JP3789923B2 - ユーザ認証システム、該システムの認証方法、ユーザ認証プログラム、および該プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザが携帯する携帯物が有し、かつ該携帯物を特定する物体特定情報と、上記ユーザを特定する個人特定情報とを用いてユーザの認証を行うユーザ認証システム、該システムの認証方法、ユーザ認証プログラム、および該プログラムを記録した記録媒体に関するものである。特に、本発明は、上記携帯物が無線通信端末であるユーザ認証システムなどに関するものである。
従来、携帯電話機などの無線通信端末から端末特定情報(物体特定情報)を取得し照合して、無線通信端末を特定することにより無線通信端末を有するユーザの認証を行う技術が知られている。例えば、特許文献1には、無線通信として、指向性を有する赤外線通信(IrDA(Infrared Data Association))を利用することが記載されている。また、特許文献2には、無線通信端末を特定するために、無線通信端末を読取り機にかざす必要のある無線タグやバーコードを利用することが記載されている。また、特許文献3には、複数の無線通信端末を検出しないように、複数の指向性アンテナで狭領域の通信圏を設定することが記載されている。また、特許文献4には、無線通信端末から取得した端末特定情報と、ユーザが入力した端末特定情報とを照合することにより、無線通信端末を特定することが記載されている。
また、無線通信端末が盗まれたり落としたりした場合、無線通信端末を第三者が悪用する虞がある。特に、無線通信端末にて電子決済や課金処理を行う場合には問題となる。このため、端末特定情報を取得し照合するとともに、無線通信端末を利用するユーザから個人特定情報を取得し照合することにより、ユーザの認証を行うことが望ましい。ここで、個人特定情報としては、暗証番号、バイオメトリック情報、筆跡などが挙げられる。
特開2002−125268(2002年4月26日公開) 特開2002−63652(2002年2月28日公開) 特開2002−16968(2002年1月18日公開) 特開2002−95047(2002年3月29日公開)
しかしながら、ユーザを認証するときに、端末特定情報を取得して照合し、さらに個人特定情報を取得して照合することは、端末特定情報を取得して照合する場合に比べて時間がかかり、認証後の各種サービスの提供が遅延することになる。このことは、無線通信端末の数が増大するにつれて顕著になる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザの携帯物の特定とユーザの特定とを迅速に行うことができるユーザ認証システムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係るユーザ認証システムは、ユーザが携帯する携帯物が有し、かつ該携帯物を特定する物体特定情報と、上記ユーザを特定する個人特定情報と、ユーザの顔写真の情報である顔写真情報とを用いてユーザの認証を行うユーザ認証システムであって、複数の上記物体特定情報と、各物体特定情報に対応する個人特定情報と、各物体特定情報および各個人特定情報に対応する顔写真情報とが対応づけられたテーブルを記憶する第1記憶手段と、携帯物との無線通信接続を行う無線通信手段と、上記無線通信手段により無線通信接続が行われている携帯物ごとに、物体特定情報と、該物体特定情報に対応する個人特定情報と、上記物体特定情報および上記個人特定情報に対応する顔写真情報とが関連付けられたリストを記憶する第2記憶手段と、所定領域内において自身との無線通信が新規に可能となった携帯物を探索する探索手段と、上記探索手段が、自身との無線通信が新規に可能となった携帯物を見つけたときに、該携帯物の物体特定情報を、該携帯物との無線通信により取得する取得手段と、上記取得手段が取得した物体特定情報に対応する個人特定情報および顔写真情報を、上記第1記憶手段に記憶されたテーブルから検索し、検索された物体特定情報、個人特定情報、および顔写真情報の組を、上記第2記憶手段に記憶されたリストに追加するリスト追加手段と、ユーザによる個人特定情報の入力を受け付ける個人特定情報入力手段と、上記リスト追加手段により、物体特定情報、個人特定情報、および顔写真情報の組が追加されたリストから、上記個人特定情報入力手段に入力された個人特定情報に対応する顔写真情報を特定する特定手段と、ユーザの認証を行うべく、上記特定手段により特定された顔写真情報を表示する表示手段、とを備えることを特徴としている。
また、本発明に係るユーザ認証システムは、上記課題を解決するため、ユーザが携帯する携帯物が有し、かつ該携帯物を特定する物体特定情報と、上記ユーザを特定する個人特定情報と、ユーザに関する情報である個人情報とを用いてユーザの認証を行うユーザ認証システムであって、複数の上記物体特定情報と、各物体特定情報に対応する個人特定情報と、各物体特定情報および各個人特定情報に対応する個人情報とが対応づけられたテーブルを記憶する第1記憶手段と、携帯物との無線通信接続を行う無線通信手段と、上記無線通信手段により無線通信接続が行われている携帯物ごとに、物体特定情報と、該物体特定情報に対応する個人特定情報と、上記物体特定情報および上記個人特定情報に対応する個人情報とが関連付けられたリストを記憶する第2記憶手段と、所定領域内において自身との無線通信が新規に可能となった携帯物を探索する探索手段と、上記探索手段が、自身との無線通信が新規に可能となった携帯物を見つけたときに、該携帯物の物体特定情報を、該携帯物との無線通信により取得する取得手段と、上記取得手段が取得した物体特定情報に対応する個人特定情報および個人情報を上記第1記憶手段に記憶されたテーブルから検索し、検索された物体特定情報、個人特定情報、および個人情報の組を、上記第2記憶手段に記憶されたリストに追加するリスト追加手段と、ユーザによる個人特定情報の入力を受け付ける個人特定情報入力手段と、上記リスト追加手段により、物体特定情報、個人特定情報、および個人情報の組が追加されたリストから、上記個人特定情報入力手段に入力された個人特定情報に対応する個人情報を特定する特定手段と、ユーザの認証を行うべく、上記特定手段により特定された個人情報を表示する表示手段、とを備えることを特徴としている。
ここで、携帯物としては、ユーザが携帯でき、かつ上記物体特定情報を有する任意の携帯物を選択することができる。携帯物の例としては、物体特定情報が記録されたICチップ、磁気テープまたはバーコードを有するカード、および、物体特定情報が記憶された半導体メモリやハードディスクなどの記憶デバイスを備える携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)などの携帯型無線通信端末が挙げられる。また、ユーザを特定する個人特定情報の例としては、指紋、声紋、所定部位の静脈、顔画像などのバイオメトリック情報、暗証番号、および筆跡が挙げられる。
また、所定領域の例としては、店舗内の領域、空港のゲート内、および駅構内が挙げられる。また、所定領域内に入った携帯物から、該携帯物の物体特定情報を取得するには、携帯物が無線通信端末であれば、上記所定領域を通信領域とする基地局およびアクセスポイントが携帯物と無線通信を行うことにより物体特定情報を取得でき、或いは、空港や駅のように、所定領域にゲート(改札口)入口からのみ入ることができる場合には、該ゲート入口にて携帯物から物体特定情報を取得すればよい。
上記の構成によると、所定領域内に入った携帯物から、該携帯物の物体特定情報を取得し、取得した物体特定情報に対応する個人特定情報を上記記憶手段から取得し、取得した物体特定情報および個人特定情報の組をリストに追加している。これにより、上記リストは、所定領域内に存在する携帯物ごとに、物体特定情報および個人特定情報の組を含むことになる。そして、上記所定領域内でユーザの認証を行うときに、該ユーザから個人特定情報を取得し、取得した個人特定情報に対応する物体特定情報を上記リストから検索することにより、ユーザおよび携帯物を特定する。
