JP3792978B2 - 電子写真画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はプロセスカートリッジを着脱可能で記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置に関するものである。
【0002】
ここで、電子写真画像形成装置とは、電子写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成する物である。そして、電子写真画像形成装置の例としては、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えばレーザビームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
【0003】
また、プロセスカートリッジとは、帯電手段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能とする物である。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも1つと感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするものである。更に、少くとも現像手段と電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化して装置本体に着脱可能とするものをいう。
【0004】
【従来の技術】
従来、電子写真画像形成プロセスを用いた画像形成装置においては、電子写真感光体及び前記電子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずユーザー自身で行うことができるので、格段に操作性を向上させることができた。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、画像形成装置において広く用いられている。
【0005】
このようなプロセスカートリッジにおいては、画像形成装置本体からプロセスカートリッジを駆動する。
【0006】
以下、感光体ドラムの回転駆動方法について説明する。感光体ドラムの回転の等速性・中心位置精度は、出力画像の良否・出力画像の精度を決定する最も重要な要因であるため、感光体ドラムに回転力を伝達する方法には様々な有効な技術が提案されている。一般にカップリングを用いて感光体ドラムを駆動する場合駆動カップリングと一体又は一体的のギアは、外径が大きく、モジュールが小さく歯数の多いギアであった方が有利とされている。その理由としては、
(1)ギア1歯のピッチの噛み合い周期に対応する画像周期が相対的に小さくなるため、回転むらが生じたとしても振幅が小さく画像上での視認性が低い。
(2)感光体ドラムを回転させるのに必要なトルクを一定とすると、外径が大きいほうが回転駆動時に歯面にかかる負荷が相対的に小さくなるため歯面の変形によるギア1歯周期の回転むらを軽減できる。
(3)1段で大減速が得られることから駆動源であるモータから感光体ドラムまでのギアの数を少なくできるため、ギアに起因する回転むらが可及的に軽減できる。
等があげられる。しかしながら、プロセスカートリッジ101内に感光体ドラム1を駆動するギア21を収めようとすると、ギア21の外径は図14のdに示された程度の大きさが限界であって、図15のDのような外径の大きなギア21をプロセスカートリッジ101に取り付けることはプロセスカートリッジ101の枠体を大きくはみ出してしまうため現実的ではない。この問題を解決するためにスラスト方向のカップリング式の感光体ドラム駆動ギアを画像形成装置本体に有する駆動方式が提案されている。
【0007】
この駆動方式とは、感光体ドラム端部に設けたカップリングと画像形成装置本体の駆動源につらなる出力端の駆動力カップリングを係合して感光体ドラムを駆動するものである。そしてこの駆動カップリングは駆動軸端に設けられ駆動軸には大ギアが設けられている。この大ギアを小ギアで駆動する。
【0008】
図16、図17はその一例となる画像形成装置の感光体ドラム駆動ギア部の断面図であって、図16は印刷動作時に感光体ドラムと感光体ドラム駆動ギアが係合した状態の図、図17は、プロセスカートリッジを画像形成装置本体に着脱時に感光体ドラム駆動ギアが感光体ドラムから離れた状態の図である。図16において、1はプロセスカートリッジ101に支持された感光体ドラムである。37aは感光体ドラム1の端部に形成された突起であるカップリング凸部、22は感光体ドラム駆動ギア、22aは感光体ドラム駆動ギア22の回転中心軸部であって前軸部22a1と後軸部22a2を有する。22bは感光体ドラム駆動ギア22の歯部、22cは回転中心軸部22aと歯部22bを連結する円盤状の連結部(ハブ)、22dは回転中心軸部22aの前端部に形成された係合孔のカップリング凹部であって、これらは樹脂で一体成型されている。23,24は感光体ドラム駆動ギア22を回転可能かつスラスト方向に移動可能に支持する軸受、25,26は軸受23,24がそれぞれ取り付けられた内側板と外側板、27は感光体ドラム駆動ギア22をプロセスカートリッジの向かう方向に付勢するばね、28は図示されていないリンク機構によって回転可能に支持され、ばね27の付勢力に抗して感光体ドラム駆動ギア22をプロセスカートリッジ101から離間する方向に移動させることが可能なカム対である。カム対28は端面カムであって内側板25に固定したカム28aと前軸部22a1に回転自在に嵌合し、図示されないリンク機構により回動される回転カム28bを有する。
