JP3777821B2 - 指紋照合装置並びにその錠制御方法 - Google Patents

指紋照合装置並びにその錠制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、建物等へ入室または建物等から退室する人を管理する指紋照合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図11は従来の指紋照合装置を示す機能ブロック図である。
図中、1は通行者、3は、通行者1から指紋を読み取り通行者1の入退室を管理する制御装置、4は通行者1の指紋を読み取る指紋読取機、6は通行者1が入退室方法を選択するために設けられた入退室方法選択ボタン、11は入退室が許可された通行者1の指紋のデータである登録データが記憶された登録データ記憶手段、12は指紋読取機4および登録データ記憶手段11、入退室方法選択ボタン6に接続された中央処理装置、8は中央処理装置12に接続された電気錠制御装置、9は電気錠制御装置8に接続され、建物等の扉を施錠または解錠する電気錠である。
【0003】
次に、従来の指紋照合装置について、その動作を図12を参照して説明する。
【0004】
ステップS1で、通行者1は、入退室後、電気錠を施錠しない方法とするか、電気錠を自動施錠する方法とするかという入退室方法を制御装置3の入退室方法選択ボタン6により選択する。
次に、ステップS2で、通行者1は、指紋読取機4に指を置き、中央処理装置12が指紋データ101と登録データ103と照合をする。
ステップS3で、中央処理装置12は、登録データ103の中に通行者1の指紋データ101と一致するものがあるかを判断し、一致するものがなければ処理を終了する。
【0005】
また、一致するものがあればステップS4へ進む。ステップS4で、中央処理装置12は、通行者1がステップS1で選択した入退室方法を識別し、通行者1が入退室後電気錠9を自動施錠する方法を選択した場合はステップS5へ進む。ステップS5で、中央処理装置12は、電気錠制御装置8を介して電気錠9を解錠し、入室を許可する。
次に、ステップS6で、通行者1は入室する。
ステップS7で、中央処理装置12は、電気錠制御装置8を介して電気錠9を施錠する。
【0006】
また、ステップS4で、通行者1がステップS1で入退室後電気錠9を自動施錠しない方法を選択した場合は、ステップS8へ進む。
ステップS8で、中央処理装置12は電気錠制御装置8を介して電気錠9を解錠し、入室を許可する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述のような従来の指紋照合装置では、通行者1が入退室のとき、入退室方法選択ボタン6による入退室方法の選択と、指紋読取機4への指置きの2種類の操作を行わなければならないという問題点があった。
【0008】
この発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、通行者が指紋読取機に置いた指の種類や指の置き方等の指紋データの入力方法により、制御装置が入退室方法を識別できるようにし、操作性のよい指紋照合装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明の指紋照合装置においては、登録者が選定した指紋データ入力方法と、この入力方法に対応する登録者の指紋とを記憶する登録データ記憶手段と、利用者が指紋データ入力方法によって入力した指紋を指紋データとして出力する指紋読取手段と、指紋データと登録データとを照合し、この照合結果に基づいて扉を解錠するとともに、指紋データから利用者による指紋データ入力方法を判し、この判結果に基づいて解錠後の扉を施錠する制御装置と、を備えたものである。
【0010】
また、制御手段は、利用者の指紋データと登録データとを照合し、この照合結果に基づいて扉を解錠する制御を行なう解錠制御手段と、指紋データに基づいて、解錠制御手段による解錠後自動的に施錠を行なうか否かを判断し、この判断結果に基づいて扉を施錠する制御を行なう施錠制御手段と、を備えたものである。
【0011】
また、登録データ記憶手段は、少なくとも一人の登録者について複数の指のそれぞれに対応して、指紋に関する複数の登録データを予め記憶し、施錠制御手段は、指紋データがどの指に対応するかによって、解錠後に自動的に施錠を行なうか否かを判断するため、利用者は、少ない操作で指紋の照合と施解錠方法を選択するものである。
【0012】
また、指紋読取手段は、複数の指紋データを順番に読み取り、登録データ記憶手段は、少なくとも一人の登録者について複数の指のそれぞれに対応して、指紋に関する複数の登録データを予め記憶し、解錠制御手段は、複数の指紋データのそれぞれについて、登録データと照合を行なうとともに、照合結果に基づいて扉を解錠する制御を行ない、施錠制御手段は、指紋データが読み取られた順番を認識し、この認識結果に基づいて、解錠後に自動的に施錠を行なうか否かを判断するものである。
【0013】
また、施錠制御手段は、指紋データの傾きに基づいて、解錠後に自動的に施錠を行なうか否かを判断するものである。
【0014】
また、施錠制御手段は、指紋データに含まれる指の本数に基づいて、解錠後に自動的に施錠を行なうか否かを判断するものである。
【0015】
