JP3793345B2 - エンジン用吸気量制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジン用吸気量制御装置に関し、特に、吸気通路を横切って通路形成体に回動可能に支承される弁軸にスロットル弁およびスロットルドラムが固定され、アイドリング時に吸気を導くことを可能としてスロットル弁の上流側および下流側間を結ぶバイパス通路の開度が、ステップモータ駆動式のアイドル調節弁で調節されるエンジン用吸気量制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、かかるエンジン用吸気量制御装置は、たとえば特開平4−318279号公報および特公昭63−42106号公報等により既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
アイドル調節弁はスロットル弁を迂回するバイパス通路に設けられればよいので、通路形成体とは別体である管路でバイパス通路を形成し、その管路の途中にアイドル調節弁を配設することも可能であり、上記特公昭63−42106号公報でもそのように構成されているが、通路形成体の他に管路が必要となり、また弁座を構成するための部材も必要となる。そこで、上記特開平4−318279号公報では、アイドル調節弁を通路形成体に一体、統合化することにより、上記管路や弁座構成部材を不要とするようにしている。
【0004】
一方、適切なアイドル制御を行なうためにはスロットル弁の開度(全閉から全開までの開度)を検出する開度センサ、あるいは該開度センサに代えてスロットル弁の全閉位置を検出するアイドルスイッチ等が必要であり、そのような開度センサやアイドルスイッチも通路形成体にできるだけ集約、統合化することが配線の簡素化を図る上で望ましいことである。
【0005】
また通路形成体にスロットル弁、スロットルドラム、ステップモータ駆動式のアイドル調節弁、ならびに開度センサもしくはアイドルスイッチ等が装着されて成るスロットル装置のエンジンへの取付けに際しては、種々のスペース上の制約を受けるものであり、弁軸の軸線方向に沿うスロットル装置の幅(以下、横幅と言う)あるいは弁軸の軸線に直交する方向のスロットル装置の幅(以下、縦幅と言う)のいずれかを小さくすることが要求されることがあるが、上記特開平4−318279号公報で開示されたものでは、そのような考慮がなされておらず、スロットル装置の横幅および縦幅のいずれもが比較的大きくなっている。すなわち、スロットルドラムと反対側で弁軸に連結される開度センサが通路形成体に取付けられているのでスロットル装置の横幅が比較的大きくなる。またアイドル調節弁が、吸気通路の軸線と平行な方向を開閉作動方向として通路形成体に取付けられているが、通路形成体には、吸気マニホールドへの取付けのためのボルト挿通孔、アイシング防止のための温水通路、キャニスターからの蒸発燃料を導入するためのポート、吸気圧センサに吸気圧を導く導管を設けるための配置上の制約があり、しかもアイドル調節弁取付け用のフランジも必要であるので、吸気通路と平行にしてアイドル調節弁が通路形成体に取付けられる構成ではスロットル装置の縦幅も比較的大きくなってしまう。
【0006】
ところで、ステップモータ駆動式のアイドル調節弁を用いてアイドル空気量を調節するものでは、リニアソレノイド駆動式のものに比べると、アイドル調節弁の開度を検出するセンサが不要であって簡便かつコンパクトな構成が可能となるのであるが、ステップモータの制御パルス数とアイドル調節弁の開度位置との対応関係を常に一定かつ正確に維持することが必要であり、しかも脱調の問題が常につきまとう。すなわち機関の冷間始動時やバッテリ電源の電圧低下時にはステップモータの制御パルス数とアイドル調節弁の開度位置とが正常な対応関係を維持し得なくなる。そこで、ステップモータの制御パルス数とアイドル調節弁の開度位置との対応関係を正常に維持するために、上記特公昭63−42106号公報で開示されたものでは、点火スイッチの遮断直後にアイドル調節弁を全閉あるいは全開位置まで駆動し、その全閉あるいは全開位置を基準位置とするようにステップモータの作動パルス数をリセットするようにしている。
【0007】
ところが、上記特公昭63−42106号公報で開示されたものでは、アイドル調節弁が閉じ側に弾発付勢されておらず、しかもアイドル調節弁およびステップモータ間に設けられる動力伝達手段がラックおよびピニオンで構成されていてラックおよびピニオン間にはバックラッシュが必ず在るので、エンジン再始動に伴なうアイドリング時に、目標位置までのステップモータの作動と、該ステップモータの作動に伴なうアイドル調節弁の実作動位置との間に、図12で示すような差が生じる。
