JP3775961B2 - 省エネルギー制御装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、システム本体と操作部などユニットとから構成されるファクシミリ装置などの電子装置において、待機状態では消費電力を節減することが可能な省エネルギー機能を持つユニット及びその制御に関する。
【0002】
【従来の技術】
システム本体と操作部などユニットとから構成されるファクシミリ装置で、待機状態では操作部などユニットの消費電力を節減するようにしたものが、例えば、特開平8−214096号公報に示されるように知られている。
【0003】
この従来の省エネルギー機能付きファクシミリ装置は、主制御手段と省エネ制御手段を有し、主制御手段により、通常状態では装置内の全ユニット(例えば、操作部、表示部、電装部など)を制御するとともに、省エネ制御手段の制御の内容を示す省エネ制御信号を送出する。また、省エネ制御手段により、主制御手段の主電源を遮断して省エネルギー状態に移行させ、かつ省エネルギー状態時に、ユーザによる省エネキーの押下、原稿のセット、受信時のリンギング信号、送信時のオフフック信号等の立ち上りトリガ信号によって省エネルギー状態から解除し、主制御手段に対して解除した要因を示す省エネ解除要因信号を送出するように構成されている。
【0004】
これにより、本体側に設けられる主制御部と省エネ制御部とを用いることにより、システム全体の監視も行い、種々の信号に応じて電源の供給を制御することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この従来のファクシミリ装置では、本体側とユニット側との間で授受される、ユニット制御信号と省エネルギー解除要因発生トリガ信号が別の信号ラインとなっており、本体とユニットとの接続信号本数が多くなってしまう。また、省エネルギーを実現するために主電源を制御するが、同じユニットに対して主電源で動作する部分と省エネルギー電源で動作する部分が必要となる。また、電源も主電源と省エネルギー電源の2種類を供給する必要があり、接続信号本数が増えるという問題もある。
【0006】
本発明は、システム本体と操作部などユニットとから構成される電子装置において、1種類の電源で、かつ少ないインターフェイス信号線数でユニットの省エネルギー機能を実現すること、省エネルギーを解除する要因が複数あっても少ないインターフェイス信号線数でシステム本体に通知すること、複数の情報から必要な情報(要因)だけで省エネルギーを解除できるようにすること、などを可能にする省エネルギー制御装置を提供することを目的とする。
【0007】
【発明を解決するための手段】
本発明の請求項1記載の省エネルギー制御装置は、機器本体とユニットとの間の信号授受にシリアル信号線を用い、該シリアル信号線を介して前記機器本体と前記ユニット間の各種制御を行なうとともに、前記ユニットを省エネルギーモードに設定し且つ省エネルギー解除要求信号に基づき省エネルギーモードから通常動作モードへのモード移行を可能とした省エネルギー制御装置であって、
前記機器本体は、省エネルギーモードにおいて、前記機器本体から前記ユニットへ間欠的に供給される省エネルギー動作タイミング信号の出力端子として機能するシリアルデータ出力信号手段と、前記ユニットから前記機器本体へ供給される省エネルギー解除要求信号を受信する端子として機能するシリアルデータ入力手段と、前記シリアルデータ入力手段を介して入力される前記省エネルギー解除要求信号の監視を行なう制御手段を有し、
前記ユニットは、省エネルギーモードを解除する省エネルギートリガ信号を取り込み、前記省エネルギー動作タイミング信号の既定のタイミングで、前記省エネルギートリガ信号が入力された場合に、前記省エネルギー解除要求信号をイネーブルとし、前記制御手段に出力する省エネルギー制御部を有し、
省エネルギーモードにおいては、通常動作モード時の各種制御に用いる前記シリアルデータ出力信号手段のシリアルデータ出力信号端子を省エネルギー動作タイミング信号の出力端子として転用し、また通常動作モード時の各種制御に用いる前記シリアルデータ入力手段のシリアルデータ入力信号端子を省エネルギー解除要求信号の受信端子として転用し、且つ省エネルギーモードにおいて前記機器本体から前記ユニットへ供給されるシリアル同期クロックを停止させ、シリアル信号を使用せずに少ない信号線数で省エネルギーモードから通常動作モードへの復帰を実現することを特徴とする。
【0008】
請求項1の省エネルギー制御装置においては、ユニットに対するクロックの供給を停止しているので、省エネルギーモードでの消費電力を少なくすることが出来る。また、シリアルデータ入力信号が省エネルギーモードでは、省エネルギー解除要求信号を兼ねるので、インターフェイス信号線数を少なくすることができる。また、シリアルデータ出力信号端子が省エネルギーモードではダイナミックタイミング信号端子を兼ねるので、インターフェイス信号線数を少なくすることが出来る。
