JP3778698B2 - 焼却残渣用溶融炉 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は焼却残渣用溶融炉に関する。都市ごみ、下水処理汚泥、産業廃棄物等、各種の廃棄物を焼却炉で焼却処理すると、焼却炉に残り、通常はその底部から排出される焼却灰と、焼却時の排ガスと共に飛散し、焼却炉に接続された排ガス処理系で捕捉される飛灰とが発生する。かかる焼却灰と飛灰とに大別される焼却残渣は、埋立処分地延命や環境汚染防止の目的で、これを減容化及び安定化するため、溶融炉で溶融処理される。本発明はこのような焼却残渣用溶融炉の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、焼却残渣用溶融炉として、アーク炉、プラズマ炉、プラズマアーク炉、抵抗炉、バーナ炉等が使用されている。そしてこれらの溶融炉においては、炉内に生成する溶融物に接面する炉側壁部に、Al2O3を主材とするAl2O3−SiC系耐火レンガを用いたものが提案されている(特開平5−118522、特開平9−318275)。ところが、かかる従来の焼却残渣用溶融炉には、焼却残渣として焼却灰を溶融処理する場合は相応の耐用寿命があるものの、焼却残渣として焼却灰と飛灰との混合物或は飛灰を溶融処理する場合に耐用寿命が著しく短いという問題がある。焼却灰と飛灰との混合物或は飛灰を溶融処理すると、炉内には、溶融物として、下層に溶融メタル層、上層に溶融スラグ層、最上層に薄い溶融塩層が生成し、溶融スラグ層及び溶融塩層には飛灰中のK2O、Na2O、CaO等のアルカリ成分が相当高濃度で含まれてくるが、これらのアルカリ成分が、溶融スラグ層や溶融塩層と接面する炉側壁部に用いたAl2O3を主材とするAl2O3−SiC系耐火レンガと反応して、該耐火レンガを溶損させ、耐用寿命を著しく短くするのである。
【0003】
一般に、焼却炉を含む焼却設備には年1回の定期補修期間が設定されているので、かかる焼却設備から発生する焼却残渣を溶融処理する溶融炉も、これに合わせて年1回の定期補修期間が設定し得るような耐用寿命を持てば、好都合である。しかし、前述した従来の焼却残渣用溶融炉は、それ程の耐用寿命を持たず、誠に都合が悪いのである。
【0004】
前述したような飛灰中のアルカリ成分に強い耐火レンガとして、MgO−Cr2O3系やAl2O3−Cr2O3系耐火レンガが知られている。したがって、これらの耐火レンガを炉側壁部に用い、焼却残渣用溶融炉の耐用寿命を長くすることが考えられる。しかし、これらの耐火レンガには、熱膨張率が大きいため、温度変化によって割れ易く、また積み上げた耐火レンガが炉側壁部から炉内側へ迫出すという問題がある。これらの耐火レンガには、これらを炉側壁部に用いると、築炉構造が不安定になるという重大な欠陥があるのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題は、従来の焼却残渣用溶融炉では、耐用寿命が短く或はまた築炉構造が不安定という点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決する本発明は、焼却残渣を溶融処理する溶融炉において、炉内に生成する溶融物と接面する炉側壁部にSiC含有量92重量%以上の高SiC系還元焼成耐火レンガを用い、また該高SiC系還元焼成耐火レンガ相互の目地接着にAl 2 O 3 含有量90重量%以上且つCr 2 O 3 含有量3重量%以上のモルタルを用いたことを特徴とする焼却残渣用溶融炉に係る。
【0007】
