JP3789457B2 - スクリュー杭の建込み方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スクリュー杭の建込み方法及び装置に関するものである。更に詳しくは、スクリュー杭の建込みにあたり、地中の土または地盤を本質的に破壊することなく建て込むことができ、建込み後には、スクリュー杭本来の上下方向の強い耐力が確実に得られるようにしたものに関する。
建築物の基礎用の地中杭等に利用されるスクリュー杭は、例えば金属製の帯状板を螺旋状に捻って形成したスクリュー部を有しており、必要に応じ、そのスクリュー部を先部として、鋼管等を継ぎ足して形成された構造を有している。
スクリュー杭は、特にスクリュー部の作用により、建込み後の上下方向の耐力に優れており、軟弱な地盤に施工されることも多い。
スクリュー杭の建込みは、例えばクレーンやバックホーのアーム先端に取り付けたリーダに案内され、建込み方向(通常は垂直方向)に所要の荷重をかけながら杭を軸周方向へ回転させ、スクリュー部の回転力を推進力に変えていわば地中にねじ込むようにして行われている。その際には、スクリュー杭の建込み箇所である地盤からの反作用を押さえるために、作業機のアームやブームでスクリュー杭に押圧力をかける。
しかしながら、スクリュー杭を地中に建て込む際、無造作に荷重をかけて軸周方向に回転させたのでは、杭の回転数と送り量がスクリュー部の螺旋と一致せず施工が難しい。
更には、地盤は固いところも軟らかいところもあり、スクリュー杭の種類も螺旋のピッチが違う等、一種類ではない。このため、地盤の固さの程度とスクリュー杭の組み合わせは多岐にわたり、杭を押圧する力の調整は難しい。
すなわち、スクリュー杭は、スクリュー部が一回転するごとに螺旋の一ピッチ分を送るようにすれば、地中には横断面形状がスクリュー部の幅分の細い直線状の穴が螺旋状に開くだけで、土または地盤を破壊することなく施工できる。
しかし、上記したように、実際の施工においては、このように施工するのは極めて困難であり、回転数に対し、荷重による送り量が小さすぎたりあるいは大きすぎて、スクリュー部が地盤中で空転して攪拌してしまい、これによってスクリュー部の周りの土または地盤を破壊してしまうことがあった。
これでは、スクリュー杭を所定の深さまで建て込んだとしても、杭が固定されないか、スクリュー杭本来の上下方向の強い耐力が得られない。更には、回転数に対し、荷重が大きすぎた場合は、杭がその力に耐えきれず、スクリュー部と鋼管の継ぎ目部分から折れ曲がることがあり、大変危険であった。
このように、スクリュー杭を建て込む際の杭の回転数に対する押圧力による送り量の加減(調整)は、機械を操作する作業者の経験と勘が頼りであるが、実際の現場では人の感覚で作業を行うには、作業の正確性や工期において限界があった。
本願発明者は、このような人の感覚に頼った建込み作業を行う代わりに、道具を使って機械的または自動的にスクリュー杭を建込む手段を模索し、研究を重ねて本願発明を完成した。
(本発明の目的)
本発明は、スクリュー杭の建込みにあたり、地中の土または地盤を本質的に破壊することなく建て込むことができ、建込み後には、スクリュー杭本来の上下方向の強い耐力が確実に得られるようにした、スクリュー杭の建込み方法及び装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明が講じた手段は次のとおりである。
第1の発明にあっては、
作業機のアームまたはブームに取り付けて使用されるリーダに固定されているスクリューガイドに回転体が設けてあり、該回転体は建て込まれるスクリュー杭の表面側と裏面側に設けてあり、リボンスクリューであるスクリュー部を回転体の間に通すようにし、
該スクリュー部はその表面側と裏面側が上記回転体の表面に接触しながら回転するようにし、上記リーダに固定されているスクリューガイドによってスクリュー杭の回転力を推進力に変えてスクリュー部の一回転によって進む距離がスクリュー部のピッチと同じになるようにして建て込むことを特徴とする、
スクリュー杭の建込み方法である。
第2の発明にあっては、
回転体は、回転軸の軸線方向の中間部が次第に径大となるよう構成されていることを特徴とする、
第1の発明に係るスクリュー杭の建込み方法である。
第3の発明にあっては、
作業機のアームまたはブームに取り付けて使用されるリーダと、リーダの所要位置に設けられ、スクリュー杭を案内する案内装置と、リーダに沿って移動可能であり、スクリュー杭を軸周方向に回転させる回転駆動装置を備えたスクリュー杭の建込装置であって、