【0011】
本発明の請求項記載の省エネルギー制御装置は、請求項の省エネルギー制御装置において、複数の解除要因がある場合には、それらの解除要因を論理和した信号が省エネルギー解除要求信号であることを特徴とする。
【0012】
請求項の省エネルギー制御装置においては、複数の省エネルギー解除要因を一本の信号に論理和(オア)出力するのでインターフェイス信号線数を少なくすることができる。
【0013】
本発明の請求項記載の省エネルギー制御装置は、請求項の省エネルギー制御装置において、複数の情報から解除要因となる情報を選択可能にしたことを特徴とする。
【0014】
請求項の省エネルギー制御装置においては、解除要因を任意に設定できるので、解除要因に制限がなく、条件、システムに適した省エネルギー制御を行うことができる。
【0015】
本発明の請求項記載の省エネルギー制御装置は、請求項の省エネルギー制御装置において、複数の解除要因信号の各々のイネーブルとなる論理をプログラマブルに設定可能にしたことを特徴とする。
【0016】
請求項の省エネルギー制御装置においては、解除要因の論理を任意に設定できるので、解除要因の回路に制限がなく、追加回路なしに解除要因として取り込むことができる。
【0019】
本発明の請求項記載の省エネルギー制御装置は、請求項1の省エネルギー制御装置でのシリアルデータ方式が、スタートビットとそのスタートビット以降のデータが有効となる方式をとる場合において、省エネルギー解除時のクロック供給のタイミングでは、省エネルギー動作タイミング制御信号の論理がスタートビットの論理とは逆となるように制御されることを特徴とする。
【0020】
請求項の省エネルギー制御装置においては、省エネルギー動作タイミング制御信号が、省エネルギーモード解除のクロック供給タイミングではスタートビットと逆の論理に制御されるので、誤動作を防ぐことが出来る
【0021】
本発明の請求項記載の省エネルギー制御装置は、請求項の省エネルギー制御装置において、省エネルギー動作タイミング信号は省エネルギー時に表示点灯する表示素子のダイナミック駆動信号であることを特徴とする。
【0022】
請求項の省エネルギー制御装置においては、消費電力の大きい発光ダイオード(LED)などの表示素子をダイナミックタイミング信号で点灯制御するので、消費電力を少なくすることが出来る。
【0023】
本発明の請求項記載の省エネルギー制御装置は、請求項の省エネルギー制御装置において、発光部と受光部をもつ光センサーを備え、省エネルギー動作タイミング信号はこの光センサーの発光部のダイナミック駆動信号であると共に、受光部のセンサー信号の取込タイミング信号であることを特徴とする。
【0024】
請求項の省エネルギー制御装置においては、ダイナミックタイミング信号で光センサーの発光部(LEDなど)を点灯制御するとともに、受光部からのセンサー入力のタイミング制御を行うので、少ない消費電力で光センサーの制御を行うことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例について、図を参照して、説明する。図1は本発明を適用した省エネルギー機能付き電子装置の構成図を示すものであり、図2は通常動作モードにおけるタイミングチャートを示す図であり、図3は省エネルギーモードにおけるタイミングチャートを示す図であり、図4はフローチャートであり、図5はセンサー信号取り込みタイミングを示す図である。
【0026】
図1において、省エネルギー機能付き電子装置として、システム本体10とユニットとしての操作部20でシステム構成される、たとえばファクシミリ装置を例に説明する。なお、操作部20は任意の複数とすることができる。
【0027】
システム本体10はCPU11、シリアルI/F12およびMUPXa13を有している。
【0028】
CPU11は、本システムの全体制御を行うプロセッサであり、シリアルI/F12は出力されるデータをシリアルデータに変換するとともに、入力されるシリアルデータ入力信号SIDをパラレルデータに変換する直列・並列、並列・直列変換部である。MUPXa13は、通常動作モードではシリアルI/F12から出力されたシリアルデータを選択し、省エネルギーモードではCPU11から出力された省エネルギー動作タイミング信号(ダイナミックタイミング信号)を選択して、シリアルデータ出力信号端子に、シリアルデータ出力信号SODを出力するマルチプレクサである。また、シリアルI/F12からは、シリアル同期クロックSCKが出力される。
【0029】
そして、システム本体10からシリアルデータ出力信号SODおよびシリアル同期クロックSCKが操作部20に、また操作部20からシリアルデータ入力信号SIDがシステム本体10にそれぞれの信号線を介して供給される。これらがシステム本体10と操作部20間のインターフェイス信号である。