【0008】
すなわち、図13(a)で示すアイドル調節弁45′の全閉時からステップモータが作動量ΔA′だけ作動するまでは、ラック65およびピニオン66間のバックラッシュと、ステップモータにおける励磁パターンのずれ(一般的な4極2相励磁方式のステップモータでは最大3ステップ分のずれ)とにより、図13(b)で示すように、ラック65すなわちアイドル調節弁45′の開弁作動が開始されることはなく、アイドル調節弁45′の開弁作動に時間ΔTだけ遅れが生じることになる。またアイドル調節弁45′が或る開度まで作動した位置に在る図13(c)の状態からステップモータが作動量ΔA′だけ閉弁方向に作動するまでは、図13(d)で示すように、ラック65すなわちアイドル調節弁45′の閉弁作動が開始されることはなく、アイドル調節弁45′の閉弁作動に時間ΔTだけ遅れが生じることになる。
【0009】
またアイドル調節弁を閉じ側に弾発付勢する戻しばねを有するものでは、エンジン再始動に伴なうアイドリング時に、目標位置までのステップモータの作動と、該ステップモータの作動に伴なうアイドル調節弁の実作動位置との間に、図14で示すような差が生じる。すなわちアイドル調節弁の全閉時からステップモータが作動量ΔA′だけ作動するまでは、動力伝達手段でのバックラッシュと、ステップモータにおける励磁パターンのずれとにより、アイドル調節弁の開弁作動が開始されることはなく、アイドル調節弁の開弁作動に時間ΔTだけ遅れが生じ、アイドル調節弁が或る開度まで作動してからは、アイドル調節弁の作動に時間遅れが生じることはないものの、常に目標位置>実作動位置の関係となる。
【0010】
このように点火スイッチ遮断直後にアイドル調節弁を全閉位置まで駆動してその全閉位置を基準位置とすべくステップモータの作動パルス数をリセットするようにしたものでは、エンジン再始動時には、戻しばねの有無に無関係に目標位置>実作動位置の関係となり、エンジン再始動時にアイドル調節弁の目標開度までの開弁作動が遅れることになり、また始動後のアイドル制御でもアイドル調節弁の開度が目標開度よりも小さくなる。
【0011】
ところで、アイドル制御では、アイドル調節弁が全閉となることはなく、全閉近傍での微調整が要求されるが、上述のようにアイドル調節弁の開弁駆動および閉弁駆動で実作動位置が目標位置と異なるものでは、正確なアイドル制御が困難である。また戻しばねを有するものでは、常に目標位置>実作動位置であるので、エンジン回転速度がぎくしゃくしてアイドル回転速度が不安定となり、エンストに至る可能性がある。
【0012】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、ステップモータ駆動式のアイドル調節弁ならびにアイドル制御実行のためのアイドルスイッチの通路形成体への統合化を図った上で、スロットル装置の横幅および縦幅を極力小さく設定可能とし、さらにアイドル制御の基準となるバイパス通路の開度をステップモータの制御パルスに適切に対応付け得るようにしたエンジン用吸気量制御装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、吸気通路を有する通路形成体と、前記吸気通路を横切って通路形成体に回動可能に支承される弁軸と、吸気通路を開閉可能として前記弁軸に固定されるスロットル弁と、通路形成体の外側方で前記弁軸に固定されるスロットルドラムと、アイドリング時に吸気を導くことを可能として前記スロットル弁の上流側および下流側間を結ぶバイパス通路の開度を調節すべく作動方向を一直線とした弁体およびステップモータ間がバックラッシュを有する動力伝達手段を介して連結されて成るステップモータ駆動式のアイドル調節弁とを備えるスロットル装置と;前記ステップモータの作動を制御する制御ユニットと;を含むエンジン用吸気量制御装置において、前記通路形成体に設けられるバイパス通路の中間部で通路形成体に形成される弁座に前記弁体を着座させ得る前記アイドル調節弁が、前記弁軸の軸線に直交して吸気通路の中心を通る平面から間隔をあけた位置で該平面と平行な方向に前記弁体を開閉作動させるようにして前記通路形成体に直接取付けられ、前記スロットルドラムに当接して前記スロットル弁の全閉位置を検出することを可能としたアイドルスイッチがスロットルドラムの側方で通路形成体に取付けられ、前記制御ユニットは、前記アイドルスイッチによるスロットル弁の全閉位置検出後にバイパス通路の開度調節によるアイドル制御を実行すべく前記ステップモータの作動を制御可能であるとともに該アイドル制御の基準となるバイパス通路の開度をステップモータの制御パルスに対応付けるにあたっては前記アイドル調節弁を全閉位置まで一旦駆動した後に所定量だけ開弁側に駆動した位置を制御の基準とすべくステップモータの作動パルス数をリセットするように構成されることを特徴とする。