また、制御手段は、指紋読取手段が同一の指紋データを継続的に読み取る時間を計測し、この時間に基づいて、解錠後に自動的に施錠を行なうか否かを判断するものである。
【0016】
また、この発明による指紋照合装置の錠制御方法によれば、利用者の指紋データを読み取る読取ステップと、この読取ステップで読み取った指紋データ、予め登録データ記憶手段に記憶した登録データと照合する照合ステップと、この照合ステップによる照合結果に基づいて、登録データに対応する指紋データ入力方法を判別する判別ステップと、照合ステップの照合結果に基づいて、錠を解錠する解錠ステップと、判別ステップの判別結果に基づいて、解錠ステップで解錠した錠を施錠する施錠ステップと、を備えたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1の指紋照合装置を示す機能ブロック図である。図1において、1は施錠された扉を通行するため、指紋照合装置を利用する通行者、3は通行者1の指紋を検査して、電気錠9を制御する制御装置、9は建物等出入り口に設けられた扉を施錠または解錠する電気錠である。
【0018】
次に、制御装置3の詳細を説明する。4は出入り口付近に設けられ、通行者1の指紋を読み取り、読み取った指紋を画像データに変換して指紋データ101として出力する指紋読取機、10は通行が許可された登録者の指紋に関するデータを登録データとして記憶する登録データ記憶手段であり、一人の登録者につき複数の指それぞれについて登録データを記憶している。ここでは、例えば、人差し指についての登録データを第1指登録データ103として、中指についての登録データを第2指登録データ104として、それぞれ記憶している。登録データは、指紋データ101と照合可能であり、指紋を特定できる形式のデータであれば、画像データ、画像から得られる指紋の特徴データ等なんでも良い。また、どの指を登録するかについては、登録者毎に異なってもかまわない。
【0019】
7aは指紋読取機4および登録データ記憶手段10に接続され、指紋読取機4からの指紋データ101と、登録データ記憶手段10からの登録データとを照合し、この照合結果に基づいて電気錠制御装置8を制御して、電気錠9の施解錠動作を実行させる中央処理装置である。この中央処理装置7aは、汎用のマイクロプロセッサを用いても良いし、専用のロジックを持つ回路を用いても良い。8は中央処理装置7aに接続され、中央処理装置7aの制御に基づいて、電気錠9の施解錠を制御する電気錠制御装置である。
ここで、指紋読取機4は指紋読取手段であり、中央処理装置7aは、制御手段、解錠制御手段、及び、施錠制御手段である。
【0020】
次に、この実施の形態1の動作を図2を参照して説明する。
この実施の形態1の指紋照合装置においては、指紋照合に用いる指の種類によって、電気錠9を解錠した後に、自動的に施錠を行なうか否かを指示する。したがって、通行者1は、電気錠9を解錠した後に、自動的に施錠を行なうかどうかによって、指紋読取機4に読み取らせる指を選択し、選択した指を指紋読取機4に置く。
【0021】
ステップS100で処理を開始し、通行者1は、自らが意図する施解錠処理に対応した指を指紋読取機4に指を置く。
次に、読取ステップS101で、指紋読取機4が指紋読取機4に指が置かれたことを検知すると、置かれた指の画像データを指紋データ101として周知の方法によって読み取る。
次に、判別ステップS102で、中央処理装置7aが、指紋読取機4からの指紋データ101と第1指登録データ103とを照合し、照合の結果、読み取った指紋データ101と一致する第1指登録データ103が、登録データ記憶手段10内にあるか否かを検知する。一致する第1指登録データ103がある場合には、解錠ステップS103に進み、全ての第1指登録データ103を検索しても、一致するものがない場合には判別ステップS106に進む。ここで、中央処理装置7aが行なう照合を行なうため、指紋データ101、登録データ103、104の前処理が必要な場合には、必要な前処理を行なう。この前処理は、例えば、指紋データ101の特徴点抽出等である。
【0022】
次に、判別ステップS102で指紋データ101が第1指のものであると判断された場合には、解錠ステップS103で、中央処理装置7aが電気錠制御装置8に電気錠9の解錠を指示する。この指示を受け取った電気錠制御装置8が電気錠9を駆動し、電気錠9を解錠させる。従って、通行者1は、中央処理装置7aにより入室が許可される。
次に、ステップS104で、中央処理装置7aは、通行者1が解錠した扉を開け、出入り口を通って、入室するまで待機し、待機後次の施錠ステップS105に進む。この待機は、例えば、扉の開け閉めを検知するセンサーを用いて、扉が一旦開けられてから閉められたことを検知するようにして、この検知結果が得られるまで待機するようにしてもよいし、光センサ、超音波センサ等を用いて、直接通行者1の出入り口の通過を検知してもよい。また、タイマを用いて所定の時間待機するようにしてもよい。
【0023】
次に、施錠ステップS105で、中央処理装置7aは、電気錠制御装置8に電気錠9の施錠を指示し、この指示を受けた電気錠制御装置8が電気錠9を駆動し、電気錠9を施錠させる。
そして、最後にステップS108で施解錠処理を終了し、次の通行者1を待つ等の処理に移る。
【0024】
