JP2008234081A - 支払請求システムにおける管理サーバ、購買取引方法、及び購買取引プログラム - Google Patents

支払請求システムにおける管理サーバ、購買取引方法、及び購買取引プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】自動的に利用者の信用性を判断し、安全な購買取引を行うことができる支払請求システムにおける管理サーバ、購買取引方法、及び購買取引プログラムを提供する。
【解決手段】支払請求システム1における管理サーバ100は、記憶装置13に格納された利用者情報22と利用者の購買履歴情報23とを関連付けて管理し、購買取引用端末200nから入力された購買取引の対象となる商品又は役務に関する情報と購買履歴情報23とに基づいて、前記商品又は役務を提供した後に利用者へ購入金額の支払いを請求し購買取引を行うサーバであって、利用者情報22に基づいて前記利用者を特定したとき、特定された前記利用者の購買履歴情報23を基に、前記利用者に前記購入金額を支払う能力があるか否かを判定する信用性判定手段32と、信用性判定手段32による判定結果を購買取引用端末200nに通知する通知手段33とを有することを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、顧客の購買履歴に関する情報を管理し、顧客と販売店(商品又は役務(サービス)を提供する側)との間で購買取引を行う支払請求システムに関するものである。
昨今、ネットワークやセキュリティ技術の高度化に伴い、クレジットカードや携帯電話などに代表される、現金以外の様々な決済方法によって、商品の購入希望者(顧客)と商品を販売する販売店との間で購買取引が行われるようになった。
このような背景から、顧客と販売店との間で行われる購買取引が、より安全で便利なものであるために、特許文献1〜3に挙げるシステムが提案されている。
特許文献1には、「クレジットカードの使用者がカードの所有者であることを認証する」ことを目的とし、「クレジットカードのデータと本人認証データとを基に、認証サイトによって、クレジットカードの使用者がカードの所有者であるか否かを認証する」と言うシステムが提案されている。
また、特許文献2には、「携帯電話番号をショッピングのキーワードとする場合に、携帯電話番号の不正使用によるショッピングを防止する」ことを目的とし、「携帯電話番号を基に会員登録と照合し、登録された番号であった場合に、商品購入の予約を受け付け、予約データを基に、顧客と販売店との間で購買取引を行う」と言うシステムが提案されている。
このように、従来のシステムでは、クレジットカードや携帯電話などを利用した購買取引において、取引の安全性を確保するため、不正な取引を防止するための様々な工夫が取られており、顧客と販売店との、安全で便利な購買取引を実現している。
特開2002−99957号公報 特開2003−30472号公報
しかしながら、顧客(購入希望者)と販売店との購買取引には、様々な場面が想定される。
例えば、ちょっと立ち寄った店などで気に入った商品を見つけ、その商品を購入したいと考えている顧客(購入希望者)が、商品を購入するために必要な現金、又は、後払い可能なクレジットカードや携帯電話などの決済手段を所持していない場合がある。
このような場合、特許文献1及び2に提案されている従来のシステムでは、顧客(購入希望者)と販売店との間で購買取引は行えなかった。
なぜなら、販売店は、クレジットカードや携帯電話などにより「顧客(購入希望者)が後に商品の購入金額を支払う能力がある」と言う信用性を判断するため、必要な現金はもちろん、クレジットカードや携帯電話などにより、販売店が顧客(購入希望者)の信用性を判断できなければ購買取引を行うことはできないためである。
本発明では、上記従来技術の問題点を鑑み、利用者(顧客)が、現金はもちろん、後払い可能なクレジットカードや携帯電話などの決済手段を所持していなくても、自動的に利用者の信用性を判断し、安全な購買取引を行うことができる支払請求システムにおける管理サーバ、購買取引方法、及び購買取引プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の管理サーバは、記憶装置に格納された、利用者を特定する利用者に関する情報と前記利用者の購買履歴に関する情報とを関連付けて管理し、購買取引用端末から入力された購買取引の対象となる商品又は役務に関する情報と前記購買履歴に関する情報とに基づいて、前記商品又は役務を提供した後に利用者へ購入金額の支払いを請求し前記購買取引を行う支払請求システムにおける管理サーバであって、前記記憶装置に格納された前記利用者に関する情報に基づいて前記利用者が特定されたとき、特定された前記利用者の購買履歴に関する情報を基に、前記利用者に前記購入金額を支払う能力があるか否かを判定する信用性判定手段と、前記信用性判定手段による判定結果を前記購買取引用端末に通知する通知手段とを有することを特徴とする。
これによって、本発明の管理サーバは、利用者の購買履歴に関する情報に基づいて、利用者の購入金額に対する支払い能力、すなわち後払いにおける信頼性を判断し、その判断結果を基に利用者と販売店との間で購買取引を行い、商品購入後の利用者へ購入金額の支払いを請求することにより、利用者が、現金はもちろん、後払い可能なクレジットカードや携帯電話などの決済手段を所持していなくても、自動的に利用者の信用性を判断し、安全な購買取引を行うことができる。
また、上記目的を達成するため、本発明の管理サーバは、前記利用者へ前記商品又は役務を提供するときに、前記利用者が本人であるか否かを確認する認証手段を有し、前記認証手段において、前記購買取引用端末から入力された生体情報と、前記記憶装置に予め格納された前記利用者の生体情報とを比較し、利用者が本人であるか否かを確認することを特徴とする。
これによって、本発明の管理サーバは、精度の高い、本人確認(利用者認証)を行うことにより、なりすましなどの不正利用者に対する購買取引や、未成年者などの販売制限の対象となる利用者に対する購買取引を未然に防ぐことができる。
また、上記目的を達成するため、本発明の管理サーバは、前記信用性判定手段において、前記利用者の購買履歴に関する情報から月平均の支払い金額と月平均の未払い金額とを算出し、算出した前記月平均の支払い金額と前記月平均の未払い金額とを比較した結果を基に、前記利用者に前記購入金額を支払う能力があるか否かを判定することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の管理サーバは、前記信用性判定手段において、算出した前記月平均の支払い金額と前記月平均の未払い金額とを比較した結果、前記月平均の支払い金額が前記月平均の未払い金額より多い場合に、更に、前記月平均の支払い金額と前記購入金額とを比較した結果を基に、前記利用者に前記購入金額を支払う能力があるか否かを判定することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の管理サーバは、前記信用性判定手段において、前記月平均の支払い金額と前記購入金額とを比較した結果、前記月平均の支払い金額が前記購入金額より少ない場合に、更に、前記利用者の購買履歴に関する情報から、前記購買取引用端末から入力された前記商品又は役務に関する情報を基に、支払い済みである同一の商品又は役務、若しくは類似の商品又は役務の購買履歴に関する情報を検索し、検索結果を基に、前記利用者に前記購入金額を支払う能力があるか否かを判定することを特徴とする。
これによって、本発明の管理サーバは、利用者の購買履歴を基に、幾つかの段階において利用者の購入希望商品の購入金額を支払う能力を判断することにより、利用者が、現金はもちろん、後払い可能なクレジットカードや携帯電話などの決済手段を所持していなくても、利用者と販売店との間で安全に購買取引を行える信用性を判断することができる。
また、上記目的を達成するため、本発明の管理サーバは、前記信用性判定手段において、前記利用者の購買履歴に関する情報を基に、前記利用者に前記購入金額を支払う能力があるか否かを判定した結果、前記利用者に前記購入金額を支払う能力がないと判定した場合に、前記記憶装置に予め格納された前記利用者に関する情報に、前記利用者の保証人となる保証人に関する情報が設定されている場合、前記保証人に関する情報から特定した前記保証人の購買履歴に関する情報を基に、再度、前記利用者に前記購入金額を支払う能力があるか否かを判定することを特徴とする。
これによって、本発明の管理サーバは、利用者の信頼性を判断するほか、保証人となる利用者に対しても信頼性を判断することにより、信用性の高い購買取引を行うことができる。
また、上記目的を達成するため、本発明の管理サーバは、前記通知手段において、前記信用性判定手段による判定結果が、前記利用者に前記購入金額を支払う能力があると判定した場合に、前記利用者の購買履歴に関する情報から未払いの合計金額を算出し、算出した前記未払いの合計金額を基に、前記記憶装置に予め格納された支払い方法に関する情報を前記購買取引用端末に通知することを特徴とする。
これによって、本発明の管理サーバは、利用者の決済状況に応じた支払い方法を購買取引用端末に提示することにより、利用者毎に選択した決済方法で後日清算することができる。
上記目的を達成するため、本発明の管理サーバの購買取引方法は、記憶装置に格納された、利用者を特定する利用者に関する情報と前記利用者の購買履歴に関する情報とを関連付けて管理し、購買取引用端末から入力された購買取引の対象となる商品又は役務に関する情報と前記購買履歴に関する情報とに基づいて、前記商品又は役務を提供した後に利用者へ購入金額の支払いを請求し前記購買取引を行う支払請求システムにおける管理サーバの購買取引方法であって、前記記憶装置に格納された前記利用者に関する情報に基づいて前記利用者が特定されたき、特定された前記利用者の購買履歴に関する情報を基に、前記利用者に前記購入金額を支払う能力があるか否かを判定する信用性判定手順と、前記信用性判定手順による判定結果を前記購買取引用端末に通知する通知手順とを有することを特徴とする。
これによって、本発明の管理サーバの購買取引方法は、利用者の購買履歴に関する情報に基づいて、利用者の購入金額に対する支払い能力、すなわち後払いにおける信頼性を判断し、その判断結果を基に利用者と販売店との間で購買取引を行い、商品購入後の利用者へ購入金額の支払いを請求することにより、利用者が、現金はもちろん、後払い可能なクレジットカードや携帯電話などの決済手段を所持していなくても、自動的に利用者の信用性を判断し、安全な購買取引を行うことができる。
上記目的を達成するため、本発明の管理サーバの購買取引プログラムは、記憶装置に格納された、利用者を特定する利用者に関する情報と前記利用者の購買履歴に関する情報とを関連付けて管理し、購買取引用端末から入力された購買取引の対象となる商品又は役務に関する情報と前記購買履歴に関する情報とに基づいて、前記商品又は役務を提供した後に利用者へ購入金額の支払いを請求し前記購買取引を行う支払請求システムにおける管理サーバの購買取引プログラムであって、コンピュータを、前記記憶装置に格納された前記利用者に関する情報に基づいて前記利用者が特定されたとき、特定された前記利用者の購買履歴に関する情報を基に、前記利用者に前記購入金額を支払う能力があるか否かを判定する信用性判定手段と、前記信用性判定手段による判定結果を前記購買取引用端末に通知する通知手段として機能する。
これによって、本発明の管理サーバの購買取引プログラムは、コンピュータを、利用者の購買履歴に関する情報に基づいて、利用者の購入金額に対する支払い能力、すなわち後払いにおける信頼性を判断し、その判断結果を基に利用者と販売店との間で購買取引を行い、商品購入後の利用者へ購入金額の支払いを請求するように機能させることができる。
よって、本発明の管理サーバの購買取引プログラムは、コンピュータで、利用者が、現金はもちろん、後払い可能なクレジットカードや携帯電話などの決済手段を所持していなくても、自動的に利用者の信用性を判断し、安全な購買取引を行うことができる、利用者と販売店との間の購買取引機能を実現することができる。
本発明によれば、利用者の購買履歴に関する情報に基づいて、利用者の購入金額に対する支払い能力、すなわち後払いにおける信頼性を判断し、その判断結果を基に利用者と販売店との間で購買取引を行い、商品購入後の利用者へ購入金額の支払いを請求することにより、利用者が、現金はもちろん、後払い可能なクレジットカードや携帯電話などの決済手段を所持していなくても、自動的に利用者の信用性を判断し、安全な購買取引を行うことができる支払請求システムにおける管理サーバ、購買取引方法、及び購買取引プログラムを提供することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態(以下、「実施形態」と言う。)について、図面を用いて詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<支払請求システムのシステム構成>
まず、本実施形態に係る支払請求システム1のシステム構成について、図1を用いて説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る支払請求システム1のシステム構成の一例を示す図である。
本実施形態に係る支払請求システム1は、例えば、利用者(顧客)の体の一部から得られる生体情報や購入する商品に関する情報(以下、「商品情報」と言う。)などを入力、また利用者(顧客)に購入金額の支払い方法を選択させる支払い方法選択画面を提示するために、各販売店に設置される購買取引用端末200nと、利用者(顧客)の購買履歴に関する情報(以下、「購買履歴情報」と言う。)を管理するとともに、利用者(顧客)の認証(本人確認)や信用性(購入金額を支払う能力)の判断などの本実施形態に係る支払請求システム1の「購買取引機能」を実現するための各種データ処理を行うために、センターに設置される管理サーバ100とが、有線及び/又は無線回線により構築されたLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)などのネットワーク(データ通信網)90に接続されることにより構成される。
このように構成される本実施形態に係る支払請求システム1では、以下に示す手順によって、利用者と販売店(商品又は役務(サービス)を提供する側)との間の購買取引を行っている。
