JP3792152B2 - 窓上・窓下兼用排気システム - Google Patents

窓上・窓下兼用排気システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、窓とブラインドとに挟まれる空間の空気を吸引排気することにより、窓から侵入する熱負荷を低減する窓上・窓下兼用排気システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば事務所ビル等の建物では、照明エネルギーの省エネの観点から、窓を大きくとり、自然光をできるだけ取り入れることが望ましい。一方、窓を大きくとれば、夏期や冬期には窓を侵入する熱負荷が増大し、冷暖房のエネルギー消費量が増大する。環境配慮型の建物が多く建設されるようになってきた近年では、このような窓からの熱が室内に侵入し、冷暖房負荷の増大となるのを防ぐシステムとして、窓排気システムが提案され且つ実施されている。
【0003】
この窓排気システムは、窓とブラインドとに挟まれた空間の空気を吸引し、居住空間に侵入する前に高温或いは低温の空気を排気することにより、冷暖房負荷を低減させる。即ち、図7(a)に示すように、夏期のように窓1近傍の空気が室内3より高くなる場合には、窓近傍で温まり上昇した空気5を、窓1の上部(天井7等の面)に設置した排気開口9から吸引排気する。一方、図7(b)に示すように、冬期のように窓1近傍の空気が室内3より低くなる場合には、窓近傍で冷却され下降した空気11を、窓1の下部(ペリカウンター13等の上面)に設置した排気開口15から吸引排気する。これにより、窓1から侵入する冷暖房負荷を低減することができた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、日本国内における多くの建物では、上記したように、窓近傍の空気流が、四季の変化、時刻、日射の有無等により上下方向で逆転することになる。例えば、夏期は上昇流を吸引する窓上排気が必要になり、冬期は下降流を吸引する窓下排気が必要になり、季節や時刻により排気位置を機械的に切り替える必要があった。このため、従来の窓排気システムは、図8に示すような、窓上と窓下のそれぞれに設けた二箇所の排気開口17a、17bに、二系統の排気ダクト19a、19bを接続し、それぞれの排気ダクト19a、19bに設けた開閉ダンバ21a、21bを切り替えるシステム構成とする場合が多く、切替機構や制御装置(サーモスタット等)が必要となり、設備コストの増加や、専用機器設置のためのスペースが必要となる欠点があった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、複数系統の排気ダクト、切替機構及びダンパ切り替え用の制御装置が不要となる窓上・窓下兼用排気システムを提供し、もって、窓排気システムにおける施工コストの低減、施工の容易性を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明に係る請求項1記載の窓上・窓下兼用排気システムは、建物の外壁に設けた窓と、該窓に対面させて室内側に設けたブラインドとの間の空気を排気する窓上・窓下兼用排気システムであって、前記窓と前記ブラインドとに挟まれた空間の側部を塞ぐ窓面直交方向のそで壁に、前記窓の上下方向に沿って延在するスリット状の排気開口を設け、該排気開口を、前記そで壁内に設けた上下方向に延在する中空スペースに連通させ、該中空スペースを、天井内で排気ダクトに接続したことを特徴とする。
【0006】
