリアであることが好ましく、例えば電波免許不要の周波数帯であるISMバンド、特に2450MHz帯の電波を利用して、1又は2Mbpsの速度で無線通信を行うBluetooth(登録商標)などを利用することが好ましい。例えば、前記自己のサービスエリア内のそれぞれの送受信エリアには、アクセスポイントが設けられ、そのアクセスポイントから1mW以下の送受信電力で無線端末機と情報の送受信を行うことが好ましい。さらに、前記送受信エリアは、半径10m以下であることが好ましい。
【0039】
このような構成により、弱い送受信電力であっても、比較的広範囲に存する無線端末機とネットワークを形成することができるので、高速で安定した状態で情報の送受信を行うことができるとともに、より少ない消費電力で通信を行うことができる。また、前記ローカルサーバとセントラルサーバは、無線で接続されていることが好ましい。
【0040】
本発明に係るネットワークシステムに使用される無線端末機としては、移動体電話、PDA機、ノート型パソコンなどの電子計算機類があり、前記ローカルサーバと無線で接続できるよう構成されている必要がある。ローカルサーバの送受信部が上述のようにBluethooth(登録商標)などの技術を利用する場合、無線端末機にもBluethooth(登録商標)に対応した送受信部を設ける必要がある。この場合、無線端末機には、他の通信手段、例えば通常の移動体電話による通信に必要な送受信部を設けても良い。
【0041】
本発明に係るネットワークシステムにおいて、前記ローカルサーバは、前記チャンネルが割り当てられた無線端末機からの要求に基づいてセントラルサーバから配信された情報を前記無線端末機に送信するよう構成されていることが好ましい。この場合、前記ローカルサーバは、前記チャンネルが割り当てられた無線端末機に情報の受信を要求させる画面に関する情報を送信して、情報の受信の要求を前記無線端末機に促すよう構成されていることが好ましい。
【0042】
本発明に係るネットワークシステムにおいて、前記ローカルサーバには、前記自己のサービスエリア内に存する無線端末機のIDを認識するID認識部を備えるとともに、該ID認識部によって認識されたIDに基づいて前記送受信チャンネルを割り当てるよう構成されていることが好ましく、このようにIDに基づいて送受信チャンネルを割り当てることによって、確実にネットワークを形成することができる。
【0043】
また、本発明に係るネットワークシステムにおいて、前記ローカルサーバは、前記無線端末機に送受信チャンネルを割り当てる際に、前記記憶部に記憶された情報のうち、所定の情報を強制的に送信するよう構成されていることが好ましい。例えば前記無線端末機が自己のサービスエリア内に入ってきた際に、前記ローカルサーバの記憶部に記憶されている情報を検索するメニュー画面に関する情報を無線端末機に送信することができる。
【0044】
本発明に係るネットワークシステムにおいて、前記セントラルサーバは、特定された少なくとも1以上のローカルサーバ及び一の無線端末機に対応した情報が該一の無線端末機のIDとともに記憶された記憶部を備え、前記特定された少なくとも1以上のローカルサーバに前記一の無線端末機に対応した情報を所定時間ごとに配信し、前記特定された少なくとも1以上のローカルサーバは、前記一の無線端末機に送受信チャンネルを割り当てる際に、前記一の無線端末機に対応した情報を前記送受信チャンネルが割り当てられた一の無線端末機に自動的に送信するよう構成されていることが好ましい。例えば前記特定された少なくとも1以上のローカルサーバを最寄りの駅内を自己のサービスエリアとするローカルサーバにおいて、前記一の無線端末機に対応した情報として、ニュース、利用者の興味がある商品に関する情報などを記憶部に記憶することにより、毎朝その駅に着いて、前記一の無線端末機に送受信チャンネルが割り当てられるときにニュースなど前記一の無線端末機に対応した情報を取得することができる。前記セントラルサーバは、前記一の無線端末機に対応する情報の項目を前記一の無線端末機のID毎に前記記憶部に記憶し、該記憶部に記憶された項目に基づいて前記一の無線端末機に対応する情報を抽出した後に、ローカルサーバに送信するよう構成しても良い。
【0045】
さらに、本発明に係るネットワークシステムにおいて、前記セントラルサーバは、他のネットワークシステムと接続して情報の送受信を行うことができるよう構成されており、前記ローカルサーバは、前記送受信チャンネルが割り当てられた無線端末機から前記他のネットワークシステムとの情報の送受信が要求された場合、前記セントラルサーバに前記他のネットワークシステムと接続するように要求するよう構成されていることが好ましい。この場合、前記ローカルサーバは、前記他のネットワークシステムと情報の送受信を行うように前記送受信チャンネルが割り当てられた無線端末機を促すよう構成されていることが好ましい。
【0046】
このような構成により、ローカルサーバに送受信チャンネルを割り当てられた無線端末機は、ローカルサーバ及びセントラルサーバを介して他のネットワークシステムと情報の送受信を行うことができる。例えば、無線端末機は、ローカルサーバ及びセントラルサーバを介して他のネットワークシステム(移動体電話のネットワークシステム)と音声情報の送受信を行うことにより、電話として使用することができる。
【0047】
本発明に係るネットワークシステムおいて、前記ローカルサーバは、2以上設けられており、前記セントラルサーバは、ローカルサーバ毎に各ローカルサーバに対応した情報を送信するよう構成されていることが好ましく、また、前記セントラルサーバから前記ローカルサーバに送信される情報には、前記自己のサービスエリアに関する特有な情報が含まれていることが好ましい。このように、ローカルサーバにその自己のサービスエリアに関する特有な情報を送信することにより、無線端末機は、その無線端末機が存する自己のサービスエリアに関する情報を容易に取得することができる。すなわち、無線端末機器などで目的の情報を得るためには、通常階層構造のメニュー画面からボタンを複数回押す必要があるが、本発明のようにローカルネットワークに送信する情報をその自己のサービスエリアに関する情報に限定することによって、目的の情報を得るのに押す必要があるボタンの回数を少なくすることができる。自己のサービスエリアに関する特有な情報として、その自己のサービスエリア内又はその周辺に存する商店の情報、地図情報、周辺のイベントの情報、不動産に関する情報などがあり、これら情報を容易に取得することができる。
【0048】
例えば、自己のサービスエリアを鉄道列車内とした場合、その停車駅周辺の飲食店などの情報、英会話などの語学情報、時刻表などがあり、ローカルサーバが駅構内に設けられている場合、時刻表、その駅周辺の地図情報、商店の情報、乗り換えの情報、ルート検索に関する情報などがある。