(手順1)生体情報及び商品情報の入力
販売店に設置される本実施形態に係る購買取引用端末200nは、利用者(顧客)が商品を購入するときに、利用者(顧客)の体の一部から得られる生体情報や購入する商品情報(例えば、商品名、商品分類、価格、及び販売店(商品又は役務(サービス)を提供する側)に関する情報など。)などを、それぞれの情報を読み取ることのできる読み取り装置(例えば、生体情報読み取り装置やバーコードリーダーなど。)を介して端末200nに入力し、入力した情報を、ネットワーク90を介して管理サーバ100へ送信する。
(手順2)本人確認と信用性の判定
まず、本実施形態に係る管理サーバ100は、購買取引用端末200nから受信した生体情報と、本実施形態に係る支払請求システム1を利用するために、利用者(顧客)に関する情報(以下、「利用者情報」と言う。)に対応付けて、利用者(顧客)毎に登録しておいた認証情報(例えば、生体情報など。)とを比較し、利用者(顧客)を特定するとともに利用者(顧客)が本人であるか否かを判断する。
次に、管理サーバ100は、利用者(顧客)の認証(本人確認)を行った結果、本人であると判断した場合、利用者(顧客)が本実施形態に係る支払請求システム1を利用してこれまでに購入した記録である購買履歴に関する情報(以下、「購買履歴情報」と言う。)や受信した商品情報(例えば、商品名、商品分類、価格、及び販売店(商品又は役務(サービス)を提供する側)に関する情報など。)などを基に、利用者(顧客)が、購入を希望している商品(購買取引の対象となるサービス)の購入金額を支払う能力、すなわち利用者(顧客)に購買取引を安全に行う信用性があるか否かを判断する。
(手順3)支払い方法の通知
管理サーバ100は、利用者(顧客)に信用性(購入金額を支払う能力)があると判断した場合、利用者(顧客)の購買履歴情報の決済状況を基に、購買取引を安全に行うための支払い方法の候補を、予め保持しておいた複数の支払い方法(例えば、振り込み用紙、クレジット、口座引落など。)に関する情報(以下、「支払い方法情報」と言う。)から取得し、取得した支払い方法情報を、ネットワーク90を介して購買取引用端末200nに通知(送信)する。
(手順4)支払い方法を決定
販売店に設置される購買取引用端末200nは、管理サーバ100から通知された(受信した)支払い方法情報を基に、利用者(顧客)に購入金額の支払い方法を選択させる支払い方法選択機能(GUI(Graphical User Interface)機能)を備えた画面を、端末200nに接続された出力装置である表示装置(例えば、タッチパネル機能を有するCRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)など。)に表示し、利用者(顧客)に最終的な支払い方法を決定(選択)させる。
本実施形態に係る支払請求システム1は、上記(手順1)〜(手順4)によって、利用者が、現金はもちろん、後払い可能なクレジットカードや携帯電話などの決済手段を所持していなくても、管理サーバ100で自動的に利用者(顧客)の信用性を判断し、安全な購買取引を行うと言う、利用者(顧客)と販売店(商品又は役務(サービス)を提供する側)との間の「購買取引機能」を実現している。
<管理サーバ及び購買取引用端末のハードウェア構成について>
次に、本実施形態に係る支払請求システム1の「購買取引機能」を実現するために必要な管理サーバ100及び購買取引用端末200nのハードウェア構成について、図2を用いて説明する。
図2は、本発明の実施形態1に係る支払請求システム1が有する管理サーバ100及び購買取引用端末200nのハードウェア構成の一例を示す図である。
本実施形態に係る管理サーバ100及び購買取引用端末200nは、図2に示すように、同一のハードウェアによって構成された情報処理装置である。よって、以下に行うハードウェア構成についての説明では、管理サーバ100を例に挙げて説明を行い、その説明をもって購買取引用端末200nのハードウェア構成についての説明を省略する。
図2に示すように、本実施形態に係る管理サーバ100は、制御部11、主記憶部12、補助記憶部13、ネットワークI/F14、外部記憶装置I/F15、外部装置I/F16、出力装置I/F17、及び入力装置I/F18とから構成されている。
制御部(CPU:Central Processing Unit)11は、以下に説明する主記憶部12、補助記憶部13、及びネットワークI/F14など、本実施形態に係る管理サーバ100が有する各装置の制御を行う。また、制御部11は、主記憶部12に記憶されたプログラムを実行する装置で、入力装置や記憶装置からデータを受け取り、データを演算・加工した上で、出力装置や記憶装置に出力する(例えば、キーボードで入力した文字をディスプレイに表示するなど)。
主記憶部(ROM:Read Only Memory、RAM:Random Access Memory)12は、制御部11が実行するプログラムや関連するデータを記憶(一時的に保持する場合も含む)する装置である。ROMには、制御部11が実行するプログラムや関連するデータが記憶されており、記憶されたプログラムや関連するデータは、制御部11により、必要に応じてRAM上へ展開(ロード)され、展開(ロード)されたプログラムや関連するデータは、制御部11により、演算・加工される。
補助記憶部(HD:Hard Disk)13は、基本ソフトウェアであるOS(Operating System)やアプリケーションソフトウェア(例えば、購買取引プログラムなど。)などを関連するデータ(例えば、認証情報や支払い方法情報など。)とともに記憶する装置である。また、補助記憶部13には、本実施形態に係る管理サーバ100が管理する各種情報(例えば、利用者情報や購買履歴情報など。)が格納され、データベース(DB:Data Base)やファイルシステム(FS:File System)などにより管理される。
ネットワークI/F14は、有線及び/又は無線回線などのデータ伝送路により構築されたLAN、WANなどのネットワーク(データ通信網)90を介して接続される通信機能を有する周辺機器(例えば、購買取引用端末200nなど。)と管理サーバ100とのインタフェースである。
外部記憶装置I/F15は、USB(Universal Serial Bus)などのデータ伝送路を介して接続された外部記憶装置(例えば、記憶メディアドライブなど。)と管理サーバ100とのインタフェースである。
外部装置I/F16は、USBなどのデータ伝送路を介して接続された外部入力装置(例えば、購買取引用端末200nの場合、生体情報や商品情報などを読み取る読み取り装置など。)と管理サーバ100とのインタフェースである。
本実施形態に係る管理サーバ100は、これらのインタフェースを介して、外部と各種データのやり取り(送受信や読み込み/書き込み)を行っている。
出力装置I/F17は、専用ケーブルなどのデータ伝送路を介して接続された出力装置(例えば、表示装置であるCRTやLCDなど。)と管理サーバ100とのインタフェースである。
入力装置I/F18は、USBなどのデータ伝送路を介して接続された入力装置(例えば、キーボードやマウスなど。)と管理サーバ100とのインタフェースである。
このように、本実施形態に係る管理サーバ100は、主記憶部12のROMや補助記憶部13などの記憶装置に格納されたプログラム(例えば、購買取引プログラムなど。)を、主記憶部12のRAM上に展開(ロード)し、展開(ロード)したプログラムを制御部11で実行し、各装置を制御することで、以降に説明する「購買取引機能」を実現している。
<支払請求システムの「購買取引機能」の主な機能構成について>
では、図1で説明したシステム構成及び図2で説明したシステムを構成する各装置のハードウェア構成により実現される、本実施形態に係る支払請求システム1が有する「購買取引機能」の主要な機能構成について、図3を用いて説明する。
図3は、本発明の第1の実施形態に係る支払請求システム1が有する主な機能構成の一例を示すブロック図である。
図3に示すように、管理サーバ100は、利用者(顧客)の認証(本人確認)を行う認証部101、利用者(顧客)の購買取引を安全に行う信用性(購入金額を支払う能力があるか否か)を判断する信用性判定部102、利用者(顧客)の認証結果(本人確認結果)又は信用性判定結果(購入金額を支払う能力があるか否かの判断結果)を購買取引用端末200nに通知する通知部103、ネットワーク90を介して購買取引用端末200nとデータ(例えば、生体情報、商品情報(例えば、商品名、商品分類、価格、及び販売店(商品又は役務(サービス)を提供する側)に関する情報など。)、及び支払い方法情報など。)のやり取りを行う受信部104及び送信部105、購買取引が成立したときに、利用者(顧客)の購買履歴情報を更新する情報更新部106、及び各種DB107とを備えている。
各種DB107は、利用者(顧客)が本実施形態に係る支払請求システム1を利用するときに、認証情報(例えば、生体情報など。)とともに登録しておいた、利用者(顧客)の個人情報(例えば、連絡先に関する情報、口座やクレジットなどに関する情報など。)や購買履歴情報に関する情報(例えば、利用者(顧客)の購買履歴情報を特定するための識別情報など。)などの各種情報項目をDB化し管理する利用者情報DB108、利用者(顧客)がこれまでに販売店(商品又は役務(サービス)を提供する側)と購買取引を行ったときの商品情報(例えば、商品名、商品分類、価格、及び販売店(商品又は役務(サービス)を提供する側)に関する情報など。)や決済に関する情報(例えば、決済状況に関する情報や請求(支払い)方法に関する情報など。)などの情報項目をDB化し管理する購入履歴情報DB109とを備えている。
また、各種DB107に格納された情報のほか、利用者(顧客)が本実施形態に係る支払請求システム1を利用するときに、利用者情報22と対応付けて登録したおいた認証情報21、利用者(顧客)に支払い方法(例えば、振り込み用紙、クレジット、口座引落など。)として提示するための候補となる支払い方法情報24を保持している。
上記利用者情報DB108及び購買履歴情報DB109、並びに認証情報21及び支払い方法情報24は、本実施形態に係る管理サーバ100が有する補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置内の所定の格納領域に保持されている。ここで言う「所定の格納領域」とは、補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置内に、それぞれの情報を格納するために確保されたデータ領域を意味している。
また、図3に示すように、購買取引用端末200nは、利用者(顧客)の生体情報や商品情報(例えば、商品名、商品分類、価格、及び販売店(商品又は役務(サービス)を提供する側)に関する情報など。)などを入力する入力部201、信用性判定結果(購入金額を支払う能力があるか否かの判断結果)として管理サーバ100から通知された(受信した)選択候補である支払い方法情報24を基に生成された支払い方法選択機能(GUI機能)を備えた画面を、端末200nに接続された出力装置である表示装置(例えば、タッチパネル機能を有するCRTやLCDなど。)に表示し、表示した支払い方法選択機能(GUI機能)を介して最終的な支払い方法を利用者(顧客)が選択する支払い方法選択部202、ネットワーク90を介して管理サーバ100とデータ(例えば、生体情報、商品情報(例えば、商品名、商品分類、価格、及び販売店(商品又は役務(サービス)を提供する側)に関する情報など。)、及び支払い方法情報など。)のやり取りを行う送信部203及び受信部204とを備えている。
本実施形態に係る支払請求システム1の「購買取引機能」の動作概要は、まず、販売店に設置される本実施形態に係る購買取引用端末200nが有する入力部201により、利用者(顧客)の生体情報や商品情報(例えば、商品名、商品分類、価格、及び販売店(商品又は役務(サービス)を提供する側)に関する情報など。)などを、それぞれの情報を読み取ることのできる読み取り装置(例えば、生体情報読み取り装置やバーコードリーダーなど。)を介して端末200nに入力し、入力した情報を、送信部203からネットワーク90を介して管理サーバ100へ送信する。
次に、本実施形態に係る管理サーバ100は、受信部104により受信した生体情報と、管理サーバ100の補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に予め保持しておいた利用者(顧客)登録時の認証情報21(例えば、生体情報など。)とを比較し、利用者(顧客)を特定するとともに、利用者(顧客)が本人であるか否かを判断する。
その結果、管理サーバ100は、利用者(顧客)の認証(本人確認)を行った結果、利用者(顧客)を特定できなかった場合、又は本人でないと判断した場合、通知部103から、認証結果(本人確認結果)が「NG」であった旨を知らせる情報(例えば、テキストメッセージなど。)を送信部105に渡し、送信部105からネットワーク90を介して購買取引用端末200nに通知する(送信する)。
また、管理サーバ100は、利用者(顧客)の認証(本人確認)を行った結果、利用者(顧客)を特定でき、本人であると判断した場合、特定された利用者(顧客)の購買履歴情報23や受信部104により受信した商品情報(例えば、商品名、商品分類、及び価格に関する情報など。)などを基に、信用性判定部102により、利用者(顧客)に購買取引を安全に行う信用性(購入金額を支払う能力)があるか否かを判断する。
その結果、管理サーバ100は、利用者(顧客)に信用性(購入金額を支払う能力)がないと判断した場合、通知部103から、信用性判定結果(購入金額を支払う能力があるか否かの判断結果)が「信用性がない」と判断された旨を知らせる情報(例えば、テキストメッセージなど。)を送信部105に渡し、送信部105からネットワーク90を介して購買取引用端末200nに通知する(送信する)。
また、管理サーバ100は、利用者(顧客)に信用性(購入金額を支払う能力)があると判断した場合、利用者(顧客)の購買履歴情報23の決済状況を基に、購買取引を安全に行うための支払い方法の候補を、管理サーバ100の補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に予め保持しておいた複数の支払い方法情報24(例えば、振り込み用紙、クレジット、口座引落など。)から取得し、取得した支払い方法情報24を、送信部105からネットワーク90を介して購買取引用端末200nに通知(送信)する。
