JP3776345B2 - 自動原点合わせ方法及び自動原点確認方法 - Google Patents

自動原点合わせ方法及び自動原点確認方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、関節等の自動原点合わせ方法及び自動原点確認方法に係り、特に、温度ドリフトの影響を受けずに高精度な自動原点合わせ及び自動原点確認を実現可能にする自動原点合わせ方法及び自動原点確認方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ロボット等の関節の制御では、予め決められた原点位置から相対的に関節を移動させている。したがって、必要に応じて原点合わせを正確に行う必要がある。また、温度ドリフトや機構の誤差によって原点検出のずれなどが生じる場合があるので、その補償を行う必要もある。特に、特開平5−237775号公報等に開示された自立移動する脚式歩行ロボットのように精密な制御が必要なものほど、原点合わせも高精度に行えるようにする必要がある。
なお、温度ドリフトとは、近接スイッチなど位置検出手段の温度特性などによって生じる現象の一種であり、温度によって位置検出手段による検出位置が変わることをいう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この原点合わせを必要に応じて毎回人間が治具を用いて行うことも可能であるが、その作業は繁雑で時間がかかり、早急に起動したい時などに対応できないこともある。したがって、自動原点合わせ機構が必要不可欠である。
従来の自動原点合わせ方法として、予め合わせた原点から近接スイッチが感知するまでの角度と、原点位置におけるアブソリュートエンコーダ値をメモリに記憶しておき、次回の原点合わせ時に近接スイッチの感知位置から前記角度だけ関節を戻す方法がある。この方法では、戻された位置のアブソリュートエンコーダ値と予め記憶されたアブソリュートエンコーダ値とが比較され、その差分だけさらに原点へ合わせる補正が実行される。しかしながら、モータの高出力化に伴い関節部の温度上昇が以前より大きくなるにしたがって、温度ドリフトが増大し、高精度な原点合わせが困難になった。
【0004】
例えば、300倍の減速比で関節を回転させる場合、モータの回転角度は関節の角度変化の300倍となるが、温度ドリフトが増大しているときに前記方法で原点合わせを行うと、モータにおける回転角度で半回転分以上のずれが原点に生じる場合もある。このような場合は、アブソリュートエンコーダ値がどちらにずれたかが分からないので、高精度な自動原点合わせができない。
そこで、この発明は、温度ドリフトの影響を受けず、高精度に自動原点合わせ及び自動原点確認が可能な自動原点合わせ方法及び自動原点確認方法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、被検出部(例えば、後述する実施の形態におけるドック7)を備えた部材(例えば、後述する実施の形態における下腿部2)を原点から検出部(例えば、後述する実施の形態における近接スイッチ8)に向かって複数方向から接近させて複数の検出位置を検出し、前記原点から前記複数の検出位置の中点までの第1の位置変位(例えば、後述する実施の形態におけるオフセット角度θ0)を予め記憶しておき、
自動原点合わせ時には、前記方法で改めて複数の検出位置の中点までの第2の位置変位(例えば、後述する実施の形態におけるオフセット角度θa)を検出し、前記第1及び第2の位置変位を比較し、その差分を補正して前記部材を前記原点まで移動させることを特徴とする自動原点合わせ方法である。
【0006】
検出した複数の検出位置の中点は、温度ドリフトの大小にかかわらず常に検出部の中央に位置する。したがって、前記第1及び第2の位置変位を比較することにより、温度ドリフトの影響を受けずに原点のずれ(差)を検知することができ、そのずれ(差)を補正して前記部材を原点に移動させているので、原点を高精度に合わせることが可能になる。
【0007】
請求項2に記載した発明は、請求項1記載の自動原点合わせ方法であって、
前記部材の前記原点における位置情報(例えば、後述する実施の形態におけるアブソリュートエンコーダ値)も予め記憶しておき、