上記案内装置はリーダに固定されており、
同案内装置はスクリューガイドを備え、該スクリューガイドは建て込まれるスクリュー杭の表面側と裏面側に設けてある回転体を含み、
上記スクリュー杭はリボンスクリューであるスクリュー部を有し、
上記回転体の間に通されているスクリュー部は、その表面側と裏面側を上記回転体の表面に接触させながら、上記リーダに固定されている案内装置の回転体によってその回転力を推進力に変えられるものであり、
スクリュー杭はスクリュー部の一回転によって進む距離がスクリュー部のピッチと同じになるようにして建て込むようにしたことを特徴とする、
スクリュー杭の建込装置である。
第4の発明にあっては、
回転体は、回転軸の軸線方向の中間部が次第に径大となるよう構成されていることを特徴とする、
第3の発明に係るスクリュー杭の建込装置である。
第5の発明にあっては、
第4の発明に係るスクリュー杭の建込装置に使用する案内装置であって、
該案内装置はスクリューガイドを備え、該スクリューガイドは建て込まれるスクリュー杭の表面側と裏面側に設けてある回転体を含み、
該回転体は、回転軸の軸線方向の中間部が次第に径大となるよう構成されていることを特徴とする、
スクリュー杭の建込装置に使用する案内装置である。
スクリュー杭の建込装置としては、バックホーやクレーン等の作業機のアームやブームに取り付けることができる作業用アタッチメントの形態を有するもの、作業機を使用しないで、作業者による手動で建込み作業ができるように、作業機に取り付けるための付帯手段を設けないもの等をあげることができる。
本発明による建込みの対象となるスクリュー杭としては、例えば全体がリボンスクリューやスクリューオーガ様等のスクリュー部で構成されたもの、このようなスクリュー部と管体等の延長部材を接続したもの、あるいは管体等の外周部に長さ方向の一部または全部に螺旋羽根を設けたもの等があげられる。
回転体の形状は、回転軸の軸線方向の中間部が次第に径大となるよう構成されているもの(タイコ形状といわれることもある)の他、球形状、楕円球形状、更に円柱形状等も採用できる。
また、回転体は、例えばスクリュー部がリボンスクリューの場合、スクリュー部の表面と裏面のうち一方の面に対して単数設けてもよいし、複数設けてもよい。複数設ける場合は、スクリュー部の幅方向(または直径方向)に並設してもよいし、長手方向(または軸線方向)に設けてもよく、更にそれらを複合することもできる。
固定状態にあるスクリューガイドによってスクリュー部を案内し、スクリュー部の一回転によって進む距離がスクリュー部のピッチと同じになるようにするものとしては、例えばスクリュー部を雄ネジとすれば、その雄ネジが螺合可能な雌ネジに相当する案内機能を有するものであれば、その構造は特に限定するものではない。
例えば、ローラやコマ状の回転体をスクリュー部を挟むように配置した構造の他、部材にスクリュー部の横断面形状と同様の穴を空けた構造、スクリュー部が螺合可能な雌ネジ状のもの、またはそれらの構造において更にスクリュー部との接触部に滑り手段や回転手段を設けた構造等である。
(作用)
本発明に係るスクリュー杭の建込装置の作用を、建込まれるスクリュー杭のスクリュー部がリボンスクリューの場合を例にとり説明する。
なお、ここでは説明を分かりやすくするために、本発明の各構成要件のそれぞれに、後述する実施の形態において各部に付与した符号を対応させて付与し説明するが、この符号の付与は、あくまで説明を理解しやすくするためであって各構成要件の上記各部への限定を意味するものではない。
スクリュー杭(4)は、軸線方向が建込み方向になるようにして保持される。この保持は、例えばリーダ(1)、案内装置(2)、回転駆動装置(3)等で構成されるスクリュー杭(4)を建込み方向へ案内する手段及び軸周方向へ回転させる手段等によって行われる。
回転駆動装置(3)を駆動すると、スクリュー杭(4)は軸周方向へ回転する。そして、スクリュー部(40)は、固定状態にあるスクリューガイド(22,22a)によって案内され、スクリュー部(40)の一回転によって進む距離がスクリュー部(40)のピッチと同じになるようにして建込み方向へ送られる。また、このとき、スクリューガイド(22,22a)はスクリュー杭(4)の回転力を推進力に変えるとともに、スクリュー杭の建込み速度と回転速度を連動させている。
これにより、スクリュー杭(4)のスクリュー部(40)は、地中に横断面形状がスクリュー部(40)の幅分の細い直線状の穴を螺旋状につくりながら、土または地盤を破壊することなく建て込まれる。