一方、判別ステップS102で、一致する第1指登録データ103がないと判断された場合には、判別ステップS106に進み、中央処理装置7aは、読取ステップS101で読み取った指紋データ101と一致する第2指登録データ104が、登録データ記憶手段10に記憶されているか否かを判断する。この判断の方法は、上述の判別ステップS102と同様である。一致する登録データがないと判断された場合には、通行者1は登録者ではないと判断し、電気錠9を解錠せずにステップS108に進んで処理を終了する。
一方、一致する登録データがあると判断された場合には、解錠ステップS107に進み、中央処理装置7aは、電気錠制御装置8に対して、電気錠9の解錠を指示し、電気錠制御装置8が電気錠9を駆動して、電気錠9を解錠させる。従って、通行者1は、中央処理装置7aにより入室が許可されることとなる。
次に、電気錠9を施錠せずに、ステップS108に進み、施解錠処理を終了する。すなわち、通行者1は、読取ステップS101で、第2指を指紋照合に使用することにより、第1指を使って指紋照合をした場合と異なり、電気錠9を解錠したままにすることができる。
【0025】
以上のように、この実施の形態1においては、通行者1が指紋読取機4に置いた指の種類により、中央処理装置7aが通行者1の入退室方法を識別できるようにしたので、指置きの操作1回で、入退室方法の選択と指紋の照合とを行うことができる。従って、何度もボタンを押すような面倒な操作を行なわずにスムーズに入退室が行なえ、操作が簡便な指紋照合装置を提供することができる。
【0026】
実施の形態2.
この実施の形態2は、通行者1による指紋データ101の入力方法として、置かれる指の順番を識別することにより、入退室方法を選択できるようにしたものである。この実施の形態により、安全性が高く、操作が簡便な指紋照合装置を得ることができる。
【0027】
次に、この実施の形態2の動作を図3を参照し説明する。図3は、図1に示した指紋照合装置の施解錠処理を示したフローチャートであり、図2と同一の符号は同一又は相当の部分を表している。
まず、ステップS100〜S102までで、実施の形態1と同様に、指紋の読み取りと第1指登録データ103との照合を行なう。そして、判別ステップS102で指紋データ101と第1指登録データ103とが一致すると判断された場合には、読取ステップS201に進む。
そして、読取ステップS201で、通行者1は次の指を指紋読取機4に置き、指紋読取機4は再び通行者1の他の指の指紋を読み取る。ここで、読み取りを開始する前に、中央処理装置7aは、通行者1に対し他の指を指紋読取機4に置くように促す指示を、図示しない表示装置を用いて表示してもよい。指紋データ101の読み取りは、読取ステップS101と同様の方法で行なう。
【0028】
次に、判別ステップS202で、中央処理装置7aは、読取ステップS201で読み取った新たな指紋データ101と、登録データ記憶手段10に記憶された第2指登録データ104とを照合し、新たな指紋データ101と一致する第2指登録データ104が有るか否かを判断する。一致するものがあると判断された場合には、解錠ステップS103に進み、実施の形態1と同様に、電気錠9を解錠後、再び自動的に施錠する処理を行なう。ここで、この解錠ステップS103以降の処理が実行されるケースは、上述のように、第1指の次に第2指を指紋照合機4に読み取らせたケースである。利用者1は、第1指の次に第2指という順番で指紋を入力することにより、解錠された後に、自動的に施錠するという入室方法を選択することができる。
【0029】
一方、判別ステップS202で、一致する第2指登録データ104がないと判断された場合には、電気錠9を解錠せずに、ステップS108で施解錠処理を終了する。
【0030】
また、通行者1が読取ステップS101で第2指を入力した場合には、判別ステップS106に処理が進む。この判別ステップS106で一致する第2指登録データ104があると判断された場合には、読取ステップS203に進む。
そして、読取ステップS203で、読取ステップS201と同様に、通行者1は次の指を入力し、次に指紋読取機4が新たな指紋データ101を読み取る。
次に、ステップS204で、中央処理装置7aは、判別ステップS102と同様の方法で、読取ステップS203において新たに読み取った指紋データ101と一致する第1指登録データ103があるか否かを判断する。一致する登録データがあると判断された場合には、解錠ステップS107以降の処理に移り、電気錠9を解錠し、自動的に施錠を行なわない処理を実行する。このように、通行者1は、第2指の次に第1指を入力することにより、電気錠9を解錠後、自動的に施錠を行なわない処理を選択することができる。
一方、一致する登録データがない場合には、解錠を行なわずに、ステップS108で処理を終了する。
【0031】
このように、この実施の形態2では、新たに追加した読取ステップS201〜S204により、少なくとも2つの指の指紋の照合を行なうため、誤認識、不正による非登録者の入室の可能性をより低減することができる。しかも、入室方法の選択は、指紋照合に用いる指を置く操作で行ない、入室方法を特定するボタン押し等の特別の操作を必要としない。そのため、安全性が高く、かつ、操作性のよい指紋照合装置を得ることができる。
【0032】
実施の形態3.