【0014】
このような構成によれば、通路形成体に設けられるバイパス通路の中間部で通路形成体に形成される弁座に弁体を着座させ得るようにしたステップモータ駆動式のアイドル調節弁が、弁軸の軸線に直交して吸気通路の中心を通る平面と平行な方向を開閉作動方向として通路形成体に直接取付けられ、スロットル弁の開度を検出する開度センサに代えて、該開度センサよりも小さいアイドルスイッチを用いるので、吸気通路の軸線に直交する方向を開閉作動方向としてアイドル調節弁を通路形成体に取付けるとともに開度センサを用いるものに比べると、スロットル装置の横幅を小さくすることができる。またアイドル調節弁の開閉作動方向が、前記平面から間隔をあけた位置で該平面と平行に設定されることにより、前記平面上に開閉作動方向を設定したものに比べると、スロットル装置の縦幅も小さくなる。さらにアイドル制御の基準となるバイパス通路の開度をステップモータの制御パルスに対応付けるにあたってはアイドル調節弁を全閉位置まで一旦駆動した後に所定量だけ開弁側に駆動した位置を制御の基準とすべくステップモータの作動パルス数をリセットするので、そのリセット後には、実作動位置>目標位置となり、アイドル調節弁を速やかに目標開度まで開弁駆動することができ、優れた始動性を得ることが可能となる。しかも定常アイドル運転時にも要求開度までのアイドル調節弁の作動を速やかに行なうことができ、エンジン回転がスムーズでエンストが生じるおそれがない。またアイドル調節弁は、その開閉いずれの作動方向であっても同一開度となるので、アイドル調節弁の低開度での制御時に回転むらやエンストが生じる可能性を排除して正確な制御を行なうことが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
【0016】
図1ないし図11は本発明の一実施例を示すものであり、図1はエンジンルーム内でのエアクリーナ、スロットル装置および吸気マニホールドの配置を示す図、図2はスロットル装置を図1の2矢視方向から見た平面図、図3は図2の3−3線断面図、図4はスロットル装置を図1の4矢視方向から見た底面図、図5は図2の5−5線に沿うスロットル装置の概略断面図、図6は図4の6−6線に沿うスロットル装置の概略断面図、図7は図4の7−7線に沿って示すアイドル調節弁の拡大縦断面図、図8は点火スイッチ遮断直後のステップモータの制御処理手順を示すフローチャート、図9は点火スイッチ遮断直後のステップモータ駆動信号およびアイドル調節弁作動位置の変化を示す図、図10はアイドル調節弁および動力伝達手段の全閉位置からの作動状態を順次示す図、図11はイニシャライズ後のアイドル調節弁の実位置および目標位置の変化を示す図である。
【0017】
先ず図1において、車両のエンジンルーム内には、ボンネット10の下方に位置するようにしてエアクリーナ11が配置されており、該エアクリーナ11で浄化された空気が、エアクリーナ11の下部に連結されたスロットル装置12内を下方に流過して吸気マニホールド13から図示しないエンジン本体に供給される。
【0018】
図2ないし図4において、スロットル装置12は金属製の通路形成体15を備えるものであり、該通路形成体15には、上端がエアクリーナ11に接続される吸気通路16が上下に延びて形成されており、該吸気通路16を横切る弁軸17が通路形成体15に回動可能に支承され、吸気通路16を開閉可能なバタフライ形のスロットル弁18が一対のねじ部材19,19により弁軸17に固定される。
【0019】
弁軸17の一端部は、通路形成体15に一体に設けられた円筒状の支持部20にブッシュ21を介して支承されており、支持部20から突出した弁軸17の一端にはレバー22が固着される。また通路形成体15には、前記支持部20を囲繞して該支持部20よりも外方に突出する取付筒部23が一体に設けられており、該取付筒部23の外端開口部は、ガスケット24を取付筒部23の外端との間に介在させた蓋部材25が複数のねじ部材26…で締結されることにより閉塞される。而して前記取付筒部23は、スロットル弁18の開度を検出する開度センサを取付けるためのものであり、該開度センサが用いられないときには、蓋部材25で取付筒部23の外端開口部が閉塞されるものである。
【0020】