スクリュー部(40)を案内するスクリューガイド(22,22a)が、スクリュー杭(4)のうちスクリュー部(40)以外の部分が通るときは、拡開してまたは取り外して通すことができるよう構成されているものは、スクリュー杭(4)がスクリュー部(40)に鋼管(41)等を継ぎ足した構造である場合に、スクリュー部(40)が通過し、その後鋼管部(41)が通るときに拡開するかまたは取り外せば、スクリュー杭(4)を更にねじ込む際に邪魔になることなく通過させることができる。
スクリューガイド(22,22a)が、回転面がスクリュー部(40)の表面と裏面に接する回転体を含むものは、スクリュー部(40)の回転に伴う、スクリュー部(40)が軸周方向に一回転するごとにスクリュー部(40)の螺旋の一ピッチ分を軸線方向に送る動きを円滑に行うことができる。
スクリューガイド(22,22a)が、回転面がスクリュー部(40)の表面と裏面に接する回転体を含んでおり、回転体は、建て込まれるスクリュー杭(4)の表面側と裏面側の二箇所に設けてあり、回転軸(220,220a)の軸線方向の中間部が次第に径大となるよう構成されているものは、スクリュー部(40)が軸周方向に一回転するごとにスクリュー部(40)の螺旋の一ピッチ分を軸線方向に送る動きを円滑に行うことができると共に、スクリュー部(40)の回転時には、スクリュー部(40)の幅方向両端側が、回転軸(220,220a)の軸線方向両側へ縮小しながら湾曲傾斜している表面にそれぞれ強く接触しながら回転する。これにより、スクリュー部(40)のうち回転体と接触する部分には、回転体の最大径部分に向かう力が作用し、スクリュー杭(4)の回転軸心が安定するので、ブレも発生しにくい。
(a)本発明によれば、スクリュー杭の建込みにあたり、スクリュー部は固定状態にあるスクリューガイドによって案内され、スクリュー部の一回転によって進む距離がスクリュー部のピッチと同じになるようにして建込み方向へ送られる。また、このとき、スクリューガイドはスクリュー杭の回転力を推進力に変えるとともに、スクリュー杭の建込み速度と回転速度を連動させている。これにより、スクリュー杭のスクリュー部は、地中に横断面形状がスクリュー部の穴を螺旋状につくりながら、土または地盤を破壊することなく建て込まれる。従って、建込み後には、スクリュー杭本来の上下方向の強い耐力が確実に得られる。
(b)スクリュー部を案内する手段が、スクリュー杭のうちスクリュー部以外の部分が通るときは、拡開してまたは取り外して通すことができるよう構成されているものは、スクリュー杭がスクリュー部に鋼管等を継ぎ足した構造である場合に、スクリュー部が通過し、その後鋼管部が通るときに拡開するかまたは取り外せば、スクリュー杭を更にねじ込む際に邪魔になることなく通過させることができる。
これにより、スクリュー部だけでなくスクリュー部に鋼管等を継ぎ足した構造のスクリュー杭も支障なく建て込むことができる。
(c)スクリュー部を案内する手段が、回転面がスクリュー部の表面と裏面に接する回転体を含むものは、スクリュー部の回転に伴う、スクリュー部が軸周方向に一回転するごとにスクリュー部の螺旋の一ピッチ分を軸線方向に送る動きを円滑に行うことができる。
(d)スクリュー部を案内する手段が、回転面がスクリュー部の表面と裏面に接する回転体を含んでおり、回転体は、建て込まれるスクリュー杭の表面側と裏面側の二箇所に設けてあり、回転軸の軸線方向の中間部が次第に径大となるよう構成されているものは、スクリュー部が軸周方向に一回転するごとにスクリュー部の螺旋の一ピッチ分を軸線方向に送る動きを円滑に行うことができると共に、スクリュー部の回転時には、スクリュー部の幅方向両端側が、回転軸の軸線方向両側へ縮小しながら湾曲傾斜している表面にそれぞれ強く接触しながら回転する。これにより、スクリュー部のうち回転体と接触する部分には、回転体の最大径部分に向かう力が作用し、スクリュー杭の回転軸心が安定するので、ブレも発生しにくい。
本発明を図に示した実施例に基づき詳細に説明する。
図1は本発明に係るスクリュー杭の建込装置をバックホーに取り付けた状態を示す説明図、
図2は本発明に係るスクリュー杭の建込装置を示し、スクリュー杭を表した正面視要部説明図、
図3はスクリュー杭の建込装置を示し、スクリュー杭を表した側面視要部説明図、
図4はスクリュー杭の建込装置を示す斜視要部説明図で、(a)はスクリュー杭を表した図、(b)はスクリュー杭を表していない図、