本発明において対象となる焼却残渣用溶融炉は、都市ごみ、下水処理汚泥、産業廃棄物等、各種の廃棄物を焼却処理した焼却残渣を溶融処理するアーク炉、プラズマ炉、プラズマアーク炉、抵抗炉、バーナ炉等である。上記のような焼却残渣を溶融処理すると、炉内には、溶融物として、下層に溶融メタル層、上層に溶融スラグ層、最上層に薄い溶融塩層が生成し、焼却残渣中のアルカリ成分は、その一部は溶融メタル層にも含まれてくるが、溶融スラグ層及び溶融塩層に高濃度で含まれてきて、特に焼却残渣として焼却灰と飛灰との混合物或は飛灰を溶融処理する場合には、焼却灰に比べて飛灰中にアルカリ成分が高濃度で含まれているため、溶融スラグ層及び溶融塩層に相当高濃度で含まれてくる。かかる溶融スラグ層及び溶融塩層の生成及びそれらの液面は実際の溶融処理条件によって変動するので、このような変動を見込んで焼却残渣用溶融炉の耐用寿命を長くするためには、炉内に生成する溶融物と接面する炉側壁部に、アルカリ成分と反応を起こし難い耐火レンガを用いる必要があり、また同時に焼却残渣用溶融炉の築炉構造を安定化させるためには、炉内に生成する溶融物と接面する炉側壁部に、熱膨張率の小さい耐火レンガを用いる必要があるのである。
【0008】
そのため本発明では、炉内に生成する溶融物と接面する炉側壁部に、SiC含有量92重量%以上の高SiC系還元焼成耐火レンガを用いる。SiC含有量92重量%以上の高SiC系還元焼成耐火レンガは、Al2O3含有量50%以上のAl2O3を主材とするAl2O3−SiC系耐火レンガよりも、アルカリ成分と反応を起こし難く、またMgO−Cr2O3系やAl2O3−Cr2O3系耐火レンガよりも、熱膨張率が小さい。炉内に生成する溶融物と接面する炉側壁部に、SiC含有量92重量%以上の高SiC系還元焼成耐火レンガを用いると、焼却残渣用溶融炉の耐用寿命が長くなり、築炉構造が安定化するのである。
【0009】
本発明では、炉内に生成する溶融物と接面する炉側壁部に、SiC含有量92重量%以上の高SiC系還元焼成耐火レンガを用いるが、好ましくはSiC含有量95重量%以上のもの、より好ましくは加えて見掛気孔率14.5%以下のもの、特に好ましくは見掛気孔率12%以下のものを用いる。このようにSiC含有量がより多く、また見掛気孔率がより低い緻密な高SiC系還元焼成耐火レンガを用いると、アルカリ成分との反応をより起こし難くできるだけでなく、溶融物がレンガ内部に浸透して構造変化させるのをも未然に防止できるため、焼却残渣用溶融炉の耐用寿命がより長くなり、築炉構造がより安定化する。
【0010】
以上説明したSiC含有量92重量%以上の高SiC系還元焼成耐火レンガ相互の目地接着にはモルタルを用いる。ここで用いるモルタルはAl2O3含有量90重量%以上且つCr2O3含有量3重量%以上のモルタルであるが、Al2O3含有量92重量%以上且つCr2O3含有量5重量%以上のモルタルを用いるのが好ましい。高SiC系還元焼成耐火レンガと同様に、高SiC含有量のモルタルを用いると、モルタル材料用のSiCは微粒子で比表面積が大きく、またモルタルそれ自体の見掛気孔率も大きいため、目地部が炉内雰囲気に晒されたときに酸化し、生成した酸化物が該目地部が溶融物に接面したときに該溶融物中のアルカリ成分と反応するため、その溶損が大きくなるが、酸化物であるAl2O3に溶融物中のアルカリ成分に対して強いCr2O3を組み合わせたモルタルを用いると、かかる溶損を抑えることができる。
【0011】
目地接着に用いたモルタルの溶損をより効果的に抑えるためには、実際の溶融処理条件によって変動する溶融物の液面が上下方向に積んだ高SiC系還元焼成耐火レンガ相互間の目地部にこないようにするのが望ましい。そのためには、大きめの個体高さを有する高SiC系還元焼成耐火レンガ、例えば150〜230mmの個体高さを有する高SiC系還元焼成耐火レンガを上下方向に積み、炉内に生成する溶融物の液面の変動を該高SiC系還元焼成耐火レンガの個体高さの範囲内でカバーするようにするのが有利である。
【0012】
炉側壁部に積んだ高SiC系還元焼成耐火レンガは炉内に生成する溶融物と接面するが、その一部は炉内雰囲気とも接面する。炉内雰囲気と接面する高SiC系還元焼成耐火レンガ部分は通常1000〜1300℃の高温になり、その表面は酸化される。一方、焼却残渣中のアルカリ成分は炉内に生成する溶融物中に存在するだけでなく、その一部は炉内雰囲気中にもガス化して存在する。炉内雰囲気と接面する高SiC系還元焼成耐火レンガの表面に生成した酸化物は該炉内雰囲気中のアルカリ成分と反応し、結果としてその表面が溶損するのである。かかる表面溶損は、目地部に高SiC含有量のモルタルを用いた場合に結果として該目地部が溶損するのと同様である。