JP3789609B2 - 薄板と合紙の分離装置および合紙の除去方法 - Google Patents

薄板と合紙の分離装置および合紙の除去方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定の載置台上に置かれた薄板と合紙が交互に重ねられた積層物から、薄板と合紙とを分離する装置と合紙の分離方法に関するもので、特に、リードフレーム複数個からなるリードフレームシート(連状のリードフレームとも言う)1個ないし複数個を、連結部にて、不要の板部に一体連結させた金属シートと合紙とを交互に積層した積層物からの金属シートと合紙とを分離する装置と、合紙の分離方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、半導体装置は、電子機器の高性能化と軽薄短小の傾向からLSIはASICに代表されるように、ますます高集積化、高機能化の一途をたどってきている。
多端子IC、特にゲートアレイやスタンダードセルに代表されるASICあるいは、マイコン、DSP(Digital Signal Processor)等をコストパーフォーマンス高くユーザに提供するパッケージとしてリードフレームを用いたプラスチックQFP(Quad Flat Package)が主流となり、現在では300ピンを超えるものまで実用化に至ってきている。
【0003】
QFPは、図7(b)に示すリードフレーム710を用いたもので、図7(a)に示すように、ダイパッド711上に半導体素子720を搭載し、銀めっき等の表面処理がなされたインナーリード712先端部と半導体素子720の端子721とをワイヤ730にて結線し、封止用樹脂740で封止を行い、この後、ダムバー部714をカットし、アウターリード713をガルウイング状に成形したものである。このように、QFPは、パッケージの4方向に外部回路と電気的に接続するためのアウターリード713を設けた構造で多端子化に対応できるものとして開発されてきた。
ここで用いられるリードフレーム710は、通常、42合金(42%ニッケル−鉄合金)あるいは銅合金などの電気伝導率が高く,且つ機械的強度が大きい金属材を素材とし、フォトエッチング法かあるいはスタンピング法により、図6(b)に示すような形状に作製されていた。
通常は、図6(b)に示すように、単位リードフレーム610(図7(b)に示すようなリードフレーム)を複数個を面付けした状態のリードフレームシート610A複数個を、図6(a)に示すように、不要の金属板部605に連結部620にて繋げた状態でエッチング等の外形加工を行った後、各リードフレームシート610A毎に分離し、ワイヤボンディング等のためのメッキ処理や、半導体素子の搭載、樹脂封止を行い、後にこれを単位リードフレーム毎に分離するという方法が採られている。
尚、金属シート600から各リードフレームシート610A毎に分離することをリードフレームのトリミングと一般には言っている。
また、図6(b)に示すように、単位リードフレーム610を複数個、面付けした状態を連状と言い、この1組み(リードフレームシート610A、1個)を1連(1連のリードフレーム)とも言う。
【0004】
そして、通常、リードフレームメーカーは、このようにして加工した連状のリードフレームを設けた金属シート600ないしリードフレームシート610Aを、合紙をその間に挾んで積層した状態としている。また、この状態で一時ストックしておくこともある。
このように積層することにより、リードフレームの製品部には汚れや傷がつかない。
【0005】
従来、このように積層された積層物から、金属シート600ないしリードフレームシート610Aと、合紙とを分離する方法においては、図8に示すようにその分離が行われていた。金属シート880を積層した積層物890から分離する場合を図8に基づいて簡単に説明する。
図8に示す分離方法においては、上下移動する、真空チャンバー811を有する吸着部(ヘッド)810が金属シート880を吸着した後、上方向に移動し、更には横方向に移動し、載置台830の積層物890上になくなると、合紙885を吸着するための吸着部820が載置台830の横方向から積層物890上に移動され、その吸引口821にて合紙885を吸引し、吸着部820をもとの位置に戻してこれを引張り除くものである。
しかし、この方法の場合、廃棄箱860へ合紙885を確実に捨てることが難しく、且つ、必ずしも合紙885と金属シート880とが交互に積層されていない場合などに、吸着部820にて誤って金属シート880を吸引してしまうことがある。
