JP3786523B2 - 破壊装置および破壊方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気エネルギーを用いた破壊装置および破壊方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図10の平面図に示すように、金属細線などの溶融気化物質50に対し所定量の電気エネルギーを付与して溶融気化させ、その際に発生する衝撃力Fで被破壊物51を破壊するようにした破壊装置およびこれを用いた破壊方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、被破壊物51が砂中に埋設されていたり、水中に浮遊している場合には、被破壊物51の場所は不安定でり、上記従来の破壊装置の溶融気化物質50を溶融気化させて衝撃力Fを発生させても、図11および図12の平面図に示すように、その衝撃力Fによって被破壊物51が移動してしまい、衝撃力Fが十分に伝えられず、破壊できない場合があった。
【0004】
そこで、本発明は、上記課題を解決し得る破壊装置および破壊方法の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明における課題解決手段は、破壊容器を、気化物質が気化する際に発生する衝撃力のベクトルの和が零となる位置で被破壊物を挟むように複数個配置し、所定量の電気エネルギーを、破壊容器内に設けた気化物質に供給することでこれを急激に気化させ、その際に発生する衝撃力で被破壊物を破壊するようにした。
【0006】
また、各破壊容器を、気化物質が気化する際に発生する衝撃力のベクトルの和が零となる位置で保持枠体で保持し、被破壊物をこれら破壊容器で挟む位置に配置するようにして被破壊物を破壊するようにした。
【0007】
さらに、所定量の電気エネルギーが供給されることで急激に気化して体積膨張する気化物質を充填した複数の破壊容器を保持する破壊容器の保持部と、各破壊容器内の気化物質が気化する際に発生する衝撃力のベクトルの和が零となる位置で被破壊物を保持する被破壊物の保持部とを設けた保持枠体を有した破壊装置とした。
【0008】
この構成によれば、破壊容器をその保持部で保持し、被破壊物をその保持部で保持することで、破壊容器と被破壊物の位置関係が自動的に設定されるので、破壊作業のための時間が短縮されるとともに容易になり、気化物質に所定量の電気エネルギーを供給すると気化物質が急激に気化して体積膨張し、その際に発生する衝撃力で被破壊物が破壊する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。そして、本発明に係る破壊方法は、所定量の電気エネルギーを、破壊容器内に充填した気化物質に供給することでこれを急激に気化させ、その際に発生する衝撃力で被破壊物を破壊するものである。
【0010】
まず、本発明の実施の第一形態に係る破壊方法を説明する。図1および図2は、本発明の実施の第一形態を示すもので、被破壊物1が、例えば海上に浮かんでいるブイ、あるいは使用しなくなった古い船のような場合に適している。
【0011】
本発明の実施の第一形態に係る破壊装置は、平面視矩形の保持枠体12が設けられ、この保持枠体12の四隅部に、破壊プローブ2を保持する保持部10aが形成され、保持枠体12の対角線の交点Qに被破壊物1の中心が位置するよう被破壊物1を保持するための円形保持部11が、外枠13に連結杆部材14を介して一体的に形成されている。また、外枠13の対向する部分に、索体20によって浮き部材21が取付けられている。
【0012】
前記破壊プローブ2は、破壊装置を構成するとともに被破壊物1を破壊するための衝撃力Fを発生させるものであり、これら各破壊プローブ2は、等しい衝撃力Fを発生するよう構成されている。また、各破壊プローブ2は、それぞれ上方開放の破壊容器3と、この破壊容器3内に挿入された金属細線(溶融して気化する気化物質の一例)4と、この金属細線4によって接続されるとともに破壊容器3を封止する蓋部材5に挿通した一対の電極6と、破壊容器3に充填されて金属細線4が溶融気化することでその体積膨張力を外方に向けて伝達するための破壊用物質(水、油あるいはニトロメタン等の爆発性の物質が用いられる)7とから構成され、さらに前記破壊装置は、電極6間に接続されて電極6を介して金属細線4に所定量の電気エネルギーを供給するためのエネルギー供給回路(図示せず)を有している。
【0013】
また、破壊装置は、予め保持部10aに破壊容器3を溶接(あるいは接着)により取付けられ、索体20によって浮き部材21が外枠13に取付けられている。
【0014】
