JP3798933B2 - 表示監視制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、CRT監視制御装置等のプラントの監視制御を行うように構成された表示監視制御装置に関するもので、とくにマウスカーソルの位置表示を行なうマウスカーソル位置表示方式に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のCRT監視制御装置におけるポインティングデバイス表示方式は、特開平10−111781号公報による「マウスカーソル位置表示方式及びその方法」、特開平2−51722号公報による「マウスカーソル表示方式」がある。
図17は、特開平10−111781号公報による従来のマウスカーソル位置表示方式を示す図である。
図17において、1はコンピュータのマウスカーソルを制御するマウスドライバ、2はマウスドライバ1に入力するマウス、3はマウスカーソルが表示されるCRT装置である。
【0003】
マウスドライバ1は、次の110〜170によって構成される。
110はマウス2を最後に操作した時間からの経過時間を計測するマウス操作時間タイマ、120はCRT装置3に表示されている指定されたドット位置の表示色を取得する画面表示色取得手段、130は指定された表示色の反転色を求める反転色算出手段、140はドットを表示する位置を算出するドット位置算出手段、150はCRT装置3にドットを指定された表示色で表示するドット表示手段である。160はマウス2から入力される信号を検出するマウス操作検出手段、170はCRT装置3のマウスカーソル位置を取得するマウス位置取得手段である。
【0004】
図17に示される従来のマウスカーソル位置表示方式は、コンピュータのマウスカーソルの制御を行うマウスドライバ1にて、利用者がマウスカーソルを見失っても、CRT装置3の画面の四隅からドットがマウスカーソル位置に向かって進むことにより、マウスカーソルの発見が簡単に行えるという方式となっている。
【0005】
また、特開平2−51722号公報による方式では、マウス操作にタッチセンサを有し、マウス操作の有無を検出することによって、マウスカーソルをダイレクトに移動させたり、消去したりするといった方式となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のマウスカーソル位置表示方式は、一時的に、CRT装置から利用者への表示情報を増やし、また、阻害するという問題を持っている。たとえば、マウスの位置を指し示すドットと同じ形状のプラント状態オブジェクトで構成された画像が、CRT装置上に表示されていた場合、利用者の混乱を招いてしまう、また、利用者がマウスカーソルの位置を発見するために、マウスの位置を指し示すドットに気を取られてしまうといった問題点があった。
【0007】
特開平10−111781号公報では、マウスカーソルを見失った場合のマウスカーソル発見操作の操作性の改善には役立っているが、CRT表示上に、プラント状態を表示するという本来の表示情報以外のドット表示が行われ、また、マウスカーソルを見失っていない場合においても、マウスカーソル発見処理とドット表示が行われる可能性があり、CRT装置の本来の表示を阻害するという点の問題の解決には役立っていない。
【0008】
また、利用者がマウスカーソルを見失ってしまい、操作性が低下するという点がある。たとえば、利用者がマウスカーソルの操作をした後、キーボード操作を行った後、あるいは、他の作業のためにコンピュータから目をそらした後に、再び、マウスを操作しようとした場合、CRT装置に表示されているマウスカーソルの位置を見失い、発見するために、無用な操作を行い、CRT装置上で動いているマウスカーソルを探すといったことが行われる。さらに、この発見のための無用の操作によって、利用者が予期しない誤操作を行ってしまうことがある。
このようなマウスカーソルを発見するための無用な操作が、操作性の低下の原因となっている。特開平2−51722号公報では、マウスカーソルによってCRT装置に表示されている他の情報が隠されてしまうことは防止できるという効果はあるが、マウスを見失ってしまうという点の問題の解決には役立っていない。
【0009】
この発明は、上述のような問題点を解決するためになされたものであり、表示監視制御装置上でのマウスカーソルの表示方式において、その表示情報への影響性、及び、操作性を改善し、特に、利用者が表示されているマウスカーソルを見失った場合に、速やかにマウスカーソルを発見して、以後の操作ができるようにする表示監視制御装置を提供することを第一の目的とする。
【0010】
また、利用者がマウスカーソルを見失った場合に行うとっさの動作によって、誤動作を行うことを防止することができる表示監視制御装置を提供することを第二の目的とする。
また、表示部の電源状態にも応じたマウスカーソル位置表示ができる表示監視制御装置を提供することを第三の目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明に係わる表示監視制御装置においては、マウスカーソルを操作するよう構成されたマウス装置と、このマウス装置によって操作されるマウスカーソルを表示する表示部と、マウス装置の無操作の時間を計測するタイマと、表示部に表示されるマウスカーソルの表示色を変更するマウスカーソル表示色変更手段を備え、マウスカーソル表示色変更手段は、タイマによって計測された無操作の時間が所定時間を超えたとき、マウスカーソルの表示色を変更するものである。
また、タイマによって計測されるマウス装置の無操作の時間が所定時間を超えたとき、表示部中のマウスカーソルの位置が予め定められた範囲外にある場合は、マウスカーソルを所定の軸を中心として反転させるマウスカーソル反転表示手段を備えたものである。