したがって、本発明に係るユーザ認証システムは、携帯物が所定領域内に入った時点で携帯物の物体特定情報を取得しているので、ユーザの認証を行うときには、個人特定情報を取得すれば良く、ユーザの認証を迅速に行うことができる。また、上記リストにおける物体特定情報および個人特定情報の組が、所定領域内に存在する携帯物の数に限られるので、ユーザから取得した個人特定情報に対応する物体特定情報を、上記リストから迅速に検索することができ、ユーザおよび携帯物を迅速に特定することができる。
なお、上記携帯物は、無線通信機能を有しており、上記ユーザ認証システムは、上記所定領域内の携帯物と無線通信を行う無線通信手段をさらに備えてもよい。ここで、無線通信としては、例えば、UWB(UltraWideBand)、無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信技術、赤外線通信、PHS(Personal Handy-phone System)、携帯電話システムなどを利用することができる。
本発明では、物体特定情報および個人特定情報の両方を用いてユーザの認証を行うので、携帯物の物体特定情報が傍受されても、個人特定情報が傍受されなければ、セキュリティへの影響は少ない。
さらに、本発明に係るユーザ認証システムでは、上記取得手段は、指向性の弱い電波を用いて無線通信を行う上記無線通信手段を介して、上記携帯物の物体特定情報を取得することが好ましい。
指向性が強いと、通信領域が狭くなる。このため、携帯物から物体特定情報を取得するには、携帯物を狭い通信領域内に移動させる必要がある。これに対し、本発明では、指向性が弱いので、通信領域が広く、このため、携帯物を移動させる必要性が低くなる。さらに、無線通信媒体として電波を利用することにより、例えば鞄の中の携帯物とも無線通信を行うことができるので、携帯物を取り出したり移動させたりする必要が無くなる。
また、本発明に係るユーザ認証システムでは、上記特定手段は、ユーザから個人特定情報を取得するとともに、上記携帯物から上記無線通信手段を介して物体特定情報を取得し、取得した個人特定情報および物体特定情報の組を上記リストから検索することにより、上記ユーザおよび上記携帯物を特定することで、ユーザの認証を行うことが好ましい。
この場合、ユーザの認証を行うときに、ユーザから個人特定情報を取得するとともに、携帯物から物体特定情報を取得するので、認証の精度が向上する。また、取得した個人特定情報および物体特定情報の組をリストから検索するので、ユーザおよび携帯物の特定にかかる時間の増大を抑えることができる。
なお、ユーザの認証後に各種の情報を、無線通信手段を介して携帯物に提供してもよい。例えば、商品購入のためにユーザの認証を行った場合には、認証後にレシートの情報や利用明細を提供することが考えられる。
さらに、本発明に係るユーザ認証システムでは、上記特定手段は、指向性の強いまたは出力の低い電波を用いて無線通信を行う上記無線通信手段を介して、上記携帯物から物体特定情報を取得することが好ましい。この場合、無線通信の通信領域が狭くなるので、他の携帯物が混在することを防止でき、他の携帯物の物体特定情報を取得することを防止できる。
また、本発明に係るユーザ認証システムは、上記ユーザが個人特定情報を入力する入力手段をさらに備えており、該入力手段は、上記特定手段と有線で接続していることが好ましい。この場合、個人特定情報を有線で取得するので、例え、携帯物の物体特定情報が傍受されても、セキュリティを確保することができる。
また、本発明に係るユーザ認証システムは、所定領域内から携帯物が出たことを、自身と行っていた通信が不能となったことにより検出する検出手段と、該携帯物の物体特定情報に基づいて、物体特定情報および個人特定情報の組を上記リストから削除するリスト削除手段とをさらに備えることが好ましい。
ここで、携帯物が所定領域内から出たことの検知は、携帯物が無線通信端末であれば、上記所定領域を通信領域とする基地局およびアクセスポイントが携帯物と無線通信不能となることにより行うことができ、或いは、空港や駅のように、所定領域からゲート出口を介してのみ出ることができる場合には、該ゲート出口にて携帯物から物体特定情報を取得することにより行うことができる。
この場合、リストには、現在、所定領域内に存在する携帯物に関する物体特定情報および個人特定情報の組のみが含まれるので、リスト内の組の数が増大し続けることを防止でき、ユーザおよび携帯物を迅速に特定することを確実に行うことができる。また、不要となった物体特定情報および個人特定情報を削除することは、セキュリティの観点からも好ましい。
また、本発明に係るユーザ認証システムは、各種情報を表示する表示手段をさらに備えており、上記記憶手段は、上記個人特定情報に加えて、上記ユーザに関する情報である個人情報を記憶しており、上記リスト追加手段は、取得した物体特定情報に対応する個人特定情報と一部または全部の個人情報とを上記記憶手段から取得し、取得した物体特定情報、個人特定情報、および個人情報の組をリストに追加しており、上記特定手段は、ユーザから取得した個人特定情報に対応する個人情報を上記リストから取得し、取得した個人情報を上記表示手段を介して表示することにより、上記ユーザの特定を補助する特定補助手段を備えることが好ましい。
ここで、ユーザに関する個人情報の例としては、ユーザの氏名、住所、固定電話機の電話番号、年齢、性別、職業、利用限度額、および顔写真情報が挙げられる。また、リスト追加手段が上記記憶手段から取得する個人情報は、ユーザを外観から識別できる年齢および性別を含むことが好ましい。なお、本発明を信用販売システムに適用する場合には、リスト追加手段が上記記憶手段から取得する個人情報は、利用限度額を含むことが好ましい。
上記の構成によると、特定補助手段は、取得した個人情報を、表示手段を介して表示している。例えば、ユーザの認証を行うときに監視者が存在する場合には、該監視者が、表示手段にて表示される個人情報を参照することにより、ユーザの特定を補助することができ、ユーザの認証の精度を向上させることができる。
本発明に係るユーザ認証システムの認証方法は、ユーザが携帯する携帯物が有し、かつ該携帯物を特定する物体特定情報と、上記ユーザを特定する個人特定情報と、ユーザの顔写真の情報である顔写真情報とを用いてユーザの認証を行うユーザ認証システムにより実現されるユーザ認証方法であって、複数の上記物体特定情報と、各物体特定情報に対応する個人特定情報と、各物体特定情報および各個人特定情報に対応する顔写真情報とが対応づけられたテーブルを、上記ユーザ認証システムに備えられた第1記憶手段に記憶するステップと、上記ユーザ認証システムに備えられ、携帯物との無線通信接続を行う無線通信手段により、無線通信接続が行われている携帯物ごとに、物体特定情報と、該物体特定情報に対応する個人特定情報と、上記物体特定情報および上記個人特定情報に対応する顔写真情報とが関連付けられたリストを、上記ユーザ認証システムに備えられた第2記憶手段に記憶するステップと、上記ユーザ認証システムに備えられた探索手段により、所定領域内において自身との無線通信が新規に可能となった携帯物を探索するステップと、上記探索手段が、自身との無線通信が新規に可能となった携帯物を見つけたときに、上記ユーザ認証システムに備えられた取得手段により、該携帯物との無線通信で該携帯物の物体特定情報を取得するステップと、上記ユーザ認証システムに備えられたリスト追加手段により、上記取得手段が取得した物体特定情報に対応する個人特定情報および顔写真情報を上記第1記憶手段に記憶されたテーブルから検索し、検索された物体特定情報、個人特定情報、および顔写真情報の組を、上記第2記憶手段に記憶されたリストに追加するステップと、上記ユーザ認証システムに備えられた個人特定情報入力手段により、ユーザによる個人特定情報の入力を受け付けるステップと、上記ユーザ認証システムに備えられた特定手段により、上記追加されたリストから、上記個人特定情報入力手段に入力された個人特定情報に対応する顔写真情報を特定するステップと、上記ユーザ認証システムに備えられた表示手段により、ユーザの認証を行うべく、上記特定手段により特定された顔写真情報を表示するステップ、とを備えることを特徴としている。
