JP3775207B2 - 歯形転造成形のfemシミュレーション方法 - Google Patents

歯形転造成形のfemシミュレーション方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3775207B2
JP3775207B2 JP2000330087A JP2000330087A JP3775207B2 JP 3775207 B2 JP3775207 B2 JP 3775207B2 JP 2000330087 A JP2000330087 A JP 2000330087A JP 2000330087 A JP2000330087 A JP 2000330087A JP 3775207 B2 JP3775207 B2 JP 3775207B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
model
tooth profile
workpiece
tooth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000330087A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002137038A (ja
Inventor
昌敏 伊澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2000330087A priority Critical patent/JP3775207B2/ja
Publication of JP2002137038A publication Critical patent/JP2002137038A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3775207B2 publication Critical patent/JP3775207B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Forging (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は歯形転造成形のFEMシミュレーション方法に関し、特に歯車状の歯形成形工具(歯形成形ローラ)と円板状のワークとを歯車の噛み合いの関係とした上で両者を同期回転させながらその両者間の軸心間距離を縮める方向に送りを与えてワークに歯形を創成する歯形転造成形について、その歯形創成過程における材料の塑性流動を有限要素法(FEM:Finite Element Method)にて解析するシミュレーション方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
CAD/CAMおよびCAEシステムの実現に伴い有限要素法,境界要素法等の汎用性のある解析ソフトフェアが供給されるようになり、それらのソフトフェアを使って例えば鍛造成形における材料の塑性流動すなわち素材を印圧プレス成形した時の材料の挙動を解析するシミュレーションシステムが提案されているものの(例えば、特開平9−220634号公報参照)、工具のみならずワークまでも回転することになる歯形転造成形についてはそれに即した解析ソフトフェアが未だ提供されていない。
【0003】
すなわち、鍛造成形のひとつである歯形転造(歯車転造)成形は、例えば特開平11−347674号公報に示されているように、歯車状の歯形成形工具と円板状のワークとを歯車の噛み合いの関係とした上で両者を同期回転させながらその両者間の軸心間距離を縮める方向に送りを与えてワークに歯形を創成することを基本としていて、上記と同様にシミュレーションによる塑性流動解析の要求があるにもかかわらず、工具のみならず有限要素モデルとなるワークまでも回転することになる歯形転造成形に適した解析ソフトフェアは未だ提供されていない。これは、歯形転造成形がなおも特殊成形の分野に属していて、需要が少なくノウハウが未成熟であることに基づく。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、上記歯形転造成形のFEM解析にあたっては、先に述べたような汎用性のある鍛造成形用の解析ソフトフェアを使うことを前提とした上で、シミュレーションモデルとしては、実際のワークを展開した上で多数の要素に分割した矩形プレート状のワークモデル(有限要素モデル)とラック状の工具モデルとの組み合わせに置き換えて、上記工具モデルを単振動させながらワークモデルに噛み込ませる挙動とすることで、歯形転造成形時の逐次成形をシミュレーションするようにしている。
【0005】
しかしながら、上記の方法ではワークと工具との間の相対運動の全てを直線運動に置き換えて表現する手法であるため、回転成形にとって重要な要素である回転による工具歯面とワークとの複雑な接触過程すなわち回転に伴う歯当たりの逐次性は再現することができない。その結果、実際の成形時に起こり得る成形欠陥の発生状況を再現もしくは予測することができないことになり、シミュレーション結果ひいては解析結果の信頼性の面でなおも改善の余地を残している。
【0006】
本発明はこのような背景のもとになされたもので、歯形転造成形にとって重要な要素である回転による工具歯面とワークとの複雑な接触過程を忠実に再現もしくは反映することができるようにしたFEMシミュレーション方法を提供しようとするものである。
【0007】
請求項1に記載の発明は、歯車状の歯形成形工具と円板状のワークとを歯車の噛み合いの関係として両者を同期回転させながらその両者間の軸心間距離を縮める方向に送りを与えてワークに歯形を創成する歯形転造成形について、その歯形創成過程における材料の塑性流動を有限要素法にて解析するシミュレーション方法であって、ワーク形状を展開した矩形プレート状のものをワークモデルとするとともに歯車状の歯形成形工具をシミュレーション上で回転可能な工具モデルとし、ワークと歯形成形工具との同期回転による歯形創成運動を、上記矩形プレート状のワークモデルに対する工具モデルの転がり運動とそれに同期したワークモデルに対する工具モデルの押し込み動作に置き換えて、有限要素法によりシミュレーションを行うことを特徴としている。