図5はスクリュー杭の建込装置を示し、開閉部材の拡開状態を示す斜視要部説明図で、(a)はスクリュー杭を表した図、(b)はスクリュー杭を表していない図、
図6はスクリュー杭の建込装置を示す一部を断面した平面視説明図、
図7はスクリュー杭の建込装置を示し、開閉部材の拡開状態を示す一部を断面した平面視説明図である。
なお、以下の説明において、前後左右の表現は、図2を基準とする。すなわち、前側は図2において手前側(紙面側)、後側は図2において奥側(紙背側)、左側は図2において左側、右側は図2において右側である。
また、建込みの対象となるスクリュー杭は、スクリュー部がリボンスクリューであるが、スクリュー杭はこれに限定されず、他の構造のスクリュー杭でも、案内装置の各部寸法を適宜変えることにより実施可能である。
スクリュー杭の建込装置A1は、図1及び後述する図12に示すように、本実施の形態においては、バックホーやクレーン等の作業機のアームやブームに取り付けることができる作業用アタッチメントとなるものである。
スクリュー杭の建込装置A1は、リーダ1、案内装置2、回転駆動装置3を有している。リーダ1と案内装置2は、スクリュー杭を建込み方向へ案内する手段を構成する。また、回転駆動装置3は、スクリュー杭を軸周方向へ回転させる手段と建込み方向へ案内する手段を構成する。
(リーダ1)
図1ないし図7を参照して説明する。
リーダ1は、所要長さを有するリーダ本体10を有している。リーダ本体10は、複数の角管を並設して形成されている。リーダ本体10の左右両側には、溝状の案内部11がほぼ全長にわたり設けてある。
リーダ本体10には、案内部11と一部を係合して上下移動可能に回転駆動装置3が取り付けてある。回転駆動装置3の構造については、後述する。
リーダ本体10の下部(先部側)の所要位置には、左右両面間を貫通する固定用孔12が設けてある。固定用孔12は後述する案内装置2を上下方向に動かないように固定するためのもので、上下方向(長手方向)へ複数設けることにより、案内装置2を上下方向の位置を変えて取り付けたり、複数取り付けることもできる。
リーダ本体10の下端部には、前後に張り出して安定用の接地部材13が設けてある。
また、リーダ本体10の後面側のほぼ中間部には、バックホー等の作業機のアーム先端を取り付けるための取付用ブラケット14が設けてある。
リーダ本体10の後面側の取付用ブラケット14より下方には、ウインチ15が設けてある。電動のウインチ15のワイヤ150は、リーダ本体10の上端部に設けてある吊掛具16の滑車160に回し掛けてあり、その先端部は後述する回転駆動装置3に設けてある油圧モータ31の上部に取り付けてある。
なお、リーダ1の構造は、上記構造に限定されるものではなく、例えば伸縮自在なもの等、各種構造のものが採用できる。
(案内装置2)
リーダ本体10の下部側には、案内装置2が着脱自在に固定してある。案内装置2はリーダ本体10に一体に設けてもよい。案内装置2は、リーダ本体10に取り付けるための取付部材20と、取付部材20の前部に左右方向へ開閉可能に設けられた開閉部材21、21aと、開閉部材21、21aの下にそれぞれ設けられた案内ローラ22、22aを有している。
案内ローラ22、22aはスクリューガイドを構成し、開閉部材21、21aが閉じた状態で、スクリュー杭4のスクリュー部40が軸周方向に一回転するごとにスクリュー部40の螺旋の一ピッチ分が軸線方向に送られるようスクリュー部40を案内することができる。
取付部材20は、リーダ本体10を軸周方向の全周にわたり囲むよう形成されたほぼ角管状であり、後述する固定用ピン23で固定されない状態では、リーダ本体10に沿ってスライド可能である。
取付部材20には、左右両面間に貫通した固定用孔200(図6、図7参照)が設けてある。取付部材20は、上記固定用孔12に同じ高さで合致する位置に設けてある。取付部材20は、固定用ピン23を固定用孔200、12に両端を止めた状態で挿通することにより固定される。
取付部材20前部の左右両側には、ヒンジ部24、24aを構成する一方の要素(符号省略)が設けてある。これら各要素には、ヒンジ部24、24aを構成する他方の要素(符号省略)を軸ピン240によって軸着して、上記開閉部材21、21aが水平方向に回動し、開閉できるよう取り付けてある。
開閉部材21、21aは、閉じたときには図6に示すようにほぼ角筒状となるフレーム210、210aを有している。フレーム210、210aの基部側(ヒンジ部24、24a側)の上下方向中間部には、固定用ピン25を挿通するための挿通管26、26aが、閉じたときに同軸上に繋がって左右方向に連通するよう設けてある。