【0049】
また、本発明は、セントラルサーバからローカルサーバに自己のサービスエリア内に配信すべき情報を送信する段階と、前記ローカルサーバが前記セントラルサーバから配信された情報を記憶部に記憶する段階と、前記自己のサービスエリア内に任意に出入り可能な不特定数の無線端末機が前記自己のサービスエリア内に存する場合に、前記ローカルサーバが前記無線端末機に適応的に送受信チャンネルを割り当てることによって、該送受信チャンネルが割り当てられた無線端末機と情報の送受信を可能な状態にする段階と、前記ローカルサーバが前記送受信チャンネルが割り当てられた無線端末機から情報を要求された場合に、該情報が前記記憶部に記憶されているか否かを認定する段階と、前記ローカルサーバは、前記送受信チャンネルが割り当てられた無線端末機から要求された情報が前記記憶部に記憶されていると認定した場合、前記記憶部に記憶されている情報を前記無線端末機に送信し、前記無線端末機から要求された情報が前記記憶部に記憶されていないと認定した場合、前記セントラルサーバに前記情報を要求する段階と、前記セントラルサーバが、前記ローカルサーバから前記情報を要求された場合に、前記情報を前記ローカルサーバに送信する段階と、前記ローカルサーバが、前記セントラルサーバから前記情報を受信すると、前記情報を前記無線端末機に送信する段階と、前記無線端末機からの要求に基づいて前記セントラルサーバから前記ローカルサーバに情報が配信された場合に、前記無線端末機に対する課金処理を行う段階と、を備えていることを特徴とする情報の送受信方法である。
【0050】
本発明に係る情報の送受信方法において、前記ローカルサーバが、前記送受信チャンネルが割り当てられる際に無線端末機のIDを認識し、該認識されたIDに基づいて前記送受信チャンネルを割り当てる段階と、前記ローカルサーバが前記無線端末機の要求に基づいて前記セントラルサーバから前記ローカルサーバに情報が配信された場合に、前記認識されたIDごとに基づいて前記課金処理を行う段階と、をさらに備えていることが好ましく、前記ローカルサーバが、前記送受信チャンネルが割り当てられる際に無線端末機のIDを認識し、該認識されたIDに基づいて前記送受信チャンネルを割り当てるとともに、前記認識された無線端末機のIDを記憶する段階と、前記チャンネルが割り当てられた無線端末機から前記ローカルサーバの記憶部に記憶されていない情報が要求された場合、前記ローカルサーバが、前記無線端末機に割り当てた送受信チャンネルを解除する段階と、前記ローカルサーバが、前記情報を前記無線端末機に送信する際に前記記憶された無線端末機のIDに基づいて再度送受信チャンネルを割り当てる段階と、をさらに備えていることが好ましい。
【0051】
さらに、本発明に係る情報の送受信方法において、前記セントラルサーバが、所定時間ごとに前記ローカルサーバに前記自己のサービスエリアに配信すべき情報を送信する段階と、前記ローカルサーバが、該情報を受信すると、前記記憶部に記憶された情報の更新を行う段階と、をさらに備えていることが好ましい。
【0052】
また、本発明は、セントラルサーバからローカルサーバに自己のサービスエリア内に配信すべき情報を送信する段階と、前記自己のサービスエリア内に任意に出入り可能な不特定数の無線端末機が前記自己のサービスエリア内に存する場合に、前記ローカルサーバが前記無線端末機に適応的に送受信チャンネルを割り当てることによって、該送受信チャンネルが割り当てられた無線端末機と情報の送受信を可能な状態にする段階と、前記ローカルサーバが、前記ローカルサーバに接続された出力手段に前記チャンネルが割り当てられた無線端末機からの要求に基づいてセントラルサーバから配信された情報を出力する段階と、を備えたことを特徴とする情報の送受信方法である。
【0053】
本発明に係る情報の送受信方法において、情報の出力方法としては、ディスプレイなどによって表示する方法、情報を紙に印刷するプリンタなどによって印刷、プリントアウトする方法、又は記憶装置によって情報をフロッピーディスク、メモリーカードなどの記憶媒体に記憶する方法などがある。
【0054】
さらに、本発明は、セントラルサーバからローカルサーバに自己のサービスエリア内に配信すべき情報を送信する段階と、前記自己のサービスエリア内に任意に出入り可能な不特定数の無線端末機が前記自己のサービスエリア内に存する場合に、前記ローカルサーバが前記無線端末機に適応的に送受信チャンネルを割り当てることによって、該送受信チャンネルが割り当てられた無線端末機と情報の送受信を可能な状態にする段階と、前記セントラルサーバが、適宜に前記ローカルサーバに前記自己のサービスエリアに配信すべき情報を送信する段階と、前記ローカルサーバが、該情報を受信すると、前記送受信チャンネルが割り当てられている無線端末機に強制的に前記情報を送信する段階と、を備えたことを特徴とする情報の送受信方法である。
【0055】
また、本発明は、セントラルサーバからローカルサーバに自己のサービスエリア内に配信すべき情報を送信する段階と、前記自己のサービスエリア内に任意に出入り可能な不特定数の無線端末機が前記自己のサービスエリア内に存する場合に、前記ローカルサーバが前記無線端末機に適応的に送受信チャンネルを割り当てることによって、該送受信チャンネルが割り当てられた無線端末機と情報の送受信を可能な状態にする段階と、前記セントラルサーバが、前記ローカルサーバに商品の受取を特定するメニュー画面に関する情報を含む商品の販売に関する情報を送信する段階と、前記ローカルサーバが、前記無線端末機の要求に基づいて前記商品の販売に関する情報を前記無線端末機に送信する段階と、前記ローカルサーバが、前記無線端末機から前記商品の販売に関する情報に基づく特定の商品についての商品購入情報及び商品の受取に関する情報を受信すると、これら情報を前記セントラルサーバに送信する段階と、前記セントラルサーバが、前記商品購入情報及び商品の受取に関する情報を受信すると、これら情報に基づいて前記無線端末機によって特定された商品の発注処理を行う段階と、を備えたことを特徴とする情報の送受信方法である。
【0056】
この場合、前記自己のサービスエリアが特定の乗物内のエリアであり、前記セントラルサーバが、前記ローカルサーバから前記商品購入情報を受信すると、先ず、前記特定の乗物の走行状況に基づいて前記特定された商品を前記特定の乗物が受取れる場所を決定し、次いで、該決定された商品の受取場所で前記特定の商品を前記特定の乗物が受け取れるよう前記商品の発注処理を行う段階と、をさらに備えても良く、また前記自己のサービスエリアが特定の乗物内のエリアであり、前記ローカルサーバが、前記無線端末機から前記商品の販売に関する情報に基づく特定の商品についての商品購入情報を受信すると、先ず、前記特定の乗物の走行状況に基づいて前記特定された商品を前記特定の乗物が受取れる場所を決定し、次いで、前記商品購入情報及び前記決定された商品の受取場所に関する情報をセントラルサーバに送信する段階と、前記セントラルサーバが、これら情報を受信すると、前記決定された商品の受取場所で前記特定の商品を前記特定の乗物が受け取れるよう前記商品の発注処理を行う段階と、をさらに備えていても良い。
