JP3775207B2 - 歯形転造成形のfemシミュレーション方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は歯形転造成形のFEMシミュレーション方法に関し、特に歯車状の歯形成形工具(歯形成形ローラ)と円板状のワークとを歯車の噛み合いの関係とした上で両者を同期回転させながらその両者間の軸心間距離を縮める方向に送りを与えてワークに歯形を創成する歯形転造成形について、その歯形創成過程における材料の塑性流動を有限要素法(FEM:Finite Element Method)にて解析するシミュレーション方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
CAD/CAMおよびCAEシステムの実現に伴い有限要素法,境界要素法等の汎用性のある解析ソフトフェアが供給されるようになり、それらのソフトフェアを使って例えば鍛造成形における材料の塑性流動すなわち素材を印圧プレス成形した時の材料の挙動を解析するシミュレーションシステムが提案されているものの(例えば、特開平9−220634号公報参照)、工具のみならずワークまでも回転することになる歯形転造成形についてはそれに即した解析ソフトフェアが未だ提供されていない。
【0003】
すなわち、鍛造成形のひとつである歯形転造(歯車転造)成形は、例えば特開平11−347674号公報に示されているように、歯車状の歯形成形工具と円板状のワークとを歯車の噛み合いの関係とした上で両者を同期回転させながらその両者間の軸心間距離を縮める方向に送りを与えてワークに歯形を創成することを基本としていて、上記と同様にシミュレーションによる塑性流動解析の要求があるにもかかわらず、工具のみならず有限要素モデルとなるワークまでも回転することになる歯形転造成形に適した解析ソフトフェアは未だ提供されていない。これは、歯形転造成形がなおも特殊成形の分野に属していて、需要が少なくノウハウが未成熟であることに基づく。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、上記歯形転造成形のFEM解析にあたっては、先に述べたような汎用性のある鍛造成形用の解析ソフトフェアを使うことを前提とした上で、シミュレーションモデルとしては、実際のワークを展開した上で多数の要素に分割した矩形プレート状のワークモデル(有限要素モデル)とラック状の工具モデルとの組み合わせに置き換えて、上記工具モデルを単振動させながらワークモデルに噛み込ませる挙動とすることで、歯形転造成形時の逐次成形をシミュレーションするようにしている。
【0005】
しかしながら、上記の方法ではワークと工具との間の相対運動の全てを直線運動に置き換えて表現する手法であるため、回転成形にとって重要な要素である回転による工具歯面とワークとの複雑な接触過程すなわち回転に伴う歯当たりの逐次性は再現することができない。その結果、実際の成形時に起こり得る成形欠陥の発生状況を再現もしくは予測することができないことになり、シミュレーション結果ひいては解析結果の信頼性の面でなおも改善の余地を残している。
【0006】
本発明はこのような背景のもとになされたもので、歯形転造成形にとって重要な要素である回転による工具歯面とワークとの複雑な接触過程を忠実に再現もしくは反映することができるようにしたFEMシミュレーション方法を提供しようとするものである。
【0007】
請求項1に記載の発明は、歯車状の歯形成形工具と円板状のワークとを歯車の噛み合いの関係として両者を同期回転させながらその両者間の軸心間距離を縮める方向に送りを与えてワークに歯形を創成する歯形転造成形について、その歯形創成過程における材料の塑性流動を有限要素法にて解析するシミュレーション方法であって、ワーク形状を展開した矩形プレート状のものをワークモデルとするとともに歯車状の歯形成形工具をシミュレーション上で回転可能な工具モデルとし、ワークと歯形成形工具との同期回転による歯形創成運動を、上記矩形プレート状のワークモデルに対する工具モデルの転がり運動とそれに同期したワークモデルに対する工具モデルの押し込み動作に置き換えて、有限要素法によりシミュレーションを行うことを特徴としている。
【0008】
より具体的には、請求項2に記載の発明のように、歯車状の歯形成形工具の一部を扇形状に切り出した複数の工具モデルTm1,Tm2…Tmiを、各工具モデルTm1,Tm2…Tmiの中心位置とワークモデルの歯形創成面との間の距離がk回転目(ただし、1≦k≦i)のそれと同じになるように連続的に並列配置して、それら複数の工具モデルTm1,Tm2…Tmiの回転位相を互いにずらせた状態で当該工具モデルTm1,Tm2…Tmiをワークモデルに対して転がり運動させるものとする。