また、開閉部材21、21aの内部側には、各挿通管26、26aの前部側に、閉じたときに合わさって円筒形状となる横断面半円弧状の筒構成体27、27aが設けてある。
筒構成体27、27aは、フレーム210、210aのほぼ全高にわたり設けてある。
左側のフレーム210の前面には、係合アーム板211が上下二箇所に向けてある。係合アーム板211は、基端側を軸ピン212で軸着し、縦方向に回動可能に設けてある。
係合アーム板211の先部寄りの下側には、係合凹部213が設けてある。
また、右側のフレーム210aの前面には、係合アーム板211の係合凹部213が係合可能な係合ピン214が上下二箇所に設けてある。
開閉部材21、21aは、閉じた状態で係合アーム板211の係合凹部213を係合ピン214に係合し、更に固定用ピン25を挿通管26、26aに両端を止めて抜けないように挿通することによって、開く方向に力が作用しても閉じた状態を維持できる。
開閉部材21、21aの下端部には、空転可能な案内ローラ22、22aが軸受具221、221aによって同じ高さに設けてある。案内ローラ22は開閉部材21に設けてあり、案内ローラ22aは開閉部材21aに設けてある。案内ローラ22、22aは、開閉部材21、21aを閉じたときに、回転軸220、220aの方向がそれぞれ前後方向かつ水平方向になるよう設けてある。
案内ローラ22、22aは、軸線方向の中間部が次第に径大となるよう構成されており、いわゆるタイコ(太鼓)形状となっている。案内ローラ22、22aは、建て込まれるスクリュー杭4が回転する際、スクリュー部40が間に入り、その表面側と裏面側が回転表面に接触可能なように所要間隔で設けてある。案内ローラ22、22aの高さは、リーダ本体10の先端部よりやや高くなるようにしてある。
(回転駆動装置3)
回転駆動装置3は、上記したように、リーダ本体10に沿って移動可能に取り付けてある。回転駆動装置3は、移動体30と油圧モータ31を有している。
移動体30は、リーダ本体10の案内部11と一部を係合させ、リーダ本体10の軸周方向に回動しない状態で、リーダ本体10の上下方向にほぼ全長にわたり移動可能である。
油圧モータ31は、回転軸310を下方へ向け移動体30に固定してある。また、油圧モータ31の上部には、上記したようにウインチ15のワイヤ150の先端部が取り付けてある。回転駆動装置3は、ワイヤ150の繰り出しと巻き取りによって上下方向に移動できる。
回転軸310の先端部には、スクリュー杭4の基端部(作業時においては上端部)を取り付けるための取付手段(図示、符号省略)が設けてある。取付手段は、公知手段が採用され、スクリュー杭4に回転軸310の回転力を伝えることができるものである。
なお、図1においては、油圧モータ31を駆動するためのオイルライン(油圧経路)の図示は省略している(後述する図12も同様)。
また、移動体30の側部には滑車300が設けてある。リーダ本体10の下部後面側には、取付片17が設けてあり、取付片17には吊りロープ170の一端部が取り付けてある。吊りロープ170は所要長さを有し、その先端部にはフック171が設けられ、フック171には更にスクリュー杭4の上部に掛けるための吊り輪172が取り付けてある。
吊り輪172の径はスクリュー杭4の鋼管部41の直径よりやや径大に形成してある。吊りロープ170は、滑車300に上方から回し掛けられ、その先部側は垂らしてある。
(作用)
図8はスクリュー杭の吊り上げ方法を示す説明図、
図9はスクリュー杭の建込み終了状態を示す説明図である。
図1ないし図9を参照して、本実施の形態に係るスクリュー杭の建込装置A1の作用を説明する。
ここで、建て込まれるスクリュー杭4の構造を説明する。スクリュー杭4は、スクリュー部40と鋼管部41で構成されている。スクリュー部40は、金属(鋼)製の帯状板を所要のピッチで螺旋状に捻って形成したリボンスクリューといわれるものである。
スクリュー部40の一端部には直板部400が設けてある。スクリュー部40には、円筒形の鋼管部41が、直板部400が直径線に合わさるように内径部を嵌め入れ、接触部を溶接して接続してある。
(1)スクリュー杭4を建て込む箇所に、必要に応じて、土または地盤の状態、障害物の有無等を確認するための深さ1m程度の穴5を堀り、穴縁に枕木6を置く。
(2)一方、スクリュー杭の建込装置A1をバックホー7のアーム70の先端に取り付ける。
(3)スクリュー杭4を図1に示すようにスクリュー杭の建込装置A1に装着する。スクリュー杭4は、吊りロープ170で吊り上げて装着する。
その方法を図8を参照し説明する。まず、吊りワイヤ150を繰り出して回転駆動装置3を所要位置まで下げ、吊りロープ170先端部に設けてある吊り輪172を地面に寝かして置いてあるスクリュー杭4の鋼管部41の上端部分に掛ける。次に、吊りワイヤ150を巻き取り、回転駆動装置3を引き上げる。これにより、スクリュー杭4は回転駆動装置3の上昇ストロークの二倍のストロークで吊り上げられる。
そして、スクリュー杭4のスクリュー部40を、開閉部材21、21aを閉じた案内装置2の案内ローラ22、22a間を通るように筒構成体27、27a内に挿通し、スクリュー杭4の鋼管部41の上端部を油圧モータ31の回転軸310に取り付ける。
(4)バックホー7を操作し、リーダ1を所要角度(通常は鉛直方向)で立てて、リーダ1の下端部を枕木6に乗せる。このとき、リーダ1には、下方向へやや応力をかけて枕木6に押し付けるようにしてもよい。枕木6により、穴5の縁部の破壊を防止し、リーダ1を安定させることができる。
(5)回転駆動装置3の油圧モータ31を駆動し、スクリュー杭4を螺旋のねじ込み方向に回転させる。なお、吊りロープ170の吊り輪172はスクリュー杭4から外さないでもよい。つまり、吊り輪172は回転駆動装置3の下降に伴って緩むのでスクリュー杭4と一緒には回転せず、作業に支障を来すことはない。
スクリュー杭4は、回転すると同時に、位置が固定されている案内ローラ22、22aによってスクリュー部40が軸周方向に一回転するごとにスクリュー部40の螺旋の一ピッチ分が軸線方向に円滑に送られる。これにより、スクリュー杭4のスクリュー部40は、地中に横断面形状がスクリュー部40の幅分の細い直線状の穴を螺旋状につくりながら、土または地盤を破壊することなく建て込まれる。
また、スクリュー部40を案内する案内ローラ22、22aが、軸線方向の中間部が次第に径大となるよう構成されているので、スクリュー部40の回転時において、スクリュー部40の幅方向両端側が、案内ローラ22、22aの軸線方向両側へ縮小しながら湾曲傾斜している表面にそれぞれ強く接触しながら回転する。これにより、スクリュー部40のうち案内ローラ22、22aと接触する部分には、案内ローラ22、22aの最大径部分に向かう力が作用し、スクリュー杭4の回転軸心が安定するので、ブレも発生しにくい。
(6)更に油圧モータ31でスクリュー杭4を回転させ、スクリュー部40を地中に建て込んでいく。そして、スクリュー部40の上端が案内ローラ22、22aに近くなったら、油圧モータ31の駆動を停止する。
(7)案内装置2の係合アーム板211を上方へ回動させて係合凹部213と係合ピン214の係合を外し、更に固定用ピン25を挿通管26、26aから抜いて開閉部材21、21aを拡開する。これにより、スクリュー杭4の鋼管部41の通過に支障のないようにする。
(8)開閉部材21、21aを拡開した状態で再び油圧モータ31を駆動してスクリュー杭4を回転させ、スクリュー部40を地中に建て込んでいく。スクリュー杭4は、この位置まで建て込むと、地盤に形成された螺旋穴が雌ネジのような機能を果たし、後は案内ローラ22、22aによる案内がなくても回転させるだけでねじ込まれるように進む。そして、スクリュー杭4をあらかじめ決められた高さまで建て込んだところで油圧モータ31を停止させる。なお、必要に応じて、鋼管部41に延長管(図示省略)を接続し、延長管の上部を油圧モータ31の回転軸310に取り付けて更に回転させて深く建て込むこともできる。
(9)最後に穴5に土を必要なだけ埋め戻し、スクリュー杭4の建込みを終了する(図9参照)。
図10はスクリュー杭の建込装置を構成する案内装置の第2の実施形態を示す平面視説明図である。
本実施の形態に係る案内ローラ22b、22cは、一方の案内ローラ22bが回転軸220bの一端側に位置させてあり、他方の案内ローラ22cは回転軸220cの他端側(案内ローラ22bとは反対側)に位置させてある。また、案内ローラ22b、22cは、それぞれ球に近いタイコ形状に形成してある。
(作用)
案内ローラ22b、22cは、スクリュー杭4のスクリュー部40を間に通し、軸周方向に回転させることによって、上記案内ローラ22、22aと同様に、スクリュー部40を軸周方向に一回転するごとにスクリュー部40の螺旋の一ピッチ分を軸線方向に円滑に送ることができる。なお、他の作用は、大体において上記実施例1と同様である。
図11はスクリュー杭の建込装置を構成する案内装置の第3の実施形態を示す側面視説明図である。
本実施の形態に係る案内ローラ22d、22eは、案内ローラ22、22aと同様の構造であり、回転軸220d、220eを互いに逆方向にやや傾斜させて設けてある。
(作用)
案内ローラ22d、22eは、スクリュー杭4のスクリュー部40を間に通し、軸周方向に回転させることによって、上記案内ローラ22、22aと同様に、スクリュー部40を軸周方向に一回転するごとにスクリュー部40の螺旋の一ピッチ分を軸線方向に円滑に送ることができる。なお、他の作用は、大体において上記実施例1と同様である。
図12は本発明に係るスクリュー杭の建込装置をクレーンに取り付けた状態を示す説明図である。
クレーン8に取り付けてあるスクリュー杭の建込装置A2は、リーダ1上部の吊掛具16と滑車160及び取付用ブラケット14が設けられていない点、リーダ1上端部がブーム80先端部に縦横方向に回動可能に軸着して設けてある点、及び回転駆動装置3がクレーン8のウインチ81で昇降するようになっている点が上記スクリュー杭の建込装置A1と相違しているが、他の部分はほぼ同様の構造を有している。
(作用)
クレーン8はブーム80の伸縮範囲が大きいので、スクリュー杭の建込装置A2をクレーン8に取り付けて作業を行うことにより、クレーン8の設置箇所から離れた箇所、あるいは地面の高さが大きく異なる箇所でのスクリュー杭4の建込み作業が可能となる。
また、リーダ1上端部がブーム80先端部に縦横方向に回動可能に設けてあることにより、リーダ1を吊り上げれば自動的に垂直になる。リーダ1を垂直に立てて地盤上に固定した後は、上記バックホー7に取り付けたスクリュー杭の建込装置A1と同様に作用する。
図13は本発明に係るスクリュー杭の建込装置を建柱作業車に取り付けた状態を示す側面視説明図、
図14は本発明に係るスクリュー杭の建込装置を建柱作業車に取り付けた状態を示す平面視説明図である。
建柱作業車9に取り付けてあるスクリュー杭の建込装置A3は、上記スクリュー杭の建込装置A2と同様に、リーダ1上部の吊掛具16と滑車160及び取付用ブラケット14が設けられていない点、リーダ1上端部がアーム90先端部に縦横方向に軸93、94によって回動可能に軸着してある点、及び回転駆動装置3が建柱作業車9のウインチで駆動される吊り滑車91で昇降するようになっている点が上記スクリュー杭の建込装置A1と相違しているが、他の部分はほぼ同様の構造を有している。
(作用)
建柱作業車9に取り付けてあるスクリュー杭の建込装置A3によれば、建柱作業車9の機動性を活かした迅速な建込み作業が可能になる。
また、リーダ1上端部がアーム90先端部に縦横方向に回動可能に設けてあることにより、リーダ1を吊り上げれば自動的に垂直になる。リーダ1を垂直に立てて地盤上に固定した後は、上記バックホー7に取り付けたスクリュー杭の建込装置A1と同様に作用する。
そして、建柱作業車9が走行する場合は、スクリュー杭の建込装置A3をスクリューオーガ92と同様に折り畳んで荷台に載せ、抱き込んで台フレームに固定した状態で走行できる。なお、スクリュー杭の建込装置A3は、上記のように自由な方向へ向けることができるようアーム90に取り付けてあるので、抱き込む際も支持柱等に当たらないように方向を調整できる。
なお、本明細書で使用している用語と表現は、あくまで説明上のものであって限定的なものではなく、上記用語、表現と等価の用語、表現を除外するものではない。また、本発明は図示されている実施の形態に限定されるものではなく、技術思想の範囲内において種々の変形が可能である。
本発明に係るスクリュー杭の建込装置をバックホーに取り付けた状態を示す説明図。 本発明に係るスクリュー杭の建込装置を示し、スクリュー杭を表した正面視要部説明図。 スクリュー杭の建込装置を示し、スクリュー杭を表した側面視要部説明図。 スクリュー杭の建込装置を示す斜視要部説明図で、(a)はスクリュー杭を表した図、(b)はスクリュー杭を表していない図。 スクリュー杭の建込装置を示し、開閉部材の拡開状態を示す斜視要部説明図で、(a)はスクリュー杭を表した図、(b)はスクリュー杭を表していない図。 スクリュー杭の建込装置を示す一部を断面した平面視説明図。 スクリュー杭の建込装置を示し、開閉部材の拡開状態を示す一部を断面した平面視説明図。 スクリュー杭の吊り上げ方法を示す説明図。 スクリュー杭の建込み終了状態を示す説明図。 スクリュー杭の建込装置を構成する案内装置の第2の実施形態を示す平面視説明図。 スクリュー杭の建込装置を構成する案内装置の第3の実施形態を示す側面視説明図。 本発明に係るスクリュー杭の建込装置をクレーンに取り付けた状態を示す説明図。 本発明に係るスクリュー杭の建込装置を建柱作業車に取り付けた状態を示す側面視説明図。 本発明に係るスクリュー杭の建込装置を建柱作業車に取り付けた状態を示す平面視説明図。
符号の説明
A1 スクリュー杭の建込装置
1 リーダ
10 リーダ本体
11 案内部
12 固定用孔
13 接地部材
14 取付用ブラケット
15 ウインチ
150 ワイヤ
16 吊掛具
160 滑車
17 取付片
170 吊りロープ
171 フック
172 吊り輪
2 案内装置
20 取付部材
200 固定用孔
21、21a 開閉部材
210、210a フレーム
211 係合アーム板
212 軸ピン
213 係合凹部
214 係合ピン
22、22a 案内ローラ
220、220a 回転軸
221、221a 軸受具
23 固定用ピン
24、24a ヒンジ部
240 軸ピン
25 固定用ピン
26、26a 挿通管
27、27a 筒構成体
3 回転駆動装置
30 移動体
300 滑車
31 油圧モータ
310 回転軸
5 穴
6 枕木
7 バックホー
70 アーム
22b、22c 案内ローラ
220b、220c 回転軸
22d、22e 案内ローラ
220d、220e 回転軸
4 スクリュー杭
40 スクリュー部
400 直板部
41 鋼管部
8 クレーン
80 ブーム
81 ウインチ
9 建柱作業車
90 アーム
91 吊り滑車
92 スクリューオーガ
93、94 軸

Claims (5)

  1. 作業機(7)のアーム(70)またはブームに取り付けて使用されるリーダ(1)に固定されているスクリューガイドに回転体(22,22a)が設けてあり、該回転体(22,22a)は建て込まれるスクリュー杭(4)の表面側と裏面側に設けてあり、リボンスクリューであるスクリュー部(40)を回転体(22,22a)の間に通すようにし、
    該スクリュー部(40)はその表面側と裏面側が上記回転体(22,22a)の表面に接触しながら回転するようにし、上記リーダ(1)に固定されているスクリューガイドによってスクリュー杭(4)の回転力を推進力に変えてスクリュー部(40)の一回転によって進む距離がスクリュー部(40)のピッチと同じになるようにして建て込むことを特徴とする、
    スクリュー杭の建込み方法。
  2. 回転体(22,22a)は、回転軸(220,220a)の軸線方向の中間部が次第に径大となるよう構成されていることを特徴とする、
    請求項1記載のスクリュー杭の建込み方法。
  3. 作業機(7)のアーム(70)またはブームに取り付けて使用されるリーダ(1)と、リーダ(1)の所要位置に設けられ、スクリュー杭(4)を案内する案内装置(2)と、リーダ(1)に沿って移動可能であり、スクリュー杭(4)を軸周方向に回転させる回転駆動装置(3)を備えたスクリュー杭の建込装置であって、
    上記案内装置(2)はリーダ(1)に固定されており、
    同案内装置(2)はスクリューガイドを備え、該スクリューガイドは建て込まれるスクリュー杭(4)の表面側と裏面側に設けてある回転体(22,22a)を含み、
    上記スクリュー杭(4)はリボンスクリューであるスクリュー部(40)を有し、
    上記回転体(22,22a)の間に通されているスクリュー部(40)は、その表面側と裏面側を上記回転体(22,22a)の表面に接触させながら、上記リーダ(1)に固定されている案内装置(2)の回転体(22,22a)によってその回転力を推進力に変えられるものであり、
    スクリュー杭(4)はスクリュー部(40)の一回転によって進む距離がスクリュー部(40)のピッチと同じになるようにして建て込むようにしたことを特徴とする、
    スクリュー杭の建込装置。
  4. 回転体(22,22a)は、回転軸(220,220a)の軸線方向の中間部が次第に径大となるよう構成されていることを特徴とする、
    請求項3記載のスクリュー杭の建込装置。
  5. 請求項4記載のスクリュー杭の建込装置に使用する案内装置であって、
    該案内装置(2)はスクリューガイドを備え、該スクリューガイドは建て込まれるスクリュー杭(4)の表面側と裏面側に設けてある回転体(22,22a)を含み、
    該回転体(22,22a)は、回転軸(220,220a)の軸線方向の中間部が次第に径大となるよう構成されていることを特徴とする、
    スクリュー杭の建込装置に使用する案内装置。
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