【0057】
本発明に係る情報の送受信方法において、前記ローカルサーバが、前記商品の販売に関する情報とともに、暗証番号入力画面に関する情報を前記無線端末機に送信する段階と、前記ローカルサーバが、前記商品購入情報とともに前記暗証番号入力画面に入力された暗証番号情報を前記無線端末機から受信すると、これら情報をセントラルサーバに送信する段階と、前記セントラルサーバが前記暗証番号情報を受信すると、登録されている前記無線端末機の暗証番号と送信された前記暗証番号が同一であるかを確認する段階と、をさらに備えていることが好ましい。また、前記商品の発注処理は、前記セントラルサーバが、前記無線端末機の登録されている暗証番号と前記ローカルサーバから受信した暗証番号が同一であると確認された場合に行われることが好ましく、また、前記セントラルサーバが、前記無線端末機の登録されている暗証番号と前記ローカルサーバから受信した暗証番号が同一であると確認された場合、前記商品の発注処理が完了したことに関する情報を前記ローカルサーバに送信し、前記暗証番号確認手段によって前記無線端末機の登録されている暗証番号と送信された前記暗証番号が同一でないと確認された場合、前記選択された商品の発注処理がされなかったことに関する情報を前記ローカルサーバに送信する段階と、前記ローカルサーバが、これらいずれかの情報を受信すると該受信した情報を前記無線端末機に送信する段階と、をさらに備えていることが好ましい。
【0058】
また、本発明に係る情報の送受信方法において、前記セントラルサーバが、所定の場所の状況に基づいて商品を選択して、前記所定の場所の状況に関する情報と前記選択された商品に関する情報を前記ローカルサーバに送信する段階と、前記ローカルサーバが、前記所定の場所の状況に関する情報と前記選択された商品に関する情報を受信すると、これら情報を前記送受信チャンネルが割り当てられた無線端末機に送信する段階と、をさらに備えていることが好ましく、また、前記セントラルサーバが、前記商品の発注処理が完了すると、決算処理を行う段階をさらに備えていることが好ましい。
【0059】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係るネットワークシステムの実施例について図面に基づいて説明する。図1は、本実施例に係るネットワークシステムの概念図であり、図2は、本実施例に係るネットワークシステムのブロック図である。本実施例に係るネットワークシステムは、自己のサービスエリア内に存する無線端末機10に適応的に送受信チャンネルを割り当てることによって、無線端末機10と情報の送受信を可能な状態にする複数のローカルサーバ12a、12b、12c・・・と、ローカルサーバ12a、12b、12c・・・に自己のサービスエリア内に配信すべき情報を送信するセントラルサーバ14と、を備えている。
【0060】
本実施例において、各ローカルサーバ12a、12b、12c・・・は、それぞれ駅及びその周辺、鉄道列車、娯楽施設などの自己のサービスエリアA、B・・・内に存する無線端末機10と情報の送受信を行うことができるように設置されている。これらローカルサーバ12a、b、c、・・・は、セントラルサーバ14と無線によって接続することができ、情報の送受信を行うよう構成されている。なお、本実施例においては、ローカルサーバ12a及び12bの説明のみを行う。
【0061】
ローカルサーバ12aは、鉄道列車のエリアA内に設けられるとともに、鉄道列車のエリアAを自己のサービスエリアとし、鉄道列車のエリアA内に存在する無線端末機10に適応的に送受信チャンネルを割り当てることによって、無線端末機10と情報の送受信を可能な状態にするよう構成されている。ローカルサーバ12aは、複数のアクセスポイント25a、25b、25c・・に有線ケーブル18によって接続されており、これらアクセスポイント25a、25b、25c・・を介してチャンネルを割り当てた無線端末機10と情報の送受信を行うよう構成されている。アクセスポイント25a、25b、25c・・は、それぞれ鉄道列車のエリアA内の各車両のエリアA1、A2、A3・・・に設けられており、各車両のエリアA1、A2、A3・・・内に存する無線端末機10と情報の送受信を行うことができるよう構成されている。アクセスポイント25a、25b、25c・・は、文字情報、音声情報、画像情報などの他、無線端末機に送受信チャンネルを割り当てるための制御信号も送受信でき、およそ半径10m以内に存する無線端末機10に送受信チャンネルを割り当てることができるよう構成されている。
【0062】
アクセスポイント25a、25b、25c・・と鉄道列車のエリアA内に存在する無線端末機10は、Bluetooth(登録商標)によって接続されるよう構成されている。Bluetooth(登録商標)とは、2.45GHz帯を利用して1又は2Mbpsの速度で通信を行うことができる無線通信技術であり、1mW以下の送受信電力で高速の無線通信を行うことができる。
【0063】
また、ローカルサーバ12aは、セントラルサーバ14と情報の送受信を行う第1送受信部20と、アクセスポイント25a、25b、25c・・を介して鉄道列車のエリアA内に存する無線端末機10と情報の送受信を行う第2送受信部22と、セントラルサーバ14から受信した情報などを記憶する記憶部24と、無線端末機10のIDを認識するID認識部26と、第1送受信部20、第2送受信部22及びID認識部26などを制御する制御部28と、を備えており、鉄道列車のエリアAの車両のエリアA1に設けられたディスプレイ27に接続されている。
【0064】
ローカルサーバ12bは、鉄道列車の停車駅及びその周辺のエリアB内に設けられるとともに、駅及びその周辺のエリアBを自己のサービスエリアとし、駅及びその周辺のエリアBに存する無線端末機と情報の送受信を行うことができるよう構成されている。ローカルサーバ12bは、ローカルサーバ12aと構造が同じであるが、駅及びその周辺のエリアBに設けられるとともに、セントラルサーバ14から受信した情報を印刷するプリンタ29に接続されている点でローカルサーバ12aと異なる。本実施例においては、ローカルサーバ12bは、停車駅及びその周辺のエリアB内に設けたが、停車駅及びその周辺のエリアB内に存する無線端末機10に送受信チャンネルを割り当てることが可能であれば良く、すなわちアクセスポイントが停車駅及びその周辺のエリアB内に設置されていれば良く、ローカルサーバ12bは、必ずしも停車駅及びその周辺のエリアB内に設置されている必要はない。
