JP3795987B2 - 多層食品の製造装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、多層食品の製造装置に係り、特に食品材料の分岐手段、成形手段、注入・撹拌する手段を備えた多層食品の製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の多層食品の製造は、多層となるそれぞれの食品材料の成分を調整し、それぞれのホッパーから供給され成形し、順次重ねて多層食品を製造するものは知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の多層食品の製造は、多層となる食品材料をそれぞれのホッパーから供給されるので、食品材料の供給部が多層食品の層の数だけ必要になるもので、設備費がかかり、またそれぞれの層の食品材料を供給するホッパー等の供給部の管理、供給部の設置場所、設置位置等で問題があった。
また、同じ食品材料であっても供給状態の状況なんらかの状況の変化で多層食品の上層と下層で均質とならない場合があった。
本発明は、1つの源より供給された食品材料が分岐され、成形手段で成形された食品材料を順次重ね、いろいろな種類の多層食品を能率的に製造することができる装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、食品材料を供給する開口と複数の吐出口を有するケーシング内に噛合って回転する複数の歯車及び前記歯車の間の仕切壁を軸通した一対の軸が設けられ、前記仕切壁はケーシング内面に密接され、前記噛合って回転する複数の歯車はケーシングの前記複数の吐出口に対応した位置に設けられている食品材料の分岐手段、前記吐出口に接続された食品材料成形手段、分岐された食品材料の少なくとも1つに、別の食品材料を注入・撹拌する手段とを備えた多層食品の製造装置であって、前記食品材料成形手段は、複数の供給口及び徐々に厚さ方向に狭まって板状に成形積層する成形通路と1個の成形口を有し、複数の供給口から供給された食品材料は成形通路で圧縮されて1個の板状のものに成形積層され、成形口で成形されて多層食品になって送り出されるものであり、前記食品材料成形手段の複数の供給口は、前記食品材料の分岐手段の複数の吐出口にそれぞれ供給管で接続されているものであり、ケーシングの吐出口と食品材料成形手段の供給管又は食品材料成形手段には、流量調整弁が設けられているものであり、前記分岐手段より分岐された食品材料は、分岐手段の吐出口から加圧されて食品材料成形手段に送られ、流量調整弁により複数の成形通路の圧力の差を調整し成形されるものを均質にするようにし、食品材料成形手段の成形通路で圧縮されて分岐手段で複数に分岐された食品材料は1個の板状のものに成形積層され、成形口で成形された多層食品は送り出され、走行しているコンベアに載置させるものであることを特徴とする分岐された食品材料を成形、積層する多層食品の製造装置である。
【0005】
また、本発明は、食品材料を供給する開口と複数の吐出口を有するケーシング内に噛合って回転する複数の歯車及び前記歯車の間の仕切壁を軸通した一対の軸が設けられ、前記仕切壁はケーシング内面に密接され、前記噛合って回転する複数の歯車はケーシングの前記複数の吐出口に対応した位置に設けられている食品材料の分岐手段、前記分岐手段の複数の吐出口のそれぞれに対応して接続されている食品材料成形手段、分岐された食品材料の少なくとも1つに、別の食品材料を注入・撹拌する手段とを備えた多層食品の製造装置であって、前記食品材料成形手段は、1個の供給口及び徐々に狭まっている成形通路と1個の成形口を有し、前記食品材料成形手段の供給口は、前記分岐手段の吐出口に供給管で接続されているものであり、ケーシングの吐出口と食品材料成形手段の供給管又は食品材料成形手段には、流量調整弁が設けられ、かつ食品材料成形手段の成形口には、流量、流速の分布調整部材として成形通路の中央部が高く両側部分に傾斜して低くなっている凸形または台形の邪魔板を設けて成形通路の中央部の流量流速を規制して均しい流量流速となるようにしているものであり、前記分岐手段より分岐された食品材料は、分岐手段の吐出口から加圧されて食品材料成形手段に送られ、流量調整弁により複数の成形通路の圧力の差を調整し成形されるものを均質にするようにし、かつ流量、流速の分布調整部材の前記凸形または台形の邪魔板で均しい流量流速となるようにして巾方向の厚さ、密度が均一な板状に成形するものであり、それぞれの食品材料成形手段で板状に成形して走行しているコンベアに載置し、成形された食品材料の層を積層させるものであることを特徴とする分岐された食品材料を成形、積層する多層食品の製造装置である。