【0030】
操作部20は、省エネルギー制御部21,シリアルI/F22,MUPXb23,MUPXc24,表示LED25,光センサーLED26,光センサー受光部27,キー群28を有している。
【0031】
省エネルギー制御部21は、省エネルギーモードでの各種のセンサー信号のダイナミックな取り込みや、キーデータの取り込みを行い、省エネルギー解除要因が発生するとシステム本体10側に省エネルギー解除要求信号EOSを発生する。省エネルギー解除要因としては、複数の情報から任意の情報を選択することが可能で、選択された情報則ち省エネルギー解除要因の一つでもイネーブルになると省エネルギー解除要求信号EOSを発生させる。
【0032】
また、省エネルギー制御部21では、複数の解除要因信号の各々のイネーブルとなる論理をプログラマブルに設定可能にし、解除要因の論理を任意に設定する。これにより、解除要因の回路に制限がなく、追加回路なしに解除要因として取り込むことができる。
【0033】
シリアルI/F22は、シリアル同期クロックSCK、シリアルデータ出力信号SODをシステム本体10から受け、またキーデータなどのセンサーデータを受けて、表示データ及びコマンドデータ等を出力する直列・並列、並列・直列変換部である。
【0034】
光センサーLED26・光センサー受光部27から構成される原稿セットを検出する光センサー及びキー群28は、省エネルギーモード解除要因を発生するブロックとして機能する。
【0035】
MUPXb23は、表示LED25や光センサーLED26の点灯を、通常動作モードではシステム本体10側からの制御データで行い、省エネルギーモードでは同じくダイナミックタイミング信号で行うように選択するマルチプレクサである。
【0036】
MUPXc24は、シリアルデータ入力信号SID端子に、通常動作ではシリアルの制御データを、省エネルギーモードでは省エネルギー解除要求信号を出力するマルチプレクサである。
【0037】
なお、図1では表示LED25,光センサーLED26・光センサー受光部27,キー群28を操作部20に設けることとしているが、これらを操作部20の外部に配置し、信号を入出力するように構成しても良い。
【0038】
さて、このように構成されている省エネルギー機能付き電子装置の制御方式について、タイミングチャート及びフローチャートを参照して、説明する。
【0039】
通常動作モードでは、図2のタイミングチャートを参照して、システム本体10側から操作部20側にシリアルデータ出力信号SODでコマンド情報としての制御データが供給され、シリアル同期クロックSCKに同期して取り込まれる。このコマンドは、省エネルギーモード設定や解除要因選択などのユニット制御情報や、表示LED25の点灯制御情報等である。また、操作部20側からのユニット状態情報やキー入力情報等のステータスとしての制御データがシリアルデータ入力信号でステータス情報としての制御データが供給され、シリアル同期クロックSCKに同期して取り込まれる。
【0040】
この制御データのデータ方式は、スタートビット(例えば、図2では3ビットの「1」)に続いてシリアルデータ(D0〜D7)の出力/入力が行われる。
【0041】
省エネルギーモード時のタイミングチャートを図3に示す。シリアルデータ出力信号SODの省エネルギーモードを指示するコマンドのセットにより、操作部20は省エネルギーモードに入る。
【0042】
省エネルギーモードでは、システム本体10と操作部20のシリアルデータ出力信号SOD端子は消費電力を押さえるためのダイナミックタイミング信号端子として機能し、またシリアルデータ入力信号SID端子はシステム本体10で省エネルギーモードの解除条件を検出したときにシステム本体10に通知するための省エネルギー解除要求信号端子として機能する。
【0043】
省エネルギーモードに入ると、システム本体10は、操作部20内部のロジック部の消費電力を少なくするために、シリアル同期クロックSCKを停止させる。操作部20内部のロジック部はC−MOSなどの半導体回路で構成されており、クロックの供給を停止させることで消費される電力が大きく減少できる。
【0044】
この省エネルギーモードの状態で、システム本体10のCPU11は、操作部20にシリアルデータ出力信号SODとしてダイナミックタイミング信号DTの送出を行うとともに、操作部20からシリアルデータ入力信号SIDとして送られてくる省エネルギー解除要求信号EOSの監視を行う。
【0045】