【0065】
本実施例に係るネットワークシステムに接続できる無線端末機10は、アクセスポイント25a、25b、25c・・・と無線で接続して情報の送受信を行うことができる送受信部30と、ローカルサーバ12aから受信した情報を記憶する記憶部32と、記憶部32に記憶された情報などを表示するディスプレイ34と、操作キー36と、これら送受信部30及びディスプレイ34などを制御する制御部38と、を備えている。送受信部30は、Bluetooth(登録商標)を利用してアクセスポイント25a、25b、25cと情報の送受信を行うことができるよう構成されており、ローカルサーバ12aからの送受信チャンネルの割り当てを受けるための制御信号も送受信できるよう構成されている。また、無線端末機10には、本実施例に係るネットワークシステムと接続する機能の他、通常の通信、例えば移動体電話による通信の機能を備えていても良い。
【0066】
セントラルサーバ14は、各ローカルサーバ12a、12b、12c・・・、その他の情報通信端末及び他のネットワークシステムと無線で接続して情報の送受信を行う送受信部40と、各ローカルサーバ12aに送信する情報、並びに無線端末機10のID及びその暗証番号などを記憶する記憶部42と、ローカルサーバ12aから記憶部24に記憶されていない情報を要求された場合に、ローカルサーバ12aのID認識部26で認識された無線端末機10のID毎に所定の料金を課金する課金処理システム44と、無線端末機10からローカルサーバ12を介して送信された暗証番号と記憶部42に記憶されたその無線端末機10の暗証番号が同一であるかを確認する暗証番号確認部46と、これら受信部40及び記憶部42などを制御する制御部48と、を備えている。セントラルサーバ14の記憶部42には、送信する情報がローカルサーバ12a、12b、12c・・・毎に異なるハードディスク又はフォルダに分けて記憶されている。
【0067】
本実施例に係るネットワークシステムにおいて、課金処理システム44は、ローカルサーバ12a又はセントラルサーバ14及びローカルサーバ12aの両者に設けても良く、またローカルサーバ12a及びセントラルサーバ14以外の場所、例えばローカルサーバ12aとセントラルサーバ14の通信システムに設けても良い。さらに、ローカルサーバ12a、セントラルサーバ14及びこれら以外の場所に前記課金処理システム44の各機能を分散させて設けても良い。
【0068】
本実施例における無線端末機に対する課金処理システム44の課金処理の対象としては、セントラルサーバ14とローカルサーバ12aと間の通信料金、配信された情報の料金などがある。通信料金の課金処理は、セントラルサーバ14とローカルサーバ12aの間の通信事業社から無線端末機10のユーザーに直接又は代金支払いの代行会社を介して行われる。セントラルサーバ14とローカルサーバ12aの間の通信事業者と無線端末機10の通信事業者が異なる場合、セントラルサーバ14とローカルサーバ12aの間の通信事業者は、無線端末機10の通信事業者を介して無線端末機10の利用者に請求する。情報の料金の課金処理は、本実施例に係るネットワークシステムを管理している会社が直接又は代金代行会社などを介して無線端末機10のユーザーに請求を行われるか、あるいはセントラルサーバ14とローカルサーバ12aの間の通信事業者若しくは無線端末機10の通信事業者を介して行われる。課金処理システムがセントラルサーバ14又はローカルサーバ12aに設けられ、配信された情報の料金を通信事業者などが行う場合、セントラルサーバ14又はローカルサーバ12aは、配信された情報の料金に関する情報を通信事業者などに送信するよう構成されていることが好ましい。
【0069】
次に、本実施例に係るネットワークシステムの動作について、図3に示すフローチャートに基づいて説明する。先ず、本実施例に係るネットワークシステムを稼動させる前に、セントラルサーバ14は、その送受信部40からローカルサーバ12aの第1送受信部20に鉄道列車のエリアAに配信すべき情報を送信し、ローカルサーバ12aは、セントラルサーバ14から鉄道列車のエリアAに配信すべき情報を受信すると、その情報を記憶部24に記憶する。本実施例において鉄道列車のエリアAに配信すべき情報には、鉄道列車のエリアAに関する情報、例えば各停車駅の時刻表、各停車駅周辺の地図、各駅周辺の飲食店などに関する情報、並びに商品販売に関する情報などが含まれる。そして、セントラルサーバ14は、定期的、例えば6時間ごとに情報をローカルサーバに送信し、ローカルサーバ12aは、セントラルサーバ14からこの定期的な情報を受信する度に記憶部24に記憶された情報の更新を行う。よって、このように構成することにより、ローカルサーバ12aは、鉄道列車のエリアA内に存する無線端末機に常時新しい情報を送信することができる。また、セントラルサーバ14は、適宜必要なときにローカルサーバ12aに情報を送信し、ローカルサーバ12aは、この情報を受信した場合も記憶部24に記憶された情報の更新を行う。さらに、ローカルサーバ12aは、通常、ディスプレイ27に無線端末機10に送信可能な情報のメニュー画面を表示させておく。
【0070】
本実施例に係るネットワークシステムの稼動中に、アクセスポイント25aが設けられた鉄道列車のエリアAの車両の中に無線端末機10が入ると、アクセスポイント25aと無線端末機10の送受信部30の間で制御信号がやりとりされ、互いのID番号が確認される。次いで、ローカルサーバ12a及び無線端末機10は、互いのID番号を記憶部24、32に記憶させて、ローカルサーバ12aは、この無線端末機10に送受信チャンネルを割り当てる(S100)。ローカルサーバ12aは、無線端末機10に送受信チャンネルを割り当てると、記憶部24に記憶されたメニュー画面に関する情報をアクセスポイント25aから無線端末機10に送信する(S102)。
【0071】
無線端末機10は、メニュー画面に関する情報を受信すると、この情報を記憶部32に記憶させて、ディスプレイ34にメニュー画面を表示させる(S104)。そして、無線端末機10の利用者が、操作キー36によって、ローカルサーバ12aのディスプレイ27又は無線端末機10のディスプレイ34の表示を見ながら、ディスプレイ34に表示されたメニュー画面中の特定の項目Aを選択すると、無線端末機10は、送受信部30からアクセスポイント25aに項目Aが選択されたことについての情報を送信する(S106)。
【0072】
