JP3785977B2 - スピーカ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は各種音響機器および情報通信機器に使用されるスピーカに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のスピーカについて、図5により説明する。図5は従来のスピーカの断面図を示したものである。
【0003】
図5に示すように、着磁されたマグネット1を上部プレート2およびヨーク3により挟み込んで内磁型の磁気回路4を構成していた。この磁気回路4のヨーク3にフレーム6を結合していた。このフレーム6の周縁部にダイアフラム7のエッジ7aを接着し、このダイアフラム7のエッジ7aとの境界部に結合されたボイスコイル8を上記磁気回路4の磁気ギャップ5にはまり込むように結合していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述のスピーカは、それを組込む例えば携帯電話の小型化にともないそれ自体の小型化も必要となってきており、ダイアフラム7の面積縮小による音圧レベルの低下が課題となっていた。
【0005】
本発明は、上記課題を解決するもので、音圧レベル向上が実現できる優れたスピーカを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は以下の構成を有する。
【0007】
本発明の請求項1に記載の発明は、ダイアフラムのボイスコイル結合部と上方に湾曲した形状のエッジの中心部より内側の範囲に結合され、ダイアフラムのエッジ部を覆うようにサブコーンを設けたものである。これにより、ボイスコイルの上下振動に対して、ダイアフラムと同位相でこのサブコーンが振動し、振動板面積拡大により音圧レベルを向上させることができるという作用効果が得られる。
【0008】
本発明の請求項2に記載の発明は、サブコーンの外周部をダイアフラムの外周部より大きくしたものである。これにより、振動板面積が可能な限り拡大することができ、音圧レベルを大幅に向上させることができるという作用効果が得られる。
【0009】
本発明の請求項3に記載の発明は、サブコーンの外周部形状を略多角形状に構成したものである。これにより、セットのデザインに対応したスペースファクターの高いサブコーン外周部形状を実現しつつ、振動板面積を可能な限り拡大することができ、音圧レベルを大幅に向上させることができるという作用効果が得られる。
【0010】
本発明の請求項4に記載の発明は、サブコーンの外周部形状を略楕円形状に構成したものである。これにより、セットのデザインに対応したスペースファクターの高いサブコーン外周部形状を実現しつつ、サブコーンの略楕円形状による共振分散を実現することができ、音圧レベル向上と周波数特性の安定化を図ることができるという作用効果が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0012】
(実施の形態1)
以下、実施の形態1を用いて、本発明の特に請求項1に記載の発明について説明する。
【0013】
図1は、本発明の一実施形態のスピーカの断面図を示したものである。
【0014】
図1に示すごとく、着磁されたマグネット21を上部プレート22およびヨーク23により挟み込んで内磁型の磁気回路24を構成している。この磁気回路24のヨーク23にフレーム26を結合している。このフレーム26の周縁部に、ダイアフラム27の上方に湾曲した形状のエッジ部27aを接着し、このダイアフラム27に結合されたボイスコイル28を上記磁気回路24の磁気ギャップ25にはまり込むように結合している。さらに、このダイアフラム27のボイスコイル28の結合部とエッジ部27aの中心部より内側の範囲にサブコーン29を結合し、ダイアフラム27のエッジ部27aを覆うように構成している。
【0015】
この構成により、ボイスコイル28の上下振動に対して、ダイアフラム27と同位相でサブコーン29が振動するため、通常音圧レベル向上に寄与しないエッジ部27aの中心部より外側の範囲までを振動板面積とすることができ、音圧レベルを向上させることができる。
【0016】
(実施の形態2)
以下、実施の形態2を用いて、本発明の特に請求項2に記載の発明について説明する。図2は、本発明の一実施形態のスピーカの断面図を示したものである。実施の形態1と異なる点は、サブコーン29の外周部をダイアフラム27の外周部より大きくしたことである。これにより、振動板面積をセットデザインに対応して可能な限り拡大することができ、音圧レベルを大幅に向上させることができる。
【0017】
(実施の形態3)
以下、実施の形態3を用いて、本発明の特に請求項3に記載の発明について説明する。図3は、本発明の一実施形態のスピーカの平面図を示したものである。実施の形態1と異なる点は、サブコーン29の外周部形状を略四角形状に構成したことである。これにより、セットのデザインに対応したスペースファクターの高いサブコーン外周部形状を実現しつつ、振動板面積を可能な限り拡大することができ、音圧レベルを大幅に向上させることができる。
【0018】
(実施の形態4)
以下、実施の形態4を用いて、本発明の特に請求項4に記載の発明について説明する。図4は、本発明の一実施形態のスピーカの平面図を示したものである。実施の形態1と異なる点は、サブコーン29の外周部形状を略楕円形状にしたことである。これにより、セットのデザインに対応したスペースファクターの高いサブコーン外周部形状を実現しつつ、振動板面積を可能な限り拡大することができ、音圧レベルを向上させることができるとともに、略楕円形状のサブコーン29により共振分散を図ることができるため周波数特性の安定化を実現することができる。
【0019】
【発明の効果】
以上のように、本発明のスピーカは、ボイスコイルの結合部と上方に湾曲した形状のエッジ部の中心部より内側の範囲にサブコーンを結合し、ダイアフラムのエッジ部を覆うようにしたものである。この構成により、ボイスコイルの上下振動に対して、ダイアフラムと同位相でこのサブコーンが振動し、振動板面積拡大による音圧レベル向上を図ることができる。
【0020】
このように本発明は、スピーカの小型化を実施しても音圧レベル向上を実現できる優れたスピーカを提供することができ、その工業的価値は非常に大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるスピーカの断面図
【図2】本発明の別の実施の形態におけるスピーカの断面図
【図3】本発明の別の実施の形態におけるスピーカの平面図
【図4】本発明の別の実施の形態におけるスピーカの平面図
【図5】従来のスピーカの断面図
【符号の説明】
21 マグネット
22 上部プレート
23 ヨーク
24 磁気回路
25 磁気ギャップ
26 フレーム
27 ダイアフラム
27a ダイアフラムエッジ部
28 ボイスコイル
29 サブコーン

Claims (4)

  1. 磁気回路に結合されたフレームと、このフレームに結合されたダイアフラムと、このダイアフラムの上方に湾曲した形状のエッジとの境界部に結合されるとともに、その一部が前記磁気回路の磁気ギャップに配置されたボイスコイルからなるスピーカであって、その結合端部が前記ボイスコイルの結合部と前記上方に湾曲した形状のエッジの中心部より内側の範囲に結合され、前記ダイアフラムの前記エッジ部を覆うように前記エッジの外周方向にサブコーンを設けて構成したスピーカ。
  2. サブコーンの外周部をダイアフラムの外周部より大きく構成した請求項1記載のスピーカ。
  3. サブコーンの外周部形状を略多角形状に構成した請求項1記載のスピーカ。
  4. サブコーンの外周部形状を略楕円形状に構成した請求項1記載のスピーカ。
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