弁軸17の他端部は、軸受27を通路形成体15との間に介在せしめて通路形成体15を貫通するものであり、弁軸17には、軸受27における内輪の一端を当接せしめる環状の段部17aが設けられる。また弁軸17の他端には、ナット28が同軸に螺合されるものであり、このナット28と、前記軸受27における内輪の他端に一端を当接させて弁軸17を同軸に囲繞する円筒状のスペーサ29の他端との間に、スロットルドラム30が挟持、固定される。このスロットルドラム30には、スロットル操作に応じた駆動力を該スロットルドラム30を介して弁軸17に伝達するためのスロットルワイヤ31(図1参照)が巻掛け、連結される。
【0021】
前記軸受27の外輪は、通路形成体15と、前記スペーサ29を同軸に囲繞して通路形成体15に嵌合されるカラー32との間に挟持されるものであり、カラー32の内面およびスペーサ29の外面間には環状のシール部材33が嵌入、保持される。
【0022】
スロットルドラム30および前記カラー32間には、コイル状のねじりばねである第1戻しばね34が介装されており、また弁軸17の一端側で、レバー22と通路形成体15との間には、コイル状のねじりばねである第2戻しばね35が設けられており、両戻しばね34,35のばね力により、弁軸17はスロットル弁18を閉弁する方向に付勢される。
【0023】
図5および図6を併せて参照して、通路形成体15には、アイドリング時に吸気を導くべくスロットル弁18の上流側および下流側間を結ぶバイパス通路38が、スロットル弁18を迂回するようにして形成されており、該バイパス通路38は、上流側通路39および下流側通路40から成るものである。而してスロットル弁18よりも上流側で吸気通路16の内面に上流側通路38の一端が開口され、該上流側通路38の他端は、通路形成体15の吸気マニホールド13との接合面15aに開口される。すなわち通路形成体15への吸気マニホールド13の接合時に上流側通路39の他端は吸気マニホールド13で閉じられることになる。また下流側通路40は、吸気通路16の周方向に沿って前記上流側通路39に隣接した位置で通路形成体15に設けられるものであり、該下流側通路40の一端は前記上流側通路39の中間部に対応した位置に配置され、下流側通路40の他端は、通路形成体15の前記接合面15aに開口されるとともに吸気通路16の下流端に連通される。したがって通路形成体15への吸気マニホールド13の接合時に、下流側通路40の他端は吸気通路16の下流端に連通することになる。
【0024】
さらに図7を併せて参照して、前記バイパス通路38の開度は、通路形成体15に直接取付けられるステップモータ駆動式のアイドル調節弁45により調節されるものであり、該アイドル調節弁45は、バイパス通路38の中間部で通路形成体15に形成される弁座41に着座可能な弁体46が、バックラッシュを有する動力伝達手段47を介してステップモータ48に連結されて成るものである。
【0025】
前記弁座41は、バイパス通路48における上流側通路39の中間部に通じる弁孔42を形成して下流側通路40の一端側に臨むようにして通路形成体15に設けられるものであり、弁孔42は、弁軸17に直交して吸気通路16の軸線を通る平面43から外側方に間隔をあけた位置で前記平面43と平行な軸線を有するようにして通路形成体15に設けられる。また通路形成体15には、前記弁孔42と同軸である取付け孔44が、下流側通路40に内端を開口させるとともに外端を通路形成体15の外側面に開口させるようにして設けられる。
【0026】
ステップモータ48は、従来周知のものであり、その構造について詳細には説明しないが、外周面に永久磁石49を有するロータ50と、該ロータ50の外周面との間にわずかな間隙を隔てて固定配置されるとともに軸方向に隣接した一対のステータ51,52とを備える。両ステータ51,52は、合成樹脂から成る筒状のモールド部53に共通に設けられており、ロータ50は、軸方向の移動を阻止されるようにしてボールベアリング54を介して該モールド部53に回転自在に支承される。
【0027】
このステップモータ48のハウジング55にはフランジ部56が結合されており、ステップモータ48の一部を前記取付け孔44内に突入させるようにして前記フランジ部56が複数のボルト57…により通路形成体15の外面に締結される。
【0028】
動力伝達手段47は、弁体7に一端が同軸にかつ一体に連結される被動軸58と、ステップモータ48のロータ50とが螺合されて成るものである。すなわち被動軸58に設けられた雄ねじ59が、ロータ50に同軸に設けられたねじ孔60に螺合されるものであり、被動軸58の外面にその軸方向に沿って形成された案内溝61に、前記モールド部53に設けられた突条62が嵌合されることにより、被動軸58の軸線まわりの回転は阻止される。したがってステップモータ48の回転に応じて被動軸58が軸方向に作動することになり、それによりアイドル調節弁45が開閉作動することになる。しかも弁体46と、前記モールド部53との間には、コイル状の戻しばね63が設けられており、この戻しばね63のばね力により、アイドル調節弁45は閉弁方向、すなわち弁体46を弁座41に着座せしめる方向に付勢されることになる。
