JP2002137038A - 歯形転造成形のfemシミュレーション方法 - Google Patents

歯形転造成形のfemシミュレーション方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 歯形転造成形にとって重要な要素である回転
による工具歯面とワークとの複雑な接触過程を忠実に再
現できるFEMシミュレーション方法を提供する。 【解決手段】 シミュレーションモデルを、実際のワー
ク形状を展開した矩形プレート状のワークモデル(有限
要素モデル)Wmと実際の歯形成形工具の一部を扇形状
に切り出した回転可能な複数の工具モデルTm1,Tm
2…Tmiとの噛み合いの関係に置き換える。各工具モ
デルTm1,Tm2…Tmiが矩形プレート状のワーク
モデルWmの上を連続的に転がるように相対移動させて
歯形創成過程のシミュレーションを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は歯形転造成形のFE
Mシミュレーション方法に関し、特に歯車状の歯形成形
工具(歯形成形ローラ)と円板状のワークとを歯車の噛
み合いの関係とした上で両者を同期回転させながらその
両者間の軸心間距離を縮める方向に送りを与えてワーク
に歯形を創成する歯形転造成形について、その歯形創成
過程における材料の塑性流動を有限要素法(FEM:F
inite Element Method)にて解析
するシミュレーション方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CAD/CAMおよびCAEシステムの
実現に伴い有限要素法,境界要素法等の汎用性のある解
析ソフトフェアが供給されるようになり、それらのソフ
トフェアを使って例えば鍛造成形における材料の塑性流
動すなわち素材を印圧プレス成形した時の材料の挙動を
解析するシミュレーションシステムが提案されているも
のの(例えば、特開平9−220634号公報参照)、
工具のみならずワークまでも回転することになる歯形転
造成形についてはそれに即した解析ソフトフェアが未だ
提供されていない。
【0003】すなわち、鍛造成形のひとつである歯形転
造(歯車転造)成形は、例えば特開平11−34767
4号公報に示されているように、歯車状の歯形成形工具
と円板状のワークとを歯車の噛み合いの関係とした上で
両者を同期回転させながらその両者間の軸心間距離を縮
める方向に送りを与えてワークに歯形を創成することを
基本としていて、上記と同様にシミュレーションによる
塑性流動解析の要求があるにもかかわらず、工具のみな
らず有限要素モデルとなるワークまでも回転することに
なる歯形転造成形に適した解析ソフトフェアは未だ提供
されていない。これは、歯形転造成形がなおも特殊成形
の分野に属していて、需要が少なくノウハウが未成熟で
あることに基づく。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、上記歯形転造
成形のFEM解析にあたっては、先に述べたような汎用
性のある鍛造成形用の解析ソフトフェアを使うことを前
提とした上で、シミュレーションモデルとしては、実際
のワークを展開した上で多数の要素に分割した矩形プレ
ート状のワークモデル(有限要素モデル)とラック状の
工具モデルとの組み合わせに置き換えて、上記工具モデ
ルを単振動させながらワークモデルに噛み込ませる挙動
とすることで、歯形転造成形時の逐次成形をシミュレー
ションするようにしている。
【0005】しかしながら、上記の方法ではワークと工
具との間の相対運動の全てを直線運動に置き換えて表現
する手法であるため、回転成形にとって重要な要素であ
る回転による工具歯面とワークとの複雑な接触過程すな
わち回転に伴う歯当たりの逐次性は再現することができ
ない。その結果、実際の成形時に起こり得る成形欠陥の
発生状況を再現もしくは予測することができないことに
なり、シミュレーション結果ひいては解析結果の信頼性
の面でなおも改善の余地を残している。
【0006】本発明はこのような背景のもとになされた
もので、歯形転造成形にとって重要な要素である回転に
よる工具歯面とワークとの複雑な接触過程を忠実に再現
もしくは反映することができるようにしたFEMシミュ
レーション方法を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、歯車状の歯形成形工具と円板状のワークとを歯車の
噛み合いの関係として両者を同期回転させながらその両
者間の軸心間距離を縮める方向に送りを与えてワークに
歯形を創成する歯形転造成形について、その歯形創成過
程における材料の塑性流動を有限要素法にて解析するシ
ミュレーション方法であって、ワーク形状を展開した矩