販売店に設置される購買取引用端末200nは、受信部204により受信した支払い方法情報24を基に、利用者(顧客)に購入金額の支払い方法を選択させる支払い方法選択機能(GUI機能)を備えた画面を、端末200nに接続された出力装置である表示装置(例えば、CRTやLCDなど。)に表示し、表示した支払い方法選択機能(GUI機能)を介して利用者(顧客)に最終的な支払い方法を決定(選択)させる。
また、購買取引用端末200nは、受信部204より受信した認証結果(本人確認結果)又は信用性判定結果(購入金額を支払う能力があるか否かの判断結果)を、端末200nに接続された出力装置である表示装置(例えば、CRTやLCDなど。)に表示し、その判断結果を、例えば販売店の店員に知らせる。
これによって、利用者(顧客)は、支払い方法選択画面から、自分自身で支払い方法を決定(選択)することができる。また、販売店(商品又は役務(サービス)を提供する側)は、利用者(顧客)が、後払い可能なクレジットカードや携帯電話などの決済手段を所持していなくても、購入金額を支払う能力があることを判断(信用性を判断)することができ、安全に購買取引を行うことができる。
このように、本実施形態に係る支払請求システム1は、管理サーバ100及び購買取引用端末200nにおいて、上記に説明した各機能部を実現するプログラムを、主記憶部12であるRAM上に展開(ロード)し、制御部11で実行することにより、「利用者が、現金はもちろん、後払い可能なクレジットカードや携帯電話などの決済手段を所持していなくても、管理サーバ100で自動的に利用者の信用性を判断し、安全な購買取引を行う」と言う、利用者と販売店(商品又は役務(サービス)を提供する側)との間の「購買取引機能」を実現している。
<「購買取引機能」の主な機能を構成する手段について>
では、本実施形態に係る支払請求システム1の「購買取引機能」の主な機能を構成する各手段について、図4〜11を用いて説明する。
図4は、本発明の第1の実施形態に係る支払請求システム1が有する主な機能を構成する手段の一例を示すブロック図である。
図4では、本実施形態に係る支払請求システム1の「購買取引機能」が、主に、購買取引用端末200nが有する「情報の入力・出力機能」と、管理サーバ100が有する「管理サーバ100で自動的に利用者の信用性を判断し、支払い方法の候補を選択する機能」とを構成する各手段によって行われる例を示している。
以降に、購買取引用端末200nから入力される情報と出力される情報、及び管理サーバ100が有する各手段に説明を行う。
<<購買取引用端末200n>>
本実施形態に係る購買取引用端末200nが有する機能は、管理サーバ100に送信する情報を入力する手段、管理サーバ100から受信した情報を出力する手段とから構成される。
管理サーバ100に送信する情報を入力する手段は、利用者(顧客)が商品を購入するときに、利用者(顧客)の生体情報や商品情報(例えば、商品名、商品分類、価格、及び販売店(商品又は役務(サービス)を提供する側)に関する情報など。)などを、それぞれの情報を読み取ることのできる読み取り装置(例えば、生体情報読み取り装置やバーコードリーダーなど。)から入力する。
入力された情報は、ネットワーク90を介して管理サーバ100へ送信される。
管理サーバ100から受信した情報を出力する手段は、管理サーバ100から通知される(送信される)認証結果(本人確認結果)や信用性判定結果(購入金額を支払う能力があるか否かの判断結果)などの表示情報を、出力装置である表示装置(例えば、タッチパネル機能を有したCRTやLCDなど。)に表示する。
<<管理サーバ100>>
本実施形態に係る管理サーバ100が有する機能は、認証手段31、信用性判定手段32、通知手段33とから構成されている。
認証手段31は、利用者(顧客)が、本実施形態に係る支払請求システム1に登録したときに、補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に保持された認証情報21(例えば、生体情報など。)を基に、商品を購入しようとしている利用者(顧客)の本人確認を行う。
認証手段31は、利用者(顧客)が商品を購入するときに、購買取引用端末200nから受信した生体情報と、予め補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に保持しておいた(登録された)利用者(顧客)毎の認証情報21(例えば、生体情報など。)とを比較し、利用者(顧客)が、本実施形態に係る支払請求システム1の利用を許可された(登録された)利用者(顧客)か、また本人であるか否かを確認する。
図5は、本発明の第1の実施形態に係る認証情報21のデータ構造の一例を示す図である。
図5に示すように、本実施形態に係る管理サーバ100の補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に保持されている利用者毎(顧客)の認証情報21(例えば、生体情報など。)は、本実施形態に係る支払請求システム1に登録された複数の利用者(顧客)の中から特定の利用者(顧客)の認証情報21を識別するための「識別情報(認証ID)」、利用者(顧客)毎の「認証情報21」とから構成されている。
図5では、利用者(顧客)毎の認証情報21に、例えば、生体情報読み取り装置によって利用者(顧客)から取得した生体情報を用いた例を示している。
このように、本実施形態に係る支払請求システム1において、指紋、静脈、網膜といった生体情報を認証情報21として用いることで、精度の高い、本人確認(利用者認証)を行うことができる。
また、図5に示す認証情報21は、本実施形態に係る支払請求システム1に利用者(顧客)を登録するときに、次に説明する利用者情報DB108で管理する利用者情報22と対応付けられて、補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に保持されている。
図6は、本発明の第1の実施形態に係る利用者情報DB108に格納された利用者情報22のデータ構造の一例を示す図である。
本実施形態に係る支払請求システム1が有する利用者情報DB108には、図6に示すような利用者情報22をDB化し、本実施形態に係る管理サーバ100の補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に格納している(利用者情報DB108は、補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置内に構築されている)。
図6に示すように、利用者情報22は、本実施形態に係る支払請求システム1に登録された複数の利用者(顧客)の中から特定の利用者(顧客)の利用者情報22を識別するための「識別情報(利用者ID)」、登録された利用者(顧客)の「名前」、登録された複数の利用者(顧客)の中から特定の利用者(顧客)の住所、電話番号、電子メールアドレスといった連絡先に関する情報(以下、「連絡先情報」と言う。)を識別するための「識別情報(連絡先ID)」、登録された複数の利用者(顧客)の中から特定の利用者(顧客)に対応付けられた認証情報21を識別するための「識別情報(認証ID)」、登録された複数の利用者(顧客)の中から特定の利用者(顧客)名義の口座に関する情報(以下、「口座情報」と言う。)を識別するための「識別情報(口座ID)」、登録された複数の利用者(顧客)の中から特定の利用者(顧客)名義のクレジットカードに関する情報(以下、「クレジット情報」と言う。)を識別するための「識別情報(クレジットID)」、登録された複数の利用者(顧客)の中から特定の利用者(顧客)の保証人に関する情報(以下、「保証人情報」と言う。)を識別する「識別情報(利用者ID)」、登録された複数の利用者(顧客)の中から特定の利用者(顧客)の購買履歴情報23を識別するための「識別情報(購買履歴ID)」などから構成されている。
図6では、利用者(顧客)の連絡先情報、認証情報21、口座情報、クレジット情報、保証人情報、及び購買履歴情報23などの実データを利用者情報22に含めず、それぞれの実データを特定するための識別情報だけで利用者情報22を構成した例を示している。
図4に戻り、認証手段31では、購買取引用端末200nから受信した生体情報と、図5に示した利用者(顧客)毎の認証情報21(例えば、生体情報など。)とを比較し、該当する認証情報21があった場合(登録された利用者(顧客)に該当する者がいた場合)に、更に、該当した認証情報21の識別情報(認証ID)を基に、補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に構築された利用者情報DB108が管理する図6に示した利用者情報22の認証情報21の「識別情報(認証ID)」を検索し、該当する認証情報21の「識別情報(認証ID)」があった場合(利用者情報22に該当する利用者(顧客)のレコードが存在した場合)に、登録された利用者(顧客)を特定する(利用者(顧客)が本人であると判断する)。
また、認証手段31は、購買取引用端末200nから受信した生体情報と、図5に示した利用者(顧客)毎の認証情報21(例えば、生体情報など。)とを比較し、該当する認証情報21がなかった場合に、後述する通知手段33へ、認証結果(本人確認結果)が「NG」であった旨を知らせる情報(例えば、テキストメッセージなど。)をネットワーク90を介して購買取引用端末200nに通知する(送信する)指示を出す。
これによって、本発明の支払請求システム1は、管理サーバ100が有する認証手段31により、なりすましなどの不正利用者(悪意のある顧客)に対する購買取引や、未成年者などの販売制限の対象となる利用者(販売制限のある顧客)に対する購買取引を未然に防ぐことができる。
信用性判定手段32は、認証手段31により、利用者(顧客)が本人であると確認されたときに、利用者(顧客)の購買履歴情報23や購買取引用端末200nから受信した商品情報(例えば、商品名、商品分類、及び価格に関する情報など。)を基に、利用者(顧客)に、安全に購買取引を行う信用性(購入金額を支払う能力)があるか否かを判断する。
信用性判定手段32は、認証手段31により特定された利用者(顧客)の利用者情報22の購買履歴情報23を識別する識別情報(購買履歴ID)を基に、購買履歴情報DB109から利用者(顧客)の購買履歴情報23を取得する。
図7は、本発明の第1の実施形態に係る購買履歴情報DB109に格納された購買履歴情報23のデータ構造の一例を示す図である。
本実施形態に係る支払請求システム1が有する購買履歴情報DB109には、図7に示すような購買履歴情報23をDB化し、本実施形態に係る管理サーバ100の補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に格納している(購入履歴情報DB109は、補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に構築されている)。
図7に示すように、購買履歴情報23は、本実施形態に係る支払請求システム1に登録された利用者(顧客)毎に、商品を購入した日付を示す「購入日」、購入した商品の名前を示す「商品名」、購入した商品の分類(カテゴリ)を示す「商品分類」、購入した商品の代金(金額)を示す「商品代金(購入金額)」、購入した販売店を示す「購入店名」、複数の支払い方法情報24(例えば、振り込み用紙、クレジット、口座引落など。)の中から利用者(顧客)が最終的に決定(選択)した購入金額の支払い方法情報24を識別する「識別情報(支払方法ID)」、最新の決済状況を示す「決済状況」などから構成されている。
図7では、利用者(顧客)が本実施形態に係る支払請求システム1を利用して過去1年間に、各販売店と購買取引の契約を交わした履歴を記録した例を示している。
図4に戻り、信用性判定手段32は、以下の(判定1)〜(判定4)に示す判定手順によって、利用者(顧客)の信用性(購入金額を支払う能力)を判断する。
(判定1)月平均の支払い金額と月平均の未払い金額との比較
信用性判定手段32は、利用者(顧客)の購買履歴情報23から、過去1年間の月平均の支払い金額と月平均の未払い金額とを算出し、算出した月平均の支払い金額と月平均の未払い金額を比較した結果を基に、利用者(顧客)に信用性(購入金額を支払う能力)があるか否かを判断する。
まず、信用性判定手段32は、認証手段31により特定された利用者(顧客)の利用者情報22の購買履歴情報23を基に、その利用者(顧客)の過去一年間の月平均の支払い金額と月平均の未払い金額とを算出する。
例えば、特定された利用者(顧客)の購買履歴情報23を、図7の示す購買履歴情報23として説明すると、この利用者(顧客)は、過去一年間(2006年1月〜2007年1月)の間に、合計7回の購買取引の契約を行っている。そのうち、支払い金額の合計は44,153円、また、未払い金額の合計は23,888円である。よって、それぞれの合計金額(44,153円と23,888円)をそれぞれの購買取引の契約を交わした月数(それぞれ3ヶ月)で除算すると、月平均の支払い金額は14,718円(≒44,153÷3)、また、月平均の未払い金額は7,963円(≒23,888÷3)となる。
信用性判定手段32は、この計算結果を基に、月平均の支払い金額が月平均の未払い金額より多ければ(同額も含む)、次に説明する(判定2)の判定手順を行う。
また、月平均の支払い金額が月平均の未払い金額より少なければ、後に説明する(判定4)の判定手順を行う。
よって、図7を例にした利用者(顧客)は、信用性判定手段32により、月平均の支払い金額が月平均の未払い金額より多い(14,718 > 7,963)ため(判定2)の判定手順を行う。
(判定2)月平均の支払い金額と商品の購入金額との比較
信用性判定手段32は、算出した月平均の支払い金額と月平均の未払い金額を比較した結果、月平均の支払い金額が月平均の未払い金額より多い場合に、更に、月平均の支払い金額と利用者が購入しようとしている商品の購入金額(商品代金)を比較した結果を基に、利用者(顧客)に信用性(購入金額を支払う能力)があるか否かを判定する。