このような表面溶損を抑えるためには、高SiC系還元焼成耐火レンガの炉内雰囲気と接面する表面を、酸化物を主材とする耐火物、例えばAl2O3−SiO2系やAl2O3−Cr2O3系耐火レンガ或は不定形耐火物で覆うのが有利である。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る焼却残渣用溶融炉の実施形態を略示する縦断面図である。図示した溶融炉はアーク炉であり、このアーク炉は炉本体11と、炉本体11に被着された炉蓋12と、炉蓋12から炉内に挿入された電極13とを備えている。炉内には、焼却残渣の溶融処理により生成した溶融物21として、下層の溶融メタル層22、上層の溶融スラグ層23及び最上層の薄い溶融塩層24が生成しており、溶融塩層24の上部に未溶融の焼却残渣25が存在していて、溶融塩層24の上方における炉内空間部には焼却残渣の溶融処理により生成したガス26が充満している。溶融スラグ層23及び溶融塩層24には、焼却残渣25に起因するアルカリ成分が相当高濃度で含まれており、またガス26にもガス化したアルカリ成分が相応濃度で含まれている。図示を省略するが、炉体11の背面側には溶融スラグ23の排出口が開設されており、また炉蓋12には焼却残渣投入口及び排気口が開設されていて、排出口の下方には水砕装置が設置され、排気口の下流側には集塵装置が接続されている。
【0014】
溶融物21と接面する炉側壁部(炉本体11の側壁下部)は、炉内側から炉外側に向かって、SiC含有量92重量%以上且つ見掛気孔率12%以下の高SiC系還元焼成耐火レンガ31、高SiC系還元焼成耐火レンガ31に接する耐火断熱材32、耐火断熱材32に接する鋼板33(炉殻)の順で構築されている。またガス26と接面する炉側壁部(炉体11の側壁上部)は、炉内側から炉外側に向かって、不定形耐火物41、不定形耐火物41に接する耐火断熱材42、耐火断熱材42に接する鋼板33(炉殻)の順で構築されており、不定形耐火物41は鋼板33に溶接した金属棒にネジ込み式で取付けられたセラミック製のアンカー43で支持されている。
【0015】
炉床は逆アーチ構造の耐火レンガ51で構築されており、耐火レンガ51の外周部に鋼板33(炉殻)と接して膨張吸収ボード52が組込まれている。また炉蓋12は前述したようなガス26と接触する炉側壁部とほぼ同様に構築されている。そして炉本体11の炉殻に相当する鋼板33の外側には、炉壁及び炉床を覆うように、空冷用の空気通路61が形成されており、このような空気通路は炉蓋12の外側にも設けられていて、炉本体11及び炉蓋12を空冷するようになっている。
【0016】
図1に略示した実施形態では、高SiC系還元焼成耐火レンガ31は上下方向に3段で積まれており、上下方向に積まれた高SiC系還元焼成耐火レンガ31相互間の目地接着に、Al2O3含有量90重量%以上且つCr2O3含有量3重量%以上のモルタル34が使用されている。各高SiC系還元焼成耐火レンガ31は大きめの個体高さを有しており、溶融物21の液面(溶融塩層24の液面)は最上段に積まれた高SiC系還元焼成耐火レンガのほぼ中央に位置している。
【0017】
図2は本発明に係る焼却残渣用溶融炉の他の実施形態を略示する縦断面図である。図2中のaを付した符号からaを除いたものは図1中の同じ符号と対応し、これらの構成は図1と同様になっているので、説明を省略する。図2に略示した実施形態では、上下方向に3段で積まれた高SiC系還元焼成耐火レンガ31aの表面(溶融物21a及びガス26aと接面する炉内側の表面)が、酸化物を主材とするAl2O3−Cr2O3系の不定形耐火物35で覆われている。
【0018】
