JP3781098B2 - 被搬送物の方向規制装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、搬送中の被搬送物の向きを一定の方向に規制する方向規制装置に係り、特に、角型ペットボトルなどの非円形容器を高速で搬送しながら容器の外観検査を行う容器検査装置における被搬送物の方向規制装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
搬送中の容器の外観検査を行う装置として、検査対象となる容器を自転可能な支持台に載せて円形軌道上を移動させ、検査時に該支持台を回転ベルト等に接触させることにより自転させ、この自転時に容器の外観を検査する装置が知られている。容器の外観の検査は、上記自転時に容器の外側部分をCCDカメラ等の撮像装置により撮像し、これにより得られた画像を処理することによって行われる。
【0003】
このような容器検査装置に検査対象である容器を搬入出する際には、容器の形状に合ったポケットを持つ入口スターホイル及び出口スターホイルを介して行われる。検査対象である容器は、入口スターホイルから支持台に受け渡され、上述した検査が行われた後に出口スターホイルに排出される。この出口スターホイルに容器を排出する場合には、上記ポケットを持つ出口スターホイルのポケットに容器を正確に嵌め込ませる必要がある。
【0004】
容器の断面形状が円形である場合には、支持台の自転角度にかかわらず容器を出口スターホイルのポケットに嵌り込ませることができるが、非円形の断面形状を有する容器(例えば、楕円形や角形の容器)である場合には、容器の向きを出口スターホイルのポケットの形状と一致する方向に規制する必要が生じる。即ち、外観検査における支持台の自転により変化した容器の向きを出口スターホイルのポケットに納まるように修正する必要がある。特に、近年における角型ペットボトルの需要増大に伴い、角型ペットボトルの外観検査が必要性が増大しているが、このようなペットボトルに対しては上述した容器の方向規制を行う必要が生じている。
【0005】
このような検査後の容器の向きを一定の方向に規制する方向規制装置として、特開平8−324783号に開示されているような装置が知られている。図17は、このような従来の被搬送物の方向規制装置の構成を示す図である。図17に示すように、従来の被搬送物の方向規制装置においては、支持台の自転軸101に偏心してローラ102を接続すると共に、円形軌道103の接線方向には直線ガイド104が設けられている。容器の外観検査を行った後、上記ローラ102が直線ガイド104に当接することとなるので、支持台の方向が一定方向に規制される。更に、ローラ105を円形ガイド106に当接させることによって上記規制された支持台の方向が維持され、これにより支持台上の容器を出口スターホイルのポケットに嵌め込むことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
近年の生産性の向上の要請から、ペットボトルなどの容器に飲料を充填する工程においては、毎分600〜700本程度のいわゆる高速充填を行う能力が要求され、充填工程前の容器の検査工程においてもこれと同程度の速度で検査を行う必要がある。
【0007】
しかしながら、上述した従来の被搬送物の方向規制装置を用いて高速検査を行った場合には、高速度による支持台等の慣性の影響から、一旦、直線ガイド104に当接したローラ102がその後外れてしまう場合がある。この場合には、再び支持台が自由に回転できる状態となり、支持台を正確に一定の方向に規制することができないこととなる。また、所定の位置(図17におけるXの位置)にローラ102が到達すると、支持台と同速度で移動するローラ102が静止している直線ガイド104に急激に当接するので、支持台と容器の間にスベリが発生し、容器が支持台上で回転してしまう場合がある。この場合には、支持台は一定の方向に規制されたとしても、結果として容器の向きが一定とならない。
このような理由から、従来の被搬送物の方向規制装置を用いる場合には、最高でも毎分350本程度の搬送速度しか実現できず、上述した高速化の要請に応えることができなかった。
【0008】
