JP3792141B2 - ガード部材格納構造付き建設機械 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、油圧ショベル,ホイールローダ,クレーン等の建設機械に関し、特に、建設機械のキャビンを防護するためのガード部材を格納するガード部材格納構造を有する建設機械に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、油圧ショベル,セルフローダ等の走行式の建設機械やクレーン等の定置式の建設機械等、種々の建設機械が建設現場,港湾,工場内等の様々な分野において用いられている。
例えば、走行式の建設機械である油圧ショベルは、図12に示すように、下部走行体1と、下部走行体1の上側に旋回可能に配設された上部旋回体2と、上部旋回体2に設けられ種々の作業を行なう作業装置3との3つの部分で構成されている。上部旋回体2の前部の一側(ここでは、左側)には、キャビン(オペレータ室)4が上方に突出して設けられている。
【0003】
このような建設機械は、現場での作業が完了し撤収するまでは、日々の作業後には現場に放置される。しかしながら、治安の悪い地域等では、このように放置している間に建設機械への投石等が行なわれるおそれがある。特に、ガラスで覆われたキャビンへの投石はガラスの破損や更にはオペレータ室内の破損等を招く。そこで、キャビン外周の要部(特に、ガラス部分)を被覆してこの部分を投石等から防護するガード部材(一般に、バンダルガードと称される)10が開発され、適宜キャビンに装着される。
【0004】
図12に示すように、このバンダルガード10は、金属で形成された細長いプレートからなり、キャビン4外周の各ガラス面4a,4bに、細長いプレート状のバンダルガード10を複数上下に並べるように装着して、各ガラス面4a,4bを被覆するようにしている。
キャビン4は、図12に示すような前面及び左側側面のみならず、右側面や後面を含めて外周の多くの部分にガラス面を装備しており、これらの各ガラス面を覆うようにバンダルガード10が装着される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、建設機械の使用時にはバンダルガード10は不要となるが、このとき、バンダルガード10を作業現場に放置したのでは、バンダルガード10が作業の妨げになるばかりでなく、バンダルガード10自体の損傷や紛失を招くことになる。
【0006】
そこで、バンダルガード10を取り外して建設機械を使用する際には、バンダルガード10を建設機械の何れかの箇所に格納しなければならない。
この場合、バンダルガード10が建設機械に装備された他の機器類の妨げにならないように格納しなければならない。
また、金属製のバンダルガード10は決して軽量ではないため、格納箇所からのバンダルガード10の出し入れが容易であることも必要になる。
【0007】
さらには、作業中に、格納したバンダルガード10が移動したりしては、格納部近傍の機器の損傷やバンダルガード10自体の損傷を招くので、バンダルガード10を確実に固定して格納することも必要となる。
本発明は、上述の課題に鑑み創案されたもので、キャビンを防護するガード部材を建設機械に装備された他の機器類の妨げにならないように格納できるようにしたガード部材格納構造を有する建設機械、さらには、ガード部材の出し入れが容易にできるようにしたガード部材格納構造を有する建設機械、さらには、ガード部材を確実に固定できるようにしたガード部材格納構造を有する建設機械を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本発明のガード部材格納構造付き建設機械は、建設機械のキャビンを防護するためのガード部材を格納するガード部材格納構造を有する建設機械であって、エンジンルームの側方の開口部に設けられグランドレベルから開閉可能なリッド部と、該エンジンルームを覆う該リッド部以外のカバー部材に形成されて該エンジンルーム内に冷却用空気を導入する通気口とをそなえ、該ガード部材格納構造は、該エンジンルーム内の該開口部近傍の床面上に、該開口部の正面に向かって左右一対立設された支持部材と、該支持部材に該ガード部材を横向きに固定する固定手段とをそなえていることを特徴としている(請求項1)。
【0009】
該ガード部材は、細長い板状のパネルで構成され、複数の該ガード部材により該キャビンを被覆することで該キャビンを防護することが好ましい(請求項2)。
【0010】
該支持部材は、該エンジンルーム内の床面から上方に立設された支柱部と、該支柱部に固設されたガード部材受け部とをそなえ、該固定手段は、上記複数のガード部材を束ねて固定する固定用ベルトと、該固定用ベルトで固定される上記複数のガード部材の横滑りを防止する横滑り防止ストッパとをそなえていることが好ましい(請求項3)。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面により、本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図11は本発明の一実施形態としてのガード部材格納構造付き建設機械を示すもので、図1はその建設機械を示す斜視図、図2,図3はそのガード部材格納構造を示す正面図,側面図、図4,図5はそのガード部材格納構造の支持部材を示す斜視図,側面図、図6,図7はそのガード部材格納構造の正面及び要部を示す図、図8,図9はそのガード部材の建設機械への装着状態を示す図、図10,図11はそのガード部材の構造例を示す図である。