ダイナミックタイミング信号DTは、省エネルギー動作タイミング信号であり、表示用LED25や光センサーLED26を通常動作時のようにスタティックに駆動すると消費電力が大きくなるため、省エネルギーモードでの消費電力をさらに小さくするために間欠的に供給されるものである。このダイナミックタイミング信号DTで、表示用LED25や光センサーLED26をダイナミックに点灯制御することにより、表示或いはセンサーとしての機能を維持しながら、消費電力を低減している。
【0046】
同時に、省エネルギーモードの状態で、光センサーLED26・光センサー受光部27で構成される光センサーが原稿セットを感知したこと、キー群28のいずれかのキーが操作されたことなどセンサーの状態を監視し、その入力信号を取り込む必要がある。
【0047】
このセンサー入力信号の取り込みは省エネルギー制御部21で行われる。図5を参照して、センサー入力信号SSをダイナミック信号DTの立ち下がりで行い、ダイナミック信号DTの立ち下がり時にいずれかのセンサーのセンサー入力信号がある場合に、それを取り込んでラッチし、省エネルギー解除要求信号EOSをイネーブルにする。省エネルギー制御部21で、省エネルギー解除要求信号EOSがイネーブルになると、MUPXc24を介してシステム本体10に供給される。
【0048】
システム本体10では、省エネルギー解除要求信号EOSがイネーブルになったことにより、CPU11がシリアル同期クロックSCKの供給を再開するとともに、シリアルデータ入力信号SIDを省エネルギー解除コマンドとして操作部20に供給し、省エネルギーモードを解除して通常動作モードに戻す。
【0049】
ここで、シリアル同期クロックSCKの供給を再開する場合は、シリアルデータ出力信号SODであるダイナミックタイミング信号DTの論理が、スタートビットの論理と一致していると間違ったデータの送受が行われるので、シリアル同期クロックSCKの供給再開の場合には、強制的にダイナミックタイミング信号の論理をスタートビットと逆の論理となるように制御する。則ち、シリアル同期クロックSCKの供給再開時には、ダイナミックタイミング信号DTを出力しないようにすればよい。逆に、ダイナミックタイミング信号DTが出力される状態では、シリアル同期クロックSCKが供給再開されることはない。
【0050】
以上の動作を図4のフローチャートで見ると、先ず、ステップS1で、通常動作モードか省エネルギーモードかを判定する。
【0051】
省エネルギーモードであった場合には、ステップS2に進み、省エネルギーモード設定コマンドの出力、省エネルギーモード解除要因の選択、各省エネルギーモード解除要因のイネーブル論理の設定を行う。併せて、シリアルデータ出力信号SODを省エネルギー動作タイミング信号則ちダイナミックタイミング信号DTとし、シリアルデータ入力信号SIDを省エネルギー解除要求信号EOSとして位置づける。
【0052】
ステップS3で、シリアル同期クロックSCKの供給を停止し、省エネルギー状態にはいる。
【0053】
ステップS4で、シリアルデータ出力信号SODとして省エネルギー動作タイミング信号則ちダイナミックタイミング信号DTを間欠的に出力し、表示LED25及び光センサーLED26を点灯させる。
【0054】
ステップS5で、省エネ解除要求信号の発生を監視し、この発生がない間はステップS4,S5を繰り返す。
【0055】
ステップS6で、ステップS5での省エネ解除要求信号の発生を受けて、シリアル同期クロックSCKの供給を再開し、省エネルギーモード解除コマンドを出力して、通常動作モードに戻る。
【0056】
以上のように、システム本体10と操作部(ユニット)20とから構成される電子装置において、1種類の電源で、かつ少ないインターフェイス信号線数でユニットの省エネルギー機能を実現することができる。
【0057】
【発明の効果】
請求項1の省エネルギー制御装置においては、ユニットに対するクロックの供給を停止しているので、省エネルギーモードでの消費電力を少なくすることが出来る。また、シリアルデータ入力信号が省エネルギーモードでは、省エネルギー解除要求信号を兼ねるので、インターフェイス信号線数を少なくすることができる。また、シリアルデータ出力信号端子が省エネルギーモードではダイナミックタイミング信号端子を兼ねるので、インターフェイス信号線数を少なくすることが出来る。
【0059】
請求項の省エネルギー制御装置においては、複数の省エネルギー解除要因を一本の信号に論理和(オア)出力するのでインターフェイス信号線数を少なくすることができる。
【0060】
請求項の省エネルギー制御装置においては、解除要因を任意に設定できるので、解除要因に制限がなく、条件、システムに適した省エネルギー制御を行うことができる。
【0061】
請求項の省エネルギー制御装置においては、解除要因の論理を任意に設定できるので、解除要因の回路に制限がなく、追加回路なしに解除要因として取り込むことができる。
【0063】
請求項の省エネルギー制御装置においては、省エネルギー動作タイミング制御信号が、省エネルギーモード解除のクロック供給タイミングでは、スタートビットと逆の論理に制御されるので、誤動作を防ぐことが出来る