形プレート状のものをワークモデルとするとともに歯車
状の歯形成形工具をシミュレーション上で回転可能な工
具モデルとし、ワークと歯形成形工具との同期回転によ
る歯形創成運動を上記矩形プレート状のワークモデルに
対する工具モデルの転がり運動に置き換えて有限要素法
によりシミュレーションを行うことを特徴としている。
【0008】より具体的には、請求項2に記載の発明の
ように、複数の工具モデルを連続的に並列配置して、そ
れら複数の工具モデルを位相をずらせた状態でワークモ
デルに対して転がり運動させる。
【0009】したがって、これら請求項1,2に記載の
発明では、シミュレーションモデルに工具モデルの回転
運動が伴うことになるため、ワークモデルに対する工具
モデルの歯当たりに回転モードによる逐次性があること
になり、歯形成形工具とワークとの相対接触状態すなわ
ち転造成形による歯形創成過程をより実成形に近いかた
ちで再現できるようになる。
【0010】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、FEM
シミュレーションの際に工具モデルの回転運動を伴うた
め、回転による工具歯面とワークとの歯形創成過程にお
ける複雑な相対接触過程を再現でき、実成形時に起こり
得る成形欠陥を的確に予測できる効果がある。
【0011】また、請求項2に記載の発明によれば、周
回を伴う成形過程を連続的に解析できるため、一周分解
析する度にモデル設定をし直して解析を再開するという
手間を省くことができ、請求項1に記載の発明と同様の
効果に加えて、トータル解析時間および準備工数を大幅
に短縮できる利点がある。
【0012】
【発明の実施の形態】図1〜5は本発明の好ましい実施
の形態を示す図で、特に図1は成形条件のモデル化に関
する説明図を、図2は本発明を実行するためのシミュレ
ーションシステム全体の構成説明図をそれぞれ示してい
る。
【0013】図1の(A)に示すように、実際の歯形転
造成形は、歯車状の歯形成形工具(歯形成形ローラ)T
と円板状のワークWとを歯車の噛み合いの関係とした上
で両者を所定の角速度ω(rad/sec)にて同期回
転させながらその両者間の軸心間距離を縮める方向に所
定速度Vstrk(mm/sec)の送りを与えてワークW
に歯形を創成することを基本とするものであるが、本実
施の形態では、上記歯形成形工TとワークWとの噛み合
いの関係を同図(B)に示すように実際のワーク形状を
展開した矩形プレート状のワークモデル(有限要素モデ
ル)Wmと回転可能な工具モデルTmとの噛み合いの関
係に置き換えて、歯形創成過程における塑性流動のシミ
ュレーションを行うものである。なお、rp(mm)は
工具ピッチ円半径、Vtool(mm/sec)は工具モデ
ルTmの回転に同期して付与される工具モデル並進速度
で、Vtool(mm/sec)=ωrp(mm/sec)
である。
【0014】一方、図2に示すように有限要素法解析機
能をもつCAEシステム1は、二次元鍛造シミュレーシ
ョンソフトウェア2を基本としてプリプロセッサ3、ソ
ルバー4およびポストプロセッサ5等によりそれぞれ所
定の処理を実行するようになっている。なお、プリプロ
セッサ3は周知のように先に述べた矩形状のワークモデ
ルWmを多数の要素に分割(メッシュ化)して解析に必
要なデータを生成する機能を有し、ソルバー4はFEM
数値解析のための大規模な連立一次方程式を解いて所定
の解析結果を導き出す機能を有する。同様に、ポストプ
ロセッサ5は上記解析結果を図形表示する機能を有す
る。
【0015】そして、後述するように形状データのほか
モデル条件を設定して入力することにより、先に述べた
矩形プレート状のワークモデルWmと工具モデルTmと
の噛み合いのもとでの歯形創成過程のシミュレーション
を実行し、最終的にはFEM解析データとして出力する
ことになる。
【0016】ここで、図1に示したように矩形プレート
状のワークモデルWmと回転式の工具モデルTmとの組
み合わせとしたシミュレーションモデルでは、図3に示
すようにワークモデルWmを固定とした上で、実際の歯
形成形工具の一部を扇形状に切り出した複数の工具モデ
ルTm1,Tm2…Tmiを使用してシミュレーション
を行うものとする。
【0017】そして、X−Y座標をもつ画面上での各工
具モデルTm1,Tm2…Tmiの配置としては、各工
具モデルTm1,Tm2…Tmiをそれぞれその工具モ
デルの中心位置CとワークモデルWmの歯形創成面との
間の距離がk回転目(ただし、1≦k≦i)のそれと一
致するようにそれぞれY方向に所定量Δyだけオフセッ
トさせつつX方向に所定のピッチDにて並列配置すると
ともに、各々回転位相をΔθだけずらせて実成形と同じ
角速度ωにて等速同期回転させるものとする。