更に、合紙については、再利用できるよう積層物から分離した後、良い状態で廃棄箱に収納できることが望まれていた。
【0006】
また、図8に示す方法においては、通常、パレット上に所定量の薄板と合紙とを積層した1単位分の積層物を載せたパレット単位毎に、薄板と合紙の分離を行って、薄板と合紙の分離が完了してパレットに達した際に、再度パレット単位を載置台上に搭載していた。
パレット単位毎に分ける理由は、薄板の自重により、パレット上に詰める量に限度があり、また、製品の品種毎に分ける必要がある等のためであった。
しかし、これでは載置台へのパレット単位の交換の頻度が多く、作業性の面から問題となっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このため、金属シートないしリードフレームシート(連状のリードフレームとも言う)と合紙との積層物から、金属シートないしリードフレームシートと、合紙とを分離する際に、金属シートないしリードフレームシートと、合紙との分離を間違わずに行える分離装置で、所定の廃棄箱中に合紙を確実に、良い状態で収納でき、且つ生産性の良い装置が求められていた。
本発明は、これに対応するもので、金属シートなしいリードフレームシート等の薄板と合紙とが交互に積層された積層物から、薄板と合紙との分離を正確に行え、且つ生産性の良い分離装置および分離方法を提供しようとするものである。同時に、分離の際に合紙を所定の廃棄箱に確実に良い状態で収納できる分離装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の薄板と合紙の分離装置は、所定の載置台上に置かれた薄板と合紙が交互に重ねられた積層物から、薄板と合紙とを分離する装置であって、薄板と合紙が交互に重ねられた積層物を載せて上下移動ができる載置台と、載置台上に載せられたものの最も上のものが何であるかを判断するセンサ部と、該センサ部の情報に従い、最も上のものが薄板である場合に該薄板を吸着分離する薄板分離部と、最も上のものが合紙である場合に該合紙を吸着除去する合紙除去部とを備えたもので、薄板分離部は、積層物を載せる載置台の上から、その吸着部を上下移動させて、薄板を吸着して除去させるもので、合紙除去部は、合紙を吸着する吸着部と、吸着部を保持し、吸着部と一体となり、縦方向に移動可能なスライド部と、スライド部を縦方向移動可能な状態で保持する保持部と、保持部を固定しながら横方向移動させる第1の横方向移動部と、該第1の横方向移動部によるスライド部の横方向移動に伴いスライド部を吸着部と一体として縦方向に移動する案内をするガイド部と、これらを一体として横方向に移動する第2の横方向移動部とを有し、積層物を載せる載置台の横の所定の位置から、第2の横方向移動部により、第1の横方向移動部と一体的に吸着部を横方向移動させることにより、前記吸着部を載置台上まで横方向移動させ、更に第1の横方向移動部によるスライド部の横方向移動に伴い、スライド部をガイド部に沿い縦方向移動させて、吸着部を所定の高さの載置台上に載せられたものの最上段に接近させるもので、且つ、第2の横方向移動部の横方向移動により吸着部を載置台上から前記載置台の横の所定の位置に引き出すもので、前記センサ部により載置台上に載せられたものの最上段が合紙と判断された場合に、吸着部を載置台上に載せられたものの最上段に接近させ、合紙を吸着した状態で、吸着部を載置台上から引き戻して合紙を積層物から分離して除去するものであることを特徴とするものである。
そして、上記において、パレット上に所定量の薄板と合紙とを積層した1単位分の積層物を載せたパレット単位を、複数個重ねた状態で、薄板、合紙、パレットとを分離するものであることを特徴とするものであり、該パレットを収納するパレット受けを合紙除去部の上側に設け、且つ、該パレット受けは、合紙除去部を付帯して載置台上まで移動可能であることを特徴とするものである。
また、上記における、載置台上に載せられたものの最も上のものが何であるかを判断するセンサ部は、光沢度センサと磁力を利用した近接センサの組みであることを特徴とするものであり、光沢度センサと磁力を利用した近接センサとをパレット受け部に設けたことを特徴とするものである。