この窓上・窓下兼用排気システムでは、夏期に窓面に沿って上昇する高温の上昇空気流、及び冬期に窓面に沿って下降する低温の下降空気流の両方が、排気開口の上部側、又は排気開口の下部側で吸引されることになる。即ち、高温となって密度が小さくなった空気は、窓、ブラインド、天井、そで壁に包囲された空間上部に溜まる結果、側部に開口する排気開口へ流入し易くなる。また、低温となって密度が大きくなった空気は、窓、ブラインド、床(又はペリカウンター等)、そで壁に包囲された空間下部に溜まる結果、側部に開口する排気開口へ流入し易くなる。つまり、夏期、冬期のいずれの場合においても、窓・ブラインド間の空気が、一つの排気開口から吸引でき、窓から侵入する熱負荷を低減して、省エネが達成できるようになる。したがって、従来システムのように、窓上方の天井と、窓下方のペリカウンター等に二系統の排気ダクトを設け、これら二系統の排気ダクトを夏冬ごとに切り替えるための切替機構や制御装置が不要となる。また、これらの複数系統のダクト及び機器・装置類の設置スペースも確保する必要がなくなる。これにより、窓排気システムを容易に、しかも、安価に施工できるようになる。
【0007】
請求項2記載の窓上・窓下兼用排気システムは、請求項1記載の窓上・窓下兼用排気システムにおいて、前記中空スペースを、外壁と、該外壁に対向させた内壁と、前記そで壁とで包囲して形成し、前記スリット状の排気開口を、前記外壁と、該外壁に離間させた前記そで壁の縦縁部とで形成したことを特徴とする。
【0008】
この窓上・窓下兼用排気システムでは、外壁に対向させた内壁と、この間隙空間の側部を塞ぐそで壁とで中空スペースが形成され、且つ外壁と、そで壁の縦縁部とで上下に延在するスリット状の排気開口が形成される。つまり、排気開口枠や縦ダクト等の専用部材を使用せずに、窓上・窓下兼用排気システムの施工コストが安価となる。
【0009】
請求項3記載の窓上・窓下兼用排気システムは、建物の外壁に設けた窓と、該窓に対面させて室内側に設けたブラインドとの間の空気を排気する窓上・窓下兼用排気システムであって、前記窓と前記ブラインドとに挟まれた空間の側部を塞ぐ窓面直交方向のそで壁に、上下二箇所の排気開口を設け、該排気開口を、前記そで壁内に設けた上下方向に延在する中空スペースに連通させ、該中空スペースを、天井内で排気ダクトに接続したことを特徴とする。
【0010】
この窓上・窓下兼用排気システムでは、高温となって天井近傍に溜まる空気、又は低温となって床近傍に溜まる空気が、そで壁の上下二箇所に設けた排気開口のいずれかによって吸引される。つまり、スリット状排気開口の必要な部位のみが開口することになる。これにより、排気開口が必要最小限で確保され、見栄えが良くなると共に、上下に亘ってスリット状排気開口を設ける場合に比べ、そで壁の強度も向上する。
【0011】
請求項4記載の窓上・窓下兼用排気システムは、請求項1、2又は3記載の窓上・窓下兼用排気システムにおいて、前記そで壁、前記排気開口及び前記中空スペースを、前記窓を挟む左右両側に配設したことを特徴とする。
【0012】
この窓上・窓下兼用排気システムでは、窓とブラインドとに挟まれる空間の空気が、窓を挟む左右両側のそで壁のそれぞれに配設した排気開口から吸引され、片側のそで壁のみに排気開口を設けた場合に比べて吸引量が倍増する。これにより、広い幅の窓においても窓上・窓下兼用排気システムの適用が可能となる。また、左右のそで壁の上部同士、又は下部同士で空気が吸引されるため、窓の幅方向中央を境として、窓の左右に、窓面と平行な時計回り及び反時計回りの旋回流が生じ、窓とブラインドとに挟まれる空間の空気が効率的に吸引されるようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る窓上・窓下兼用排気システムの好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る窓上・窓下兼用排気システムの要部外観斜視図、図2は窓上・窓下兼用排気システムを備えた建物外壁の正面図、図3は図2のA−A矢視図、図4は図2のB−B矢視図である。
【0014】
図2に示すように、例えば事務所ビル等の建物31には、タイル33等を貼設した縦方向に延在する複数の平行な外壁35の間に、上下階の層間部を覆う化粧板37と交互に各階の窓39を配設している。
【0015】
