JP3781673B2 - 無線接続装置、無線接続システム及び無線接続方法 - Google Patents

無線接続装置、無線接続システム及び無線接続方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、接続可能な無線接続装置が複数存在する場合に、各無線接続装置が、所望の無線接続装置を指定して接続を確立するため無線接続装置、無線接続システム及び無線接続方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の無線接続装置、例えば携帯電話の場合、所望の相手と接続を確立するためには、電話番号など相手先の装置に固有な記号を予め利用者もしくは手元の装置が保存している必要がある。
【0003】
しかしながら、例えば無線接続機能を搭載したヘッドセットや、トランシーバ機能を搭載した携帯電話などの場合、視界内にある不特定多数の装置の中から接続先を選択したいというニーズがあり、このような場合には予めわかっている固有な記号によって相手先を指定するという従来の方法は適用できない。
【0004】
このようなニーズに対応する例として、複数のヘッドセットとひとつの機器の接続を選択的に行う方法(特開2001-145163号公報参照)が提案されている。この方法によると、機器と接続するヘッドセットを選択する際に、各ヘッドセットに対して順次音声出力を行ない、この音声出力と機器の表示内容を利用者が照合/判断することによって接続するヘッドセットを指定することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この方法は音声信号の送受によって接続を確認するため、目的以外のヘッドセットを他人が装着している場合には、不要な音声を他人のヘッドセットに送信することとなる。又、複数の接続可能な機器が存在する中で、他の機器から接続要求があった時に、接続要求を発している機器を特定することができないという問題があった。
【0006】
そこで、本発明は、接続可能な無線接続装置が複数存在する場合に、接続を行おうとする対象以外の無線接続装置の利用者に影響を及ぼすことなく、所望の無線接続装置を指定して接続を確立することができる無線接続装置及び無線接続方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の第1の特徴は、(イ)音声信号を入力する音声信号入力手段と、(ロ)通話のための接続が可能な他の無線接続装置を検出する検出手段と、(ハ)該検出手段によって検出された他の無線接続装置との間で、接続の先を選択するための仮接続を行い、他の無線接続装置に保存されている時間的に変化する信号のパタンであって、他の無線接続装置の表示手段を点滅させるためのパタンを、他の無線接続装置に問い合わせる信号を他の無線接続装置に送信する通信手段と、(ニ)パタンを問い合わせる信号を送信した後に受信した、他の無線接続装置から送られてくる信号のパタンと、音声信号入力手段が受け付けた音声信号のパタンとが一致した場合に、通信手段を介して他の無線通信装置との間で通話のための接続を行う制御手段とを備える無線接続装置であることを要旨とする。
【0008】
ここで、「パタン」とは、オンとオフ等の2種類で表された時間的に変化する信号の様式である。
【0009】
第1の特徴に係る無線接続装置によると、接続可能な無線接続装置が複数存在する場合に、接続を行おうとする対象以外の無線接続装置の利用者に影響を及ぼすことなく、所望の無線接続装置を指定して接続を確立することができる。
【0010】
又、第1の特徴に係る無線接続装置は、(ト)音声信号入力手段から入力された音声信号パタンを符号化するパタン符号化手段と、(チ)複数のパタンの一致を照合するパタン照合手段とを更に備えていても良い。
【0011】
この無線接続装置によると、発信側機器の利用者は所望の受信側機器と通話のため接続を確立することができる。又、各無線接続装置は受信待ち受け状態であるか否かを表示手段によって他の無線接続装置の利用者に周知させることができる。
【0012】
又、第1の特徴に係る無線接続装置の通信手段は、2.4GHz帯のISMバンドを利用し、周波数ホッピングスペクトラム拡散方式を利用しても良い。この無線接続装置によると、低電力で効率的な通信を行うことができる。
【0013】
本発明の第2の特徴は、(イ)通話のための接続可能な受信側の無線接続装置を検出する検出手段、時間的に変化する信号のパタンを保存するパタン記憶装置、検出手段によって検出された受信側の無線接続装置の間で、接続の先を選択するための仮接続を行って前記パタンを検出された受信側の無線接続装置に送信する通信手段、パタンを音声信号として出力する音声信号出力手段、パタンに従って音声信号出力手段の動作を制御する制御手段を備える複数の発信側の無線接続装置と、(ロ)該発信側の無線接続装置と仮接続を行う通信手段、発信側の無線接続装置から送られてくるパタンを光の点滅によって表現する表示手段、パタンに従って表示手段の動作を制御する制御手段を備える複数の受信側の無線接続装置とを備える無線接続システムであることを要旨とする。
【0014】
ここで、「発信側機器」とは、一方の無線接続装置から他方の無線接続装置へ接続を行う際、接続を行う側の無線接続装置を指し、「受信側機器」とは、接続要求を待ち受ける側の無線接続装置を指す。
【0015】
第2の特徴に係る無線接続システムによると、接続可能な無線接続装置が複数存在する場合に、接続を行おうとする対象以外の無線接続装置の利用者に影響を及ぼすことなく、所望の無線接続装置を指定して接続を確立することができる。
【0016】