【0009】
カム28bは図示されていないリンク機構によってプロセスカートリッジ101を出し入れする入り口の開閉式のドアと連結しており、ドアを開くときに、ばね27の付勢力に抗して感光体ドラム駆動ギア22をプロセスカートリッジ101から離間する方向に移動させ、ドアを閉じるときに、移動を解除しばね27の付勢力によって感光体ドラム駆動ギア22がプロセスカートリッジ101に向かう方向に移動可能な状態にすることができる構成になっている。
【0010】
プロセスカートリッジ101を装着する際には、ドアを開けることによって、カム対28が感光体ドラム駆動ギア22を図17図示の位置まで移動させ、プロセスカートリッジ101を着脱可能にする。プロセスカートリッジ101を装着後、ドアを閉めると、図16のようにばね27の作用によって感光体ドラム駆動ギア22がプロセスカートリッジ101に近づく方向に付勢され感光体ドラム1の端部に形成されたカップリング凸部37aと感光体ドラム駆動ギア22の係合孔であるカップリング凹部22dが互いに係合することによってカップリングとなり、駆動ギア22と感光体ドラム1を一体で回転することが可能となっている。
【0011】
以上のように、感光体ドラム1に対して感光体ドラム駆動ギア22をスラスト方向にカップリングさせる構成にすることによって、外径が大きく、モジュールが小さく歯数の多いギアで感光体ドラム1を駆動でき、前述のような理由から感光体ドラム1の回転むらを低減することが可能となるため、良好な画質を出力できる高品位の画像形成装置が実現できる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の構成では感光体ドラム駆動ギアがスラスト方向に移動する構成となっているため、駆動部の幅方向のサイズが大きくなってしまうという問題点を有していた。図16、図17に示すとおり、駆動部のサイズは図示A:カム部の最小厚さ、図示B:感光体ドラム駆動ギアの歯幅、図示C:感光体ドラムと感光体ドラム駆動ギアが係脱するために必要な、感光体ドラム駆動ギアの移動量、図示D:軸受部の幅、の和で決定しており、特に感光体ドラム駆動ギアが退避した時の後軸部22a2が図示Cだけ外側板26外へ突出することは、その部分の要因だけで装置サイズが大きくなってしまう。又、ギアが比較的大きいため、フラットな円盤形状では剛性不足となり、ギア精度を向上させても良好な画像を得ることができないことがあった。剛性不足の解消のため、補強リブを形成すると、成型時の歪によりギア精度を低下させてしまう。
【0013】
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、外径が大きく、モジュールが小さく歯数の多いギアで感光体ドラムを駆動することによって、良好な画質を出力できる高品位の電子写真画像形成装置において、小型化と感光体ドラム駆動ギアの剛性強化を図ることの出来る電子写真画像形成装置を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、感光体ドラムと同軸的に回転可能でかつ回転中心軸方向に移動可能に支持され、回転中心軸を中心軸とする円筒軸状の回転中心軸部と輪状の歯車ハブ(連結部)が形成され、歯部と回転中心軸部を連結する連結部が回転中心軸を中心軸とする略円筒形状又は略円錐形状となっている感光体ドラム駆動ギアを有している。
【0015】
この感光体ドラム駆動ギアの作用によって、感光体ドラム駆動ギアが退避したときの後方への軸の突出をなくすことができ、その寸法分だけ装置サイズを小さく設計することと感光体ドラム駆動ギアの剛性強化が可能となる。
【0016】
かかる本出願に係る第1の発明はプロセスカートリッジを着脱可能な電子写真画像形成装置において、
(1)駆動力受け部となるカップリングを端部に備えた電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手段と、を有するプロセスカートリッジを取り外し可能に装着する装着手段と、
(2)外周に歯部を有するハブの中心の両側に夫々設けた、前軸部と後軸部とを有する軸部と、片側の前記前軸部に設けられ前記プロセスカートリッジのカップリングと係脱可能な駆動カップリングと、前記電子写真画像形成装置の装置本体に固設したカムに係合して前記プロセスカートリッジのカップリングに向って付勢するばねのばね力に抗して前記ハブを後退させる回転カムによって移動させられる駆動ギアであって、前記ハブは前記前軸部の回りで前記電子写真感光体ドラムに向って突出した突出部と、前記後軸部の回りで前記電子写真感光体ドラムに向って掘り込まれた凹部と、を有する駆動ギアと、