図3に示すように、室内41側には、窓39と所定間隔を隔てて対面するブラインド43を取り付けている。ブラインド43は、スラットが水平方向又は垂直方向のいずれであってもよく、更に、ブラインド43の代用としてシート材によって窓39を覆うロールスクリーン、カーテン等であってもよい。
【0016】
図4に示すように、外壁35の室内側には、外壁35と離間して内壁45を設けてあり、外壁35と内壁45との間の空間の両側部は、窓39面に直交する方向のそで壁47で塞いでいる。また、窓39、ブラインド43、そで壁47で包囲した空間49の上部は、天井51で塞がれ、下部は、所定の高さで設置したペリカウンター53の上面で塞がれている。つまり、空間49は、窓39、ブラインド43、そで壁47、47、天井51、ペリカウンター53によって六面が塞がれている。
【0017】
一方、外壁35、内壁45及び左右のそで壁47、47で包囲した中空スペース55には、下端が床57又は、ペリカウンター53の面で閉塞し、上端が天井51内の上階スラブ59の近傍で閉塞する縦ダクト61を内設している。なお、縦ダクト61は、中空スペース55自体をダクトとして利用することにより省略してもよい。
【0018】
ペリカウンター53は、ブラインド43と内壁45とが略一致する面より、室内側に突出してブラインド43及び内壁45と平行に延在する。このペリカウンター53は、所定間隔おきの内壁45の室内側の上面に、内蔵したクーリングコイル63からの通過空気を吹き出す吹出口65を備えている。
【0019】
窓39と、ブラインド43との間に挟まれるそで壁47には、図1に示すように、窓39の上下方向に沿って延在するスリット状の排気開口67を設けている。この排気開口67は、中空スペース55に内設した縦ダクト61に連通している。縦ダクト61は、天井51内において、天井51内に配管された排気ダクト69に接続している。又ダクトとして、天井51と上階スラブ59にはさまれた空間自体を利用しても良い。排気ダクト69には図示しない排気ファンを接続してあり、排気ファンは駆動することによって縦ダクト61内の空気を外部へ排気するようになっている。つまり、縦ダクト61は、排気開口67から、窓39とブラインド43との間の空間49の空気を吸引するようになっている。
【0020】
図3に示すように、本実施の形態では、窓39とブラインド43との間の空間49の空気を、左右両側のそで壁47に設けた排気開口67から吸引する構成を例に説明するが、本発明に係る窓上・窓下兼用排気システムは、左右両側のそで壁47、47のいずれか一方に設けた排気開口67から吸引を行う構成としてもよい。即ち、窓39の幅が狭い場合には、片側のそで壁47のみに排気開口67を設けることで、設備コストを安価にすることができる。また、左右両側のそで壁47にそれぞれ排気開口67を設ければ、片側に設けた一つの排気開口67だけでは吸引が十分に行えない幅広の窓39の場合においても、空間49における空気を確実に排気できるようになる。
【0021】
排気ダクト69に設けた排気ファンは、オン・オフ制御、又はインバータによる風量制御のみが行われる。即ち、排気開口67からは、吸引のみが行われることとなる。そして、排気開口67から空気が吸引された空間49には、ブラインド43のスラット同士の間隙、ブラインド43とそで壁47との間隙、ブラインド43とペリカウンター53との間隙等から室内側の空気が流入することとなる。なお、排気開口67からの吸引量が多く、これらの間隙から空間49へ流入する空気では間に合わず、ブラインド43等に揺れが生じる場合には、予め、ブラインド43とそで壁47との間、ブラインド43上端と天井51との間、ブラインド43下端とペリカウンター53上面との間に給気開口を設けておいてもよい。
【0022】
次に、上記のように構成した窓上・窓下兼用排気システムの作用を説明する。
図5は本発明に係る窓上・窓下兼用排気システムの動作説明図である。
