JP3778047B2 - 搬送用台車 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、台車本体部の前後両端部に位置する端部車輪と、前後の端部車輪間に位置する中間部車輪との回転によって移動する搬送用台車に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の搬送用台車としては例えば図14に示すように、台車本体部101に、荷102を支持する支持部103と、前後一対のパネル体104とが設けられたものがある。台車本体部101の下部には、移動用の複数の回転自在な車輪105,106が設けられている。これら車輪は、台車本体部101の前後両端部に位置する左右一対の端部車輪105と、上記前後の端部車輪105間に位置する左右一対の中間部車輪106とで構成されている。このうち、端部車輪105は縦軸心107周りに旋回自在に構成されたキャスター形式の自由輪であり、中間部車輪106は台車本体部101に固定された固定輪である。上記各端部車輪105の外周部105aと中間部車輪106の外周部106aとはそれぞれ同一の硬さを有するゴム材(例えばブタジエンゴム等)で構成されている。また、これら全車輪105,106の外周部105a,106aは床面108に接地している。
【0003】
これによると、支持部103に荷102を載置し、作業者がパネル体104を持って前後方向へ押すことにより、全ての車輪105,106が床面108を転動して、搬送用台車109が移動する。また、作業者がパネル体104を持って左右方向へ押すことにより、前後の端部車輪105が縦軸心107周りに旋回して左右方向へ向き、中間部車輪106を中心として搬送用台車109をその場で左右方向へターン(方向転換)させることもできる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記の従来形式では、全ての車輪105,106の外周部105a,106aは同一の硬さに統一されているため、支持部103に荷102を載置して、支持部103に均等な荷重がかかった場合、全ての車輪105,106の外周部105a,106aの下部(接地部)は上記荷重によって均等に圧縮されて変形する。この時、各車輪105,106にはほぼ均等な荷重が作用しており、例えば、上記荷102の重さを120kgとした場合、前の端部車輪105と後の端部車輪105と中間部車輪106とにそれぞれほぼ40kgずつの荷重が作用する。したがって、上記のように中間部車輪106を中心として搬送用台車109をその場で左右方向へターンさせる際、前後の端部車輪105の転がり抵抗(端部車輪105と床面108との摩擦抵抗)が大きく、搬送用台車109のターンに大きな力を要するといった問題があった。
【0005】
本発明は、従来よりも少ない力でターンさせることが可能な搬送用台車を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本第1発明は、台車本体部は、荷を支持する支持部と、底体と、この底体の前後部に配設された前部材および後部材とを有し、
上記底体にネスティング空間が形成され、
上記台車本体部の下部に移動用の回転自在な車輪が複数設けられ、
これら車輪は、台車本体部の前後両端部に位置する端部車輪と、前後の端部車輪間に位置する中間部車輪とで構成され、
上記前後の端部車輪は縦軸心周りに旋回自在に構成され、
上記全車輪はそれぞれ、その外周部に上下方向へ弾性変形可能な弾性体を有するとともに、床面に接地しており、
上記各車輪にかかる荷重に対して、中間部車輪の弾性体は前後の端部車輪の弾性体に比べて変形し難く構成されており、
上記前部材は、底体の前部に設定された組立位置と、底体の後部に設定された退避位置との間を前後移動自在に構成され、
上記前部材を退避位置まで移動した状態で、台車の底体を前部から別の台車のネスティング空間へ差し込むことによって、ネスティング可能にしたものである。
【0007】
これによると、支持部に荷を載置した場合、前後の端部車輪の弾性体の下部(接地部)と中間部車輪の弾性体の下部(接地部)とは荷重によって均等に上下に圧縮されて変形する。この時、各車輪にかかる荷重に対して、中間部車輪の弾性体は前後の端部車輪の弾性体に比べて変形し難く構成されているため、上記のように各車輪が均等に圧縮されて変形している状態では、前の端部車輪および後の端部車輪にそれぞれ作用する荷重は中間部車輪に作用する荷重よりも小さくなる(すなわち、前の端部車輪に作用する荷重<中間部車輪に作用する荷重、かつ、後の端部車輪に作用する荷重<中間部車輪に作用する荷重といった関係になる)。これにより、従来のものに比べて、荷重が中間部車輪に集まり、その分、端部車輪に作用する荷重が減少するため、中間部車輪を中心として搬送用台車をその場で左右方向へターンさせる際、前後の端部車輪の転がり抵抗(端部車輪と床面との摩擦抵抗)が減少し、従来よりも少ない力で搬送用台車をターンさせることができる。