【0008】
より具体的には、請求項2に記載の発明のように、歯車状の歯形成形工具の一部を扇形状に切り出した複数の工具モデルTm1,Tm2…Tmiを、各工具モデルTm1,Tm2…Tmiの中心位置とワークモデルの歯形創成面との間の距離がk回転目(ただし、1≦k≦i)のそれと同じになるように連続的に並列配置して、それら複数の工具モデルTm1,Tm2…Tmiの回転位相を互いにずらせた状態で当該工具モデルTm1,Tm2…Tmiをワークモデルに対して転がり運動させるものとする。
【0009】
したがって、これら請求項1,2に記載の発明では、シミュレーションモデルに工具モデルの回転運動が伴うことになるため、ワークモデルに対する工具モデルの歯当たりに回転モードによる逐次性があることになり、歯形成形工具とワークとの相対接触状態すなわち転造成形による歯形創成過程をより実成形に近いかたちで再現できるようになる。
【0010】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、FEMシミュレーションの際に工具モデルの回転運動を伴うため、回転による工具歯面とワークとの歯形創成過程における複雑な相対接触過程を再現でき、実成形時に起こり得る成形欠陥を的確に予測できる効果がある。
【0011】
また、請求項2に記載の発明によれば、周回を伴う成形過程を連続的に解析できるため、一周分解析する度にモデル設定をし直して解析を再開するという手間を省くことができ、請求項1に記載の発明と同様の効果に加えて、トータル解析時間および準備工数を大幅に短縮できる利点がある。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1〜5は本発明の好ましい実施の形態を示す図で、特に図1は成形条件のモデル化に関する説明図を、図2は本発明を実行するためのシミュレーションシステム全体の構成説明図をそれぞれ示している。
【0013】
図1の(A)に示すように、実際の歯形転造成形は、歯車状の歯形成形工具(歯形成形ローラ)Tと円板状のワークWとを歯車の噛み合いの関係とした上で両者を所定の角速度ω(rad/sec)にて同期回転させながらその両者間の軸心間距離を縮める方向に所定速度Vstrk(mm/sec)の送りを与えてワークWに歯形を創成することを基本とするものであるが、本実施の形態では、上記歯形成形工TとワークWとの噛み合いの関係を同図(B)に示すように実際のワーク形状を展開した矩形プレート状のワークモデル(有限要素モデル)Wmと回転可能な工具モデルTmとの噛み合いの関係に置き換えて、歯形創成過程における塑性流動のシミュレーションを行うものである。なお、rp(mm)は工具ピッチ円半径、Vtool(mm/sec)は工具モデルTmの回転に同期して付与される工具モデル並進速度で、Vtool(mm/sec)=ωrp(mm/sec)である。
【0014】
一方、図2に示すように有限要素法解析機能をもつCAEシステム1は、二次元鍛造シミュレーションソフトウェア2を基本としてプリプロセッサ3、ソルバー4およびポストプロセッサ5等によりそれぞれ所定の処理を実行するようになっている。なお、プリプロセッサ3は周知のように先に述べた矩形状のワークモデルWmを多数の要素に分割(メッシュ化)して解析に必要なデータを生成する機能を有し、ソルバー4はFEM数値解析のための大規模な連立一次方程式を解いて所定の解析結果を導き出す機能を有する。同様に、ポストプロセッサ5は上記解析結果を図形表示する機能を有する。
【0015】
そして、後述するように形状データのほかモデル条件を設定して入力することにより、先に述べた矩形プレート状のワークモデルWmと工具モデルTmとの噛み合いのもとでの歯形創成過程のシミュレーションを実行し、最終的にはFEM解析データとして出力することになる。
【0016】
ここで、図1に示したように矩形プレート状のワークモデルWmと回転式の工具モデルTmとの組み合わせとしたシミュレーションモデルでは、図3に示すようにワークモデルWmを固定とした上で、実際の歯形成形工具の一部を扇形状に切り出した複数の工具モデルTm1,Tm2…Tmiを使用してシミュレーションを行うものとする。
【0017】
そして、X−Y座標をもつ画面上での各工具モデルTm1,Tm2…Tmiの配置としては、各工具モデルTm1,Tm2…Tmiをそれぞれその工具モデルの中心位置CとワークモデルWmの歯形創成面との間の距離がk回転目(ただし、1≦k≦i)のそれと一致するようにそれぞれY方向に所定量ΔyだけオフセットさせつつX方向に所定のピッチDにて並列配置するとともに、各々回転位相をΔθだけずらせて実成形と同じ角速度ωにて等速同期回転させるものとする。
【0018】
同時に、工具モデルTm1,Tm2…Tmiに対し工具ピッチ円半径rpにおけるX方向の周速度Vtool=ωrpを、Y方向には実成形時と同じ押し込み速度Vstrkをそれぞれ並進指令として与えて、実質的に各工具モデルTm1,Tm2…Tmiが矩形プレート状のワークモデルWmの上を連続的に転がるように相対移動させてシミュレーションを行うものとする。
【0019】
図4はワークモデル形状情報や工具モデル形状・位置情報の読み込みを含む上記の工具モデルTm1,Tm2…Tmiの並列配置のための処理手順を示すフローチャートで、図3に示したように各工具モデルTm1,Tm2…Tmiのそれぞれが同期回転しながらワークモデルWmの上を転がるかたちで通過した場合を想定し、各工具モデルTm1,Tm2…Tmiのk回転目(ただし、1≦k≦i)の時のワークモデルWmの塑性流動の挙動をシミュレートする。各工具モデルTm1,Tm2…Tmiはそれぞれの成形タイミングすなわちワークモデルWmに対する噛み込み(押し込み)タイミングにおいてワークモデルWmに対して正しい相対位置および姿勢をとれるようにX方向,Y方向および回転方向に上記のようにオフセットして配置される。
【0020】
ここで、i番目の工具モデルTmiの隣の工具モデルTmi−1に対するX,Y方向でのオフセット量Δx,ΔyはX方向での各工具モデル間ピッチD(mm)に対して次のように定義される。
【0021】
[Δx,Δy]= [ D,V strk (D/ωr p −2π/ω)]
(ただし、単位はmm)
したがって、