【0064】
請求項の省エネルギー制御装置においては、消費電力の大きい発光ダイオード(LED)などの表示素子をダイナミックタイミング信号で点灯制御するので、消費電力を少なくすることが出来る。
【0065】
請求項の省エネルギー制御装置においては、ダイナミックタイミング信号で光センサーの発光部(LEDなど)を点灯制御するとともに、受光部からのセンサー入力のタイミング制御を行うので、少ない消費電力で光センサーの制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した省エネルギー機能付き電子装置の構成図を示す図。
【図2】通常動作モードにおけるタイミングチャート。
【図3】省エネルギーモードにおけるタイミングチャート。
【図4】省エネルギーモードのフローチャート。
【図5】センサー信号取り込みタイミングを示す図。
【符号の説明】
10 システム本体
11 CPU
12 シリアルI/F
13 MUPXa
20 操作部(ユニット)
21 省エネルギー制御部
22 シリアルI/F
23 MUPXb
24 MUPXc
25 表示LED
26 光センサーLED
27 光センサー受光部
28 キー群
SOD シリアルデータ出力信号
SCK シリアル同期クロック
SID シリアルデータ入力信号
EOS 省エネルギー解除要求信号
DT ダイナミックタイミング信号

Claims (7)

  1. 機器本体とユニットとの間の信号授受にシリアル信号線を用い、該シリアル信号線を介して前記機器本体と前記ユニット間の各種制御を行なうとともに、前記ユニットを省エネルギーモードに設定し且つ省エネルギー解除要求信号に基づき省エネルギーモードから通常動作モードへのモード移行を可能とした省エネルギー制御装置であって、
    前記機器本体は、省エネルギーモードにおいて、前記機器本体から前記ユニットへ間欠的に供給される省エネルギー動作タイミング信号の出力端子として機能するシリアルデータ出力信号手段と、前記ユニットから前記機器本体へ供給される省エネルギー解除要求信号を受信する端子として機能するシリアルデータ入力手段と、前記シリアルデータ入力手段を介して入力される前記省エネルギー解除要求信号の監視を行なう制御手段を有し、
    前記ユニットは、省エネルギーモードを解除する省エネルギートリガ信号を取り込み、前記省エネルギー動作タイミング信号の既定のタイミングで、前記省エネルギートリガ信号が入力された場合に、前記省エネルギー解除要求信号をイネーブルとし、前記制御手段に出力する省エネルギー制御部を有し、
    省エネルギーモードにおいては、通常動作モード時の各種制御に用いる前記シリアルデータ出力信号手段のシリアルデータ出力信号端子を省エネルギー動作タイミング信号の出力端子として転用し、また通常動作モード時の各種制御に用いる前記シリアルデータ入力手段のシリアルデータ入力信号端子を省エネルギー解除要求信号の受信端子として転用し、且つ省エネルギーモードにおいて前記機器本体から前記ユニットへ供給されるシリアル同期クロックを停止させ、シリアル信号を使用せずに少ない信号線数で省エネルギーモードから通常動作モードへの復帰を実現することを特徴とする省エネルギー制御装置
  2. 請求項の省エネルギー制御装置において、複数の解除要因がある場合には、それらの解除要因を論理和した信号が省エネルギー解除要求信号であることを特徴とする省エネルギー制御装置
  3. 請求項の省エネルギー制御装置において、複数の情報から解除要因となる情報を選択可能にしたことを特徴とする省エネルギー制御装置。
  4. 請求項の省エネルギー制御装置において、複数の解除要因信号の各々のイネーブルとなる論理をプログラマブルに設定可能にしたことを特徴とする省エネルギー制御装置
  5. 請求項1 省エネルギー制御装置でのシリアルデータ方式が、スタートビットとそのスタートビット以降のデータが有効となる方式をとる場合において、省エネルギー解除時のクロック供給のタイミングでは、省エネルギー動作タイミング制御信号の論理がスタートビットの論理とは逆となるように制御されることを特徴とする省エネルギー制御装置
  6. 請求項の省エネルギー制御装置において、省エネルギー動作タイミング信号は省エネルギー時に表示点灯する表示素子のダイナミック駆動信号であることを特徴とする省エネルギー制御装置
  7. 請求項の省エネルギー制御装置において、発光部と受光部をもつ光センサーを備え、省エネルギー動作タイミング信号はこの光センサーの発光部のダイナミック駆動信号であると共に、受光部のセンサー信号の取込タイミング信号であることを特徴とする省エネルギー制御装置
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