例えば、特定された利用者(顧客)の購買履歴情報23を、図7の示す購買履歴情報23として説明すると、もし、利用者(顧客)が購入しようとしている商品の購入金額(商品代金)が15,000円であった場合、信用性判定手段32は、この利用者(顧客)の月平均の支払い金額((判定1)の判定手順によって算出された月平均の支払い金額)14,718円と、購入しようとしている商品の購入金額(商品代金)15,000円を比較し、月平均の支払い金額が購入希望商品の購入金額(商品代金)より多ければ、利用者(顧客)に購買取引を行う信用性(購入金額を支払う能力)があると判断する。
また、月平均の支払い金額が商品の購入金額(商品代金)より少なければ(同額も含む)、次に説明する(判定3)の判定手順を行う。
よって、図7を例にした利用者(顧客)は、信用性判定手段32により、月平均の支払い金額が購入希望商品の金額より少ない(14,718 < 15,000)ため(判定3)の判定手順を行う。
(判定3)同一/類似商品の購入履歴の検索
信用性判定手段32は、月平均の支払い金額と購入希望商品の購入金額(商品代金)を比較した結果、月平均の支払い金額が購入希望商品の購入金額より少ない場合に、更に、購買取引用端末200nから受信した商品情報(例えば、商品名、商品分類、及び価格に関する情報など。)を基に、利用者(顧客)の購買履歴情報23から、既に支払いを終え、支払い済みと記録されている同一商品又は類似商品の購入記録を検索し、検索結果を基に、利用者(顧客)に信用性(購入金額を支払う能力)があるか否かを判断する。
例えば、特定された利用者(顧客)の購買履歴情報23を、図7の示す購買履歴情報23として説明すると、この利用者(顧客)は、過去一年間(2006年1月〜2007年1月)の間に、合計7回の購買取引の契約を行っている。そのうち、購買取引の契約を交わした商品の分類は、「雑貨」を2点、「文具」を2点、「書籍」を1点、「アクセサリ」を1点、「洋服」を1点となっている。
もし、利用者(顧客)が購入しようとしている商品の商品名が「○△リング」、商品分類が「アクセサリ」、購入金額(商品代金)が15,000円であった場合、信用性判定手段32は、まず、購買取引用端末200nから受信した商品情報である商品名「○△リング」を基に、利用者(顧客)の購買履歴情報23から、既に支払いを終え、支払い済みと記録されている同一商品の購入記録を検索する。
その結果、購買履歴情報23に該当する同一商品の購入記録があった場合、利用者(顧客)に購買取引を行う信用性(購入金額を支払う能力)があると判断する。
また、購買履歴情報23に該当する同一商品の購入記録がなかった場合、信用性判定手段32は、購買取引用端末200nから受信した商品情報である商品分類「アクセサリ」を基に、利用者(顧客)の購買履歴情報23から、既に支払いを終え、支払い済みと記録されている類似商品の購入記録を検索する。
その結果、購買履歴情報23に該当する類似商品の購入記録があった場合、利用者(顧客)に購買取引を行う信用性(購入金額を支払う能力)があると判断する。
また、購買履歴情報23に該当する類似商品の購入記録がなかった場合、次に説明する(判定4)の判定手順を行う。
よって、図7を例にした利用者(顧客)は、信用性判定手段32により、購買取引用端末200nから受信した商品情報である商品分類「アクセサリ」を基に、利用者(顧客)の購買履歴情報23から、既に支払いを終え、支払い済みと記録されている類似商品の購入記録を検索し、購買履歴情報23に該当する類似商品(図7の商品分類「アクセサリ」)の購入記録があるため、この時点で、利用者(顧客)に購買取引を行う信用性(購入金額を支払う能力)があると判断する。
(判定4)保証人の信用性を判断
信用性判定手段32は、これまでに説明した(判定1)〜(判定3)までの判定手順によって、利用者(顧客)の購買履歴情報23や購買取引用端末200nから受信した商品情報(例えば、商品名、商品分類、及び価格に関する情報など。)を基に、購買取引を行う信用性(購入金額を支払う能力)があるか否かを判断した結果、利用者(顧客)に信用性(購入金額を支払う能力)がないと判断した場合に、利用者(顧客)の利用者情報22に、利用者(顧客)の保証人となる保証人情報を識別する識別情報(利用者ID)が設定されているか否かを判定する。ちなみに、ここで言う「保証人」は、本実施形態に係る支払請求システム1に登録された利用者(顧客)の1人である。
その結果、利用者(顧客)の利用者情報22に保証人情報を識別する識別情報(利用者ID)が設定されている場合(利用者(顧客)に保証人がいる場合)、保証人である利用者(顧客)の利用者情報22を識別する識別情報(利用者ID)を基に、補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に構築された利用者情報DB108から保証人の利用者情報22を取得し、取得した利用者情報22の購買履歴情報23を識別する識別情報(購買履歴ID)を基に、補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に構築された購買履歴情報DB109から保証人の購買履歴情報23を取得する。
次に、取得した保証人の購買履歴情報23を基に、これまでに説明した(判定1)〜(判定3)の判定手順を行い、保証人の信用性判定結果(購入金額を支払う能力があるか否かの判断結果)から、利用者(顧客)の信用性(購入金額を支払う能力)を判断する。
すなわち、保証人に信用性(購入金額を支払う能力)があれば、その保証人が設定されている利用者(顧客)の信用性(購入金額を支払う能力)が低くても、利用者(顧客)にも信用性(購入金額を支払う能力)があると判断する。
また、信用性判定手段32は、利用者(顧客)の利用者情報22に保証人情報を識別する識別情報(利用者ID)が設定されていない場合(利用者(顧客)に保証人がいない場合)、利用者(顧客)に購買取引を行う信用性(購入金額を支払う能力)がないと判断する。
これによって、本実施形態に係る支払請求システムは、利用者(顧客)の購買履歴を基に、幾つかの段階(本実施形態では(判定1)〜(判定4)の4段階)において利用者(顧客)の購入希望商品の購入金額を支払う能力を判断することにより、利用者(顧客)が、現金はもちろん、後払い可能なクレジットカードや携帯電話などの決済手段を所持していなくても、利用者(顧客)と販売店(商品又は役務(サービス)を提供する側)との間で安全に購買取引を行える信用性(購入金額を支払う能力)を判断することができる。
また、本実施形態に係る支払請求システムは、利用者(顧客)の購入金額を支払う能力を判断するほか、利用者(顧客)が設定した保証人となる利用者(顧客)に対しても購入金額を支払う能力を判断することにより、より信用性の高い(より安全な)購買取引を行うことができる。
図4に戻り、信用性判定手段32は、上記に説明した(判定1)〜(判定4)の判定手順によって利用者(顧客)の購買取引を行う信用性(購入金額を支払う能力)を判断し、その判断結果(信用性判定結果)を、次に説明する通知手段33へ、例えば、販売店の店員に知らせる情報(例えば、テキストメッセージなど。)としてネットワーク90を介して購買取引用端末200nに通知する(送信する)指示を出す。
通知手段33は、認証手段31による認証結果(本人確認結果)又は信用性判定手段32による判断結果(信用性判定結果)を、購買取引用端末200nに接続された出力装置である表示装置(例えば、タッチパネル機能を有したCRTやLCDなど。)に表示するための表示情報を生成し、生成した表示情報を購買取引用端末200nに送信することで、例えば、販売点の店員に知らせる。
通知手段33は、認証手段31により利用者(顧客)が特定できない、又は本人でないと判断された旨(認証結果が「NG」であった旨)を知らせる情報(例えば、テキストメッセージなど。)を購買取引用端末200nに接続された出力装置である表示装置(例えば、タッチパネル機能を有したCRTやLCDなど。)の画面に表示する指示を受け、その情報を基に、表示情報(例えば、メッセージウィンドウなどに表示するための認証結果(本人確認結果)を示すコメントの文字列など。)を生成し、ネットワーク90を介して購買取引用端末200nに送信する。
また、通知手段33は、信用性判定手段32により利用者(顧客)に購買取引を行う信用性(購入金額を支払う能力)がないと判断された旨(信用性判定結果が「信用性がない」であった旨)を知らせる情報(例えば、テキストメッセージなど。)を購買取引用端末200nに接続された出力装置である表示装置(例えば、タッチパネル機能を有したCRTやLCDなど。)の画面に表示する指示を受け、その情報を基に、表示情報(例えば、メッセージウィンドウなどに表示するための信用性判定結果を示すコメントの文字列など。)を生成し、ネットワーク90を介して購買取引用端末200nに送信する。
また、通知手段33は、信用性判定手段32により利用者(顧客)に購買取引を行う信用性(購入金額を支払う能力)があると判断された場合、利用者(顧客)の購買履歴情報23の決済状況(例えば、図7では、未払いの状態を'未'/支払い済みの状態を'済'で示している。)から、購買取引を安全に行うための支払い方法の候補を、管理サーバ100の補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に予め保持しておいた複数の支払い方法情報24(例えば、振り込み用紙、クレジット、口座引落など。)から取得し、取得した支払い方法情報24を購買取引用端末200nに接続された出力装置である表示装置(例えば、タッチパネル機能を有したCRTやLCDなど。)の画面に表示する指示を受け、支払い方法の候補となる情報を基に、表示情報(例えば、メッセージウィンドウなどに表示するための支払い方法の選択肢を示す文字列など。)を生成し、ネットワーク90を介して購買取引用端末200nに送信する。
図8は、本発明の第1の実施形態に係る支払い方法情報24のデータ構造の一例を示す図である。
本実施形態に係る支払請求システム1は、図8に示すような支払い方法情報24を、本実施形態に係る管理サーバ100の補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に格納している。
図8に示すように、支払い方法情報24は、本実施形態に係る支払請求システム1に登録された利用者(顧客)が、商品を購入した後に、その購入金額を支払うときに利用できる方法(決済方法)を識別するための「識別情報(支払方法ID)」、その方法を示す「支払い方法」とから構成されている。
図8では、利用者(顧客)が購入金額を支払うときの方法として、振り込み用紙による方法、指定口座からの振り込みによる方法、クレジットカードによる方法、指定口座からの引き落としによる方法が利用できる例を示している。
また、支払い方法情報24の各方法は、利用者(顧客)の過去一年間のうちの未払い金額の合計金額に対して、利用者(顧客)が購入金額を支払うときに利用できる支払い方法が対応付けられている。例えば、未払いの合計金額が5万円未満の場合には、振り込み用紙による方法、また、未払いの合計金額が5万円以上10万円未満の場合には、指定口座からの引き落としによる方法、また、未払いの合計金額が10万円以上の場合には、クレジットカードによる方法などが対応付けられている。
例えば、特定された利用者(顧客)が購入金額を支払う方法として利用できる支払う方法情報24を、図8の示す支払い方法情報24として説明すると、通知手段33は、信用性判定手段32の判定手順(判定1)において、利用者(顧客)の購買履歴情報23の決済状況から、未払いの商品に関する購入金額(商品代金)の合計金額として算出された未払い合計金額を基に、利用者(顧客)が利用できる支払い方法の候補を示す支払い方法情報24を購買取引用端末200nに通知する。
よって、図7を例にした利用者(顧客)は、過去一年間のうちの未払いの合計金額が23,888円(信用性判定手段32の(判定1)の判定手順で算出した未払い金額)であるため5万円未満の範囲に入り、振り込み用紙による方法の支払い方法情報24を基にして生成した表示情報が、購買取引用端末200nへ送信される。
図9は、本発明の第1の実施形態に係る認証結果(本人確認結果)の表示画面41の一例を示す図である。
本実施形態に係る購買取引用端末200nは、通知手段33から送信された、利用者(顧客)が特定できない、又は本人でないと判断された旨(認証結果が「NG」であった旨)を知らせる情報を基に生成された表示情報(例えば、メッセージウィンドウなどに表示するための認証結果(本人確認結果)を示すコメントの文字列など。)を受け、接続された出力装置である表示装置(例えば、タッチパネル機能を有したCRTやLCDなど。)の画面に、図9に示すような表示画面41を表示する。
図10は、本発明の第1の実施形態に係る信用性判定結果の表示画面51(信用性があると判断した場合)の一例を示す図である。また、図11は、本発明の第1の実施形態に係る信用性判定結果の表示画面51(信用性がないと判断した場合)の一例を示す図である。
本実施形態に係る購買取引用端末200nは、通知手段33から送信された、利用者(顧客)が購入金額を支払うときに利用する支払い方法の候補となる情報を基に生成された表示情報(例えば、メッセージウィンドウなどに表示するための支払い方法の選択肢を示す文字列など。)を受け、接続された出力装置である表示装置(例えば、タッチパネル機能を有したCRTやLCDなど。)の画面に、図10に示すような表示画面51を表示する。表示画面51は、利用者(顧客)がタッチパネル機能を介して、支払い方法を選択するためのユーザインタフェース(GUI)51aを備えている。
図10では、利用者(顧客)「タナカさん」が、商品名「○Xバッグ」と言う商品を販売店で購入するときに、「タナカさん」が、商品の購入金額(商品代金)の支払い方法として利用できる「振り込み用紙による方法」、「指定口座から引き落とす方法」、及び「クレジットカードによる方法」のうち、「指定口座から引き落とす方法」を、ユーザインタフェース(GUI)51aを介して選択した例を示している。
また、本実施形態に係る購買取引用端末200nは、通知手段33から送信された、利用者(顧客)に購買取引を行う信用性(購入金額を支払う能力)がないと判断された旨(信用性判定結果が「信用性がない」であった旨)を知らせる情報(例えば、テキストメッセージなど。)を基に生成された表示情報(例えば、メッセージウィンドウなどに表示するための信用性判定結果を示すコメントの文字列など。)を受け、接続された出力装置である表示装置(例えば、タッチパネル機能を有したCRTやLCDなど。)の画面に、図11に示すような表示画面51を表示する。