この実施の形態3は、通行者1による指紋データ101の入力方法として、指を置く時間を変化させることのできる方法を採用し、この時間を計測し識別することにより、入退室方法を選択できるようにしたものである。
【0033】
図4は、この発明の実施の形態3の指紋照合装置を示す機能ブロック図である。図4において、図1と同一の符号は同一又は相当の部分を表しており、105は中央処理装置7bの制御に基づいて、通行者1に指置時間を知らせる指置時間表示手段である。この指置時間表示手段105は、通行者1に指を置いた時間を知らせることができることができれば、どのようなものを用いてもよく、例えば、各種ディスプレイ、スピーカ、LED等何でもよい。
106は、中央処理装置7bに接続され、時間を計測する時計である。7bは、指紋読取機4および登録データ記憶手段10に接続され、指紋読取機4からの指紋データ101と、登録データ記憶手段10からの登録データとを照合し、この照合結果に基づいて電気錠制御装置8を制御して、電気錠9の施解錠動作を実行させる中央処理装置であり、特に、時計106から時間を読み取り、その時間に基づいて入室方法を識別する。
中央処理装置7bは、制御手段、解錠制御手段、及び、施錠制御手段である。
【0034】
次に、この実施の形態の動作を図5を参照して説明する。図5は図4に示した指紋照合装置の施解錠処理を示したフローチャートであり、図5において、図2と同一の符号は同一又は相当の部分を表している。但し、図2において、中央処理装置7aが行なっていた動作は、この実施の形態では中央処理装置7bが行なう。
【0035】
まず、ステップS100から処理を開始し、ステップS301で中央処理装置7bが指紋読取機4に指が置かれたか否かを判断する。指が置かれた場合には、次のステップS302に進む。置かれていない場合には、ステップS301に戻り、指が置かれるまで待機する。指が置かれたか否かの判断は、指紋読取機4が指置きを検知し、その検知信号を中央処理装置7bが検査して調べてもよい。また、図5のフローチャートに示した処理の順番とは異なり、先に読取ステップS101を実行し、その後ステップS301を実行することにより、指紋読取機4から中央処理装置7bに指紋データ101が送信された時点で、指が置かれたと判断してもよい。
【0036】
次に、ステップS302では、中央処理装置7bが時計106にリセット信号を送信し、時計106が内蔵の時間tを0にリセットし、時間を計測し始める。次に、ステップS101〜S102で、指紋データ101の読み取りと、読み取った指紋データ101が第1指登録データ103と一致するかを判断する。判別ステップS102で一致すると判断された場合には、ステップS303に移り、中央処理装置7bが時計106から現在の時間tを読み取り、読み取った時間tが予め定められた時間Tを経過したか否かを判断する。ここで、予め定められた時間Tを経過していない場合には、再びステップS303に戻り、時間Tを過ぎるまで、ループを繰り返す。すなわち、中央処理装置7bは、時間Tを過ぎるまで、次の処理に移らずに待機する。
【0037】
一方、ステップS303で、時間Tを過ぎていると判断された場合には、ステップS304で、中央処理装置7bが指置時間表示手段105を制御して、通行者1に対して、指を離すよう指示する。この指示を受けた通行者1は、自らが選択したい入室方法に従って、指を離すまでの時間を決定し、その時間に応じて指を指紋読取機4から離す。
次に、ステップS305で、中央処理装置7bは、指紋読取機4から指が離されたか否かを判断し、指が離されるまで、このステップS305を繰り返す。
ステップS305で指が離されたと判断されると、中央処理装置7bは、時計106から現在の時間tを読み取り、予め定められた時間2Tをしきい値として、この時間tが2T以上であるか否かを判断する。
時間t、すなわち、指が置かれた時間が予め定めた時間2T以上である場合には、解錠ステップS103に進み、電気錠9を解錠後に自動施錠する施解錠処理を行なう。
一方、指が置かれた時間が予め定めた時間2T以上でない場合には、解錠ステップS107に進み、電気錠9を解錠後に自動施錠しない施解錠処理を行なう。
【0038】
以上のように、この実施の形態3においては、通行者1が指紋読取機4から指を離した時間により、中央処理装置7bが通行者1の入退室方法を識別できるようにしたので、指置きの操作により入退室方法の選択と指紋の照合とを行うことができ、操作性の良い指紋照合装置を得ることができる。
【0039】
実施の形態4.