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、容器を高速度で検査する場合においても正確に一定の方向に容器の向きを規制(修正)することができる被搬送物の方向規制装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このような従来技術における問題点を解決するために、請求項1に記載の本発明は、被搬送物を支持する支持台を回転させる回転軸に、該回転軸と一体的に回転する位置決め部材を固着し、上記回転軸に対して固定された固定部材に、上記位置決め部材側に突出可能な係止部材を収容し、上記位置決め部材に、上記固定部材から突出した係止部材に嵌合する凹部を形成し、上記係止部材を位置決め部材側に押圧して上記位置決め部材の凹部に嵌合させる押圧部材を設け、上記回転軸に、該回転軸と一体的に回転する被制動部材を固着し、上記押圧部材に、上記固定部材側に突出可能な第1の突出部材を収容し、上記固定部材に、上記押圧部材側に突出し、上記第1の突出部材に接触可能な第2の突出部材を収容し、上記第2の突出部材に、上記被制動部材に接触し該被制動部材を制動可能な制動部材を連結したことを特徴とする。このようにすれば係止部材と位置決め部材の凹部との位置を適宜変更することで、容器を高速度で検査する場合においても正確に一定の方向に容器の向きを規制(修正)することができる。
【0010】
また、回転軸の回転速度を弱めた後に容器の方向を規制することができるので、支持台と容器との間にスベリが発生することがない。
【0011】
更に、請求項に記載の本発明は、上記押圧部材は、上記固定部材に対して相対的に移動可能であると共に、上記係止部材を支持し、上記固定部材に対する該押圧部材の相対位置によって高さが異なる接触面を有することを特徴とする。これにより簡単な構造で方向規制装置を製作することができる。
【0012】
また、請求項に記載の本発明は、上記押圧部材を上記位置決め部材側に付勢する付勢部材を設けたことを特徴とする。これにより上記押圧部材は常に上方に付勢される。
【0013】
更に、請求項に記載の本発明は、上記駆動手段を回転ベルト機構により構成すると共に、該回転ベルト機構は上記支持体の搬送方向と同方向かつ支持体の搬送速度よりもやや遅い速度で回転することを特徴とする。これにより回転ベルトと調整部材との相対速度を小さくすることができるので、支持体が高速で搬送される場合にも対応することができる。
【0014】
また、請求項に記載の本発明は、上記被制動部材と一体的に回転する調整部材と、上記調整部材を回転させる駆動手段とを設けたことを特徴とする。これにより制動部材と被制動部材との間の制動力を高めることができ、回転軸を有効に制動することができる。
【0015】
更に、請求項に記載の本発明は、上記係止部材が上記押圧部材によって押圧されるときに、上記第2の突出部材は上記押圧部材の接触面の凹面に接触することを特徴とする。これにより回転軸の制動と静止とをそれぞれ有効に行うことが可能となる。
【0016】
また、請求項に記載の本発明は、上記移動部材と固定部材との相対位置を変化させる作動手段を設けたことを特徴とする。
【0017】
更に、請求項に記載の本発明は、上記作動手段をカム機構により構成したことを特徴とする。
【0018】
また、請求項に記載の本発明は、上記支持台に並設された他の1以上の支持台の回転軸を連動して回転させる連動部材を上記回転軸に設けたことを特徴とする。これにより1つの方向規制装置により複数の支持台上の容器の方向を規制することが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る被搬送物の方向規制装置の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明においては、非円形の断面形状を有する容器として角型容器を用いる場合について説明するが、これに限られず非円形の断面形状を有するあらゆる容器に本発明を適用することができる。
【0020】
図1は本実施形態に係る容器検査装置の全体構成図である。図1に示すように、本実施形態の容器検査装置には2つのロータ80,81が設けられており、これらの円形軌道に隣接して3つのスターホイル82,83,84が配設されている。これらのロータ80,81には、その円形軌道上に複数の支持台1,2がそれぞれ設置されており、ロータ80,81の回転によって支持台上の容器が該円形軌道上を搬送される。
【0021】
一定方向に揃えられ、入口コンベア91によって搬送されてきた角型容器3は、入口スターホイル82に接続された入口スクリュー92によって等ピッチに分離され、入口スターホイル82に順次導入される。入口スターホイル内では、入口スターホイル82の上下に設置された口天面検査カメラ及び底検査カメラ(図示せず)によって容器の口及び底の検査が行われ、その後、第1ロータ80の支持台1の上に受け渡される。該支持台上に載せられた容器3は、第1ロータ80の回転によってその円形軌道上を搬送され、第1出口スターホイル83に導入される。
【0022】
そして、容器3は第1出口スターホイル83から第2ロータ81の支持台2の上に受け渡され、第2ロータ81の回転によってその円形軌道上を搬送される。この搬送途中において、常時駆動しているスピンベルト85を、後述する支持台2のシャフト4の下部に取り付けられたVベルトプーリ5に係合させることで、支持台2及びこの支持台2に載せられた容器3を回転させる。この容器3の回転中に胴検査カメラ86によって容器3の外観を撮像し、容器3の胴部の全面外周検査が行われる。