また、前部材を退避位置まで移動し、この状態で、搬送用台車の底体を前部から別の搬送用台車のネスティング空間へ差し込むことによって、複数台の搬送用台車を入れ子式にネスティングすることができ、狭いスペース内に多数の搬送用台車を保管することができる。
【0008】
本第2発明は、各車輪は、回転体と、この回転体の外周に設けられた弾性体とで構成され、
中間部車輪の弾性体の硬さを端部車輪の弾性体の硬さよりも硬くしたものである。
【0009】
これによると、支持部に荷を載置した場合、前後の端部車輪の弾性体の下部(接地部)と中間部車輪の弾性体の下部(接地部)とは荷重によって均等に上下に圧縮されて変形する。この時、中間部車輪の弾性体の硬さを端部車輪の弾性体の硬さよりも硬くしているため、中間部車輪の弾性体は端部車輪の弾性体に比べて変形し難くなる。したがって、上記のように各車輪が均等に圧縮されて変形している状態では、前の端部車輪および後の端部車輪にそれぞれ作用する荷重は中間部車輪に作用する荷重よりも小さくなる(すなわち、前の端部車輪に作用する荷重<中間部車輪に作用する荷重、かつ、後の端部車輪に作用する荷重<中間部車輪に作用する荷重といった関係になる)。これにより、従来のものに比べて、荷重が中間部車輪に集まり、その分、端部車輪に作用する荷重が減少するため、中間部車輪を中心として搬送用台車をその場で左右方向へターンさせる際、前後の端部車輪の転がり抵抗が減少し、従来よりも少ない力で搬送用台車をターンさせることができる。
【0010】
本第3発明は、端部車輪の弾性体をブタジエンゴム製とし、中間部車輪の弾性体をウレタンゴム製としたものである。
本第4発明は、中間部車輪の弾性体の径方向における厚さを、端部車輪の弾性体の径方向における厚さよりも薄くしたものである。
【0011】
これによると、支持部に荷を載置した場合、前後の端部車輪の弾性体の下部(接地部)と中間部車輪の弾性体の下部(接地部)とは荷重によって均等に上下に圧縮されて変形する。この時、中間部車輪の弾性体の径方向における厚さを端部車輪の弾性体の径方向における厚さよりも薄くしているため、中間部車輪の弾性体は端部車輪の弾性体に比べて変形し難くなる。したがって、上記のように各車輪が均等に圧縮されて変形している状態では、前の端部車輪および後の端部車輪にそれぞれ作用する荷重は中間部車輪に作用する荷重よりも小さくなる(すなわち、前の端部車輪に作用する荷重<中間部車輪に作用する荷重、かつ、後の端部車輪に作用する荷重<中間部車輪に作用する荷重といった関係になる)。これにより、従来のものに比べて、荷重が中間部車輪に集まり、その分、端部車輪に作用する荷重が減少するため、中間部車輪を中心として搬送用台車をその場で左右方向へターンさせる際、前後の端部車輪の転がり抵抗が減少し、従来よりも少ない力で搬送用台車をターンさせることができる。
【0012】
本第5発明は、台車本体部は、荷を支持する支持部と、底体と、この底体の前後部に配設された前部材および後部材とを有し、
上記底体にネスティング空間が形成され、
上記台車本体部の下部に移動用の回転自在な車輪が複数設けられ、
これら車輪は、台車本体部の前後両端部に位置する端部車輪と、前後の端部車輪間に位置する中間部車輪とで構成され、
上記端部車輪は、縦軸心周りに旋回自在に構成され、かつ、上下方向に伸縮自在な弾性手段を介して台車本体部に設けられ、
上記全車輪が床面に接地し、
上記前部材は、底体の前部に設定された組立位置と、底体の後部に設定された退避位置との間を前後移動自在に構成され、
上記前部材を退避位置まで移動した状態で、台車の底体を前部から別の台車のネスティング空間へ差し込むことによって、ネスティング可能にしたものである。
【0013】
これによると、支持部に荷を載置した場合、前後の端部車輪はそれぞれ弾性手段の伸縮により上下方向に変動可能な状態で荷重を支持しているとともに、中間部車輪は上下方向に固定された状態で荷重を支持している。したがって、前の端部車輪および後の端部車輪にそれぞれ作用する荷重は中間部車輪に作用する荷重よりも小さくなる(すなわち、前の端部車輪に作用する荷重<中間部車輪に作用する荷重、かつ、後の端部車輪に作用する荷重<中間部車輪に作用する荷重といった関係になる)。これにより、従来のものに比べて、荷重が中間部車輪に集まり、その分、端部車輪に作用する荷重が減少するため、中間部車輪を中心として搬送用台車をその場で左右方向へターンさせる際、前後の端部車輪の転がり抵抗が減少し、従来よりも少ない力で搬送用台車をターンさせることができる。