図3は本発明で用いる高SiC系還元焼成耐火レンガP(SiC含有量95重量%、SiO2含有量3重量%、Al2O3含有量2重量%、見掛気孔率12%以下)及び従来のAl2O3−SiC系耐火レンガR(Al2O3含有量55重量%、SiC含有量38重量%、SiO2含有量6重量%、C含有量1重量%)について試験用溶融スラグの塩基度(CaO/SiO2)に対するそれらの被食率(%)を求めた結果を例示するグラフである。また図4は同じ耐火レンガP,Rについて試験用溶融スラグの塩基度(CaO/SiO2)に対するそれらの最大侵食深さ(mm)を求めた結果を例示するグラフである。図3及び図4は、都市ごみ焼却灰の溶融スラグにCaOを加えて塩基度を調整した試験用溶融スラグ中に各耐火レンガを浸漬して1650℃で3時間放置したときの結果を示し、図3の被食率(%)は(侵食した部分の体積/元の体積)×100で求めた。
【0019】
図5〜図8は都市ごみ焼却残渣(焼却灰と飛灰との混合物)を図1,2のようなアーク炉で1年間溶融処理したときの溶融物と接面する炉側壁部に用いた耐火レンガの溶損状態を例示する略視図である。これらのうちで図5は高SiC系還元焼成耐火レンガP(SiC含有量95重量%、SiO2含有量3重量%、Al2O3含有量2重量%)を4段積みし、それらの目地接着に高SiC系モルタルS(SiC含有量93重量%)を用いた場合(実施例相当)、図6は高SiC系還元焼成耐火レンガPを4段積みし、それらの目地接着にAl2O3−Cr2O3系のモルタルT(Al2O3含有量92重量%、Cr2O3含有量5重量%)を用いた場合(実施例相当)、図7は高SiC系還元焼成耐火レンガPを4段積みし、それらの目地接着にAl2O3−Cr2O3系のモルタルTを用い、更に4段積みした高SiC系還元焼成耐火レンガPの表面をAl2O3−Cr2O3系の酸化物を主材とする不定形耐火物(Al2O3含有量92重量%、Cr2O3含有量5重量%)で覆った場合(実施例相当)、図8はAl2O3を主材とするAl2O3−SiC系耐火レンガR(Al2O3含有量55重量%、SiC含有量38重量%、SiO2含有量6重量%、C含有量1重量%)を4段積みし、それらの目地接着に高SiC系モルタルSを用いた場合である。図5〜図8では、溶損部を斜線で示した。
【0020】
【発明の効果】
既に明らかなように、以上説明した本発明には、焼却残渣用溶融炉の耐用寿命を長くでき、築炉構造を安定化できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る焼却残渣用溶融炉の実施形態を略示する縦断面図。
【図2】本発明に係る焼却残渣用溶融炉の他の実施形態を略示する縦断面図。
【図3】本発明で用いる高SiC系還元焼成耐火レンガ等について溶融スラグの塩基度に対する被食率を例示するグラフ。
【図4】本発明で用いる高SiC系還元焼成耐火レンガ等について溶融スラグの塩基度に対する最大侵食深さを例示するグラフ。
【図5】本発明の一実施形態において高SiC系還元焼成耐火レンガの溶損状態を例示する略視図。
【図6】本発明の他の一実施形態において高SiC系還元焼成耐火レンガの溶損状態を例示する略視図。
【図7】本発明の更に他の一実施形態において高SiC系還元焼成耐火レンガの溶損状態を例示する略視図。
【図8】従来例においてAl2O3−SiC系耐火レンガの溶損状態を例示する略視図。
【符号の説明】
11,11a・・・炉本体、12,12a・・・炉蓋、13,13a・・・電極、21,21a・・・溶融物、26,26a・・・ガス、31,31a・・・高SiC系還元焼成耐火レンガ、33・・・鋼板、34,34a・・・モルタル、35・・・不定形耐火物
Claims (3)
- 焼却残渣を溶融処理する溶融炉において、炉内に生成する溶融物と接面する炉側壁部にSiC含有量92重量%以上の高SiC系還元焼成耐火レンガを用い、また該高SiC系還元焼成耐火レンガ相互の目地接着にAl 2 O 3 含有量90重量%以上且つCr 2 O 3 含有量3重量%以上のモルタルを用いたことを特徴とする焼却残渣用溶融炉。
- 炉内に生成する溶融物の液面が上下方向に積んだ高SiC系還元焼成耐火レンガ相互間の目地部に位置しないように相応の個体高さを有する高SiC系還元焼成耐火レンガを積んだ請求項1記載の焼却残渣用溶融炉。
- 更に高SiC系還元焼成耐火レンガの炉内雰囲気と接面する表面を、酸化物を主材とする耐火物で覆った請求項1又は2記載の焼却残渣用溶融炉。
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