【0023】
ここで、第2ロータ81の支持台2には本発明に係る方向規制装置が取り付けられている。上記胴検査カメラ86による外観検査後、この方向規制装置によって支持台2が第1出口スターホイル83から導入されたときと同じ方向に修正される。これにより、容器3を第2出口スターホイル84のポケットに正確に嵌め込ませ、この第2出口スターホイル84に導入することができる。以下、本発明に係る被搬送物の方向規制装置について、図面を参照して詳細に説明する。
なお、本発明に係る被搬送物の方向規制装置によって方向が修正され、第2出口スターホイル84に導入された容器3は、該第2出口スターホイル84に接続された出口スクリュー93によって等ピッチに分離された後、出口コンベア94によって次工程に送られる。
【0024】
図2は、本実施形態に係る被搬送物の方向規制装置の縦断面図である。方向規制装置は、第2ロータ81に対して固定される固定部と、容器3を回転可能に支持する回転部(図3)と、後述する可動部とから基本的に構成される。
【0025】
固定部は、ハウジング11,スリーブシャフト12,上フランジ13,下フランジ14から構成される。図2に示すように、ハウジング11はボルト15によって第2ロータ81に固定され、スリーブシャフト12はボルト16によってハウジング11に固定される。また、下フランジ14はスリーブシャフト12の下端にボルト17によって固定されており、この上方に上フランジ13が配置される。これら上フランジ13及び下フランジ14によってスプリング支持部18とボール支持部19とが形成され、このスプリング支持部18にはスプリングS1が設置される。このスプリングS1によって上フランジ13は常に上方に付勢されることとなる。なお、ボール支持部19にはボールGが収容される。また、ハウジング11及び下フランジ14のそれぞれの内周側には、後述するシャフト4の径方向荷重を支持する上側ラジアル軸受20及び下側ラジアル軸受21が設けられている。
このように固定部のハウジング11,スリーブシャフト12,下フランジ14は一体となって第2ロータ81に固定されている。
【0026】
図4(a)は固定部のスリーブシャフト12の平面図、図4(b)は図4(a)のI−I線断面図である。図4(b)に示すように、スリーブシャフト12の上部12aはフランジ状に形成されている。このフランジ状のフランジ部12aには、フランジ部12aを上下に貫通する貫通孔12bが形成されており、この貫通孔12bは、図4(a)に示すようにフランジ部12aの円周を四等分する位置、即ち90°毎の位置にそれぞれ配置されている。この貫通孔12bには、図2に示すように、係止部材としてのボールA及びボールBが格納され、このボールA及びボールBは貫通孔12bの内部を上下に移動可能とされる。また、フランジ部12aの下面にはボールC(第1の突出部材)を収容する凹部12cがフランジ部12aの円周を四等分する位置に形成されており、この凹部12cと貫通孔12bとは互いに45度の角度をなすように配置されている。
【0027】
回転部の縦断面を図3に示す。図3に示すように、回転部は、容器3を載せる支持台2とこの支持台2に接続されるシャフト4(回転軸)とを備えている。シャフト4は、上述した上側ラジアル軸受20及び下側ラジアル軸受21によって支承され、回転可能とされる。図2及び図3に示すように、回転部のシャフト4の下端にはVベルトプーリ5が取付けられており、上述したスピンベルト85がVベルトプーリ5に係合することにより回転トルクがシャフト4に伝達され、支持台2が回転する。
【0028】
また、図2及び図3に示すように、回転部のシャフト4には位置決め部材としてのストップリング6が固着されており、この円盤状のストップリング6は上記シャフト4と一体的に回転する。図5(a)にストップリング6の底面図、図5(b)に縦断面図をそれぞれ示す。図5(a)及び(b)に示すように、ストップリング6の底面には1個以上(本実施形態においては、円周を四等分する位置に4個)の凹部6aが形成されており、この凹部6aには、上記固定部のスリーブシャフト12に収容されたボールAを嵌合させることができる。このストップリング6の凹部6aの機能については後述する。
【0029】
更に、図3に示すように、上記シャフト4に取り付けられたVベルトプーリ5の上方には、被制動部材としての第1のブレーキフランジ7が設けられている。図6(a)は第1のブレーキフランジ7の平面図、図6(b)は縦断面図である。この第1のブレーキフランジ7もシャフト4に固着され、該シャフト4と一体的に回転する。この第1のブレーキフランジ7は、シャフト4の回転に対するブレーキとしての機能があるが、この詳細については後述する。
【0030】