D:X方向の工具モデル配置ピッチ
X:工具モデル中心点x座標(mm)
Y:工具モデル中心点y座標(mm)
θ:工具モデル回転角(rad)
p:工具モデルピッチ円半径(mm)
strk:実成形押し込み速度(mm/sec)
ω:実成形工具回転角速度(rad/sec)
としたとき、
上記の式をX座標およびY座標上での工具モデル中心点のオフセット座標位置として表すと次のようになる(図4のフローチャート参照のこと)。
【0022】
X(i)=X(i−1)+D
Y(i)=Y(i−1)+V strk (D/ωr p −2π/ω)
(ただし、単位はmm)
同様に,i番目の工具モデルTmiの隣の工具モデルTmi−1に対する回転方向でのオフセット量ΔθはX方向での各工具モデル間ピッチDに対して次のように定義される。
【0023】
Δθ=−360×D/2πr p =−180×D/πr p
θ(i)=θ(i−1)−180×D/πr p
【0024】
このように配置した工具モデルTm1,Tm2…Tmiの全てについて、以下の式で定義される並進・回転運動指令(等速直線運動)を与える。
【0025】
先ず、ワークモデルWmに対し各工具モデルTm1,Tm2…Tmiはそのピッチ円半径rp上において転がり接触するため、次式のようにX成分については回転による接線方向の速度vxとして並進指令Vtoolを与え、またY成分については押し付け方向の速度vyとして成形押し込み速度Vstrkを与える。
[vx,vy]=[Vtool=ωrp,−Vstrk](mm/sec,mm/sec)
なお、Y成分vyについては、正負の関係を反転させた上でワークモデルWm側に付与することも可能である。
【0026】
一方、各工具モデルTm1,Tm2…Tmiの回転運動指令(等速回転運動)は実成形時の工具回転角速度と同じ角速度ω(rad/sec)を指令値として与える。
【0027】
ここで、図1のほか図3に示すように角速度ωにて等速回転する歯形成形工具Tが一周(1回転)するのに要する時間はΔt=2π/ω(sec)であり、歯形成形工具TはワークWに対し押し込み速度Vstrkで等速にて押し付けられるので、歯形成形工具Tが一周(1回転)する間に両者の相対距離が変化する量Δdは次のようになる。
【0028】
Δd=V strk ・Δt=V strk ・2π/ω(mm)‥‥‥(1)
一方、図3において、工具モデルTm1,Tm2…Tmi相互間のX方向のオフセット量がDであり、全ての工具モデルTm1,Tm2…Tmiは角速度ωにて等速回転しつつピッチ円半径rp上を接線速度ωrpにて等速並進していることから、次の工具モデルがオフセット量Dの距離だけ進んで同じ位置に到達するまでに要する時間はΔt’は次のようになる。
【0029】
Δt’=D/ωrp(sec)‥‥‥(2)
したがって、一周(1回転)後の各工具モデルTm1,Tm2…TmiとワークモデルWmとの相対距離の変化分Δd’は次のようになる。
【0030】
Δd’=Vstrk・Δt’=Vstrk・D/ωrp(mm)‥‥‥(3)
以上により、工具モデルTm1,Tm2…TmiをワークモデルWmに対して実成形と同じ量すなわち上記(1)式のΔd分だけ食い込ませるためには、各工具モデルTm1,Tm2…Tmiの初期配置時にそれぞれ一つ前の工具モデルに対して(1)式のΔdと(3)式のΔd’との差分Δd’−Δdだけ予めオフセットさせておけばよいことになる。なお、上記の差分Δd’−Δdは次のように表される。
【0031】
Δd’−Δd=V strk (D/ωr p −2π/ω)(mm)‥‥‥(4)
また、上記(2)式より、角速度ωで回転する次の工具モデルがΔt’秒後に同じ位置に到達するまでの回転角Δθは次のように表される。
【0032】
Δθ=ωΔt’=D/ωrp・360・D/2πrp(rad)
=180D/πrp(deg)‥‥‥(5)
したがって、回転方向オフセット量Δθとして180D/πrp(deg)だけ予めオフセットさせておけばよいことになる。
【0033】
図5は上記の条件でシミュレーションを行った結果を図形表示したもので、(A),(B),(C),(D)の順に加工進捗度合いが高くなっている。そして、同図から明らかなように、加工が進行するのに伴い歯形創成されたワークモデルWmの歯先部にまくれ込み欠陥Qが発生している様子が確認できる。
【0034】
図6は上記シミュレーションの際にワークモデルWmに対する工具モデルTm1,Tm2…Tmiの押し込み速度Vstrkを3段階に変化させて実施した場合のまくれ込み欠陥Qの深さと、実際の成形を同様の押し込み速度条件下で実施した場合のまくれ込み欠陥Qの深さとを比較したものである。なお、工具モデルTm1,Tm2…Tmiおよび歯形成形工具Tの押し込み速度Vstrkは0.1mm/rev、0.2mm/revおよび0.3mm/revの3段階とした。また、実成形における種々の成形条件は下記のように設定した。
【0035】
・歯形成形工具回転数:100rpm
=1.66667rps=10.47rad/sec=ω
・工具押し込み速度:0.1,0.2,0.3mm/rev=Vstrk
・歯数Z:62
・モジュールm:2.95mm
・基準ピッチ円直径:217mm=2rp
・周速度:Vtool=rpω=1136.21mm/sec
図6から明らかなように、シミュレーションと実成形とでは、歯形成形工具Tもしくは工具モデルTm1,Tm2…Tmiの押し込み速度Vstrkを3段階に変化させたことに伴うまくれ込み欠陥Qの深さの変化の態様に顕著な一致が見られ、本手法のシミュレーションが成形欠陥Qの予測にきわめて有効であることが確認できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】実際の歯形転造成形を基本としてFEMシミュレーションのための成形条件をモデル化するための説明図。
【図2】FEMシミュレーションシステム全体の構成説明図。
【図3】FEMシミュレーションのための工具モデル配置に関する説明図。
【図4】上記工具モデル配置のための処理手順を示すフローチャート。
【図5】FEMシミュレーションの結果を図形表示した説明図。
【図6】シミュレーション結果と実成形結果との相関を示す説明図。
【符号の説明】
Tm1,Tm2,Tm3,Tmi…工具モデル
Wm…ワークモデル