また、本発明に係るユーザ認証システムの認証方法は、ユーザが携帯する携帯物が有し、かつ該携帯物を特定する物体特定情報と、上記ユーザを特定する個人特定情報と、ユーザの顔写真の情報である個人情報とを用いてユーザの認証を行うユーザ認証システムにより実現されるユーザ認証方法であって、複数の上記物体特定情報と、各物体特定情報に対応する個人特定情報と、各物体特定情報および各個人特定情報に対応する個人情報とが対応づけられたテーブルを、上記ユーザ認証システムに備えられた第1記憶手段に記憶するステップと、上記ユーザ認証システムに備えられ、携帯物との無線通信接続を行う無線通信手段により、無線通信接続が行われている携帯物ごとに、物体特定情報と、該物体特定情報に対応する個人特定情報と、上記物体特定情報および上記個人特定情報に対応する個人情報とが関連付けられたリストを、上記ユーザ認証システムに備えられた第2記憶手段に記憶するステップと、上記ユーザ認証システムに備えられた探索手段により、所定領域内において自身との無線通信が新規に可能となった携帯物を探索するステップと、上記探索手段が、自身との無線通信が新規に可能となった携帯物を見つけたときに、上記ユーザ認証システムに備えられた取得手段により、該携帯物との無線通信で該携帯物の物体特定情報を取得するステップと、上記ユーザ認証システムに備えられたリスト追加手段により、上記取得手段が取得した物体特定情報に対応する個人特定情報および個人情報を上記第1記憶手段に記憶されたテーブルから検索し、検索された物体特定情報、個人特定情報、および個人情報の組を、上記第2記憶手段に記憶されたリストに追加するステップと、上記ユーザ認証システムに備えられた個人特定情報入力手段により、ユーザによる個人特定情報の入力を受け付けるステップと、上記ユーザ認証システムに備えられた特定手段により、上記追加されたリストから、上記個人特定情報入力手段に入力された個人特定情報に対応する個人情報を特定するステップと、上記ユーザ認証システムに備えられた表示手段により、ユーザの認証を行うべく、上記特定手段により特定された個人情報を表示するステップ、とを備えることを特徴としている。
上記の方法によると、所定領域内に入った携帯物から、該携帯物の物体特定情報を取得し、取得した物体特定情報に対応する個人特定情報を上記記憶手段から取得し、取得した物体特定情報および個人特定情報の組をリストに追加している。これにより、上記リストは、所定領域内に存在する携帯物ごとに、物体特定情報および個人特定情報の組を含むことになる。そして、上記所定領域内でユーザの認証を行うときに、該ユーザから個人特定情報を取得し、取得した個人特定情報に対応する物体特定情報を上記リストから検索することにより、ユーザおよび携帯物を特定する。
したがって、本発明に係るユーザ認証システムの認証方法は、携帯物が所定領域内に入った時点で携帯物の物体特定情報を取得しているので、ユーザの認証を行うときには、個人特定情報を取得すれば良く、ユーザの認証を迅速に行うことができる。また、上記リストにおける物体特定情報および個人特定情報の組が、所定領域内に存在する携帯物の数に限られるので、ユーザから取得した個人特定情報に対応する物体特定情報を、上記リストから迅速に検索することができ、ユーザおよび携帯物を迅速に特定することができる。
なお、上記ユーザ認証システムにおける上記取得手段、上記リスト追加手段、および上記特定手段を、ユーザ認証プログラムによりコンピュータ上で実行させることができる。さらに、上記ユーザ認証プログラムをコンピュータ読取り可能な記録媒体に記憶させることにより、任意のコンピュータ上で上記ユーザ認証プログラムを実行させることができる。
以上のように、本発明に係るユーザ認証システムは、携帯物が所定領域内に入った時点で携帯物の物体特定情報を取得しているので、ユーザの認証を行うときには、個人特定情報を取得すれば良く、ユーザを迅速に認証できるという効果を奏するとともに、上記リストにおける物体特定情報および個人特定情報の組が、所定領域内に存在する携帯物の数に限られるので、ユーザから取得した個人特定情報に対応する物体特定情報を、上記リストから迅速に検索でき、ユーザおよび携帯物を迅速に特定できるという効果を奏する。
〔実施の形態1〕
本発明の一実施形態について図1〜図10に基づいて説明すると以下の通りである。図1は、本実施形態である信用販売システムの概略構成を示している。
信用販売は、或る信販会社と契約した契約者が、該信販会社が指定する店舗にて商品を購入するときに、上記信販会社が、上記契約者の代金後払いを信用して上記店舗との間で購入代金を決済することにより、契約者に商品を先渡しし、後日に、信販会社が契約者に代金を請求するものである。なお、信販会社は、信販業務を専門に行っている会社だけでなく、銀行業務または百貨店業務などの他の業務とともに信販業務を行っている会社も含まれる。
図1に示されるように、本実施形態の信用販売システム(ユーザ認証システム)1は、信販会社に設けられたセンターサーバ10と、複数の店舗にそれぞれ設けられた複数のPOS(point-of-sale)システム11とを専用回線12を介して接続した構成である。信用販売システム1では、センターサーバ10は、複数のPOSシステム11との間で契約者(ユーザ)の購入代金の決済を行い、後日にユーザに代金を請求するために、購入代金の情報を記憶するものである。
図2は、センターサーバ10の概略構成を示している。図示のように、センターサーバ10は、制御部20、データベース21、通信I/F部22、決済処理部23、および暗号化部24を備える構成である。
制御部20は、センターサーバ10内の各構成を統括的に制御するものである。制御部20の機能は、例えばRAM(Random Access Memory)やフラッシュメモリなどの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU(Central Processing Unit)が実行することによって実現される。
データベース21は、例えばハードディスクドライブ(HDD)などの記憶装置を備えて、各種情報を記憶するものである。本実施形態では、データベース21は、信用販売に関する各種情報(以下、「信用販売情報」と称する。)を記憶している。なお、信用販売情報の詳細については後述する。
通信I/F部22は、複数のPOSシステム11とデータ通信を行うためのものである。なお、上述のように、通信I/F部22とPOSシステム11との間のデータ通信は、情報漏洩の防止の観点から専用回線で行われる。
決済処理部23は、複数のPOSシステム11との間で決済処理を行うものである。暗号化部24は、情報漏洩の防止の観点から、POSシステム11に送信するデータを暗号化鍵に基づいて暗号化を行うものである。なお、暗号化されたデータは、暗号化鍵とともにPOSシステム11に送信される。
図3は、或るユーザに関して、データベース21に記憶される信用販売情報の内容例を示している。図示のように、信用販売情報は、ID(識別情報)、個人特定情報、個人情報、顔写真情報、および利用情報を含んでいる。
IDは、クレジットカードなど、信用の化体された物体(以下、「信用化体物」と称する。)を特定するための情報である。信用化体物(携帯物)は、信販会社との契約時に信販会社からユーザに提供される。信用化体物としては、磁気カードが主に利用されているが、最近ではICカードや、携帯電話機に組み込まれたICチップなどが利用されている。本実施形態では、上記信用化体物は携帯電話機であり、上記IDは、携帯電話機の電話番号である。この場合、ユーザがクレジットカードなどの信用化体物を別途携帯する必要がなくなる。なお、詳細は後述するが、本実施形態にて利用される携帯電話機は、ワイヤレスLANに接続する機能を有する携帯電話機である。