そして、更に上記において、分離された合紙を一旦置く合紙受けを合紙廃棄箱上に備えており、合紙除去部の吸着部が合紙を載置台上から排出し、合紙廃棄箱上に設けられた開閉式の合紙受けに一旦置いた後、合紙受けを開き、合紙廃棄箱内に合紙を投入するものであることを特徴とするものであり、該合紙廃棄箱内に投入された合紙を平坦状の押圧プレートで押圧する押圧部を備えていることを特徴とするものである。
また、上記における薄板は、リードフレーム複数個からなるリードフレームシート(連状のリードフレームとも言う)1個ないし複数個を、連結部にて、不要の板部に一体連結させた金属シートであることを特徴とするものである。
【0009】
本発明の合紙の除去方法は、所定の載置台上に置かれた薄板と合紙が交互に重ねられた積層物から薄板と合紙とを分離する際に、合紙を吸着部により吸着分離させる合紙の分離方法であって、積層物の最も上のものが何であるかを光沢度センサと磁力を利用した近接センサとで判断し、該光沢度センサと磁力を利用した近接センサの組みが合紙と判断した場合にのみ、合紙を吸着部にて吸着除去することを特徴とするものであり、分離された合紙を、一旦開閉式の合紙受けにに置いた後、合紙受けを開き、合紙廃棄箱内に合紙を投入することを特徴とするものである。
そしてまた、上記における薄板は、リードフレーム複数個からなるリードフレームシート(連状のリードフレームとも言う)1個ないし複数個を、連結部にて、不要の板部に一体連結させた金属シートであることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】
本発明の薄板と合紙の分離装置は、このような構成にすることにより、薄板と合紙とが交互に積層された積層物から、薄板と合紙との分離を正確に行え、生産性の良い分離装置の提供を可能とするものである。更には、分離の際に合紙を所定の廃棄箱に確実に良い状態で収納できる分離装置の提供を可能とするものである。
結果的には、生産性や歩留りの向上、資材の節約も可能とするものである。
特に、薄板が、リードフレーム複数個からなるリードフレームシート(連状のリードフレームとも言う)1個ないし複数個を、連結部にて、不要の板部に一体連結させた金属シートである場合には、有効である。
詳しくは、薄板と合紙が交互に重ねられた積層物を載せて上下移動ができる載置台と、載置台上に載せられたものの最も上のものが何であるかを判断するセンサ部と、該センサ部の情報に従い、最も上のものが薄板である場合に該薄板を吸着分離する薄板分離部と、最も上のものが合紙である場合に該合紙を吸着除去する合紙除去部とを備えたもので、薄板分離部は、積層物を載せる載置台の上から、その吸着部を上下移動させて、薄板を吸着して除去させるもので、合紙除去部は、合紙を吸着する吸着部と、吸着部を保持し、吸着部と一体となり、縦方向に移動可能なスライド部と、スライド部を縦方向移動可能な状態で保持する保持部と、保持部を固定しながら横方向移動させる第1の横方向移動部と、該第1の横方向移動部によるスライド部の横方向移動に伴いスライド部を吸着部と一体として縦方向に移動する案内をするガイド部と、これらを一体として横方向に移動する第2の横方向移動部とを有し、積層物を載せる載置台の横の所定の位置から、第2の横方向移動部により、第1の横方向移動部と一体的に吸着部を横方向移動させることにより、前記吸着部を載置台上まで横方向移動させ、更に第1の横方向移動部によるスライド部の横方向移動に伴い、スライド部をガイド部に沿い縦方向移動させて、吸着部を所定の高さの載置台上に載せられたものの最上段に接近させるもので、且つ、第2の横方向移動部の横方向移動により吸着部を載置台上から前記載置台の横の所定の位置に引き出すもので、前記センサ部により載置台上に載せられたものの最上段が合紙と判断された場合に、吸着部を載置台上に載せられたものの最上段に接近させ、合紙を吸着した状態で、吸着部を載置台上から引き戻して合紙を積層物から分離して除去するものであることにより、薄板と合紙との分離を正確に行えるものとしている。
【0011】
具体的には、パレット上に所定量の薄板と合紙とを積層した1単位分の積層物を載せたパレット単位を、複数個重ねた状態で、薄板、合紙、パレットとを分離するものであり、パレットを収納するパレット受けを合紙除去部の上段に設け、且つ、該パレット受けは、合紙除去部を付帯して載置台上まで移動可能であることにより、生産性の良いものとしている。
尚、パレットの載置台上からの除去は薄板の吸着部にて行い、パレット受けに収納する。
また、薄板が磁性体である場合、積層物の最も上のものが何であるかを判断するセンサ部として、光沢度センサと磁力を利用した近接センサとの組みを用いており、確実に、薄板、合紙、パレットとの区分けをできるものとしている。