(3)前記前軸部を回転自在で且つ軸方向に移動可能に設けた前部軸受と、
(4)前記後軸部を回転自在で且つ軸方向に移動可能に設けた後部軸受と、
(5)前記駆動ギアを前記プロセスカートリッジの方向に加圧するばねと、
(6)前記突出部の回りに回転可能に設けられ、前記固設したカムと係合する回転カムと、
を有し、
前記固設したカム及び前記回転カムは前記駆動ギアの突出部の外周側に配設されていることを特徴とする電子写真画像形成装置である。
【0018】
本出願に係る第の発明は前記駆動ギアの突出部の外周は円筒形であり、前記凹部の内周はこの突出部の円筒形よりも小径の円筒形であることを特徴とする第の発明に記載の電子写真画像形成装置である。
【0019】
本出願に係る第の発明は前記駆動ギアの突出部の外周は前記電子写真感光体ドラムに向って先細となる截円錐形であり、前記凹部の内周は前記截円錐形の内側で前記截円錐形にほぼ倣う截円錐形であることを特徴とする第の発明に記載の電子写真画像形成装置である。
【0020】
本出願に係る第の発明は前記前部軸受と、前記固設したカムは一体成形品であることを特徴とする第1から第の発明の何れか1つに記載の電子写真画像形成装置である。
【0021】
本出願に係る第の発明は前記ばねは前記凹部の内周に沿って配設されていることを特徴とする第の発明に記載の電子写真画像形成装置である。
【0022】
本出願に係る第の発明は前記プロセスカートリッジのカップリングと前記駆動カップリングが離脱した状態で前記凹部は前記後部軸受を蔽うことを特徴とする第1から第の発明の何れか1つに記載の電子写真画像形成装置である。
【0023】
本出願に係る第の発明は前記後軸部を支持する軸受を設けた外側板の母材の厚みと前記ハブの後側面と前記後軸部の端面との軸方向の距離はほぼ等しく、前記駆動ギアが後退した状態で、前記外側板と前記後軸部の端面はほぼ同一面上にあることを特徴とする第1から第の発明の何れか1つに記載の電子写真画像形成装置である。
【0024】
本出願に係る第の発明は前記外側板は前記駆動ギアの中心と同心で中空円筒形であって、前記凹部に向って突出している軸受支持部を有することを特徴とする第1からの発明の何れか1つに記載の電子写真画像形成装置である。
【0025】
本出願に係る第の発明は前記電子写真感光体ドラムを駆動するための装置は平行な内側板と外側板間にほぼ作動範囲を限定されていることを特徴とする第1から第の発明の何れか1つに記載の電子写真画像形成装置である。
【0026】
本出願に係る第10の発明は前記後部軸受を支持する外側板の一部は筒状にして前記駆動ギアのハブの凹部に向って突出しており、突出部先端部に後部軸受を固定されていることを特徴とする第1から第の発明の何れか1つに記載の電子写真画像形成装置である。
【0027】
本出願に係る第11の発明は前記外側板の筒状の突出部は円筒形状であることを特徴とする第10の発明に記載の電子写真画像形成装置である。
【0028】
本出願に係る第12の発明は前記外側板の筒状の突出部は突出方向に先細の截円錐形状であることを特徴とする第10の発明に記載の電子写真画像形成装置である。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、長手方向とは記録媒体の搬送方向に交叉方向で記録媒体に平行な方向をいう。
【0030】
(実施の形態1)
プロセスカートリッジ及びこれを装着可能な電子写真画像形成装置について、図5を参照して具体的に説明する。
【0031】
ここでは説明の順序として、プロセスカートリッジ及びこれを用いる電子写真画像形成装置の全体構成を説明し、プロセスカートリッジの着脱構成について説明する。
【0032】
(画像形成装置の全体構成)
電子写真画像形成装置の具体例としてプロセスカートリッジを装着したレーザープリンタを図5に示す。図5はレーザープリンタの断面図であり、本レーザープリンタはプロセスカートリッジ101を装着して、電子写真方式により画像を形成し、その画像を記録用紙に記録するものである。
【0033】
以下、本レーザープリンタの構成について説明する。プロセスカートリッジ101は枠体内に像担持体である感光体ドラム1を回転可能に設けており、その周囲には感光体ドラム1の表面を一様に帯電処理する為の帯電手段(図示せず)と、帯電した感光体ドラム1に画像情報に応じた光像を照射して形成した潜像を現像剤(以下、トナーと称す)によって現像し、トナー像として可視化する為の現像手段(図示せず)と、トナー像を記録媒体に転写した後に感光体ドラム1の表面に残留したトナーを除去する為のクリーニング手段(図示せず)とが配設されており、これらは枠体によって一体化されカートリッジ化されている。尚、本レーザープリンタは装置本体内にプロセスカートリッジ101を装着するための装着手段(図示せず)を有している。一方、装置本体14内の上部には感光体ドラム1に対して画像情報に応じて光像を照射する為のレーザー走査光学手段102が設けられている。
【0034】
