JP3779698B2 - ディスクリートデバイス - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスクリートデバイスに関し、特に、バイポーラトランジスタまたはMOSFETで構成されたトランジスタを含むディスクリートデバイスに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、外形寸法を半導体チップサイズの寸法まで縮小することができる、チップサイズパッケージ(以降、CSPと略記する)が注目されている。このCSPでは、搭載する半導体チップの全ての電極を同一面に形成することが重要な要素の一つとなっている。
【0003】
周知のディスクリートデバイスにおいては、従来技術であるバイポーラトランジスタ400のコレクタ電極15(図5に記載)、または、MOSFET500のドレイン電極25(図6に記載)は、半導体チップ裏面に形成される。したがって、周知のディスクリートデバイスでは、リードフレームや基板等にダイボンディングして、かつチップ表面に形成された電極と金線などでワイヤーボンディングして同一面に電極が形成されたプラスチックモールドパッケージ等にするという手法が採用されている。
【0004】
しかしながら、この手法では、パッケージ厚がチップ厚に加えてリードフレーム厚や基板厚、プラスチックモールド厚が加算される構造となっているため、チップ厚より厚いパッケージ厚となる。このため、このような構造におけるディスクリートデバイスでは、真のチップサイズパッケージとは言えず、パッケージの薄化に関し、十分とは言えない。
【0005】
そこで、例えば、特許文献1には、トレンチ溝を高不純物濃度基板に達するようにし、そのトレンチ溝を電極で充填し、その電極をチップ表面に導出するディスクリートデバイスが開示されている。
【0006】
この技術は、表面のコレクタ電極と同じ電極でトレンチ溝によって高不純物濃度基板に達するようにしているので、コレクタ・エミッタ間飽和電圧VCE(sat)を小さくすることにおいて一応の効果を奏している。
【0007】
【特許文献1】
特開2000−223693号公
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に記載の従来のディスクリートデバイスは、高不純物濃度基板に達したトレンチ溝を電極で充填することが、逆に、導出電極が多結晶シリコンであった場合、その多結晶シリコンの抵抗率の点において、新たに低抵抗化するために製造工程が長くまた複雑になるという問題をもたらしている。
【0009】
低抵抗化するためには、高不純物濃度拡散または高ドーズ量でイオン注入し、その後にそのドーパント源を活性化するために熱処理工程が必要となるからである。しかも、トレンチ溝の適応を考えてみると、エピタキシャル層を貫通するまでシリコンエッチングする必要があるために、処理時間が相当長くなるという問題も発生する。
【0010】
また、高不純物濃度基板に達したトレンチ溝を充填する第3の電極層はメタル層を用いる。しかし、メタルの融点は低いため、メタル形成は拡散製造工程の最終工程とならざるを得ず、トレンチ形成はその直前とする必要があり、前述の熱処理が能動領域形成後の後工程にて実施することとなり、トランジスタ特性の制御に難がある。また、このトレンチ溝と高不純物濃度のN型ガードリング層が接しているため、高耐圧特性が得られないという問題がある。
【0011】
本発明の主な目的の一つは電気的特性を劣化させることなく全電極を同一面に形成して、チップサイズパッケージに適したディスクリートデバイスを提供することにある。
【0012】
本発明の主な他の目的は全電極を同一面に形成したことによってチップ厚がそのままパッケージ厚となり80μmなど、かなり薄型化したディスクリートデバイスを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明のディスクリートデバイスは、 所定の不純物濃度を有する一導電型の半導体基板と、
一導電型の半導体基板の上に形成された一導電型の半導体基板よりは不純物濃度の低い一導電型のエピタキシャル層と、