尚、薄板が磁性体でない場合はカラーセンサを用いて薄板、合紙、パレットとを判別できる。
尚、通常は、薄板と合紙とからなる積層物全体をパレットに載せたパレット単位で、複数個、載置台上に載せてから薄板と合紙との分離を行うため、薄板と合紙の他に、パレットとの区分けをする必要がある。
更に、光沢度センサと磁力を利用した近接センサとをパレット受け部に設けたことにより、全体の構造を簡単なものとしている。
また、分離された合紙を一旦置く合紙受けを合紙廃棄箱上に備えており、合紙除去部の吸着部が合紙を載置台上から排出し、合紙廃棄箱上に設けられた開閉式の合紙受けに一旦置いた後、合紙受けを開き、合紙廃棄箱内に合紙を投入するものであることにより、合紙を確実に且つ良い状態で収納できるものとしており、合紙の再利用を可能としている。
【0012】
本発明の合紙の除去方法は、このような構成にすることにより、薄板と合紙との分離を正確に行えるものとしている。
具体的には、所定の載置台上に置かれた薄板と合紙が交互に重ねられた積層物から薄板と合紙とを分離する際に、合紙を吸着部により吸着分離させる合紙の分離方法であって、積層物の最も上のものが何であるかを光沢度センサと磁力を利用した近接センサとで判断し、該光沢度センサと近接センサとで合紙と判断した場合にのみ、合紙を吸着部にて吸着除去することにより薄板と合紙との分離を正確に行えるものとしている。
また、分離された合紙を、一旦開閉式の合紙受けに置いた後、合紙受けを開き、合紙廃棄箱内に合紙を投入することにより、確実に良い状態で合紙の収納を可能としている。
特に、薄板が、リードフレーム複数個からなるリードフレームシート(連状のリードフレームとも言う)1個ないし複数個を、連結部にて、不要の板部に一体連結させた金属シートである場合には、有効である。
【0013】
【実施の形態】
先ず、本発明の薄板と合紙の分離装置を図を用いて説明する。
図1(a)は、本発明の薄板と合紙の分離装置の実施の形態の1例概略構成図で、図1(b)は図1(a)のA1−A2側からみた開閉式合紙受けと(合紙)廃棄箱とを示した図で、図1(c)は図1(a)に示す積層物170を説明するための図で、図2はセンサ部の判定の仕方を説明する図で、図3は合紙除去部の動作を説明する図で、図4は開閉式合紙受け部の動作を説明するための図である。
図1中、100は分離装置、110は薄板分離部、111は吸着ヘッド、111Aは駆動部、120は合紙除去部、121は吸着部、121Aはシリンダ、122は保持部、123スライド部、123Aはレール、125はガイド部、130は載置台(テーブル)、131はジャッキ、135はパレット、140はセンサ部、150は(合紙)廃棄箱、153は開閉式合紙受け、155は押圧プレート、160はパレット受け、170は積層物、180は薄板、185は合紙、190は支柱である。
分離装置100は、載置台130上に置かれた薄板180と合紙185とが交互に重ねられた積層物170から、薄板180と合紙185とを分離する装置で、パレット上に所定量の薄板と合紙とを積層した1単位分の積層物を載せたパレット単位を、複数個重ねた状態で載置台(テーブル)130に載せ、薄板、合紙、パレットとを分離する装置であり、分離に際しては、センサ部140により載置台130上に置かれた最も上のものが何であるかを判断する。
図1に示す装置では、パレット135を収納するパレット受け160を合紙除去部120の上段に設けており、パレット受け160は、合紙除去部120を付帯して載置台130上まで横方向移動可能であり、図1におけるA3の位置まで引き戻すことができ、載置台130の上にパレット受け160がない状態とできる。
パレット受け160の横方向移動により、シリンダ121Aと一体で、吸着部121は、載置台130上まで横方向移動でき、且つ載置台130から引き戻すこともできる。パレット受け160自体が、合紙除去部120の横方向移動部を兼ねているものである。
尚、図1ではパレット受け160の移動源(駆動源)は省略してあるが、シリンダ駆動、モータ駆動等、特に限定はされない。
また、載置台(テーブル)130の上下移動は、駆動源(図示していない)によりジャッキ131を動作させて行う。
また、パレット受け160の移動とは別の方式により、シリンダ121Aと一体で、吸着部121を横方向移動させても良いが、装置の構成を複雑にしてしまう。
【0014】