個人特定情報は、個人を特定するための情報であり、本実施形態では、暗証番号である。なお、個人特定情報としては、暗証番号の他に、指紋、声紋、所定部位の静脈、顔画像などのバイオメトリック情報、および筆跡が挙げられる。暗証番号を個人特定情報として利用すれば、簡便な入力および処理が可能になる。一方、バイオメトリック情報を個人特定情報として利用すれば、個人を精度良く特定することが可能になる。
個人情報は、個人に関する情報であり、例えば、氏名、住所、固定電話機の電話番号、年齢、性別、職業、利用限度額などを含んでいる。顔写真情報は、個人の顔写真の情報であり、店舗の店員が個人を確認するために用いられる。なお、店員が個人を確認しない場合には、顔写真情報をデータベース21に記憶する必要はない。
利用情報は、ユーザが信用販売システム1を利用したことによって生じる情報であり、例えば、残り利用限度額や、利用明細情報などを含んでいる。利用明細情報は、ユーザが購入した商品、金額、日付、利用店舗などを含んでいる。利用明細情報に基づいて、ユーザに代金を請求する請求書が作成され、ユーザに送付される。
図4は、POSシステム11の概略構成を示している。図示のように、POSシステム11は、1または複数のPOS端末(入力手段、表示手段)31と、POSサーバ30と、1または複数のワイヤレスLAN用のアクセスポイント(無線通信手段)32とを、LAN33を介して接続した構成である。
POS端末31は、店舗(図示の場合ではコンビニエンスストア)のレジとして利用されるものであり、販売された商品名および金額などが入力されてPOSサーバ30に送信される。なお、POS端末31は、各種チケットの予約や、各種公共料金の振込みが可能であってもよい。
本実施形態では、POS端末31は、ユーザ34が商品を購入するときに、ユーザ34から暗証番号が直接入力される。暗証番号が、電波や赤外線を介してPOS端末31に入力されるのではなく、POS端末31にて直接入力されることにより、暗証番号の漏洩を防止することができる。また、POS端末31は、入力された暗証番号をPOSサーバ30に送信する。
アクセスポイント32は、1または複数の携帯電話機(無線通信端末)35との間で、UWB、無線LAN(IEEE802.11)、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信技術を用いて、ワイヤレスLANを形成するものである。これにより、アクセスポイント32は、鞄36の中に入っている携帯電話機35との間でもデータ通信を行うことができる。
なお、本実施形態では、店舗内の携帯電話機とのみ無線通信できればよいので、アクセスポイント32の通信領域は、店舗内の領域と同程度であればよい。また、情報漏洩防止の観点から、アクセスポイント32は、新規参入のデータ通信に利用する通信チャネルを、通常のデータ通信に利用する通信チャネルとは別の通信チャネルにすることが望ましい。また、暗号化されたデータを通信することが望ましい。
POSサーバ30は、POSシステム11内の各構成を統括的に制御するものである。具体的には、POSサーバ30は、販売された商品の名称、金額、販売日時などの販売情報をPOS端末31から収集するものである。また、POSサーバ30は、必要があれば、外部のサーバと接続して、POS端末31からの各種チケットの予約や、各種公共料金の振込みを行うことが可能であることが望ましい。
本実施形態では、POSサーバ30は、アクセスポイント32からワイヤレスLANに関する情報を取得する。具体的には、POSサーバ30は、ワイヤレスLANに新規参入する携帯電話機35の電話番号と、通信不能となってワイヤレスLANから切断された携帯電話機35の電話番号とをアクセスポイント32から取得する。なお、POSサーバ30は、店舗内に存在する携帯電話機35を常時把握するため、現在ワイヤレスLANに接続中の携帯電話機35の情報をアクセスポイント32から取得することが望ましい。
また、本実施形態では、POSサーバ30は、ワイヤレスLANに新規参入する携帯電話機35の電話番号をアクセスポイント32から取得する。これにより、携帯電話機35の認証が行われる。POSサーバ30は、取得した電話番号をセンターサーバ10に送信して、該電話番号に対応する暗証番号、顔写真情報、および個人情報をセンターサーバ10から受信する。POSサーバ30は、受信した暗証番号などを来客者リストに追加して記憶する。なお、センターサーバ10からPOSサーバ30に送信される個人情報は、プライバシー保護の観点から、例えば性別や年齢など、店員がユーザ34を確認できる情報のみに限定することが望ましい。
また、本実施形態では、POSサーバ30は、POS端末31から暗証番号を取得すると、暗証番号に対応する電話番号を来客リストの中から特定する。これにより、ユーザ34の認証が行われる。POSサーバ30は、特定した電話番号を、ユーザ34に対する販売情報とともに、センターサーバ10に送信する。このとき、センターサーバ10は、POSシステム11との間で決済処理を行うとともに、ユーザに後日代金を請求するために、販売情報をデータベース21に記憶する。
したがって、本実施形態の信用販売システム1は、店舗内に入った携帯電話機35から、携帯電話機35の電話番号を取得し、取得した電話番号に対応する暗証番号をセンターサーバのデータベース21から取得し、取得した電話番号および暗証番号の組を来店者リストに追加している。これにより、上記来店者リストは、店舗内に存在する携帯電話機35ごとに、電話番号および暗証番号の組を含むことになる。そして、上記店舗内でユーザ34の認証を行うときに、ユーザ34から暗証番号を取得し、取得した暗証番号に対応する電話番号を上記来店者リストから検索することにより、ユーザ34および携帯電話機35を特定する。
したがって、信用販売システム1は、携帯電話機35が店舗内に入った時点で携帯電話機35の電話番号を取得しているので、ユーザ34の認証を行うときには、暗証番号を取得すれば良く、ユーザの認証を迅速に行うことができる。また、上記来店者リストにおける電話番号および暗証番号の組が、店舗内に存在する携帯電話機35の数に限られるので、ユーザ34から取得した暗証番号に対応する電話番号を、上記来店者リストから迅速に検索することができ、ユーザ34および携帯電話機35を迅速に特定することができる。
以下、POSシステム11の詳細について図5および図6に基づいて説明する。なお、POS端末31は、通常のPOS端末に暗証番号入力用キーパッドを追加した構成となっているが、クレジットカードを利用できる従来のPOS端末は、クレジットカードの読取り機能とともに、暗証番号の入力機能を有する場合がある。
すなわち、POS端末31は、通常のPOS端末と同様に、端末内の各構成を統括的に制御する制御部と、各種情報を記憶する記憶部と、店員の入力情報またはバーコードの読取り情報を受け付ける入力部と、各種情報を表示する表示部と、レシート情報を印刷出力する印刷部と、LANと通信可能に接続されるネットワークI/F部とを備え、さらに、暗証番号の入力を受け付ける暗証番号入力用キーパッドを備える公知の構成である。したがって、POS端末31の詳細の説明を省略する。
図5は、POSサーバ30の概略構成を示している。図示のように、POSサーバ30は、制御部40、記憶部(記憶手段)41、ネットワークI/F部42、および通信I/F部43を備える構成である。
制御部40は、POSサーバ30内の各構成を統括的に制御するものである。制御部40の機能は、例えばRAMやフラッシュメモリなどの記憶装置に記憶されたプログラムをCPUが実行することによって実現される。なお、本実施形態における制御部40の構成に関しては後述する。