可動部は、押圧部材としてのクラッチスリーブ31、スプリングベース32、調整部材としてのタイミングプーリ33、制動部材としての第2のブレーキフランジ34とから構成され、これらの部材は、固定部のスリーブシャフト12のフランジ部12aと回転部の第1のブレーキフランジ7との間に、上からクラッチスリーブ31、スプリングベース32、タイミングプーリ33、第2のブレーキフランジ34の順番で配置されている。
【0031】
図7(a)は可動部のクラッチスリーブ31の平面図、図7(b)は図7(a)のII−II線断面図であり、図8(a)は可動部のスプリングベース32の平面図、図8(b)は縦断面図である。クラッチスリーブ31には、図7(a)に示すように、円周を四等分する位置に上下を貫通する貫通孔31aが形成され、更に、この貫通孔31aと45度の角度をなす位置には、下方に開口するスプリング収納部31bが形成されている。図2に示すように、この貫通孔31aには第2の突出部材としてのボールD,E,Fが収納されている。これらのボールD,E,Fは貫通孔31aの内部を上下に移動可能とされる。ボールFの下部は、図8に示す円輪形状のスプリングベース32に支持されており、スプリング収納部31bには、スプリングベース32上に配置されたスプリングS2が収納される。従って、この付勢部材としてのスプリングS2の押圧力によって、クラッチスリーブ31は常に上方に付勢される。
【0032】
クラッチスリーブ31は上述したスリーブシャフト12とは独立して回転可能かつ上下に移動可能とされている。クラッチスリーブ31には、支持台2が所定の位置に到達したときに作動するカム機構により構成されるアーム35が取付けられており、第2ロータ81の回転に伴い支持台2が所定の位置に到達するとアーム35が作動し、クラッチスリーブ31が所定の角度だけスリーブシャフト12に対して相対的に回転される。
また、クラッチスリーブ31の上面には、後述する図11に示すように、ボールB及びCを支持する凹凸面(窪み)が形成されており、この窪みの深さは円周方向の位置によって異なっている。
【0033】
図9(a)は可動部のタイミングプーリ33の平面図、図9(b)は縦断面図である。タイミングプーリ33は、図2に示すように、上側スラスト軸受36を介してスプリングベース32の下方に配置される。このタイミングプーリ33は、その内側下方に配置された下側スラストベアリング37によって支持される。このタイミングプーリ33は、スリーブシャフト12とは独立して回転可能であり、後述する調整ベルト87が外周部に設けられたプーリに係合することにより回転する。なお、タイミングプーリ33は、上述したスプリング支持部18内のスプリングS1によって常に下方から押圧されている。
【0034】
図10(a)は可動部の第2のブレーキフランジ34の平面図、図10(b)は図10(a)のIII−III線断面図である。第2のブレーキフランジ34はタイミングプーリ33の下面に固着され、後述するように、タイミングプーリ33が下方向に移動した際に、第2のブレーキフランジ34が上述した回転部の第1のブレーキフランジ7と接触して、ブレーキ作用により回転部の回転を制動する。
【0035】
以下、本発明に係る被搬送物の方向規制装置の動作について詳細に説明する。第2ロータ81内で角型容器3の外観検査が行われるときの、回転部のストップリング6,固定部のスリーブシャフト12,可動部のクラッチスリーブ31それぞれの上下方向の相対的な位置関係を図11に示す。図11及び後述する図12,図13,図14は、図2のY−Y線で示される上記各部材の円周断面のうち、中心周り90度の範囲を展開して示したものである。図11からわかるように、この状態では、ボールAが回転部のストップリング6の凹部6aに係合しておらず、また、後述するようなブレーキ作用も働いていないため、回転部のシャフト4及び支持台2は自由に回転できる状態にある。
【0036】
以下に、上記状態を図11を参照してより詳細に説明する。
クラッチスリーブ31は、上述したように、下方からスプリングベース32上のスプリングS2によって上方に押圧されており、これにより、クラッチスリーブ31はP1点においてボールCに接触する。
一方、この状態において、ボールBは、クラッチスリーブ31の上面の窪み(P2点)と接触しており、ボールBの上にあるボールAはスリーブシャフト12のフランジ部12aの上面から突出しない。即ち、この状態では、ボールAが回転部のストップリング6の凹部6aに嵌合することはなく、このストップリング6及びシャフト4と支持台2は自由に回転できる状態にある。
なお、上記状態において、ボールDは、図11に示すようにクラッチスリーブ31の上面から少し突出するが、この突出した部分の高さは、ボールCがスリーブシャフト12のフランジ部12aの下面から突出する高さよりも小さいため、ボールDがスリーブシャフト12のフランジ部12aの下面と接触することはない。
【0037】