例えば、夏期の場合等、太陽光によって、窓39とブラインド43との間の空間49の空気が高温になると、空間49に上昇空気流70aが生じる。窓39とブラインド43との間の空間49は、左右がそで壁47、上面が天井51によって封鎖されているので、唯一の開口である排気開口67へこの高温空気が流入する。この際、排気ファンが駆動されていることにより、縦ダクト61内は空間49より負圧となっており、浮力を有した高温空気自体の流れ込みと、縦ダクト61内の負圧による吸引力との相乗作用により、図5(a)に示すように、排気開口67の主に上部から高温空気が効率良く吸引排気されることになる。
【0023】
一方、冬期の場合等、窓39とブラインド43との間の空間49の空気が低温になると、空間49に下降空気流70bが生じる。すると、上記の場合とは逆に、浮力を失った低温空気自体の流れ込みと、縦ダクト61内の負圧による吸引力との相乗作用により、図5(b)に示すように、排気開口67の主に下部から低温空気が効率良く吸引排気されることになる。
【0024】
このように、上記した窓上・窓下兼用排気システムによれば、夏期に窓39面に沿って上昇する高温の上昇空気流70a、及び冬期に窓39面に沿って下降する低温の下降空気流70bの両方を、排気開口67の上部側、又は排気開口67の下部側で吸引することができる。即ち、高温となって密度が小さくなった空気は、窓39、ブラインド43、天井51、そで壁47、47に包囲された空間49の上部に溜まる結果、側部に開口する排気開口67へ流入し易くなる。また、低温となって密度が大きくなった空気は、窓39、ブラインド43、ペリカウンター53、そで壁47、47に包囲された空間49の下部に溜まる結果、側部に開口する排気開口67へ流入し易くなる。つまり、夏期、冬期のいずれの場合においても、窓39・ブラインド43間の空気が、一つの排気開口67から吸引でき、窓39から侵入する熱負荷を低減して、省エネが達成できる。したがって、従来構成のように、窓上方の天井と、窓下方のペリカウンター等に二系統の排気ダクトを設け、これら二系統の排気ダクトを夏冬ごとに切り替えるための切替機構や制御装置が不要となる。また、これらの複数系統のダクト及び機器・装置類の設置スペースも確保する必要がなくなる。これにより、窓排気システムを容易に、しかも、安価に施工できるようになる。
【0025】
また、上記の実施の形態では、窓39とブラインド43とに挟まれる空間49の空気が、窓39を挟む左右両側のそで壁47、47のそれぞれに配設した排気開口67、67から吸引され、片側のそで壁47のみに排気開口67を設けた場合に比べて吸引量が倍増する。これにより、広い幅の窓39においても窓上・窓下兼用排気システムの適用が可能となる。また、左右のそで壁67、67の上部同士、又は下部同士で空気が吸引され、窓39の幅方向中央を境として、窓39の左右に、窓面と平行な時計回り及び反時計回りの二つの旋回流が生じるので、窓39とブラインド43とに挟まれる空間49の空気を効率的に吸引できるようになる。
【0026】
なお、上記の実施の形態では、外壁35と内壁45との間に、縦ダクト61を内設する場合を例に説明したが、この他、図6(a)に示すように、中空スペース55を、外壁35と、内壁45と、そで壁47、47とで包囲して形成し、スリット状の排気開口67を、外壁35と、この外壁35に離間させたそで壁47、47の縦縁部47aとで形成してもよい。このような構成とすることで、中空スペース55を直接ダクトとして利用でき、排気開口枠や縦ダクト61の専用部材を省略して、窓上・窓下兼用排気システムを安価に施工できる。
【0027】
また、上記の実施の形態では、排気開口67がスリット状である場合を例に説明したが、排気開口は、図6(b)に示すように、そで壁47に、上下二箇所の排気開口67a、67bを設けるものであってもよい。このような構成とすることで、高温となって天井51近傍に溜まる空気、又は低温となって床57近傍に溜まる空気が、そで壁47、47の上下二箇所に設けた排気開口67a、67aのいずれかによって吸引される。つまり、スリット状排気開口67の必要な部位のみが開口することになる。これにより、排気開口が必要最小限で確保され、見栄えが良くなると共に、上下に亘ってスリット状排気開口67を設ける場合に比べ、そで壁47の強度も向上させることができる。