記憶部41は、例えばRAMやハードディスクドライブ(HDD)などの記憶装置を備えて、各種情報を記憶するものである。なお、本実施形態において、記憶部41が記憶する情報に関しては後述する。
ネットワークI/F部42は、LAN33を介してPOS端末31およびアクセスポイント32とデータ通信を行うためのものである。なお、LAN33は、情報漏洩の防止の観点から有線LANであることが望ましい。通信I/F部43は、専用回線12を介してセンターサーバ10とデータ通信を行うためのものである。
本実施形態のPOSサーバ30では、記憶部41は、来店者リスト47を記憶している。図6は、来店者リスト47の内容の一例を示している。図示のように、来店者リスト47は、ワイヤレスLANに接続している携帯電話機35ごとに、携帯電話機35の電話番号(携帯電話ID)、暗証番号、暗号化鍵、ユーザ34の年齢および性別、残り利用限度額、ならびに顔写真情報を含んでいる。なお、来店者リスト47内の情報は、暗号化鍵により暗号化されていてもよい。
また、制御部40は、図5に示されるように、来店処理部(取得手段、リスト追加手段)44、支払処理部(特定手段)45、および退店処理部(リスト削除手段)46を備える構成である。
来店処理部44は、ユーザ34が携帯電話機35を携帯して来店したときに処理動作を行うものである。図7は、来店処理部44が行う処理動作を示している。図示のように、まず、ワイヤレスLANで、新規参入の携帯電話機35を探索し(ステップS10。以下、単に「S10」と記載することがある。その他のステップでも同様である。)、これを見つかるまで繰り返す(S11でNO)。
新規参入の携帯電話機35が見つかった場合には(S11でYES)、見つかった携帯電話機35のID(電話番号)を、アクセスポイント32を介して取得し(S12)、取得したIDをセンターサーバ10に送信する(S13)。このとき、センターサーバ10は、受信したIDに対応する個人特定情報(暗証番号)、個人情報のうちの年齢および性別、顔写真、ならびに利用情報のうちの残り限度額をデータベース21から検索し、暗号化部24にて所定の情報に暗号化処理を行い、暗号化鍵とともにPOSサーバ30に送信する。これにより、POSサーバ30は、個人特定情報、年齢、性別、顔写真、残り限度額、および暗号化鍵を取得する(S13)。
そして、取得した個人特定情報、年齢、性別、顔写真、残り限度額、および暗号化鍵を、携帯電話機35のIDと共に、記憶部41の来店者リスト47に追加する(S14)。その後、ステップS10に戻って、上記処理動作を繰り返す。
支払処理部45は、ユーザ34が商品を購入するときに処理動作を行うものである。図8は、支払処理部45が行う処理動作を示している。図示のように、まず、ユーザ34がPOS端末31にて暗証番号を直接入力することにより、POS端末31からユーザ34の暗証番号を取得し(S20)、取得した暗証番号を来店者リスト47から検索する(S21)。
取得した暗証番号に一致する暗証番号が来店者リスト47から見つからなかった場合には(S22でNO)、所定のエラー処理を行う。一方、取得した暗証番号に一致する暗証番号が来店者リスト47から見つかった場合には(S22でYES)、見つかった暗証番号に対応する個人情報と顔写真情報とをPOS端末31に送信する(S23)。これにより、店員は、携帯電話機35を有するユーザ34を、個人情報および顔写真情報から確認することができる。その後、店員が、ユーザ34の承認の可否を入力部にて入力することにより、店員の承認の可否を示す承認可否情報がPOS端末31にて作成され、POSサーバ30に送信される。これにより、POSサーバ30は、店員の承認可否情報を取得できる(S23)。
次に、取得した承認可否情報から、店員が承認しなかった場合には(S24でNO)、エラー処理を行う。一方、店員が承認した場合には(S24でYES)、検索した暗証番号に対応するIDと、信販会社との間で商品の代金の決済を行うための決済情報とをセンターサーバ10に送信する(S25)。これにより、センターサーバ10は、決済処理部23にて決済が行われ、データベース21におけるユーザ34の利用明細および残り利用限度額が更新される。
次に、来店者リスト47にて、上記IDに対応する残り利用限度額を更新し(S26)、上記IDに対応する携帯電話機35にレシート情報を送信する(S27)。これにより、レシートを印字する手間を省くことができる。なお、レシート情報の他に、商品の購入に対する特典情報などの各種情報を携帯電話機35に送信してもよい。その後、支払処理部45が行う処理動作を終了する。
退店処理部46は、ユーザ34が退店するときに処理動作を行うものである。図9は、退店処理部46が行う処理動作を示している。図示のように、まず、ワイヤレスLANで、通信不能の携帯電話機35を検出し(S30)、これを検出するまで繰り返す(S31でNO)。
通信不能の携帯電話機35を検出した場合には(S31でYES)、検出した携帯電話機35のIDと、該IDに対応する情報、すなわち、個人特定情報、年齢、性別、顔写真、残り限度額、および暗号化鍵とを記憶部41の来店者リスト47から削除する(S32)。その後、ステップS32に戻って、上記処理動作を繰り返す。
上記構成の信用販売システム1において、ユーザ34がクレジット契約を行ってから商品を購入するまでの処理動作を図10に基づいて説明する。図10は、信用販売システム1における処理の流れを概括的に示している。まず、ユーザ34は、事前に信販会社とクレジット契約を行う。このとき、ユーザ34は、信販会社に顔写真および暗証番号を提供する(A1)。信販会社は、提供された顔写真および暗証番号を、携帯電話機のID(電話番号)と、個人情報および利用情報とともに、センターサーバ10のデータベース21に記憶する(A2)。また、信販会社は、上記電話番号(ID)を有する携帯電話機35をユーザ34に提供する(A3)。
次に、ユーザ34は、携帯電話機35の入った鞄36を保持して、コンビニエンスストアに来店する。すると、POSシステム11は、アクセスポイント32を介して携帯電話機35に自動的に接続して、携帯電話機35からIDを取得する(A4、図7のS10〜S12)次に、POSシステム11は、取得したIDをセンターサーバ10に送信して(A5)、該IDに対応する暗証番号、個人情報、および顔写真情報をセンターサーバ10から取得する(A6、図7のS13)。そして、取得した暗証番号、個人情報、および顔写真情報をIDとともに来店者リスト47に追加する(A7、図7のS14)。
次に、ユーザ34が商品を購入するためにPOS端末31に接近し、POS端末31にて暗証番号を入力すると(A8、図8のS20)、POSシステム11は、入力された暗証番号に対応するID、個人情報、および顔写真を来店者リスト47の中から特定し、特定した個人情報および顔写真をPOS端末31に表示する。これにより、店員が個人情報および顔写真からユーザを確認できる(A9、図8のS21〜S23)。
店員がユーザを確認した後、POSシステム11は、入力された暗証番号に対応するIDと決済情報とをセンターサーバ10に送信する(A10、図8のS25)。このとき、センターサーバ10は、決済情報に基づいて決済処理を行う(A11)。
次に、POSシステム11は、来店者リスト47にて、上記IDに対応する残り利用限度額を更新する(図8のS26)。そして、POSシステム11は、携帯電話機35にレシート情報および利用明細情報を送信して(A12、図8のS27)、処理動作を完了する。
〔実施の形態2〕
次に、本発明の別の実施形態について、図11〜図14に基づいて説明する。本実施形態の信用販売システムは、図1に示される信用販売システムに比べて、ユーザの認証がセンターサーバ10で行われる点が異なり、その他の構成は同様である。なお、上記実施形態で説明した構成と同様の機能を有する構成には同一の符号を付して、その説明を省略する。