このように、図11に示す状態においては、シャフト4及び支持台2は自由に回転できる状態にあり、シャフト4の下端のVベルトプーリー5が図1に示すスピンベルト85に接触することで、シャフト4及び支持台2を回転させることができ、これにより容器3の外観検査が可能となる。
【0038】
上記容器3の外観検査が終了した後、第2ロータ81の回転に伴って上述のアーム35が作動し、クラッチスリーブ31をスリーブシャフト12に対して相対的に所定の角度(本実施形態においては11°)だけ回転させる。なお、この場合において、カム機構を構成するアーム35も第2ロータ81とともに回転移動しているので、クラッチスリーブ31を回転するときにアーム35とスリーブシャフト12との間に大きな力が作用することはなく、極めてスムーズにスリーブシャフト12を回転させることができる。
【0039】
このときの各部材の上下方向の相対的な位置関係を図12に示す。この図12は、図11に示すクラッチスリーブ31を11°に相当する分だけ右側に移動させた図に対応する。
図12に示す状態においては、クラッチスリーブ31の上面から突出したボールDがスリーブシャフト12のフランジ部12aの下面から突出したボールCと接触することとなる(P3点)。この結果、ボールD,E,F及びスプリングベース32が下方に押し下げされる。クラッチスリーブ31は、スプリングベース32上のスプリングS2によって上方に付勢されており、ボールCはこのスプリングS2による押圧力に抗してボールD,E,Fを押し下げていることとなる。
【0040】
スプリングベース32は、上側スラスト軸受36、タイミングプーリ33を介して第2のブレーキフランジ34に連結されているので、スプリングベース32が下方に押し下げられると、この移動量と同じだけ第2のブレーキフランジ34が下方に移動することとなる。
ここで、図11における制動部材は、シャフト4に固着された第1のブレーキフランジ7との間隔が上記スプリングベース32の移動量よりも小さくなるように配置されており、上述のようにスプリングベース32の移動に伴い第2のブレーキフランジ34が下方に移動すると、第2のブレーキフランジ34が第1のブレーキフランジ7に接触することとなる。即ち、容器3及び支持台2と共に回転している第1のブレーキフランジ7に、円周方向に静止している第2のブレーキフランジ34が接触することで、第1のブレーキフランジ7及び支持台2の回転が制動され、ブレーキ作用が生じる。
一方、図12に示す状態では、図11に示す状態と同様に、ボールBはクラッチスリーブ31の上面の窪み(P4点)と接触しているので、ボールAが回転部のストップリング6の凹部6aに嵌合することはなく、ブレーキだけが有効に作用する。
【0041】
なお、タイミングプーリ33及び第2のブレーキフランジ34は、下側スラスト軸受37によって支持されており、円周方向に回転することができるが、回転している第1のブレーキフランジ7に第2のブレーキフランジ34(タイミングプーリ33)を接触させた場合に、タイミングプーリ33及び第2のブレーキフランジ34の慣性力だけによって第1のブレーキフランジ7の回転を止めることも可能である。このように、タイミングプーリ33及び第2のブレーキフランジ34の慣性力だけでは、第1のブレーキフランジ7の回転を止めることができない場合も考えられるが、かかる場合には、図12に示す状態になると、一定の力で駆動する駆動手段としてのベルト(図示せず)をタイミングプーリ33に係合させ、このベルトの力によって第2のブレーキフランジ34の制動力を高めればよい。本実施形態では、このようなベルトを設けていない。
【0042】
上述のようにして、第1のブレーキフランジ7及び支持台2の回転が制動された後、支持台2が所定の位置に搬送されると、再度アーム35が作動してクラッチスリーブ31をスリーブシャフト12に対して相対的に所定の角度(本実施形態においては19°)だけ回転させる。図13は、このときの各部材の上下方向の相対的な位置関係を示す。この図13は、図12に示すクラッチスリーブ31を19°に相当する分だけ右側に移動させた図に対応する。
【0043】
図12に示す状態から図13に示す状態に遷移するに従って、スリーブシャフト12のフランジ部12aの下面から突出したボールBは、クラッチスリーブ31の上面に形成された傾斜面と接触し、この傾斜面に沿って徐々に上方に押し上げられる(P5点)。これに伴い、ボールBの上にあるボールAがスリーブシャフト12のフランジ部12aの上面から突出することとなる。
この状態では、上述したブレーキ作用によりシャフト及びストップリングの回転は弱められているが、これらの回転はまだ続いている。このとき、スリーブシャフト12のフランジ部12aの上面から突出したボールAが、回転しているストップリング6の凹部6aに嵌合し、ストップリング6と固定部及び可動部が一体となり、シャフト4がこの位置で静止する。