ローカルサーバ12aは、項目Aが選択されたことについての情報を受信すると、項目Aに関する情報が記憶部24に記憶されているか否かの認定を行う(S108)。ローカルサーバ12aは、項目Aに関する情報が記憶部24に記憶されていると認定した場合、アクセスポイント25aから無線端末機10にその情報を送信する(S110)。無線端末機10は、項目Aに関する情報を受信すると、この情報を記憶部32に記憶させ、ディスプレイ34に項目Aに関する情報を表示させる(S112)。このような無線端末機10とローカルサーバ12aとの情報の送受信は、アクセスポイント25aと無線端末機10がBluetooth(登録商標)によって接続されているので、安定し、かつ高速に行うことができる。
【0073】
ステップ108において、ローカルサーバ12aは、項目Aに関する情報が記憶部24に記憶されていない情報であると認定した場合、先ず、前記無線端末機10に割り当てた送受信チャンネルを解除する(S114)。次いで、ローカルサーバ12aは、第1送受信部20からセントラルサーバ14に記憶部24に記憶されたこの無線端末機10のID番号に関する情報、及び項目Aに関する情報を送信することについての指示を送信する(S116)。セントラルサーバ14は、ローカルサーバ12aから無線端末機10のID番号に関する情報、及び項目Aに関する情報を送信することについての指示を受信すると、記憶部42に記憶された項目Aに関する情報をローカルサーバ12aに送信する(S118)。この際、セントラルサーバ14の課金処理システム44は、項目Aに関する情報の料金をID番号が認識された無線端末機の通話料として、その無線端末機の通信を行っている会社に項目Aに関する情報の料金についての情報を送信して課金を行われるよう処理を行う(S120)。なお、ローカルサーバ12aとセントラルサーバ14の間の通信事業を行っている会社が項目Aに関する情報を送受信する通信料の課金処理を行う。セントラルサーバ14とローカルサーバ12aの間の通信事業者と無線端末機10の通信事業者が異なる場合、セントラルサーバ14とローカルサーバ12aの間の通信事業者は、無線端末機10の通信事業者を介して無線端末機10の利用者に通信料金を請求する。
【0074】
ローカルサーバ12aは、項目Aに関する情報を受信すると、アクセスポイント25aから制御信号を発信して、記憶部24に記憶されているID番号の無線端末機を探して、送受信チャンネルを割り当てる(S122)。このように構成することにより、ローカルサーバ12aと無線端末機10が情報の送受信を行っていない間、ローカルサーバ12aが有する送受信チャンネルを有効に利用することができる。ローカルサーバ12aは、送受信チャンネルを割り当てると、アクセスポイント25aから無線端末機10に項目Aに関する情報を送信する(S110)。無線端末機10は、項目Aに関する情報を受信すると、ディスプレイ34に項目Aに関する情報を表示させる(S112)。
【0075】
次に、このディプレイ34に表示された項目Aに関する情報を駅又はその周辺のエリアBのローカルサーバ12bのプリンタ29に印刷させる場合について説明する。先ず、無線端末機10からローカルサーバ12aに駅又はその周辺のエリアBで項目Aに関する情報を印刷することに関する情報を送信する(S124)。ローカルサーバ12aは、駅又はその周辺のエリアBで項目Aに関する情報を印刷することに関する情報を受信すると、この情報及びID認識部26で認識された無線端末機10のIDに関する情報をセントラルサーバ14に送信する(S126)。
【0076】
セントラルサーバ14は、駅又はその周辺のエリアBで項目Aに関する情報を印刷することに関する情報及び無線端末機10のIDに関する情報を受信すると、これら情報をローカルサーバ12bに送信する(S128)。ローカルサーバ12bは、これら情報を受信すると、項目Aに関する情報及び無線端末機10のIDに関する情報を記憶部24に記憶する(S130)。そして、鉄道列車が駅に到着して、無線端末機10が駅又はその周辺のエリアBの空間内に入ると、ローカルサーバ12bが無線端末機10のIDを認識して送受信チャンネルを割り当てられる(S132)。その後、無線端末機10から無線端末機10のIDに関する情報を送信する(S134)。ローカルサーバ12bは、無線端末機10のIDに関する情報を受信すると、項目Aに関する情報とともに記憶された無線端末機10のIDと送受信チャンネルが割り当てられている無線端末機10のIDが一致しているかをID認識部26に確認させ(S136)、これらIDが一致していると確認した場合、プリンタ29で項目Aに関する情報を印刷させる(S138)。
【0077】
本実施例によれば、送受信チャンネルを割り当てているローカルサーバ12aにプリンタ29が接続されていない場合であっても、プリンタ29が接続された他のローカルサーバ12bを介して情報のプリントアウトを行うことができる。なお、上述した実施例においては、項目Aに関する情報を無線端末機10に受信させ、無線端末機10のディスプレイ34に表示させたが、項目Aに関する情報を無線端末機10に受信させず、ディスプレイ27に表示させても良い。この場合、ローカルサーバ12aは、無線端末機10から項目Aに関する情報のディスプレイ27への表示が要求された場合、項目Aに関する情報をディスプレイ27に表示できるまでの時間を計算し、その計算結果に関する情報を無線端末機10に送信する。無線端末機10は、この表示されるまでの時間に関する情報を受信すると、ディスプレイ34にその情報を表示させる。
【0078】
このような構成により、ローカルサーバ12aに接続された大きなディスプレイ27を利用することにより、情報を表示する手段又は表示する情報の量などに制限を受けることは少ない。すなわち、本実施例によれば、取得したい情報を無線端末機10に送信させて無線端末機10のディスプレイ34に表示させず、ローカルサーバ12aに接続されたディスプレイ27に表示させることができる。また、例えば、ローカルサーバ12bにメモリーカードなどにデータを記憶させる記憶装置を接続させても良く、このような構成により、鉄道列車のエリアA内の無線端末機10で音楽情報を取得したい場合に無線端末機10の記憶部の容量が足りない場合であっても、ローカルサーバ12bに接続された記憶装置によってメモリーカードなどの記憶媒体に音楽情報を記憶させることができる。
【0079】
次に、本実施例に係るネットワークシステムで商品の販売を行う場合について図4に示すフローチャートに基づいて説明する。上述したステップ100〜104までの操作で無線端末機10のディスプレイ34にメニュー画面を表示させる。そして、無線端末機10の利用者が、操作キー36によって、ディスプレイ34に表示されたメニュー画面から商品販売に関する項目を選択すると、無線端末機10は、送受信部30からアクセスポイント25aに商品販売に関する項目が選択されたことについての情報を送信する(S200)。