【0006】
また、本発明は、食品材料を供給する開口と複数の吐出口を有するケーシング内に噛合って回転する複数の歯車及び前記歯車の間の仕切壁を軸通した一対の軸が設けられ、前記仕切壁はケーシング内面に密接され、前記噛合って回転する複数の歯車はケーシングの前記複数の吐出口に対応した位置に設けられている食品材料の分岐手段、前記分岐手段の複数の吐出口のそれぞれに対応して接続されている食品材料成形手段、分岐された食品材料の少なくとも1つに、別の食品材料を注入・撹拌する手段とを備えた多層食品の製造装置であって、前記食品材料成形手段は、1個の供給口及び徐々に狭まっている成形通路と1個の成形口を有し、前記食品材料成形手段の供給口は、前記分岐手段の吐出口に供給管で接続されているものであり、ケーシングの吐出口と食品材料成形手段の供給管又は食品材料成形手段には、流量調整弁が設けられ、かつ食品材料成形手段の成形口には、流量、流速の分布調整部材として成形通路の中央部が径の小さい孔両側部分に順次に径が大きくなるように孔径の異なる多孔板が設け、成形通路の中央部の流量流速を規制して均しい流量流速となるようにしているものであり、前記分岐手段より分岐された食品材料は、分岐手段の吐出口から加圧されて食品材料成形手段に送られ、流量調整弁により複数の成形通路の圧力の差を調整し成形されるものを均質にするようにし、かつ流量、流速の分布調整部材の孔径の異なる多孔板で均しい流量流速となるようにして巾方向の厚さ、密度が均一な板状に成形するものであり、それぞれの食品材料成形手段で板状に成形して走行しているコンベアに載置し、成形された食品材料の層を積層させるものであることを特徴とする分岐された食品材料を成形、積層する多層食品の製造装置である。
【0007】
【作用】
本発明においては、食品材料はケーシングの開口より供給され、噛合って回転する複数個の歯車によって吸い込まれ、仕切壁により分岐され、それぞれが独立している複数個の吐出口より加圧して吐出されて、それぞれ接続された成形手段で成形されるものである。そして分岐された食品材料の少なくとも1つに他の食品材料、例えば食品添加剤等を注入・撹拌しているので、分岐された食品材料は、それぞれの成分が調整されたいろいろな種類の食品材料の層を形成することができ、このいろいろな種類の食品材料の層を順次重ねて積層されることにより、いろいろな種類の多層食品を製造することができる。またケーシングの吐出口と食品材料成形手段の供給管又は食品材料成形手段に量調整弁を設け、複数の成形通路の圧力の差を調整し成形されるものを均質にするものであり、食品材料成形手段の成形口に流量、流速の分布調整部材として成形通路の中央部が高く両側部分に傾斜して低くなっている凸形または台形の邪魔板を設けて成形通路の中央部の流量流速を規制して均しい流量流速となるようにし、あるいは成形通路の中央部が径の小さい孔両側部分に順次に径が大きくなるように孔径の異なる多孔板が設け、成形通路の中央部の流量流速を規制して均しい流量流速となるようにし、成形通路の中央部と成形通路の両側部分で均一な流量となるようにして、巾方向の厚さ、密度が均一な板状に成形するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明において、ケーシングの食品材料を供給する開口にはホッパーが取り付けられ、ホッパーから食品材料が供給されるが、その開口は噛合って回転する複数個の歯車に食品材料が供給されるような巾にすることが好ましい。
ケーシングの複数の吐出口には、噛合って回転する複数個の歯車が対応して設けられている。また複数の吐出口は仕切り部で独立しており、仕切り部には歯車の間の仕切壁が位置するしている。
また、歯車の外径と仕切壁の外径は、ほぼ同一の外径のものとすることが好ましい。
【0009】
噛合って回転する複数個の歯車は、その巾により、吸い込み吐出される食品材料の流量を調整することができる。噛合って回転する複数個の歯車を同一の巾とすると吐出させる食品材料の流量は同じになる。
ケーシングの複数の吐出口は、噛合って回転する複数の歯車が対応して設けられるもので、吐出口の巾は歯車の巾に対応した大きさにすることが好ましい。
【0010】
食品材料の成分を調整するために、別の食品材料を注入し撹拌する手段は、食品材料を分岐し、ケーシングの吐出口から成形手段に供給する管に設けることが好ましい。別の食品材料としては、食品添加剤例えば着色剤、つや出し剤を注入し、撹拌して均一にして成形手段に供給するものである。
食品材料成形手段は、ケーシングの複数個の吐出口に供給管で接続され、成形手段の成形口で所望の形状、例えば板状に成形されるものである。また成形手段は、分岐され加圧して送られてくる食品材料を圧縮して成形されるものである。成形手段の成形通路はその断面が徐々に小さくなり、食品材料を圧縮して成形するものである。成形通路の断面が徐々に小さくなる態様としては、その厚さ方向に狭まっているものがある。また巾が広い板状のすり身の成形では、巾は徐々に広がり、厚さ方向に狭まくなるようにして成形通路の断面を徐々に小さくなるようにしてもよい。
【0011】
また、ケーシングの吐出口と食品材料成形手段を接続する供給管、又は食品材料成形手段には、流量調整弁が取付けらことが好ましい。成形手段の成形通路は加圧して送られてくる食品材料を圧縮して成形されるものであるが、分岐され送られてくる食品材料に圧力の差が生ずることがあるので、それぞれのケーシングの吐出口と食品材料成形手段の供給管又は食品材料成形手段の流量調整弁により複数の成形通路の圧力の差を調整し成形されるものを均質にする。
【0012】
また、板状に成形する場合は、食品材料の流量、流速の分布が1つの成形通路の中央部と成形通路の両側の部分とで流量、流速に差が生ずることがある。この流量、流速分布は、成形通路の中央部が成形通路の両側部分より流量が多く、流速は速いものである。そこで成形通路の中央部と両側部分の流量、流速を分布を調整する部材を設ける。流量、流速分布の調整部材としては、成形通路の中央部の流量流速を規制する邪魔板、又は孔径の異なる多孔板であり、成形通路の中央部が高く両側部分に傾斜して低くなっている凸形または台形の邪魔板を設けて成形通路の中央部の流量流速を規制して均しい流量流速となるようにし、あるいは成形通路の中央部が径の小さい孔両側部分に順次に径が大きくなるように孔径の異なる多孔板が設け、成形通路の中央部の流量流速を規制して均しい流量流速となるようにし、成形通路の中央部と成形通路の両側部分で均一な流量となるようにして、巾方向の厚さ、密度が均一な板状に成形するものである。
【0013】
本発明においては、多層食品の材料としては例えば魚肉、畜肉、鶏肉等のすり身、ツナを主成分とするペースト状物、鶏卵を主成分とするペースト状物、ポテトペースト等の澱粉質を主成分とするペースト状物、卸したヤマイモ等を加え空気を抱き込むだ魚肉すり身、あるいは、チーズ等の半固形状材料が挙げられる。
また、本発明についての多層食品の製造を例示すると、魚肉すり身の層と、着色剤つや出し剤を注入し撹拌し成分を調整した層を板状に成形し、これを3層、4層、5層あるいはそれ以上の層に順次重て積層し多層食品を製造するものである。
【0014】
【実施例1】
本発明の第1の実施例は、食品材料としてすり身を板状に形成し、これを多層にした練り製品の製造について図1〜図8を参照して説明する。
図1は本発明の第1の実施例の多層練り製品の製造装置を示す図であり、図2は多層練り製品の斜視図であり、図3は食品材料を分岐する手段を示す正面図であり、図4は図3の分岐手段のケーシング、歯車、仕切り壁の分解斜視図であり、図5(a)は図3のケーシングの側面図、図5(b)は平面図、図5(c)は断面図であり、図6は図3に示す分岐手段の歯車部分の断面図であり、図7は図3に示す分岐手段の仕切り壁部分の断面図であり、図8は板状食品材料成形手段の斜視図である。
【0015】
図1に示すように、多層練り製品の製造装置は、食品材料であるすり身を供給・分岐部(1)、供給管(13)(14)、食品材料成形手段(10)、駆動輪(3)で走行する搬送手段のベルトコンベア(2)を備えているものである。供給管(14)には、もう1つの食品材料の注入口(15)、撹拌手段(16)が設けられている。
【0016】
すり身はホッパー(11)より供給され、分岐手段(12)で2つに分岐される。分岐されたすり身の1つは供給管(13)で成形手段(10)に供給される。もう1つは供給管(14)の途中で別の食品材料、例えば着色剤、つや出し剤を注入口(15)より注入し、撹拌手段(16)で撹拌して均一にして成形手段(10)に供給される。、
【0017】
成形手段(10)の2つの供給口に、供給管(13)(14)からのすり身が供給され、成形手段(10)の成形通路(9)で成形、積層され、成形口(8)より板状すり身(4)と板状すり身(5)が積層された2層の練り製品が走行しているベルトコンベア(2)に載置される。これをカッタ(7)で切断し、図2に示すような板状すり身(4)(5)が積層された2層の練り製品(6)が得られる。
【0018】
次ぎに、図3で食品材料を分岐する手段を説明する。
食品材料の供給・分岐部(1)は、図3に示すようにホッパー(11)、分岐手段(12)を有している。
分岐手段(12)には、ケーシング(30)内に巾広の歯車(42)、仕切壁(46)及び巾の狭い歯車(44)が軸(40)に軸通されて設けられ両側は蓋(51)で密封されている。ケーシング(30)は食品材料を供給する開口(33)を有し、開口(33)にはホッパー(11)が設けられている。またケーシング(30)は2個の吐出口(34)(35)が設けられている。巾の広い歯車(42)は巾の広い吐出口(34)に対応した位置に設けられ、巾の狭い歯車(44)は巾の狭い吐出口(35)に対応した位置に設けられている。2個の吐出口(34)(35)は接続具(36)で管(13)(14)と接続されている。
【0019】
図3に示した分岐手段のケーシング、歯車部分、仕切り壁部分について、図4、図5で説明する。
ケーシング(30)は、図4、図5(a)(b)(c)に示すように食品材料を供給する開口(33)、巾の広い吐出口(34)と巾の狭い吐出口(35)の2つが設けられている。この2個の吐出口(34)(35)は、ケーシング(30)の仕切り部(37)(38)(39)の間に設けられている。
【0020】
歯車部分と仕切り壁部分は、図4の分解斜視図に示すように、軸(40)に巾広の歯車(42)、仕切壁(46)、巾の狭い歯車(44)が設けられ、もう一方の軸に巾広の歯車(43)、仕切壁(47)、巾の狭い歯車(45)が設けられている。軸(40)の回転駆動によって広の歯車(42)(43)及び巾の狭い歯車(44)(45)は噛合って回転する。仕切壁(46)と仕切壁(47)は、軸に回動可能に設けらており、切り欠き(48)で固定され、軸(40)の回転駆動によって仕切壁(46)と仕切壁(47)は回転しないようになっている。なお、歯車(42)〜(45)の外径と仕切壁(46)(47)の外径は、ほぼ同一の外径のものである。
【0021】
分岐手段の歯車部分は、図6の断面図に示すように、軸(40)の歯車(42)と、もう一方の軸(41)の歯車(43)の対は、ケーシング(30)の吐出口(34)に対応した位置に設けられ、噛合ってケーシング(30)内で軸(40)の駆動により矢印方向に回転すものである。
仕切り壁部分は、図7の断面図に示すように、軸(40)の仕切壁(46)と軸(41)の仕切壁(47)はケーシング(30)の仕切り部(38)に位置するように取り付けられている。仕切壁(46)と仕切壁(47)は切り欠き(48)を有し、また軸に回動可能に設けらているので、ケーシング(30)で固定され回動しないものである。
【0022】
食品材料のすり身を分岐する手段の作動を図3〜図7で説明すると、ホッパー(11)の軸(31)、スクリュウ(32)で、ケーシング(30)の開口(33)より分岐手段(12)に送られる。すり身は仕切壁(46)(47)に阻まれ、噛合っている巾広の歯車(42)(43)、及び巾の狭い歯車(44)(45)により、吸い込まれ2つに分岐される。巾広の歯車(42)(43)は、その巾に比例した量のすり身が吸い込まれ、巾の広い吐出口(34)から送り出される。巾狭の歯車(44)(45)は、その巾に比例した量のすり身が吸い込まれ、巾の狭い吐出口(35)から送り出される。
そして分岐されたすり身は、径の異なる2個の管(13)14)で、成形手段に加圧して送られ、圧縮され厚さまたは巾の異なる板状のすり身に成形されるものである。
【0023】
次に、食品材料を板状に成形する手段について図8に示す。
成形手段(10)に、2つの供給口と1つの成形口(8)が設けられている。2つの供給口にはケーシングの2つの吐出口に接続されている供給管(13)(14)よりすり身が供給される。
供給されたすり身は、成形手段(10)で成形され、成形通路(9)で積層され、成形口(8)より積層された2層の練り製品が送り出される。
成形手段(10)のすり身の成形通路(9)で圧縮されてすり身は成形積層されて、成形口(8)で板状に成形されるものである。
なお、成形手段(10)の成形通路(9)は、徐々に厚さ方向に狭まったもので、すり身を板状に成形するものである。あるいは成形手段(10)の成形通路(9)を徐々に厚さ方向には狭くなり、幅方向には徐々に広がるようにしてすり身を板状に成形するもでもよい。
【0024】
分岐手段より送り出される食品材料の流量をより精密に調整するために、成形通路に流量調整弁(21)(22)を設け、流量調整弁(21)(22)の弁を絞り流量を微調整する。具体的には、流量を微調整する場合は、弁の絞りに加え、歯車とケーシングのクリアランスによるリークをも考慮して流量調整をするものである。
なお、図8に示した成形手段(10)の食品材料の通路は、途中で曲げたものであるが、成形通路を真っ直ぐにしたものでもよい。
【0025】
【実施例2】
本発明の第2の実施例を図9に示す。
図9は、食品材料を分岐する手段のケーシング、歯車、仕切り壁の分解斜視図である。第2の実施例のケーシングは、上述した第1の実施例で図3に示したケーシングと、ケーシング側面の形状、及び仕切り部で異なるものである。
【0026】
軸(40)に巾広の歯車(42)、仕切壁(46)、巾の狭い歯車(44)が設けられ、もう一方の軸にも巾広の歯車(43)、仕切壁(47)、巾の狭い歯車(45)が設けられ、軸(40)の回転駆動によって歯車が噛合って回転する。向かい合っている仕切壁(46)と仕切壁(47)は、軸に回動可能に設けられ、切り欠き(48)で固定され、軸(40)の回転駆動によって仕切壁(46)と仕切壁(47)は回転しないようになっているものである。
そしてこの図9に示すケーシングは、歯車及び仕切壁が交互に設けられた軸(40)のケーシング(30)への取り付け組み立てが容易な構造のものである。
【0027】
【実施例3】
本発明の第3の実施例は、食品材料としてすり身を板状に形成し、これを走行面上で多層にする多層練り製品の製造について図10〜図13を参照して説明する。
図10は本発明の第3の実施例の多層練り製品の製造装置を示す図であり、図11、図12は板状食品材料成形手段を示す斜視図であり、図13は流量、流速の分布調整部材を説明する図である。
図10に示すように、多層練り製品の製造装置は、すり身を供給・分岐部(1)、供給管(13)(14)、食品材料成形手段(17)(18)、駆動輪(3)で走行する搬送手段のベルトコンベア(2)を備えているものである。供給管(14)には、別の食品材料の注入口(15)、撹拌手段(16)が設けられている。
【0028】
すり身はホッパー(11)より供給され、分岐手段(12)で2つに分岐される。分岐されたすり身の1つは供給管(13)で成形手段(21)に供給される。もう1つは供給管(14)の途中で別の食品材料、例えば着色剤、つや出し剤を注入口(15)より注入し、撹拌手段(16)で撹拌して均一にして成形手段(18)に供給される。、
【0029】
成形手段(17)で成形され、成形口(19)よりすり身(4)を走行しているベルトコンベア(2)に載置される。もの1つの成形手段(18)の成形口(20)より板状すり身(5)を走行している板状すり身(4)の上に積層する。板状すり身(5)が積層された2層の練り製品は搬送され、カッタ(7)で切断され2層の練り製品(6)が得られる。
【0030】
食品材料の分岐手段(12)は、第1の実施例の図3〜図7に示したものと同様のものである。
食品材料を板状に成形する手段(17)(18)について図11、図12に示す。
成形手段(17)は、図11に示すように、供給管(13)よりすり身が供給され、成形口(19)で所望の形状に成形されるものである。成形手段のすり身の成形通路は、徐々に狭くなっており、また流量調整弁(21)が設けられている。分岐手段の吐出口から加圧されて送られるすり身は、流量が調整され圧縮されて成形口(19)で成形される。
【0031】
成形手段(18)は、図12に示すように、供給管(14)よりすり身が供給される。供給管(14)には注入口(15)、撹拌手段(16)が設けられており、例えば着色剤、つや出し剤が注入、撹拌されて均一になっているすり身が供給される。この成形手段(18)の成形通路も徐々に狭くなっており、また流量調整弁(22)が設けられている。分岐手段の吐出口から加圧されて送られるすり身は、流量が調整され圧縮されて成形口(20)で板状に成形される。
【0032】
図13で流量、流速の分布調整部材を説明する。
すり身は、分岐手段から吐出、供給されて図13(a)に示すように、成形手段(18)の成形口(20)より板状のすり身(5)に成形され押し出され、積層した後、所定の長さの矩形にカッター(7)で切断される。このように板状体を成形する場合、成形された板状のすり身(5)を矩形に切断すると図13(b)に示す鎖線のように中央部分が厚さ方向に膨れ、また長さ方向に伸びることがある。
【0033】
これは成形通路の中央部と両側の部分とですり身の流量、流速の分布に差があるためである。そこで、図13(c)に示すように、流量、流速の分布調整部材として成形口(20)口金に成形通路の中央部の流量流速を規制するに凸形の邪魔板(23)を設けて均しい流量流速となるようにして、巾方向の厚さ、密度が均一な板状に成形することが好ましい。なお図示していないが、凸形の邪魔板は台形のものでもよい。さらに図13(d)に示すように、流量、流速の分布調整部材として孔径の異なる多孔板(24)を設け、均しい流量流速となるようにしてもよい。
【0034】
【実施例4】
本発明の第4の実施例は、食品材料としてすり身を板状に形成し、走行面上で3層に積層する練り製品の製造について図14〜図16を参照して説明する。
図14は本発明の第4の実施例の多層練り製品の製造装置を示す図であり、図15は本発明の第4の実施例の食品材料を分岐する手段を示す正面図であり、図16は図15の分岐手段のケーシング、歯車、仕切り壁の分解斜視図である。 図14に示すように、3層の練り製品の製造装置は、食品材料であるすり身を供給・分岐部(60)、供給管(61)(62)(63)、3つの板状食品材料成形手段(64)(65)(66)、ベルトコンベア(2)を備えているものである。供給管(62)には、別の食品材料の注入口(15)、撹拌手段(16)が設けられている。(67)は流量調整弁、(68)は供給管の支持具である。
【0035】
すり身はホッパーより供給され、分岐部(60)で3つに分岐される。供給管(61)より供給されたすり身は、板状食品材料成形手段(64)で板状すり身(71)に成形され、ベルトコンベア(2)に載置される。
次いで、供給管(62)よりのすり身は板状食品材料成形手段(65)で板状にすり身(72)に成形され、すり身(71)の上に載置される。供給管(62)には、別の食品材料の注入口(15)、撹拌手段(16)が設けらており、注入口(15)から例えば着色剤、つや出し剤を注入し、撹拌手段(16)で撹拌して均一にして板状にすり身(72)に成形するものである。
【0036】
さらに、供給管(63)より供給されたすり身は板状食品材料成形手段(66)で板状にすり身(73)に成形され、すり身(72)の上に載置される。
板状すり身(71)(72)(73)が積層された3層の練り製品は搬送され、カッタ(75)で切断され3層の練り製品が得られる。
なお、図14は、注入口(15)、撹拌手段(16)を供給管(62)にのみ設けたものであるが、いずれの供給管に設けてもよい。
【0037】
板状食品材料成形手段(64)(65)(66)は、第3実施例で示した板状食品材料成形手段(図12)と同様のものである。
図15、図16で食品材料を3つに分岐する手段を説明する。
食品材料を分岐手段は、図15に示すように、ケーシング(30)に噛合って回転する3個の歯車(81)及びその間の仕切壁(83)が軸(80)に設けられ、両側は蓋で密封されている。ケーシング(30)は食品材料を供給する開口(33)を有し、開口(33)にはホッパー(11)が設けられている。またケーシング(30)は3個の吐出口(88)を有し、この3個の吐出口(88)は接続具(87)で管(61)(62)(63)に接続されている。
【0038】
図16に分解斜視図を示す。軸(80)には3個の歯車(81)及びその間の仕切壁(83)がに設けられ、もう一方の軸には3個の歯車(82)及びその間の仕切壁(84)がに設けられ、軸(80)の回転駆動によって歯車(81)と歯車(82)は噛合って回転する。仕切壁(83)と仕切壁(84)は、軸に回動可能に設けらており、切り欠き(85)で固定され、軸(80)の回転駆動によっては回転しないようになっている。
3つの噛合って回転する歯車(81)(82)は、3つの吐出口(88)に対応した位置に設けられている。また仕切壁(83)(84)の2つの対は、吐出口(88)の間の仕切り部(86)に位置するように取り付けられている。
【0039】
その作動は、ホッパー(11)の軸(31)、スクリュウ(32)で、ケーシング(30)の開口(33)より食品材料のすり身が供給され、分岐手段では、すり身は仕切壁(83)(84)で阻まれ、噛合っている歯車(81)(82)により、吸い込まれ3つに分岐される。この実施例の3組の歯車(81)(82)は、同一巾のものであり、3つに均等に分岐されるものである。そして3つの吐出口(88)、接続具(87)、3個の管(61)、(62)、(63)で、成形手段に送られ、圧縮され板状のすり身に成形されるものである。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、1つの源より供給された食品材料を分岐し、別の食品材料例えば食品添加剤を注入・撹拌して成分の調整を行い多層食品の各層を成形することができるので、いろいろな種類の多層食品を容易に製造することができる。また供給・分岐が1つの装置で行うもので、従来の多層食品の製造のように層ごとに供給手段を備えているものに比べ、その設置場所が狭いところでもよく、設置の位置も従来に比べ、よりよい位置に設けることができ、またケーシングの吐出口と食品材料成形手段の供給管又は食品材料成形手段に量調整弁を設けて複数の成形通路の圧力の差を調整し成形されるものを均質にでき、食品材料成形手段の成形口に流量、流速の分布調整部材として成形通路の中央部が高く両側部分に傾斜して低くなっている凸形または台形の邪魔板を設けて成形通路の中央部の流量流速を規制して均しい流量流速となるようにし、あるいは成形通路の中央部が径の小さい孔両側部分に順次に径が大きくなるように孔径の異なる多孔板が設け、成形通路の中央部の流量流速を規制して均しい流量流速となるようにし、成形通路の中央部と成形通路の両側部分で均一な流量となるようにして、巾方向の厚さ、密度が均一な板状に成形するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の多層練り製品の製造装置を示す図
【図2】本発明の第1実施例の多層練り製品の斜視図
【図3】本発明の第1実施例の食品材料分岐手段を示す正面図
【図4】本発明の第1実施例の図3に示す分岐手段のケーシング、歯車、仕切り壁の分解斜視図
【図5】本発明の第1実施例の図3に示す分岐手段のケーシングの側面図、平面図、断面図
【図6】本発明の第1実施例の図3に示す分岐手段の歯車部分の断面図
【図7】本発明の第1実施例の図3に示す分岐手段の仕切り壁部分の断面図
【図8】本発明の第1実施例の食品材料成形手段の斜視図
【図9】本発明の第2実施例の分岐手段のケーシング、歯車、仕切り壁の分解斜視図
【図10】本発明の第3実施例の多層練り製品の製造装置を示す図
【図11】本発明の第3実施例の板状食品材料成形手段を示す斜視図
【図12】本発明の第3実施例の板状食品材料成形手段を示す斜視図
【図13】本発明の第3実施例の流量、流速の分布調整部材を説明する図
【図14】本発明の第4実施例の多層練り製品の製造装置を示す図
【図15】本発明の第4実施例の食品材料分岐手段を示す正面図
【図16】本発明の第4実施例の分岐手段のケーシング、歯車、仕切り壁の分解斜視図
【符号の説明】
1 供給・分岐部
2 ベルトコンベア
4、5 板状すり身
6 製品
7 カッタ
8 成形口
9 成形通路
10 成形手段
11 ホッパー
12 分岐手段
13、14 供給管
15 注入口
16 撹拌手段
21、22 流量調整弁
23、24 流量、流速分布調整部材
30 ケーシング
33 開口
34、35 吐出口
36 接続具
40 軸
42、44 歯車
46 仕切壁
Claims (3)
- 食品材料を供給する開口と複数の吐出口を有するケーシング内に噛合って回転する複数の歯車及び前記歯車の間の仕切壁を軸通した一対の軸が設けられ、前記仕切壁はケーシング内面に密接され、前記噛合って回転する複数の歯車はケーシングの前記複数の吐出口に対応した位置に設けられている食品材料の分岐手段、前記吐出口に接続された食品材料成形手段、分岐された食品材料の少なくとも1つに、別の食品材料を注入・撹拌する手段とを備えた多層食品の製造装置であって、前記食品材料成形手段は、複数の供給口及び徐々に厚さ方向に狭まって板状に成形積層する成形通路と1個の成形口を有し、複数の供給口から供給された食品材料は成形通路で圧縮されて1個の板状のものに成形積層され、成形口で成形されて多層食品になって送り出されるものであり、前記食品材料成形手段の複数の供給口は、前記食品材料の分岐手段の複数の吐出口にそれぞれ供給管で接続されているものであり、ケーシングの吐出口と食品材料成形手段の供給管又は食品材料成形手段には、流量調整弁が設けられているものであり、前記分岐手段より分岐された食品材料は、分岐手段の吐出口から加圧されて食品材料成形手段に送られ、流量調整弁により複数の成形通路の圧力の差を調整し成形されるものを均質にするようにし、食品材料成形手段の成形通路で圧縮されて分岐手段で複数に分岐された食品材料は1個の板状のものに成形積層され、成形口で成形された多層食品は送り出され、走行しているコンベアに載置させるものであることを特徴とする分岐された食品材料を成形、積層する多層食品の製造装置。
- 食品材料を供給する開口と複数の吐出口を有するケーシング内に噛合って回転する複数の歯車及び前記歯車の間の仕切壁を軸通した一対の軸が設けられ、前記仕切壁はケーシング内面に密接され、前記噛合って回転する複数の歯車はケーシングの前記複数の吐出口に対応した位置に設けられている食品材料の分岐手段、前記分岐手段の複数の吐出口のそれぞれに対応して接続されている食品材料成形手段、分岐された食品材料の少なくとも1つに、別の食品材料を注入・撹拌する手段とを備えた多層食品の製造装置であって、前記食品材料成形手段は、1個の供給口及び徐々に狭まっている成形通路と1個の成形口を有し、前記食品材料成形手段の供給口は、前記分岐手段の吐出口に供給管で接続されているものであり、ケーシングの吐出口と食品材料成形手段の供給管又は食品材料成形手段には、流量調整弁が設けられ、かつ食品材料成形手段の成形口には、流量、流速の分布調整部材として成形通路の中央部が高く両側部分に傾斜して低くなっている凸形または台形の邪魔板を設けて成形通路の中央部の流量流速を規制して均しい流量流速となるようにしているものであり、前記分岐手段より分岐された食品材料は、分岐手段の吐出口から加圧されて食品材料成形手段に送られ、流量調整弁により複数の成形通路の圧力の差を調整し成形されるものを均質にするようにし、かつ流量、流速の分布調整部材の前記凸形または台形の邪魔板で均しい流量流速となるようにして巾方向の厚さ、密度が均一な板状に成形するものであり、それぞれの食品材料成形手段で板状に成形して走行しているコンベアに載置し、成形された食品材料の層を積層させるものであることを特徴とする分岐された食品材料を成形、積層する多層食品の製造装置。
- 食品材料を供給する開口と複数の吐出口を有するケーシング内に噛合って回転する複数の歯車及び前記歯車の間の仕切壁を軸通した一対の軸が設けられ、前記仕切壁はケーシング内面に密接され、前記噛合って回転する複数の歯車はケーシングの前記複数の吐出口に対応した位置に設けられている食品材料の分岐手段、前記分岐手段の複数の吐出口のそれぞれに対応して接続されている食品材料成形手段、分岐された食品材料の少なくとも1つに、別の食品材料を注入・撹拌する手段とを備えた多層食品の製造装置であって、前記食品材料成形手段は、1個の供給口及び徐々に狭まっている成形通路と1個の成形口を有し、前記食品材料成形手段の供給口は、前記分岐手段の吐出口に供給管で接続されているものであり、ケーシングの吐出口と食品材料成形手段の供給管又は食品材料成形手段には、流量調整弁が設けられ、かつ食品材料成形手段の成形口には、流量、流速の分布調整部材として成形通路の中央部が径の小さい孔両側部分に順次に径が大きくなるように孔径の異なる多孔板が設け、成形通路の中央部の流量流速を規制して均しい流量流速となるようにしているものであり、前記分岐手段より分岐された食品材料は、分岐手段の吐出口から加圧されて食品材料成形手段に送られ、流量調整弁により複数の成形通路の圧力の差を調整し成形されるものを均質にするようにし、かつ流量、流速の分布調整部材の孔径の異なる多孔板で均しい流量流速となるようにして巾方向の厚さ、密度が均一な板状に成形するものであり、それぞれの食品材料成形手段で板状に成形して走行しているコンベアに載置し、成形された食品材料の層を積層させるものであることを特徴とする分岐された食品材料を成形、積層する多層食品の製造装置。
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