【0029】
而して前記弁体46の開閉作動方向は、弁孔42の軸線と同軸の方向であり、弁孔42は、弁軸17に直交して吸気通路16の軸線を通る平面43から外側方に間隔をあけた位置で前記平面43と平行な軸線を有するものであるので、ステップモータ駆動式のアイドル調節弁45は、前記平面43から間隔dをあけた位置で該平面43と平行な方向に弁体46を開閉作動せしめる位置、すなわち前記平面43から間隔dをあけた位置に該平面43と平行な軸線を配置するようにして通路形成体15に直接取付けられることになる。
【0030】
ステップモータ48の作動は、制御ユニットC(図5および図6参照)により制御されるものであり、この制御ユニットCには、スロットルドラム30に当接してスロットル弁18の全閉位置を検出することを可能としたアイドルスイッチ64からの信号が入力される。
【0031】
図2および図4に特に注目して、スロットルドラム30の側方で通路形成体15には支持腕部65が一体に設けられており、アイドルスイッチ64は、その検出子64aを支持腕部65からスロットルドラム30側に突出せしめるようにして支持腕部65に取付けられ、スロットルドラム30には、スロットル弁18の全閉時に前記アイドルスイッチ64の検出子64aに当接する被検出部30aが一体に設けられる。
【0032】
ところで、制御ユニットCは、アイドルスイッチ64によるスロットル弁18の全閉位置検出後にバイパス通路38の開度調節によるアイドル制御を実行すべくステップモータ48の作動を制御するのであるが、エンジン完爆まではオープンループ制御によりステップモータ48の作動を制御し、エンジン完爆後には、エンジン冷却水温に応じた目標エンジン回転数となるようにフィードバック制御によってステップモータ48の作動を制御する。而してエンジン完爆までのオープンループ制御において制御ユニットCは、アイドル調節弁45の開度位置をその基準位置からのステップモータ48の作動パルス数に予め対応させておき、前記基準位置からのステップモータ48の作動パルス数によって定まるアイドル調節弁45の現在位置を、エンジン運転状態(詳しくはエンジン冷却水温)に応じて始動に必要な開度として予め定められる目標位置に一致させるべく、目標位置および現在位置間の差に対応したパルス数のパルス信号を出力してステップモータ48の作動を制御する。
【0033】
前記アイドル制御の基準となるバイパス通路38の開度をステップモータ48の制御パルスに対応付けるタイミングは、たとえば点火スイッチを遮断した直後であり、そのタイミングにおいて、制御ユニットCは、図8で示す手順に従ってステップモータ48の作動を制御するものであり、ステップS1では繰返し回数Nを「0」に設定し、ステップS2ではその繰返し回数Nが設定回数「N0」以上となったかどうかを確認し、N<N0であるときには、ステップS3で繰返し回数Nに「1」を加算し、さらにステップS4でステップモータ48の作動パルス数MPを「1」だけ減算して、ステップS2に戻る。
【0034】
ところで、前記設定回数「N0」は、アイドル調節弁45を全開位置から全閉位置まで作動せしめるためのステップモータ48の作動パルス数以上の値に設定されるものであり、ステップS1からステップS4までの処理により、点火スイッチ遮断直後の位置がいずれにあっても、アイドル調節弁45が全閉位置まで駆動されることになる。
【0035】
ステップS2で、N≧N0となったとき、すなわちアイドル調節弁45が全閉位置となったときには、ステップS5において、ステップモータ48の作動パルス数MPを「1」だけ加算し、ステップS6で、作動パルス数MPが所定のパルス数MP0に等しくなったかどうかを判断し、MP<MP0であるときにはステップS5に戻る。
【0036】
ここで、前記所定のパルス数MP0は、動力伝達手段47におけるロータ50を、その動力伝達手段47でのバックラッシュ以上作動せしめるようにステップモータ48を駆動するに足る値であり、ステップS5,S6の処理により、アイドル調節弁45が全閉位置から設定位置まで開弁方向に駆動されることになる。
【0037】
このようにアイドル調節弁45が設定位置まで開弁作動せしめられた後のステップS7では、前記設定位置をアイドル制御の基準位置として定めるべくステップモータ48の作動パルス数MPをリセットしてイニシャライズする。
【0038】