この実施の形態4は、指紋データの入力方法として、入力された指紋データの傾きを識別することにより、利用者1が入室方法を選択することができるようにしたものである。
【0040】
図6は、この実施の形態4の指紋照合装置を示した機能ブロック図であり、図6において、図1と同一の符号は同一又は相当の部分を表している。7cは、指紋読取機4および登録データ記憶手段10に接続され、指紋読取機4からの指紋データ101と、登録データ記憶手段10からの登録データとを照合し、この照合結果に基づいて電気錠制御装置8を制御して、電気錠9の施解錠動作を実行させる中央処理装置であり、特に、指紋データ101の傾きを識別し、この識別結果に基づいて施解錠処理を行なうものである。ここで、中央処理装置7cは、制御手段、解錠制御手段、及び、施錠制御手段である。
【0041】
次に、この実施の形態4の動作を図7に基づいて説明する。図7は、図6の指紋照合装置の施解錠処理を説明するフローチャートである。図7において、図2と同一の符号は同一又は相当の部分を表しており、この図2で中央処理装置7aが実行していた処理は、この実施の形態では、中央処理装置7cが実行する。
まず、通行者1は、自らが実行したい入室処理に応じて、指紋読取機4に入力する指の角度を決定し、この角度に従って、指紋読取機4に指を置く。例えば、電気錠9を解錠後に自動施錠したい場合には、指を傾けずに0度の角度で指を置き、電気錠9を解錠後に自動施錠したくない場合には、指を約45度傾けて指紋読取装置4に置く。それぞれの傾き角はこれに限定される者ではなく、適宜変更できる。例えば、0度と180度であっても良い。
【0042】
指紋読取機4に指が置かれると、読取ステップS101からの処理が始まる。ここで、通行者1が指を0度で、すなわち傾けずに入力した場合には、実施の形態1と同様に、読取ステップS101〜施錠ステップS105の処理が実行され、解錠後に自動施錠される。
一方、通行者1が指を傾かせて指紋データ101を入力した場合、判別ステップS102では、指紋データ101の傾きにより発生した特徴の相違により、一致する登録データはないと判断されるため、ステップS401に進む。
【0043】
ステップS401では、中央処理装置7cが、指紋データ101を予め定められた角度、ここでは−45度傾かせる処理を行なう。例えば、公知の画像処理の画像の回転処理を行なう。また、指紋データ101が画像データではなく、指紋の画像データから抽出された特徴データである場合には、その特徴データを上述角度−45度に合わせて補正する。
【0044】
次に、判別ステップS402で、中央処理装置7cは、ステップS401において回転された指紋データ101、すなわち、角度補正された指紋データ101と、一致する登録データがあるか否かについて判断する。この判断方法は、判別ステップS102と同様である。
この判別ステップS402で、一致する登録データがないと判断された場合には、ステップS108に進み、解錠せずに処理を終了する。一方、一致する登録データがあると判断された場合には、指を傾けて入力されたと判断され、解錠ステップS107で電気錠9が解錠され、自動的に施錠しない処理が実行される。
【0045】
なお、この実施の形態においては、指紋データ101を回転させて、それと一致する登録データがあるか否かを検知することにより、指の傾きを検出したが、指紋データ101に基づいて、指の傾きを検出できるような処理であれば、どのような方法で指の傾きを検出しても良い。
【0046】
以上のように、この実施の形態4においては、通行者1が指紋読取機4に置いた指の傾きにより、中央処理装置7が通行者1の入退室方法を識別できるようにしたので、指置きの操作により入退室方法の選択と指紋の照合とを行うことができ、操作性のよい指紋照合装置を提供することができる。
【0047】
実施の形態5.