【0012】
また、タイマによって計測されるマウス装置の無操作の時間が所定時間を超えたとき、マウス操作を所定回数阻止するマウス操作阻止手段を備えたものである。
さらに、表示部中のマウスカーソルの位置を変更するマウスカーソル位置変更手段を備え、タイマによって計測されるマウス装置の無操作の時間が所定時間を超えたとき、マウス操作阻止手段によるマウス操作が所定回数阻止された後、マウスカーソル位置変更手段は、マウスカーソルの位置を予め定められた位置に変更するものである。
【0013】
また、表示部の電源の状態を検出する電源監視手段を備え、タイマによって計測されるマウス装置の無操作の時間が所定時間を超えたとき、電源監視手段によって検出される電源の状態がオン状態の場合には、マウスカーソル表示色変更手段は、マウスカーソルの表示色を変更するものである。
また、マウスカーソルを操作するよう構成されたマウス装置と、このマウス装置によって操作されるマウスカーソルを表示する表示部と、この表示部に表示されるマウスカーソルの表示色を変更するマウスカーソル表示色変更手段と、表示部の電源の状態を検出する電源監視手段を備え、電源監視手段によって検出される電源の状態がオフ状態からオン状態に移行したとき、マウスカーソル表示色変更手段は、所定時間マウスカーソルの表示色を変更するものである。
【0014】
さらにまた、マウスカーソルを操作するよう構成されたマウス装置と、このマウス装置によって操作されるマウスカーソルを表示する表示部と、この表示部に透明ウインドウを表示する透明ウインドウ表示手段と、表示部の電源の状態を検出する電源監視手段を備え、電源監視手段によって検出される電源の状態がオン状態からオフ状態に移行したとき、透明ウインドウ表示手段は、表示部全体に透明ウインドウを表示するものである。
また、マウスカーソルの操作を行なうマウス装置と、このマウス装置によって操作されるマウスカーソルを表示する表示部と、マウス装置によるマウスの無操作の時間を計測するタイマと、表示部中のマウスカーソルの位置を変更するマウスカーソル位置変更手段を備え、マウスカーソル位置変更手段は、タイマによって計測された無操作の時間が所定時間を超えたとき、マウスカーソルの位置を予め定められた位置に変更するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
この発明の実施の形態1の構成について図1を、動作について図2を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の実施の形態1によるマウスカーソル位置表示方式を示すブロック図である。
図1において、4はマウスカーソルを表示するCRT装置、5はマウスマネージャ、6はコンピュータのOS(オペレーティングシステム)に組み込まれるマウスドライバ、7はマウスドライバ6に入力するマウス装置である。8はマウスマネージャ5によって読み込まれるマウスカーソルブリンク時間定義ファイル、9はマウスカーソルブリンク色定義ファイル、10はマウス無操作時間定義ファイルで、8〜10はあらかじめ定められた定義ファイルである。
マウスドライバ6には、マウス装置7が操作されたことを検出するマウス操作検出手段61が設けられている。
【0016】
次に、マウスマネージャ5の構成について説明する。
51はCRT装置4上にて通常表示しているマウスカーソルの表示色を取り込む通常時色取得手段である。52はマウス装置7が最後に操作されてからの経過時間を計測するマウス操作時間タイマである。53はあらかじめ定められたマウスカーソルブリンク時間定義ファイル8を読み込むマウスカーソルブリンク時間取得手段、54はあらかじめ定められたマウスカーソルブリンク色定義ファイル9を読み込むマウスカーソルブリンク色取得手段、55はあらかじめ定められたマウス無操作時間定義ファイル10を読み込むマウス無操作時間取得手段である。56はCRT装置4上のマウスカーソルの表示色を変更するマウスカーソル表示色変更手段である。
【0017】
実施の形態1は、マウス操作時間タイマ52により、マウスを最後に操作した時間からの経過時間を計測し、無操作が予め定められた時間経過した場合、マウスの再操作が行われるまで、CRT装置4上のマウスカーソルの表示色をブリンクさせて表示するものである。
図2は、この発明の実施の形態1によるマウスカーソル位置表示方式を示すフロー図である。
【0018】
次に、図2を用いて動作について説明する。
マウスマネージャ5は、マウスマネージャ起動時のみ、あらかじめ定められたマウスカーソルブリンク時間定義ファイル8をマウスカーソルブリンク時間取得手段53によって読み込み(ステップS1)、同場合のみ、あらかじめ定められたマウスカーソルブリンク色定義ファイル9をマウスカーソルブリンク色取得手段54によって読み込み(ステップS2)、同場合のみ、あらかじめ定められたマウス無操作時間定義ファイル10をマウス無操作時間取得手段55によって読み込み(ステップS3)、同場合のみ、CRT装置4上にて通常表示しているマウスカーソルの表示色を通常時色取得手段51によって読み込む(ステップS4)。
【0019】
マウス装置2が操作されると、その操作は、マウスドライバ6のマウス操作検出手段61によって認識される(ステップS5)。マウスの操作を検出した場合、次に、マウス操作時間タイマ52によって計測されている時間があらかじめ定められた時間(N秒)経過したことを示しているか確認する(ステップS6)。
この時、所定時間経過していない場合は、マウス操作時間タイマ52のタイマを0リセットする(ステップS7)。所定時間経過していた場合、現在、CRT装置4に表示されているマウスカーソルの表示色をマウスカーソル表示色変更手段56によって通常時色からブリンク色に変更する(ステップS8)。