薄板分離部110は、積層物170を載せる載置台130の上から、その吸着ヘッド111を上下移動させて、薄板180を吸着除去させるものである。
吸着ヘッド111の上下移動の駆動部111Aにより行う。
合紙除去部120は、合紙185を吸着する吸着部121と、吸着部121を保持し、吸着部121と一体となり、縦方向に移動可能なスライド部123と、スライド部123を縦方向移動可能な状態で保持する保持部122と、保持部122を固定しながら横方向移動させるシリンダ121Aと、シリンダ121Aによる、スライド部123の横方向移動に伴いスライド部123を吸着部121と一体として縦方向に移動する案内をするガイド部125と、これらを一体として横方向移動させる前述横方向移動部(パレット受け160のこと)とを有している。
図1(a)に示す装置100の場合、積層物170を載せる載置台130の横の所定の位置からパネル受け160を横方向に移動させることにより、これに固定されたシリンダ121Aと一体で、吸着部121を横方向に移動させるもので、パネル受け160を横方向に移動させることにより、吸着部121を載置台130上まで横方向移動させることができる。
吸着部121を載置台130上まで横方向移動させ、パネル受け160と伴に停止した状態で、シリンダ121Aによるスライド部123の横方向移動に伴い、スライド部123をガイド部125に沿い縦方向移動させて、吸着部121を載置台130上の所定の高さの積層物170の最上段に接近させ、更に、パネル受け160の横方向移動により吸着部121を載置台130上から載置台130の横の所定の位置に引き出すものである。
センサ部140により、載置台130上の最も上のものが合紙185と判断された場合に、吸着部121を載置台130上の積層物170の最上段に接近させ、合紙185を吸着した状態で、パネル受け160の横方向移動により吸着部121を載置台130上から引き戻して合紙185を積層物170から分離除去するものである。
【0015】
センサ部140は、例えば薄板180が磁性体の金属シートである場合には、光沢度センサとソレノイド磁石等の磁力を利用した近接センサとの組みで、薄板、合紙、パレットの区分けが可能であり、載置台130上の最も上のものが何であるかを判断できる。
尚、図1に示す装置100のように、光沢度センサと近接センサとからなるセンサ部140をパレット受け部160に設けることにより、全体の構成を簡単なものとできる。
【0016】
以下、センサ部140として、光沢度センサとソレノイド磁石を用いた近接センサとの組みを用いた場合の判断について簡単に説明しておく。
光沢度センサは試料の光反射率の多少を測定するもので、反射率の高い薄板180を、反射率の低い合紙185やパレット135から区分けすることができる。
また、ソレノイド磁石を用いた近接センサについては、対象となる試料に対し所定の距離に接近させると、磁性体からなる薄板が最上段にある場合には、薄板180はソレノイド(磁石)が近接することによりその磁力にてソレノイド(磁石)と引張合う。これに対し、パレットが最上段にある場合には、合成樹脂であるパレットとソレノイド(磁石)が近接しても、引張合うことはなく、且つ、パレットが厚いためその下の薄板とソレノイド(磁石)とは引張合うことはない。
そして、合紙が最も上段にある場合には、合紙185は薄いため、ソレノイド(磁石)が近接するとその下の薄板がソレノイド(磁石)と引張合う。
これより、光沢度センサによる判断では光沢度の高いものを○、低いものを×とし、ソレノイド磁石を用いた近接センサによる判断においては、ソレノイドと引張合うものを○、引張合わないものを×とすると、図2(a)のようになる。
したがって、最上段のものが、薄板、合紙、パレットであるかは、光沢センサ、ソレノイドを用いた近接センサを用いて判断することができる。
【0017】
また、薄板180が磁性体の金属シートでない場合には、載置台130上の最も上のものが何であるかの判断をカラーセンセを用いて行うこともできる。
例えば、合紙185、パレット135にそれぞれ感度を合わせたカラーセンサ▲1▼、カラーセンサ▲2▼を用いて合紙185、パレット135を認識し、どちらにも認識されないものを薄板と認識すれば良い。
この場合、カラーセンサ▲1▼が合紙185と判断したものを○、それ以外を×、カラーセンサ▲2▼がパレット135と判断したものを○、それ以外を×とすると、図2(b)のようになり、最上段のものが、薄板、合紙、パレットであるかは、カラーセンサ▲1▼、カラーセンサ▲2▼の組みで判断することができる。