この実施の形態5は、指紋データの入力方法として、指紋読取機4に置かれた指の数が異なる方法用い、この指の数を識別することにより、入室方法の選択を行なえるようにしたものである。
【0048】
図8は、この実施の形態5の指紋照合装置を示した機能ブロック図である。図8において、図1と同一の符号は同一又は相当の部分を表しており、4aは、出入り口付近に設けられ、通行者1の第1指の指紋を読み取り、読み取った指紋を画像データに変換して第1の指紋データ101aとして出力する指紋読取機、4bは、第1の指紋読取機4aと併設され、通行者1の第2指の指紋を読み取り、読み取った指紋を画像データに変換して第2の指紋データ101bとして出力する第2の指紋読取機である。7dは、指紋読取機4a、4b、および登録データ記憶手段10に接続され、指紋読取機4a、4bからの指紋データと、登録データ記憶手段10からの登録データとを照合し、この照合結果に基づいて電気錠制御装置8を制御して、電気錠9の施解錠動作を実行させる中央処理装置であり、特に利用者1が一操作で提示した指の本数を識別することにより、施解錠処理を選択するものである。
ここで、指紋読取機4a、bは指紋読取手段であり、中央処理装置7dは、制御手段、解錠制御手段、及び、施錠制御手段である。
【0049】
次に、この実施の形態5の動作を図9を用いて説明する。図9は、図8に示した指紋照合装置の施解錠処理を示したフローチャートであり、図9において、図2と同一の符号は同一又は相当の部分を表している。但し、図2において、中央処理装置7aが行なっていた動作は、この実施の形態では中央処理装置7dが行なう。
まず、利用者1は第1の指紋読取機4aと第2の指紋読取機4bに、それぞれ第1指と第2指を一操作で同時に置く。
そして、ステップS500で、第1の指紋読取機4aと第2の指紋読取機4bは、それぞれ指紋データ101a、101bを読み取る。それぞれの装置の読み取り動作は、実施の形態1の指紋読取機4と同様である。
【0050】
次に、ステップS501で、中央処理装置7dは、第1及び第2の指紋読取機4a、4bから送られてくる指紋データ101a、101bが指2本分あるか否かについて判断する。ここで、2本分である場合には、判別ステップS502に進み。2本分でない場合には、判別ステップS504に進む。
判別ステップS502では、中央処理装置7dが、第1の指紋読取機4aが読み取った第1の指紋データ101aと一致する第1指登録データ103があるか否かについて判断する。一致する登録データがないと判断された場合には、電気錠9の解錠を行なわずに、ステップS108で処理を終了する。
【0051】
一方、一致する登録データがあると判断された場合には、判別ステップS503で、中央処理装置7dが、第2の指紋読取機4bが読み取った第2の指紋データ101bと一致する第2指登録データ104があるか否かについて判断する。一致する登録データがないと判断された場合には、電気錠9の解錠を行なわずに、ステップS108で処理を終了する。一致する登録データがあると判断された場合には、解錠ステップS103に進み、実施の形態1と同様に、解錠後に自動的に施錠する処理を行なう。
従って、通行者1は指を2本同時に指紋読取機に置くという一操作により、解錠後に自動的に施錠を行なう入室方法を選択することができる。
【0052】
一方、通行者1が第1の指紋読取機4aに指を置き、第2の指紋読取機4bに指を置かなかった場合には、ステップS501から判別ステップS504に処理が移る。
そして、判別ステップS504で、中央処理装置7dが、第1の指紋読取機4aが読み取った第1の指紋データ101aと一致する第1指登録データ103があるか否かについて判断する。一致する登録データがないと判断された場合には、電気錠9の解錠を行なわずに、ステップS108で処理を終了する。一致する登録データがあると判断された場合には、解錠ステップS107に進み、実施の形態1と同様に、電気錠9を解錠し、解錠後に自動的に施錠しない処理を行なう。
【0053】
ここで、判別ステップS502及びS504の照合は、図2の判別ステップS102と同様の方法で実現することができる。また、判別ステップS503の照合は、図2の判別ステップS106と同様の方法で実現することができる。
【0054】
以上のように、この発明の実施の形態5によれば、通行者1は第1の指紋読取機4a、第2の指紋読取機4bに同時に置いた指の本数により、入退室方法を選択することができ、操作性のよい指紋照合装置を得ることができる。
【0055】
実施の形態6.
この実施の形態6は、通行者による指紋データの入力方法として、置かれる指の順番が異なる方法を採用し、この指の順番を識別することにより、入退室方法を選択できるようにしたものである。、特に指に対応して複数の指紋読取機4を有する。この実施の形態により、安全性が高く、操作が簡便な指紋照合装置を得ることができる。
【0056】
図10は、図8に示した指紋照合装置の他の施解錠処理を示したフローチャートである。図10において、図3と同一の符号は同一又は相当の部分を表している。但し、図3において、中央処理装置7aが行なっていた動作は、この実施の形態では中央処理装置7dが行なう。
【0057】
まず、通行者1は、実行したい入室方法に対応した指紋データの入力順序に従って、第1指若しくは第2指をそれぞれ対応した指紋読取機4a、4bに置く。そして、読取ステップS601で、指が置かれた指紋読取機4a又は4bは、指紋データを読み取る。この指紋データの読み取りの方法は、実施の形態5と同様である。
次に、ステップS602で、中央処理装置7dは、指紋データが、第1の指紋読取機4aから送られてきているか、第2の指紋読取機4bから送られてきているかを判断する。第1の指紋読取機4aから送られてきている場合には、判別ステップS102に進み、第2の指紋読取機4bから送られてきている場合には、判別ステップS106に進む。