一方、スリーブシャフト12のフランジ部12aの下面から突出しているボールCはクラッチスリーブ31の上面とP6点において接触し、クラッチスリーブ31を下方に押圧する。なお、この状態においてもクラッチスリーブ31はスプリングS2によって上方に付勢されている。
【0044】
ここで、上述したように、ストップリング6の凹部6a及びボールAを収容するスリーブシャフト12の貫通孔12bは、円周を四等分する位置に設けられている。これは、本実施形態では四角形の容器を対象としており、90°毎に容器の向きが規制されればよく、360°/90°、即ち、4箇所に上記凹部6a及び貫通孔12bを設ければよいためである。このように、凹部6a及び貫通孔12bが円周を四等分する位置に設けられているので、静止した容器の方向は4方向のいずれかになる。これにより四角形状の容器3を同じ方向に静止することが可能となり、容器の向きを第2出口スターホイル84のポケットに適合させることができる。なお、本実施形態では、上述したように四角形状の容器を対象としているため円周を四等分する位置にストップリング6の凹部6a及びスリーブシャフト12の貫通孔12bを設けたが、これに限られず、例えば、特定した1の方向にのみ規制する場合は、ストップリング6の凹部6a及びスリーブシャフト12の貫通孔12bを一箇所ずつ設ければよい。
【0045】
上述したように、90°ごとに方向規制する場合は、本実施形態のように90°ごとにストップリング6の凹部6a及びスリーブシャフト12の貫通孔12bを中心軸対称位置に4ヶ所設ければよい。したがって、理論上は、180°ごとの方向規制をするためには、中心軸対称の位置にストップリング6の凹部及びスリーブシャフト12の貫通孔を2ヶ所設ければよい。
しかし、確実に方向規制をするためには、ボールとストップリング6の摩擦力がある程度強いことが好ましく、2個のボールで規制すると、回転の慣性によってボールがストップリング6の凹部に嵌まらず、後述する図14に記載された状態になる可能性がある。
【0046】
そこで、ボールの数を増やすために、以下の構造を採用することが好ましい。
(1)径の寸法を変える方法
図16(a)に示すように、中心軸に対称な位置にある2つのストップリング6の凹部6aを、直径を変えて2組設ける。即ち、直径dの位置に2個、直径dの位置に2個設ける。このように構成することにより、ボールをストップリング方向に押し上げた場合でも、直径の異なる一方の凹部には直径の異なる他方のボールは嵌まらず、結果として180°ごとに4個のボールが確実に嵌まり、該角度で方向規制することが出来る。
(2)角度を変える方法
また、図16(b)に示すように、中心軸に対称な位置にある2つのストップリング6の凹部6aを、同じ直径で組み合わせたものを2組設ける。但し、それぞれの配置を4等分とならない位置とする。このように配置することにより、両組のボールが4個全てが嵌まる位置になるように規制されるため、結果として180°ごとに方向を規制することができる。
【0047】
ここで、図13に示す状態においても、ボールDは、クラッチスリーブ31の上面から少し突出するが、この突出した部分の高さは、ボールCがスリーブシャフト12のフランジ部12aの下面から突出する高さよりも小さいため、ボールDがスリーブシャフト12のフランジ部12aの下面と接触することはない。
また、このときのボールCは、ボールDと接触しておらず、クラッチスリーブ31の上面(P6点)と接触しているため、クラッチスリーブ31は、スプリングS2の付勢力によって図12に示す位置よりも上方に移動している。従って、上述した第2のブレーキフランジ34と第1のブレーキフランジ7との接触が解消され、ブレーキ作用が解除される。
【0048】
このようにして、支持台2は所定の方向に規制されて静止することとなるが、場合によっては、例えば、容器3及び支持台2の慣性力によって、一旦、図13に示す状態になった後、ストップリング6の凹部6aに嵌合したボールAがこの凹部6aから外れてしまうことが稀に生じる。このようにボールAがストップリング6の凹部6aから外れた状態における各部材の上下方向の相対的な位置関係を図14に示す。この状態においては、スリーブシャフト12とクラッチスリーブ31との相対的な位置関係は、図13に示す正常に静止した場合と同様であるが、ストップリング6が右側にずれており、その凹部6aがボールAと嵌合していない。
【0049】
この場合において、ボールAは、ストップリング6の凹部6aに嵌合せず、ストップリング6の下面(P7点)と接触しているため、ボールAの下にあるボールBは、クラッチスリーブ31の上面頂部(P8点)と接触することとなる。従って、ボールBがクラッチスリーブ31を下方に押し下げることになり、上述したように、第2のブレーキフランジ34が第1のブレーキフランジ7と接触することとなる。
【0050】