これによって、本実施形態に係る支払請求システムは、利用者(顧客)の決済状況に応じた支払い方法を購買取引用端末200nに提示することにより、利用者(顧客)毎に選択した決済方法で後日清算することができる。
また、本実施形態に係る支払請求システム1は、購買取引用端末200nに、商品を購入しようとしている利用者(顧客)が、登録されていない利用者(顧客)又は不正な利用者(顧客)である可能性を知らせることができ、その結果、例えば、販売店の店員が、購買取引を行う信頼性(購入金額を支払う能力)がない利用者(顧客)である旨を知ることができる。
本実施形態に係る支払請求システム1は、上記に説明した、購買取引用端末200nから入力される情報(生体情報と商品情報(例えば、商品名、商品分類、及び価格に関する情報など。))を基に、管理サーバ100が有する各手段を以下の手順に従って実施することで「購買取引機能」を実現している。
(手順1)生体情報及び商品情報の入力
本実施形態に係る購買取引用端末200nは、利用者(顧客)が商品を購入するときに、利用者(顧客)の生体情報や商品情報(例えば、商品名、商品分類、価格、及び販売店(商品又は役務(サービス)を提供する側)に関する情報など。)などを読み取り装置(例えば、生体情報読み取り装置やバーコードリーダーなど。)から入力し、入力した情報を、ネットワーク90を介して管理サーバ100に送信する。
(手順2)利用者認証(本人確認)
本実施形態に係る管理サーバ100は、認証手段31により、購買取引用端末200nから受信した生体情報と、予め補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に保持しておいた(登録された)利用者(顧客)毎の認証情報21(例えば、生体情報など。)を比較し、利用者(顧客)が、本実施形態に係る支払請求システム1の利用を許可された(登録された)利用者(顧客)か、また本人であるか否かを確認する。
(手順3)信用性(購入金額を支払う能力)の判定
本実施形態に係る管理サーバ100は、信用性判定手段32により、認証手段31により、利用者(顧客)が本人であると確認されたときに、利用者(顧客)の購買履歴情報23や購買取引用端末200nから受信した商品情報(例えば、商品名、商品分類、及び価格に関する情報など。)を基に、利用者(顧客)に購買取引を行う信用性(購入金額を支払う能力)があるか否かを判断する。
信用性判定手段32は、認証手段31により特定された利用者(顧客)の利用者情報22の購買履歴情報23を識別する識別情報(購買履歴ID)を基に、補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に構築された購買履歴情報DB109から利用者(顧客)の購買履歴情報23を取得し、以下に示す(手順3−1)〜(手順3−4)の判定手順を行う。
(手順3−1)判定手順(その1)
信用性判定手段32は、利用者(顧客)の購買履歴情報23から、過去1年間の月平均の支払い金額と月平均の未払い金額とを算出し、算出した月平均の支払い金額と月平均の未払い金額を比較した結果を基に、利用者(顧客)に信用性(購入金額を支払う能力)があるか否かを判定する。
信用性判定手段32は、この計算結果を基に、月平均の支払い金額が月平均の未払い金額より多ければ(同額も含む)、次に説明する(手順3−2)を行う。また、月平均の支払い金額が月平均の未払い金額より少なければ、後に説明する(手順3−4)を行う。
(手順3−2)判定手順(その2)
信用性判定手段32は、算出した月平均の支払い金額と利用者が購入しようとしている商品の購入金額(商品代金)を比較した結果を基に、利用者(顧客)に信用性(購入金額を支払う能力)があるか否かを判定する。
信用性判定手段32は、この比較結果を基に、月平均の支払い金額が購入希望商品の購入金額(商品代金)より多ければ、利用者(顧客)に購買取引を行う信用性(購入金額を支払う能力)があると判断する。また、月平均の支払い金額が商品の購入金額(商品代金)より少なければ(同額も含む)、次に説明する(手順3−3)を行う。
(手順3−3)判定手順(その3)
信用性判定手段32は、購買取引用端末200nから受信した商品情報(例えば、商品名、商品分類、及び価格に関する情報など。)を基に、利用者(顧客)の購買履歴情報23から、既に支払いを終え、支払い済みと記録されている同一商品又は類似商品の購入記録を検索し、検索結果を基に、利用者(顧客)に信用性(購入金額を支払う能力)があるか否かを判定する。
信用性判定手段32は、その検索結果を基に、購買履歴情報23に該当する同一商品の購入記録があった場合、利用者(顧客)に購買取引を行う信用性(購入金額を支払う能力)があると判断する。
また、購買履歴情報23に該当する同一商品の購入記録がなかった場合、信用性判定手段32は、購買取引用端末200nから受信した商品情報である商品分類「アクセサリ」を基に、利用者(顧客)の購買履歴情報23から、既に支払いを終え、支払い済みと記録されている類似商品の購入記録を検索する。
信用性判定手段32は、その検索結果を基に、購買履歴情報23に該当する類似商品の購入記録があった場合、利用者(顧客)に購買取引を行う信用性(購入金額を支払う能力)があると判断する。また、購買履歴情報23に該当する類似商品の購入記録がなかった場合、次に説明する(手順3−4)を行う。
(手順3−4)判定手順(その4)
信用性判定手段32は、利用者(顧客)の利用者情報22に保証人情報を識別する識別情報(利用者ID)が設定されている場合(利用者(顧客)に保証人がいる場合)、保証人である利用者(顧客)の利用者情報22を識別する識別情報(利用者ID)を基に、補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に構築された利用者情報DB108から保証人の利用者情報22を取得し、取得した利用者情報22の購買履歴情報23を識別する識別情報(購買履歴ID)を基に、補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に構築された購買履歴情報DB109から保証人の購買履歴情報23を取得する。
次に、信用性判定手段32は、取得した保証人の購買履歴情報23を基に、これまでに説明した(手順3−1)〜(手順3−3)を行い、保証人の信用性判定結果(購入金額を支払う能力があるか否かの判断結果)に基づいて、利用者(顧客)に信用性(購入金額を支払う能力)を判断する。
信用性判定手段32は、保証人に信用性(購入金額を支払う能力)があれば、その保証人が設定されている利用者(顧客)の信用性(購入金額を支払う能力)が低くても、利用者(顧客)にも信用性(購入金額を支払う能力)があると判断する。また、利用者(顧客)の利用者情報22に保証人情報を識別する識別情報(利用者ID)が設定されていない場合(利用者(顧客)に保証人がいない場合)、利用者(顧客)に購買取引を行う信用性(購入金額を支払う能力)がないと判断する。
(手順4)支払い方法の選択候補を通知
本実施形態に係る管理サーバ100は、通知手段33により、認証手段31による認証結果(本人確認結果)又は信用性判定手段32による判断結果(信用性判定結果)を、購買取引用端末200nに接続された出力装置である表示装置(例えば、タッチパネル機能を有したCRTやLCDなど。)に表示するための表示情報を生成し、生成した表示情報を購買取引用端末200nに送信することで、例えば、販売店の店員に知らせる。
通知手段33は、信用性判定手段32により利用者(顧客)に購買取引を行う信用性(購入金額を支払う能力)があると判断された場合、利用者(顧客)の購買履歴情報23の決済状況(信用性判定部102の(手順3−1)において算出した未払い合計金額)から、購買取引を安全に行うための支払い方法の候補を、管理サーバ100の補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に予め保持しておいた複数の支払い方法情報24(例えば、振り込み用紙、クレジット、口座引落など。)から取得し、取得した支払い方法情報24を購買取引用端末200nに接続された出力装置である表示装置(例えば、タッチパネル機能を有したCRTやLCDなど。)の画面に表示する指示を受け、支払い方法の候補となる情報を基に、表示情報(例えば、メッセージウィンドウなどに表示するための支払い方法の選択肢を示す文字列など。)を生成し、ネットワーク90を介して購買取引用端末200nに送信する。
(手順5)候補となる支払い方法の提示
本実施形態に係る購買取引用端末200nは、通知手段33から送信された、利用者(顧客)が購入金額を支払うときに利用する支払い方法の候補となる情報を基に生成された表示情報(例えば、メッセージウィンドウなどに表示するための支払い方法の選択肢を示す文字列など。)を受け、接続された出力装置である表示装置(例えば、タッチパネル機能を有したCRTやLCDなど。)の画面に表示する(図10に示す表示画面51)。
利用者(顧客)は、購買取引用端末200nに接続された出力装置である表示装置(例えば、タッチパネル機能を有したCRTやLCDなど。)に表示された表示画面51を介して、支払い方法の候補から最終的な支払い方法を決定(選択)する。
その結果、購買取引用端末200nは、利用者(顧客)が決定(選択)した支払い方法に対応する支払い方法情報24を、ネットワーク90を介して管理サーバ100に送信し、管理サーバ100に、利用者(顧客)の購買履歴情報23の更新が要求され、管理サーバ100によって、補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に構築された購買履歴情報DB109の利用者(顧客)の購買履歴情報23が更新される。
このように、本実施形態に係る支払請求システム1は、上記に説明した「購買取引機能」の(手順1)〜(手順5)により、「利用者が、現金はもちろん、後払い可能なクレジットカードや携帯電話などの決済手段を所持していなくても、管理サーバ100で自動的に利用者の信用性を判断し、安全な購買取引を行う」と言う処理を実現している。
<支払請求システムにおける「購買取引機能」の処理手順について>
これまでに説明した本実施形態に係る支払請求システム1が有する「購買取引機能」の処理手順について、図12を用いて説明する。
図12は、本発明の第1の実施形態に係る支払請求システム1の基本処理手順の一例を示すシーケンス図である。
図12では、「利用者(顧客)が、保証人によって信用性(購入金額を支払う能力)を判断された場合」の処理手順の例を示している。
まず、本実施形態に係る支払請求システム1における購買取引用端末200nでは、入力201により入力された生体情報や商品情報(例えば、商品名、商品分類、価格、及び販売店(商品又は役務(サービス)を提供する側)に関する情報など。)などの各情報を、ネットワーク90を介して管理サーバ100へ送信し、利用者(顧客)の認証(本人の確認)を要求する(S101)。
本実施形態に係る管理サーバ100は、認証部101により、受信した生体情報と、予め補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に保持しておいた(登録された)利用者(顧客)毎の認証情報21(例えば、生体情報など。)を比較し、利用者(顧客)が、本実施形態に係る支払請求システム1の利用を許可された利用者(顧客)か、また本人であるか否かを確認する(S102)。
管理サーバ100は、認証部101により利用者(顧客)が本人であると確認されたときに、補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に構築された利用者情報DB108から取得した利用者情報22や購買取引用端末200nから受信した商品情報(例えば、商品名、商品分類、価格、及び販売店(商品又は役務(サービス)を提供する側)に関する情報など。)などの各情報を基に、信用性判定部102に利用者(顧客)の信用性(購入金額を支払う能力)の判断を要求する(S103)。
次に、管理サーバ100は、信用性判定部102により、利用者(顧客)の利用者情報22の購買履歴情報23の識別情報(購買履歴ID)を基に、補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に構築された購買履歴情報DB109から、利用者(顧客)の購買履歴情報23を取得する(S104)。信用性判定部102は、取得した購買履歴情報23から、利用者(顧客)の過去1年間の月平均の支払い金額と月平均の未払い金額とを算出し、算出した月平均の支払い金額と月平均の未払い金額を比較した結果を基に、利用者(顧客)に信用性(購入金額を支払う能力)があるか否かを判断する(S105)。
次に、管理サーバ100は、信用性判定部102により、(S105)において算出した月平均の支払い金額と月平均の未払い金額を比較した結果、月平均の支払い金額が月平均の未払い金額より多い(同額も含む)場合に、更に、月平均の支払い金額と商品情報の価格、すなわち利用者が購入しようとしている商品の購入金額(商品代金)を比較した結果を基に、利用者(顧客)に信用性(購入金額を支払う能力)があるか否かを判断する(S106)。
次に、管理サーバ100は、信用性判定部102により、(S106)において月平均の支払い金額と購入希望商品の購入金額(商品代金)を比較した結果、月平均の支払い金額が購入希望商品の購入金額より少ない(同額も含む)場合に、更に、購買取引用端末200nから受信した商品情報(例えば、商品名、商品分類、及び価格に関する情報など。)を基に、利用者(顧客)の購買履歴情報23から、既に支払いを終え、支払い済みと記録されている同一商品又は類似商品の購入記録を検索し、検索結果を基に、利用者(顧客)に信用性(購入金額を支払う能力)があるか否かを判断する(S107)。