そして、マウスカーソル表示色変更手段56のマウスカーソルブリンクタイマをリセットし(ステップS9)、マウスカーソル表示色変更手段56によって計測されている時間が、あらかじめ定められた時間(M秒)経過したことを示しているか確認する(ステップS10)。
この時、所定時間経過していない場合は、再度、時間経過を行い(ステップS10)、所定時間経過していた場合、現在、CRT装置4に表示されているマウスカーソルの表示色をマウスカーソル表示色変更手段56によってブリンク色から通常時色に変更する(ステップS11)。
【0020】
以上説明したように、実施の形態1によるマウスカーソル位置表示方式は、利用者がマウスカーソルを見失ってしまっても、CRT装置のマウスカーソルがブリンク表示されるため、その表示状態変化によって、すぐに見失ったマウスカーソルの位置を発見することができ、従来では、無用なCRT装置上の表示情報の付加、または、利用者の無用なマウス装置の操作を行わなければならなかったが、本発明では、表示情報を増やすことなく、操作性が飛躍的に改善されるという効果がある。
【0021】
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2の構成について図3を、動作について図4を参照して詳細に説明する。
図3は、この発明の実施の形態2によるマウスカーソル位置表示方式を示すブロック図である。
図3において、4〜10、51〜56、61は図1におけるものと同一のものである。11はあらかじめ定められたマウスカーソル反転表示座標定義ファイル、510はマウス反転表示座標定義ファイル11を読み込むマウスカーソル反転表示座標取得手段、511はCRT装置4上のマウスカーソルを左右及び上下に反転して表示するマウスカーソル反転表示手段である。
【0022】
実施の形態2は、マウス操作時間タイマ52により、マウスを最後に操作した時間からの経過時間を計測し、無操作が予め定められた時間経過した場合、マウスの再操作が行われるまで、CRT装置4上のマウスカーソルの表示色をブリンクさせて表示し、また、マウスカーソル位置が、予め定められた位置よりX座標より右の場合、マウスカーソル反転表示手段511により、左右反転表示し、さらに、マウスカーソル位置が、予め定められた位置よりY座標より下の場合、マウスカーソル反転表示手段511により、上下反転表示するものである。
図4は、この発明の実施の形態2によるマウスカーソル位置表示方式を示すフロー図である。
【0023】
次に、動作について図4を用いて説明する。
マウスマネージャ5は、マウスマネージャ起動時のみ、あらかじめ定められたマウスカーソルブリンク時間定義ファイル8をマウスカーソルブリンク時間取得手段53によって読み込み(ステップS1)、同場合のみ、あらかじめ定められたマウスカーソルブリンク色定義ファイル9を、マウスカーソルブリンク色取得手段54によって読み込み(ステップS2)、同場合のみ、あらかじめ定められたマウス無操作時間定義ファイル10をマウス無操作時間取得手段55によって読み込み(ステップS3)、同場合のみ、CRT装置4上にて通常表示しているマウスカーソルの表示色を、通常時色取得手段51によって取り込む(ステップS4)。同場合のみ、マウス反転表示座標定義ファイル11をマウスカーソル反転表示座標取得手段510によって読み込む(ステップS5)。
【0024】
マウス装置2が操作されると、その操作は、マウスドライバ6のマウス操作検出手段61によって認識される(ステップS6)。マウスの操作を検出した場合、次に、マウス操作時間タイマ52によって計測されている時間が、あらかじめ定められた時間(N秒)経過したことを示しているか確認する(ステップS7)。
この時、所定時間経過していない場合は、マウス操作時間タイマ52のタイマを0リセットする(ステップS8)。所定時間経過していた場合、マウスカーソルの位置のX座標をあらかじめ定められた座標と比較する(ステップS9)。マウスカーソルの位置のX座標が、あらかじめ定められた座標以上の場合、マウスカーソル反転表示手段511によって、マウスカーソルをホットスポットを中心として左右反転表示する(ステップS10)。さらに、マウスカーソルの位置のY座標を、あらかじめ定められた座標と比較する(ステップS11)。
【0025】
マウスカーソルの位置のY座標があらかじめ定められた座標以上の場合、マウスカーソル反転表示手段511によって、マウスカーソルをホットスポットを中心として上下反転表示する(ステップS12)。次いで、CRT装置4に表示されているマウスカーソルの表示色を、マウスカーソル表示色変更手段56によって、通常時色からブリンク色に変更する(ステップS13)。
そして、マウスカーソル表示色変更手段56のマウスカーソルブリンクタイマをリセットし(ステップS14)、マウスカーソル表示色変更手段56によって計測されている時間が、あらかじめ定められた時間(M秒)経過したことを示しているか確認する(ステップS15)。
【0026】
この時、所定時間経過していない場合は、再度、時間経過を行い(ステップS15)、所定時間経過していた場合、現在、CRT装置4に表示されているマウスカーソルの表示色を、マウスカーソル表示色変更手段56によってブリンク色から通常時色に変更する(ステップS16)。次いで、マウスカーソル反転表示手段511によるマウスカーソルの反転表示を終了する(ステップS17)。
【0027】
実施の形態2によるマウスカーソル位置表示方式は、マウスカーソルが一部しか表示されない位置にあっても、マウスカーソルの位置に応じて上下反転及び左右反転して本来隠れる部分が表示されるため、マウスカーソルの発見が位置によらず容易になるという効果がある。
【0028】
実施の形態3.