【0018】同時に、工具モデルTm1,Tm2…Tm
iに対し工具ピッチ円半径rpにおけるX方向の周速度
tool=ωrpを、Y方向には実成形時と同じ押し込み
速度Vstrkをそれぞれ並進指令として与えて、実質的に
各工具モデルTm1,Tm2…Tmiが矩形プレート状
のワークモデルWmの上を連続的に転がるように相対移
動させてシミュレーションを行うものとする。
【0019】図4はワークモデル形状情報や工具モデル
形状・位置情報の読み込みを含む上記の工具モデルTm
1,Tm2…Tmiの並列配置のための処理手順を示す
フローチャートで、図3に示したように各工具モデルT
m1,Tm2…Tmiのそれぞれが同期回転しながらワ
ークモデルWmの上を転がるかたちで通過した場合を想
定し、各工具モデルTm1,Tm2…Tmiのk回転目
(ただし、1≦k≦i)の時のワークモデルWmの塑性
流動の挙動をシミュレートする。各工具モデルTm1,
Tm2…Tmiはそれぞれの成形タイミングすなわちワ
ークモデルWmに対する噛み込み(押し込み)タイミン
グにおいてワークモデルWmに対して正しい相対位置お
よび姿勢をとれるようにX方向,Y方向および回転方向
に上記のようにオフセットして配置される。
【0020】ここで、i番目の工具モデルTmiの隣の
工具モデルTmi−1に対するX,Y方向でのオフセッ
ト量Δx,ΔyはX方向での各工具モデル間ピッチD
(mm)に対して次のように定義される。
【0021】[Δx,Δy]=[(i−1)×D,(i
−1)×Vstrk(D/ωrp−ω/2π)] (ただし、単位はmm) したがって、 D:X方向の工具モデル配置ピッチ X:工具モデル中心点x座標(mm) Y:工具モデル中心点y座標(mm) θ:工具モデル回転角(rad) rp:工具モデルピッチ円半径(mm) Vstrk:実成形押し込み速度(mm/sec) ω:実成形工具回転角速度(rad/sec) としたとき、上記の式をX座標およびY座標上での工具
モデル中心点のオフセット座標位置として表すと次のよ
うになる(図4のフローチャート参照のこと)。
【0022】X(i)=X+(i−1)×D Y(i)=Y+(i−1)×Vstrk(D/ωrp−ω/
2π) (ただし、単位はmm) 同様に,i番目の工具モデルTmiの隣の工具モデルT
mi−1に対する回転方向でのオフセット量ΔθはX方
向での各工具モデル間ピッチDに対して次のように定義
される。
【0023】 Δθ=−(i−1)×360×D/2πrp =−(i−1)×180×D/πrp(ただし,単位は
deg) そして、これを一般式として書き直すと次のようにな
る。
【0024】θ(i)=θ−(i−1)×180×D/
πrp(単位はdeg) このように配置した工具モデルTm1,Tm2…Tmi
の全てについて、以下の式で定義される並進・回転運動
指令(等速直線運動)を与える。
【0025】先ず、ワークモデルWmに対し各工具モデ
ルTm1,Tm2…Tmiはそのピッチ円半径rp上に
おいて転がり接触するため、次式のようにX成分につい
ては回転による接線方向の速度vxとして並進指令V
toolを与え、またY成分については押し付け方向の速度
vyとして成形押し込み速度Vstrkを与える。 [vx,vy]=[Vtool=ωrp,−Vstrk](mm
/sec,mm/sec) なお、Y成分vyについては、正負の関係を反転させた
上でワークモデルWm側に付与することも可能である。
【0026】一方、各工具モデルTm1,Tm2…Tm
iの回転運動指令(等速回転運動)は実成形時の工具回
転角速度と同じ角速度ω(rad/sec)を指令値と
して与える。
【0027】ここで、図1のほか図3に示すように角速
度ωにて等速回転する歯形成形工具Tが一周(1回転)
するのに要する時間はΔt=ω/2π(sec)であ
り、歯形成形工具TはワークWに対し押し込み速度V
strkで等速にて押し付けられるので、歯形成形工具Tが
一周(1回転)する間に両者の相対距離が変化する量Δ
dは次のようになる。
【0028】 Δd=Vstrk・Δt=Vstrk・ω/2π(mm)‥‥‥(1) 一方、図3において、工具モデルTm1,Tm2…Tm
i相互間のX方向のオフセット量がDであり、全ての工
具モデルTm1,Tm2…Tmiは速度ωにて等速回転
しつつピッチ円半径rp上を接線速度ωrpにて等速並進
していることから、次の工具モデルがオフセット量Dの
距離だけ進んで同じ位置に到達するまでに要する時間は
Δt’は次のようになる。
【0029】 Δt’=D/ωrp(sec)‥‥‥(2) したがって、一周(1回転)後の各工具モデルTm1,
Tm2…TmiとワークモデルWmとの相対距離の変化
分Δd’は次のようになる。