また、前部材を退避位置まで移動し、この状態で、搬送用台車の底体を前部から別の搬送用台車のネスティング空間へ差し込むことによって、複数台の搬送用台車を入れ子式にネスティングすることができ、狭いスペース内に多数の搬送用台車を保管することができる。
【0014】
本第6発明は、少なくとも前後いずれか一方の端部車輪の回転を固定および固定解除するストッパ装置が設けられているものである。
これによると、全車輪が常に床面に接地しているため、ストッパ装置を操作することによって、少なくとも前後いずれか一方の端部車輪の回転を固定し、搬送用台車をその場に固定することができる。また、上記ストッパ装置を操作して固定を解除することにより、固定されていた端部車輪が回転可能になり、搬送用台車を押し引きして容易に移動することができる。この際、少なくとも前後いずれか一方の端部車輪の固定および固定解除は、作業者が搬送用台車の前後いずれか一方からストッパ装置を操作すればよいため、操作性が良好となる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明における第1の実施の形態を図1〜図9に基づいて説明する。
図1〜図4に示すように、Aは搬送用台車であり、その台車本体部1は、底体2と、後枠体3(後部材の一例)と、前枠体4(前部材の一例)とで構成されている。
【0018】
図9に示すように、上記底体2は、前後方向イに長い左右一対の底フレーム7と、両底フレーム7の前部間に連結された平板状の前部連結フレーム8とで構成されている。尚、上記両底フレーム7は、平面視でハ形状に斜めに配置され、かつ、断面I形状に構成されている。また、両底フレーム7間には、後部が開放されたネスティング空間9が形成されている。
【0019】
また、上記後枠体3は、左右一対の縦杆材48と、両縦杆材48の上端部間に設けられた上部横杆材49と、上記両縦杆材48の下端部に設けられた後部ブラケット50とにより、逆U形状に構成されており、両底フレーム7の後端部に立設されて固定されている。
【0020】
また、上記前枠体4は、底体2の前端部に配置され、かつ底体2の前端部に設定された組立位置B(図1参照)と、底体2の後部かつ上記後枠体3の直前位置に設定された退避位置C(図8参照)との間を前後移動自在に構成されている。すなわち、上記前枠体4は、左右一対の縦杆材26と、両縦杆材26の上端部間に設けられた上部横杆材27と、上記両縦杆材26の下端部に設けられた前部ブラケット28と、左右両前部ブラケット28間に設けられた可動部材29とにより、四角枠状に構成されている。上記可動部材29は、左右一対のガイド体31を介して両底フレーム7上に支持されているとともに前後方向イへ案内されている。
【0021】
図8,図9に示すように、上記両底フレーム7の前部には、前枠体4が組立位置Bまで移動した際、両ガイド体31を前後方向イにおいて固定する固定部材19(図8,図9参照)が設けられている。
【0022】
上記底体2上でかつ上記後枠体3と前枠体4との間には、荷39を支持する支持板5(支持部の一例)が設けられている。すなわち、上記支持板5は、2分割された前板部5aおよび後板部5bと、これら前板部5aと後板部5bとを屈曲自在に接合するヒンジ部材40とで構成されており、これによって、図1に示すような水平状に伸展した伸展姿勢と、図8に示すような前後に屈曲して逆V形状に起立した折畳姿勢とに切換えられる。上記前板部5aの前端は、連結ピン41を介して回動自在な状態で、上記両前部ブラケット28に連結されている。同様に、上記後板部5bの後端は、連結ピン42を介して回動自在な状態で、上記両後部ブラケット50に連結されている。尚、前板部5aと後板部5bとにはそれぞれ、取手用の穴43が形成されている。
【0023】
また、支持板5の下面側には、支持板5を折畳姿勢に付勢する引張りコイルばね47が取付けられている。上記引張りコイルばね47の一端は前板部5aの下面に接続され、他端は後板部5bの下面に接続されている。
【0024】
また、上記台車本体部1の下部には、移動用の前端部車輪装置44と後端部車輪装置45と中間部車輪装置46とがそれぞれ左右一対ずつ設けられている。