上記構成の破壊装置を使用して被破壊物1を破壊する場合、円形保持部11に被破壊物1を嵌め込むようにして海上Wに破壊プローブ2および保持枠体12を浮かせる。そして、所定量の電気エネルギー(例えば6500V)を各破壊プローブ2の金属細線4に対して供給すると、金属細線4および破壊用物質7が急激に溶融気化して膨張し、金属細線4の膨張力が破壊用物質7で外方に伝達されて衝撃力Fが発生し、被破壊物1に向けて衝撃力F1が働く。
【0015】
そして、被破壊物1は円形保持部11に保持され、各破壊プローブ2から発生する衝撃力F1は等しくなるよう設定され、保持枠体12は平面視矩形に形成されており、破壊容器3を保持枠体12の四隅部に設けた湾曲保持部10に溶接して保持して破壊容器3の中心を結ぶ対角線の交点Qに被破壊物1の中心が位置するよう円形保持部11で被破壊物1を保持しているので、衝撃力F1のベクトルVの和が被破壊物1の中心で零となり、被破壊物1が海上Wにあって不安定な状態であってもその移動が抑えられ、かつ、各破壊プローブ2から発生する衝撃力F1が被破壊物1にそれぞれ働いて、これにより被破壊物1を確実に破壊することができる。
【0016】
なお、上記実施の第一形態では、各破壊プローブ2は、それぞれ上方開放の破壊容器3と、この破壊容器3内に挿入された金属細線4と、この金属細線4によって接続されるとともに破壊容器3を封止する蓋部材5に挿通した一対の電極6と、破壊容器3に充填されて金属細線4が溶融気化することでその体積膨張力を外方に向けて伝達するための水あるいは油等の破壊用物質7とから構成したが、これに限定されるものではなく、破壊容器3の一部(例えば側面)を開放し、また、金属細線4を省略し、海上Wに破壊容器3および保持枠体12を浮かせることで、破壊容器3内に電解液である海水が充填されるよう構成し、金属細線4の代わりに海水(気化物質)をそのまま用いるよう構成することもできる。
【0017】
この場合、電極6間に所定量の電気エネルギーをエネルギー供給回路から供給して電極6間でギャップ放電させ、これにより破壊容器3内の海水を気化させ、その際の気化膨張に伴う衝撃力Fで被破壊物1を破壊するようにする。他の作用効果は、上記実施の第一形態と同様である。
【0018】
次に、本発明の実施の第二形態を、図3に基づいて説明する。図3は、本発明の破壊方法の概念を示す平面図である。1は被破壊物で、例えば砂S中に埋設されている。また、2は上記実施の第一形態と同様の破壊プローブで、図に示すように、各破壊プローブ2の破壊容器3は、被破壊物1を挟むように、被破壊物1と一直線上に2個配置されるとともに、被破壊物1の中心から各破壊容器3の中心までの距離Lは等しく設定されている。
【0019】
そして、上記のように各破壊容器3と被破壊物1を関係付けた状態で、所定量の電気エネルギーを各破壊プローブ2の金属細線4に対して供給する。そうすると、金属細線4および破壊用物質7が急激に溶融気化して体積膨張し、金属細線4の膨張力が破壊用物質7を介して外方に伝達されて所定の衝撃力Fが発生し、被破壊物1に向かう衝撃力F1が、被破壊物1に対してその双方から働く。
【0020】
そして、各破壊プローブ2(破壊容器3)と被破壊物1とは一直線上に配置され、被破壊物1の中心から各破壊容器3の中心までの距離Lは等しく設定され、さらに、各破壊プローブ2から発生する衝撃力F1は等しいので、被破壊物1の中心でこれらのベクトルVの和が零となり、従って、被破壊物1が砂2中にあり不安定な状態であっても、一方向への移動が抑えられ、かつ各破壊プローブ2から発生する衝撃力F1がそれぞれ被破壊物1に働いて、これにより被破壊物1を確実に破壊することができる。
【0021】
図4は、本発明の実施の第三形態を示す破壊方法の説明のための平面図である。本発明の実施の第三形態に係る破壊方法は、上記実施の第一形態による破壊方法で示したのと同様の構成の破壊プローブ2を3個用い、被破壊物1を挟むようにして被破壊物1を破壊するようにするものである。
【0022】
本発明の実施の第三形態では、上記実施の第二形態と同様に、被破壊物1の中心と各破壊プローブ2の破壊容器3の中心間の距離Lは等しく設定し、破壊容器3の中心を結んでなる三角形の外心位置Pに、被破壊物1の中心が配置されるように設定する。
【0023】
図4で示す本発明の実施の第三形態における破壊方法において、エネルギー供給回路から各破壊プローブ2の金属細線4に所定量の電気エネルギーを供給して衝撃力F1が発生するまでの過程は、上記実施の第一形態と同様である。そして、各破壊プローブ2から発生する衝撃力F1は等しく、破壊容器3の中心を結んでなる三角形の外心位置Pに被破壊物1の中心が配置されているので、各破壊プローブ2で衝撃力F1を発生させた場合に、上記実施の第二形態と同様に被破壊物1の中心でこれらのベクトルVの和が零となり、被破壊物1が砂2中にあり不安定な状態であってもその移動が抑えられ、各破壊プローブ2から発生する衝撃力F1はそれぞれ被破壊物1に働いて、これにより被破壊物1を確実に破壊することができる。