【0030】 Δd’=Vstrk・Δt’=Vstrk・D/ωrp(mm)‥‥‥(3) 以上により、工具モデルTm1,Tm2…Tmiをワー
クモデルWmに対して実成形と同じ量すなわち上記
(1)式のΔd分だけ食い込ませるためには、各工具モ
デルTm1,Tm2…Tmiの初期配置時にそれぞれ一
つ前の工具モデルに対して(1)式のΔdと(3)式の
Δd’との差分Δd’−Δdだけ予めオフセットさせて
おけばよいことになる。なお、上記の差分Δd’−Δd
は次のように表される。
【0031】 Δd’−Δd=Vstrk(D/ωrp−ω/2π)(mm)‥‥‥(4) また、上記(2)式より、角速度ωで回転する次の工具
モデルがΔt’秒後に同じ位置に到達するまでの回転角
Δθは次のように表される。
【0032】 Δθ=ωΔt’=D/ωrp・360・D/2πrp(rad) =180D/πrp(deg)‥‥‥(5) したがって、回転方向オフセット量Δθとして180D
/πrp(deg)だけ予めオフセットさせておけばよ
いことになる。
【0033】図5は上記の条件でシミュレーションを行
った結果を図形表示したもので、(A),(B),
(C),(D)の順に加工進捗度合いが高くなってい
る。そして、同図から明らかなように、加工が進行する
のに伴い歯形創成されたワークモデルWmの歯先部にま
くれ込み欠陥Qが発生している様子が確認できる。
【0034】図6は上記シミュレーションの際にワーク
モデルWmに対する工具モデルTm1,Tm2…Tmi
の押し込み速度Vstrkを3段階に変化させて実施した場
合のまくれ込み欠陥Qの深さと、実際の成形を同様の押
し込み速度条件下で実施した場合のまくれ込み欠陥Qの
深さとを比較したものである。なお、工具モデルTm
1,Tm2…Tmiおよび歯形成形工具Tの押し込み速
度Vstrkは0.1mm/rev、0.2mm/revお
よび0.3mm/revの3段階とした。また、実成形
における種々の成形条件は下記のように設定した。
【0035】・歯形成形工具回転数:100rpm=
1.66667rps=10.47rad/sec=ω ・工具押し込み速度:0.1,0.2,0.3mm/r
ev=Vstrk ・歯数Z:62 ・モジュールm:2.95mm ・基準ピッチ円直径:217mm=2rp ・周速度:Vtool=rpω=1136.21mm/se
c 図6から明らかなように、シミュレーションと実成形と
では、歯形成形工具Tもしくは工具モデルTm1,Tm
2…Tmiの押し込み速度Vstrkを3段階に変化させた
ことに伴うまくれ込み欠陥Qの深さの変化の態様に顕著
な一致が見られ、本手法のシミュレーションが成形欠陥
Qの予測にきわめて有効であることが確認できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】実際の歯形転造成形を基本としてFEMシミュ
レーションのための成形条件をモデル化するための説明
図。
【図2】FEMシミュレーションシステム全体の構成説
明図。
【図3】FEMシミュレーションのための工具モデル配
置に関する説明図。
【図4】上記工具モデル配置のための処理手順を示すフ
ローチャート。
【図5】FEMシミュレーションの結果を図形表示した
説明図。
【図6】シミュレーション結果と実成形結果との相関を
示す説明図。
【符号の説明】
Tm1,Tm2,Tm3,Tmi…工具モデル Wm…ワークモデル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯車状の歯形成形工具と円板状のワーク
    とを歯車の噛み合いの関係として両者を同期回転させな
    がらその両者間の軸心間距離を縮める方向に送りを与え
    てワークに歯形を創成する歯形転造成形について、その
    歯形創成過程における材料の塑性流動を有限要素法にて
    解析するシミュレーション方法であって、 ワーク形状を展開した矩形プレート状のものをワークモ
    デルとするとともに歯車状の歯形成形工具をシミュレー
    ション上で回転可能な工具モデルとし、 ワークと歯形成形工具との同期回転による歯形創成運動
    を上記矩形プレート状のワークモデルに対する工具モデ
    ルの転がり運動に置き換えて有限要素法によりシミュレ
    ーションを行うことを特徴とする歯形転造成形のFEM
    シミュレーション方法。
  2. 【請求項2】 複数の工具モデルを連続的に並列配置し
    て、それら複数の工具モデルを位相をずらせた状態でワ
    ークモデルに対して転がり運動させることを特徴とする
    請求項1に記載の歯形転造成形のFEMシミュレーショ
    ン方法。
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