Claims (2)

  1. 歯車状の歯形成形工具と円板状のワークとを歯車の噛み合いの関係として両者を同期回転させながらその両者間の軸心間距離を縮める方向に送りを与えてワークに歯形を創成する歯形転造成形について、その歯形創成過程における材料の塑性流動を有限要素法にて解析するシミュレーション方法であって、
    ワーク形状を展開した矩形プレート状のものをワークモデルとするとともに歯車状の歯形成形工具をシミュレーション上で回転可能な工具モデルとし、
    ワークと歯形成形工具との同期回転による歯形創成運動を、上記矩形プレート状のワークモデルに対する工具モデルの転がり運動とそれに同期したワークモデルに対する工具モデルの押し込み動作に置き換えて、有限要素法によりシミュレーションを行うことを特徴とする歯形転造成形のFEMシミュレーション方法。
  2. 歯車状の歯形成形工具の一部を扇形状に切り出した複数の工具モデルTm1,Tm2…Tmiを、各工具モデルTm1,Tm2…Tmiの中心位置とワークモデルの歯形創成面との間の距離がk回転目(ただし、1≦k≦i)のそれと同じになるように連続的に並列配置して、それら複数の工具モデルTm1,Tm2…Tmiの回転位相を互いにずらせた状態で当該工具モデルTm1,Tm2…Tmiをワークモデルに対して転がり運動させることを特徴とする請求項1に記載の歯形転造成形のFEMシミュレーション方法。
JP2000330087A 2000-10-30 2000-10-30 歯形転造成形のfemシミュレーション方法 Expired - Fee Related JP3775207B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000330087A JP3775207B2 (ja) 2000-10-30 2000-10-30 歯形転造成形のfemシミュレーション方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000330087A JP3775207B2 (ja) 2000-10-30 2000-10-30 歯形転造成形のfemシミュレーション方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002137038A JP2002137038A (ja) 2002-05-14
JP3775207B2 true JP3775207B2 (ja) 2006-05-17