次に、この発明の実施の形態3の構成について図5を、動作について図6を参照して詳細に説明する。
図5は、この発明の実施の形態3によるマウスカーソル位置表示方式を示すブロック図である。
図5において、4〜10、51〜56、61は図1におけるものと同一のものである。12はあらかじめ定められたマウス操作抑止回数定義ファイル、512はマウス操作抑止回数定義ファイル12を読み込むマウス操作抑止回数取得手段、513は画面全体に透明なウインドウを表示する透明ウインドウ表示手段であり、マウス操作抑止回数取得手段512と透明ウインドウ表示手段513は、マウス操作阻止手段を構成する。Microsoft Windows等のウインドウシステムにおいて、透明ウインドウ表示手段513によって、透明ウインドウを画面全体に表示することによって、マウス操作を画面内の他のウインドウより先に取得することが可能である。
【0029】
実施の形態3は、マウス操作時間タイマ52により、マウスを最後に操作した時間からの経過時間を計測し、無操作が予め定められた時間経過した場合、マウスボタンの操作が予め定められた回数行われるまで、透明ウインドウを表示してマウスボタン操作を阻止し、CRT装置4上のマウスカーソルの表示色をブリンクさせて表示するものである。
図6は、この発明の実施の形態3によるマウスカーソル位置表示方式を示すフロー図である。
【0030】
次に、動作について、図6を用いて説明する。
マウスマネージャ5は、マウスマネージャ起動時のみ、あらかじめ定められたマウスカーソルブリンク時間定義ファイル8を、マウスカーソルブリンク時間取得手段53によって読み込み(ステップS1)、同場合のみ、あらかじめ定められたマウスカーソルブリンク色定義ファイル9を、マウスカーソルブリンク色取得手段54によって読み込み(ステップS2)、同場合のみ、あらかじめ定められたマウス無操作時間定義ファイル10を、マウス無操作時間取得手段55によって読み込み(ステップS3)、同場合のみ、CRT装置4上にて通常表示しているマウスカーソルの表示色を通常時色取得手段51によって取り込み(ステップS4)、同場合のみ、あらかじめ定められたマウス操作抑止回数定義ファイル12をマウス操作抑止回数取得手段512によって読み込む(ステップS5)。
【0031】
マウス装置2が操作されると、その操作は、マウスドライバ6のマウス操作検出手段61によって認識される(ステップS6)。マウスの操作を検出した場合、次に、マウス操作時間タイマ52によって計測されている時間があらかじめ定められた時間(N秒)経過したことを示しているか確認する(ステップS8)。この時、所定時間経過していない場合は、マウス操作時間タイマ52のタイマを0リセットする(ステップS7)。所定時間経過していた場合、透明ウインドウ表示手段513によって、画面全体に透明ウインドウを表示する(ステップS9)。さらに、現在、CRT装置4に表示されているマウスカーソルの表示色をマウスカーソル表示色変更手段56によって通常時色からブリンク色に変更し(ステップS10)、マウスカーソル表示色変更手段56のマウスカーソルブリンクタイマをリセットする(ステップS11)。
【0032】
そして、マウスボタンの操作回数が、あらかじめ定められた抑止回数以下であるか確認する(ステップS12)。マウスボタンの操作回数が、あらかじめ定められた抑止回数以下である場合、マウスカーソル表示色変更手段56によって計測されている時間が、あらかじめ定められた時間(M秒)経過したことを示しているか確認する(ステップS13)。
この時、所定時間経過していない場合は、再度、マウスボタン操作回数の確認を行う(ステップS12)。所定時間経過していた場合、現在CRT装置4に表示されているマウスカーソルの表示色を、マウスカーソル表示色変更手段56によって、ブリンク色から通常時色に変更し(ステップS14)、透明ウインドウを消去する(ステップS15)。
一方、マウスボタン操作回数の確認(ステップS12)において、抑止回数を超えた場合、現在、CRT装置4に表示されているマウスカーソルの表示色をマウスカーソル表示色変更手段56によって、ブリンク色から通常時色に変更し(ステップS14)、透明ウインドウを消去する(ステップS15)。
【0033】
実施の形態3によるマウスカーソル位置表示方式は、利用者がマウスカーソルを発見するためのマウス操作を行っても、マウス操作を抑止するため、利用者が予期しない操作を行ってしまうことを防止することができるという効果がある。
【0034】
実施の形態4.