【0058】
判別ステップS102では、中央処理装置7dが、読取ステップS601で読み取られた指紋データと一致する第1指登録データ103があるか否かを判断し、一致する第1指登録データ103がある場合には、読取ステップS603に進む。
読取ステップS603では、通行者1が次の指を入力し、第2の指紋読取機4bがその次の指の指紋を第2の指紋データ101bとして読み取る。
次に、判別ステップS202では、中央処理装置7dが、読取ステップS603で読み取った第2の指紋データ101bと一致する第2指登録データ104があるか否かについて判断する。ここで、一致する登録データがあると判断されると、解錠ステップS103からの処理に移る。
【0059】
従って、通行者1は、まず第1指の指紋を入力し、次に第2指の指紋を入力するという操作を行なうことにより、電気錠9を解錠後に、自動的に施錠するという動作を選択することができる。
【0060】
一方、ステップS602で第2の指紋読取機4bから指紋データが送られてきていると判断された場合には、判別ステップS106で、中央処理装置7dは、読取ステップS601で読み取られた指紋データと一致する第2指登録データ104があるか否かを判断し、一致する第2指登録データ104がある場合には、読取ステップS604に進む。
読取ステップS604では、通行者1が次の指を入力し、第1の指紋読取機4aがその次の指の指紋を第1の指紋データ101aとして読み取る。
次に、ステップS204で、中央処理装置7dは、読取ステップS604で読み取った第1の指紋データ101aと一致する第1指登録データ103があるか否かについて判断する。ここで、一致する登録データがあると判断されると、解錠ステップS107からの処理に移る。
【0061】
従って、通行者1は、まず第2指の指紋を入力し、次に第1指の指紋を入力するという操作を行なうことにより、電気錠9を解錠後に、自動的に施錠しないという動作を選択することができる。
【0062】
この実施の形態6においては、2つの指紋読取機4a,4bに置いた指の順番により、中央処理装置7dが入退室方法を識別できるようにしたので、指置きの操作により、入退室方法の選択と指紋の照合を行うことができる。ここで、少なくとも2つの指の指紋の照合を行なうため、誤認識、不正による非登録者の入室の可能性をより低減することができる。しかも、入室方法の選択は、指紋照合に用いる指を置く操作で行ない、入室方法を特定するボタン押し等の特別の操作を必要としない。そのため、安全性が高く、かつ、操作性のよい指紋照合装置を得ることができる。
【0063】
以上、この発明の幾つかの実施の形態を説明してきたが、この発明の指紋データの入力方法は、説明した実施の形態には限定されるものではない。例えば、指紋データの入力方法として、指紋読取手段において指が置かれる位置を複数選択できるようにする方法を用いてもよい。この場合には、制御手段が指紋データ中にある指の位置が予め定められた位置よりも上にあるか、下にあるかによって、上述の実施の形態のように入退室方法を選択するようにする。
【0064】
【発明の効果】
この発明は、以上に説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0065】
この発明の指紋照合装置においては、登録者が選定した指紋データ入力方法と、この入力方法に対応する登録者の指紋とを記憶する登録データ記憶手段と、利用者が指紋データ入力方法によって入力した指紋を指紋データとして出力する指紋読取手段と、指紋データと登録データとを照合し、この照合結果に基づいて扉を解錠するとともに、指紋データから利用者による指紋データ入力方法を判し、この判結果に基づいて解錠後の扉を施錠する制御装置と、を備えたため、入退室の際の操作性が向上する。
【0066】
また、制御手段は、利用者の指紋データと登録データとを照合し、この照合結果に基づいて扉を解錠する制御を行なう解錠制御手段と、指紋データに基づいて、解錠制御手段による解錠後自動的に施錠を行なうか否かを判断し、この判断結果に基づいて扉を施錠する制御を行なう施錠制御手段と、を備えたため、入退室の際の操作性が向上する。
【0067】
また、登録データ記憶手段は、少なくとも一人の登録者について複数の指のそれぞれに対応して、指紋に関する複数の登録データを予め記憶し、施錠制御手段は、指紋データがどの指に対応するかによって、解錠後に自動的に施錠を行なうか否かを判断するため、利用者は、少ない操作で指紋の照合と施解錠方法を選択することができる。
【0068】
また、指紋読取手段は、複数の指紋データを順番に読み取り、登録データ記憶手段は、少なくとも一人の登録者について複数の指のそれぞれに対応して、指紋に関する複数の登録データを予め記憶し、解錠制御手段は、複数の指紋データのそれぞれについて、登録データと照合を行なうとともに、照合結果に基づいて扉を解錠する制御を行ない、施錠制御手段は、指紋データが読み取られた順番を認識し、この認識結果に基づいて、解錠後に自動的に施錠を行なうか否かを判断するため、安全性が高く、かつ、入退出の際の操作性が向上した指紋照合装置を得ることができる。
【0069】
また、施錠制御手段は、指紋データの傾きに基づいて、解錠後に自動的に施錠を行なうか否かを判断するため、入退出の際の操作性が向上する。
【0070】
また、施錠制御手段は、指紋データに含まれる指の本数に基づいて、解錠後に自動的に施錠を行なうか否かを判断するため、入退出の際の操作性が向上する。
【0071】
また、制御手段は、指紋読取手段が同一の指紋データを継続的に読み取る時間を計測し、この時間に基づいて、解錠後に自動的に施錠を行なうか否かを判断するため、入退出の際の操作性が向上する。