【0080】
ローカルサーバ12aは、商品販売に関する項目が選択されたことに関する情報を受信すると、アクセスポイント25aから無線端末機10に商品販売に関するメニュー画面に関する情報を送信する(S202)。この商品販売に関するメニューには、販売の対象となる商品に関する情報の他、商品の受取場所の入力項目及び暗証番号の入力項目に関する情報も含まれている。無線端末機10は、商品販売に関するメニュー画面に関する情報を受信すると、ディスプレイ34に商品販売に関するメニュー画面に関する情報を表示させる(S204)。そして、無線端末機10の利用者が、操作キー36によって、ディスプレイ34に表示された商品販売に関するメニュー画面から特定商品に関する項目を選択し、商品受取場所、例えば鉄道列車の停車駅又はその周辺のエリアB及び暗証番号を入力すると、無線端末機10は、送受信部30からアクセスポイント25aに特定商品に関する項目が選択されたことについての情報、商品受取場所に関する情報及び暗証番号に関する情報を送信する(S206)。
【0081】
ローカルサーバaは、アクセスポイント25aを介してこれら情報を受信すると、選択された商品に関する情報、商品受取場所に関する情報、ID認識部26で送受信チャンネルを割り当てる際に認識されたIDに関する情報及び暗証番号に関する情報をセントラルサーバ14に送信する(S208)。
【0082】
セントラルサーバ14は、選択された特定商品などに関する情報を受信すると、入力された暗証番号と、記憶部42に記憶された無線端末機10の暗証番号が同一であるかを暗証番号確認部46に確認させる(S210)。
【0083】
暗証番号確認部46によって暗証番号が同一であると確認された場合、セントラルサーバ14は、先ず送受信部40から選択された特定商品の提供会社C及び選択された商品の決算の代行を行う会社(クレジット会社)Dに選択された商品に関する情報、商品受取場所に関する情報及び無線端末機10の利用者に関する情報(氏名、住所など)を送信し(S212)、次いで送受信部40からローカルサーバ12aに選択された特定商品の発注が完了したことに関する情報を送信する(S214)。商品提供会社は、セントラルサーバから受信した情報に基づいて、商品を商品受取場所である駅又はその周辺のエリアBに発送し、クレジット会社は、クレジット処理を行う。ローカルサーバ12aは、特定商品の発注が完了したことに関する情報を受信すると、アクセスポイント25aを介して無線端末機10に特定商品の発注が完了したことに関する情報を送信する(S216)。無線端末機10は、特定商品の発注が完了したことに関する情報を受信すると、ディスプレイ34に特定商品の発注が完了したことに関する情報を表示させる(S218)。
【0084】
ステップ210において、暗証番号確認部46によって暗証番号が同一でないと確認された場合、セントラルサーバ14は、ローカルサーバ12aに特定商品の発注を行うことができなかったことに関する情報を送信する(S220)。ローカルサーバ12aは、特定商品の発注を行うことができなかったことに関する情報を受信すると、アクセスポイント25aから無線端末機10に特定商品の発注を行うことができなかったことに関する情報を送信する(S222)。無線端末機10は、特定商品の発注を行うことができなかったことに関する情報を受信すると、ディスプレイ34に特定商品の発注を行うことができなかったことに関する情報を表示させる(S224)。
【0085】
なお、この商品販売のプロセスにおいて、ローカルサーバ12aとセントラルサーバ14との間で送受信された情報の通信料は、上述と同様にローカルサーバ12aとセントラルサーバ14の間の通信事業者によって課金処理される。
【0086】
次に、本実施例に係るネットワークシステムで食事を注文する場合について、図5に示すフローチャートに基づいて説明する。上述したステップ100〜104までの操作で無線端末機10のディスプレイ34にメニュー画面を表示させる。そして、無線端末機10の利用者が、操作キー36によって、ディスプレイ34に表示されたメニュー画面から食事に関する項目を選択すると、無線端末機10は、送受信部30からアクセスポイント25aに食事に関する項目が選択されたことについての情報を送信する(S300)。
【0087】
ローカルサーバ12aは、食事に関する項目が選択されたことに関する情報を受信すると、アクセスポイント25aから無線端末機10に食事メニューに関する情報を送信する(S302)。この食事メニューに関する情報には、食事に関する情報の他、座席番号の入力及び暗証番号の入力に関する情報も含まれている。無線端末機10は、食事のメニューに関する情報を受信すると、ディスプレイ34に食事のメニューに関する情報を表示させる(S304)。そして、無線端末機10の利用者が、操作キー36によって、ディスプレイ34に表示された食事メニュー画面から特定の食事Aを選択するとともに、座席番号及び暗証番号を入力すると、無線端末機10は、送受信部30からアクセスポイント25aに選択された食事Aに関する項目が選択されたことについての情報、座席番号に関する情報及び暗証番号に関する情報を送信する(S306)。
【0088】
ローカルサーバaは、アクセスポイント25aを介してこれら情報を受信すると、食事Aに関する情報、座席番号に関する情報、ID認識部26で送受信チャンネルを割り当てる際に認識されたIDに関する情報及び暗証番号に関する情報をセントラルサーバ14に送信する(S308)。
【0089】
セントラルサーバ14は、選択された食事Aなどに関する情報を受信すると、入力された暗証番号と、記憶部42に記憶された無線端末機10の暗証番号が同一であるかを暗証番号確認部46に確認させる(S310)。
【0090】
暗証番号確認部46によって暗証番号が同一であると確認された場合、セントラルサーバ14は、先ずその食事を渡すことができる鉄道列車の次の停車駅を計算し(S312)、次いで、食事の提供会社Eにその停車駅に関する情報とともに選択された食事に関する情報、及び座席番号を送信する(S314)。その後、上述したステップS212〜S224と同様に処理される。食事の提供会社Eは、停車駅に関する情報、選択された食事に関する情報及び座席番号を受信すると、食事を用意して、その停車駅に持っていき、鉄道列車のエリアAの乗務員に座席番号とともに渡す。そして、この乗務員が食事を運ぶことにより、無線端末機Aの利用者は、できたての食事を得ることができる。
【0091】
なお、この食事の注文手続きにおいて、ローカルサーバ12aとセントラルサーバ14との間で送受信された情報の通信料は、上述と同様にローカルサーバ12aとセントラルサーバ14の間の通信事業者によって課金処理される。