本実施形態のセンターサーバ10は、図2に示されるセンターサーバ10に比べて、図6に示されるような来店者リストがデータベース21に記憶される点と、制御部20における処理動作とが異なるのみであり、その他の構成は同様である。また、本実施形態のPOSサーバ30は、図5に示されるPOSサーバ30に比べて、記憶部41に記憶する来店者リスト47の構成と、制御部40における処理動作とが異なるのみであり、その他の構成は同様である。本実施形態における来店者リスト47は、図6に示される来店者リスト47から、暗証番号、暗号化鍵、および残り利用限度額を省略したものとなる。
図11は、ユーザ34が来店したときに、POSサーバ30の制御部40と、センターサーバ10の制御部20とが行う処理動作を示している。図示のように、まず、POSサーバ30は、ワイヤレスLANで、新規参入の携帯電話機35を探索し(S40)、これを見つかるまで繰り返す(S41でNO)。
新規参入の携帯電話機35が見つかった場合には(S41でYES)、POSサーバ30は、見つかった携帯電話機35のID(電話番号)を、アクセスポイント32を介して取得し(S42)、取得したIDをセンターサーバ10に送信する(S43)。このとき、センターサーバ10は、受信したIDに対応する個人特定情報(暗証番号)、個人情報のうちの年齢および性別、顔写真、ならびに利用情報のうちの残り限度額を、データベース21から取得して、データベース21に記憶された来店者リストに追加する(S44)。
次に、センターサーバ10は、取得した顔写真、ならびに年齢および性別を、IDと共にPOSサーバ30に送信する(S45)。このとき、POSサーバ30は、センターサーバ10からID、顔写真、ならびに年齢および性別を受信し(S46)、受信したID、顔写真、ならびに年齢および性別を来店者リスト47に追加する(S47)その後、ステップS40に戻って、上記処理動作を繰り返す。
図12は、商品を購入するときに、POSサーバ30の制御部40と、センターサーバ10の制御部20とが行う処理動作を示している。図示のように、まず、POSサーバ30は、ユーザ34がPOS端末31にて暗証番号を直接入力することにより、POS端末31からユーザ34の暗証番号を取得し(S50)、取得した暗証番号と、商品の購入に関する決済情報とをセンターサーバ10に送信する(S51)。
このとき、センターサーバ10は、POSサーバ30から取得した暗証番号を来店者リストから検索する(S52)。取得した暗証番号に一致する暗証番号が来店者リストから見つからなかった場合には(S53でNO)、センターサーバ10は、エラー情報をPOSサーバ30に送信する(S54)。POSサーバ30は、エラー情報を受信すると(S55でYES)、所定のエラー処理を行う。
一方、センターサーバ10は、取得した暗証番号に一致する暗証番号が来店者リストから見つかった場合には(S53でYES)、検索した暗証番号に対応するIDを、端末(携帯電話機)を特定したことを示す端末特定通知として、POSサーバ30に送信する(S56)。
POSサーバ30は、センターサーバ10からIDを端末特定通知として受信すると(S57)、受信したIDに対応する個人情報と顔写真情報とをPOS端末31に送信する(S58)。これにより、店員は、携帯電話機35を有するユーザ34を、個人情報および顔写真情報から確認することができる。その後、店員が、ユーザ34の承認の可否を入力部にて入力することにより、店員の承認の可否を示す承認可否情報がPOS端末31にて作成され、POSサーバ30に送信される。これにより、POSサーバ30は、店員の承認可否情報を取得できる(S58)。
次に、取得した承認可否情報から、店員が承認しなかった場合には(S59でNO)、所定のエラー処理を行う。一方、店員が承認した場合には(S59でYES)、上記IDを、決済の実行を指示する決済指示としてセンターサーバ10に送信する(S60)。そして、上記IDに対応する携帯電話機35にレシート情報を送信する(S61)。これにより、レシートを印字する手間を省くことができる。その後、POSサーバ30の制御部40が行う処理動作を終了する。
一方、センターサーバ10は、POSサーバ30から決済指示を受信すると(S62)、ステップS51にてPOSサーバ30から送信された決済情報に基づいて、決済処理部23が決済処理を実行し、データベース21におけるユーザ34の利用明細および残り利用限度額が更新される(S63)。そして、センターサーバ10は、データベース21の来店者リストにて、上記IDに対応する残り利用限度額を更新し(S64)、その後、センターサーバ10の制御部20が行う処理動作を終了する。
図13は、ユーザ34が退店するときに、POSサーバ30の制御部40と、センターサーバ10の制御部20とが行う処理動作を示している。図示のように、まず、POSサーバ30は、ワイヤレスLANで、通信不能の携帯電話機35を検出し(S70)、これを検出するまで繰り返す(S71でNO)。
通信不能の携帯電話機35を検出した場合には(S71でYES)、検出した携帯電話機35のIDをセンターサーバ10に送信する(S72)。そして、検出した携帯電話機35のIDと、該IDに対応する情報、すなわち、年齢、性別、および顔写真情報とを記憶部41の来店者リスト47から削除する(S73)その後、ステップS70に戻って、上記処理動作を繰り返す。
一方、センターサーバ10は、通信不能の携帯電話機35のIDをPOSサーバ30から受信すると、受信したIDと、該IDに対応する情報、すなわち、個人特定情報、年齢、性別、顔写真、および残り限度額とをデータベース21の来店者リストから削除する(S74)。その後、センターサーバ10の制御部20が行う処理動作を終了する。
上記構成の信用販売システム1において、ユーザ34がクレジット契約を行ってから商品を購入するまでの処理動作を図14に基づいて説明する。図14は、信用販売システム1における処理の流れを概括的に示している。まず、信販会社との契約処理(B1〜B3)を行うが、この処理は、図10に示される信販会社との契約処理(A1〜A3)と同様であるので、その説明を省略する。
次に、ユーザ34は、携帯電話機35の入った鞄36を保持して、コンビニエンスストアに来店する。すると、POSシステム11は、アクセスポイント32を介して携帯電話機35に自動的に接続して、携帯電話機35からIDを取得する(B4、図11のS40〜S42)。次に、POSシステム11は、取得したIDをセンターサーバ10に送信する(B5、図11のS43)。このとき、センターサーバ10は、受信したIDに対応する暗証番号、個人情報、および顔写真情報をデータベース21から取得し、取得した暗証番号、個人情報、および顔写真情報をIDとともにデータベース21の来店者リストに追加する(B6、図11のS44)。
次に、センターサーバ10は、取得した個人情報および顔写真情報をIDと共にPOSシステム11に送信する(B7、図11のS45・S46)。このとき、POSシステム11は、受信したID、個人情報、および顔写真情報を来店者リスト47に追加する(B8、図11のS47)。
次に、ユーザ34が商品を購入するためにPOS端末31に接近し、POS端末31にて暗証番号を入力すると(B9、図12のS50)、POSシステム11は、取得した暗証番号を決済情報と共にセンターサーバ10に送信する(B10、図12のS51)。このとき、センターサーバ10は、取得した暗証番号に対応するIDを来店者リスト47の中から特定し(B11、図12のS52)、特定したIDを端末特定通知としてPOSシステム11に送信する(B12、図12のS56・S57)。
このとき、POSシステム11は、受信したIDに対応する個人情報および顔写真をPOS端末31に表示する。これにより、店員が個人情報および顔写真からユーザを確認できる(B13、図12のS58)。
店員がユーザを確認した後、POSシステム11は、上記IDを決済指示としてセンターサーバ10に送信する(B14、図12のS60・S62)。このとき、センターサーバ10は、決済情報に基づいて決済処理を行い(図12のS63)、来店者リストにて、上記IDに対応する残り利用限度額を更新する(図12のS64)。