【0028】
更に、排気開口67は、図6(c)に示すように、そで壁47を、複数の小孔71の穿設された所謂パンチングメタル73で構成してもよい。このようなパンチングメタル73を用いれば、小孔71の大きさ、形状、数、間隔等を適宜に変えることで、空気吸引の対象となる固有な空間49に対して最適な吸引流を形成することができる。
【0029】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明に係る窓上・窓下兼用排気システムによれば、窓とブラインドとに挟まれた空間の側部を塞ぐそで壁に、上下方向に亘って延在するスリット状の排気開口を設け、この排気開口を、そで壁内に設けた上下方向に延在する中空スペースに連通させ、この中空スペースを、天井内で排気ダクトに接続したので、夏期に窓面に沿って上昇する高温の上昇空気流、及び冬期に窓面に沿って下降する低温の下降空気流の両方を、一つの排気開口から吸引することができる。したがって、窓上方の天井と、窓下方のペリカウンター等に二系統の排気ダクトを設け、これら二系統の排気ダクトを夏冬ごとに切り替えるための切替機構や制御装置が不要となると共に、これらの複数系統のダクト及び機器・装置類の設置スペースも確保する必要がなくなる。この結果、窓排気システムを容易に、しかも、安価に施工できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る窓上・窓下兼用排気システムの要部外観斜視図である。
【図2】窓上・窓下兼用排気システムを備えた建物外壁の正面図である。
【図3】図2のA−A矢視図である。
【図4】図2のB−B矢視図である。
【図5】本発明に係る窓上・窓下兼用排気システムの動作説明図である。
【図6】排気開口の変形例を示す説明図である。
【図7】従来の窓排気システムの動作説明図である。
【図8】従来の窓排気システムの概略を表した構成図である。
【符号の説明】
35…外壁、39…窓、43…ブラインド、45…内壁、47…そで壁、47a…縦縁部、49…空間、51…天井、55…中空スペース、67…排気開口、67a,67b…上下二箇所の排気開口、69…排気ダクト

Claims (4)

  1. 建物の外壁に設けた窓と、該窓に対面させて室内側に設けたブラインドとの間の空気を排気する窓上・窓下兼用排気システムであって、
    前記窓と前記ブラインドとに挟まれた空間の側部を塞ぐ窓面直交方向のそで壁に、前記窓の上下方向に沿って延在するスリット状の排気開口を設け、
    該排気開口を、前記そで壁内に設けた上下方向に延在する中空スペースに連通させ、
    該中空スペースを、天井内で排気ダクトに接続したことを特徴とする窓上・窓下兼用排気システム。
  2. 請求項1記載の窓上・窓下兼用排気システムにおいて、
    前記中空スペースを、外壁と、該外壁に対向させた内壁と、前記そで壁とで包囲して形成し、
    前記スリット状の排気開口を、前記外壁と、該外壁に離間させた前記そで壁の縦縁部とで形成したことを特徴とする窓上・窓下兼用排気システム。
  3. 建物の外壁に設けた窓と、該窓に対面させて室内側に設けたブラインドとの間の空気を排気する窓上・窓下兼用排気システムであって、
    前記窓と前記ブラインドとに挟まれた空間の側部を塞ぐ窓面直交方向のそで壁に、上下二箇所の排気開口を設け、
    該排気開口を、前記そで壁内に設けた上下方向に延在する中空スペースに連通させ、
    該中空スペースを、天井内で排気ダクトに接続したことを特徴とする窓上・窓下兼用排気システム。
  4. 請求項1、2又は3記載の窓上・窓下兼用排気システムにおいて、
    前記そで壁、前記排気開口及び前記中空スペースを、前記窓を挟む左右両側に配設したことを特徴とする窓上・窓下兼用排気システム。
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