このうち、左右両前端部車輪装置44は、図5,図6に示すように、縦軸心52周りに旋回自在な前端部車輪53を有するキャスター形式の自由輪であり、上記前枠体4の両縦杆材26の下端に取付けられている。すなわち、前端部車輪装置44は、上記縦杆材26の下端に取付けられる取付板54と、この取付板54に取付けられて上記縦軸心52周りに旋回自在な車輪ブラケット55とを備えており、上記前端部車輪53は車軸56を介して回転自在に上記車輪ブラケット55の下端部に設けられている。
【0025】
同様に、左右両後端部車輪装置45も、縦軸心52周りに旋回自在な後端部車輪58を有するキャスター形式の自由輪であり、上記後枠体3の縦杆材48の下端に取付けられており、取付板54と車輪ブラケット55とを備えている。
【0026】
上記前端部車輪53および後端部車輪58はそれぞれ、車輪ブラケット55の下端部に取付けられた円盤状の回転体67と、この回転体67の外周に設けられたリング状のゴム体68(弾性体の一例)とで構成されている。
【0027】
また、左右両中間部車輪装置46はそれぞれ、図2,図4に示すように、左右方向ロの回転軸心周りに遊転自在な中間部車輪59を有する固定輪であり、両底フレーム7の前後中央部から垂設された車輪取付ブラケット60の下端部に設けられている。尚、上記中間部車輪59は、後端部車輪58と、前枠体4と一体に組立位置Bまで移動した前端部車輪53との中間部に位置している。さらに、上記中間部車輪59は、車輪取付ブラケット60の下端部に取付けられた円盤状の回転体69と、この回転体69の外周に設けられたリング状のゴム体70(弾性体の一例)とで構成されている。
【0028】
上記前端部および後端部車輪53,58のゴム体68はブタジエンゴム製であり、中間部車輪59のゴム体70はウレタンゴム製であり、それぞれ径方向へ弾性変形可能なものである。また、上記中間部車輪59のゴム体70の硬度は前端部および後端部車輪53,58のゴム体68の硬度よりも高く(すなわち硬く)設定されている。例えば、上記ゴム体68の硬度は68度、上記ゴム体70の硬度は86度に設定されている。尚、上記硬度はゴム硬度計(デュロメーター厚さ)によるものである。また、上記各車輪53,58,59の外径は全て同一に設定されている。さらに、図2に示すように、上記各車輪53,58,59の下端は同一直線上に位置し、これにより、全車輪53,58,59が床面71に接地する。
【0029】
左右いずれか一方の前端部車輪装置44には、前端部車輪53の回転を固定および固定解除する前部ストッパ装置62が設けられ、同様に、左右いずれか一方の後端部車輪装置45には、後端部車輪58の回転を固定および固定解除する後部ストッパ装置63が設けられている。図5,図6に示すように、前部および後部ストッパ装置62,63はそれぞれ、上記車輪ブラケット55に設けられたストッパ体64と、車軸56に設けられた脚踏み式の操作レバー65とで構成されている。上記ストッパ体64は、前端部車輪53又は後端部車輪58の外周面に圧接するロック位置D(図5,図6の仮想線参照)と、前端部車輪53又は後端部車輪58の外周面から上方へ離間するロック解除位置E(図5,図6の実線参照)との間を上下動自在となっている。また、操作レバー65はロック作動方向Fとロック解除方向Gとの2方向へ回動自在に構成されており、図5の仮想線で示すように、操作レバー65をロック作動方向Fへ回動することによって、ストッパ体64がロック位置Dまで下降し、反対に、図5の実線で示すように、操作レバー65をロック解除方向Gへ回動することによって、ストッパ体64がロック解除位置Eまで上昇するように構成されている。
【0030】
以下、上記構成における作用を説明する。
図7に示すように、支持板5に荷39を載置した場合、各車輪53,58,59のゴム体68,70の下部(接地部)はそれぞれ荷重によって均等に上下に圧縮されて変形する。この時、中間部車輪59のゴム体70の硬さを端部車輪53,58のゴム体68の硬さよりも硬くしているため、中間部車輪59のゴム体70は端部車輪53,58のゴム体68に比べて変形し難くなる。したがって、上記のように各車輪53,58,59が均等に圧縮されて変形している状態では、前端部車輪53および後端部車輪58にそれぞれ作用する荷重(負荷)は中間部車輪59に作用する荷重(負荷)よりも小さくなる(すなわち、前端部車輪53に作用する荷重<中間部車輪59に作用する荷重、かつ、後端部車輪58に作用する荷重<中間部車輪59に作用する荷重といった関係になる)。これにより、従来のものに比べて、荷重が両中間部車輪59に集まり、その分、両前端部車輪53と両後端部車輪58とに作用する荷重が減少するため、両中間部車輪59を中心として搬送用台車Aをその場で左右方向へターンさせる際、両前端部車輪53と両後端部車輪58の転がり抵抗(各端部車輪53,58と床面71との摩擦抵抗)が減少し、作業者は従来よりも少ない力で搬送用台車Aをターンさせることができる。尚、この際、前端部車輪53と後端部車輪58とはそれぞれ、床面71に接地した状態で、縦軸心52周りに旋回するとともに、床面71を転動する。