そして、POSシステム11は、携帯電話機35にレシート情報および利用明細情報を送信して(B15、図12のS61)、処理動作を完了する。
以上のように、ユーザの認証を、POSサーバ30で行う代わりに、センターサーバ10で行うこともできる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
例えば、上記実施形態では、POSサーバ30が、来店者リストを記憶して、来店処理、支払い処理、および退店処理を行っているが、POS端末31が行ってもよい。
また、上記実施形態では、商品の購入時に、ユーザ34がPOS端末31にて暗証番号を入力しているが、さらに、携帯電話機35と無線通信を行って、暗証番号およびIDの両方を取得してもよい。この場合でも、ユーザ34および携帯電話機35の特定をユーザ34および携帯電話機35の組が絞られた上記来店者リストから行うので、迅速な処理が可能である。
さらに、上記の場合、他の携帯電話機35のIDを取得することを回避するために、POS端末31付近の狭い領域が通信領域となることが望ましい。このため、アクセスポイント32とは別に、POS端末31付近を通信領域とするワイヤレスLAN用のアンテナをPOS端末31に設けることが望ましい。また、通信領域を狭くするには、指向性の強いアンテナを利用するか、電波の出力を低下すればよい。電波の出力を低下すれば、他の無線通信端末による傍受を防ぐとともに、携帯電話機35およびPOS端末31の消費電力を低下することができる。なお、電波の出力を低下する技術は、例えば、本願出願人が出願した特願2004−206494号および特願2004−028696号に詳細に記載されているので、本願ではその説明を省略する。
さらに、上記の場合には、POSシステム11から携帯電話機35にレシート情報などを送信するときは、プライバシー保護の観点から、POS端末31のアンテナから携帯電話機35に送信することが望ましい。
また、上記実施形態では、商品販売の形態について説明しているが、ユーザの認証が必要な形態であれば、例えば、入国管理など任意の形態で利用することができる。また、上記実施形態では、料金が後払いの信用販売の場合について説明しているが、料金が先払いのプリペイドの場合にも同様に適用することができる。
また、上記実施形態では、携帯電話機35が店舗に入ったことの検知を、ワイヤレスLANに新規参入するか否かで行っているが、入口を所定のゲートに限定してチェックすることにより行ってもよい。同様に、携帯電話機35が店舗から出たことの検知を、出口を所定のゲートに限定してチェックすることにより行ってもよい。この場合、ゲートでのチェックは、無線通信である必要はなく、読取り機にて読み取る形態であってもよい。したがって、携帯電話機35などの無線通信端末ではなく、磁気テープまたはバーコードを有するカードであってもよい。
また、センターサーバ10およびPOSサーバ30の制御部20・40における各ブロックは、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、センターサーバ10およびPOSサーバ30の制御部20・40は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムを格納したROM、上記プログラムを展開するRAM、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアであるセンターサーバ10の制御プログラムおよびPOSサーバ30の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記センターサーバ10およびPOSサーバ30にそれぞれ供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フレキシブルディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、センターサーバ10およびPOSサーバ30の制御部20・40を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された搬送波あるいはデータ信号列の形態でも実現され得る。
以上のように、本発明に係るユーザ認証システムは、携帯物が所定領域内に入った時点で携帯物の物体特定情報を取得し、ユーザの認証を行うときには、個人特定情報を取得して、対応する物体特定情報をリストから特定するので、物体特定情報とともに個人特定情報を利用してユーザの認証を行うシステムに適用することができる。
本発明の一実施形態である信用販売システムの概略構成を示すブロック図である。 上記信用販売システムにおけるセンターサーバの概略構成を示すブロック図である。 センターサーバに記憶される信用販売情報の内容例を表形式で示す図である。 上記信用販売システムにおけるPOSシステムの概略構成を示すブロック図である。 上記POSシステムにおけるPOSサーバの概略構成を示すブロック図である。 上記POSサーバの記憶部に記憶される来店者リストの内容例を表形式示すブロック図である。 上記POSサーバの来店処理部が行う処理動作を示すフローチャートである。 上記POSサーバの支払処理部が行う処理動作を示すフローチャートである。 上記POSサーバの退店処理部が行う処理動作を示すフローチャートである。 上記信用販売システムにおける処理の流れを概括的に示す図である。 本発明の別の実施形態である販売システムにおいて、ユーザが来店したときに、POSサーバの制御部とセンターサーバの制御部とが行う処理動作を示すフローチャートである。 上記販売システムにおいて、商品を購入するときに、POSサーバの制御部とセンターサーバの制御部とが行う処理動作を示すフローチャートである。 上記販売システムにおいて、ユーザが退店するときに、POSサーバの制御部とセンターサーバの制御部とが行う処理動作を示すフローチャートである。 上記信用販売システムにおける処理の流れを概括的に示す図である。
符号の説明
1 信用販売システム(ユーザ認証システム)
31 POS端末(入力手段、表示手段)
32 アクセスポイント(無線通信手段)
34 ユーザ
35 携帯電話機(携帯物)
41 記憶部(記憶手段)
44 来店処理部(取得手段、リスト追加手段)
45 支払処理部(特定手段)
46 退店処理部(リスト削除手段)
47 来店者リスト

Claims (8)

  1. ユーザが携帯する携帯物が有し、かつ該携帯物を特定する物体特定情報と、上記ユーザを特定する個人特定情報と、ユーザの顔写真の情報である顔写真情報とを用いてユーザの認証を行うユーザ認証システムであって、
    複数の上記物体特定情報と、各物体特定情報に対応する個人特定情報と、各物体特定情報および各個人特定情報に対応する顔写真情報とが対応づけられたテーブルを記憶する第1記憶手段と、
    携帯物との無線通信接続を行う無線通信手段と、
    上記無線通信手段により無線通信接続が行われている携帯物ごとに、物体特定情報と、該物体特定情報に対応する個人特定情報と、上記物体特定情報および上記個人特定情報に対応する顔写真情報とが関連付けられたリストを記憶する第2記憶手段と、
    所定領域内において自身との無線通信が新規に可能となった携帯物を探索する探索手段と、
    上記探索手段が、自身との無線通信が新規に可能となった携帯物を見つけたときに、該携帯物の物体特定情報を、該携帯物との無線通信により取得する取得手段と、
    上記取得手段が取得した物体特定情報に対応する個人特定情報および顔写真情報を、上記第1記憶手段に記憶されたテーブルから検索し、検索された物体特定情報、個人特定情報、および顔写真情報の組を、上記第2記憶手段に記憶されたリストに追加するリスト追加手段と、
    ユーザによる個人特定情報の入力を受け付ける個人特定情報入力手段と、