次に、管理サーバ100は、(S105)〜(S107)までの処理手順において、利用者(顧客)に購買取引を行う信用性(購入金額を支払う能力)があると判断されなかった場合、信用性判定部102により、利用者(顧客)の利用者情報22に、利用者(顧客)の保証人となる保証人情報を識別する識別情報(利用者ID)が設定されているか否かを判定する。その結果、利用者(顧客)の利用者情報22に保証人情報を識別する識別情報(利用者ID)が設定されている場合(利用者(顧客)に保証人がいる場合)、保証人である利用者(顧客)の利用者IDを基に、補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に構築された利用者情報DB108から保証人の利用者情報22を取得し、取得した利用者情報22の購買履歴情報23を識別する識別情報(購買履歴ID)を基に、補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に構築された購買履歴情報DB109から保証人の購買履歴情報23を取得する。
管理サーバ100は、信用性判定部102により、取得した保証人の購買履歴情報23を基に、これまでに説明した(S103)〜(S107)の処理手順を行い、保証人の信用性判定結果(購入金額を支払う能力があるか否かの判断結果)から、利用者(顧客)の信用性(購入金額を支払う能力)を判断する(S108)。
管理サーバ100は、信用性判定部102により、(S108)において保証人に信用性(購入金額を支払う能力)があると判断した場合、その保証人が設定されている利用者(顧客)の信用性(購入金額を支払う能力)が低くても、利用者(顧客)にも信用性(購入金額を支払う能力)があると判断する。
管理サーバ100は、信用性判定部102により判断された信用性判定結果(利用者(顧客)に購買取引を行う信用性(購入金額を支払う能力)がある)を、購買取引用端末200nに接続された出力装置である表示装置(例えば、タッチパネル機能を有したCRTやLCDなど。)に表示するため、表示情報(例えば、メッセージウィンドウなどに表示するための支払い方法の選択肢を示す文字列など。)を生成するように通知部103へ指示する(S109)。このとき、信用性判定部102は、(S105)の処理手順で算出した未払い合計金額と信用性判定結果を伝える情報(利用者(顧客)に購買取引を行う信用性(例えば、購入金額を支払う能力)がある旨を伝える文字列など。)を通知部103に送信する。
管理サーバ100は、通知部103により信用性判定部102からの表示情報生成の指示を受け(未払い合計金額と信用性判定結果を伝える情報などを受信し)、受信した利用者(顧客)の未払い合計金額を基に、購買取引を安全に行うための支払い方法の候補を、補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に保持しておいた複数の支払い方法情報24(例えば、振り込み用紙、クレジット、口座引落など。)から取得し、取得した支払い方法情報24を基に、表示情報(例えば、メッセージウィンドウなどに表示するための支払い方法の選択肢を示す文字列など。)を生成する(S110)。
次に、管理サーバ100は、通知部103により生成した表示情報(例えば、メッセージウィンドウなどに表示するための支払い方法の選択肢を示す文字列など。)を、ネットワーク90を介して購買取引用端末200nに送信し、信用性判定部102により判断された信用性判定結果(利用者(顧客)に購買取引を行う信用性(購入金額を支払う能力)がある)を、購買取引用端末200nに接続された出力装置である表示装置(例えば、タッチパネル機能を有したCRTやLCDなど。)に表示するように要求する(S111)。
本実施形態に係る購買取引用端末200nは、受信した表示情報(例えば、メッセージウィンドウなどに表示するための支払い方法の選択肢を示す文字列など。)を、接続された出力装置である表示装置(例えば、タッチパネル機能を有したCRTやLCDなど。)の画面に表示する(図10の表示画面51)。
次に、購買取引用端末200nは、支払い方法選択部202により、表示画面51を介して利用者(顧客)が決定(選択)した購入金額(商品代金)の支払い方法を基に、決定(選択)された支払い方法に対応する支払い方法情報24を、ネットワーク90を介して管理サーバ100に送信し、利用者(顧客)の購買履歴情報23の更新を要求する。(S112)及び(S113)。
本実施形態に係る管理サーバ100は、情報更新部106により、受信した利用者(顧客)の支払い方法情報24と商品情報(例えば、商品名、商品分類、価格、及び販売店(商品又は役務(サービス)を提供する側)に関する情報など。)とを基に、補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に構築された購買履歴情報DB109で管理されている利用者(顧客)の購買履歴情報23を更新する(S114)。このとき、情報更新部106は、利用者(顧客)の購買履歴情報23に、利用者(顧客)が購入した商品の購入記録のレコードを追加する。
このように、本実施形態に係る支払請求システム1は、図12に示す(S101)〜(S114)の処理手順によって、「利用者の購買履歴に関する情報に基づいて、利用者の購入金額に対する支払い能力、すなわち後払いにおける信頼性を判断し、その判断結果を基に利用者(顧客)と販売店(商品又は役務(サービス)を提供する側)との間で購買取引を行う」と言う処理を実現している。
<管理サーバ100の処理手順について>
ここからは、図12を用いて説明した本実施形態に係る支払請求システム1の基本処理手順において、主な処理を行う管理サーバ100の詳細な処理手順を、図13〜17を用いて説明する。
<<管理サーバ100の基本処理手順について>>
図13は、本発明の第1の実施形態に係る支払請求システム1における管理サーバ100の基本処理手順の一例を示すフローチャートである。
本実施形態に係る管理サーバ100は、例えば、補助記憶部13に格納された「購買取引機能」の処理を行う購買取引プログラムを主記憶部12であるRAM上に展開(ロード)し、制御部11で実行する。このとき、以下の処理手順(S201〜S204)が実行される。
本実施形態に係る管理サーバ100は、認証部101により、購買取引用端末200nから受信した生体情報と補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に保持されている利用者(顧客)毎の認証情報21を基に、利用者(顧客)の認証(本人確認)を行い、補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に構築された利用者情報DB108にアクセスし、利用者(顧客)を特定する「認証処理」を行う(S201)。
次に、管理サーバ100は、信用性判定部102により、(S201)の処理手順によって特定された利用者(顧客)の利用者情報22の購買履歴情報23を識別する識別情報(購買取引ID)を基に、補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に構築された購買履歴情報DB109にアクセスし、利用者(顧客)の購買取引を行う信用性(購入金額を支払う能力)を判断する「信用性判定処理」を行う(S202)。
次に、管理サーバ100は、通知部103により、(S202)の処理手順によって判断された結果(信用性判定結果)を基に、その結果を伝える表示情報を生成し購買取引用端末200nに送信する「通知処理」を行う(S203)。
管理サーバ100は、情報更新部106により、購買取引用端末200nで決定(選択)された(選択された)支払い方法に対応する支払い方法情報24と商品情報(例えば、商品名、商品分類、価格、及び販売店(商品又は役務(サービス)を提供する側)に関する情報など。)を基に、補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に構築された購買履歴情報DB109にアクセスし、利用者(顧客)の購買取引情報23を更新する(S204)。
<<管理サーバ100の認証処理手順について>>
図14は、本発明の第1の実施形態に係る支払請求システム1における管理サーバ100の認証処理手順(図13のS201)の一例を示すフローチャートである。
本実施形態に係る管理サーバ100は、認証部101により、購買取引用端末200nから生体情報や商品情報(例えば、商品名、商品分類、価格、及び販売店(商品又は役務(サービス)を提供する側)に関する情報など。)などの各情報が送信され、認証(本人確認)を要求されるのを待つ(S2011)。
管理サーバ100は、認証部101により、受信した生体情報を基に、予め補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に保持しておいた(登録された)利用者(顧客)毎の認証情報21(例えば、生体情報など。)を検索する(S2012)。
管理サーバ100は、認証部101により、検索の中で、受信した生体情報と利用者(顧客)毎の認証情報21(例えば、生体情報など。)を比較し、一致する認証情報21(例えば、生体情報など。)があるか否かを判断することにより、利用者(顧客)が、本実施形態に係る支払請求システム1の利用を許可された利用者(顧客)か、また本人であるか否かを確認する(S2013)。
管理サーバ100は、認証部101により、利用者(顧客)が、本実施形態に係る支払請求システム1の利用を許可された利用者(顧客)か、また本人であることが確認された場合(S2031がYESの場合)、利用者(顧客)毎の認証情報21(例えば、生体情報など。)のうち、一致した認証情報21(例えば、生体情報など。)を識別する識別情報(認証ID)を基に、補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に構築された利用者情報DB108から利用者(顧客)の利用者情報22を、主記憶部12のRAM上に取得し(S2014)、次の図15を用いて説明する「信用性判定処理」に移行する。
また、認証部101により、利用者(顧客)が、本実施形態に係る支払請求システム1の利用を許可された利用者(顧客)か、また本人であることが確認できなかった場合(S2031がNOの場合)、認証結果(本人確認結果)が「NG」である旨を、例えば、販売店の店員に知らせるため、認証結果を示す情報をパラメータとして、図17を用いて後述する「通知処理」に移行する。
<<管理サーバ100の信用性判定処理手順について>>
図15は、本発明の第1の実施形態に係る支払請求システム1における管理サーバ100の信用性判定処理手順(図13のS202)の一例を示すフローチャートである。
本実施形態に係る管理サーバ100は、信用性判定部102により、利用者(顧客)の利用者情報22(図14の(S2014)の処理手順で取得した利用者情報22)の購買履歴情報23の識別情報(購買履歴ID)を基に、補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に構築された購買履歴情報DB109から、利用者(顧客)の購買履歴情報23を、主記憶部12のRAM上に取得する(S2021)。
次に、管理サーバ100は、信用性判定部102により、取得した購買履歴情報23から、利用者(顧客)の過去1年間の月平均の支払い金額と月平均の未払い金額とを算出し(S2022)、算出した月平均の支払い金額と月平均の未払い金額を比較する(S2023)。
管理サーバ100は、信用性判定部102により、(S2023)の処理手順において算出した月平均の支払い金額と月平均の未払い金額を比較した結果、月平均の支払い金額が月平均の未払い金額より少ない場合(S2023がNOの場合)、利用者(顧客)に信用性(購入金額を支払う能力)がない(判断結果「信用性がない」)と判断し、後述する(S2027)の処理手順に移る。
また、管理サーバ100は、信用性判定部102により、(S2023)の処理手順において算出した月平均の支払い金額と月平均の未払い金額を比較した結果、月平均の支払い金額が月平均の未払い金額より多い(同額を含む)場合(S2023がYESの場合)、更に、月平均の支払い金額と商品情報の価格、すなわち利用者が購入しようとしている商品の購入金額(商品代金)を比較する(S2024)。
管理サーバ100は、信用性判定部102により、月平均の支払い金額と購入希望商品の購入金額(商品代金)を比較した結果、月平均の支払い金額が購入希望商品の購入金額より多い場合(S2024がYESの場合)、利用者(顧客)に信用性(購入金額を支払う能力)がある(判断結果「信用性がある」)と判断し、信用性判定結果を示す情報をパラメータとして、図17を用いて後述する「通知処理」に移行する。
また、管理サーバ100は、信用性判定部102により、月平均の支払い金額と購入希望商品の購入金額(商品代金)を比較した結果、月平均の支払い金額が購入希望商品の購入金額より少ない(同額を含む)場合(S2024がNOの場合)、更に、利用者(顧客)の購買履歴情報23から、購買取引用端末200nから受信した(販売店から入力された)利用者(顧客)が購入しようとしている商品情報(例えば、商品名、商品分類、及び価格に関する情報など。)を基に、既に支払いを終え、支払い済みと記録されている同一商品又は類似商品の購入記録を検索し(S2025)、利用者(顧客)の購買履歴情報23の中に、支払い済みと記録されている同一商品又は類似商品の購入記録があるか否かを判定する(S2026)。
管理サーバ100は、信用性判定部102により、利用者(顧客)の購買履歴情報23の中に、支払い済みと記録されている同一商品又は類似商品の購入記録がある場合(S2026がYESの場合)、利用者(顧客)に信用性(購入金額を支払う能力)があった(判断結果「信用性がある」)と判断し、信用性判定結果を示す情報をパラメータとして、図17を用いて後述する「通知処理」に移行する。
また、管理サーバ100は、信用性判定部102により、利用者(顧客)の購買履歴情報23の中に、支払い済みと記録されている同一商品又は類似商品の購入記録がなかった場合(S2026がNOの場合)、すなわち、(S2021)〜(S2026)までの処理手順において、利用者(顧客)に購買取引を行う信用性(購入金額を支払う能力)があると判断されなかった場合、利用者(顧客)の利用者情報22に、利用者(顧客)の保証人となる保証人情報を識別する識別情報(利用者ID)が設定されているか否かを判定する(S2027)。
管理サーバ100は、信用性判定部102により、利用者(顧客)の利用者情報22に保証人情報を識別する識別情報(利用者ID)が設定されていなかった場合(S2027がNOの場合)、利用者(顧客)に信用性(購入金額を支払う能力)がないと判断し、信用性判定結果を示す情報をパラメータとして、図17を用いて後述する「通知処理」に移行する。