以下、本レーザープリンタの印刷動作について説明する。給紙カセット103内に収納された例えば紙のような記録媒体は、図示されていないホストコンピュータからのプリント信号により動作する給紙ローラ104と用紙分離手段105によって1枚ずつ分離されて給送される。この記録媒体は給紙反転部106を通って表裏反転され、搬送ローラ107とそれに圧接された従動ローラ108で構成された搬送ローラ部を経て、感光体ドラム1とそれに圧接された転写ローラ109で構成されたトナー転写部に搬送される。一方、図示されていないホストコンピュータからの画像情報は光像としてレーザー走査光学手段102からプロセスカートリッジ101内の感光体ドラム1に照射されて感光体ドラム1に画像情報に応じた潜像が形成され、その潜像はトナーによって現像されて可視化される。そして、記録媒体はトナー像として現像された画像情報とタイミングをとって搬送され、感光体ドラム1に形成されたトナー像と逆極性の電圧を転写ローラ109に印加することによって、感光体ドラム1と転写ローラ109の圧接部においてトナー像が記録媒体に転写される。トナー像の転写を受けた記録媒体はトナー転写部を通過した直後に図示されていない除電針と除電針を保持している除電針ホルダーの真上を通過し、所定の搬送路を経由して定着フィルム110とそれに圧接された加圧ローラ111で構成される定着部に搬送され、定着部でトナー像の定着を受ける。そして、定着部を通過した記録媒体は定着部後方の装置本体後部112を経由して再び表裏反転され、排紙ローラ113によって装置本体上部に設けられた排紙トレイ114に排紙される。
【0035】
(プロセスカートリッジ)
一方、前記プロセスカートリッジ101は、電子写真感光体と、少なくとも1つのプロセス手段を備えたものである。ここでプロセス手段としては、例えば電子写真感光体を帯電させる帯電手段、電子写真感光体に形成された潜像を現像する現像手段、電子写真感光体表面に残留するトナーをクリーニングするためのクリーニング手段等がある。本実施の形態のプロセスカートリッジ101は、図6に示すように、感光層を有する電子写真感光体である感光体ドラム1を回転し、帯電手段である帯電ローラ9aへ電圧印加して前記感光体ドラム1の表面を一様に帯電し、この帯電した感光体ドラム1に対して前記光学手段102からの光像を露光開口部9を介して露光して潜像を形成し、該潜像を現像手段10によって現像するように構成している。
【0036】
前記現像手段10はトナー収容部10a内のトナー送り手段である回転可能な第1送り部材10b1及び第2送り部材10b2で送り出し、固定磁石10cを内蔵した現像回転体である現像ローラ10dを回転させると共に、現像ブレード10eによって摩擦帯電電化を付与したトナー層を現像ローラ10dの表面に形成し、そのトナーを前記潜像に応じて感光体ドラム1へ転移させることによってトナー像を形成して可視像化するものである。
【0037】
そして転写ローラ109に前記トナー像と逆極性の電圧を印加してトナー像を記録媒体に転写した後は、クリーニングブレード11aによって感光体ドラム1に残留したトナーを掻き落とすと共に、スクイシート11bによってすくい取り、除去トナー収納部11cへ集めるクリーニング手段11によって感光体ドラム1上の残留トナーを除去するように構成している。
【0038】
尚、前記感光体ドラム1等の各部材は、現像枠体12aと現像下枠12b及び蓋部材12cを溶着して一体化したトナー現像枠体12と、クリーニング枠体13とを結合して構成したカートリッジ枠体CFに収納してカートリッジ化され、装置本体14に設けたカートリッジ装着手段に対して着脱可能に装着される。
【0039】
(プロセスカートリッジの着脱構成)
次に前記プロセスカートリッジ101を画像形成装置Aに対して着脱するための構成について説明する。
【0040】
プロセスカートリッジBの着脱は図7に示すように、開閉カバー15を開いて行う。図5に示すように装置本体14には軸15aでもって開閉カバー15が取り付けてある。カートリッジ装着手段は、軸15aを中心にして開閉カバー15を開くと図8及び図9に示すように、カートリッジ装着スペースの左右両側面に前下がりであって、下方へ膨出する湾曲形状(本実施の形態では略円弧形状)に形成したガイドレール16が略対称に設けてあり、その上方にはガイド部材17が取り付けてある。更に前記ガイドレール16の入口側にはプロセスカートリッジ101のリンク部材29と係合する引掛け部として傾斜面16aが形成してある。
【0041】
一方、ガイドレール16に対応してプロセスカートリッジ101の長手方向両外側面にはガイドレール16に沿ってガイドされるガイド部が形成してある。このガイド部は、カートリッジ枠体CFの長手方向両外側面の略左右対称位置から突出するように構成したものであり、図10、図11に示すように、第1ガイド部となるボス18aと、第2ガイド部となるリブ18bから構成されている。前記ボス18a部は感光体ドラム1の回転軸の延長線上に位置し、リブ18bは前記ボス18aからプロセスカートリッジ101の挿入方向後にガイドレール16の形状に合わせて下方へ膨出した湾曲形状(本実施の形態では略円弧形状)に延設している。
【0042】