Family

ID=18806663

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000330087A Expired - Fee Related JP3775207B2 (ja) 2000-10-30 2000-10-30 歯形転造成形のfemシミュレーション方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3775207B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103105152A (zh) * 2013-01-10 2013-05-15 西安交通大学 一种基于齿轮加工仿真模型的齿轮加工表面形貌分析方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009248509A (ja) * 2008-04-09 2009-10-29 Ricoh Co Ltd 製本システム、製本方法及びコンピュータプログラム
JP6746940B2 (ja) * 2016-02-16 2020-08-26 株式会社ジェイテクト 歯車の歯形のシミュレーション装置及び方法並びに加工用工具の刃面のシミュレーション装置及び方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103105152A (zh) * 2013-01-10 2013-05-15 西安交通大学 一种基于齿轮加工仿真模型的齿轮加工表面形貌分析方法
CN103105152B (zh) * 2013-01-10 2015-08-26 西安交通大学 一种基于齿轮加工仿真模型的齿轮加工表面形貌分析方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002137038A (ja) 2002-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1149456C (zh) 虚拟教入系统
JP6506348B2 (ja) ロボットの軌道を修正するロボットの教示装置
JP6598454B2 (ja) 教示データの作成方法、作成装置、及び作成プログラム
JPH0736191B2 (ja) 構造物のグラフィック表示方法
JP5957070B2 (ja) ワーク加工面表示方法、ワーク加工面表示装置、工具経路生成装置およびワーク加工面表示プログラム
CN111052015B (zh) 数控系统及电动机控制装置
US9031688B2 (en) Nesting data generation device and nesting data generation method
JP2002189510A (ja) 加工関連情報生成装置、及びこれを備えた数値制御装置
Dimitriou et al. CAD-based simulation of the hobbing process for the manufacturing of spur and helical gears
JPH10500070A (ja) バックラッシュ決定方法
KR20120089707A (ko) 기계가공 시뮬레이션과 그 시뮬레이션을 시각적으로 제공하기 위한 방법, 컴퓨터 시스템, 그리고 컴퓨터 프로그램 제품
CN110587038B (zh) 一种刮齿加工齿廓误差补偿方法
JP3775207B2 (ja) 歯形転造成形のfemシミュレーション方法
JPH02183305A (ja) 加工品の加工をシュミレーションして表示する方法
Tolvaly-Roşca et al. Mixed CAD method to develop gear surfaces using the relative cutting movements and NURBS surfaces
Pohit Application of virtual manufacturing in generation of gears
JP7355533B2 (ja) ロボットプログラミング装置
JP6611319B2 (ja) 切削負荷予測方法、切削負荷予測システム、及び切削負荷予測プログラム及び記憶媒体
Paniti CAD API based tool path control for novel incremental sheet forming
Yi et al. A computer simulation approach to machining complicated shapes, on an orthogonal 6-rod machine tool
Marinakis et al. A systematic analysis of the power skiving process using a novel gear manufacturing simulation software
Tsai et al. The mathematical models of the basic entities of multi-axis serial orthogonal machine tools using a modified Denavit–Hartenberg notation
JP7316111B2 (ja) プレス加工シミュレーション装置
CN1547083A (zh) 钣金展开数控切割智能控制器
Tapoglou et al. CAD-based simulation of gear hobbing

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050809

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051108

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060105

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060131

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100303

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110303

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees