JP3789117B2 - シリンダフレームおよびモジュール掃気タンク - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、2行程式大型内燃機関の掃気タンク、および該機関のクランクケースのフレーム上に配置されるシリンダフレームに関する。そのような掃気タンクはシリンダに新気を送り、ターボ過給機および排気溜めを備えている。シリンダフレームはシリンダライナー、カム軸ハウジング、および掃気タンクを搭載するための支持体を形成する。
【0002】
【従来の技術】
「K98MC Project Guide Two-Stroke Engines」第2版(1999年、エムエーエヌ・ビー・アンド・ダブリュ・ディーゼル・エーエス)で知られているように、2行程式大型内燃機関の掃気タンクは、シリンダフレームの全長に亘って延びる筒状の細長い本体から形成される。掃気タンクは各シリンダに横行管を有し、掃気をシリンダに導いている。横行管はフランジを有し、そのフランジはシリンダフレームの他の横行管から延びる別のフランジに連結している。掃気タンクはターボ過給機、補助ブロワ、排気溜め、および空気冷却器を含む冷却器ハウジングを搭載している。
【0003】
ターボ過給機に連結している掃気を冷却するための冷却器ハウジングは、掃気タンクに統合されている。冷却器ハウジングは掃気タンクの一部となっており、機関が動作していときの振動および圧力変動を受ける間に冷却器ハウジング自体の重さおよびターボ過給機の重さを支えるのに十分に安定した構造となっている。冷却器ハウジングの設計は、使用するターボ過給機の種類により特定される。したがって、掃気タンクを組み立ててしまうと、ターボ過給機モデルの変更するときには、新しく構築したばかりの掃気タンクを解体して、新しいものを構築しなくてはならない。
【0004】
掃気タンクは、それ自体の重量、および搭載する上述の構成要素の重量が大きいため、非常に強固な構造により1ユニットとしてシリンダフレームに固定されなくてはならない。この点に関し、横方向に延びる連結板が、各シリンダ間で掃気タンクに溶接されている。連結板は、シリンダフレームにボルトで取り付けられているフランジをその端部に有する。このようなボルトによる連結は、支える重量が非常に大きいために寸法を大きくする必要があり、費用がかかる。さらに、掃気タンク、ターボ過給機、および排気溜めは非常にかさばり、エンジン全体の幅および高さに大きく影響している。
【0005】
ターボ過給機の台座および掃気冷却器ハウジングを有する掃気タンクは、シリンダフレーム上に取り付ける前に完全に組み立てなくてはならない。そのために、エンジンの製作中に掃気タンクの設計およびその構成要素を変更することは非常に困難である。さらに寸法が大きいため、掃気タンクを小さな作業場で組み立てることができない。
【0006】
このような従来技術の構造における上部の押さえ材は、従来技術の構造において十分な強度を有している地点が他にないため、シリンダフレームの最上部のみにしか連結できない。しかし、この固定位置は常に上部押さえ材の最適な高さとなるわけではなく、上部押さえ材の強度が不十分となる原因になる。
【0007】
【本発明が解決する課題】
このような背景に基づき、本発明の目的は、掃気タンクおよび冒頭で言及した種類のシリンダフレームを提供し、上述の問題を解決することである。この目的は請求項1に記載の2行程式大型内燃機関のための掃気タンクおよび該機関のクランクケースのフレーム上に配置されるシリンダフレームを提供することにより達成されるものであり、該シリンダフレームの上面には該穴と同数のシリンダライナを受容し、支持するための複数の円形の穴が開設けられ、該シリンダフレームは掃気を需要するための同数の穴が設けられた第1の側壁と、該第1の該側壁から延びる複数の拡張板とをさらに備え、それにより前記掃気タンクの少なくとも一部が該拡張板の間に配設される区画により形成される。
【0008】
シリンダフレームに拡張版を設けることにより、掃気タンクを小さな区画に分割することができ、比較的小さな作業場で製作することができる。さらに、掃気タンクはシリンダフレーム上に取り付ける前に組み立てを完了する必要がなく、したがってエンジン製作工程の比較的後の段階において、区画を他の区画と交換することができる。
【0009】
掃気タンクの部品をシリンダフレームの拡張板の間に配設することにより、組み立てられた掃気タンクは、同じ重量を有する上記の従来技術に比べ、遙かに安定したものとなる。安定性が向上することにより、例えば掃気タンクの拡張板上に冷却器ハウジングをボルトで取り付けることができる。その結果、製作工程の任意の段階において、さらにはエンジン完成後でさえ、ターボ過給機モデルを冷却器ハウジングと一緒に交換することができるので、新しい掃気タンクを構築する必要がない。さらに、掃気タンクは2つのターボ過給機により供給された空気を処理するのに十分な大きさがあり、すなわち2つのターボ過給機が1つの大きな冷却器ハウジングを共有することができる。大きな冷却器ハウジングを掃気タンクの1つ以上の区画に取り付けることができる。新規掃気タンクとシリンダフレームの構造では、さらに、冷却器ハウジングがディフューザ部分を有するような形状とすることができ、よってターボ過給機と並列または直列にディフューザ部分内に挿入されるインペラを伴う電気モータとして補助ブロワを設置することができる。
【0010】
上部押さえ材は拡張板の高さに沿って任意の位置に取り付けることができるので、拡張板は上部押さえ材をシリンダフレームに取り付けるための適切な土台にもなっている。したがって、上部押さえ材の高さは、例えばデッキの高さなどに合わせて容易に調整できる。
【0011】
有利には、拡張壁には1区画から次の区画へ掃気が通過できるように穴を設ける。
【0012】
掃気タンクは異なる区画で構築することもできる。したがって、例えばターボ過給機を搭載しているような比較的複雑で専用の区画は別に製作することができる。異なる区画は標準的区画、ターボ過給機を搭載する区画、補助ブロワを搭載する区画、および連絡のための区画から選択でき、ここで標準の区画はシリンダフレームに溶接されているのが好ましく、ターボ過給機区画はシリンダフレームにボルトで留められているのが好ましい。
【0013】
有利には、ターボ過給機の区画はターボ過給機のための台座と掃気冷却器のためのハウジングを備える。
【0014】
シリンダフレームおよびエンジンの全体的な強度を増加させるために、シリンダフレームには各拡張壁につき2枚の補強板を取り付けることができ、2枚の補強板は側壁から拡張壁に向かって延び、ほぼ三角形の断面を有する中空部分を形成し、その中にシリンダフレームをクランクケースに固定するための控えボルトを受容する。
【0015】
取り扱いおよび機械加工を改善するために、掃気タンクとシリンダフレームのアセンブリの水平方向の断面はほぼ長方形であるのが好ましい。
【0016】
本発明の別の目的は、冒頭で言及した種類の2行程式内燃機関を提供することにより上述の問題を克服することである。この目的は、請求項13に記載の2行程式内燃機関により達成され、該内燃機関は、クランク軸の主軸受を備える台板、該台板上に取り付けられるクランクケースのフレーム、および該クランクケースのフレーム上に取り付けられる請求項1ないし11のいずれか1項に記載のシリンダフレームと掃気タンクを備える。
【0017】
排気溜めは強固でコンパクトな構造となるように、拡張板から延びる支持部材により支持することができる。
【0018】
クランクケースのフレームは控えボルトを受容するための中空部分を備えることができ、該中空部分はシリンダフレームの中空部分の三角形の断面にほぼ対応する三角形の断面を有する。したがって、エンジンの全体的な強度が向上する。
【0019】
本発明の別の目的は、冒頭で言及した種類の2行程式内燃機関の掃気タンクおよびシリンダフレームを構築する方法を提供することにより上述の問題を克服することである。この目的は、請求項16に記載の掃気タンクおよびシリンダフレームの構築方法を提供することにより達成され、該方法は
掃気の入口となる穴が設けられた第1の側壁を備えるシリンダフレームを用意する段階と、
該側壁に、複数の拡張板を固定する段階と、
拡張版の間に掃気タンクの少なくとも一部分を形成する区画を搭載する段階と
を備える。
【0020】
製作および強度という観点から、区画を拡張板と、好ましくは側壁とに、溶接するのが有利である。
【0021】
モジュール生産である場合は、区画は異なる区画を備えるグループから選択することができる。
【0022】
本発明によるシリンダフレームの他の目的、特徴、利点および特性を、以下の詳細な説明により明らかにする。
【0023】
後述する本明細書の詳細な記述において、添付図に示す例示的実施形態を参照にしながら本発明についてさらに詳細に説明する。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下の詳細な記述では、好ましい実施形態により本発明について説明する。図1は説明のために従来のエンジンを示す。図示された従来のエンジンは、本発明によるエンジンに比べて高さがおよび幅共に大きい。
【0025】
図2は2行程式単流掃気型の大型12シリンダディーゼル機関1であって、クランク軸22の主軸受を有する台板7から構築されている。台板7は、利用可能な製作設備に合わせて適切な大きさの部分に分割されている。台板は、溶接した背の高い長さ方向のガーダと、それに交差する、鋳鋼軸受支持体を伴う溶接した横方向のガータからなり、鋳鋼軸受支持体を伴っている。溶接設計のA形状のクランクケースのフレーム2は台板7上に搭載されている。クランクケースのフレームは、各シリンダの間に通る横板9の形態の補剛材を有し、該補剛材がA形状のクランクケースのフレーム2の先端部から底部にかけて、クランクケースのフレーム2の長さ方向に延びる外壁10を相互に連結しているために、クランクケース2の横方向の剛性が増加している。
【0026】
クロスヘッド21に働く横方向の力を受けるための鉛直方向の案内面13が、例えば溶接により板壁9に取り付けられている。内部板壁9の両側には、2枚の案内面13が互いに横方向に向かい合うように配設されている。各案内面13の後側は鉛直方向に延びる補助の壁14により支えられており、補助壁14は該案内面を板壁9に連結している。図示したように、補助壁14は該板壁と鋭角をなす平面板部材としてもよいが、水平方向に円の4分の1、または楕円の4分の1形状の断面を有する補助壁14を用いることもできる。すなわち、補助壁は板壁9に対してほぼ直角になるように延びていてもよい。案内面13、補助壁14および板壁9はねじり剛性が高い中空部分を形成し、該中空部分内に控えボルトを受容する。
【0027】
図7に最も良く示すように、2個のシリンダフレーム30、30’は、A形状のクランクケースのフレーム2の先端部に直列に並んで搭載される。各シリンダフレーム30、30’は、エンジン1の6本のシリンダライナ6を搭載している。3個のシリンダフレームを有するエンジン、または5本のシリンダを伴うシリンダフレームと6本のシリンダを伴うシリンダフレームを有する11本のシリンダを有するエンジンなど、他の構成も当然可能である。シリンダライナ6は合金鋳鉄からなる。シリンダライナ6の頂部には冷却のための穴が開いており、短い冷却ジャケットを有する。シリンダライナ6は掃気ポートを有し、シリンダ潤滑装置のため穿孔されている。シリンダフレーム30、30’は片側にカム軸ハウジング3を搭載している。掃気タンク4はシリンダフレーム30、30’の他方の側に沿って延びる。掃気タンク4には、掃気を圧縮するターボ過給機ユニット8、および個々のシリンダからの変動する圧力を均等化する排気溜め11が搭載される。ターボ過給機8の圧縮機が機関室からエアフィルタを通して空気を吸い込み、圧縮空気は2つ以上のターボ過給機8に共有される掃気冷却器で冷却される。掃気冷却器は蒸気捕獲器を備え、該蒸気捕獲器により凝縮液が空気と共に掃気タンクおよび燃焼室へ運ばれることが防止される。
【0028】
図4および図5には、シリンダフレーム30が示されている。(シリンダフレーム30’はシリンダフレーム30と同一である。)シリンダフレーム30は、長さ方向に延びてシリンダフレーム30、30’の側壁を形成する2枚の鋼板32、33を備える。側壁32、33は、横方向に延びてシリンダフレーム30の前壁および後壁34、35を形成する鋼板により互いに連結されている。側壁32、33および前壁と後壁34、35を溶接することにより、ほぼ長方形の断面を有する中空の構造が形成されている。後壁および前壁34、35は、構造の重量を低減するために互いの方向に傾いていてもよい(図示せず)。横方向に延びる補助の鋼板36が各シリンダの間に配設されており、よってシリンダフレームの長方形の断面を正方形の部分に分けている。横方向の補助の鋼板36は、シリンダフレームの側壁32、33に溶接されている。図6(a)に示す別の好ましい実施形態によると、さらに、側壁と補助壁のそれぞれに対して概ね45度の角度で鋼板37がシリンダ毎に4枚設けられており、よってシリンダフレームの内側の断面は概ね8角形となっている。
【0029】
シリンダフレームは通常の鋼板またはインゴットで作ることができる。好ましい実施形態によると、シリンダフレームを構成する鋼板は圧延鋼板である。しかし、上板は、例えば鋳鋼などその他任意の溶接可能な材料で構成してよい。
【0030】
シリンダライナ6を受容し支持するための上板31は円形の穴39を有し、側壁32、33および前壁、後壁34、35を形成する鋼板、ならびに横方向に延びる補助の鋼板36に溶接されている。側壁32には穴38が開いており、各シリンダについてシリンダフレーム30内に掃気が送りこめるようになっている。さらに、上板31の長さ方向の縁には互いに近接して配置された2個1組の穴40が開いており、これに控えボルト16を受容する。
【0031】
図5に最もよく示したように、好ましい実施形態において、側壁32、33は互いの方へ傾斜している。したがって、シリンダフレーム30の上面における側壁32、33間の距離は、底面における壁32、33間の距離より小さい。上板31と側壁32、33との傾斜角度は、好ましくは約2度から約10度の間であるが、0度から20度の間のいかなる角度でもよい。側壁32、33を互いの方向へ傾くように配置することにより、エンジンの作動中にシリンダライナ6および控えボルト16により上板31にかかる変化する大きな力に反応して上板が曲がることにより生じる機械的な応力は、上板31と側壁32、33の間の溶接により形成された継ぎ目において低減する。
【0032】
別の好ましい実施形態では、図8および図9(a)に示すように、側壁32、33は上板31との角度が90度になるように配置する。溶接部41、42に生じる側壁間の継ぎ目における機械的な応力は、溶接部にそって延びる切り欠き部43、44を形成することにより低減する。切り欠き部43、44の断面は半円形である。断面は半楕円形などでもよい。
【0033】
別の好ましい実施形態によると、図9(b)に最も良く示したように、上板31は隅肉溶接部48により側壁32、33に連結される。隅肉溶接部48と側壁32、33の間の継ぎ目、および隅肉溶接部48と上板31の間の継ぎ目には、例えば研削などの機械加工により好ましくはほぼ半円の溝49、49’が形成され、各板と隅肉溶接部48の間の機械的応力を低減する。
【0034】
側壁32、33の底部からフランジ45が水平方向に延びている。垂直に延びるリブ46が、カム軸ハウジング3に面する側壁33に溶接されている。カム軸ハウジングを搭載するためのフランジ47はリブ46に溶接されている。支持板53はフランジ47の端部と側壁33に溶接されており、控えボルト16を受容する三角形の部分を形成している。カム軸なしに構成されるこれらのエンジンの場合、支持板53は壁33およびリブ46に溶接される。
【0035】
横断方向に延びる拡張板50が掃気タンク4に面する側壁32に溶接されている。拡張板50には穴51が開いており、掃気が通過できるようになっている。掃気タンク4の上板を形成する板52は拡張板50と上板31に溶接されている。各拡張板50の両側から側壁32に向かって鋭角をなして補強板53が延び、各拡張板50のそれぞれの側に断面が概ね三角形の中空部分を形成している。拡張板50、補強板53、および側壁32はねじり剛性および圧縮剛性の高い中空部分を形成しており、該中空部分が控えボルト16を受容する。
【0036】
実質的に正方形の底板54がシリンダフレーム30の内側の表面に溶接されている。ピストン棒のパッキン箱を受容するための円形のフランジ55が底板54の中心にある対応する穴に溶接されている。
【0037】
シリンダフレーム30、30’および台板7は、シリンダフレーム内の中空部分およびA形状のクランクケースのフレーム2の中空部分の内部にあって、シリンダフレーム30、30’の上板31からA形状のクランクケースのフレーム2の底部まで延びる、互いに近接して配置された2個1組の控えボルト16により固定されている。したがって、これらの中空部分は控えボルトの経路として機能し、エンジン1が作動しているとき、控えボルトによりフレームボックス2およびシリンダフレーム30、30’に伝わる変化する大きな圧縮力に耐えるのに必要な圧縮剛性を、シリンダフレーム30、30’およびA形状のフレームボックス2に提供する。控えボルト16の下端は、台板7の上部にあるねじ穴に適切に固定される。シリンダフレーム30、30’の中空部分、およびクランクケースのフレーム2の中空部分の断面は同じで、クランクケースのフレーム2の中空部分の真上にシリンダフレームの中空部分が配置されているのが好ましい。図5に最も良く示すように、シリンダフレーム30、30’上のカム軸ハウジング側にある中空部分は、カム軸ハウジング3を取り付けるためにフランジ47で「遮断」されていてもよい。
【0038】
図7に最も良く示すように、C形状の板56が掃気タンク4の各区画を形成し、拡張板50の間に溶接されている。したがって掃気タンク4の内部空間は囲まれている。よってシリンダフレーム30、30’の側壁32は掃気タンク4の側壁も形成する。側壁32を掃気タンク4およびシリンダフレーム30、30’双方の側壁として利用することで、掃気タンク4とシリンダフレーム30、30’は非常に小型の装置になる。これにより、ターボ過給機8を低い位置に配置することができ、したがって排気溜め11を低い位置に配置してエンジン1全体の高さを低減できるので、特に有利である。排気溜め11は、拡張板50上に直接置かれるブラケット63に搭載される。ターボ過給機8と排気溜め11が相対的に低い位置にあることにより、排気溜め装置全体の固有振動数が増加する。排気溜め11の剛性が増加すると、排気溜め11をより少ないユニットに分割することが可能になるので、製作コストを低減できる。
【0039】
掃気タンク4は複数の異なる区画から構築される。各シリンダフレームは、ターボ過給機8および冷却器ハウジング58を取り付けるための1つまたは2つの専用区画57を備える。ターボ過給機を備える区画57は溶接設計で、平面の上板と、冷却器を出る空気を受容する穴を下部に備える。冷却器ハウジングは、ターボ過給機を出た圧縮空気を受容するための穴が設けられた上板を備え、拡張板にボルトまたは溶接により取り付けられている。ターボ過給機8のフランジは、冷却器ハウジング58の上板にボルトで取り付けられる。熱交換機の形態の中間冷却器が冷却器ハウジングの内部に配設される。冷却器ハウジングは掃気タンクの複数の区画に亘って延びていてよく、1つ以上のターボ過給機(図示せず)を備え、またそのために機能することができる。掃気タンク4の別の専用区画60は補助ブロワ61の吸入口を備える。冷却器ハウジング58はディフューザを有するような形状とすることができ、よってディフューザ部分にターボ過給機8と並列または直列に挿入される、羽根車を伴う電気モータとして補助ブロワを設置できる。
【0040】
掃気タンク4は12の区画から構築されている。標準C形状区画56が6つ、ターボ過給機を備える区画57が3つ、補助ブロワ区画60が3つである。掃気タンク4は、2つのシリンダフレーム30、30’の外側の拡張板50の間に直列に配置された単一の円形連絡区画62により、2つのシリンダフレーム30、30’を連結している。拡張板間の区画を溶接することにより、シリンダフレームと掃気タンクは、剛性が高く安定した一体的構造を形成することができる。
【0041】
掃気タンク4にモジュール設計を用いることにより、個々の区画は比較的小さい作業場で製作できる。
【0042】
エンジンを機関室の側壁(図示せず)に連結する上部ブレーシング71は(図2参照)拡張板50に連結されている。拡張板50は、拡張板の鉛直方向の拡張部分に沿う任意の位置で上部ブレーシングに取り付けることができる。したがって上部ブレーシングの高さは、例えば機関室のデッキの高さなどに合わせて容易に調節することができる。
【0043】
図11に最も良く示すように、掃気タンク4を搭載するシリンダフレーム30、30’の横断面は概ね長方形で、製作の際の取り扱いおよび機械加工に適している。
【0044】
上述では例証を目的に本発明を詳細に説明したが、そのような詳細は例証のみを目的としたものであり、本発明の範囲を逸脱することなく変形が可能である。
【0045】
したがって、装置および方法の好ましい実施形態について開発された状況を参照しながら記述したが、該実施形態は単に本発明の原理の例示である。本発明の精神および請求の範囲から逸脱することなく、他の実施形態および構成を考案することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術によるエンジンの断面図である。
【図2】 本発明によるエンジンの断面図である。
【図3】 図1の部分拡大図であり、線Ib―Ibにおけるエンジンの断面を示す。
【図4】 シリンダフレームの斜視図である。
【図5】 シリンダフレーム上部の部分的断面図である。
【図6】 図6(a)および図6(b)はシリンダフレームの別の構成の断面図である。
【図7】 シリンダフレームに搭載されている掃気タンクの斜視図である。
【図8】 シリンダフレームと掃気タンクの詳細を示す断面図である。
【図9】 図9(a)は応力を低減する切り欠きを伴う溶接部の詳細を示す。図9(b)は応力を低減する溝を伴う溶接部の詳細を示す。
【図10】 シリンダフレームと掃気タンクの別の構成の、さらに詳細な断面図である。
【図11】 シリンダフレームと掃気タンクの斜視図であり、それらの結合体の外観を示す。
【符号の簡単な説明】
1 2行程式単流掃気型大型12シリンダ内燃機関
2 クランクケース、クランクケースのフレーム、フレームボックス
3 カム軸ハウジング
4 掃気タンク
6 シリンダライナ
7 台板
8 ターボ過給機
9 横板、板壁
10 クランクケースのフレーム2の長さ方向に延びる外壁
11 排気溜め
13 案内面
14 補助壁
16 控えボルト
21 クロスヘッド
22 クランク軸
30、30’ シリンダフレーム
31 上板
32、33 側壁
34 前壁
35 後壁
36 横方向に延びる補助の鋼板
37 鋼板
38 側壁32の穴
39 円形の穴
40 2個1組の穴
41、42 溶接部
43、44 切り欠き部
45 フランジ
46 リブ
47 フランジ
48 隅肉溶接部
49、49’ 半円の溝
50 拡張板
51 穴
52 掃気タンク4の上板
53 支持板、補強板、補強壁
54 底板
55 円形のフランジ
56 C形状の板、C形状の区画、標準区画
57 専用区画、ターボ過給機を搭載する区画
58 冷却器ハウジング
60 専用区画、補助ブロワ区画
61 補助ブロワ
62 円形連絡区画
63 ブラケット、支持部材
71 上部ブレーシング

Claims (19)

  1. 2行程式大型内燃機関で使用するための掃気タンク(4)、および該機関のクランクケースのフレーム(2)上に配置するためのシリンダフレーム(30、30’)であって、
    該シリンダフレーム(30、30’)の上板には、同数のシリンダライナ(6)を受容し支持するための円形の穴(39)が複数設けられ、
    該シリンダフレーム(30、30’)は、掃気を受容する同数の穴(38)を有する第1の側壁(32、33)をさらに備えており、
    前記掃気タンク(4)は、前記第1の側壁(32)の長手方向に間隔を開けて立設せしめられる複数の拡張板(50)を備えると共に、前記拡張板の間に配設される区画(56、57、60、62)により前記掃気タンクの少なくとも一部分が形成され、さらに前記区画の端部は前記拡張板の側面で固定されるという、モジュール構造を有することを特徴とする掃気タンク(4)およびシリンダフレーム(30、30’)。
  2. 前記拡張板には掃気が1区画から次の区画へ通過できるように穴が設けられることを特徴とする請求項1に記載の掃気タンクおよびシリンダフレーム。
  3. 前記掃気タンクは複数の異なる区画(56、57、60、62)から構築され、該区画は該シリンダフレームに溶接されて、一体式の安定したシリンダフレーム(30、30’)および掃気タンクを形成していることを特徴とする請求項2に記載の掃気タンクおよびシリンダフレーム。
  4. 前記複数の異なる区画は、標準的区画(56)、ターボ過給機を搭載する区画(57)、補助ブロワを搭載する区画(60)、および連絡のための区画(62)を備えることを特徴とする請求項3に記載の掃気タンクおよびシリンダフレーム。
  5. 前記ターボ過給機を搭載する該区画(57)は掃気を受け入れるための穴を備えることを特徴とする請求項4に記載の掃気タンクおよびシリンダフレーム。
  6. 冷却器ハウジングはターボ過給機を搭載する区画(57)に隣接する拡張板(50)に搭載されており、ここで前記ターボ過給機(8)が前記冷却器ハウジングに取り付けられていることを特徴とする請求項5に記載の掃気タンクおよびシリンダフレーム。
  7. 前記冷却器ハウジング(58)は、前記掃気タンクの複数の該区画(56、57、60、62)に亘って延びることを特徴とする請求項6に記載の掃気タンクおよびシリンダフレーム。
  8. 2つ以上のターボ過給機(8)が1つの冷却器ハウジング(58)を共有することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の掃気タンクおよびシリンダフレーム。
  9. 各拡張板(50)に2枚の補強壁(53)を備えることを特徴とし、該補強壁(53)は前記側壁(32、33)から前記拡張板(50)へ延びてほぼ三角形の断面を有する中空部分を形成し、該中空部分に、前記シリンダフレーム(30、30’)を該クランクケースのフレーム(2)に取り付けるための控えボルト(16)を受容する請求項1ないし8のいずれか1項に記載の掃気タンクおよびシリンダフレーム。
  10. 前記上板(31)には前記控えボルト(16)を受容するため、互いに近接して配置された2個1組の穴(40)が設けられることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の掃気タンクおよびシリンダフレーム。
  11. 前記掃気タンクと前記シリンダフレーム(30、30’)のアセンブリは、水平方向の断面がほぼ長方形である構成を形成することを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載の掃気タンクおよびシリンダフレーム。
  12. 補助ブロワ(61)のディフューザは冷却器ハウジング(58)の一部であることを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に記載の掃気タンクおよびシリンダフレーム。
  13. クランク軸(22)の主軸受を有する台板(7)と、該台板上に搭載されるクランクケースのフレーム(2)を備える2行程式内燃機関であって、請求項1ないし7のいずれか1項に記載のシリンダフレームおよび掃気タンクが該クランクケースのフレーム(2)上に搭載されることを特徴とする内燃機関。
  14. 前記拡張板(50)から延びる支持部材(63)により支持される排気溜め(11)を備えることを特徴とする請求項13に記載の2行程式内燃機関。
  15. 前記クランクケースのフレーム(2)が控えボルト(16)を受容するための中空部分を備え、該中空部分は、前記シリンダフレーム(30、30’)の中空部分の三角形の断面に実質的に対応する三角形の断面を有することを特徴とする請求項13または14に記載の2行程内燃機関。
  16. 2行程式大型内燃機関の、掃気タンクおよびシリンダフレーム(30、30’)を製造する方法であって、
    掃気を受け入れるための穴(38)を有する第1の側壁(32)を備えるシリンダフレーム(30、30’)を用意する段階と
    複数の拡張板(50)を該側壁(32)に長手方向に間隔を開けて取り付ける段階とを有し、
    前記2つの段階の後に、前記掃気タンクの少なくとも一部分を構成する区画(56、57、60、62)を、前記区画の端部を前記拡張板の側面に固定して、前記拡張板(50)の間に形成する段階をさらに有する方法。
  17. 前記区画(56、57、60、62)の端部を前記拡張板(50)の側面に溶接により固定することを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 前記区画(56、57、60、62)の端部を前記側壁(32)に溶接する段階をさらに含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 前記区画(56、57、60、62)を異なる区画を含むグループから選択する段階を含むことを特徴とする請求項18に記載の方法。
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