第2の特徴に係る無線接続システムの発信側機器が、パタンを光の点滅によって表現する表示手段を、受信側機器が、パタンを音声信号として出力する音声信号出力手段を更に備えても良い。
【0017】
この無線接続システムによると、発信側機器の利用者は所望の受信側機器に対して通話のための接続要求を行うことができ、更に、受信側機器の利用者は、接続を要求してきている発信側機器又は利用者を確認した後に、接続の許可又は切断を行うことができる。
【0018】
又、第2の特徴に係る無線接続システムの通信手段は、2.4GHz帯のISMバンドを利用し、周波数ホッピングスペクトラム拡散方式を利用しても良い。この無線接続システムによると、低電力で効率的な通信を行うことができる。
【0019】
本発明の第3の特徴は、(イ)音声信号パタンの入力を受け付ける音声信号入力手段、通話のための接続可能な受信側の無線接続装置を検出する検出手段、該検出手段によって検出された受信側の無線接続装置との間で、接続の先を選択するための仮接続を行い、受信側の無線接続装置に保存されている時間的に変化する信号のパタンであって、受信側の無線接続装置の表示手段を点滅させるためのパタンを、受信側の無線接続装置に問い合わせる信号を受信側の無線接続装置に送信する通信手段、音声信号パタンを符号化するパタン符号化手段、複数のパタンの一致を照合するパタン照合手段、パタン符号化手段及びパタン照合手段の動作を制御する制御手段を備える複数の発信側の無線接続装置と、(ロ)該発信側の無線接続装置と仮接続を行う通信手段、時間的に変化する信号のパタンを保存するパタン記憶装置、パタンを光の点滅によって表現する表示手段、パタンに従って表示手段の動作を制御する制御手段を備える複数の受信側の無線接続装置とを備える無線接続システムであることを要旨とする。
【0020】
この無線接続システムによると、発信側機器の利用者は所望の受信側機器と通話のため接続を確立することができる。又、各無線接続装置は受信待ち受け状態であるか否かを表示手段によって他の無線接続装置の利用者に周知させることができる。
【0021】
又、第3の特徴に係る無線接続システムの通信手段は、2.4GHz帯のISMバンドを利用し、周波数ホッピングスペクトラム拡散方式を利用しても良い。この無線接続システムによると、低電力で効率的な通信を行うことができる。
【0022】
本発明の第4の特徴は、(イ)発信側の無線接続装置が時間的に変化する信号のパタンを保存するパタン記憶装置からパタンを取り出すステップと、(ロ)発信側の無線接続装置通話のための接続可能な受信側の無線接続装置を検出するステップと、(ハ)発信側の無線接続装置が検出された受信側の無線接続装置の間で、接続の先を選択するための仮接続を行って前記パタンを検出された受信側の無線接続装置に送信するステップと、(ニ)受信側の無線接続装置がパタンに従って光を点滅するステップと、(ホ)発信側の無線接続装置がパタンを送信した後にパタンに従って音声信号を出力するステップと、(ヘ)発信側の無線接続装置が音声信号を出力した後に発信側の無線接続装置に対して指示の入力があった場合に、発信側の無線接続装置が受信側の無線接続装置と通話のための接続を行うステップとを含む無線接続方法であることを要旨とする。
【0023】
第4の特徴に係る無線接続方法によると、接続可能な無線接続装置が複数存在する場合に、接続を行おうとする対象以外の無線接続装置の利用者に影響を及ぼすことなく、所望の無線接続装置を指定して接続を確立することができる。
【0024】
又、第4の特徴に係る無線接続方法において、発信側機器と受信側機器の接続に、2.4GHz帯のISMバンドを利用し、周波数ホッピングスペクトラム拡散方式を利用しても良い。この無線接続方法によると、低電力で効率的な通信を行うことができる。
【0025】
本発明の第5の特徴は、(イ)発信側の無線接続装置が時間的に変化する信号のパタンを保存するパタン記憶装置からパタンを取り出すステップと、(ロ)発信側の無線接続装置通話のための接続可能な受信側の無線接続装置を検出するステップと、(ハ)発信側の無線接続装置が検出された受信側の無線接続装置との間で、接続の先を選択するための仮接続を行ってパタンを検出された受信側の無線接続装置に送信するステップと、(ニ)受信側の無線接続装置がパタンに従って光を点滅するステップと、(ホ)発信側の無線接続装置がパタンを送信した後にパタンに従って音声信号を出力するステップと、(ヘ)発信側の無線接続装置がパタンに従って光を点滅するステップと、(ト)受信側の無線接続装置がパタンに従って音声信号を出力するステップと、(チ)受信側の無線接続装置が音声信号を出力した後に受信側の無線接続装置に対して指示の入力があった場合に、受信側の無線接続装置が発信側の無線接続装置通話の接続を行うステップとを含む無線接続方法であることを要旨とする。
【0026】
第5の特徴に係る無線接続方法によると、発信側機器の利用者は所望の受信側機器に対して通話のための接続要求を行うことができ、更に、受信側機器の利用者は、接続を要求してきている発信側機器又は利用者を確認した後に、接続の許可又は切断を行うことができる。
【0027】
又、第5の特徴に係る無線接続方法において、発信側機器と受信側機器の接続に、2.4GHz帯のISMバンドを利用し、周波数ホッピングスペクトラム拡散方式を利用しても良い。この無線接続方法によると、低電力で効率的な通信を行うことができる。
【0028】