次に、この発明の実施の形態4の構成について図7を、動作について図8を参照して詳細に説明する。
図7は、この発明の実施の形態4によるマウスカーソル位置表示方式を示すブロック図である。
図7において、4〜10、12、51〜56、61、512、513は図5におけるものと同一のものである。
57はCRT装置4上のマウスカーソルの表示位置を変更するマウスカーソル位置変更手段である。
【0035】
実施の形態4は、マウス操作時間タイマ52により、マウスを最後に操作した時間からの経過時間を計測し、無操作が予め定められた時間経過した場合、マウスボタンの操作が予め定められた回数行われるまで、マウスカーソル表示色変更手段56によってマウスカーソルを非表示とし、マウスボタン操作が予め定められた回数行われたとき、マウスカーソル位置変更手段57により、マウスカーソルをセットした位置にマウスカーソルを移動して、マウスカーソルの非表示を解除するものである。
図8は、この発明の実施の形態4によるマウスカーソル位置表示方式を示すフロー図である。
【0036】
次に、動作について、図8を用いて説明する。
マウスマネージャ5は、マウスマネージャ起動時のみ、あらかじめ定められたマウスカーソルブリンク時間定義ファイル8を、マウスカーソルブリンク時間取得手段53によって読み込み(ステップS1)、同場合のみ、あらかじめ定められたマウスカーソルブリンク色定義ファイル9を、マウスカーソルブリンク色取得手段54によって読み込み(ステップS2)、同場合のみ、あらかじめ定められたマウス無操作時間定義ファイル10を、マウス無操作時間取得手段55によって読み込み(ステップS3)、同場合のみ、CRT装置4上にて通常表示しているマウスカーソルの表示色を、通常色取得手段51によって取り込み(ステップS4)、同場合のみ、あらかじめ定められたマウス操作抑止回数定義ファイル12を、マウスマウス操作抑止回数取得手段512によって読み込む(ステップS5)。
【0037】
マウス装置2が操作されると、その操作は、マウスドライバ6のマウス操作検出手段61によって認識される(ステップS6)。マウスの操作を検出した場合、次に、マウス操作時間タイマ52によって計測されている時間が、あらかじめ定められた時間(N秒)経過したことを示しているか確認する(ステップS8)。
この時、所定時間経過していない場合は、マウス操作時間タイマ52のタイマを0リセットする(ステップS7)。所定時間経過していた場合、透明ウインドウ表示手段513によって、画面全体に透明ウインドウを表示し(ステップS9)、現在、CRT装置4に表示されているマウスカーソルの表示色を、マウスカーソル表示色変更手段56によって通常時色から透明色に変更し、マウスカーソルを非表示とする(ステップS10)。さらに、マウス操作検出手段61よりマウスカーソルの現在位置を取得し、マウスマネージャ内にセットし(ステップS11)、マウスカーソル表示色変更手段56のマウスカーソルブリンクタイマをリセットする(ステップS12)。
【0038】
そして、マウスボタンの操作回数があらかじめ定められた抑止回数以下であるか確認する(ステップS13)。マウスボタンの操作回数が、あらかじめ定められた抑止回数以下である場合、マウスカーソル表示色変更手段56によって計測されている時間が、あらかじめ定められた時間(M秒)経過したことを示しているか確認する(ステップS14)。
この時、所定時間経過していない場合は、再度、マウスボタン操作回数の確認を行う(ステップS13)。所定時間経過していた場合、マウスカーソル位置変更手段57により、ステップS11にてセットした位置にマウスカーソルの位置を変更し(ステップS15)、現在、CRT装置4に表示されているマウスカーソルの表示色を、マウスカーソル表示色変更手段56によって透明色から通常時色に変更し(ステップS16)、透明ウインドウを消去する(ステップS17)。
【0039】
一方、マウスボタン操作回数の確認(ステップS13)において抑止回数を超えた場合、マウスカーソル位置変更手段57により、ステップS11にてセットした位置にマウスカーソルの位置を変更し(ステップS15)、現在、CRT装置4に表示されているマウスカーソルの表示色を、マウスカーソル表示色変更手段56によって透明色から通常時色に変更し(ステップS16)、透明ウインドウを消去する(ステップS17)。
【0040】
実施の形態4によるマウスカーソル位置表示方式は、利用者がマウスカーソルを発見するためのマウス操作を行っても、マウス操作を抑止するため、利用者が予期しない操作を行ってしまうことを防止することができるという効果がある。
また、カーソル位置を変更して見易くすることができる。
【0041】
実施の形態5.
次に、この発明の実施の形態5の構成について図9を、動作について図10を参照して詳細に説明する。
図9は、この発明の実施の形態5によるマウスカーソル位置表示方式を示すブロック図である。
図9において、4〜10、51〜56、61は図1におけるものと同一のものである。58はCRT装置4のCRT電源状態を検出するCRT電源監視手段である。
【0042】
実施の形態5は、マウス操作時間タイマ52により、マウスを最後に操作した時間からの経過時間を計測し、また、CRT電源監視手段58によりCRT装置の電源状態を検知し、無操作が予め定められた時間経過した場合、且つ、CRT電源が入っている場合、マウスの再操作が行われるまで、CRT装置上のマウスカーソルの表示色をブリンクさせて表示するものである。
図10は、この発明の実施の形態5によるマウスカーソル位置表示方式を示すフロー図である。
【0043】
次に、動作について、図10を用いて説明する。
マウスマネージャ5は、マウスマネージャ起動時のみ、あらかじめ定められたマウスカーソルブリンク時間定義ファイル8を、マウスカーソルブリンク時間取得手段53によって読み込み(ステップS1)、同場合のみ、あらかじめ定められたマウスカーソルブリンク色定義ファイル9を、マウスカーソルブリンク色取得手段54によって読み込み(ステップS2)、同場合のみ、あらかじめ定められたマウス無操作時間定義ファイル10を、マウス無操作時間取得手段55によって読み込み(ステップS3)、同場合のみ、CRT装置4上にて通常表示しているマウスカーソルの表示色を通常時色取得手段51によって取り込む(ステップS4)。
【0044】
マウス装置2が操作されると、その操作は、マウスドライバ6のマウス操作検出手段61によって認識される(ステップS5)。マウスの操作を検出した場合、次に、マウス操作時間タイマ52によって計測されている時間が、あらかじめ定められた時間(N秒)経過したことを示しているか確認する(ステップS6)。
この時、所定時間経過していない場合は、マウス操作時間タイマ52のタイマを0リセットする(ステップS7)。所定時間経過していた場合、CRT電源監視手段58によって、CRT電源が入っているか否かを確認する(ステップS12)。
【0045】
この時、CRT電源が入っていない場合、マウス操作検出(ステップS5)へ戻る。CRT電源が入っている場合、現在CRT装置4に表示されているマウスカーソルの表示色を、マウスカーソル表示色変更手段56によって通常時色からブリンク色に変更する(ステップS8)。そして、マウスカーソル表示色変更手段56のマウスカーソルブリンクタイマをリセットし(ステップS9)、マウスカーソル表示色変更手段56によって計測されている時間が、あらかじめ定められた時間(M秒)経過したことを示しているか確認する(ステップS10)。
この時、所定時間経過していない場合は、再度、時間経過を行い(ステップS10)、所定時間経過していた場合、現在、CRT装置4に表示されているマウスカーソルの表示色を、マウスカーソル表示色変更手段56によってブリンク色から通常時色に変更する(ステップS11)。
【0046】
実施の形態5によれば、マウス操作時間タイマ52により、マウスを最後に操作した時間からの経過時間を計測し、また、CRT電源監視手段58によりCRT装置の電源状態を検知し、無操作が予め定められた時間経過した場合、且つ、CRT電源が入っている場合、マウスの再操作が行われるまで、CRT装置上のマウスカーソルの表示色をブリンクさせて表示するもので、利用者がCRT電源をON/OFFする場合にも対応している。
【0047】
実施の形態6.