自動原点合わせ動作によって移動した後の前記部材の位置情報と前記予め記憶しておいた位置情報とを比較し、その差分だけ前記部材をさらに前記原点方向に移動させることを特徴とする自動原点合わせ方法である。
このように構成することにより、原点における位置情報を比較してさらに補正をしているので、さらに高精度に原点を合わせることが可能になる。
【0008】
請求項3に記載した発明は、第1部材(例えば、後述する実施の形態における大腿部1)と第2部材(例えば、後述する実施の形態における下腿部2)が相対回転可能に連結され、前記第2部材と同期回転する回転体(例えば、後述する実施の形態における回転体4)がモータ(例えば、後述する実施の形態におけるモータ5)により回転駆動され、前記回転体に設けられた被検出部(例えば、後述する実施の形態におけるドック7)を検出する検出手段(例えば、後述する実施の形態における近接スイッチ8)が前記第1部材に設置され、前記モータの回転角度を検出するエンコーダ(例えば、後述する実施の形態におけるアブソリュートエンコーダ10,インクリメンタルエンコーダ20)の検出値に基づいて前記第1部材と前記第2部材の相対角度が制御される自動原点合わせ方法であって、前記回転体を原点から前記検出手段に向かって回転させて前記被検出部の第1及び第2の端点を検出し、該2つの端点検出位置の中点を算出し、前記原点から前記中点までのオフセット角度(例えば、後述する実施の形態におけるオフセット角度θ0)を予め記憶しておき、
自動原点合わせ時には、前記の方法で改めて第1及び第2の端点検出位置の中点までのオフセット角度(例えば、後述する実施の形態におけるオフセット角度θa)を算出し、該オフセット角度と前記予め記憶したオフセット角度とを比較し、その差分を補正して前記第2部材を前記原点まで移動させることを特徴とする自動原点合わせ方法である。
【0009】
第1の端点検出位置と第2の端点検出位置の中点は、温度ドリフトの大小にかかわらず常に検出手段の中央に位置する。したがって、自動原点合わせ時に算出したオフセット角度と予め記憶しておいたオフセット角度とを比較することにより、温度ドリフトの影響を受けずに原点のずれ(差)を検知することができ、そのずれ(差)を補正して前記第2部材を原点に移動させているので、第2部材を原点に高精度に合わせることが可能になる。
【0010】
請求項4に記載した発明は、請求項3記載の自動原点合わせ方法であって、
前記第2部材の前記原点におけるエンコーダ値(例えば、後述する実施の形態におけるアブソリュートエンコーダ値)も予め記憶しておき、
自動原点合わせ動作によって移動した後の前記第2部材のエンコーダ値と前記予め記憶しておいたエンコーダ値とを比較し、その差分だけ前記第2部材をさらに前記原点方向に移動させることを特徴とする自動原点合わせ方法である。
このように構成することにより、原点におけるエンコーダ値を比較してさらに補正をしているので、第2部材を原点にさらに高精度に合わせることが可能になる。
【0011】
請求項5に記載した発明は、被検出部(例えば、後述する実施の形態におけるドック7)を備えた部材(例えば、後述する実施の形態における下腿部2)を原点から検出部(例えば、後述する実施の形態における近接スイッチ8)に向かって複数方向から接近させて複数の検出位置を検出し、前記原点から前記複数の検出位置の中点までの第1の位置変位(例えば、後述する実施の形態におけるオフセット角度θ0)を予め記憶しておき、
自動原点確認時には、前記方法で改めて複数の検出位置の中点までの第2の位置変位(例えば、後述する実施の形態におけるオフセット角度θa)を検出し、前記第1及び第2の位置変位の差分と所定値(例えば、後述する実施の形態におけるβ1)との比較によって、前記部材の原点が正確に維持されているか否かを判定することを特徴とする自動原点確認方法である。
検出した複数の検出位置の中点は、温度ドリフトの大小にかかわらず常に検出部の中央に位置する。したがって、前記第1及び第2の位置変位の差分と前記所定値とを比較することにより、温度ドリフトの影響を受けることなく、前記部材の原点が正確に維持されているか否かを正確に判定することが可能になる。
【0012】