さらに次のステップS8では、ステップモータ48の作動パルス数MPを「1」だけ加算し、ステップS9で作動パルス数MPが所定のパルス数MP1に等しくなったかどうかを判断し、MP<MP1であるときにはステップS8に戻る。
【0039】
したがって、ステップモータ48の作動パルス数のリセット完了後に、ステップモータ48を所定のパルス数MP1だけ作動せしめ、アイドル調節弁45が基準位置から開弁方向に駆動されることになり、その後、ステップS10で電源をOFFとしてステップモータ48の作動を停止する。
【0040】
このような点火スイッチ遮断直後のステップモータ48およびアイドル調節弁45の作動は、図9で示すようになり、点火スイッチをOFFとしてエンジンを停止した時刻t1 から閉弁方向に設定回数「N0」のパルス数だけステップモータ48に駆動信号が与えられることにより、アイドル調節弁45は、点火スイッチ遮断時にいずれの位置にあっても時刻t2 で確実に全閉状態となり、その後、所定のパルス数MP0だけステップモータ48が開弁方向に作動せしめられる。前記所定のパルス数MP0は、アイドル調節弁45がわずかに開いた全閉位置近傍の位置となるように設定されるものであり、たとえば10パルスである。而して所定のパルス数MP0だけステップモータ48が開弁方向に作動せしめられることにより、時刻t3 でアイドル調節弁45が全閉位置から設定位置まで開弁方向に駆動されたときに、その位置をアイドル制御の基準位置として定めるべくステップモータ48の作動パルス数MPがリセットされる。さらに時刻t3 からは、所定のパルス数MP1だけステップモータ48が開弁方向に作動せしめられる。、時刻t4 でアイドル調節弁45が基準位置からさらに開弁方向に作動したときに、ステップモータ48の作動が停止することになる。
【0041】
ここで、アイドル調節弁45の全閉位置からの作動ならびにそのときの動力伝達手段47の作動状態は、図10で示すようになるものであり、図10(a)で示すアイドル調節弁45の全閉時から、動力伝達手段47のバックラッシュδと、ステップモータ48における励磁パターンのずれとを含む分だけステップモータ48を作動せしめても、図10(b)で示すように、アイドル調節弁45は全閉状態にあり、その後、ステップモータ48をさらに作動せしめてアイドル調節弁45を或る開度まで開弁したときにアイドル調節弁45の基準位置としてステップモータ48の作動パルス数がリセットされることになる。
【0042】
次にこの実施例の作用について説明すると、スロットル装置12の通路形成体15に設けられるバイパス通路38の中間部で通路形成体15に弁座41が形成されており、その弁座41に弁体46を着座させ得るようにしたステップモータ駆動式のアイドル調節弁45が、弁軸17の軸線に直交して吸気通路16の中心を通る平面43と平行な方向を開閉作動方向として通路形成体15に直接取付けられるので、吸気通路15の軸線に直交する方向を開閉作動方向としてアイドル調節弁45を通路形成体15に取付けるものに比べると、スロットル装置12の横幅を小さくすることができる。しかもスロットル弁18の開度を検出する開度センサに代えて、該開度センサよりも小さいアイドルスイッチ62を用いてスロットル弁18の全閉位置を検出するので、弁軸17の軸線方向で通路形成体15から比較的大きく突出する開度センサが通路形成体15に取り付けられない分、スロットル装置12の横幅をより一層小さくすることができる。
【0043】
またアイドル調節弁45の開閉作動方向が、前記平面43から間隔dをあけた位置で該平面43と平行に設定されているので、前記平面43上に開閉作動方向を設定したものに比べると、スロットル装置12の縦幅も小さくなる。
【0044】
さらにアイドル制御の基準となるバイパス通路38の開度をステップモータ48の制御パルスに対応付けるにあたっては、たとえば点火スイッチの遮断直後のタイミングで、アイドル調節弁45をステップモータ48の作動により全閉位置まで駆動し、その後、動力伝達手段47でのバックラッシュ以上ロータ50を作動せしめてアイドル調節弁45を全閉位置から設定位置まで開弁方向に駆動し、その設定位置をアイドル制御の基準位置として定めるべくステップモータ48の作動パルス数をリセットし、さらにステップモータ48を所定のステップ数だけ開弁方向に作動せしめてアイドル調節弁45を基準位置からさらに開弁方向に開弁するようにしている。
【0045】
このような制御処理により、ステップモータ48の作動パルス数をリセットしたイニシャライズ後には、目標位置までのステップモータ48の作動と、該ステップモータ48の作動に伴なうアイドル調節弁45の実作動位置とは、図11で示すように変化する。