また、管理サーバ100は、信用性判定部102により、利用者(顧客)の利用者情報22に保証人情報を識別する識別情報(利用者ID)が設定されていた場合(S2027がYESの場合)、補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に構築された購買履歴情報DB109から保証人にあたる利用者(顧客)の購買履歴情報23を、主記憶部12のRAM上に取得し、取得した購買履歴情報23を基に、保証人の購買取引を行う信用性(購入金額を支払う能力)の判断結果から、利用者(顧客)の信用性(購入金額を支払う能力)を判断する「保証人による信用性判定処理」を行う(S2028)。
<<管理サーバ100の保証人による信用性判定処理手順について>>
図16は、本発明の第1の実施形態に係る支払請求システム1における管理サーバ100の保証人による信用性判定処理手順(図15のS2028)の一例を示すフローチャートである。
本実施形態に係る管理サーバ100は、信用性判定部102により、保証人である利用者(顧客)の利用者IDを基に、補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に構築された利用者情報DB108から保証人の利用者情報22を、主記憶部12のRAM上に取得し、取得した利用者情報22の購買履歴情報23を識別する識別情報(購買履歴ID)を基に、補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に構築された購買履歴情報DB109から保証人の購買履歴情報23を、主記憶部12のRAM上に取得する。
管理サーバ100は、信用性判定部102により、取得した保証人の購買履歴情報23を基に、図16に示す(S20281)〜(S20286)までの処理手順を行い、保証人の信用性判定結果(購入金額を支払う能力があるか否かの判断結果)から、利用者(顧客)の信用性(購入金額を支払う能力)を判断する。
図16に示す(S20281)〜(S20286)までの処理手順については、図15の(S2021)〜(S2026)の処理手順と同じであるため、各処理手順の詳細な説明を省略する。
<<管理サーバ100の通知処理手順について>>
図17は、本発明の第1の実施形態に係る支払請求システム1における管理サーバ100の通知処理手順(図13のS203)の一例を示すフローチャートである。
本実施形態に係る管理サーバ100は、通知部103により、認証部101の認証結果(本人確認結果)又は信用性判定部102の信用性判定結果などの結果情報を受け取る。
管理サーバ100は、通知部103により、受け取った認証結果(本人確認結果)が「NG」だった場合(S2031が認証結果「NG」の場合)、認証部103により利用者(顧客)が特定できない、又は本人でないと判断された旨(認証結果が「NG」であった旨)を知らせる情報を基に、表示情報(例えば、メッセージウィンドウなどに表示するための認証結果(本人確認結果)を示すコメントの文字列など。)を生成し、ネットワーク90を介して購買取引用端末200nに送信する(S2037)。
また、管理サーバ100は、通知部103により、受け取った信用性判定結果が「信用性がない」だった場合(S2032が判断結果「信用性がない」の場合)、信用性判定手段32により利用者(顧客)に購買取引を行う信用性(購入金額を支払う能力)がないと判断された旨(信用性判定結果が「信用性がない」であった旨)を知らせる情報(例えば、テキストメッセージなど。)を基に、表示情報(例えば、メッセージウィンドウなどに表示するための信用性判定結果を示すコメントの文字列など。)を生成し、ネットワーク90を介して購買取引用端末200nに送信する(S2038)。
また、管理サーバ100は、通知部103により、受け取った信用性判定結果が「信用性がある」だった場合(S2032が判断結果「信用性がある」の場合)、信用性判定部102により算出された利用者(顧客)の未払い合計金額(利用者(顧客)の購買履歴情報23の決済状況)を基に、購買取引を安全に行うための支払い方法の候補を、補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に保持しておいた複数の支払い方法情報24(例えば、振り込み用紙、クレジット、口座引落など。)から、主記憶部12のRAM上に取得し、取得した支払い方法情報24を基に、表示情報(例えば、メッセージウィンドウなどに表示するための支払い方法の選択肢を示す文字列など。)を生成する。
管理サーバ100は、通知部103により、信用性判定部102により算出された利用者(顧客)の未払い合計金額が5万円未満だった場合(S2033が5万円未満の場合)、この未払い合計金額の範囲において、利用者(顧客)と購買取引を安全に行うための支払い方法の候補「振り込み用紙による方法」などを取得し、取得した支払い方法情報24(支払い方法の候補となる情報)を基に、表示情報(例えば、メッセージウィンドウなどに表示するための「振り込み用紙による方法」の選択肢を示す文字列など。)を生成し、ネットワーク90を介して購買取引用端末200nに送信する(S2034)。
また、管理サーバ100は、通知部103により、信用性判定部102により算出された利用者(顧客)の未払い合計金額が5万円以上10万円未満だった場合(S2033が5万円未満の場合)、この未払い合計金額の範囲において、利用者(顧客)と購買取引を安全に行うための支払い方法の候補「指定口座からの引き落としによる方法」などを取得し、取得した支払い方法情報24(支払い方法の候補となる情報)を基に、表示情報(例えば、メッセージウィンドウなどに表示するための「指定口座からの引き落としによる方法」の選択肢を示す文字列など。)を生成し、ネットワーク90を介して購買取引用端末200nに送信する(S2035)。
また、管理サーバ100は、通知部103により、信用性判定部102により算出された利用者(顧客)の未払い合計金額が10万円以上だった場合(S2033が10万円以上の場合)、この未払い合計金額の範囲において、利用者(顧客)と購買取引を安全に行うための支払い方法の候補「クレジットカードによる方法」などを取得し、取得した支払い方法情報24(支払い方法の候補となる情報)を基に、表示情報(例えば、メッセージウィンドウなどに表示するための「クレジットカードによる方法」の選択肢を示す文字列など。)を生成し、ネットワーク90を介して購買取引用端末200nに送信する(S2036)。
<まとめ>
以上のように、本発明の第1の実施形態によれば、本実施形態に係る支払請求システム1は、「購買取引機能」を、以下の処理手順により実現している。
(手順1)生体情報及び商品情報の入力
本実施形態に係る購買取引用端末200nは、利用者(顧客)が商品を購入するときに、利用者(顧客)の生体情報や商品情報(例えば、商品名、商品分類、価格、及び販売店(商品又は役務(サービス)を提供する側)に関する情報など。)などを読み取り装置(例えば、生体情報読み取り装置やバーコードリーダーなど。)から入力し、入力した情報を、ネットワーク90を介して管理サーバ100に送信する。
(手順2)利用者認証(本人確認)
本実施形態に係る管理サーバ100は、認証手段31により、購買取引用端末200nから受信した生体情報と、予め補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に保持しておいた(登録された)利用者(顧客)毎の認証情報21(例えば、生体情報など。)を比較し、利用者(顧客)が、本実施形態に係る支払請求システム1の利用を許可された利用者(顧客)か、また本人であるか否かを確認する。
(手順3)信用性(購入金額を支払う能力)の判定
本実施形態に係る管理サーバ100は、信用性判定手段32により、認証手段31により、利用者(顧客)が本人であると確認されたときに、利用者(顧客)の購買履歴情報23や購買取引用端末200nから受信した商品情報(例えば、商品名、商品分類、及び価格に関する情報など。)を基に、利用者(顧客)に購買取引を行う信用性(購入金額を支払う能力)があるか否かを判断する。
信用性判定手段32は、認証手段31により特定された利用者(顧客)の利用者情報22の購買履歴情報23を識別する識別情報(購買履歴ID)を基に、補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に構築された購買履歴情報DB109から利用者(顧客)の購買履歴情報23を取得し、以下に示す(手順3−1)〜(手順3−4)の判定手順を行う。
(手順3−1)判定手順(その1)
信用性判定手段32は、利用者(顧客)の購買履歴情報23から、過去1年間の月平均の支払い金額と月平均の未払い金額とを算出し、算出した月平均の支払い金額と月平均の未払い金額を比較した結果を基に、利用者(顧客)に信用性(購入金額を支払う能力)があるか否かを判定する。
信用性判定手段32は、この計算結果を基に、月平均の支払い金額が月平均の未払い金額より多ければ(同額も含む)、次に説明する(手順3−2)を行う。また、月平均の支払い金額が月平均の未払い金額より少なければ、後に説明する(手順3−4)を行う。
(手順3−2)判定手順(その2)
信用性判定手段32は、算出した月平均の支払い金額と利用者が購入しようとしている商品の購入金額(商品代金)を比較した結果を基に、利用者(顧客)に信用性(購入金額を支払う能力)があるか否かを判定する。
信用性判定手段32は、この比較結果を基に、月平均の支払い金額が購入希望商品の購入金額(商品代金)より多ければ、利用者(顧客)に購買取引を行う信用性(購入金額を支払う能力)があると判断する。また、月平均の支払い金額が商品の購入金額(商品代金)より少なければ(同額も含む)、次に説明する(手順3−3)を行う。
(手順3−3)判定手順(その3)
信用性判定手段32は、購買取引用端末200nから受信した商品情報(例えば、商品名、商品分類、及び価格に関する情報など。)を基に、利用者(顧客)の購買履歴情報23から、既に支払いを終え、支払い済みと記録されている同一商品又は類似商品の購入記録を検索し、検索結果を基に、利用者(顧客)に信用性(購入金額を支払う能力)があるか否かを判定する。
信用性判定手段32は、その検索結果を基に、購買履歴情報23に該当する同一商品の購入記録があった場合、利用者(顧客)に購買取引を行う信用性(購入金額を支払う能力)があると判断する。
また、購買履歴情報23に該当する同一商品の購入記録がなかった場合、信用性判定手段32は、購買取引用端末200nから受信した商品情報である商品分類「アクセサリ」を基に、利用者(顧客)の購買履歴情報23から、既に支払いを終え、支払い済みと記録されている類似商品の購入記録を検索する。
信用性判定手段32は、その検索結果を基に、購買履歴情報23に該当する類似商品の購入記録があった場合、利用者(顧客)に購買取引を行う信用性(購入金額を支払う能力)があると判断する。また、購買履歴情報23に該当する類似商品の購入記録がなかった場合、次に説明する(手順3−4)を行う。
(手順3−4)判定手順(その4)
信用性判定手段32は、利用者(顧客)の利用者情報22に保証人情報を識別する識別情報(利用者ID)が設定されている場合(利用者(顧客)に保証人がいる場合)、保証人である利用者(顧客)の利用者情報22を識別する識別情報(利用者ID)を基に、補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に構築された利用者情報DB108から保証人の利用者情報22を取得し、取得した利用者情報22の購買履歴情報23を識別する識別情報(購買履歴ID)を基に、補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に構築された購買履歴情報DB109から保証人の購買履歴情報23を取得する。
次に、信用性判定手段32は、取得した保証人の購買履歴情報23を基に、これまでに説明した(手順3−1)〜(手順3−3)を行い、保証人の信用性判定結果(購入金額を支払う能力があるか否かの判断結果)に基づいて、利用者(顧客)に信用性(購入金額を支払う能力)を判断する。
信用性判定手段32は、保証人に信用性(購入金額を支払う能力)があれば、その保証人が設定されている利用者(顧客)の信用性(購入金額を支払う能力)が低くても、利用者(顧客)にも信用性(購入金額を支払う能力)があると判断する。また、利用者(顧客)の利用者情報22に保証人情報を識別する識別情報(利用者ID)が設定されていない場合(利用者(顧客)に保証人がいない場合)、利用者(顧客)に購買取引を行う信用性(購入金額を支払う能力)がないと判断する。
(手順4)支払い方法の選択候補を通知
本実施形態に係る管理サーバ100は、通知手段33により、認証手段31による認証結果(本人確認結果)又は信用性判定手段32による判断結果(信用性判定結果)を、購買取引用端末200nに接続された出力装置である表示装置(例えば、タッチパネル機能を有したCRTやLCDなど。)に表示するための表示情報を生成し、生成した表示情報を購買取引用端末200nに送信することで、例えば、販売店の店員に知らせる。
通知手段33は、信用性判定手段32により利用者(顧客)に購買取引を行う信用性(購入金額を支払う能力)があると判断された場合、利用者(顧客)の購買履歴情報23の決済状況(信用性判定部102の(手順3−1)において算出した未払い合計金額)から、購買取引を安全に行うための支払い方法の候補を、管理サーバ100の補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に予め保持しておいた複数の支払い方法情報24(例えば、振り込み用紙、クレジット、口座引落など。)から取得し、取得した支払い方法情報24を購買取引用端末200nに接続された出力装置である表示装置(例えば、タッチパネル機能を有したCRTやLCDなど。)の画面に表示する指示を受け、支払い方法の候補となる情報を基に、表示情報(例えば、メッセージウィンドウなどに表示するための支払い方法の選択肢を示す文字列など。)を生成し、ネットワーク90を介して購買取引用端末200nに送信する。
(手順5)候補となる支払い方法の提示