次に、この発明の実施の形態6の構成について図11を、動作について図12を参照して詳細に説明する。
図11は、この発明の実施の形態6によるマウスカーソル位置表示方式を示すブロック図である。
図11において、4、5、8、9、51、53、54、56、58は図9におけるものと同一のものである。
【0048】
実施の形態6は、CRT電源監視手段58によりCRT装置の電源状態を検知し、CRT電源が入ったことを検出したとき、予め決められた時間、CRT装置上のマウスカーソルの表示色をブリンクさせて表示するものである。
図12は、この発明の実施の形態6によるマウスカーソル位置表示方式を示すフロー図である。
【0049】
次に、動作について、図12を用いて説明する。
マウスマネージャ5は、マウスマネージャ起動時のみ、あらかじめ定められたマウスカーソルブリンク時間定義ファイル8を、マウスカーソルブリンク時間取得手段53によって読み込み(ステップS1)、同場合のみ、あらかじめ定められたマウスカーソルブリンク色定義ファイル9を、マウスカーソルブリンク色取得手段54によって読み込み(ステップS2)、同場合のみ、CRT装置4上にて通常表示しているマウスカーソルの表示色を、通常時色取得手段51によって取り込む(ステップS4)。
【0050】
CRT装置4のCRT電源が入る(OFF→ON)と、その操作は、マウスマネージャ5のCRT電源監視手段58によって確認される(ステップS13)。CRT電源が入ったことを検出した場合、現在、CRT装置4に表示されているマウスカーソルの表示色を、マウスカーソル表示色変更手段56によって通常時色からブリンク色に変更する(ステップS8)。
そして、マウスカーソル表示色変更手段56のマウスカーソルブリンクタイマをリセットし(ステップS9)、マウスカーソル表示色変更手段56によって計測されている時間が、あらかじめ定められた時間(M秒)経過したことを示しているか確認する(ステップS10)。
この時、所定時間経過していない場合は、再度、時間経過を行い(ステップS10)、所定時間経過していた場合、現在、CRT装置4に表示されているマウスカーソルの表示色を、マウスカーソル表示色変更手段56によってブリンク色から通常時色に変更する(ステップS11)。
【0051】
実施の形態6によれば、CRT電源が入ったとき、マウスカーソルの表示色を変更すると共に、利用者がCRT電源をON/OFFする場合にも対応している。
【0052】
実施の形態7.
次に、この発明の実施の形態7の構成について図13を、動作について図14を参照して詳細に説明する。
図13は、この発明の実施の形態7によるマウスカーソル位置表示方式を示すブロック図である。
図13において、4〜7、61、513は図5におけるものと、58は図9におけるものとそれぞれ同一のものである。
Microsoft Windows等のウインドウシステムにおいて透明ウインドウ表示手段513によって、透明ウインドウを画面全体に表示することによってマウス操作を画面内の他のウインドウより先に取得することが可能である。
【0053】
実施の形態7は、CRT電源監視手段58によりCRT装置の電源状態を検知し、CRT電源がオフされた場合、その後マウスの再操作が行われるまで、透明ウインドウを表示してマウスボタン操作を抑止するものである。
図14は、この発明の実施の形態7によるマウスカーソル位置表示方式を示すフロー図である。
【0054】
次に、動作について図14を用いて説明する。
CRT装置4のCRT電源が切れる(ON→OFF)と、その操作は、マウスマネージャ5のCRT電源監視手段58によって認識される(ステップS1)。CRT電源が切れたことを検出した場合、透明ウインドウ表示手段513によって、画面全体に透明ウインドウを表示する(ステップS2)。
マウスマネージャ5のCRT電源監視手段58によって、CRT装置4のCRT電源が入る(ON→OFF)となっているか確認する。(ステップS3)。
この時、電源が入っていない場合は、再度、時間経過を行い(ステップS3)、電源が入っていれば、透明ウインドウを消去する(ステップS4)。
【0055】
実施の形態7によれば、電源がオフ状態になったとき、利用者のマウス操作を抑止すると共に、利用者がCRT電源をオンオフする場合にも対応できる。
【0056】
実施の形態8.