本発明の第6の特徴は、(イ)受信側の無線接続装置が時間的に変化する信号のパタンを保存するパタン記憶装置からパタンを取り出すステップと、(ロ)受信側の無線接続装置がパタンに従って光を点滅するステップと、(ハ)受信側の無線接続装置が光を点滅させた後に発信側の無線接続装置が音声で入力された音声パタンを符号化するステップと、(ニ)発信側の無線接続装置が受信側の無線接続装置の間で、接続の先を選択するための仮接続を行って前記パタンの問い合わせを行うステップと、(ホ)受信側の無線接続装置がパタンを発信側の無線接続装置に送信するステップと、(ヘ)発信側の無線接続装置がパタンと音声パタンの一致を照合するステップと、(ト)該照合するステップにおいて、パタンと音声パタンが一致した場合に、発信側の無線接続装置が受信側の無線接続装置と通話のための接続を行うステップとを含む無線接続方法であることを要旨とする。
【0029】
第6の特徴に係る無線接続方法によると、発信側機器の利用者は所望の受信側機器と通話のため接続を確立することができる。又、各無線接続装置は受信待ち受け状態であるか否かを表示手段によって他の無線接続装置の利用者に周知させることができる。
【0030】
又、第6の特徴に係る無線接続方法において、発信側機器と受信側機器の接続に、2.4GHz帯のISMバンドを利用し、周波数ホッピングスペクトラム拡散方式を利用しても良い。この無線接続方法によると、低電力で効率的な通信を行うことができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照して、本発明の第1及び第2の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。但し、図面は模式的なものであることに留意すべきである。
【0032】
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係る無線接続装置は、図1に示すように、音声信号入力手段11、検出手段12、通信手段13、パタン記憶装置14、表示手段15、音声信号出力手段16、制御手段17からなる。この無線接続装置は、ヘッドフォンとマイクが一体となったヘッドセット装置、携帯電話、PDC、PHS、トランシーバ等である。
【0033】
音声信号入力手段11は、通話時に音声信号を入力するマイク等であり、利用者の音声による指示の入力を受け付ける。検出手段12は、音声信号入力手段11に入力された利用者の指示により、利用者が目視で確認できる範囲にある接続可能な機器を検出する。
【0034】
通信手段13は、検出手段12によって検出された機器との通信を行う。ここで、通信手段13は、通常の携帯電話が公衆網に接続するために持つ通信手段とは異なり、利用者の視野の範囲程度の近傍にある機器と直接通信を行うための付属的な通信手段を指す。このような近距離無線通信を行う方法しては、免許不要で扱える2.4GHz帯のISMバンドを利用し、周波数ホッピングスペクトラム拡散(FHSS)方式を用いる方法が挙げられる。この方法では、1MHz幅の79チャンネルを毎秒最大1600回ランダムに切り替える(周波数ホッピング)ことにより、他の無線通信との干渉を防止する。
【0035】
パタン記憶装置14は、符号化されたパタンを保存する。「パタン」とは、オンとオフ等の2種類で表された時間的に変化する信号の様式である。この符号化されたパタンの一例を図4に示す。図4に示すパタンは、1秒間を4分割した時間を1単位、1ビットとして、3秒分のオン/オフパタンになっている。1パタンは12ビットで構成される。この例の場合、符号化されたパタンを2進数で表現すると「010110111001」となり、16進数で表現すると「0x5B9」となる。
【0036】
表示手段15は、光の点滅によって外部に対してパタンを表現する手段であって、例えばLED発光器等を利用することが考えられる。音声信号出力手段16は、通話時に受信した音声を出力するヘッドフォン等であり、又、パタンを音声信号によって利用者に伝達することもできる。制御手段17は、パタン記憶装置14からパタンを読みだし、読みだしたパタンに基づいて表示手段15又は音声信号出力手段16を駆動する。又、読みだしたパタンを通信手段13を用いて他の機器へと伝達する。更に、音声信号出力手段16を制御して、問い合わせなどのための音声信号を利用者に対して出力させることもできる。
【0037】
第1の実施の形態に係る無線接続装置によると、接続可能な無線接続装置が複数存在する場合に、接続を行おうとする対象以外の無線接続装置の利用者に影響を及ぼすことなく、所望の無線接続装置を指定して接続を確立することができる。
【0038】
次に、第1の実施の形態に係る無線接続装置によって、無線接続を行う方法を図2、図3を参照して説明する。第1の実施の形態に係る無線接続方法は、互いに視認できる程度の近傍で直接通話を開始する際に、目的外の装置と接続してしまうことなく、通話相手先を指定することができる方法である。
【0039】
以下の説明において、一方の無線接続装置から他方の無線接続装置へ接続を行う際、接続を行う側の装置を発信側機器、接続要求を待ち受ける側の装置を受信側機器と呼ぶ。まず、図2を参照して、無線接続装置を発信側機器として使用する際の動作を説明する。
【0040】
(イ)まず、ステップS101において、発信側機器は、利用者からの接続処理開始指示を待ち受ける。この開始指示は、利用者が音声信号入力手段11によって入力した「接続を開始します」という音声、あるいは発信側機器の電源(図示せず)を入れるという動作あるいはボタン型入力手段(図示せず)等による押下信号等が考えられる。接続開始指示があると、ステップS102において、制御手段17はパタン記憶装置14から符号化されたパタンを取り出す。
【0041】