前記エピタキシャル層の一部領域の表面を含む内部に形成された逆導電型のベース層と、
ベース層内の一部領域であって、表面を含むベース層よりも浅い内部に形成された一導電型のエミッタ層と、
ベース層の周囲を囲むように形成された、エピタキシャル層より高不純物濃度の一導電型のガードリング層と、
ガードリング層の外側に、ガードリング層と離間して配置され、ベース層とはガードリングに対して反対側に設置され、一導電型のエピタキシャル層を貫通して一導電型の半導体基板に達し、一導電型のエピタキシャル層よりは不純物濃度の高い一導電型のコレクタ層とを有するバイポーラトランジスタを備え、コレクタ層の電極、ベース層の電極およびエミッタ層の電極と、を同一面に形成した構造を有する。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の特徴は、バイポーラトランジスタまたは、MOSFETのディスクリートトランジスタにおいて、電気的特性を低下させることなく同一面に全ての電極を形成したことにある。
【0015】
図1に、本発明によるディスクリートデバイスのNPN型のバイポーラトランジタの断面図を示す。図1を参照すると、本発明によるディスクリートデバイスのNPN型のバイポーラトランジタ100は、高不純物濃度のN型基板1と高不純物濃度のN型基板1上に形成された低不純物濃度のN型エピタキシャル層2を有する。さらに、N型エピタキシャル層2上に形成された、P型のベース層3と高不純物濃度のN型エミッタ層4を有する。そして、それぞれの電極である第1、2のエミッタ電極11、12と第1、2のベース電極である13、14を有している。
【0016】
さらに、本発明によるディスクリートデバイスのNPN型のバイポーラトランジタ100は、高不純物濃度のN型ガードリング(チャネルストッパー拡散層)5よりも外周部に第1のコレクタ電極9、第2のコレクタ電極10を形成し、この第1のコレクタ電極9とコンタクトが取られ、かつ高不純物濃度のN型基板1に達する高不純物濃度のN型コレクタ拡散層6を有している。
【0017】
この高不純物濃度のN型コレクタ拡散層6は、高不純物濃度のN型ガードリング5よりも外周に形成することによって、レクタ・ベース間降伏電圧BVCBOを低下させることなく、また、高不純物濃度のN型コレクタ拡散層6が、高不純物濃度のN型基板1と接続されていることによって、コレクタ・エミッタ間飽和電圧VCE(sat)が大きくならないようコレクタ・エミッタ直列抵抗を小さくするという役目を果たす。
【0018】
従って、電気的性能を劣化させることなくコレクタ電極も、ベース電極、エミッタ電極と同一面に形成することが出来るため、チップサイズパッケージを実現できるという効果が得られる。
【0019】
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
【0020】
図2は、本発明の第1の実施の形態のNPN型のバイポーラトランジスタの平面図である。図1は、図2に示す本発明の第1の実施の形態のNPN型のバイポーラトランジスタの断面図である。
【0021】
図1および図2を参照すると、本発明の第1の実施の形態のNPN型のバイポーラトランジスタ100は、P型のベース層3の外周に、求められる耐圧規格に応じて所定の距離を置いて高耐圧を実現するために高不純物濃度のN型ガードリング5を形成する。その外周に同じく所定の距離を置いて、右側の特定箇所にP型ベース層3と高不純物濃度のN型エミッタ層4より前に最初の拡散層として形成された高不純物濃度のN型コレクタ拡散層6を有している。
【0022】
この高不純物濃度のN型コレクタ拡散層6上には、第1のコレクタ電極9が設けられ、さらにその上にチップサイズパッケージとして使用される金バンプや半田ボール等による第2のコレクタ電極10が形成されている。
【0023】
そして、本発明に従って、形成された高不純物濃度のN型コレクタ拡散層6は、高不純物濃度のN型基板1に達するように、低不純物濃度のN型エピタキシャル層2を完全に貫通する拡散・製造条件となっている。