【0024】
次に、図5の平面図および図6の側面図に基づいて、本発明の実施の第四形態を説明する。まず、本発明の実施の第四形態に係る破壊装置の説明をする。これは、上記各実施の第三形態と同様の構成の3個の破壊プローブ2と、各破壊プローブ2の金属細線4に対して所定量の電気エネルギーを供給する図示しないエネルギー供給回路と、各破壊プローブ2を溶接(あるいは接着)によって保持する湾曲保持部10、各破壊プローブ2の中心を結んでなる三角形の外心位置Pに被破壊物1の中心が配置されるよう保持する円形保持部11とを備えた保持枠体(金属または合成樹脂からなる)12とが設けられている。
【0025】
そして、この保持枠体12は、外枠13が平面視略三角形に形成され、前記湾曲保持部10は外枠13の各頂点部に形成され、円形保持部11は外枠13に連結杆部材14を介して一体的に形成されている。
【0026】
次に、上記構成の破壊装置を用いて被破壊物1を破壊する破壊方法を説明する。図に示すように、各破壊プローブ2を予め湾曲保持部10に溶接しておき、被破壊物1の周辺の砂Sを掘削して被破壊物1の頂部を露出させ、円形保持部11に被破壊物1を嵌め込むようにして保持枠体12を砂Sに設置する。
【0027】
この状態で、所定量の電気エネルギーを各破壊プローブ2の金属細線4に対して供給すると、金属細線4および破壊用物質7が急激に溶融気化して膨張し、金属細線4の膨張力が破壊用物質7で外方に伝達されて各破壊プローブ2から衝撃力Fが発生し、衝撃力F1が被破壊物1に向けて働く。
【0028】
そして、被破壊物1は円形保持部11で保持されるとともに、各破壊プローブ2から発生する衝撃力F1は等しく、破壊プローブ2の破壊容器3の中心を結んでなる三角形の外心位置Pに被破壊物1の中心が配置されているので、被破壊物1の中心で衝撃力F1のベクトルVの和が零となり、被破壊物1が砂2中にあって不安定な状態であってもその移動が抑えられ、各破壊プローブ2から発生する衝撃力F1がそれぞれ被破壊物1に働いて、これにより被破壊物1を確実に破壊することができる。
【0029】
また、破壊プローブ2を予め保持枠体12に固定しておくことに加え、各破壊プローブ2の中心を結んでなる三角形の外心位置Pに被破壊物1の中心が配置されるよう保持する円形保持部11を設けてこの円形保持部11に被破壊物1を嵌め込むようにすることで、各破壊容器3と被破壊物1の位置関係の設定を容易に行い得、従って破壊作業のための時間を短縮し得るとともに、破壊作業を容易に行い得る。
【0030】
次に、図7〜図9に基づいて、本発明の実施の第五形態を説明する。図7は本発明の実施の第五形態に係る破壊方法の概念図であり、より具体的には図8および図9のように、平面視矩形の保持枠体12の四隅部に設けた湾曲保持部10にそれぞれ、上記実施の第一形態と同様の構成の破壊プローブ2(破壊容器3)を予め溶接(あるいは接着)し、砂Sを掘削して被破壊物1の頂部を露出させ、破壊プローブ2の中心を結ぶ対角線の交点Qに被破壊物1の中心が位置するように配置し、破壊プローブ2の中心を結ぶ対角線の交点Qに被破壊物1の中心が位置するように保持枠体12を配置する。
【0031】
そして、所定量の電気エネルギーを各破壊プローブ2の金属細線4に対して供給すると、金属細線4および破壊用物質7が急激に溶融気化して体積膨張し、金属細線4の膨張力が破壊用物質7で外方に伝達されて所定の衝撃力F1が発生し、この衝撃力F1が被破壊物1に働く。
【0032】
そして、各破壊プローブ2から発生する衝撃力F1は等しくなるよう設定し、保持枠体12は平面視矩形に形成しており、破壊容器3を保持枠体12の四隅部に設けた湾曲保持部10に溶接して保持し、破壊プローブ2の中心を結ぶ対角線の交点Qに被破壊物1の中心が位置するように配置しているので、被破壊物1の中心で衝撃力F1のベクトルVの和が零となり、被破壊物1が砂2中にあって不安定な状態であってもその移動が抑えられ、各破壊プローブ2から発生する衝撃力F1がそれぞれ被破壊物1に働いて、これにより被破壊物1を確実に破壊することができる。
【0033】
なお、上記各実施の形態では、破壊プローブ2の個数を2個、3個あるいは4個の場合を示したが、これに限定されるものではなく、破壊プローブ2が4個より大きい偶数個の場合も考えられ、この場合、破壊プローブ2の破壊容器3の中心を結ぶ対角線の中心(対角線の交点)に被破壊物1を配置するようにして、被破壊物1を破壊する。このように、破壊プローブ2が4個より大きい偶数個の場合であっても、破壊プローブ2の破壊容器3の中心を結ぶ対角線の中心に被破壊物1を配置するようにすれば、被破壊物1が不安定な状態であっても移動を抑えながら、被破壊物1を破壊することができる。