【0092】
また、本実施例に係るネットワークシステムにおいて、セントラルサーバ14からローカルサーバ12aに適宜情報が送信された場合、ローカルサーバ12aは、その情報をアクセスポイント25aを介して自動的に鉄道列車のエリアA内に存する無線端末機10に送信するよう構成しても良く、これにより例えば、鉄道列車のエリアAの路線に事故が発生した場合など、緊急な情報を迅速に無線端末機10に送信することができる。すなわち、図6に示すように例えば鉄道列車のエリアAの路線で事故が発生した場合(S400)、セントラルサーバ14は、ローカルサーバ12aにこの事故に関する情報及び列車の停車駅までの所要時間に関する情報などを送信する(S402)。ローカルサーバ12aは、これら情報を受信すると、送受信チャンネルが割り当てられている無線端末機10にこれら情報を送信する(S404)。そして、無線端末機10は、これら情報を受信すると、ディスプレイ34に表示させる(S406)。
【0093】
さらに、本実施例に係るネットワークシステムにおいて、セントラルサーバ14からローカルサーバ12aに商品の販売に関する情報を送信する際に、駅又はその周辺のエリアB近郊の天候に関する情報とともに、その天候に関連する商品に関する情報を送信しても良い。すなわち、図7に示すように、先ず、セントラルサーバ14は、駅又はその周辺のエリアB近郊の天候、例えば雨を認識し(S500)、雨に必要な商品、傘などの雨具に関する商品を選択する(S502)。次に、セントラルサーバ14は、駅又はその周辺のエリアBが雨であることに関する情報及びそれに関連する雨具の販売に関する情報をローカルサーバ12aに送信する(S504)。ローカルサーバ12aは、これら情報を受信すると、駅又はその周辺のエリアBが雨であることに関する情報及びそれに関連する雨具の販売に関する情報を無線端末機10に送信する(S506)。無線端末機10は、駅又はその周辺のエリアBが雨であることに関する情報及びそれに関連する雨具の販売に関する情報を受信すると、これら情報をディスプレイ34に表示させる(S508)。そして、ステップ202〜ステップ224と同様の処理が行われる。
【0094】
次に、本実施例に係るネットワークシステムで他のネットワークシステムFと接続可能な移動体電話Gと通話を行う場合について説明する。図8に示すように、先ず、送受信チャンネルが割り当てられている無線端末機10からローカルサーバ12aに移動体電話Gとの通話を希望することに関する情報及び音声情報を送信する(S600)。次に、ローカルサーバ12aは、これら情報を受信すると、無線端末機10のIDに関する情報、移動体電話Gとの通話を希望することに関する情報及び通話の音声情報をセントラルサーバ14に送信する(S602)。セントラルサーバ14は、他のネットワークシステムFを介して移動体電話Gと接続して音声情報を送信する(S604)。セントラルサーバ14は、移動体電話Gから音声情報を受信すると、その音声情報及び無線端末機10のIDに関する情報をローカルサーバ12aに送信する(S606)。ローカルサーバ12aは、音声情報及び無線端末機10のIDに関する情報を受信すると、無線端末機のIDに基づいて無線端末機10に音声情報を送信する(S608)。
【0095】
さらに、本発明においては、ローカルサーバ12aが無線端末機10に送受信チャンネルを割り当てた際にメニュー画面を送信するよう構成したが、これに限定されず、例えば、セントラルサーバ14の記憶部42に予め無線端末機10のID毎に記憶された利用者が必要とする情報、例えばニュース、利用者の興味がある商品に関する情報などであっても良い。すなわち、図9に示すように、先ず、セントラルサーバ14の記憶部42に、駅又はその周辺のエリアBで朝7時にニュースを送信することを無線端末機10のIDとして登録しておく。セントラルサーバ14は、無線端末機10のIDとともにニュースに関する情報を朝7時にローカルサーバ12bに送信する(S700)。ローカルサーバ12bは、ニュースに関する情報を受信すると、無線端末機10のIDとともに記憶部24に記憶する(S702)。次に、無線端末機10の利用者が駅又はその周辺のエリアBに着くと、ローカルサーバ12bは、無線端末機10のIDをID認識部26で認識した後に送受信チャンネルを割り当て(S704)、ニュースに関する情報を無線端末機10に送信する(S706)。無線端末機10は、ニュースに関する情報を受信すると、これを記憶部32に記憶させた後ディスプレイ34に表示させる(S708)。
【0096】
以上のように本実施例においては、自己のサービスエリアを鉄道列車内及び駅構内としたが、これに限定されず、例えば遊園地などの娯楽施設、展示会場などとしても良い。
【0097】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、メニュー画面などの必要最小限な情報は、情報の送信料金を支払わずに情報の受信を行うことができるネットワークシステム及び情報の送受信方法を提供することができ、また、移動体電話などの無線端末機によって情報の送受信をする場合であっても、多種な出力手段によって情報を出力することができ、また出力する情報の量も制限を受けることがないネットワークシステム及び情報の送受信方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るネットワークシステムの実施例の概念図である。
【図2】本実施例に係るネットワークシステムのブロック図である。
【図3】本実施例に係るネットワークシステムに基づいて情報を送信する動作を示すフローチャートである。
【図4】本実施例に係るネットワークシステムに基づいて商品を販売する動作を示すフローチャートである。
【図5】本実施例に係るネットワークシステムに基づいて食事を注文する動作を示すフローチャートである。
【図6】本実施例に係るネットワークシステムに基づいてリアルタイムな情報を送信する動作を示すフローチャートである。
【図7】本実施例に係るネットワークシステムに基づいて所定の場所の状況に基づいて商品を抽出する動作を示すフローチャートである。
【図8】本実施例に係るネットワークシステムに基づいて他のネットワークシステムと情報の送受信を行う動作を示すフローチャートである。
【図9】本実施例に係るネットワークシステムに基づいて無線端末機に対応した情報を送信する動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 無線端末機
12a、12b、12c ローカルサーバー
14 セントラルサーバ
20 第1送受信部
22 第2送受信部
24 記憶部