尚、この場合は、合紙が反り、折れの無い状態で検出される必要があり、センサによる認識の前に押さえ部等により押さえた状態にしておく必要がある。
【0018】
次いで、合紙除去部120の動作を説明する。
図1に示す装置100においては、吸着部121を横方向に移動するのは、合紙除去部120全体を横方向移動させるパレット受け160の移動と、シリンダ121Aの横方向移動である。
パレット受け160は合紙除去部120を付帯して、図1(a)に示す位置から、その端が図1(a)に示すA3の位置まで移動できる。このパレット受け160の移動に伴う合紙除去部120の移動範囲内で合紙除去部120は横方向移動できる。
これにより、吸着部が合紙185を吸着して、載置台130から合紙185を引き戻すに際し、合紙185を開閉式合紙受け153に持って来れるようにしている。
【0019】
吸着部121を縦方向に移動するのは、シリンダ121Aの横方向移動に伴うガイド125に沿うスライド部123の縦方向の移動であるが、図3に基づいて簡単に説明しておく。
尚、図3は、合紙除去部120の要部である吸着部121の縦方向移動動作を説明するための図で、シリンダ121Aの横方向移動における第1位置を実線で、第2の位置を2点鎖線で示したものである。
シリンダ121Aの横方向移動により、載置台130側へ吸着部121等は移動されるが、所定の位置(これを第1の位置とする)に達すると、ガイド125に沿い吸着部121は縦方向にも移動しはじめる。
これは、吸着部121と一体となったスライド部123がシリンダ121Aに固定された保持部122に設けられたレール123Aに沿い縦方向に移動できるようになっており、吸着部121、スライド部123を支持する支持部126がガイド125に沿うように設けられているためである。
そして、第1の位置から更に載置台130側へとシリンダ121Aの横方向移動がなされると、第2の位置に示すように、吸着部121は、シリンダ121Aの横方向移動に伴い縦方向にも移動していることが分かる。
図3では、シリンダ121AのX0の横方向移動距離に対し、吸着部121はY0の距離だけ縦方向移動が行われることを示している。
尚、シリンダ121A、保持部122は縦方向の移動はない。
【0020】
次に、開閉式合紙受け153の動作を図4にもとづいて説明しておく。
吸着部121が合紙185を吸着し、シリンダ121Aの横方向動作や、パレット受け160の横方向移動により、合紙185を載置台130から引き戻し、(図4(a))、更に引き戻して、図4(a)に示す、廃棄箱150の上を覆う(これを閉じた状態と言う)開閉式合紙受け153上に載せる。(図4(b))次いで、吸着部121の吸着を止め、吸着部121から合紙185を離した後、開閉式合紙受け153を図4(c)に示すように、そのセンター側を廃棄箱150内に倒すようにして、合紙185を廃棄箱150内に落とす。
このようにすることにより、合紙185を良い状態で廃棄箱の中に収納することができる。
更に、図1に示す装置100においては、図1(a)に示すように廃棄箱150上に押圧プレート155を設けており、これにより、廃棄箱150内に収納され積み重なった合紙を押圧でき、合紙185を廃棄箱150に多数収納できるようにしている。
尚、押圧プレート155の幅は、廃棄箱150の幅に比べ小とし、押圧プレート155を廃棄箱150の中心に移動させて押圧するものであるが、これに限定はされない。
【0021】
支柱190は各部を固定するためのもので、位置センサ(図示していない)等が支柱190に固定されている。
【0022】
薄板180としては、図6に示すような、リードフレーム複数個からなるリードフレームシート1個ないし複数個を、連結部にて、不要の板部に一体連結させた金属シート等が挙げられる。
【0023】
図1に示す装置100における合紙除去部120の合紙除去動作、薄板分離部110の薄板分離動作を図5にしたがい簡単に説明しておく。尚、図5は説明を分かり易くするための簡略図である。
図5(a)は吸着部の初期位置の状態で、図1に示すように、積層物170を載せる載置台130から離れた位置に吸着部121を位置させている。
このとき、シリンダ121Aの位置、パレット受け160の位置はともに初期位置にある。パレット受け160の端はA3の位置にある。
薄板分離部の吸着部が薄板を吸着して分離し、処理した状態である。