【0046】
すなわち、イニシャライズ後には、アイドル調節弁45の実作動位置は、目標位置よりも作動量ΔA(イニシャライズ時のステップモータ48の全作動量から動力伝達手段47のバックラッシュδならびにステップモータ48における励磁パターンのずれを減算した分)だけ大きくなり、目標位置までのステップモータ48の作動に遅れることなくアイドル調節弁45が開閉作動することになる。したがって、エンジン再始動時に、アイドル調節弁45を目標開度まで速やかに作動せしめるようにして応答性の向上を図ることができる。しかも全閉近傍での微調整にあたっても、アイドル調節弁45の開弁駆動および閉弁駆動で実作動位置が異なることはないので、正確なアイドル回転速度制御が可能であり、また実作動位置>目標位置であるので、エンジン回転速度がぎくしゃくすることを回避して安定的なアイドル制御を可能とし、エンストが生じる可能性を極力排除することができる。
【0047】
しかも点火スイッチ遮断状態でアイドル調節弁45は、全閉位置からわずかに開弁した位置にあるので、アイシングが生じるおそれもなく、イニシャライズ後にアイドル調節弁45をさらに開弁保持しておくことにより、エンジン再始動時の目標開度までアイドル調節弁45を速やかに作動せしめることができ、より一層始動性が向上する。
【0048】
さらにエンジン完爆後には、エンジン冷却水温に応じた目標エンジン回転数となるようにアイドル回転速度のフィードバック制御が行なわれるので、目標位置および実作動位置間にずれがあっても、目標位置に実作動位置が補正されていくので問題は生じない。
【0049】
ところで、アイドル制御の基準となるバイパス通路38の開度をステップモータ48の制御パルスに対応付けるにあたって、アイドル調節弁45をステップモータ48の作動により全閉位置まで駆動した後に、ステップモータ48をたとえば10パルス分だけマイナス側にオフセットしてステップモータ48の作動パルス数をリセットするようにしても、実作動位置を目標位置よりも大きくすることが可能であるが、そのようにすると、制御ユニットCでの制御が複雑となる。すなわちバイパス通路38の開度調節によるアイドル制御時にアイドル調節弁45が完全な閉弁状態となることはなく、わずかに開いた全閉位置近傍でのアイドル調節弁45の精密な開閉制御が実行されるのであり、本発明に従って、アイドル制御の基準となるバイパス通路38の開度をステップモータ48の制御パルスに対応付けるにあたって、ステップモータ48をアイドル調節弁45の全閉位置から開弁方向にわずかに駆動せしめるように作動することにより、アイドル調節弁45の弁体46が弁座41に密着することはなく、ステップモータ48の制御上マイナス側のパルス数指示は生じないことになる。このため、上記リセット時にマイナス側のオフセット指示を与える必要がなく、マイナス側の指示・記憶が不要となるので、制御ユニットCでの制御が単純となるのである。
【0050】
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行なうことが可能である。
【0051】
たとえば、動力伝達手段47がラックおよびピニオンで構成されるものであってもよい。またアイドル制御の基準となるバイパス通路38の開度をステップモータ48の制御パルスに対応付けるタイミングは、上述の点火スイッチ遮断直後の他に、点火スイッチ導通直後のスタータ作動開始前であってもよく、またエンジン始動後であってもよい。
【0052】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、吸気通路の軸線に直交する方向を開閉作動方向としてアイドル調節弁を通路形成体に取付けるとともに開度センサを用いるものに比べて、スロットル装置の横幅を小さくすることができるとともに、弁軸の軸線に直交して吸気通路の軸線を通る平面上にアイドル調節弁の開閉作動方向を設定したものに比べて、スロットル装置の縦幅を小さくすることができ、スロットル装置の横幅および縦幅のいずれをも小さくしてスロットル装置のコンパクト化を図ることが可能となる。またアイドル制御の基準となるバイパス通路の開度をステップモータの制御パルスに対応付けるにあたってはアイドル調節弁を全閉位置まで一旦駆動した後に所定量だけ開弁側に駆動した位置を制御の基準とすべくステップモータの作動パルス数をリセットすることにより、そのリセット後には、実作動位置>目標位置となり、アイドル調節弁を速やかに目標開度まで開弁駆動することができ、優れた始動性を得ることが可能となるとともに、定常アイドル運転時にも要求開度までのアイドル調節弁の作動を速やかに行なうことができ、エンジン回転がスムーズでエンストが生じるおそれがない。またアイドル調節弁は、その開閉いずれの作動方向であっても同一開度となるので、アイドル調節弁の低開度での制御時に回転むらやエンストが生じる可能性を排除して正確な制御を行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンジンルーム内でのエアクリーナ、スロットル装置および吸気マニホールドの配置を示す図である。