26 ID認識部
44 課金処理システム
46 暗証番号確認部

Claims (7)

  1. 自己のサービスエリア内に任意に出入り可能な不特定数の無線端末機と情報の送受信が可能であるとともに、前記無線端末機が前記自己のサービスエリア内に存する場合に、前記無線端末機に適応的に送受信チャンネルを割り当てることによって、該送受信チャンネルが割り当てられた無線端末機と情報の送受信を可能な状態にするローカルサーバと、該ローカルサーバに前記自己のサービスエリア内に配信すべき情報を送信するセントラルサーバと、を備えたネットワークシステムであって、
    前記セントラルサーバは、前記ローカルサーバから情報が要求された場合に、ローカルサーバに該要求された情報を送信するよう構成されており、
    前記ローカルサーバは、前記セントラルサーバから配信された情報を記憶する記憶部を備え、前記送受信チャンネルが割り当てられた無線端末機から前記ローカルサーバの記憶部に記憶されている情報が要求された場合、前記ローカルサーバの記憶部に記憶されている情報を前記無線端末機に送信し、前記送受信チャンネルが割り当てられた無線端末機から前記ローカルサーバの記憶部に記憶されていない情報が要求された場合、前記セントラルサーバに該情報を要求して、前記セントラルサーバから前記情報を受信し、次いで、前記情報を前記無線端末機に送信するよう構成されており、
    前記無線端末機からの要求に基づいて前記セントラルサーバから前記ローカルサーバに情報が配信された場合に、前記無線端末機に対する課金処理を行う課金処理システムをさらに備え
    前記ローカルサーバは、前記自己のサービスエリア内に存する無線端末機のIDを認識するID認識部を備え、該ID認識部によって認識されたIDに基づいて前記送受信チャンネルを割り当てるとともに、該認識された無線端末機のIDを前記記憶部に記憶し、前記送受信チャンネルが割り当てられた無線端末機から前記ローカルサーバの記憶部に記憶されていない情報が要求された場合、前記無線端末機に割り当てた送受信チャンネルを解除し、前記情報を前記無線端末機に送信する際に前記記憶部に記憶された無線端末機のIDに基づいて再度送受信チャンネルを割り当てるよう構成されている
    ことを特徴とするネットワークシステム。
  2. 前記課金処理システムの課金処理の対象には、前記セントラルサーバとローカルサーバの間の通信料金及び前記セントラルサーバからローカルサーバに配信させた情報の料金のうち少なくとも1以上が含まれていることを特徴とする請求項1記載のネットワークシステム。
  3. 前記ローカルサーバは、前記自己のサービスエリア内に存する無線端末機のIDを認識するID認識部を備え、前記ローカルサーバは、該ID認識部によって認識されたIDに基づいて前記送受信チャンネルを割り当て、前記課金処理システムは、前記ID認識部によって認識されたIDに基づいて課金処理を行うよう構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のネットワークシステム。
  4. 前記セントラルサーバは、所定時間ごとに前記ローカルサーバに前記自己のサービスエリアに配信すべき情報を送信するよう構成され、前記ローカルサーバは、該情報を受信すると、前記記憶部に記憶された情報の更新を行うよう構成されていることを特徴とする請求項1乃至いずれか記載のネットワークシステム。
  5. セントラルサーバからローカルサーバに自己のサービスエリア内に配信すべき情報を送信する段階と、
    前記ローカルサーバが前記セントラルサーバから配信された情報を記憶部に記憶する段階と、
    前記自己のサービスエリア内に任意に出入り可能な不特定数の無線端末機が前記自己のサービスエリア内に存する場合に、前記ローカルサーバが前記無線端末機に適応的に送受信チャンネルを割り当てることによって、該送受信チャンネルが割り当てられた無線端末機と情報の送受信を可能な状態にする段階と、
    前記ローカルサーバが前記送受信チャンネルが割り当てられた無線端末機から情報を要求された場合に、該情報が前記記憶部に記憶されているか否かを認定する段階と、
    前記ローカルサーバは、前記送受信チャンネルが割り当てられた無線端末機から要求された情報が前記記憶部に記憶されていると認定した場合、前記記憶部に記憶されている情報を前記無線端末機に送信し、前記無線端末機から要求された情報が前記記憶部に記憶されていないと認定した場合、前記セントラルサーバに前記情報を要求する段階と、
    前記セントラルサーバが、前記ローカルサーバから前記情報を要求された場合に、前記情報を前記ローカルサーバに送信する段階と、
    前記ローカルサーバが、前記セントラルサーバから前記情報を受信すると、前記情報を前記無線端末機に送信する段階と、
    前記無線端末機からの要求に基づいて前記セントラルサーバから前記ローカルサーバに情報が配信された場合に、前記無線端末機に対する課金処理を行う段階と、を備え、
    前記ローカルサーバが、前記送受信チャンネルが割り当てられる際に無線端末機のIDを認識し、該認識されたIDに基づいて前記送受信チャンネルを割り当てるとともに、前記認識された無線端末機のIDを記憶する段階と、
    前記チャンネルが割り当てられた無線端末機から前記ローカルサーバの記憶部に記憶されていない情報が要求された場合、前記ローカルサーバが、前記無線端末機に割り当てた送受信チャンネルを解除する段階と、
    前記ローカルサーバが、前記情報を前記無線端末機に送信する際に前記記憶された無線端末機のIDに基づいて再度送受信チャンネルを割り当てる段階と、をさらに備えた
    ことを特徴とする情報の送受信方法。

  6. 前記ローカルサーバが、前記送受信チャンネルが割り当てられる際に無線端末機のIDを認識し、該認識されたIDに基づいて前記送受信チャンネルを割り当てる段階と、
    前記ローカルサーバが前記無線端末機の要求に基づいて前記セントラルサーバから前記ローカルサーバに情報が配信された場合に、前記認識されたIDごとに基づいて前記課金処理を行う段階と、をさらに備えていることを特徴とする請求項5記載の情報の送受信方法。
  7. 前記セントラルサーバが、所定時間ごとに前記ローカルサーバに前記自己のサービスエリアに配信すべき情報を送信する段階と、
    前記ローカルサーバが、該情報を受信すると、前記記憶部に記憶された情報の更新を行う段階と、
    をさらに備えていることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の情報の送受信方法。
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