(ロ)次に、ステップS103において、検出手段12が接続可能な機器を一つ検出する。ステップS104において、検出された機器に対し、通信手段13が仮接続を行う。ここで、仮接続とは、実際に通話を行うのではなく、接続先の選択や接続許可の問い合わせを行うための接続のことである。
【0042】
(ハ)仮接続が完了すると、制御手段17が通信手段13にステップS102で取り出したパタンを伝え、ステップS105において、通信手段13が仮接続先の機器に対しパタンを送信する。仮接続以降の受信側機器の動作については、図3に示す(図3については後程詳細を説明する。)。受信側機器はステップS204でパタンに従って表示手段15を点滅することになる。
【0043】
(ニ)次に、ステップS106において、制御手段17は、音声信号出力手段16をこのパタンに従って駆動し、音声信号のパタンを出力させる。このとき音声信号のパタンは発信側機器の利用者にのみ聞こえるようにする。又、認識を容易にするため、連続するオンの部分パタンの間に0.1秒程度、パタン全体の末尾に1.5秒程度の間隔を挿入して繰り返し出力しても良い。末尾の1.5秒の空白とパタン中の連続するオフとを誤認することを避けるため、例えば、図4のような12ビットのパタンの場合、この12ビットを4等分した3ビットごとに少なくとも1ビットはオンのビットがあることという制約を設けることも考えられる。図4の形式のパタンでは4096通りのパタンを表現できるが、この制約を課した場合でも約2000通りのパタンが表現可能である。
【0044】
(ホ)次に、発信側機器の利用者は、接続したい受信側機器の表示手段15の点滅パタンを視認し、この点滅パタンが音声信号出力手段16から聞こえる音声信号のパタンと一致している場合には、その時点で仮接続している受信側機器が所望の接続相手であることが分かる。そこで、ステップS107において、音声信号入力手段11に対して通話の接続を行うように指示する。一致していない場合には接続を行わない旨を指示する。
【0045】
ここで、パタンが一致していない場合とは、具体的には所望の接続相手の表示装置が点滅していないか、点滅していても音声信号出力手段16の出力とは異なるパタンで点滅している場合である。所望の接続先が、ここで想定している発信側機器とは異なる機器との仮接続によって偶然同じパタンで表示手段15の点滅を行なっている可能性も考えられる。しかし、図4のに示すパタンは、前述の通り2000〜4000程度となるので、所望の接続先に対し、同じパタンを持った発信元が同時に仮接続を行う確率は、実際的には十分に小さいといえる。
【0046】
(へ)ステップS107において、発信側機器は音声信号入力装置11に接続の指示が入力された場合は、ステップS108に進み、仮接続中の受信側機器と接続を行う。ステップS107において、接続を行わない指示が入力された場合は、ステップS109に進み、仮接続を切断する。そして、ステップS103に戻り、再び新たな接続先の検出を行う。
【0047】
次に、図3を参照して、受信側機器の動作を説明する。
【0048】
(イ)まず、ステップS201において、受信側機器は発信側機器からの仮接続要求を待ち受ける。発信側機器から仮接続要求があると、ステップS202において、通信手段13は仮接続を行う。そして、ステップS203において、制御手段17は、発信側機器から通信手段13を介してパタンデータを受信する。
【0049】
(ロ)次に、ステップS204において、制御手段17は、パタンに基づいて表示手段15を点滅させる。この点滅は仮接続が切断されるか、通話のための接続が確立するまで継続される。
【0050】
(ハ)次に、ステップS205において、発信側機器から接続要求がなかった場合は、発信側機器から仮接続が切断され、ステップS208において、受信側機器も仮接続を切断する。そして、ステップS201おいて、再び仮接続の要求を待ち受ける。
【0051】
(ニ)発信側の利用者が点滅のパタンを視認した後、接続指示を行うと、ステップS205において、受信側機器は、接続要求があったとみなし、ステップS206において、通信手段13は接続を受け入れる。次に、ステップS207において、音声信号出力手段16は受信側機器の利用者に対して接続の確立を通知する。
【0052】
尚、ここでは説明を容易にするため、発信側機器と受信側機器の処理を分けて説明したが、実際にはS101及びS201の待ち受け処理は並行して処理してもよい。この場合待ち受け中に利用者から接続指示があれば発信側機器として処理フローを処理し、あるいは他の機器から仮接続要求があれば受信側機器として処理フローが進むことになる。
【0053】
又、ここでは二つ無線接続装置間での通話接続についてのみ説明したが、同様の処理フローを繰り返すことにより一つの発信側機器と複数の受信側機器の接続を行うこともできる。
【0054】
第1の実施の形態に係る無線接続方法によると、接続先を発信側機器の利用者が指定し、接続先の確認動作も発信側機器の利用者にのみ聞こえる音声信号パタンと受信側機器の表示手段15の点滅パタンとの照合によって行うため、接続を行う無線接続装置対以外の利用者に対してはどの無線接続装置が発信側機器であるか、あるいはどの無線接続装置対が接続を行なっているかを、第三者に知られることなく通話接続を確立することができる。
(第1の実施の形態の変形例)
第1の実施の形態の変形例として、発信側機器の利用者が所望の受信側機器との仮接続を確認した後に、受信側機器の利用者が自身の機器に接続要求を行なっている発信側機器を確認して、接続の許可もしくは拒否を指示できるようにした場合を説明する。
【0055】
第1の実施の形態の変形例に係る無線接続装置の構成は、図1に示す構成と同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0056】