上記の構成において、プロセスカートリッジ101を装着する場合には、図7に示すように、ボス18a及びリブ18bをガイドレール16に沿わせてプロセスカートリッジ先端を画像形成装置本体14の光学手段102の下に潜り込ませるように挿入する。ガイドレール16は略円弧状に形成してあると共に、その上方にあるガイド部材17もこれに倣った形状をしており、且つリブ18bも同様な略円弧上であるために、挿入するに従ってプロセスカートリッジ101は略水平になる。更にプロセスカートリッジ101を押し込むと、図5に示すように、装置本体14に設けた突当部材19がクリーニング枠体13の先端の両端部付近に設けた当接面20に当接し、次にプロセスカートリッジBのボス18aがガイドレール16の終端に形成した受け凹部16cに落ち込む。これにより、感光体ドラム1の側端に固着したフランジ中心のカップリング凸部37a(図10参照)と装置本体14側の開閉カバー15の閉じる動作と連動して前進するように設けられたカップリング凹軸である回転中心軸部2aのカップリング凹部2d(図8参照)とが嵌合可能な状態となり、プロセスカートリッジ101へ駆動力を伝達可能となる。
【0043】
(カップリング及び駆動構成)
次に画像形成装置本体14からプロセスカートリッジ101へ駆動力を伝達する駆動力伝達機構であるカップリング手段の構成について説明する。
【0044】
図12は感光体ドラム1をクリーニング枠体13に取り付ける状態を示す分解斜視図である。
【0045】
さて、図12に示すように、プロセスカートリッジ101に取り付けられた感光体ドラム1の長手方向一方端部にはカートリッジ側カップリング手段が設けてある。このカップリング手段は、感光体ドラム1の一方端部に固着したドラムフランジ36にカップリング凸軸37(円柱形状)を設けたものであり、前記凸軸37の先端面に凸部37aが形成してある。なお、凸部37aの端面37a1は凸軸37の軸直角の端面と平行である。また、この凸軸37は軸受38に嵌合して、ドラム回転軸として機能する。この軸受38はクリーニング枠体13に小ねじ38aでもって固定されている。本例では軸受38とボス18aが一体成形されている。そして、本実施の形態では、ドラムフランジ36とカップリング凸軸37及び凸部37aは一体に設けてある。そして、ドラムフランジ36にはプロセスカートリッジ101内部の現像ローラ10dに駆動力を伝達するため、はす歯のドラムギア1bが一体に設けてある。従って、図12に示す通り、前記ドラムフランジ36はドラムギア1b、凸軸37及び凸部37aを有する一体成型品であって、駆動力を伝達する機能を有する駆動力伝達部品である。なお、ドラムギア1bは現像ローラ10dを駆動するためのギアである。
【0046】
そして、前記凸部37aの形状は、ねじれた多角柱であって、詳しくは断面がほぼ正三角形の柱で軸方向に次第に回転方向にわずかにねじれた形状である。また、前記凸部37aと嵌合する凹部2dは、断面が多角形で軸方向に次第に回転方向にわずかにねじれた穴である。この凸部37aと凹部2dはねじれのピッチがほぼ同一であり、同一方向にねじれている。なお、前記凹部2dは、断面が略正三角形である。そして、この凹部2dは、図1に示すように装置本体14に設けられた駆動ギア2と一体の回転中心軸部2aに設けられている。この回転中心軸部2aは装置本体14に後述のように回転自在及び軸方向移動自在に設けられている。そこで、本実施の形態の構成においては、プロセスカートリッジ101が装置本体14に装着されて、凸部37aと装置本体14に設けられた駆動ギア2の凹部2dとが嵌合して、凹部2dの回転力が凸部37aに伝達される際に、略正三角形の凸部37aの各稜線と凹部2dの内面とが等しく当接するため互いに軸芯が合致する。このため、カプリング凸部37aの外接円の直径はカップリング凹部2dの内接円よりも大きく、且つ、カップリング凹部2dの外接円よりも小さく製作されている。更に、そのねじれ形状によって凹部2dが凸部37aを引き寄せる方向に力が作用して、凸部端面37a1が凹部2dの底2d1と当接する。そこで、前記凸部37aと一体的となっている感光体ドラム1は、画像形成装置本体14内で軸方向の位置及びラジアル方向の位置が安定して決まる。
【0047】
ここで図1、図2に示すように駆動ギア2はその両端の前軸部2a1、後軸部2a2を前部軸受3と後部軸受4で回転自在に支持され、前部軸受3と後部軸受4は図1、図2に示すように駆動ギア2以外の不図示のギアやモータ(不図示)等を支持している内側板5、外側板6に固定される。前部軸受3は前軸部2a1を、後部軸受4は後軸部2a2を回転自在に支持する。
【0048】
外側板6と駆動ギア2との間には駆動ギア2をプロセスカートリッジ101の向かう方向に付勢するばね7が設けてある。後述のリンク機構によって回転可能に支持され、ばね7の付勢力に抗して感光体ドラム駆動ギア2をプロセスカートリッジ101から離間する方向に移動させることが可能なカム対8が設けてある。
【0049】