【図2】スロットル装置を図1の2矢視方向から見た平面図である。
【図3】図2の3−3線断面図である。
【図4】スロットル装置を図1の4矢視方向から見た底面図である。
【図5】図2の5−5線に沿うスロットル装置の概略断面図である。
【図6】図4の6−6線に沿うスロットル装置の概略断面図である。
【図7】図4の7−7線に沿って示すアイドル調節弁の拡大縦断面図である。
【図8】点火スイッチ遮断直後のステップモータの制御処理手順を示すフローチャートである。
【図9】点火スイッチ遮断直後のステップモータ駆動信号およびアイドル調節弁作動位置の変化を示す図である。
【図10】アイドル調節弁および動力伝達手段の全閉位置からの作動状態を順次示す図である。
【図11】イニシャライズ後のアイドル調節弁の実位置および目標位置の変化を示す図である。
【図12】戻しばねを有しない従来例でのイニシャライズ後のアイドル調節弁の実位置および目標位置の変化を示す図である。
【図13】戻しばねを有しない従来例でのアイドル調節弁および動力伝達手段の全閉位置からの作動状態を順次示す図である。
【図14】戻しばねを有する従来例でのイニシャライズ後のアイドル調節弁の実位置および目標位置の変化を示す図である。
【符号の説明】
12・・・スロットル装置
15・・・通路形成体
16・・・吸気通路
17・・・弁軸
18・・・スロットル弁
30・・・スロットルドラム
38・・・バイパス通路
41・・・弁座
43・・・平面
45・・・アイドル調節弁
46・・・弁体
47・・・動力伝達手段
48・・・ステップモータ
64・・・アイドルスイッチ
C・・・制御ユニット
Claims (1)
- 吸気通路(16)を有する通路形成体(15)と、前記吸気通路(16)を横切って通路形成体(15)に回動可能に支承される弁軸(17)と、吸気通路(16)を開閉可能として前記弁軸(17)に固定されるスロットル弁(18)と、通路形成体(15)の外側方で前記弁軸(17)に固定されるスロットルドラム(30)と、アイドリング時に吸気を導くことを可能として前記スロットル弁(18)の上流側および下流側間を結ぶバイパス通路(38)の開度を調節すべく作動方向を一直線とした弁体(46)およびステップモータ(48)間がバックラッシュを有する動力伝達手段(47)を介して連結されて成るステップモータ駆動式のアイドル調節弁(45)とを備えるスロットル装置(12)と;前記ステップモータ(48)の作動を制御する制御ユニット(C)と;を含むエンジン用吸気量制御装置において、前記通路形成体(15)に設けられるバイパス通路(38)の中間部で通路形成体(15)に形成される弁座(41)に前記弁体(46)を着座させ得る前記アイドル調節弁(45)が、前記弁軸(17)の軸線に直交して吸気通路(16)の中心を通る平面(43)から間隔をあけた位置で該平面(43)と平行な方向に前記弁体(46)を開閉作動させるようにして前記通路形成体(15)に直接取付けられ、前記スロットルドラム(30)に当接して前記スロットル弁(18)の全閉位置を検出することを可能としたアイドルスイッチ(64)がスロットルドラム(30)の側方で通路形成体(15)に取付けられ、前記制御ユニット(C)は、前記アイドルスイッチ(64)によるスロットル弁(18)の全閉位置検出後にバイパス通路(38)の開度調節によるアイドル制御を実行すべく前記ステップモータ(48)の作動を制御可能であるとともに該アイドル制御の基準となるバイパス通路(38)の開度をステップモータ(48)の制御パルスに対応付けるにあたっては前記アイドル調節弁(45)を全閉位置まで一旦駆動した後に所定量だけ開弁側に駆動した位置を制御の基準とすべくステップモータ(48)の作動パルス数をリセットするように構成されることを特徴とするエンジン用吸気量制御装置。
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1998
- 1998-02-25 JP JP04372598A patent/JP3793345B2/ja not_active Expired - Fee Related
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