請求項6に記載した発明は、第1部材(例えば、後述する実施の形態における大腿部1)と第2部材(例えば、後述する実施の形態における下腿部2)が相対回転可能に連結され、前記第2部材と同期回転する回転体(例えば、後述する実施の形態における回転体4)がモータ(例えば、後述する実施の形態におけるモータ5)により回転駆動され、前記回転体に設けられた被検出部(例えば、後述する実施の形態におけるドック7)を検出する検出手段(例えば、後述する実施の形態における近接スイッチ8)が前記第1部材に設置され、前記モータの回転角度を検出するエンコーダ(例えば、後述する実施の形態におけるアブソリュートエンコーダ10,インクリメンタルエンコーダ20)の検出値に基づいて前記第1部材と前記第2部材の相対角度が制御される自動原点確認方法であって、
前記回転体を原点から前記検出手段に向かって回転させて前記被検出部の第1及び第2の端点を検出し、該2つの端点検出位置の中点を算出し、前記原点から前記中点までのオフセット角度(例えば、後述する実施の形態におけるオフセット角度θ0)を予め記憶しておき、
自動原点確認時には、前記の方法で改めて第1及び第2の端点検出位置の中点までのオフセット角度(例えば、後述する実施の形態におけるオフセット角度θa)を算出し、該オフセット角度と前記予め記憶したオフセット角度の差分値を算出し、該差分値と所定値(例えば、後述する実施の形態におけるβ1)との比較によって、前記第2部材の原点が正確に維持されているか否かを判定することを特徴とする自動原点確認方法である。
【0013】
第1の端点検出位置と第2の端点検出位置の中点は、温度ドリフトの大小にかかわらず常に検出手段の中央に位置する。したがって、自動原点確認時に算出したオフセット角度と予め記憶しておいたオフセット角度との差分値を前記所定値と比較することにより、温度ドリフトの影響を受けることなく、第2部材の原点が正確に維持されているか否かを正確に判定することが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係る自動原点合わせ方法及び自動原点確認方法の一実施の形態を図1から図9の図面を参照して説明する。なお、この実施の形態は、脚式歩行ロボットにおける大腿部と下腿部とを回動可能に連結する関節に適用した態様である。
【0015】
初めに、図1を参照して、自動原点合わせシステムの構成を説明する。脚式歩行ロボット(以下、単にロボットという)の大腿部(第1部材)1と下腿部(第2部材)2は関節軸3を介して回動可能に連結されており、回転体4の回転が関節軸3を介して下腿部2に伝達され、これにより下腿部2が動くようになっている。この回転体4は大腿部1に設置されたモータ5を駆動源とし、ベルトやギヤあるいは減速機等の伝達手段を介して回転駆動されるようになっている。なお、図1では、ベルト6を伝達手段として図示している。
【0016】
回転体4には、原点合わせ用の指標である金属板からなるドック(被検出部)7が取り付けられており、このドック7を検出する検出手段としての近接スイッチ8が大腿部1に固定されている。
一方、モータ5には、モータ5の出力軸の絶対位置を検出するアブソリュートエンコーダ10と、モータ5の出力軸の相対位置を検出するインクリメンタルエンコーダ20が設けられている。アブソリュートエンコーダ10は、例えば、360度で2048パルス発生させるものを使用することができる。インクリメンタルエンコーダ20は、モータ5の出力軸に固定されたパルス発生部(図示せず)とコントローラ21からなり、コントローラ21は、パルス発生部が発生したパルスをカウントするカウンタ22と、カウンタ22のカウント値(以下、インクリメンタルエンコーダ値という)を記憶する揮発性メモリM1を備えている。これらエンコーダ10,20の検出値に基づいて、大腿部1と下腿部2の相対角度が制御されるようになっている。
【0017】
インクリメンタルエンコーダ20のコントローラ21は、バックアップバッテリ31とメインバッテリ32から給電可能になっており、メインバッテリ32がONのときはメインバッテリ32から給電され、メインバッテリ32のOFF時にはバックアップバッテリ31から給電されるようになっている。
また、インクリメンタルエンコーダ20のコントローラ21はメインコントローラ33に接続されている。メインコントローラ33は、ロボットの各関節に電気的に接続されていて、人間による指令や、予め与えられたプログラムに従って指令信号を出力する。大腿部1と下腿部2の関節におけるモータ5もこの指令信号に応じて回転駆動され、下腿部2を動かすこととなる。
さらに、前記したアブソリュートエンコーダ10のアブソリュートエンコーダ値はメインコントローラ33によって読み出され、不揮発性メモリM2に記憶することができるようになっている。メインコントローラ33はメモリM3(RAM)を有しており、後述するインクリメンタルエンコーダ値E1,E2等を格納することもできる。さらに、メインコントローラ33は後述するフローチャートの処理を実行する。
【0018】
この実施の形態の自動原点合わせ方法は、近接スイッチ8の動作特性を巧みに利用しているが、これについて初めに説明する。回転体4が回転したときに近接スイッチ8がドック7を検出する形態には二通りある。すなわち、回転体4が図1において時計回り方向に回転(以下、この回転を正転とする)したときにドック7の始端を検出する形態と、図1において反時計回り方向に回転(以下、この回転を逆転とする)したときにドック7の終端を検出する形態である。
ここで、説明の都合上、回転体4の正転時に近接スイッチ8がドック7の始端7aを検出しONしたときを第1の端点検出(図2(A)参照)と称し、この第1の端点検出後、さらに回転体4を正転させ近接スイッチ8をOFFとし(図2(B),(C)参照)、その後、回転体4を逆転させて、回転体4の逆転時に近接スイッチ8がドック7の終端7bを検出したときを第2の端点検出(図2(D)参照)と称するものとする。
【0019】
一方、回転体4の回転に伴いドック7が近接スイッチ8に接近していったときに近接スイッチ8がONするタイミングは、近接スイッチ8の磁気特性等に起因する温度ドリフトにより、温度が高いほど早くなる。すなわち、近接スイッチ8から離れた位置でONするようになる。つまり、図3に示すように、近接スイッチ8をONさせる領域(以下、この領域をON作動領域と称し、ON作動領域に対応する回転角度をON作動領域角Rと称す)はドック7の全長に対応する角度Sだけではなく、これと、ドック7の右側に生じる第1の端点検出時(正転時)のドリフト角d1と、ドック7の左側に生じる第2の端点検出時(逆転時)のドリフト角d2とを加算した角度(R=S+d1+d2)になり、温度が高いほどON作動領域角Rが拡大する。なお、正転時のドリフト角d1と逆転時のドリフト角d2はほぼ等しいこと(d1=d2)が確認されている。
【0020】
このような温度ドリフト特性を有する近接スイッチ8においては、d1=d2であることから、ドリフト角d1,d2の大きさが温度によって変化しても、ドリフト角d1,d2を加味したON作動領域の中点はドック7の中点C0に常に一致するはずである。この実施の形態の自動原点合わせ方法では、近接スイッチ8のこの特性を利用して、温度ドリフトの影響を受けることなく、高精度に原点チェック(原点確認)及び原点合わせを行うようにしている。
【0021】
次に、図4、図5,図7,図8に示すフローチャートにしたがって自動原点合わせ制御を説明する。
図4は、全体フローチャートである。まず、ステップS101において、ロボットの出荷時あるいはロボットの補修直後か否か判定する。ステップS101における判定結果が「YES」である(出荷時あるいは補修直後である)場合はステップS102に進み、ロボットの原点合わせを手動で行う。これを初期原点合わせという。したがって、初期原点合わせは最初にロボットを組み立てた後、及び、モータ5やベルト6の交換等のメンテナンスを実施した後に実行される。初期原点合わせは、例えば図9(A)に示すように、ロボットを起立させて大腿部1と下腿部2がほぼ同一直線上に位置したときを原点姿勢とし、所定の原点合わせ用の治具を用いて正確に実行する。この初期原点合わせによる原点位置が真の原点位置となる。
【0022】
次に、図4のステップS103に進み、インクリメンタルエンコーダ20のカウンタ22のカウント値(検出値)、すなわちインクリメンタルエンコーダ値をリセットして「0」にするとともに、真の原点位置におけるアブソリュートエンコーダ10の検出値をアブソリュートエンコーダ値の初期値として不揮発性メモリM2に記憶する。
【0023】
次に、ステップS104に進み、モータ5を正転駆動させて、オフセット角度θ0を算出する。このオフセット角度θ0を求める方法を図5及び図6を参照して説明する。図5はオフセット角度θ0を算出する際の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、モータ5を正転駆動し(図5のステップS401)、次に、近接スイッチ8がONか否か判定する(ステップS402)。ステップS402における判定結果が「NO」(近接スイッチ8がOFF)である場合はステップS401に戻ってモータ5の正転駆動を継続する。一方、判定結果が「YES」(近接スイッチ8がON)である場合はステップS403に進んで、近接スイッチ8がONした時にメモリM1から読み出したインクリメンタルエンコーダ値E1をメモリM3に記憶する。つまり、ステップS403では、第1の端点検出時(図2(A)の状態)のインクリメンタルエンコーダ値E1を記憶することになる。
【0024】
そして、ステップS403の処理後、さらにモータ5を正転駆動させ(ステップS404)、近接スイッチ8がOFFか否か判定する(ステップS405)。ステップS405における判定結果が「NO」(近接スイッチ8がONのまま)である場合はステップS404に戻ってモータ5の正転駆動を継続する。一方、判定結果が「YES」(近接スイッチ8がOFFになった:図2(B))である場合はステップS406に進んで、さらにモータ5の正転駆動を継続する。
【0025】
次に、ステップS405で「YES」判定してから回転体4を予め設定した所定角度γだけ回転したか否かを判定し(ステップS407)、判定結果が「NO」(所定角度γ回転していない)である場合はステップS406に戻ってモータ5の正転駆動を継続し、判定結果が「YES」(所定角度γ回転した:図2(C))である場合はステップS408に進んで、モータ5を逆転駆動する。
【0026】
次に、近接スイッチ8がONか否か判定し(ステップS409)、判定結果が「NO」(近接スイッチ8がOFFのまま)である場合はステップS408に戻ってモータ5の逆転駆動を継続し、判定結果が「YES」(近接スイッチ8がON)である場合はステップS410に進んで、近接スイッチ8がONした時にメモリM1から読み出したインクリメンタルエンコーダ値E2をメモリM3に記憶する。つまり、ステップS410では、第2の端点検出時(図2(D)の状態)のインクリメンタルエンコーダ値E2を記憶することになる。
【0027】
次に、ステップS411に進んでオフセット角度θ0を算出する。図6に示すように、このオフセット角度θ0はインクリメンタルエンコーダ値E1及びE2の中央値、すなわち、(E1+E2)/2に相当する角度である。この算出されたオフセット角度θ0は、図4のステップS105においてメモリM2に記憶される。なお、ステップS105の処理が終了した後は本ルーチンは終了となる。
【0028】
一方、図4のステップS101における判定結果が「NO」である(出荷時あるいは補修直後でない)場合は、ステップS106に進む。
ステップS106においてメインバッテリ32がONされると、ステップS107に進み、原点情報がインクリメンタルエンコーダ値として保持されているか否か判定する。原点情報が保持されているか否かは、バックアップバッテリ31の電圧が所定値以上あるか否かで判定することができる。すなわち、バックアップバッテリ31の電圧が所定値以下の時には揮発性メモリM1に記憶されていたインクリメンタルエンコーダ値が消失していると考えられるので、原点情報が保持されていないと判定し、バックアップバッテリ31の電圧が所定値を越えている時には揮発性メモリM1に記憶されていたインクリメンタルエンコーダ値が消失されずに残っていると考えられるので、原点情報が保持されていると判定する。
【0029】
ステップS107における判定結果が「YES」である(原点情報が保持されている)場合は、S200に進んで原点チェック(原点確認)処理を実行し、さらにステップS108に進んで原点チェック処理の結果が「OK」(良好)か否か判定し、ステップS108における判定結果が「YES」(OK)である場合は、本ルーチンの実行を一旦終了する。
【0030】
一方、ステップS107における判定結果が「NO」である(原点情報が保持されていない)場合、及び、ステップS108における判定結果が「NO」(原点チェックの結果がNG)である場合には、ステップS300に進んで自動原点合わせ処理を実行した後、本ルーチンの実行を一旦終了する。
本ルーチンの実行終了により、関節の原点合わせが完了したことになる。したがって、センサやメインバッテリ32の容量等の他のシステムチェックの結果が良好な場合には、プログラムや通信指令に基づいてロボットは歩行などの動作が可能となる。
【0031】
次に、原点チェック処理(図4のステップS200)を図7を参照して説明する。
まず、ステップS400では図5のフローに従い改めてオフセット角度を算出する。なお、説明の便宜上、ステップS400で算出されたオフセット角度をオフセット角度θaとする。また、オフセット角度θaの算出開始時におけるドック7の開始位置(始端7a、終端7b、ドック7の中点いずれを用いてもよい)を「仮原点位置」とし、図4のステップS102でセットされた時のドック7の位置を「真の原点位置」と称す。
【0032】
ステップS400で算出されたオフセット角度θaは、メモリM3に記憶される(ステップS201)。ステップS201の処理が終了した時点では、ドック7は図6に示すように第2の端点(終端)検出位置にある。
ステップS201に続くステップS202では、図4のステップS105で記憶されたオフセット角度θ0がメモリM2から読み出される。そして、次にステップS203の処理が実行される。
【0033】
ステップS203では、オフセット角度θ0とオフセット角度θaとが比較される。そして、差分|θa−θ0|が所定値β1未満の場合は、下腿部2の原点ずれは許容範囲内に維持されており、原点チェックの結果は「OK」であると判断され(ステップS204)、本ルーチンは終了となる。
一方、前記差分が所定値β1以上である場合は、原点チェックの結果は「NG」であると判断され(ステップS205)、本ルーチンは終了となり、続いて図4のステップS300に示す自動原点合わせの処理が実行される。
【0034】
次に、自動原点合わせ処理(ステップS300)を図8にしたがって説明する。
前述したように、自動原点合わせ処理(ステップS300)は、ステップS107における判定結果が「NO」であった場合(すなわち、揮発性メモリM1に記憶されていたデータが消失して原点保持がされていないとき)、あるいは、ステップS108における判定結果が「NO」であった場合(すなわち、原点チェックの結果が「NG」であったとき)に実行される。
【0035】
自動原点合わせ処理では、初めに、インクリメンタルエンコーダ値をリセットして「0」にする(ステップS301)。
次に、ステップS302に進んで、改めて仮原点位置から、オフセット角度θa算出処理を実行する。オフセット角度θa算出処理は、前述した原点チェック処理(図5のステップ)で実行したオフセット角度θa算出処理と同じであるので、ここでの説明は省略する。
なお、オフセット角度θa算出処理の実行を終了した時点において、回転体4は第2の端点(終端)検出位置にある。
【0036】
オフセット角度θa算出処理(ステップS302)を実行してオフセット角度θaを算出した後、モータ5を逆転駆動して、回転体4をθa−θ0の位置に戻して(ステップS303)、そのときのアブソリュートエンコーダ10のアブソリュートエンコーダ値を読み込む(ステップS304)。例えば、θ0=90゜,θa=70゜の場合、回転体4はマイナス20゜の位置、すなわち、真の原点位置に合わせられる。
【0037】
次に、ステップS305に進み、予め記憶しておいた真の原点位置におけるアブソリュートエンコーダ値とステップS304において読み込んだアブソリュートエンコーダ値との差を算出し、この差が予め設定した所定範囲β2にあるか否か判定する(ステップS306)。
ステップS306における判定結果が「YES」(|差|<β2)である場合は、真の原点位置におけるアブソリュートエンコーダ値とステップS304において読み込んだアブソリュートエンコーダ値の差は許容誤差範囲内であり、回転体4が原点に位置していると判断して、本ルーチンの実行を一旦終了する。
【0038】
一方、ステップS306における判定結果が「NO」(|差|≧β2)である場合は、真の原点位置におけるアブソリュートエンコーダ値とステップS304において読み込んだアブソリュートエンコーダ値の差が許容誤差範囲から外れており、回転体4が原点に位置していないと判断して、原点補正を行う(ステップS307)。
この実施の形態の場合、原点補正は、アブソリュートエンコーダ値の差がゼロになるようにモータ5を回転駆動し、差がゼロになったときにインクリメンタルエンコーダ20をリセットして、インクリメンタルエンコーダ値を「0」にする。
【0039】
このように、この実施の形態の自動原点合わせ方法、及び、自動原点確認方法によれば、温度ドリフトの影響を受けることなく原点チェックを高精度に行うことができる。また、原点チェックをした結果、原点が狂っていたときや、揮発性メモリM1に記憶されていたデータが消失したときには、温度ドリフトの影響を受けることなく原点合わせ(原点出し)を高精度に行うことができる。
【0040】
〔他の実施の形態〕
なお、この発明は前述した実施の形態に限られるものではない。
例えば、インクリメンタルエンコーダ20をリセットする場合に、前述した実施の形態ではインクリメンタルエンコーダ値を「0」にしたが、その時のアブソリュートエンコーダ10のアブソリュートエンコーダ値をインクリメンタルエンコーダ値にセットするようにしてもよい。
【0041】
また、インクリメンタルエンコーダ20のリセットでアブソリュートエンコーダ値をセットするようにしたときには、自動原点合わせ処理(ステップS300)において原点補正(ステップS307)を行う場合に、記憶しているアブソリュートエンコーダ値をインクリメンタルエンコーダ値にセットすることで原点補正を行うようにしてもよい。このようにすると、原点補正において誤差分を回転駆動する必要がなくなり、誤差が生じなくなる。
【0042】
さらに、前述した実施の形態では、第1の端点検出と第2の端点検出を近接スイッチ8がOFFからONになるときとしたが、これと逆のONからOFFになるときを検出端点としてもよい。また、近接スイッチ8がONからOFFになるときとOFFからONになるときのヒステリシス誤差が無視できる程度である場合には、近接スイッチ8がOFFからONになるときを第1の端点検出位置とし、その後、OFFからONになるときを第2の端点検出位置として、その中点を基準にして、オフセット角度θa,θ0を算出してもよい。
【0043】
なお、この発明における原点チェック方法は、図4の処理全体が終了した後、すなわち、ロボットの動作時においても使用することができる。例えば、歩行における関節屈折時に2つの端点を検知できるようにスイッチ等を設置すれば、原点ずれが生じたことを指令者に通知したり、動作を強制停止させることでロボットの転倒等の不正制御を回避することができる。
また、この発明の原理は、回転運動を行うドック7と近接スイッチ8の組み合わせに限らず、直線運動等の他の平面運動や立体運動を行う被検出部を2点以上で検出手段が検出して、高精度な温度ドリフト補正に生かす構成としてもよい。
【0044】
【発明の効果】
以上説明するように、請求項1に記載した発明によれば、温度ドリフトの影響を受けることなく、高精度に原点合わせを行うことができるという優れた効果が奏される。
請求項2に記載した発明によれば、さらに高精度に原点合わせを行うことができるという効果が奏される。
請求項3に記載した発明によれば、温度ドリフトの影響を受けることなく、第2部材に対し高精度に原点合わせを行うことができるという優れた効果が奏される。
【0045】
請求項4に記載した発明によれば、第2部材に対しさらに高精度に原点合わせを行うことができるという効果が奏される。
請求項5に記載した発明によれば、温度ドリフトの影響を受けることなく、部材の原点が正確に維持されているか否かを正確に判定することができるという優れた効果が奏される。
請求項6に記載した発明によれば、温度ドリフトの影響を受けることなく、第2部材の原点が正確に維持されているか否かを正確に判定することができるという優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る自動原点合わせ方法及び自動原点確認方法が適用可能な関節の一実施の形態におけるシステム構成図である。
【図2】 前記実施の形態における第1及び第2の端点検出方法を説明する図である。
【図3】 近接スイッチのON作動領域を説明する図である。
【図4】 前記実施の形態における自動原点合わせ制御の全体フローチャートである。
【図5】 前記実施の形態におけるオフセット角度θ0算出処理のフローチャートである。
【図6】 前記実施の形態におけるオフセット角度θ0,θaの算出方法を説明する図である。
【図7】 前記実施の形態における原点チェック処理のフローチャートである。
【図8】 前記実施の形態における自動原点合わせ処理のフローチャートである。
【図9】 前記実施の形態における初期原点合わせを説明する図である。
【符号の説明】
1 大腿部(第1部材)
2 下腿部(第2部材)
3 関節軸
4 回転体
5 モータ
7 ドック(被検出部)
7a 始端
7b 終端
8 近接スイッチ(検出部、検出手段)
10 アブソリュートエンコーダ
20 インクリメンタルエンコーダ
M1,M2,M3 メモリ
θ0,θa オフセット角度(位置変位)

Claims (6)

  1. 被検出部を備えた部材を原点から検出部に向かって複数方向から接近させて複数の検出位置を検出し、前記原点から前記複数の検出位置の中点までの第1の位置変位を予め記憶しておき、
    自動原点合わせ時には、前記方法で改めて複数の検出位置の中点までの第2の位置変位を検出し、前記第1及び第2の位置変位を比較し、その差分を補正して前記部材を前記原点まで移動させることを特徴とする自動原点合わせ方法。
  2. 請求項1記載の自動原点合わせ方法であって、
    前記部材の前記原点における位置情報も予め記憶しておき、
    自動原点合わせ動作によって移動した後の前記部材の位置情報と前記予め記憶しておいた位置情報とを比較し、その差分だけ前記部材をさらに前記原点方向に移動させることを特徴とする自動原点合わせ方法。
  3. 第1部材と第2部材が相対回転可能に連結され、前記第2部材と同期回転する回転体がモータにより回転駆動され、前記回転体に設けられた被検出部を検出する検出手段が前記第1部材に設置され、前記モータの回転角度を検出するエンコーダの検出値に基づいて前記第1部材と前記第2部材の相対角度が制御される自動原点合わせ方法であって、
    前記回転体を原点から前記検出手段に向かって回転させて前記被検出部の第1及び第2の端点を検出し、該2つの端点検出位置の中点を算出し、前記原点から前記中点までのオフセット角度を予め記憶しておき、
    自動原点合わせ時には、前記の方法で改めて第1及び第2の端点検出位置の中点までのオフセット角度を算出し、該オフセット角度と前記予め記憶したオフセット角度とを比較し、その差分を補正して前記第2部材を前記原点まで移動させることを特徴とする自動原点合わせ方法。
  4. 請求項3記載の自動原点合わせ方法であって、
    前記第2部材の前記原点におけるエンコーダ値も予め記憶しておき、
    自動原点合わせ動作によって移動した後の前記第2部材のエンコーダ値と前記予め記憶しておいたエンコーダ値とを比較し、その差分だけ前記第2部材をさらに前記原点方向に移動させることを特徴とする自動原点合わせ方法。
  5. 被検出部を備えた部材を原点から検出部に向かって複数方向から接近させて複数の検出位置を検出し、前記原点から前記複数の検出位置の中点までの第1の位置変位を予め記憶しておき、
    自動原点確認時には、前記方法で改めて複数の検出位置の中点までの第2の位置変位を検出し、前記第1及び第2の位置変位の差分と所定値との比較によって、前記部材の原点が正確に維持されているか否かを判定することを特徴とする自動原点確認方法。
  6. 第1部材と第2部材が相対回転可能に連結され、前記第2部材と同期回転する回転体がモータにより回転駆動され、前記回転体に設けられた被検出部を検出する検出手段が前記第1部材に設置され、前記モータの回転角度を検出するエンコーダの検出値に基づいて前記第1部材と前記第2部材の相対角度が制御される自動原点確認方法であって、
    前記回転体を原点から前記検出手段に向かって回転させて前記被検出部の第1及び第2の端点を検出し、該2つの端点検出位置の中点を算出し、前記原点から前記中点までのオフセット角度を予め記憶しておき、
    自動原点確認時には、前記の方法で改めて第1及び第2の端点検出位置の中点までのオフセット角度を算出し、該オフセット角度と前記予め記憶したオフセット角度の差分値を算出し、該差分値と所定値との比較によって、前記第2部材の原点が正確に維持されているか否かを判定することを特徴とする自動原点確認方法。
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