上述のように駆動ギア2は外周に歯部2bを有するハブ2cと、ハブ2cの中心の両側に夫々設けた前軸部2a1、後軸部2a2と、前軸部2a1に設けられプロセスカートリッジ101のカップリング凸部37aと係脱可能な駆動カップリングであるカップリング凹部2dと、後軸部2a2の回りでハブ2cに設けられプロセスカートリッジ101のカップリング凸部37aに向って駆動ギア2を付勢するための装置本体14の外側板6との間に設けられたばね7のばね力を受けるばね受け部2e1と、装置本体14に固設したカム8aに係合して前記ばね7のばね力に抗して前記ハブ2cを後退させる回転カム8bによって移動させられる駆動ギアであって、前記ハブ2cは前軸部2a1の回りで感光体ドラム1に向って突出した突出部2c1と、後軸部2d2の回りで感光体ドラム1に向って掘り込まれ底部がばね受け部2e1となっている凹部2eと、を有する。
【0050】
この駆動ギア2は前軸部2a1を回転自在で且つ軸方向に移動可能に設けた前部軸受3と、後軸部2d2を回転自在で且つ軸方向に移動可能に設けた後部軸受4と、で支持されている。
【0051】
前述のカム対8は外周が円筒形の突出部2c1の回りに嵌合して回転可能に設けられ、画像形成装置本体14の前側板5に固設したカム8aと係合する回転カム8bと、前記固設したカム8aとを有する。このカム対8の対向面はスパイラル形状であり、回転カム8bは回転することにより軸方向に進退する。なお、回転カムの支持は、内側板5側、例えば固定カム8aの外周で回転自在に支持してもよく、カム対8は突出部2c1の外周側に存在する。これによって突出部2c1を内側板5へ接近可能としている。
【0052】
ここで前記凹部2eの内周は突出部2c1の円筒形よりも小径の円筒形である。
【0053】
前記前軸部2aを支持する第一軸受である前部軸受3と、前記固設したカム8aは一体成形品である。
【0054】
プロセスカートリッジ101のカップリング凸部37aと駆動ギア2が離脱した状態で前記凹部2eは前記第二軸受である後部軸受4を蔽う。
【0055】
図1において図示A:カム対8の最小厚さ、図示B:駆動ギア2の歯幅、図示C:感光体ドラム1と駆動ギア2が係脱するために必要な駆動ギア2の移動量、D:後部軸受4の幅とすると、前記後軸部2a2を支持する第二軸受である後部軸受4を設けた外側板6の母材の厚みと前記ハブ2cの後側面と前記後軸部2a2の端面2a3との軸方向の距離はDでほぼ等しく、駆動ギア2が後退した状態で、外側板6と後軸部2a2の端面2a3は図2に示すようにほぼ同一面上にある(図2参照)。
【0056】
前記外側板6は駆動ギア2の中心と同心であって前記圧縮ばね7よりも外周の直径が小さい中空円筒形であって、前記凹部2eに向って突出している軸受支持部6aを有する。この軸受支持部6aの突出端に第二軸受である後部軸受4が取り付けられている。
【0057】
前述のようにしてあるので電子写真感光体ドラム1を駆動するための駆動部は平行な内側板5と外側板6間がほぼ作動範囲となる。駆動ギア2の突出部2c1の外周側において内側板5と外周平板部2c2の間にカム対8が設けてある。回転カム8bには図13に示すように半径方向へ伸びたアーム部63bがあり、その先端付近にボス63cが設けてある。開閉部材である開閉カバー15には軸15aと図の紙面上及び紙面に直角方向で離れた位置に穴15bを設けてある。軸15aは装置本体14に開閉カバー15を取り付ける軸である。ボス63cと穴15bをリンク67で結ぶことで開閉カバー15の開動作に連動して回転カム8bが回転することができる。
【0058】
圧縮コイルばね7が圧縮されて組付けられており、駆動ギア2を長手方向で回転カム8bに密着するように付勢している。
【0059】
次に開閉カバー15の開閉動作によって、駆動ギア2の回転中心軸部2aの凹部2dを進退、前進する機構について、図1、図2、図13を用いて説明する。
【0060】
前述のように、回転カム8bのアーム63b先端付近のボス63cと開閉カバー15の穴15bを連結するリンク67によって、開閉カバー15の開閉に伴って回転カム8bが回転する。ここで、固定カム8aとの間のカム面に対して回転カム8bのカム面が摺動して、回転カム8bが長手方向に進退する。開閉カバー15を開くと、回転カム8bが図1の軸方向右側へ移動する。これにより駆動ギア2が圧縮コイルばね7を圧縮しながら軸方向右側へスライドし、図2に示すように凹軸端面の凹部2dが、前部軸受3の端面まで後退する。このとき画像形成装置本体14内にプロセスカートリッジ101が装着されていれば、図12に示すドラムフランジ36の先端の凸部37aと凹部2dが引き離され、プロセスカートリッジ101を取り外し可能となる。
【0061】
逆に開閉カバー15が開いた状態から閉じていくと、回転カム8bの回転によって、圧縮コイルばね7の反発力によって、駆動ギア2及び回転カム8bが長手方向に移動し凹部2dがせり出し、プロセスカートリッジ101の凸部37aと係合可能な状態となる(図1参照)。
【0062】
図1のとおり本発明の実施の形態感光体ドラム駆動ギア2は、歯部2bと回転中心軸部2aとをつなぐ連結部(ハブ)が従来例のような回転中心軸部2aに対して垂直な円盤状の面でなく、円筒形状の連結部で連結されており、後部軸受4が感光体ドラム駆動ギア2の外周平板部2c2と突出部2c1間の円筒形の連結部(ハブ)2cの円筒形状部2c3の内部に入り込んだ構成になっている。このように感光体ドラム駆動ギア2及びその周辺部をレイアウトすることによって、従来例に比べて図示Cの寸法分だけ駆動部の幅方向の寸法を小さく設計することが可能となる。又、ハブ2cが円盤状であった従来例に比べて円筒形状になるためギアの剛性も強化される。以上のとおり、本発明の実施の形態1の画像形成装置では、外径が大きく、モジュールが小さく歯数の多いギアで感光体ドラム1を駆動することによって、良好な画質を出力できるというメリットはそのままで画像形成装置の小型化と感光体ドラム駆動ギア2の剛性強化を図ることができる。