【0024】
本発明の第1の実施の形態のNPN型のバイポーラトランジスタは、右側に当たるその高不純物濃度のN型コレクタ拡散層6に面する領域のP型のベース層3には第1のベース電極13を形成しないようにしているために、高不純物濃度のN型エミッタ層4と高不純物濃度のN型ココレクタ拡散層6との距離L1が短くなる構造としている。
【0025】
そして、P型のベース層3からコンタクトを取った第1のベース電極13、さらにその上に接続された金バンプや半田ボール等による第2ベース電極14が形成され、また、同様に高不純物濃度のN型エミッタ層4からコンタクトを取った第1のエミッタ電極11と第2のエミッタ電極12が形成されて、先に述べた第2のコレクタ電極10と同一面に、全ての電極が形成された製造、構造となっている。
【0026】
そして、チップ厚がそのままパッケージ厚とすることができ、例えば、ほぼ80μm厚のかなり薄型化したCSPが実現できる。
【0027】
かかる構成おいては、高不純物濃度のN型コレクタ拡散層6が高不純物濃度のN型基板1に接続され、またコレクタ・エミッタ間の距離が短い構造となっているため、コレクタ直列抵抗rSCを小さくすることができる。その結果、コレクタ・エミッタ間飽和電圧VCE(sat)を小さくすることができる。
【0028】
また、高不純物濃度のN型ガードリング5の外周に第1、2のコレクタ電極9、10を配置しているため、耐圧特性を低下させることもなく、電気的特性の良いバイポーラトランジスタとなる。
【0029】
従って、電気的特性を劣化させることなくコレクタ電極もベース電極、エミッタ電極と同一面に形成することができるため、パケージ厚を薄くできるチップサイズパッケージに適した構造にできるという効果がもたらされる。 本発明による第1の実施の形態においては、高不純物濃度のN型コレクタ拡散層6の存在により、高不純物濃度のN型基板1に達していないN型コレクタ拡散層とした場合より高不純物濃度のN型コレクタ拡散層6の面積を小さくできる点において、チップのレイアウト効率が格段に向上していることが分かる。
【0030】
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図3は、本発明の第2の実施の形態のNPN型のバイポーラトランジスタの平面図である。
【0031】
本発明の第2の実施の形態のNPN型のバイポーラトランジスタ200は、チップの3方向を高不純物濃度のN型コレクタ拡散層6で囲み、かつ第2のコレクタ電極10を2つ設ける構造以外は、本発明の第1の実施の形態のNPN型のバイポーラトランジスタと同一構成で、同じ構成要素には同一参照符号を付してある。
【0032】
不純物濃度のN型コレクタ拡散層6上には、第1のコレクタ電極9が設けられ、さらにその上にチップサイズパッケージとして使用される金バンプや半田ボール等による第2のコレクタ電極10が形成される。
【0033】
そして、本発明に従って、形成された高不純物濃度のN型コレクタ拡散層6は、高不純物濃度のN型基板1に達するように、低不純物濃度のN型エピタキシャル層2を完全に貫通する拡散・製造条件となっている。
【0034】
本発明の第2の実施の形態のNPN型のバイポーラトランジスタ200も、高不純物濃度のN型コレクタ拡散層6に面する領域のP型のベース層3には第1のベース電極13を形成しないようにしているために、高不純物濃度のN型エミッタ層4と高不純物濃度のN型コレクタ拡散層6との距離L1が短くなる構造としている。
【0035】
そして、P型のベース層3からコンタクトを取った第1のベース電極13、さらにその上に接続された金バンプや半田ボール等による第2ベース電極14が形成され、また、同様に高不純物濃度のN型エミッタ層4からコンタクトを取った第1のエミッタ電極11と第2のエミッタ電極12が形成されて、第2のコレクタ電極10と同一面に、全ての電極が形成される。
【0036】
そして、チップ厚がそのままパッケージ厚とすることができ、例えば、ほぼ80μm厚のかなり薄型化したCSPが実現できる。
【0037】