以下の無線接続方法の説明において、一方の無線接続装置から他方の無線接続装置へ接続を行う際、接続を行う側の装置を発信側機器、接続要求を待ち受ける側の装置を受信側機器と呼ぶ。まず、図5を用いて、無線接続装置を受信側機器として使用する際の動作を説明する。ステップS301〜S305及びステップS312は、図3に示す第1の実施の形態に係る受信側機器の動作のステップS201〜S205及びステップS208と同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0057】
(イ)ステップS305において、発信側機器から接続要求を受けると、受信側機器の制御手段17は、ステップS306において、受信したパタンに従って音声出力手段16を駆動し音声信号パタンを出力する。
【0058】
(ロ)受信側機器の利用者は、音声信号パタンを聞きながら、後に説明する図6のステップS408によって同じパタンで表示手段15を点滅させている発信側機器を視認する。
【0059】
(ハ)ステップS307において、視認した結果、接続を許可する場合、受信側利用者は受信側機器の音声信号入力手段11に対し接続の許可を指示する。接続の許可が指示されると、ステップS308において、受信側の制御手段17は音声信号出力手段16からの音声信号パタン出力を停止する。そしてステップS309において、通信手段13は発信側との通話接続を確立するとともに発信側に接続許可を通知する。
【0060】
(ニ)ステップS307において、利用者が接続を許可しなかった場合には、ステップS310において、受信側の制御手段17は音声信号出力手段16からの音声信号パタンの出力を停止し、更に、ステップS311において、通信手段13を制御して仮接続を切断する。
【0061】
次に、図6を参照して、発信側機器の動作を説明する。ステップS401〜S407及びステップS414は、図2に示す第1の実施の形態に係る発信側機器の動作のステップS101〜S107及びステップS109と同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0062】
(イ)ステップS408において、発信側利用者から接続の指示があった場合、ステップS408において、制御手段17はパタンデータに従って発信側機器の表示手段15を点滅させる。これは前述の通り、受信側機器の利用者に対し発信側機器を視認させるためである。
【0063】
(ロ)その後、発信側の通信手段13は受信側機器からの接続許可の回答を待ち受ける。ステップS409において、接続が許可された場合、ステップS410に進み、制御手段17は通信手段13を用いて通話のための接続を確立する。そして、ステップS411において、音声信号出力手段16によって発信側利用者に対して通話接続が確立した旨を通知する。
【0064】
(ハ)ステップS409において、受信側機器から接続が許可されなかった場合、ステップS412に進み、発信側機器の制御手段17は通信手段13によって仮接続切断の処理を行う。そして、ステップS413において、音声信号出力手段16によって通話接続が行なえなかった旨を発信側利用者に対して通知する。
【0065】
第1の実施の形態の変形例に係る無線接続方法によると、発信側機器及び受信側機器の処理によって、発信側機器の利用者は所望の受信側機器に対して通話のための接続要求を行うことができ、更に、受信側機器の利用者は、接続を要求してきている発信側機器又は利用者を確認した後に、接続の許可又は切断を行うことができる。又、第1の実施の形態と同様に、接続を行う無線接続装置対以外の利用者に対してはどの無線接続装置が発信側機器であるか、あるいはどの無線接続装置対が接続を行なっているかを、第三者に知られることなく通話接続を確立することができる。
【0066】
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態に係る無線接続装置は、第1の実施の形態に係る無線接続装置と同様、具体的には、ヘッドフォンとマイクが一体となったヘッドセット装置、携帯電話、PDC、PHS、トランシーバ等である。
【0067】
第2の実施の形態に係る無線接続装置は、図7に示すように、音声信号入力手段11、検出手段12、通信手段13、パタン記憶装置14、表示手段15、音声信号出力手段16、制御手段17、パタン符号化手段18、パタン照合手段19からなる。音声信号入力手段11、検出手段12、通信手段13、パタン記憶装置14、表示手段15、音声信号出力手段16、制御手段17は、図1に示す第1の実施の形態に係る無線接続装置と同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0068】
パタン符号化手段18は、音声信号入力手段11から入力された音声信号パタンを、符号化する。パタン符号化手段18によって符号化されたパタンの例を図10に示す。図10では、時系列上で音声パタンとして舌打ちが入力された部分を「ツ」として示す。利用者によるこのような音声入力ではタイミングが厳密であることは期待できないが、図4で示した符号化パタンと同様、パタンの最短単位は0.25秒に規格化されているため、図10に示したようにタイミングの微小なずれをこの最短単位に規格化することができる。図10の例の場合、符号化されたパタンを2進数で表現すると「100110111001」となり、16進数で表現すると「0x9B9」となる。
【0069】