【0063】
(実施の形態2)
図3、図4は本発明の実施の形態2における感光体ドラム駆動ギアとその周辺部の断面図であり、感光体ドラム駆動ギア2の形状と外側板6の絞り形状以外は実施の形態1と同様な構成である。本発明の画像形成装置では、外径が大きく、モジュールが小さく歯数の多いギアで感光体ドラムを駆動することによって、良好な画質を出力できるというメリットはそのままで画像形成装置の小型化と感光体ドラム駆動ギアの剛性強化が可能なことは実施の形態1と同様である。本実施の形態は実施の形態1の駆動ギア2のハブ2cの円筒形状部2c3に替えて感光体ドラム1に向って突出する円錐形状部2c3′としたものである。これに従って平行圧縮コイルばね7に代えて円錐コイルばね7′とした。これによって突出部2c1′は截円錐形であり、凹部2e′は突出部2c1′の截円錐形の内側にあり突出部2c1′の截円錐形に倣う截円錐形となる。前記円錐コイルばね7′は凹部2e′の内周に沿うことになる。また、外側板6の軸受支持部材6aが実施の形態1では円筒形状であったが実施の形態2の軸受支持部材6a′は突出方向に先細となる截円錐形状とした。本実施の形態では、感光体ドラム駆動ギア2の連結部であるハブ形状を図3、図4の通り略円錐形状部2c3′を有することによって、円筒形状部2c3となっている実施の形態1に比べて、
(1)射出成型時の樹脂の流れがスムーズになり、感光体ドラム駆動ギアの成型精度が有利になる。
(2)外側板の絞り部(図示E)の角度が緩やかですむためプレス工程が簡素化できる。等のメリットがある。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように、本出願に係る発明によれば、駆動ギアからカップリングを介してプロセスカートリッジの電子写真感光体ドラムを駆動することによって、良好な画質を出力できる高品位の電子写真画像形成装置において、小型化と電子写真感光体ドラム駆動ギアの剛性強化を図ることができるという格別顕著な効果を奏する。
【0065】
又、本出願に係る発明によれば電子写真感光体ドラム駆動ギアが射出成型する際の寸法精度が確保しやすい形状となりかつ、外側板も加工しやすい形状となるという格別顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における画像形成装置本体のプロセスカートリッジ駆動部を示す縦断面図である。
【図2】本発明の実施の形態1における画像形成装置本体のプロセスカートリッジ駆動部を示す縦断面図である。
【図3】本発明の実施の形態2における画像形成装置本体のプロセスカートリッジ駆動部を示す縦断面図である。
【図4】本発明の実施の形態2における画像形成装置本体のプロセスカートリッジ駆動部を示す縦断面図である。
【図5】電子写真画像形成装置の縦断面図である。
【図6】プロセスカートリッジの縦断面図である。
【図7】画像形成装置本体のプロセスカートリッジの装着手段の側面図である。
【図8】画像形成装置本体のプロセスカートリッジの装着手段の斜視図である。
【図9】画像形成装置本体のプロセスカートリッジの装着手段の斜視図である。
【図10】プロセスカートリッジのカップリング側を視る斜視図である。
【図11】プロセスカートリッジの反カップリング側を視る斜視図である。
【図12】プロセスカートリッジの駆動力受け部の分解斜視図である。
【図13】画像形成装置本体の駆動部の操作手段の側面図である。
【図14】感光体ドラム駆動ギアを有するプロセスカートリッジの側面図である。
【図15】大径の感光体ドラム駆動ギアを有するプロセスカートリッジの側面図である。
【図16】従来例の画像形成装置本体のプロセスカートリッジ駆動部を示す縦断面図である。
【図17】従来例の画像形成装置本体のプロセスカートリッジ駆動部を示す縦断面図である。
【符号の説明】
CF…カートリッジ枠体
1…感光体ドラム 1a…突起 1b…ドラムギア
2…駆動ギア 2a…回転中心軸部 2a1…前軸部 2a2…後軸部 2a3…端面 2b…歯部 2c…ハブ(連結部) 2c1…突出部 2c1′…突出部 2c2…外周平板部 2c3…円筒形状部 2c3′…略円錐形状部 2d…カップリング凹部 2d1…凹部の底 2e,2e′…凹部 2e1…ばね受け部
3…前部軸受(第一軸受)
4…後部軸受(第二軸受)
5…内側板
6…外側板 6a…軸受支持部材 6a′…軸受支持部材
7…ばね 7′…円錐コイルばね
8…カム対 8a…カム 8b…カム
9…露光開口部 9a…帯電ローラ
10…現像手段 10a…トナー収納部 10b1…第1送り部材 10b2…第2送り部材 10c…固定磁石 10d…現像ローラ 10e…現像ブレード