【0031】
上記のように中間部車輪59のゴム体70の硬さを端部車輪53,58のゴム体68の硬さよりも硬くしているため、例えば、中間部車輪59のゴム体70を1mm(一定量)圧縮させるのに必要な力を40kgとし、各端部車輪53,58のゴム体68を1mm(一定量)圧縮させるのに必要な力を10kgとし、支持板5に120kgの荷39を載置した際、上記各車輪53,58,59のゴム体68,70が荷重によって2mm圧縮された状態では、中間部車輪59に80kgの荷重(負荷)が作用し、前端部車輪53に20kgの荷重(負荷)が作用し、後端部車輪58に20kgの荷重(負荷)が作用する。尚、上記各端部車輪53,58と床面71との摩擦抵抗は各端部車輪53,58にかかる荷重に比例するため、上記のように各端部車輪53,58にかかる荷重が減少すれば、各端部車輪53,58と床面71との摩擦抵抗も減少する。したがって、上記のように少ない力で搬送用台車Aをターンさせることができる。
【0032】
尚、上記は支持板5上に荷39を積み込んだ場合について説明したが、荷39を積んでいない空の状態においても、僅かではあるが、両前端部車輪53又は両後端部車輪58の転がり抵抗が減少するため、少ない力で搬送用台車Aをターンさせることができる。さらに、作業者が搬送用台車Aを押し引きして、搬送用台車Aを前後方向へ移動させる際に必要な始動力も従来に比べて僅かに低減される。
【0033】
また、図1に示すように、全ての車輪53,58,59が常に床面71に接地しているため、前部ストッパ装置62或いは後部ストッパ装置63を操作することによって、左右いずれか一方の前端部車輪53の回転或いは左右いずれか一方の後端部車輪58の回転を固定することができる。すなわち、作業者が搬送用台車Aの前方に位置している場合、図5の仮想線で示すように、作業者は脚で前部ストッパ装置62の操作レバー65をロック作動方向Fへ回動させる。これにより、図6の仮想線で示すように、前部ストッパ装置62のストッパ体64がロック位置Dまで下降して前端部車輪53のゴム体68の外周面に圧接し、左右いずれか一方の前端部車輪53が固定されるため、搬送用台車Aをその場に固定することができ、搬送用台車Aが不用意に移動することを防止し得る。また、図5の実線で示すように、作業者が脚で前部ストッパ装置62の操作レバー65をロック解除方向Gへ回動させることにより、図6の実線で示すように、前部ストッパ装置62のストッパ体64がロック解除位置Eまで上昇して前端部車輪53のゴム体68から上方へ離間し、左右いずれか一方の前端部車輪53が固定解除される。これにより、作業者は搬送用台車Aを押し引きして移動させることができる。
【0034】
また、作業者が搬送用台車Aの後方に位置している場合、作業者が脚で後部ストッパ装置63の操作レバー65をロック作動方向Fへ回動させることにより、上記と同様に、左右いずれか一方の後端部車輪58が固定され、搬送用台車Aが不用意に移動することを防止することができる。また、作業者が脚で後部ストッパ装置63の操作レバー65をロック解除方向Gへ回動させることにより、上記と同様に、左右いずれか一方の後端部車輪58が固定解除され、搬送用台車Aが移動可能となる。
【0035】
通常、作業者は、後枠体3又は前枠体4を押し引きして搬送用台車Aを移動させるため、搬送用台車Aの後方又は前方のどちらかに位置していることがほとんどである。したがって、作業者は、自分の位置に応じて、上記のように搬送用台車Aの前後いずれか一方から前部ストッパ装置62或いは後部ストッパ装置63を脚で操作すればよいため、操作性が良好となる。これに対して、仮に、上記のようなストッパ装置を中間部車輪装置46に設けた場合では、作業者は、搬送用台車Aの前方又は後方から搬送用台車Aの側方へ回り込んで中間部車輪装置46のストッパ装置を脚で操作しなければならず、操作性が悪い。
【0036】