【0009】
したがって、これら請求項1,2に記載の発明では、シミュレーションモデルに工具モデルの回転運動が伴うことになるため、ワークモデルに対する工具モデルの歯当たりに回転モードによる逐次性があることになり、歯形成形工具とワークとの相対接触状態すなわち転造成形による歯形創成過程をより実成形に近いかたちで再現できるようになる。
【0010】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、FEMシミュレーションの際に工具モデルの回転運動を伴うため、回転による工具歯面とワークとの歯形創成過程における複雑な相対接触過程を再現でき、実成形時に起こり得る成形欠陥を的確に予測できる効果がある。
【0011】
また、請求項2に記載の発明によれば、周回を伴う成形過程を連続的に解析できるため、一周分解析する度にモデル設定をし直して解析を再開するという手間を省くことができ、請求項1に記載の発明と同様の効果に加えて、トータル解析時間および準備工数を大幅に短縮できる利点がある。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1〜5は本発明の好ましい実施の形態を示す図で、特に図1は成形条件のモデル化に関する説明図を、図2は本発明を実行するためのシミュレーションシステム全体の構成説明図をそれぞれ示している。
【0013】
図1の(A)に示すように、実際の歯形転造成形は、歯車状の歯形成形工具(歯形成形ローラ)Tと円板状のワークWとを歯車の噛み合いの関係とした上で両者を所定の角速度ω(rad/sec)にて同期回転させながらその両者間の軸心間距離を縮める方向に所定速度Vstrk(mm/sec)の送りを与えてワークWに歯形を創成することを基本とするものであるが、本実施の形態では、上記歯形成形工TとワークWとの噛み合いの関係を同図(B)に示すように実際のワーク形状を展開した矩形プレート状のワークモデル(有限要素モデル)Wmと回転可能な工具モデルTmとの噛み合いの関係に置き換えて、歯形創成過程における塑性流動のシミュレーションを行うものである。なお、rp(mm)は工具ピッチ円半径、Vtool(mm/sec)は工具モデルTmの回転に同期して付与される工具モデル並進速度で、Vtool(mm/sec)=ωrp(mm/sec)である。
【0014】
一方、図2に示すように有限要素法解析機能をもつCAEシステム1は、二次元鍛造シミュレーションソフトウェア2を基本としてプリプロセッサ3、ソルバー4およびポストプロセッサ5等によりそれぞれ所定の処理を実行するようになっている。なお、プリプロセッサ3は周知のように先に述べた矩形状のワークモデルWmを多数の要素に分割(メッシュ化)して解析に必要なデータを生成する機能を有し、ソルバー4はFEM数値解析のための大規模な連立一次方程式を解いて所定の解析結果を導き出す機能を有する。同様に、ポストプロセッサ5は上記解析結果を図形表示する機能を有する。
【0015】
そして、後述するように形状データのほかモデル条件を設定して入力することにより、先に述べた矩形プレート状のワークモデルWmと工具モデルTmとの噛み合いのもとでの歯形創成過程のシミュレーションを実行し、最終的にはFEM解析データとして出力することになる。
【0016】
ここで、図1に示したように矩形プレート状のワークモデルWmと回転式の工具モデルTmとの組み合わせとしたシミュレーションモデルでは、図3に示すようにワークモデルWmを固定とした上で、実際の歯形成形工具の一部を扇形状に切り出した複数の工具モデルTm1,Tm2…Tmiを使用してシミュレーションを行うものとする。
【0017】
そして、X−Y座標をもつ画面上での各工具モデルTm1,Tm2…Tmiの配置としては、各工具モデルTm1,Tm2…Tmiをそれぞれその工具モデルの中心位置CとワークモデルWmの歯形創成面との間の距離がk回転目(ただし、1≦k≦i)のそれと一致するようにそれぞれY方向に所定量ΔyだけオフセットさせつつX方向に所定のピッチDにて並列配置するとともに、各々回転位相をΔθだけずらせて実成形と同じ角速度ωにて等速同期回転させるものとする。
【0018】