次に、この発明の実施の形態8の構成について図15を、動作について図16を参照して詳細に説明する。
図15は、この発明の実施の形態8によるマウスカーソル位置表示方式を示すブロック図である。
図15において、4〜7、10、52、55、57、61は図7におけるものと同一のものである。
13はあらかじめ定められたマウスカーソル移動位置定義ファイル、59はマウスカーソル移動位置定義ファイル13を読み込むマウス移動位置取得手段である。
【0057】
実施の形態8は、マウス操作時間タイマ52により、マウスを最後に操作した時間からの経過時間を計測し、無操作が予め定められた時間経過した場合、マウスカーソル位置変更手段57により、CRT装置上のマウスカーソルの表示位置を予め定められた位置へ移動するものである。
図16は、この発明の実施の形態8によるマウスカーソル位置表示方式を示すフロー図である。
【0058】
次に、動作について、図16を用いて説明する。
マウスマネージャ5は、マウスマネージャ起動時のみ、あらかじめ定められたマウス無操作時間定義ファイル10を、マウス無操作時間取得手段55によって読み込み(ステップS3)、同場合のみ、あらかじめ定められたマウスカーソル移動位置定義ファイル13を、マウスカーソル移動位置取得手段59によって読み込む(ステップS14)。
【0059】
マウス装置2が操作されると、その操作は、マウスドライバ6のマウス操作検出手段61によって認識される(ステップS5)。マウスの操作を検出した場合、次に、マウス操作時間タイマ52によって計測されている時間が、あらかじめ定められた時間(N秒)経過したことを示しているか確認する(ステップS6)。
この時、所定時間経過していない場合は、マウス操作時間タイマ52のタイマを0リセットする(ステップS7)。所定時間経過していた場合、現在、CRT装置4に表示されているマウスカーソルを、マウスカーソル位置変更手段57によって、あらかじめ定められたマウスカーソル移動位置へカーソル位置を変更する(ステップS15)。
【0060】
実施の形態8によれば、マウスの無操作時間が所定時間を超えた場合、あらかじめ定められたマウスカーソルの移動位置に、マウスカーソル位置を変更することができる。
【0061】
【発明の効果】
この発明は、以上説明したように構成されているので、以下に示すような効果を奏する。
マウスカーソルを操作するよう構成されたマウス装置と、このマウス装置によって操作されるマウスカーソルを表示する表示部と、マウス装置の無操作の時間を計測するタイマと、表示部に表示されるマウスカーソルの表示色を変更するマウスカーソル表示色変更手段を備え、マウスカーソル表示色変更手段は、タイマによって計測された無操作の時間が所定時間を超えたとき、マウスカーソルの表示色を変更するので、利用者はマウスカーソルを見失っても、マウスカーソルの表示色が変更されるため、すぐに見付けることができる。
また、タイマによって計測されるマウス装置の無操作の時間が所定時間を超えたとき、表示部中のマウスカーソルの位置が予め定められた範囲外にある場合は、マウスカーソルを所定の軸を中心として反転させるマウスカーソル反転表示手段を備えたので、マウスカーソルが見えにくい位置にあっても、見付けられるようになる。
【0062】
また、タイマによって計測されるマウス装置の無操作の時間が所定時間を超えたとき、マウス操作を所定回数阻止するマウス操作阻止手段を備えたので、利用者が予期しないマウス操作を行うことを防ぐことができる。
さらに、表示部中のマウスカーソルの位置を変更するマウスカーソル位置変更手段を備え、タイマによって計測されるマウス装置の無操作の時間が所定時間を超えたとき、マウス操作阻止手段によるマウス操作が所定回数阻止された後、マウスカーソル位置変更手段は、マウスカーソルの位置を予め定められた位置に変更するので、利用者が予期しないマウス操作を行うことを防ぐと共に、マウスカーソル位置の変更により見やすくすることができる。
【0063】
また、表示部の電源の状態を検出する電源監視手段を備え、タイマによって計測されるマウス装置の無操作の時間が所定時間を超えたとき、電源監視手段によって検出される電源の状態がオン状態の場合には、マウスカーソル表示色変更手段は、マウスカーソルの表示色を変更するので、電源がオン状態のときのみ、マウスカーソルの表示色を変更することができる。
また、マウスカーソルを操作するよう構成されたマウス装置と、このマウス装置によって操作されるマウスカーソルを表示する表示部と、この表示部に表示されるマウスカーソルの表示色を変更するマウスカーソル表示色変更手段と、表示部の電源の状態を検出する電源監視手段を備え、電源監視手段によって検出される電源の状態がオフ状態からオン状態に移行したとき、マウスカーソル表示色変更手段は、所定時間マウスカーソルの表示色を変更するので、電源オン時に、マウスカーソルを見付けやすくすることができる。
【0064】
さらにまた、マウスカーソルを操作するよう構成されたマウス装置と、このマウス装置によって操作されるマウスカーソルを表示する表示部と、この表示部に透明ウインドウを表示する透明ウインドウ表示手段と、表示部の電源の状態を検出する電源監視手段を備え、電源監視手段によって検出される電源の状態がオン状態からオフ状態に移行したとき、透明ウインドウ表示手段は、表示部全体に透明ウインドウを表示するので、電源オフ時に、利用者が予期しないマウス操作を行うことを防ぐことができる。
また、マウスカーソルの操作を行なうマウス装置と、このマウス装置によって操作されるマウスカーソルを表示する表示部と、マウス装置によるマウスの無操作の時間を計測するタイマと、表示部中のマウスカーソルの位置を変更するマウスカーソル位置変更手段を備え、マウスカーソル位置変更手段は、タイマによって計測された無操作の時間が所定時間を超えたとき、マウスカーソルの位置を予め定められた位置に変更するので、利用者はマウスカーソルを見失っても、マウスカーソルの位置が変更されるため、すぐに見付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるマウスカーソル位置表示方式を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるマウスカーソル位置表示方式を示すフロー図である。