次いで、図5(b)に示すように、パレット受け160を載置台130側に横移動させ、所定の位置まで(図1(a)に示す位置)、合紙除去部120全体を付帯して移動する。
第1の位置センサ(図示していない)により、載置台130の最も上段のものの表面位置を合紙185を除去するための所定の位置に合わせておく。
次いで、センサ部140が最も上段のものが何であるか判断し、最も上段のものが合紙185であると判断された場合には、シリンダ121Aが載置台130側へ吸着部121を横方向移動し、この横方向移動に伴い、ガイド125に沿い、吸着部は縦方向にも移動し、最も上段の合紙185を吸着する。(図5(c))
この後、合紙185を吸着した状態で、シリンダ121Aが載置台130から吸着部121が離れる方向に横方向移動し、更にパレット受け160の端が図1(a)に示すA3に達するように横方向移動し(図5(d))、合紙185を開閉式合紙受け153まで運ぶ。
尚、必要に応じ、載置台130は所定の位置まで下がる。
【0024】
次いで、パレット受け160が載置台130側に横移動し、センサ部140を所定の位置(図1(a)に示す位置)にして、再度、載置台130上の最も上段のものが何であるかを判断する。(図は省略)
センサ部140が最も上段のものが薄板180であると判断した場合には、パレット受け160を初期位置に戻し、載置台130上にパレット受け160が無い状態にし、第2の位置センサ(図示していない)により載置台130上の最上段のものの表面を所定の高さ位置に合わせた後、吸着部111を上下移動させて最上段の薄板180を吸着分離する。(図5(e))
この後再度、図5(a)以下を繰り返して、薄板と合紙の分離を行う。
【0025】
上記繰り返しにおいて、薄板、合紙の除去が進みパレットが最上段となったときは、センサ部140により最上段のものは、パレットと判断されるが、この場合は、パレット受けを一旦載置台130上から引っ込めた状態で、吸着部111でパレット135を上に移動した後、パレット受け160を横方向移動により載置台130上で、且つ持ち上げたパレット135下側に位置させて、吸着を止め、パレット受け160にパレット135を置く。
そして、再度センサー部140により載置台130上の最上段のものが何であるかを判断して、その結果にもとづき上記の動作を行う。
このようにして、薄板、合紙パレットの除去が行われる。
【0026】
【発明の効果】
本発明は、上記のように、薄板と合紙とが交互に積層された積層物から、薄板と合紙との分離を正確に行える分離装置の提供を可能とするものであり、同時に、分離の際に合紙を所定の廃棄箱に確実に良い状態で収納できる分離装置の提供を可能とするものである。
そして、結果的、生産性や歩留りの向上を可能としている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の薄板と合紙との分離装置の実施の形態の1例を示した概略図
【図2】センサー部の判定方法を説明するための図
【図3】合紙除去部の縦方向移動動作を説明するための図
【図4】開閉式合紙受けの動作を説明するための図
【図5】薄板分離動作と合紙除去動作とを説明するための図
【図6】リードフレームの外形加工状態とリードフレームシートを示した図
【図7】リードフレームと半導体装置を説明するための図
【図8】従来の薄板と合紙との分離方法を説明するための図
【符号の説明】
100 分離装置
110 薄板分離部
111 吸着ヘッド
111A 駆動部(モータ)
120 合紙除去部
121 吸着部
121A シリンダ
122 保持部
123 スライド部
123A レール
125 ガイド部
130 テーブル(載置台)
131 ジャッキ
135 パレット
140 センサ部
150 (合紙)廃棄箱
153 開閉式合紙受け
155 押圧プレート
160 パレット受け
170 積層物
180 薄板
185 合紙
190 支柱
600 金属シート
605 不要の金属板部
610 単位リードフレーム
610A リードフレームシート
620 連結部
700 半導体装置
710 リードフレーム(単位リードフレーム)
711 ダイパッド
712 インナーリード
713 アウターリード
714 ダムバー
715 フレーム(枠部)
720 半導体素子
721 端子
730 ワイヤ
740 封止用樹脂
810 吸着部(ヘッド)
811 真空チャンバー
820 吸着部
821 吸引口
830 載置台
860 廃棄箱
880 金属シート