同時に、工具モデルTm1,Tm2…Tmiに対し工具ピッチ円半径rpにおけるX方向の周速度Vtool=ωrpを、Y方向には実成形時と同じ押し込み速度Vstrkをそれぞれ並進指令として与えて、実質的に各工具モデルTm1,Tm2…Tmiが矩形プレート状のワークモデルWmの上を連続的に転がるように相対移動させてシミュレーションを行うものとする。
【0019】
図4はワークモデル形状情報や工具モデル形状・位置情報の読み込みを含む上記の工具モデルTm1,Tm2…Tmiの並列配置のための処理手順を示すフローチャートで、図3に示したように各工具モデルTm1,Tm2…Tmiのそれぞれが同期回転しながらワークモデルWmの上を転がるかたちで通過した場合を想定し、各工具モデルTm1,Tm2…Tmiのk回転目(ただし、1≦k≦i)の時のワークモデルWmの塑性流動の挙動をシミュレートする。各工具モデルTm1,Tm2…Tmiはそれぞれの成形タイミングすなわちワークモデルWmに対する噛み込み(押し込み)タイミングにおいてワークモデルWmに対して正しい相対位置および姿勢をとれるようにX方向,Y方向および回転方向に上記のようにオフセットして配置される。
【0020】
ここで、i番目の工具モデルTmiの隣の工具モデルTmi−1に対するX,Y方向でのオフセット量Δx,ΔyはX方向での各工具モデル間ピッチD(mm)に対して次のように定義される。
【0021】
[Δx,Δy]= [ D,V strk (D/ωr p −2π/ω)]
(ただし、単位はmm)
したがって、
D:X方向の工具モデル配置ピッチ
X:工具モデル中心点x座標(mm)
Y:工具モデル中心点y座標(mm)
θ:工具モデル回転角(rad)
rp:工具モデルピッチ円半径(mm)
Vstrk:実成形押し込み速度(mm/sec)
ω:実成形工具回転角速度(rad/sec)
としたとき、
上記の式をX座標およびY座標上での工具モデル中心点のオフセット座標位置として表すと次のようになる(図4のフローチャート参照のこと)。
【0022】
X(i)=X(i−1)+D
Y(i)=Y(i−1)+V strk (D/ωr p −2π/ω)
(ただし、単位はmm)
同様に,i番目の工具モデルTmiの隣の工具モデルTmi−1に対する回転方向でのオフセット量ΔθはX方向での各工具モデル間ピッチDに対して次のように定義される。
【0023】
Δθ=−360×D/2πr p =−180×D/πr p
θ(i)=θ(i−1)−180×D/πr p
【0024】
このように配置した工具モデルTm1,Tm2…Tmiの全てについて、以下の式で定義される並進・回転運動指令(等速直線運動)を与える。
【0025】
先ず、ワークモデルWmに対し各工具モデルTm1,Tm2…Tmiはそのピッチ円半径rp上において転がり接触するため、次式のようにX成分については回転による接線方向の速度vxとして並進指令Vtoolを与え、またY成分については押し付け方向の速度vyとして成形押し込み速度Vstrkを与える。
[vx,vy]=[Vtool=ωrp,−Vstrk](mm/sec,mm/sec)
なお、Y成分vyについては、正負の関係を反転させた上でワークモデルWm側に付与することも可能である。
【0026】
一方、各工具モデルTm1,Tm2…Tmiの回転運動指令(等速回転運動)は実成形時の工具回転角速度と同じ角速度ω(rad/sec)を指令値として与える。
【0027】
ここで、図1のほか図3に示すように角速度ωにて等速回転する歯形成形工具Tが一周(1回転)するのに要する時間はΔt=2π/ω(sec)であり、歯形成形工具TはワークWに対し押し込み速度Vstrkで等速にて押し付けられるので、歯形成形工具Tが一周(1回転)する間に両者の相対距離が変化する量Δdは次のようになる。
【0028】
Δd=V strk ・Δt=V strk ・2π/ω(mm)‥‥‥(1)
一方、図3において、工具モデルTm1,Tm2…Tmi相互間のX方向のオフセット量がDであり、全ての工具モデルTm1,Tm2…Tmiは角速度ωにて等速回転しつつピッチ円半径rp上を接線速度ωrpにて等速並進していることから、次の工具モデルがオフセット量Dの距離だけ進んで同じ位置に到達するまでに要する時間はΔt’は次のようになる。
【0029】
Δt’=D/ωrp(sec)‥‥‥(2)
したがって、一周(1回転)後の各工具モデルTm1,Tm2…TmiとワークモデルWmとの相対距離の変化分Δd’は次のようになる。
【0030】
Δd’=Vstrk・Δt’=Vstrk・D/ωrp(mm)‥‥‥(3)