ここで、図1に示すように、第2ロータ81の搬送経路の終点付近には、調整ベルト87が設置されており、この調整ベルト87がタイミングプーリ33に接触するようになっている。従って、図14に示す状態でシャフトが静止した場合には、静止したタイミングプーリ33に調整ベルト87が係合し、タイミングプーリ33は調整ベルト87からトルクを受け回転することとなる。
上述したように、この状態においては、第2のブレーキフランジ34が第1のブレーキフランジ7と接触しており、可動部と回転部は一体となっているので、上記タイミングプーリ33の回転によって、シャフト4も回転されることとなる。これに伴いストップリング6も回転し、その結果、ストップリング6の凹部6aがボールAの上までくるとボールAがこの凹部6aに嵌合し、図13に示す正常に静止した状態に至る。この場合において、調整ベルトを支持体の搬送方向と同一の方向に回転させ、搬送速度よりもやや遅い速度とすれば、調整ベルトとタイミングプーリ33との相対速度を小さくすることができ、高速の搬送時にも対応することができる。
なお、図13に示す状態になると、上述したように、ブレーキ作用は解除されるので、もはやタイミングプーリ33による回転に影響されることなく静止状態が維持される。
【0051】
このようにして支持台2が一定の位置に停止した後は、第2ロータ81によって容器3は第2出口スターホイル84まで搬送され、容器3は第2出口スターホイル84に排出される。なお、容器3を第2出口スターホイル84に排出した後に、上述のアーム35が作動してクラッチスリーブ31をスリーブシャフト12に対して相対的に所定の角度(本実施形態では30°)だけ移動させ、図11に示す状態に復帰される。
【0052】
なお、支持台2の下部には、図2に示すように連動部材としての連動プーリ8が設けられており、連動プーリ8は、図15に示すようにタイミングベルト9を介して他の支持台2’の連動プーリ(図示せず)に連結されている。従って、支持台2のトルクは他の支持台2’に伝達され、他の支持台2’は支持台2と同位相の回転を行うこととなる。このようにすれば、他の支持台2’に被搬送物の方向規制装置を取り付ける必要がなくなる。連動される支持台の数はいくつであってもよいが、本実施形態においては駆動動力等の制限から1つの支持台2’を連結している。
【0053】
これまで本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいものである。
上述の実施形態においては、シャフト4が自由に回転できる状態から(図11)、ブレーキを作動させて回転速度を落とし(図12)、その後、静止状態(図13)の状態に移行する場合を説明したが、ブレーキ作動状態(図12)を経ることなく、自由に回転可能な状態(図11)から直接静止状態(図13)に移行させることとしてもよい。クラッチスリーブ31の上面に形成した窪みの形状及び深さを任意に設計変更すれば、クラッチスリーブ31に加わる下方向の力を調整することができるので、上述のような制御も可能である。
また、本実施形態では、カム機構(アーム35)により、クラッチスリーブ31を回転移動させることとしたが、他のあらゆる機構又は手段を用いてクラッチスリーブ31を回転させることができる。
【0054】
【発明の効果】
上述したように本発明によれば、容器を高速度で検査する場合においても正確に一定の方向に容器の向きを規制(修正)することができ、また支持台と容器との間にスベリが発生することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における容器検査装置の全体構成を示す平面図である。
【図2】本発明の一実施形態における被搬送物の方向規制装置の縦断面図である。
【図3】図2に示す回転部の縦断面図である。
【図4】図4(a)は図2に示す固定部のスリーブシャフトの平面図、図4(b)は図4(a)のI−I線断面図である。
【図5】図5(a)は図2に示す回転部のストップリングの底面図、図5(b)は縦断面図である。
【図6】図6(a)は図2に示す回転部の第1のブレーキフランジの平面図、図6(b)は縦断面図である。
【図7】図7(a)は図2に示す可動部のクラッチスリーブの平面図、図7(b)は図7(a)のII−II線断面図である。
【図8】図8(a)は図2に示す可動部のスプリングベースの平面図、図8(b)は縦断面図である。
【図9】図9(a)は図2に示す可動部のタイミングプーリの平面図、図9(b)は縦断面図である。
【図10】図10(a)は図2に示す可動部の第2のブレーキフランジの平面図、図10(b)は図10(a)のIII−III線断面図である。
【図11】容器の外観検査が行われるときの、回転部のストップリング,固定部のスリーブシャフト,可動部のクラッチスリーブそれぞれの上下方向の相対的な位置関係を示す図である。