また、作業者が取手用の穴43(図4参照)に手を差し込んで支持板5の中央部を引き上げることにより、図8に示すように、前板部5aと後板部5bとが回動して、支持板5が伸展姿勢から折畳姿勢に屈曲するとともに、前枠体4が組立位置Bから退避位置Cまで後方へ移動する。これにより、上記支持板5が後枠体3と前枠体4との間で折畳まれ、以って、搬送用台車Aが折り畳まれる。そして、図9に示すように、折り畳まれた前方の搬送用台車Aのネスティング空間9に、折り畳まれた後方の搬送用台車Aの底体2を前部から差し込んでネスティングする。このようにして複数台の搬送用台車Aをネスティングすることにより、狭いスペース内に多数の搬送用台車Aを保管することができる。尚、上記のようにして搬送用台車Aを折り畳むことによって、前枠体4と支持板5とがネスティングの邪魔にならない位置まで退避する。
【0037】
上記実施の形態では、前端部および後端部車輪53,58のゴム体68をブタジエンゴム製とし、中間部車輪59のゴム体70をウレタンゴム製としているが、ブタジエンゴムやウレタンゴムに限定されるものではなく、例えば、上記ゴム体68とゴム体70とを同一の材質とし、硬度だけを変えてもよい。
【0038】
上記実施の形態では、前端部および後端部車輪53,58のゴム体68の硬度を68度とし、中間部車輪59のゴム体70の硬度を86度としているが、 ゴム体68の硬度<ゴム体70の硬度
といった条件を満たしていれば、硬度に関しては上記以外の数値であってもよい。尚、実施の形態では、中間部車輪59のゴム体70の硬さを前端部および後端部車輪53,58のゴム体68の硬さよりも硬くしたと説明したが、この内容は、上記ゴム体68の硬さを上記ゴム体70の硬さよりも柔軟にしたことと同じ対比関係を意味している。
【0039】
上記実施の形態では、各車輪53,58,59の外径を全て同一にしているが、異なった径であってもよい。
次に、本発明における第2の実施の形態を図10,図11に基づいて説明する。
【0040】
前端部および後端部車輪53,58のゴム体68と中間部車輪59のゴム体70とは、全てブタジエンゴム製であり、かつ、全て同じ硬度(例えば68度)を有している。また、中間部車輪59のゴム体70の径方向における厚さTaは、前端部および後端部車輪53,58のゴム体68の径方向における厚さTbよりも薄く設定されている(Ta<Tb)。
【0041】
これによると、図11に示すように、支持板5に荷39を載置した場合、各車輪53,58,59のゴム体68,70の下部(接地部)はそれぞれ荷重によって均等に上下に圧縮されて変形する。この時、中間部車輪59のゴム体70の厚さTaを端部車輪53,58のゴム体68の厚さTbよりも薄くしているため、中間部車輪59のゴム体70は端部車輪53,58のゴム体68に比べて変形し難くなる。したがって、上記のように各車輪53,58,59が均等に圧縮されて変形している状態では、前端部車輪53および後端部車輪58にそれぞれ作用する荷重は中間部車輪59に作用する荷重よりも小さくなる。これにより、従来のものに比べて、荷重が両中間部車輪59に集まり、その分、両前端部車輪53と両後端部車輪58とに作用する荷重が減少するため、両中間部車輪59を中心として搬送用台車Aをその場で左右方向へターンさせる際、両前端部車輪53と両後端部車輪58の転がり抵抗が減少し、従来よりも少ない力で搬送用台車Aをターンさせることができる。尚、この際、前端部車輪53と後端部車輪58とはそれぞれ、床面71に接地した状態で、縦軸心52周りに旋回するとともに、床面71を転動する。
【0042】
例えば、上記中間部車輪59のゴム体70の厚さTaを10mm,前端部および後端部車輪53,58のゴム体68の厚さTbをそれぞれ20mmとし、支持板5に120kgの荷39を載置した際、上記各車輪53,58,59のゴム体68,70が荷重によって上下に2mm圧縮されたとする。この場合、前端部車輪53のゴム体68の変形率は10%(=2mm/20mm)となり、後端部車輪58のゴム体68の変形率も10%(=2mm/20mm)となるのに対して、中間部車輪59のゴム体70の変形率は20%(=2mm/10mm)となる。このように、中間部車輪59のゴム体70の変形率は端部車輪53,58の各ゴム体68の変形率よりも大きくなるため、上記ゴム体70を2mm圧縮するには、上記ゴム体68を2mm圧縮するよりも大きな力が必要となる。したがって、上記のように各車輪53,58,59のゴム体68,70が荷重によって2mm圧縮された状態では、各車輪53,58,59に作用する荷重は上記ゴム体68,70の変形率に比例するため(10%:20%:10%=1:2:1)、中間部車輪59に60kgの荷重が作用し、前端部車輪53に30kgの荷重が作用し、後端部車輪58に30kgの荷重が作用する。尚、上記各端部車輪53,58と床面71との摩擦抵抗は各端部車輪53,58にかかる荷重に比例するため、上記のように各端部車輪53,58にかかる荷重が減少すれば、各端部車輪53,58と床面71との摩擦抵抗も減少し、上記のように少ない力で搬送用台車Aをターンさせることができる。