【0012】
この実施形態にかかる建設機械は、油圧ショベルであって、かかる油圧ショベルは、図12に示すように、下部走行体1と、下部走行体1の上側に旋回可能に配設された上部旋回体2と、上部旋回体2に設けられ種々の作業を行なう作業装置3との3つの部分で構成されている。上部旋回体2の前部の一側には、キャビン(オペレータ室)4が上方に突出して設けられている。
【0013】
上部旋回体2は、キャビン4及び作業装置3を除くと、図1に示すように構成され、いずれもカバーで覆われた状態で、燃料タンク部11,作動油タンク部12,エンジンルーム13がそなえられている。エンジンルーム13内には、エンジン(図示略)と、このエンジンで駆動される油圧ポンプ(図示略)と、エンジンの冷却水を放熱させるラジエータ14と、ラジエータを冷却する冷却ファン(図示略)等がそなえられている。
【0014】
また、エンジンルーム13の上方には開閉可能なエンジンフード15が設けられ、エンジンルームの側方(ここでは、図1の手前側に相当する左側方)にはグランドレベルから開閉可能なリッド(リッド部)16が設けられている。ラジエータ14とリッド16との間には、空間17が形成されているが、ラジエータ14への冷却風(冷却用空気の流れ)はこの空間の上方に形成された通気口18,19から矢印A1,A2で示すようにエンジンルーム13内に導入されるようになっている。したがって、リッド16の近辺には冷却風が流通しないようになっている。
【0015】
本ガード部材格納構造は、エンジンルーム13内の側部に形成された空間17内のリッド16を備えた開口部21の近傍に設けられ、空間17内の床面上に立設された左右一対のサポート(支持部材)31,32に、ガード部材としてのバンダルガード40を固定して、空間17内にバンダルガード40を格納するようになっている。
【0016】
このように、本ガード部材格納構造では、空間17内において冷却風等の空気の流れに影響を与えない(即ち、空気の流れを妨げない)開口部21近傍のデッドスペースにバンダルガード40を格納するようになっているので、各種の機器類の冷却性能を低下させることなく、また、他の機器に干渉することなく、バンダルガード40を格納できるようになっている。逆に言えば、通気口18,19はリッド16以外の上部旋回体2のカバー部材に形成されているので、リッド16の近傍にバンダルガード40を格納しても冷却風の妨げにはならないようになっている。
【0017】
なお、図1において、A3,A4等の他の矢印も冷却風等の空気の流れを示す。また、この例では、エンジンルームの前方にオイルクーラ20が設けられているが、これらの機器の配置はこれに限定されない。いずれにしても、バンダルガード40の設置スペースは、グランドレベルから開閉可能なリッドの開口部近傍で、冷却風等の空気の流れに影響を与えず、他の機器に干渉することのないことを条件に設定することが必要であり、ここでは、これらの条件を満たすリッド16の開口部近傍に設定しているのである。
【0018】
ここで、バンダルガード40について説明すると、図10,図11に示すように、バンダルガード40(40A,40B)は、金属製の細長い板状のパネル41(41A,41B),42(42A,42B)を蝶番43(43A,43B)によって連結した構造になっており、キャビン4の各ガラス部(ガラス面)4a,4bに何れも適宜の数のバンダルガード40が装着されるようになっている。なお、個々のバンダルガード40及びその構成要素に対しては、符号にA,Bを付して説明するが、これらを個々に区別しない場合は、A,Bを付さずに符号のみを示す。
【0019】
このような各バンダルガード40は、装着すべきガラス面部分の形状に応じるように形状を設定されており、例えば、図8(a)に示すようにキャビン4前面のガラス部4a,4bには、いずれもガラス面4a,4b形状に合わせて略矩形の3組のバンダルガード40A,40C,40Dが装着され、図8(b)に示すようにキャビン4側面(左側面)のガラス部4aには、2組のバンダルガード40B,40Eが装着されるようになっている。
【0020】
また、図10,図11に示すように、バンダルガード40(40A,40B)には、その4隅に、下方が大径で上方が小径の長孔44が形成されており、この一方、キャビン4の各ガラス部4a周縁のピラー部分4cには、図8,図9に示すように、外端部の外周に溝45aを有するピン45が複数突設されている。バンダルガード40をキャビン4に装着する際には、各長孔44の拡径部から各ピン45を挿入し、各長孔44を溝45aに整合させてバンダルガード40を下降させることで、長孔44の縮径部内にピン45の溝45がくるようにすれば、道具無しに容易に装着することができるようになっている。
【0021】