第1の実施の形態における符号化パタンでは、パタンの先頭を判別するための方法の例として、連続する0ビットの数を制限することを考えたが、第2の実施の形態では、更に、例えば先頭ビットが必ず1であるという制限を設けることで、パタンの先頭を認識できるようになる。このよう制限を設けた場合、表現されるパタンの種類が更に少なくなるが、同様の原理でパタン長を4秒以上、つまり16ビット以上に拡張することで回避できる。
【0070】
パタン照合手段19は、複数のパタンの一致を照合する。例えば、パタン符号化手段18が符号化したパタンと、パタン記憶装置14に保存されたパタンとの照合を行う。
【0071】
第2の実施の形態に係る無線接続装置によると、接続可能な無線接続装置が複数存在する場合に、接続を行おうとする対象以外の無線接続装置の利用者に影響を及ぼすことなく、所望の無線接続装置を指定して接続を確立することができる。
【0072】
次に、第2の実施の形態に係る無線接続装置によって、無線接続を行う方法を図8、図9を参照して説明する。第2の実施の形態に係る無線接続方法は、第1の実施の形態に係る無線接続方法と同様に、互いに視認できる程度の近傍で直接通話を開始する際に、目的外の装置と接続してしまうことなく、通話相手先を指定することができる方法である。
【0073】
以下の説明において、一方の無線接続装置から他方の無線接続装置へ接続を行う際、接続を行う側の装置を発信側機器、接続要求を待ち受ける側の装置を受信側機器と呼ぶ。まず、図8を参照して、無線接続装置を受信側機器として使用する際の動作を説明する。
【0074】
(イ)ステップS501で、利用者からの接続待ち受け開始指示を受け、音声入力手段11から待ち受け開始の指示があると、ステップS502において、制御手段17がパタン記憶装置14に予め保存されたパタンを取り出す。
【0075】
このとき、利用者が接続待ち受け開始の指示を入力する方法は、音声入力に依らなくてもよい。例えば、発信側機器の電源(図示せず)を入れるという動作あるいはボタン型入力手段(図示せず)等による押下信号等により待ち受け開始指示を行うことも考えられる。
【0076】
(ロ)次に、ステップS503において、制御手段17がパタンに従って表示手段15を点滅させる。そして、ステップS504において、待ち受け状態となり、発信側機器からのパタン問い合わせを待ち受ける。
【0077】
(ハ)ステップS504において、パタンの問い合わせがあった場合、ステップS505に進み、パタン送信のための仮接続を確立する。発信側機器からパタンの問い合わせを受けた受信側機器の制御手段17は、ステップS502で取り出したパタンを通信手段13に渡し、ステップS506において、発信側機器に対して送信する。この送信されたパタンは、後に詳述するが、発信側機器によって処理される。そして、発信側機器は、必要があれば受信側機器に対して通話接続要求を行う。
【0078】
(ニ)受信側機器は、ステップS507において、発信側機器からの通話接続要求を待ち受ける。接続要求があった場合には、ステップS508において、この発信側機器との間で接続を確立する。
【0079】
(ホ)ステップS507において、接続要求がなかった場合は、ステップS509において、発信側機器との仮接続を切断する。そして、ステップS503に戻り、再び表示装置を点滅しながら他の発信側機器からのパタン問い合わせを待ち受ける。
【0080】
次に、図9を参照して、発信側機器の動作を説明する。
【0081】
(イ)ステップS601において、発信側機器の音声入力手段11は、利用者からの音声パタンの入力を待ち受ける。この音声パタンは、接続を行おうとする対象の受信側機器の表示手段15の点滅に合わせて利用者が舌打ちをすることで入力される。
【0082】
(ロ)ステップS601において入力された音声パタンは、制御手段17を経由してパタン符号化手段18に送られる。そして、ステップS602において、パタン符号化手段18により、図10に示す符号化パタンに符号化される。
【0083】
(ハ)次に、ステップS603において、発信側機器は、検出手段12により発信側機器の利用者が目視で確認できる範囲にある接続可能な受信側機器を検出する。そして、接続可能な受信側機器が一つ検出される、ステップS604において、発信側機器はこの検出された受信側機器と仮接続を確立する。次に、ステップS605において、受信側機器の表示手段15の符号化された点滅パタンを問い合わせる。
【0084】
(ニ)次に、発信側機器は、受信側機器から表示手段15の点滅パタンを受信する。ここで受信した点滅パタンをパタン記憶装置14に保存しても良い。そして、ステップS606において、パタン照合手段19により、受信した点滅パタンとS602で符号化された発信側機器の音声パタンが比較される。
【0085】
(ホ)ステップS606において、これらのパタンが一致した場合、発信側機器の利用者が接続を行おうとした機器と仮接続中であるということになるので、ステップS607において、発信側機器は受信側機器に対して通話接続の要求を行う。そして、ステップS608において、接続を行う。
【0086】
(へ)ステップS606において、パタンが一致しなかった場合には、仮接続中の機器は発信側利用者が接続を行おうとした機器とは異なるということになるので、ステップS608において、発信側機器は仮接続を切断する。そして、ステップS603に戻り、次の接続可能な受信側機器を検出する。
【0087】
第2の実施の形態に係る無線接続方法によると、発信側機器の利用者は所望の受信側機器と通話のため接続を確立することができる。又、各無線接続装置は受信待ち受け状態であるか否かを表示手段15によって他の無線接続装置の利用者に周知させることができる。更に、第2の実施の形態の場合、各々の無線接続装置が各々異なるパタンで表示装置の点滅を行うため、接続を行う無線接続装置対以外の利用者に対してはどの無線接続装置が発信側機器であるか、あるいはどの無線接続装置対が接続を行なっているかを、第三者に知られることなく通話接続を確立することができる。