【0072】
また、この発明による指紋照合装置の錠制御方法によれば、利用者の指紋データを読み取る読取ステップと、この読取ステップで読み取った指紋データ、予め登録データ記憶手段に記憶した登録データと照合する照合ステップと、この照合ステップによる照合結果に基づいて、登録データに対応する指紋データ入力方法を判別する判別ステップと、照合ステップの照合結果に基づいて、錠を解錠する解錠ステップと、判別ステップの判別結果に基づいて、上記解錠ステップで解錠した錠を施錠する施錠ステップと、を備えたため、入退出の際の操作性が向上する。
【0073】
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における指紋照合装置を示す機能ブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1における施解錠方法の識別動作を示すフローチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態2における施解錠方法の識別動作を示すフローチャートである。
【図4】 この発明の実施の形態3における指紋照合装置を示す機能ブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態3における施解錠方法の識別動作を示すフローチャートである。
【図6】 この発明の実施の形態4における指紋照合装置を示す機能ブロック図である。
【図7】 この発明の実施の形態4における施解錠方法の識別動作を示すフローチャートである。
【図8】 この発明の実施の形態5における指紋照合装置を示す機能ブロック図である。
【図9】 この発明の実施の形態5における施解錠方法の識別動作を示すフローチャートである。
【図10】 この発明の実施の形態6における施解錠方法の識別動作を示すフローチャートである。
【図11】 従来の技術における指紋照合装置を示す機能ブロック図である。
【図12】 従来の技術における施解錠動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 通行者、 3 制御装置、 4 指紋読取機、 7a〜d 中央処理装置、 8 電気錠制御装置、 9 電気錠、 101 指紋データ、 103 第1登録データ、 104 第2指登録データ104、105 指置時間表示手段、106 時計。

Claims (8)

  1. 録者が選定した指紋データ入力方法と、この入力方法に対応する登録者の指紋とを記憶する登録データ記憶手段と、
    利用者が上記指紋データ入力方法によって入力した指紋を指紋データとして出力する指紋読取手段と、
    記指紋データと上記登録データとを照合し、この照合結果に基づいて扉を解錠するとともに、上記指紋データから利用者による指紋データ入力方法を判し、この判結果に基づいて解錠後の上記扉を施錠する制御手段と、
    を備えた指紋照合装置。
  2. 制御手段は、
    利用者の指紋データと登録データとを照合し、この照合結果に基づいて扉を解錠する制御を行なう解錠制御手段と、
    上記指紋データに基づいて、上記解錠制御手段による解錠後自動的に施錠を行なうか否かを判断し、この判断結果に基づいて上記扉を施錠する制御を行なう施錠制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の指紋照合装置。
  3. 登録データ記憶手段は、少なくとも一人の登録者について複数の指のそれぞれに対応して、指紋に関する複数の登録データを予め記憶し、
    施錠制御手段は、指紋データがどの指に対応するかによって、解錠後に自動的に施錠を行なうか否かを判断することを特徴とする請求項2に記載の指紋照合装置。
  4. 指紋読取手段は、複数の指紋データを順番に読み取り、
    登録データ記憶手段は、少なくとも一人の登録者について複数の指のそれぞれに対応して、指紋に関する複数の登録データを予め記憶し、
    解錠制御手段は、上記複数の指紋データのそれぞれについて、上記登録データと照合を行なうとともに、照合結果に基づいて扉を解錠する制御を行ない、
    施錠制御手段は、上記指紋データが読み取られた順番を認識し、この認識結果に基づいて、解錠後に自動的に施錠を行なうか否かを判断することを特徴とする請求項2に記載の指紋照合装置。
  5. 施錠制御手段は、指紋データの傾きに基づいて、解錠後に自動的に施錠を行なうか否かを判断することを特徴とする請求項2に記載の指紋照合装置。
  6. 施錠制御手段は、指紋データに含まれる指の本数に基づいて、解錠後に自動的に施錠を行なうか否かを判断することを特徴とする請求項2に記載の指紋照合装置。
  7. 制御手段は、指紋読取手段が同一の指紋データを継続的に読み取る時間を計測し、この時間に基づいて、解錠後に自動的に施錠を行なうか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の指紋照合装置。
  8. 利用者の指紋データを読み取る読取ステップと、
    この読取ステップで読み取った指紋データ、予め登録データ記憶手段に記憶した登録データと照合する照合ステップと、
    この照合ステップによる照合結果に基づいて、登録データに対応する指紋データ入力方法を判別する判別ステップと、
    上記照合ステップの照合結果に基づいて、錠を解錠する解錠ステップと
    判別ステップの判別結果に基づいて、上記解錠ステップで解錠した錠を施錠する施錠ステップと、
    を備えたことを特徴とする指紋照合装置の錠制御方法。
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