【図3】 この発明の実施の形態2によるマウスカーソル位置表示方式を示すブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態2によるマウスカーソル位置表示方式を示すフロー図である。
【図5】 この発明の実施の形態3によるマウスカーソル位置表示方式を示すブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態3によるマウスカーソル位置表示方式を示すフロー図である。
【図7】 この発明の実施の形態4によるマウスカーソル位置表示方式を示すブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態4によるマウスカーソル位置表示方式を示すフロー図である。
【図9】 この発明の実施の形態5によるマウスカーソル位置表示方式を示すブロック図である。
【図10】 この発明の実施の形態5によるマウスカーソル位置表示方式を示すフロー図である。
【図11】 この発明の実施の形態6によるマウスカーソル位置表示方式を示すブロック図である。
【図12】 この発明の実施の形態6によるマウスカーソル位置表示方式を示すフロー図である。
【図13】 この発明の実施の形態7によるマウスカーソル位置表示方式を示すブロック図である。
【図14】 この発明の実施の形態7によるマウスカーソル位置表示方式を示すフロー図である。
【図15】 この発明の実施の形態8によるマウスカーソル位置表示方式を示すブロック図である。
【図16】 この発明の実施の形態8によるマウスカーソル位置表示方式を示すフロー図である。
【図17】 従来のマウスカーソル位置表示方式を示すブロック図である。
【符号の説明】
4 CRT装置、5 マウスマネージャ、6 マウスドライバ、
7 マウス装置、8 マウスカーソルブリンク時間定義ファイル、
9 マウスカーソルブリンク色定義ファイル、
10 マウス無操作時間定義ファイル、
11 マウスカーソル反転表示座標定義ファイル、
12 マウス無操作抑止回数定義ファイル、
13 マウスカーソル移動位置定義ファイル、
51 マウスカーソル通常時色取得手段、52 マウス操作時間タイマ、
53 マウスカーソルブリンク時間取得手段、
54 マウスカーソルブリンク色取得手段、55 マウス無操作時間取得手段、
56 マウスカーソル表示色変更手段、57 マウスカーソル位置変更手段、
58 CRT電源監視手段、59 マウスカーソル移動位置取得手段、
61 マウス操作検出手段、510 マウスカーソル反転表示座標取得手段、
511 マウスカーソル反転表示手段、512 マウス操作抑止回数取得手段、
513 透明ウインドウ表示手段。
Claims (6)
- プラントの監視制御を行うように構成された表示監視制御装置において、マウスカーソルを操作するよう構成されたマウス装置、このマウス装置によって操作されるマウスカーソルを表示する表示部、上記マウス装置の無操作の時間を計測するタイマ、上記表示部に表示されるマウスカーソルの表示色を変更するマウスカーソル表示色変更手段を備え、上記マウスカーソル表示色変更手段は、上記タイマによって計測された無操作の時間が所定時間を超えたとき、上記マウスカーソルの表示色を変更する表示監視制御装置において、
上記表示部の電源の状態を検出する電源監視手段を備え、上記タイマによって計測される上記マウス装置の無操作の時間が所定時間を超えたとき、上記電源監視手段によって検出される電源の状態がオン状態の場合には、上記マウスカーソル表示色変更手段は、上記マウスカーソルの表示色を変更することを特徴とする表示監視制御装置。 - タイマによって計測されるマウス装置の無操作の時間が所定時間を超えたとき、表示部中のマウスカーソルの位置が予め定められた範囲外にある場合は、上記マウスカーソルを所定の軸を中心として反転させるマウスカーソル反転表示手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の表示監視制御装置。
- タイマによって計測されるマウス装置の無操作の時間が所定時間を超えたとき、マウス操作を所定回数阻止するマウス操作阻止手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の表示監視制御装置。
- 表示部中のマウスカーソルの位置を変更するマウスカーソル位置変更手段を備え、タイマによって計測されるマウス装置の無操作の時間が所定時間を超えたとき、マウス操作阻止手段によるマウス操作が所定回数阻止された後、上記マウスカーソル位置変更手段は、マウスカーソルの位置を予め定められた位置に変更することを特徴とする請求項3記載の表示監視制御装置。
- プラントの監視制御を行うように構成された表示監視制御装置において、マウスカーソルを操作するよう構成されたマウス装置、このマウス装置によって操作されるマウスカーソルを表示する表示部、この表示部に表示されるマウスカーソルの表示色を変更するマウスカーソル表示色変更手段、上記表示部の電源の状態を検出する電源監視手段を備え、上記電源監視手段によって検出される電源の状態がオフ状態からオン状態に移行したとき、マウスカーソル表示色変更手段は、所定時間マウスカーソルの表示色を変更することを特徴とする表示監視制御装置。
- プラントの監視制御を行うように構成された表示監視制御装置において、マウスカーソルを操作するよう構成されたマウス装置、このマウス装置によって操作されるマウスカーソルを表示する表示部、この表示部に透明ウインドウを表示する透明ウインドウ表示手段、上記表示部の電源の状態を検出する電源監視手段を備え、上記電源監視手段によって検出される電源の状態がオン状態からオフ状態に移行したとき、透明ウインドウ表示手段は、上記表示部全体に透明ウインドウを表示することを特徴とする表示監視制御装置。
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