11…クリーニング手段 11a…クリーニングブレード 11b…スクイシート 11c…除去トナー収納部
12…トナー現像枠体 12a…現像枠体 12b…現像下枠 12c…蓋部材
13…クリーニング枠体
14…装置本体
15…開閉カバー 15a…軸 15b…穴
16…ガイドレール 16a…傾斜面 16c…受け凹部
17…ガイド部材
18a…ボス 18b…リブ
19…突当部材
20…当接面
21…ドラムギア
22…感光体ドラム駆動ギア 22a…回転中心軸部 22a1…前軸部 22a2…後軸部 22b…歯部 22c…連結部 22d…カップリング凹部
23…軸受
24…軸受
25…内側板
26…外側板
27…ばね
28…カム対 28a…固定カム 28b…回転カム
29…リンク部材
36…ドラムフランジ
37…カップリング凸軸 37a…カップリング凸部 37a1…端面
38…軸受 38a…凸部
63b…アーム部 63c…ボス
67…リンク
101…プロセスカートリッジ
102…レーザー走査光学手段
103…給紙カセット
104…給紙ローラ
105…用紙分離手段
106…給紙反転部
107…搬送ローラ
108…従動ローラ
109…転写ローラ
110…定着フィルム
111…加圧ローラ
112…装置本体後部
113…排紙ローラ
114…排紙トレイ

Claims (12)

  1. プロセスカートリッジを着脱可能な電子写真画像形成装置において、
    (1)駆動力受け部となるカップリングを端部に備えた電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手段と、を有するプロセスカートリッジを取り外し可能に装着する装着手段と、
    (2)外周に歯部を有するハブの中心の両側に夫々設けた、前軸部と後軸部とを有する軸部と、片側の前記前軸部に設けられ前記プロセスカートリッジのカップリングと係脱可能な駆動カップリングと、前記電子写真画像形成装置の装置本体に固設したカムに係合して前記プロセスカートリッジのカップリングに向って付勢するばねのばね力に抗して前記ハブを後退させる回転カムによって移動させられる駆動ギアであって、前記ハブは前記前軸部の回りで前記電子写真感光体ドラムに向って突出した突出部と、前記後軸部の回りで前記電子写真感光体ドラムに向って掘り込まれた凹部と、を有する駆動ギアと、
    (3)前記前軸部を回転自在で且つ軸方向に移動可能に設けた前部軸受と、
    (4)前記後軸部を回転自在で且つ軸方向に移動可能に設けた後部軸受と、
    (5)前記駆動ギアを前記プロセスカートリッジの方向に加圧するばねと、
    (6)前記突出部の回りに回転可能に設けられ、前記固設したカムと係合する回転カムと、
    を有し、
    前記固設したカム及び前記回転カムは前記駆動ギアの突出部の外周側に配設されていることを特徴とする電子写真画像形成装置。
  2. 前記駆動ギアの突出部の外周は円筒形であり、前記凹部の内周はこの突出部の円筒形よりも小径の円筒形であることを特徴とする請求項1に記載の電子写真画像形成装置。
  3. 前記駆動ギアの突出部の外周は前記電子写真感光体ドラムに向って先細となる截円錐形であり、前記凹部の内周は前記截円錐形の内側で前記截円錐形にほぼ倣う截円錐形であることを特徴とする請求項1に記載の電子写真画像形成装置。
  4. 前記前部軸受と、前記固設したカムは一体成形品であることを特徴とする請求項1からの何れか1つに記載の電子写真画像形成装置。
  5. 前記ばねは前記凹部の内周に沿って配設されていることを特徴とする請求項に記載の電子写真画像形成装置。
  6. 前記プロセスカートリッジのカップリングと前記駆動カップリングが離脱した状態で前記凹部は前記後部軸受を蔽うことを特徴とする請求項1からの何れか1つに記載の電子写真画像形成装置。
  7. 前記後軸部を支持する軸受を設けた外側板の母材の厚みと前記ハブの後側面と前記後軸部の端面との軸方向の距離はほぼ等しく、前記駆動ギアが後退した状態で、前記外側板と前記後軸部の端面はほぼ同一面上にあることを特徴とする請求項1からの何れか1つに記載の電子写真画像形成装置。
  8. 前記外側板は前記駆動ギアの中心と同心で中空円筒形であって、前記凹部に向って突出している軸受支持部を有することを特徴とする請求項1からの何れか1つに記載の電子写真画像形成装置。
  9. 前記電子写真感光体ドラムを駆動するための装置は平行な内側板と外側板間にほぼ作動範囲を限定されていることを特徴とする請求項1からの何れか1つに記載の電子写真画像形成装置。
  10. 前記後部軸受を支持する外側板の一部は筒状にして前記駆動ギアのハブの凹部に向って突出しており、突出部先端部に後部軸受を固定されていることを特徴とする請求項1からの何れか1つに記載の電子写真画像形成装置。
  11. 前記外側板の筒状の突出部は円筒形状であることを特徴とする請求項10に記載の電子写真画像形成装置。
  12. 前記外側板の筒状の突出部は突出方向に先細の截円錐形状であることを特徴とする請求項10に記載の電子写真画像形成装置。
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