ここで、本ガード部材格納構造を説明する。本ガード部材格納構造は、図1〜図3に示すように、左右一対のサポート31,32を有し、このようなバンダルガード40を格納する。なお、図2,図3において、22はエアクリーナ,23はリレーボックス,24はバッテリであって、これらはいずれも空間17内に配設され、本ガード部材格納構造はこれらと干渉しないように空間17内に設けられる。また、25はカウンタウェイトである。
【0022】
図4,図5に示すように、左側のサポート31は、エンジンルーム13内の床面から上方に立設された支柱部31aと、支柱部31aに直交するように水平に固設されガード部材としてのバンダルガード40を下方から受ける(支える)ガード部材受け部31bと、ガード部材受け部31b上に水平に載置されたバンダルガード40を束ねて(重合させて)固定する固定用ベルト(固定手段)33とをそなえている。
【0023】
右側のサポート32は、エンジンルーム13内の床面から上方に立設された支柱部32aと、支柱部32aに直交するように水平に固設されガード部材としてのバンダルガード40を下方から受ける(支える)ガード部材受け部32bと、ガード部材受け部32b上に水平に載置されたバンダルガード40の横滑りを防止する横滑り防止ストッパ(固定手段)34とをそなえている。
【0024】
なお、各支柱部31a,32aは、図4,図5に示すように、裏面にスチッフナ21c,32cが設けられ、表面(開口部21に向いた面)にガード部材受け部31b,32bが固設され、下方をボルト35,35で床面に固定される。
また、固定用ベルト33は、一端(上端)をフック33aに係止された上部ベルト部分33bと、一端(下側端)をボルト33cに係止された下部ベルト部分33dと、上部ベルト部分33bと下部ベルト部分33dとの間に介装され両ベルト部分33b,33dを引っ張り状態で固定しうるバックル部33eとから構成される。ここでは、下部ベルト部分33dの他端を引っ張れば固定用ベルト33が締まり、バックル部33eによる下部ベルト部分33dの固定を解除すれば固定用ベルト33が緩まるようになっている。
【0025】
さらに、横滑り防止ストッパ34は、支柱部32aの表面に突設された嵌入溝34aと、この嵌入溝34aに嵌入するピン34bと、ピン34bに固設されたハンドル34cと、ピン34bを支柱部32aに係止するアイ金具34d及び係止索34eとをそなえている。これにより、各バンダルガード40に形成された固定用孔部46を重合させてピン34bを挿入したうえで、ピン34bの先端を嵌入溝34aに嵌入固定することで、各バンダルガード40の横滑りを防止するようになっている。このピン34bの操作時にはハンドル34cを掴めば操作性がよく、また、このピン34bは、係止索34eを通じて支柱部32aに固設されたアイ金具34dに係止されているので紛失するおそれもない。
【0026】
本発明の一実施形態としてのガード部材格納構造付き建設機械は、上述のように構成されているので、各バンダルガード40の格納時には、リッド16を開けて、固定用ベルト33を緩めた状態にして固定用ベルト33内に各バンダルガード40を横から挿入して、開口部21の正面に配置されたガード部材受け部31b,32b上に、各バンダルガード40を互いに重合するように載置する。そして、各バンダルガード40に形成された固定用孔部46を重合させてピン34bを挿入したうえで、ピン34bの先端を嵌入溝34aに嵌入固定するとともに、固定用ベルト33を締めて各バンダルガード40を束ねて固定する。
【0027】
これによって、各バンダルガード40は横滑り防止ストッパ34及び固定用ベルト33によって横滑りすることのないように空間17内に確実に固定される。したがって、格納したバンダルガード40が作業中に移動したりすることはなく、格納部近傍の機器の損傷やバンダルガード40自体の損傷を招くおそれもない。さらに、固定用ベルト33によるバンダルガード40の固定や、横滑り防止ストッパによるバンダルガード40の係止は、特に、工具を要することがなく、作業性が良いため、格納時の作業を容易に且つ速やかに行なえる。
【0028】
また、各バンダルガード40の格納箇所は、冷却風等の空気の流れに影響を与えず、他の機器に干渉することのないリッド16の開口部近傍に設定しているので、バンダルガードが建設機械に装備された他の機器類の妨げや冷却風等の空気流の妨げにもならない。
また、リッド16はグランドレベルから開閉可能であり、バンダルガード40の格納箇所であるリッド16の開口部21近傍は、グランドレベルからの作業が容易な位置であるので、バンダルガード40の格納時や使用時に、格納箇所からのバンダルガード40の出し入れが容易であり、作業性が良く、この点からも、格納時の作業を容易に且つ速やかに行なえるという利点がある。
【0029】
また、バンダルガード40を使用する際には、固定用ベルト33を緩めるとともに、ピン34bの先端を嵌入溝34aから外して、各バンダルガード40の拘束を解除してガード部材受け部31b,32b上から取り出せばよい。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であり、上記実施形態の構成を部分的に用いるよいうにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明のガード部材格納構造付き建設機械によれば、キャビンを防護するガード部材を建設機械に装備された他の機器類の妨げにならないように格納でき、ガード部材の出し入れが容易にできるようになる。