以上により、工具モデルTm1,Tm2…TmiをワークモデルWmに対して実成形と同じ量すなわち上記(1)式のΔd分だけ食い込ませるためには、各工具モデルTm1,Tm2…Tmiの初期配置時にそれぞれ一つ前の工具モデルに対して(1)式のΔdと(3)式のΔd’との差分Δd’−Δdだけ予めオフセットさせておけばよいことになる。なお、上記の差分Δd’−Δdは次のように表される。
【0031】
Δd’−Δd=V strk (D/ωr p −2π/ω)(mm)‥‥‥(4)
また、上記(2)式より、角速度ωで回転する次の工具モデルがΔt’秒後に同じ位置に到達するまでの回転角Δθは次のように表される。
【0032】
Δθ=ωΔt’=D/ωrp・360・D/2πrp(rad)
=180D/πrp(deg)‥‥‥(5)
したがって、回転方向オフセット量Δθとして180D/πrp(deg)だけ予めオフセットさせておけばよいことになる。
【0033】
図5は上記の条件でシミュレーションを行った結果を図形表示したもので、(A),(B),(C),(D)の順に加工進捗度合いが高くなっている。そして、同図から明らかなように、加工が進行するのに伴い歯形創成されたワークモデルWmの歯先部にまくれ込み欠陥Qが発生している様子が確認できる。
【0034】
図6は上記シミュレーションの際にワークモデルWmに対する工具モデルTm1,Tm2…Tmiの押し込み速度Vstrkを3段階に変化させて実施した場合のまくれ込み欠陥Qの深さと、実際の成形を同様の押し込み速度条件下で実施した場合のまくれ込み欠陥Qの深さとを比較したものである。なお、工具モデルTm1,Tm2…Tmiおよび歯形成形工具Tの押し込み速度Vstrkは0.1mm/rev、0.2mm/revおよび0.3mm/revの3段階とした。また、実成形における種々の成形条件は下記のように設定した。
【0035】
・歯形成形工具回転数:100rpm
=1.66667rps=10.47rad/sec=ω
・工具押し込み速度:0.1,0.2,0.3mm/rev=Vstrk
・歯数Z:62
・モジュールm:2.95mm
・基準ピッチ円直径:217mm=2rp
・周速度:Vtool=rpω=1136.21mm/sec
図6から明らかなように、シミュレーションと実成形とでは、歯形成形工具Tもしくは工具モデルTm1,Tm2…Tmiの押し込み速度Vstrkを3段階に変化させたことに伴うまくれ込み欠陥Qの深さの変化の態様に顕著な一致が見られ、本手法のシミュレーションが成形欠陥Qの予測にきわめて有効であることが確認できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】実際の歯形転造成形を基本としてFEMシミュレーションのための成形条件をモデル化するための説明図。
【図2】FEMシミュレーションシステム全体の構成説明図。
【図3】FEMシミュレーションのための工具モデル配置に関する説明図。
【図4】上記工具モデル配置のための処理手順を示すフローチャート。
【図5】FEMシミュレーションの結果を図形表示した説明図。
【図6】シミュレーション結果と実成形結果との相関を示す説明図。
【符号の説明】
Tm1,Tm2,Tm3,Tmi…工具モデル
Wm…ワークモデル
Claims (2)
- 歯車状の歯形成形工具と円板状のワークとを歯車の噛み合いの関係として両者を同期回転させながらその両者間の軸心間距離を縮める方向に送りを与えてワークに歯形を創成する歯形転造成形について、その歯形創成過程における材料の塑性流動を有限要素法にて解析するシミュレーション方法であって、
ワーク形状を展開した矩形プレート状のものをワークモデルとするとともに歯車状の歯形成形工具をシミュレーション上で回転可能な工具モデルとし、
ワークと歯形成形工具との同期回転による歯形創成運動を、上記矩形プレート状のワークモデルに対する工具モデルの転がり運動とそれに同期したワークモデルに対する工具モデルの押し込み動作に置き換えて、有限要素法によりシミュレーションを行うことを特徴とする歯形転造成形のFEMシミュレーション方法。 - 歯車状の歯形成形工具の一部を扇形状に切り出した複数の工具モデルTm1,Tm2…Tmiを、各工具モデルTm1,Tm2…Tmiの中心位置とワークモデルの歯形創成面との間の距離がk回転目(ただし、1≦k≦i)のそれと同じになるように連続的に並列配置して、それら複数の工具モデルTm1,Tm2…Tmiの回転位相を互いにずらせた状態で当該工具モデルTm1,Tm2…Tmiをワークモデルに対して転がり運動させることを特徴とする請求項1に記載の歯形転造成形のFEMシミュレーション方法。
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