    上記リスト追加手段により、物体特定情報、個人特定情報、および顔写真情報の組が追加されたリストから、上記個人特定情報入力手段に入力された個人特定情報に対応する顔写真情報を特定する特定手段と、
    ユーザの認証を行うべく、上記特定手段により特定された顔写真情報を表示する表示手段、
    とを備えることを特徴とするユーザ認証システム。
  2. ユーザが携帯する携帯物が有し、かつ該携帯物を特定する物体特定情報と、上記ユーザを特定する個人特定情報と、ユーザに関する情報である個人情報とを用いてユーザの認証を行うユーザ認証システムであって、
    複数の上記物体特定情報と、各物体特定情報に対応する個人特定情報と、各物体特定情報および各個人特定情報に対応する個人情報とが対応づけられたテーブルを記憶する第1記憶手段と、
    携帯物との無線通信接続を行う無線通信手段と、
    上記無線通信手段により無線通信接続が行われている携帯物ごとに、物体特定情報と、該物体特定情報に対応する個人特定情報と、上記物体特定情報および上記個人特定情報に対応する個人情報とが関連付けられたリストを記憶する第2記憶手段と、
    所定領域内において自身との無線通信が新規に可能となった携帯物を探索する探索手段と、
    上記探索手段が、自身との無線通信が新規に可能となった携帯物を見つけたときに、該携帯物の物体特定情報を、該携帯物との無線通信により取得する取得手段と、
    上記取得手段が取得した物体特定情報に対応する個人特定情報および個人情報を上記第1記憶手段に記憶されたテーブルから検索し、検索された物体特定情報、個人特定情報、および個人情報の組を、上記第2記憶手段に記憶されたリストに追加するリスト追加手段と、
    ユーザによる個人特定情報の入力を受け付ける個人特定情報入力手段と、
    上記リスト追加手段により、物体特定情報、個人特定情報、および個人情報の組が追加されたリストから、上記個人特定情報入力手段に入力された個人特定情報に対応する個人情報を特定する特定手段と、
    ユーザの認証を行うべく、上記特定手段により特定された個人情報を表示する表示手段、
    とを備えることを特徴とするユーザ認証システム。
  3. 上記取得手段は、指向性の弱い電波を用いて無線通信を行う上記無線通信手段を介して、上記携帯物の物体特定情報を取得することを特徴とする請求項1または2に記載のユーザ認証システム。
  4. 所定領域内から携帯物が出たことを、自身と行っていた通信が不能となったことにより検出する検出手段と、
    上記検出手段が、自身と行っていた通信が不能となった携帯物を検出したときに、該携帯物の物体特定情報に基づいて、物体特定情報および個人特定情報の組を、上記第2記憶手段に記憶されたリストから削除するリスト削除手段とをさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載のユーザ認証システム。
  5. ユーザが携帯する携帯物が有し、かつ該携帯物を特定する物体特定情報と、上記ユーザを特定する個人特定情報と、ユーザの顔写真の情報である顔写真情報とを用いてユーザの認証を行うユーザ認証システムにより実現されるユーザ認証方法であって、
    複数の上記物体特定情報と、各物体特定情報に対応する個人特定情報と、各物体特定情報および各個人特定情報に対応する顔写真情報とが対応づけられたテーブルを、上記ユーザ認証システムに備えられた第1記憶手段に記憶するステップと、
    上記ユーザ認証システムに備えられ、携帯物との無線通信接続を行う無線通信手段により、無線通信接続が行われている携帯物ごとに、物体特定情報と、該物体特定情報に対応する個人特定情報と、上記物体特定情報および上記個人特定情報に対応する顔写真情報とが関連付けられたリストを、上記ユーザ認証システムに備えられた第2記憶手段に記憶するステップと、
    上記ユーザ認証システムに備えられた探索手段により、所定領域内において自身との無線通信が新規に可能となった携帯物を探索するステップと、
    上記探索手段が、自身との無線通信が新規に可能となった携帯物を見つけたときに、上記ユーザ認証システムに備えられた取得手段により、該携帯物との無線通信で該携帯物の物体特定情報を取得するステップと、
    上記ユーザ認証システムに備えられたリスト追加手段により、上記取得手段が取得した物体特定情報に対応する個人特定情報および顔写真情報を上記第1記憶手段に記憶されたテーブルから検索し、検索された物体特定情報、個人特定情報、および顔写真情報の組を、上記第2記憶手段に記憶されたリストに追加するステップと、
    上記ユーザ認証システムに備えられた個人特定情報入力手段により、ユーザによる個人特定情報の入力を受け付けるステップと、
    上記ユーザ認証システムに備えられた特定手段により、上記追加されたリストから、上記個人特定情報入力手段に入力された個人特定情報に対応する顔写真情報を特定するステップと、
    上記ユーザ認証システムに備えられた表示手段により、ユーザの認証を行うべく、上記特定手段により特定された顔写真情報を表示するステップ、
    とを備えることを特徴とするユーザ認証方法。
  6. ユーザが携帯する携帯物が有し、かつ該携帯物を特定する物体特定情報と、上記ユーザを特定する個人特定情報と、ユーザの顔写真の情報である個人情報とを用いてユーザの認証を行うユーザ認証システムにより実現されるユーザ認証方法であって、
    複数の上記物体特定情報と、各物体特定情報に対応する個人特定情報と、各物体特定情報および各個人特定情報に対応する個人情報とが対応づけられたテーブルを、上記ユーザ認証システムに備えられた第1記憶手段に記憶するステップと、
    上記ユーザ認証システムに備えられ、携帯物との無線通信接続を行う無線通信手段により、無線通信接続が行われている携帯物ごとに、物体特定情報と、該物体特定情報に対応する個人特定情報と、上記物体特定情報および上記個人特定情報に対応する個人情報とが関連付けられたリストを、上記ユーザ認証システムに備えられた第2記憶手段に記憶するステップと、
    上記ユーザ認証システムに備えられた探索手段により、所定領域内において自身との無線通信が新規に可能となった携帯物を探索するステップと、
    上記探索手段が、自身との無線通信が新規に可能となった携帯物を見つけたときに、上記ユーザ認証システムに備えられた取得手段により、該携帯物との無線通信で該携帯物の物体特定情報を取得するステップと、
    上記ユーザ認証システムに備えられたリスト追加手段により、上記取得手段が取得した物体特定情報に対応する個人特定情報および個人情報を上記第1記憶手段に記憶されたテーブルから検索し、検索された物体特定情報、個人特定情報、および個人情報の組を、上記第2記憶手段に記憶されたリストに追加するステップと、
    上記ユーザ認証システムに備えられた個人特定情報入力手段により、ユーザによる個人特定情報の入力を受け付けるステップと、
    上記ユーザ認証システムに備えられた特定手段により、上記追加されたリストから、上記個人特定情報入力手段に入力された個人特定情報に対応する個人情報を特定するステップと、
    上記ユーザ認証システムに備えられた表示手段により、ユーザの認証を行うべく、上記特定手段により特定された個人情報を表示するステップ、
    とを備えることを特徴とするユーザ認証方法。
  7. 請求項1ないし4の何れか1項に記載のユーザ認証システムにおける上記取得手段、上記リスト追加手段、および上記特定手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするユーザ認証プログラム。
  8. 請求項7に記載のユーザ認証プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読取り可能な記録媒体。
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