【図12】図11に示す状態から、クラッチスリーブをスリーブシャフトに対して相対的に11°だけ回転させたときの、回転部のストップリング,固定部のスリーブシャフト,可動部のクラッチスリーブそれぞれの上下方向の相対的な位置関係を示す図である。
【図13】図12に示す状態からクラッチスリーブをスリーブシャフトに対して相対的に19°だけ回転させたときの、回転部のストップリング,固定部のスリーブシャフト,可動部のクラッチスリーブそれぞれの上下方向の相対的な位置関係を示す図である。
【図14】ストップリングの凹部に嵌合したボールAが凹部から外れてしまったときの、回転部のストップリング,固定部のスリーブシャフト,可動部のクラッチスリーブそれぞれの上下方向の相対的な位置関係を示す図である。
【図15】図2に示す連動プーリの連結状態を示す図である。
【図16】図16(a)および図16(b)はストップリングの平面図である。
【図17】従来の被搬送物の方向規制装置を示す図である。
【符号の説明】
1,2,2’ 支持台
3 容器
4 シャフト
5 Vベルトプーリ
6 ストップリング(位置決め部材)
6a 凹部
7 第1のブレーキフランジ
8 連動プーリ
9 タイミングベルト
11 ハウジング
12 スリーブシャフト
12a フランジ部
12b 貫通孔
12c 凹部
13 上フランジ
14 下フランジ
15,16,17 ボルト
18 スプリング支持部
19 ボール支持部
20 上側ラジアル軸受
21 下側ラジアル軸受
31 クラッチスリーブ
31a 貫通孔
31b スプリング収納部
32 スプリングベース
33 タイミングプーリ
34 第2のブレーキフランジ
35 アーム
36 上側スラスト軸受
37 下側スラスト軸受
80 第1ロータ
81 第2ロータ
82 入口スターホイル
83 第1出口スターホイル
84 第2出口スターホイル
85 スピンベルト
86 胴検査カメラ
87 調整ベルト
91 入口コンベア
92 入口スクリュー
93 出口スクリュー
94 出口コンベア

Claims (9)

  1. 被搬送物を支持する支持台を回転させる回転軸に、該回転軸と一体的に回転する位置決め部材を固着し、
    上記回転軸に対して固定された固定部材に、上記位置決め部材側に突出可能な係止部材を収容し、
    上記位置決め部材に、上記固定部材から突出した係止部材に嵌合する凹部を形成し、
    上記係止部材を位置決め部材側に押圧して上記位置決め部材の凹部に嵌合させる押圧部材を設け
    上記回転軸に、該回転軸と一体的に回転する被制動部材を固着し、
    上記押圧部材に、上記固定部材側に突出可能な第1の突出部材を収容し、
    上記固定部材に、上記押圧部材側に突出し、上記第1の突出部材に接触可能な第2の突出部材を収容し、
    上記第2の突出部材に、上記被制動部材に接触し該被制動部材を制動可能な制動部材を連結したことを特徴とする被搬送物の方向規制装置。
  2. 上記押圧部材は、上記固定部材に対して相対的に移動可能であると共に、上記係止部材を支持し、上記固定部材に対する該押圧部材の相対位置によって高さが異なる接触面を有することを特徴とする請求項1に記載の被搬送物の方向規制装置。
  3. 上記押圧部材を上記位置決め部材側に付勢する付勢部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載の被搬送物の方向規制装置。
  4. 上記被制動部材と一体的に回転可能な調整部材と、
    上記調整部材を回転させる駆動手段とを設けたことを特徴とする請求項に記載の被搬送物の方向規制装置。
  5. 上記駆動手段を回転ベルト機構により構成すると共に、該回転ベルト機構は上記支持台の搬送方向と同方向かつ支持台の搬送速度よりもやや遅い速度で回転することを特徴とする請求項に記載の被搬送物の方向規制装置。
  6. 上記押圧部材は、上記固定部材に対して相対的に移動可能であると共に、上記係止部材を支持し、上記固定部材に対する該押圧部材の相対位置によって高さが異なる接触面を有し、
    上記係止部材が上記押圧部材によって押圧されるときに、上記第2の突出部材は上記押圧部材の接触面の凹面に接触することを特徴とする請求項に記載の被搬送物の方向規制装置。
  7. 上記押圧部材と固定部材との相対位置を変化させる作動手段を設けたことを特徴とする請求項に記載の被搬送物の方向規制装置。
  8. 上記作動手段はカム機構により構成されることを特徴とする請求項に記載の被搬送物の方向規制装置。
  9. 上記支持台に並設された他の1以上の支持台の回転軸を連動して回転させる連動部材を上記回転軸に設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の被搬送物の方向規制装置。
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