【0043】
上記実施の形態では、全車輪53,58,59のゴム体68,70の材質をブタジエンゴム製としているが、これに限定されることはない。また、上記ゴム体68,70の硬度を全て68度にしているが、この値に限定されるものではない。また、上記ゴム体68,70の材質や硬度を上記第1の実施の形態のものにしてもよい。
【0044】
次に、本発明における第3の実施の形態を図12,図13に基づいて説明する。
前端部および後端部車輪53,58のゴム体68と中間部車輪59のゴム体70とは、ブタジエンゴム製であり、かつ、全て同じ硬度(例えば68度)を有している。また、前端部および後端部車輪装置44,45はそれぞれ、上下方向に伸縮自在なコイルスプリング74,75(弾性手段の一例)を介して台車本体部1に設けられている。すなわち、前部のコイルスプリング74は前端部車輪装置44の取付板54と前枠体4の縦杆材26の下端との間に装着されており、また、後部のコイルスプリング75は後端部車輪装置45の取付板54と後枠体3の縦杆材48の下端との間に装着されている。
【0045】
これによると、図13に示すように、支持板5に荷39を載置した場合、前端部車輪53と後端部車輪58とはそれぞれコイルスプリング74,75により上下方向に変動可能な状態で荷重を支持しているとともに、中間部車輪59は車輪取付ブラケット60を介して上下方向に固定された状態で荷重を支持している。したがって、前端部車輪53および後端部車輪58それぞれ作用する荷重は中間部車輪59に作用する荷重よりも小さくなる(すなわち、前端部車輪53に作用する荷重<中間部車輪59に作用する荷重、かつ、後端部車輪58に作用する荷重<中間部車輪59に作用する荷重といった関係になる)。これにより、従来のものに比べて、荷重が両中間部車輪59に集まり、その分、両前端部車輪53と両後端部車輪58に作用する荷重が減少するため、両中間部車輪59を中心として搬送用台車Aをその場で左右方向へターンさせる際、各端部車輪53,58の転がり抵抗が減少し、従来よりも少ない力で搬送用台車Aをターンさせることができる。
【0046】
上記実施の形態では、弾性手段の一例としてコイルスプリング74,75を用いたが、板ばね等を用いてもよい。
上記実施の形態では、全車輪53,58,59のゴム体68,70の材質をブタジエンゴム製としているが、これに限定されることはない。また、上記ゴム体68,70の硬度を全て68度にしているが、この値に限定されるものではない。また、上記ゴム体68,70の材質や硬度を上記第1の実施の形態のものにしてもよい。
【0047】
上記第1〜第3の実施の形態では、後枠体3と前枠体4とを設けているが、いずれか一方又は両方共を設けていない台車Aであってもよい。また、前端部車輪装置44を前枠体4の下端に取付け、後端部車輪装置45を後枠体3の下端に取付けているが、上記前端部および後端部車輪装置44,45を底体2に取付けてもよい。
【0048】
上記第1〜第3の実施の形態では、前枠体4を前後移動自在に構成しているが、組立位置(底体2の前部)に固定したものであってもよい。また、支持板5を折畳み可能に構成しているが、折畳み機能のないものであってもよい。
【0049】
上記第1〜第3の実施の形態では、底フレーム7間にネスティング空間9を形成し、ネスティング可能に構成されているが、ネスティング機能を備えていない台車Aであってもよい。
【0050】
上記第1〜第3の実施の形態では、前部ストッパ装置62を左右いずれか一方の前端部車輪装置44に設けているが、左右両方の前端部車輪装置44に設けてもよい。また、後部ストッパ装置63を左右いずれか一方の後端部車輪装置45に設けているが、左右両方の後端部車輪装置45に設けてもよい。さらに、前部ストッパ装置62のみを設けて後部ストッパ装置63を設けないもの、或いは、後部ストッパ装置63のみを設けて前部ストッパ装置62を設けないものであってもよい。
【0051】
上記第1〜第3の実施の形態では、後部材の一例として後枠体3を設けているが、後枠体3の代わりに、板体やパネル体を用いてもよい。同様に、前枠体4の代わりに、板体やパネル体を用いてもよい。
【0052】
上記第1〜第3の実施の形態では、弾性体の一例としてゴム体68,70を用いているが、ゴム体の代わりに、樹脂体等を用いてもよい。
【0053】
【発明の効果】
以上のように本発明によると、作業者は、従来よりも少ない力で、中間部車輪を中心として、その場で搬送用台車を左右方向へターン(方向転換)させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における搬送用台車の側面図である。