本実施形態に係る購買取引用端末200nは、通知手段33から送信された、利用者(顧客)が購入金額を支払うときに利用する支払い方法の候補となる情報を基に生成された表示情報(例えば、メッセージウィンドウなどに表示するための支払い方法の選択肢を示す文字列など。)を受け、接続された出力装置である表示装置(例えば、タッチパネル機能を有したCRTやLCDなど。)の画面に表示する(図10に示す表示画面51)。
利用者(顧客)は、購買取引用端末200nに接続された出力装置である表示装置(例えば、タッチパネル機能を有したCRTやLCDなど。)に表示された表示画面51を介して、支払い方法の候補から最終的な支払い方法を決定(選択)する。
その結果、購買取引用端末200nは、利用者(顧客)が決定(選択)した支払い方法に対応する支払い方法情報24を、ネットワーク90を介して管理サーバ100に送信し、管理サーバ100に、利用者(顧客)の購買履歴情報23の更新が要求され、管理サーバ100によって、補助記憶部13などの不揮発性の記憶装置に構築された購買履歴情報DB109の利用者(顧客)の購買履歴情報23が更新される。管理サーバ100では、更新された利用者(顧客)毎の購買履歴情報23の支払い方法を識別する識別情報(支払方法ID)を基に、対応する支払い方法に従って自動的に利用者(顧客)へ購入金額の支払いを請求する。
このように、本実施形態に係る支払請求システム1は、上記(手順1)〜(手順5)によって、利用者(顧客)の購買履歴情報23に基づいて、利用者の購入金額に対する支払い能力、すなわち後払いにおける信頼性を判断し、その判断結果を基に利用者(顧客)と販売店(商品又は役務(サービス)を提供する側)との間で購買取引を行い、商品購入後の利用者(顧客)へ購入金額の支払いを請求することができる。
よって、本実施形態に係る支払請求システム1は、利用者(顧客)が、現金はもちろん、後払い可能なクレジットカードや携帯電話などの決済手段を所持していなくても、管理サーバ100で自動的に利用者(顧客)の信用性(購入金額を支払う能力)を判断し、安全な購買取引を行うことができる。
第1の実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、本発明の第1の実施形態に係る支払請求システム1の「購買取引機能」は、第1の実施形態において説明した管理サーバ100及び購買取引用端末200nが有する各処理手順を、それぞれの動作環境(プラットフォーム)にあったプログラミング言語でコード化したプログラムをコンピュータで実行することで実現することができる。よって、本発明の第1の実施形態に係る支払請求システム1の「購買取引機能」を実行するプログラム(購買取引プログラム)は、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に格納することができる。
また、本発明の第1の実施形態に係る支払請求システム1の認証処理(本人確認処理)は、利用者(顧客)の認証(本人確認)を行う方法として生体情報を用いた認証処理の一例であって、この内容によって本発明が限定されるものではない。よって、生体情報を用いた方法のほか、パスワードを用いる方法などであっても良い。
また、本発明の第1の実施形態に係る支払請求システム1の通知処理は、利用者(顧客)の未払い合計金額を5万円間隔の範囲で、購買取引を安全に行うための支払い方法の候補を対応付けた通知処理の一例であって、この内容によって本発明が限定されるものではない。よって、支払い方法の候補に対応付ける未払い合計金額の範囲は、利用者(顧客)と販売店(商品又は役務(サービス)を提供する側)との間で、安全に購買取引を行うことのできる範囲であれば良い。
また、本発明の第1の実施形態に係る管理サーバ100及び購買取引用端末200nのハードウェア構成は、一般的な情報処理装置が有するハードウェアの構成例であって、この構成によって本発明が限定されるものではない。
また、本発明の第1の実施形態に係る支払請求システム1で用いるデータ管理方法は、DBや識別情報(各種ID)を用いた方法の一例であって、この方法によって本発明が限定されるものではない。
また、本発明の第1の実施形態に係る支払請求システム1の購買取引用端末200nは、販売店に設置されているものだけでなく、営業担当者などが持ち運びでき、管理サーバ100とデータ通信可能な端末であっても良い。
また、本発明の第1の実施形態に係る支払請求システム1では、利用者(顧客)と販売店(商品又は役務(サービス)を提供する側)との間の購買取引を分かり易く説明するため、商品の購買取引を例に説明を行ったが、商品に限らず、マッサージなどのボディーケアや映画・演劇などのエンターテイメントなどを含む役務(サービス)の購買取引においても本発明を適用することができる。
最後に、上記各実施形態に挙げた形状に、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した要件に、本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
本発明の第1の実施形態に係る支払請求システムのシステム構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る支払請求システムが有する管理サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る支払請求システムが有する主な機能構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る支払請求システムが有する機能を構成する主な手段の一例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る認証情報のデータ構造の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る利用者情報DBに格納された利用者情報のデータ構造の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る購買履歴情報DBに格納された購買履歴情報のデータ構造の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る支払い方法情報のデータ構造の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る認証結果の表示画面の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る信用性判定結果の表示画面(信用性があると判断した場合)の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る信用性判定結果の表示画面(信用性がないと判断した場合)の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る支払請求システムの基本処理手順の一例を示すシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態に係る支払請求システムにおける管理サーバの基本処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る支払請求システムにおける管理サーバの認証処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る支払請求システムにおける管理サーバの信用性判定処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る支払請求システムにおける管理サーバの保証人による信用性判定処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る支払請求システムにおける管理サーバの通知処理手順の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 支払請求システム
11 制御部(CPU)
12 主記憶部(ROM,RAM)
13 補助記憶部(HD)
14 ネットワークI/F
15 外部記憶装置I/F
16 外部装置I/F
17 出力装置I/F
18 入力装置I/F
21 認証情報
22 利用者情報
23 購買履歴情報
24 支払い方法情報
31 認証手段
32 信用性判定手段
33 通知手段
41 認証結果を通知する表示画面
51 信用性判定結果を通知する表示画面
51a 支払い方法を選択するユーザインタフェース(GUI)
90 ネットワーク
100 管理サーバ(情報処理装置)
101 認証部
102 信用性判定部
103 通知部
104 受信部
105 送信部
106 情報更新部
107 データベース部(DB部)
108 利用者情報DB
109 購買履歴情報DB
200n 購買取引用端末(情報処理装置)
201 入力部
202 支払い方法選択部
203 送信部
204 受信部

Claims (9)

  1. 記憶装置に格納された、利用者を特定する利用者に関する情報と前記利用者の購買履歴に関する情報とを関連付けて管理し、購買取引用端末から入力された購買取引の対象となる商品又は役務に関する情報と前記購買履歴に関する情報とに基づいて、前記商品又は役務を提供した後に利用者へ購入金額の支払いを請求し前記購買取引を行う支払請求システムにおける管理サーバであって、
    前記記憶装置に格納された前記利用者に関する情報に基づいて前記利用者が特定されたとき、
    特定された前記利用者の購買履歴に関する情報を基に、前記利用者に前記購入金額を支払う能力があるか否かを判定する信用性判定手段と、
    前記信用性判定手段による判定結果を前記購買取引用端末に通知する通知手段とを有することを特徴とする管理サーバ。
  2. 前記利用者へ前記商品又は役務を提供するときに、前記利用者が本人であるか否かを確認する認証手段を有し、
    前記認証手段は、
    前記購買取引用端末から入力された生体情報と、前記記憶装置に予め格納された前記利用者の生体情報とを比較し、利用者が本人であるか否かを確認することを特徴とする請求項1に記載の管理サーバ。
  3. 前記信用性判定手段は、
    前記利用者の購買履歴に関する情報から月平均の支払い金額と月平均の未払い金額とを算出し、算出した前記月平均の支払い金額と前記月平均の未払い金額とを比較した結果を基に、前記利用者に前記購入金額を支払う能力があるか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の管理サーバ。
  4. 前記信用性判定手段は、
    算出した前記月平均の支払い金額と前記月平均の未払い金額とを比較した結果、前記月平均の支払い金額が前記月平均の未払い金額より多い場合に、
    更に、前記月平均の支払い金額と前記購入金額とを比較した結果を基に、前記利用者に前記購入金額を支払う能力があるか否かを判定することを特徴とする請求項3に記載の管理サーバ。
  5. 前記信用性判定手段は、
    前記月平均の支払い金額と前記購入金額とを比較した結果、前記月平均の支払い金額が前記購入金額より少ない場合に、
    更に、前記利用者の購買履歴に関する情報から、前記購買取引用端末から入力された前記商品又は役務に関する情報を基に、支払い済みである同一の商品又は役務、若しくは支払い済みである類似の商品又は役務の購買履歴に関する情報を検索し、検索結果を基に、前記利用者に前記購入金額を支払う能力があるか否かを判定することを特徴とする請求項4に記載の管理サーバ。
  6. 前記信用性判定手段は、
    前記利用者の購買履歴に関する情報を基に、前記利用者に前記購入金額を支払う能力があるか否かを判定した結果、
    前記利用者に前記購入金額を支払う能力がないと判定した場合に、
    前記記憶装置に予め格納された前記利用者に関する情報に、前記利用者の保証人となる保証人に関する情報が設定されている場合、
    前記保証人に関する情報から特定した前記保証人の購買履歴に関する情報を基に、再度、前記利用者に前記購入金額を支払う能力があるか否かを判定することを特徴とする請求項1、3ないし5のいずれか一項に記載の管理サーバ。
  7. 前記通知手段は、
    前記信用性判定手段による判定結果が、前記利用者に前記購入金額を支払う能力があると判定した場合に、
    前記利用者の購買履歴に関する情報から未払いの合計金額を算出し、算出した前記未払いの合計金額を基に、前記記憶装置に予め格納された支払い方法に関する情報を前記購買取引用端末に通知することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載の管理サーバ。
  8. 記憶装置に格納された、利用者を特定する利用者に関する情報と前記利用者の購買履歴に関する情報とを関連付けて管理し、購買取引用端末から入力された購買取引の対象となる商品又は役務に関する情報と前記購買履歴に関する情報とに基づいて、前記商品又は役務を提供した後に利用者へ購入金額の支払いを請求し前記購買取引を行う支払請求システムにおける管理サーバの購買取引方法であって、
    前記記憶装置に格納された前記利用者に関する情報に基づいて前記利用者が特定されたとき、
    特定された前記利用者の購買履歴に関する情報を基に、前記利用者に前記購入金額を支払う能力があるか否かを判定する信用性判定手順と、
    前記信用性判定手順による判定結果を前記購買取引用端末に通知する通知手順とを有することを特徴とする管理サーバの購買取引方法。
  9. 記憶装置に格納された、利用者を特定する利用者に関する情報と前記利用者の購買履歴に関する情報とを関連付けて管理し、購買取引用端末から入力された購買取引の対象となる商品又は役務に関する情報と前記購買履歴に関する情報とに基づいて、前記商品又は役務を提供した後に利用者へ購入金額の支払いを請求し前記購買取引を行う支払請求システムにおける管理サーバの購買取引プログラムであって、
    コンピュータを、
    前記記憶装置に格納された前記利用者に関する情報に基づいて前記利用者が特定されたとき、
    特定された前記利用者の購買履歴に関する情報を基に、前記利用者に前記購入金額を支払う能力があるか否かを判定する信用性判定手段と、
    前記信用性判定手段による判定結果を前記購買取引用端末に通知する通知手段として機能する管理サーバの購買取引プログラム。
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