【0034】
また、破壊プローブ2が3個より大きい奇数個の場合、破壊容器3の中心を結ぶ線で正多角形を形成するように破壊容器3を配置し、その正多角形の重心に被破壊物1を配置することで、被破壊物1が不安定な状態であっても移動を抑えながら、被破壊物1を破壊することができる。
【0035】
なお、上記各実施の形態では、溶融して気化する気化物質の一例として金属細線4を用いたがこれに限定されるものではなく、例えば、金属片やカーボンを用いてもよく、この場合も上記各実施の形態と同様の作用効果を奏し得る。
【0036】
【発明の効果】
以上の説明から明らかな通り、本発明は、破壊容器を、気化物質が気化する際に発生する衝撃力のベクトルの和が零となる位置で被破壊物を挟むように複数個配置して、気化物質に対し所定量の電気エネルギーを供給することでこれを急激に気化させ、その際に発生する衝撃力で被破壊物を破壊するので、被破壊物が例えば砂中や水上など不安定な場所にあったとしてもその移動が抑えられ、被破壊物の移動が抑えられた状態で複数の破壊容器位置で発生する衝撃力が被破壊物に働き、これにより被破壊物を確実に破壊することができる。
【0037】
また、各破壊容器を保持枠体で保持した状態で、被破壊物をこれら破壊容器で挟む位置に配置するようにすれば、各破壊容器と被破壊物の所定の位置関係を容易に設定でき、従って、破壊作業のための時間を短縮することができるとともに破壊作業を容易に行い得る。
【0038】
さらに、所定量の電気エネルギーが供給されることで急激に気化して体積膨張する気化物質を充填した複数の破壊容器を保持する破壊容器の保持部と、各破壊容器内の気化物質が気化する際に発生する衝撃力のベクトルの和が零となる位置で被破壊物を保持する被破壊物の保持部とを設けた保持枠体を有したことによれば、被破壊物の保持部に被破壊物を保持させることで自動的に各破壊容器と被破壊物の所定の位置関係が決まり、従って、破壊作業のための時間を短縮することができるとともに破壊作業を容易に行い得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第一形態を示す破壊装置の使用状態を示す平面図である。
【図2】同じく側面図である。
【図3】本発明の実施の第二形態を示す破壊方法の破壊プローブと被破壊物の位置関係を示す平面図である。
【図4】同じく本発明の実施の第三形態を示す破壊方法の破壊プローブと被破壊物の位置関係を示す平面図である。
【図5】本発明の実施の第四形態を示す破壊装置の使用状態を示す平面図である。
【図6】同じく側面図である。
【図7】本発明の実施の第五形態を示す破壊方法の破壊プローブと被破壊物の位置関係を示す平面図である。
【図8】同じく本発明の実施の第五形態を示す破壊装置の使用状態を示す平面図である。
【図9】同じく側面図である。
【図10】従来の破壊装置の使用状態を示す平面図である。
【図11】同じく発生した衝撃力の被破壊物への働きを示す平面図である。
【図12】同じく発生した衝撃力により被破壊物が移動した状態の平面図である。
【符号の説明】
1 被破壊物
2 破壊プローブ
3 破壊容器
4 金属細線
6 電極
7 破壊用物質
10 湾曲保持部
11 円形保持部
12 保持枠体
13 外枠
14 連結杆部材
F 衝撃力
F1 衝撃力
L 被破壊物から破壊プローブまでの距離
P 外心位置
S 砂
V ベクトル

Claims (3)

  1. 所定量の電気エネルギーを、破壊容器内に設けた気化物質に供給することでこれを急激に気化させ、その際に発生する衝撃力で被破壊物を破壊する破壊方法であって、被破壊物の周囲に、複数個の前記破壊容器を、その気化物質が気化する際に発生する衝撃力のベクトルの和が零となる位置で配置することを特徴とする破壊方法。
  2. 各破壊容器を保持枠体で保持することを特徴とする請求項1に記載の破壊方法。
  3. 請求項1に係る破壊方法に用いられる破壊装置であって、
    所定量の電気エネルギーが供給されることで急激に気化して体積膨張する気化物質を設けた複数の破壊容器を保持する破壊容器の保持部と、各破壊容器内の気化物質が気化する際に発生する衝撃力のベクトルの和が零となる位置で被破壊物を保持する被破壊物の保持部とを設けた保持枠体を有したことを特徴とする破壊装置。
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