本発明の第2の実施の形態のNPN型のバイポーラトランジスタ200のチップサイズは、本発明の第1の実施の形態よりは大きくなるものの、本発明の第2の実施の形態のNPN型のバイポーラトランジスタ200は、コレクタ・エミッタ間飽和電圧VCE(sat)をさらに低減できるという効果が得られる。
【0038】
上記実施の形態の説明では、NPN型のバイポーラトランジスタであるが、N型とP型が全て逆となるだけでPNP型としてもよい。
【0039】
次に、本発明の第3の実施の形態について、説明する。本発明の第1および第2の実施の形態では、本発明をバイポーラトランジスタに適応したが、MOSFETについても適応することができる。図4は、本発明の第3の実施の形態のNチャネル型MOSFETの断面図である。
【0040】
図4を参照すると、本発明の第3の実施の形態のNチャネル型MOSFET300は、高不純物濃度のN型ドレイン層26が、図1のバイポーラトランジスタのコレクタと同様に、P型ウェル層23、高不純物濃度N型ソース24よりも前に最初の拡散層として形成されて、高不純物濃度のN型基板1に達した構造となっている。
【0041】
この高不純物濃度のN型ドレイン拡散層26上には、第1のドレイン電極29が設けられさらにその上にチップサイズパッケージとして使用される金バンプや半田ボール等による第2のドレイン電極30が形成されている。
【0042】
また、この高不純物濃度のN型ドレイン拡散層26は高不純物濃度のN型ガードリング5の外周に配置されており、さらに、高不純物濃度のN型ドレイン拡散層26に面する領域には第1、第2のゲート電極27、28を配置しないようにしているために、高不純物濃度N型ソース24との距離L2が短くなる構造としている。この本発明の第3の実施の形態のNチャネル型MOSFET300は、図6に示す従来例であるMOSFET単位セル31が中央部に並列に数多く並ぶ構造であるが、紙面の都合上、省略されている。
【0043】
従って、このNチャネル型MOSFETでは耐圧特性を低下させることなく、また、ドレイン・ソース間オン抵抗RDS(ON)を小さくできることとなり、電気的特性を劣化させることなく第1、第2のドレイン電極29、30も第1、第2のゲート電極27,28、第1、第2のソース電極21、22と同一面に形成することができるため、パケージ厚を薄くできるチップサイズパッケージに適した構造にできるという効果が得られる。
【0044】
本構成において、Nチャネル型はN型とP型が全て逆となるだけでPチャネル型のMOSFETとしてもよい。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のディスクリートデバイスによれば、同一面に、全ての電極が形成されるので、チップ厚がそのままパッケージ厚とすることができ、例えば、ほぼ80μm厚のかなり薄型化したCSPが得られる。
【0046】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態のディスクリートデバイスの断面図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態のディスクリートデバイスの平面図である。
【図3】 本発明の第2の実施の形態のディスクリートデバイスの平面図である。
【図4】 本発明の第3の実施の形態のディスクリートデバイスの断面図である。
【図5】 従来のディスクリートデバイスの断面図である。
【図6】 従来の他のディスクリートデバイスの断面図である。
【符号の説明】
1 高不純物濃度のN型基板
2 低不純物濃度のN型エピタキシャル層
3 P型のベース層
4 高不純物濃度のN型エミッタ層
5 高不純物濃度のN型のガードリング
6 高不純物濃度のN型コレクタ拡散層
7 第1の絶縁膜
8 第2の絶縁膜
9 第1のコレクタ電極
10 第2のコレクタ電極
11 第1のエミッタ電極
12 第2のエミッタ電極
13 第1のベース電極
14 第2のベース電極
15 コレクタ電極
18 第3の絶縁膜
19 ゲート絶縁膜
20 ゲート多結晶シリコン
21 第1のソース電極
22 第2のソース電極