885 合紙
890 積層物

Claims (11)

  1. 所定の載置台上に置かれた薄板と合紙が交互に重ねられた積層物から、薄板と合紙とを分離する装置であって、薄板と合紙が交互に重ねられた積層物を載せて上下移動ができる載置台と、載置台上に載せられたものの最も上のものが何であるかを判断するセンサ部と、該センサ部の情報に従い、最も上のものが薄板である場合に該薄板を吸着分離する薄板分離部と、最も上のものが合紙である場合に該合紙を吸着除去する合紙除去部とを備えたもので、薄板分離部は、積層物を載せる載置台の上から、その吸着部を上下移動させて、薄板を吸着して除去させるもので、合紙除去部は、合紙を吸着する吸着部と、吸着部を保持し、吸着部と一体となり、縦方向に移動可能なスライド部と、スライド部を縦方向移動可能な状態で保持する保持部と、保持部を固定しながら横方向移動させる第1の横方向移動部と、該第1の横方向移動部によるスライド部の横方向移動に伴いスライド部を吸着部と一体として縦方向に移動する案内をするガイド部と、これらを一体として横方向に移動する第2の横方向移動部とを有し、積層物を載せる載置台の横の所定の位置から、第2の横方向移動部により、第1の横方向移動部と一体的に吸着部を横方向移動させることにより、前記吸着部を載置台上まで横方向移動させ、更に第1の横方向移動部によるスライド部の横方向移動に伴い、スライド部をガイド部に沿い縦方向移動させて、吸着部を所定の高さの載置台上に載せられたものの最上段に接近させるもので、且つ、第2の横方向移動部の横方向移動により吸着部を載置台上から前記載置台の横の所定の位置に引き出すもので、前記センサ部により載置台上に載せられたものの最上段が合紙と判断された場合に、吸着部を載置台上に載せられたものの最上段に接近させ、合紙を吸着した状態で、吸着部を載置台上から引き戻して合紙を積層物から分離して除去するものであることを特徴とする薄板と合紙の分離装置。
  2. パレット上に所定量の薄板と合紙とを積層した1単位分の積層物を載せたパレット単位を、複数個重ねた状態で、薄板、合紙、パレットとを分離するものであることを特徴とする請求項1記載の薄板と合紙の分離装置。
  3. 請求項2において、パレットを収納するパレット受けを合紙除去部の上側に設け、且つ、該パレット受けは、合紙除去部を付帯して載置台上まで移動可能であることを特徴とする薄板と合紙の分離装置。
  4. 請求項1ないし3における、載置台上に載せられたものの最も上のものが何であるかを判断するセンサ部は、光沢度センサと磁力を利用した近接センサの組みであることを特徴とする薄板と合紙の分離装置。
  5. 請求項4において、光沢度センサと磁力を利用した近接センサとをパレット受け部に設けたことを特徴とする薄板と合紙の分離装置。
  6. 請求項1ないし5において、分離された合紙を一旦置く合紙けを合紙廃棄箱上に備えており、合紙除去部の吸着部が合紙を載置台上から排出し、合紙廃棄箱上に設けられた開閉式の合紙受けに一旦置いた後、合紙受けを開き、合紙廃棄箱内に合紙を投入するものであることを特徴とする 薄板と合紙の分離装置。
  7. 請求項6において、合紙廃棄箱内に投入された合紙を平坦状の押圧プレートで押圧する押圧部を備えていることを特徴とする薄板と合紙の分離装置。
  8. 請求項1ないし7における薄板は、リードフレーム複数個からなるリードフレームシート1個ないし複数個を、連結部にて、不要の板部に一体連結させた金属シートであることを特徴とする薄板と合紙の分離装置。
  9. 所定の載置台上に置かれた薄板と合紙が交互に重ねられた積層物から薄板と合紙とを分離する際に、合紙を吸着部により吸着分離させる合紙の分離方法であって、積層物の最も上のものが何であるかを光沢度センサと磁力を利用した近接センサとで判断し、該光沢度センサと磁力を利用した近接センサの組みが合紙と判断した場合にのみ、合紙を吸着部にて吸着除去することを特徴とする合紙の除去方法。
  10. 請求項9において、分離された合紙を、一旦開閉式の合紙受けにに置いた後、合紙受けを開き、合紙廃棄箱内に合紙を投入することを特徴とする合紙の除去方法。
  11. 請求項9ないし10における薄板は、リードフレーム複数個からなるリードフレームシート1個ないし複数個を、連結部にて、不要の板部に一体連結させた金属シートであることを特徴とする合紙の除去方法。
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