【0088】
又、第2の実施の形態に係る無線接続方法においても、第1の実施の形態の変形例と同様に、受信側機器の利用者が接続要求を行っている発信側機器を確認してから接続の可否を決定することもできる。
(その他の実施の形態)
本発明は上記の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
【0089】
例えば、本発明の第1及び第2の実施の形態において、それぞれ一つのパタンについて説明したが、パタン記憶装置14には複数のパタンが保存され、ランダムに、あるいは利用者の好みにより、パタンが選択されるようにしても構わない。
【0090】
又、本発明の第1及び第2の実施の形態において、無線接続装置間でパタンの送受信を行うことを記述した。このとき、各無線接続装置で、受信したパタンをパタン記憶装置14に保存し、その後の処理を行っても良い。
【0091】
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
【0092】
【発明の効果】
本発明によれば、接続可能な無線接続装置が複数存在する場合に、接続を行おうとする対象以外の無線接続装置の利用者に影響を及ぼすことなく、所望の無線接続装置を指定して接続を確立することができる無線接続装置及び無線接続方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る無線接続装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る発信側機器の動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る受信側機器の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る符号化パタンの例である。
【図5】本発明の第1の実施の形態の変形例に係る受信側機器の動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施の形態の変形例に係る発信側機器の動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る無線接続装置の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る受信側機器の動作を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係る発信側機器の動作を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係る符号化パタンの例である。
【符号の説明】
11 音声信号入力手段
12 検出手段
13 通信手段
14 パタン記憶装置
15 表示手段
16 音声信号出力手段
17 制御手段
18 パタン符号化手段
19 パタン照合手段

Claims (11)

  1. 他の無線接続装置との間で通話のための接続を行う無線接続装置であって、
    音声信号を入力する音声信号入力手段と、
    前記通話のための接続が可能な前記他の無線接続装置を検出する検出手段と、
    該検出手段によって検出された前記他の無線接続装置との間で、前記接続の先を選択するための仮接続を行い、前記他の無線接続装置に保存されている時間的に変化する信号のパタンであって、前記他の無線接続装置の表示手段を点滅させるためのパタンを、前記他の無線接続装置に問い合わせる信号を前記他の無線接続装置に送信する通信手段と、
    前記パタンを問い合わせる信号を送信した後に受信した、前記他の無線接続装置から送られてくる信号のパタンと、前記音声信号入力手段が受け付けた音声信号のパタンとが一致した場合に、前記通信手段を介して前記他の無線接続装置との間で前記通話のための接続を行う制御手段と
    を備えることを特徴とする無線接続装置。
  2. 前記音声信号入力手段から入力された音声信号パタンを符号化するパタン符号化手段と、
    前記符号化された音声信号パタンと前記他の無線接続装置から送られてくる信号のパタンの一致を照合するパタン照合手段
    とを更に備えることを特徴とする請求項1に記載の無線接続装置。
  3. 前記通信手段は、2.4GHz帯のISMバンドを利用し、周波数ホッピングスペクトラム拡散方式を利用することを特徴とする請求項1又は2に記載の無線接続装置。
  4. 発信側の無線接続装置と受信側の無線接続装置との間で通話のための接続を行う無線接続システムであって、
    前記通話のための接続可能な前記受信側の無線接続装置を検出する検出手段、時間的に変化する信号のパタンを保存するパタン記憶装置、前記検出手段によって検出された前記受信側の無線接続装置の間で、前記接続の先を選択するための仮接続を行って前記パタンを前記検出された受信側の無線接続装置に送信する通信手段、前記パタンを音声信号として出力する音声信号出力手段、前記パタンに従って前記音声信号出力手段の動作を制御する制御手段を備える複数の発信側の無線接続装置と、
    該発信側の無線接続装置と仮接続を行う通信手段、前記発信側の無線接続装置から送られてくる前記パタンを光の点滅によって表現する表示手段、前記パタンに従って前記表示手段の動作を制御する制御手段を備える複数の受信側の無線接続装置
    とを備えることを特徴とする無線接続システム。