【図2】同、搬送用台車の下部の側面図である。
【図3】同、搬送用台車の正面図である。
【図4】同、搬送用台車の一部切欠き平面図である。
【図5】同、搬送用台車の前端部および後端部車輪装置の側面図である。
【図6】同、搬送用台車の前端部および後端部車輪装置の正面図である。
【図7】同、搬送用台車に荷を積み込んだ状態での下部の概略側面図である。
【図8】同、搬送用台車を折畳んだ状態の側面図である。
【図9】同、搬送用台車をネスティングした際の平面図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態における搬送用台車の下部の一部切欠き側面図である。
【図11】同、搬送用台車に荷を積み込んだ状態での下部の概略側面図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態における搬送用台車の下部の側面図である。
【図13】同、搬送用台車に荷を積み込んだ状態での下部の概略側面図である。
【図14】従来の搬送用台車の下部の概略側面図である。
【符号の説明】
1 台車本体部
2 底体
3 後枠体(後部材)
4 前枠体(前部材)
5 支持板(支持部)
9 ネスティング空間
39 荷
52 縦軸心
53 前端部車輪
58 後端部車輪
59 中間部車輪
62,63 ストッパ装置
67,69 回転体
68,70 ゴム体(弾性体)
71 床面
74,75 コイルスプリング(弾性手段)
A 搬送用台車
B 組立位置
C 退避位置
Ta,Tb ゴム体の厚さ

Claims (6)

  1. 台車本体部は、荷を支持する支持部と、底体と、この底体の前後部に配設された前部材および後部材とを有し、
    上記底体にネスティング空間が形成され、
    上記台車本体部の下部に移動用の回転自在な車輪が複数設けられ、
    これら車輪は、台車本体部の前後両端部に位置する端部車輪と、前後の端部車輪間に位置する中間部車輪とで構成され、
    上記前後の端部車輪は縦軸心周りに旋回自在に構成され、
    上記全車輪はそれぞれ、その外周部に上下方向へ弾性変形可能な弾性体を有するとともに、床面に接地しており、
    上記各車輪にかかる荷重に対して、中間部車輪の弾性体は前後の端部車輪の弾性体に比べて変形し難く構成されており、
    上記前部材は、底体の前部に設定された組立位置と、底体の後部に設定された退避位置との間を前後移動自在に構成され、
    上記前部材を退避位置まで移動した状態で、台車の底体を前部から別の台車のネスティング空間へ差し込むことによって、ネスティング可能にしたことを特徴とする搬送用台車。
  2. 各車輪は、回転体と、この回転体の外周に設けられた弾性体とで構成され、
    中間部車輪の弾性体の硬さを端部車輪の弾性体の硬さよりも硬くしたことを特徴とする請求項1記載の搬送用台車。
  3. 端部車輪の弾性体をブタジエンゴム製とし、中間部車輪の弾性体をウレタンゴム製としたことを特徴とする請求項2記載の搬送用台車。
  4. 中間部車輪の弾性体の径方向における厚さを、端部車輪の弾性体の径方向における厚さよりも薄くしたことを特徴とする請求項1記載の搬送用台車。
  5. 台車本体部は、荷を支持する支持部と、底体と、この底体の前後部に配設された前部材および後部材とを有し、
    上記底体にネスティング空間が形成され、
    上記台車本体部の下部に移動用の回転自在な車輪が複数設けられ、
    これら車輪は、台車本体部の前後両端部に位置する端部車輪と、前後の端部車輪間に位置する中間部車輪とで構成され、
    上記端部車輪は、縦軸心周りに旋回自在に構成され、かつ、上下方向に伸縮自在な弾性手段を介して台車本体部に設けられ、
    上記全車輪が床面に接地し、
    上記前部材は、底体の前部に設定された組立位置と、底体の後部に設定された退避位置との間を前後移動自在に構成され、
    上記前部材を退避位置まで移動した状態で、台車の底体を前部から別の台車のネスティング空間へ差し込むことによって、ネスティング可能にしたことを特徴とする搬送用台車。
  6. 少なくとも前後いずれか一方の端部車輪の回転を固定および固定解除するストッパ装置が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の搬送用台車。
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