また、固定手段によって、ガード部材を確実に固定できるようになる。特に、固定手段を、複数のガード部材を束ねて固定する固定用ベルトと、固定用ベルトで固定される複数のガード部材の横滑りを防止する横滑り防止ストッパとから構成することで、容易にかつより確実に、ガード部材を固定できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるガード部材格納構造付き建設機械の上部旋回体の要部を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかるガード部材格納構造を示すエンジンルーム側部開口の正面図(図1のA矢視図)である。
【図3】本発明の一実施形態にかかるガード部材格納構造を示す側面図(図2のB−B矢視図)である。
【図4】本発明の一実施形態にかかるガード部材格納構造の支持部材の設置姿勢を示す斜視図である。
【図5】本発明の一実施形態にかかるガード部材格納構造の支持部材を示す側面図であり、(a)は図4のC矢視図、(b)は図4のD矢視図である。
【図6】本発明の一実施形態にかかるガード部材格納構造を示す正面図(図3のE矢視図)である。
【図7】本発明の一実施形態にかかるガード部材格納構造の要部を示す正面図(図6のF部拡大図)である。
【図8】本発明の一実施形態にかかるガード部材の建設機械への装着状態を示す図であって、(a)はガード部材を装着したキャビンの正面図、(b)はガード部材を装着したキャビンの左側面図である。
【図9】本発明の一実施形態にかかるガード部材の建設機械への装着状態を示す図であって、(a)は図8のG−G矢視断面図、(b)は図8のH−H矢視断面図、(c)は図8のI−I矢視断面図、(d)は図8のJ−J矢視断面図、(e)は図8のK−K矢視断面図である。
【図10】本発明の一実施形態にかかるガード部材の一例を示す図であって、(a)はその正面図、(b)はその側面図である。
【図11】本発明の一実施形態にかかるガード部材の他の例を示す図であって、(a)はその正面図、(b)はその側面図である。
【図12】従来の建設機械としての油圧ショベルを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 下部走行体
2 上部旋回体
3 作業装置
4 キャビン(オペレータ室)
4a,4b ガラス部(ガラス面)
4c ピラー部分
11 燃料タンク部
12 作動油タンク部
13 エンジンルーム
14 ラジエータ
15 エンジンフード
16 リッド(リッド部)
17 空間
18,19 通気口
20 オイルクーラ
21 開口部
22 エアクリーナ
23 リレーボックス
24 バッテリ
25 カウンタウェイト
31,32 サポート(支持部材)
31a,32a 支柱部
31b,32b ガード部材受け部
31c,32c スチッフナ
33 固定用ベルト(固定手段)
33a フック
33b 上部ベルト部分
33c ボルト
33d 下部ベルト部分
33e バックル部
34 横滑り防止ストッパ(固定手段)
34a 嵌入溝
34b ピン
34c ハンドル
34d アイ金具
34e 係止索
35 ボルト
40(40A〜40E) ガード部材としてのバンダルガード
41(41A,41B),42(42A,42B) パネル
43(43A,43B) 蝶番
44 長孔
45 ピン
45a 溝
46 固定用孔部
A1,A2,A3,A4 冷却風(冷却用空気の流れ)
Claims (3)
- 建設機械のキャビンを防護するためのガード部材を格納するガード部材格納構造を有する建設機械であって、
エンジンルームの側方の開口部に設けられグランドレベルから開閉可能なリッド部と、
該エンジンルームを覆う該リッド部以外のカバー部材に形成されて該エンジンルーム内に冷却用空気を導入する通気口とをそなえ、
該ガード部材格納構造は、該エンジンルーム内の該開口部近傍の床面上において該開口部の正面に向かって左右一対立設された支持部材と、該支持部材に該ガード部材を横向きに固定する固定手段とをそなえている
ことを特徴とする、ガード部材格納構造付き建設機械。 - 該ガード部材は、細長い板状のパネルで構成され、複数の該ガード部材により該キャビンを被覆することで該キャビンを防護する
ことを特徴とする、請求項1記載のガード部材格納構造付き建設機械。 - 該支持部材は、該エンジンルーム内の床面から上方に立設された支柱部と、該支柱部に固設されたガード部材受け部とをそなえ、
該固定手段は、上記複数のガード部材を束ねて固定する固定用ベルトと、該固定用ベルトで固定される上記複数のガード部材の横滑りを防止する横滑り防止ストッパとをそなえている
ことを特徴とする、請求項2記載のガード部材格納構造付き建設機械。
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