  5. 前記発信側の無線接続装置が、前記パタンを光の点滅によって表現する表示手段を更に備え、
    前記受信側の無線接続装置が、前記パタンを音声信号として出力する音声信号出力手段を更に備えることを特徴とする請求項4に記載の無線接続システム。
  6. 発信側の無線接続装置と受信側の無線接続装置との間で通話のための接続を行う無線接続システムであって、
    音声信号パタンの入力を受け付ける音声信号入力手段、前記通話のための接続可能な前記受信側の無線接続装置を検出する検出手段、該検出手段によって検出された前記受信側の無線接続装置との間で、前記接続の先を選択するための仮接続を行い、前記受信側の無線接続装置に保存されている時間的に変化する信号のパタンであって、前記受信側の無線接続装置の表示手段を点滅させるためのパタンを、前記受信側の無線接続装置に問い合わせる信号を前記受信側の無線接続装置に送信する通信手段、前記音声信号パタンを符号化するパタン符号化手段、複数のパタンの一致を照合するパタン照合手段、前記パタン符号化手段及び前記パタン照合手段の動作を制御する制御手段を備える複数の発信側の無線接続装置と、
    該発信側の無線接続装置と仮接続を行う通信手段、前記時間的に変化する信号のパタンを保存するパタン記憶装置、前記パタンを光の点滅によって表現する表示手段、前記パタンに従って前記表示手段の動作を制御する制御手段を備える複数の受信側の無線接続装置
    とを備えることを特徴とする無線接続システム。
  7. 前記通信手段は、2.4GHz帯のISMバンドを利用し、周波数ホッピングスペクトラム拡散方式を利用することを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載の無線接続システム。
  8. 発信側の無線接続装置と受信側の無線接続装置との間で通話のための接続を行う無線接続方法であって、
    前記発信側の無線接続装置が時間的に変化する信号のパタンを保存するパタン記憶装置から前記パタンを取り出すステップと、
    前記発信側の無線接続装置前記通話のための接続可能な前記受信側の無線接続装置を検出するステップと、
    前記発信側の無線接続装置が前記検出された受信側の無線接続装置の間で、前記接続の先を選択するための仮接続を行って前記パタンを前記検出された受信側の無線接続装置に送信するステップと、
    前記受信側の無線接続装置が前記パタンに従って光を点滅するステップと、
    前記発信側の無線接続装置が前記パタンを送信した後に前記パタンに従って音声信号を出力するステップと、
    前記発信側の無線接続装置が前記音声信号を出力した後に前記発信側の無線接続装置に対して指示の入力があった場合に、前記発信側の無線接続装置が前記受信側の無線接続装置前記通話のための接続を行うステップ
    とを含むことを特徴とする無線接続方法。
  9. 発信側の無線接続装置と受信側の無線接続装置との間で通話のための接続を行う無線接続方法であって、
    前記発信側の無線接続装置が時間的に変化する信号のパタンを保存するパタン記憶装置から前記パタンを取り出すステップと、
    前記発信側の無線接続装置前記通話のための接続可能な前記受信側の無線接続装置を検出するステップと、
    前記発信側の無線接続装置が前記検出された受信側の無線接続装置との間で、前記接続の先を選択するための仮接続を行って前記パタンを前記検出された受信側の無線接続装置に送信するステップと、
    前記受信側の無線接続装置が前記パタンに従って光を点滅するステップと、
    前記発信側の無線接続装置が前記パタンを送信した後に前記パタンに従って音声信号を出力するステップと、
    前記発信側の無線接続装置が前記パタンに従って光を点滅するステップと、
    前記受信側の無線接続装置が前記パタンに従って音声信号を出力するステップと、
    前記受信側の無線接続装置が前記音声信号を出力した後に前記受信側の無線接続装置に対して指示の入力があった場合に、前記受信側の無線接続装置前記発信側の無線接続装置前記通話のための接続を行うステップ
    とを含むことを特徴とする無線接続方法。
  10. 発信側の無線接続装置と受信側の無線接続装置との間で通話のための接続を行う無線接続方法であって、
    前記受信側の無線接続装置が時間的に変化する信号のパタンを保存するパタン記憶装置から前記パタンを取り出すステップと、
    前記受信側の無線接続装置が前記パタンに従って光を点滅するステップと、
    前記受信側の無線接続装置が前記光を点滅させた後に発信側の無線接続装置が音声で入力された音声パタンを符号化するステップと、
    前記発信側の無線接続装置が前記受信側の無線接続装置の間で、前記接続の先を選択するための仮接続を行って前記パタンの問い合わせを行うステップと、
    前記受信側の無線接続装置が前記パタンを前記発信側の無線接続装置に送信するステップと、
    前記発信側の無線接続装置が前記パタンと前記音声パタンの一致を照合するステップと、
    該照合するステップにおいて、前記パタンと前記音声パタンが一致した場合に、前記発信側の無線接続装置が前記受信側の無線接続装置前記通話のための接続を行うステップ
    とを含むことを特徴とする無線接続方法。
  11. 前記発信側の無線接続装置と前記受信側の無線接続装置の接続に、2.4GHz帯のISMバンドを利用し、周波数ホッピングスペクトラム拡散方式を利用することを特徴とする請求項8〜10のいずれか1項に記載の無線接続方法。
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