23 P型ウェル層
24 高不純物濃度N型ソース
25 ドレイン電極
26 高不純物濃度のN型ドレイン拡散層
27 第1のゲート電極
28 第2のゲート電極
29 第1のドレイン電極
30 第2のドレイン電極
31 MOSFET単位セル
100,200,300,400,500 ディスクリートデバイス

Claims (8)

  1. 所定の不純物濃度を有する一導電型の半導体基板と、前記一導電型の半導体基板の上に形成された前記一導電型の半導体基板よりは不純物濃度の低い前記一導電型のエピタキシャル層と、
    前記エピタキシャル層の一部領域の表面を含む内部に形成された逆導電型のベース層と、
    前記ベース層内の一部領域であって、表面を含む前記ベース層よりも浅い内部に形成された前記一導電型のエミッタ層と、
    前記ベース層の周囲を囲むように形成された、前記エピタキシャル層より高不純物濃度の前記一導電型のガードリング層と、
    前記ガードリング層の外側に、前記ガードリング層と離間して配置され、前記ベース層とは前記ガードリングに対して反対側に設置され、前記一導電型のエピタキシャル層を貫通して前記一導電型の半導体基板に達し、前記一導電型のエピタキシャル層よりは不純物濃度の高い前記一導電型のコレクタ層とを有するバイポーラトランジスタを備え、前記コレクタ層の電極、前記ベース層の電極および前記エミッタ層の電極と、を同一面に形成した構造を有することを特徴とするディスクリートデバイス。
  2. 所定の不純物濃度を有する一導電型の半導体基板と、
    前記一導電型の半導体基板の上に形成された前記一導電型の半導体基板よりは不純物濃度の低い前記一導電型のエピタキシャル層と、
    前記エピタキシャル層の一部領域の表面を含む内部に形成された逆導電型の拡散層と、
    前記逆導電型の拡散層上形成された第1のゲート絶縁膜および前記逆導電型の拡散層を貫通し前記一導電型のエピタキシャル層の途中まで達するトレンチ内面に形成された第2のゲート絶縁膜と、
    前記逆導電型の拡散層内の一部領域であって、表面を含む前記逆導電型の拡散層よりも浅い内部に、前記第2のゲート絶縁膜に接して形成された前記一導電型のソース拡散層と、
    前記逆導電型の拡散層の周囲を囲むように形成された、前記エピタキシャル層より高不純物濃度の前記一導電型のガードリング層と、
    前記ガードリング層の外側に、前記ガードリング層と離間して配置され、前記逆導電型の拡散層とは前記ガードリングに対して反対側に設置され、前記一導電型のエピタキシャル層を貫通して前記一導電型の半導体基板に達し、前記一導電型のエピタキシャル層よりは不純物濃度の高い前記一導電型のドレイン層とを有するMOSFETトランジスタを備え、前記ドレイン層の電極、前記ソース拡散層の電極および前記第1および前記第2のゲート絶縁膜層の電極とを同一面に形成した構造を有することを特徴とするディスクリートデバイス。
  3. 前記一導電型のコレクタ層は、前記ガードリング層の周囲のうち、前記逆導電型のベース層を上面から見て、少なくとも前記ベース層の電極の配置方向を除く方向の外周を囲むように配置された請求項1に記載のディスクリートデバイス。
  4. 前記一導電型のドレイン層は、前記ガードリング層の周囲のうち、前記逆導電型の拡散層を上面から見て、少なくとも前記第1ゲート絶縁膜上に形成するゲート引出し電極の配置方向を除く方向の外周を囲むように配置された請求項2に記載のディスクリートデバイス。
  5. 前記半導体基板は、N型である請求項1乃至4のいずれか1項に記載のディスクリートデバイス。
  6. 前記電極は、金バンプで形成される請求項1乃至5のいずれか1項に記載のディスクリートデバイス。
  7. 前記電極は、半田ボールで形成される請求項1乃至5のいずれか1項に記載のディスクリートデバイス。
  8. 前記ディスクリートデバイスは、そのチップ厚が、80μmである請求項1乃至7のいずれか1項に記載のディスクリートデバイス。
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