JP3774841B2 - 不日照対応型自発光装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、不日照対応型自発光装置、詳しくは、日照の少ない場所に設置可能な自発光道路鋲など自発光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、太陽電池を内蔵した自発光道路鋲は、昼間、太陽電池の起電力を電気二重層コンデンサなどに充電しておき、夜間、電気二重層コンデンサなどを放電させて発光ダイオードなど発光体を点滅させる構成をとっている。このため、十分に太陽光を浴びることができる場所に自発光式道路鋲を設置する場合には、太陽電池が十分な起電力を発生し電気二重層コンデンサなどの充電不足が生じないため夜間の点滅が途絶えるおそれは生じない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、高架下、立体交差等周辺に太陽光を遮る遮蔽物が存在するような場所に自発光道路鋲を設置する場合には、太陽電池が十分な起電力を発生することができないため、電気二重層コンデンサなどの充電不足から夜間の点滅が途絶えるおそれが生じる。
【0004】
本発明は、自発光道路鋲に限定されるものではなく、従来の自発光道路鋲の上記のような問題点と共通する問題点を有する自発光装置に適用可能であり、上記のような不日照に起因する夜間の点灯(点滅を含む)切れをなくし、周囲に太陽光を遮る遮蔽物が存在するような場所にも設置可能な自発光装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の不日照対応型自発光装置は、発光体と、前記発光体に駆動電流を供給可能な発光回路部と、前記発光回路部の電源となる二次電池と、太陽電池と、前記太陽電池の起電力を前記二次電池に充電可能な太陽電池充電回路部と、一次電池と、前記一次電池の起電力を前記二次電池に充電可能な一次電池充電回路部と、前記発光回路部の動作を制御する発振回路部と、光センサと、前記光センサの出力に基づいて昼夜を判別し、前記一次電池充電回路部及び前記発振回路部の各動作を制御する昼夜判別回路部と、を備え、前記昼夜判別回路部が昼間と判別している間、前記一次電池充電回路部が動作可能状態に維持され、前記二次電池の端子電圧が所定値まで低下したとき、少なくとも前記一次電池充電回路部により前記二次電池を充電し、また、前記昼夜判別回路部が昼間と判別している間、前記発振回路部が非動作状態に維持され、前記発光回路部は非動作状態に維持され、前記発光体に対して前記二次電池による駆動電流が供給されず該発光体が消光状態に維持され、また、前記昼夜判別回路部が夜間と判別している間、前記発振回路部が動作状態に維持され、前記発光回路部は動作状態に維持され、前記発光体に前記二次電池による駆動電流が供給されて該発光体が発光状態に維持され、また、前記昼夜判別回路部が夜間と判別している間、前記一次電池充電回路部が非動作状態に維持され、該一次電池充電回路部による前記二次電池の充電が禁止されることを特徴とする。
【0006】
ここで、前記昼夜判別回路部が昼間と判別している間において、前記二次電池の端子電圧が前記所定値よりも大きな他の所定値まで上昇したとき、前記太陽電池充電回路部により前記二次電池を定電圧で充電可能とする。
【0007】
また、前記二次電池は電気二重層コンデンサである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0009】
図1は、一実施形態に係る不日照対応型自発光装置としての自発光縁石鋲の断面図を示す。
【0010】
図1において、自発光縁石鋲は透明な本体ケーシング1を備えており、この本体ケーシング1の内部に回路ケース2が配設されている。回路ケース2の上面には太陽電池3が配置され、回路ケース2の内部には二次電池4及び制御装置5が配置されている。また、回路ケース2の側面には発光体6及び光センサ7が配設されている。本体ケーシング1は上部アルミ本体8と下部アルミ本体9とによって固定されており、下部アルミ本体9の凹部に一次電池10が収容されている。
【0011】
二次電池4は例えば30Fの電気二重層コンデンサである。一次電池10は例えば3.6Vのバッテリである。発光体6は例えば発光ダイオードである。光センサ7は例えばフォトトランジスタである。
【0012】
図2は、図1に示した制御装置5の電気回路図を示す。
【0013】
図2において、この制御装置5は、発光体6に駆動電流を供給可能な発光回路部20と、太陽電池3の起電力を二次電池4に充電可能な太陽電池充電回路部30と、一次電池10の起電力を二次電池4に充電可能な一次電池充電回路部50と、発光回路部20の動作を制御する発振回路部70と、光センサ7の出力に基づいて昼夜を判別し、一次電池充電回路部50及び発振回路部20の各動作を制御する昼夜判別回路部80とを備える。なお、図中の符号100は、各種回路部分に直流定電圧VCCを供給するための定電圧電源を表している。
【0014】
(1) 太陽電池充電回路部30
太陽電池充電回路部30は、太陽電池3と二次電池4との間に互いに並列接続された直結充電部31及び定電圧充電部41を備える。
【0015】
直結充電部31は、直結充電用トランジスタ32と、この直結充電用トランジスタ32に直列接続された逆流防止ダイオード33とを備え、直結充電用トランジスタ32のベースには、抵抗34を介して電圧設定回路35の出力端子が接続されている。
【0016】
電圧設定回路35は、二次電池4の端子電圧を検出しており、この端子電圧が所定値例えば2.4Vまで上昇するとハイレベル信号を出力して直結充電用トランジスタ32をオフ状態へスイッチング動作させ、太陽電池3の起電力による二次電池4の充電を禁止する、換言すると、直結充電部31を非動作状態に維持する。
【0017】
また、端子電圧が2.3Vまで低下すると、電圧設定回路35はローレベル信号を出力して直結充電用トランジスタ32をオン可能状態へスイッチング動作させ、太陽電池3の起電力による二次電池4の充電を可能にする、換言すると、直結充電部31を動作可能状態に維持する。
【0018】
さらに、電圧設定回路35の出力端子には抵抗36を介して一次電池充電回路部50の後述する第1制御トランジスタ51のベースが接続されている。第1制御トランジスタ51は、電圧設定回路35がハイレベル信号を出力している間オン状態に維持され、第2制御トランジスタ52をオフ状態に維持する。第2制御トランジスタ52がオフ状態のとき、一次電池充電用トランジスタ53はオフ状態に維持され、一次電池10による二次電池4の充電は禁止され、換言すると、一次電池充電回路部50は非動作状態に維持される。一方、電圧設定回路35がローレベル信号を出力している間、第1制御トランジスタ51はオフ状態に維持され、第2制御トランジスタ52はオン可能状態に維持される。第2制御トランジスタ52がオン可能状態のとき、一次電池充電用トランジスタ53はオン可能状態に維持され、一次電池10による二次電池4の充電が可能な状態、換言すると、一次電池充電回路部50は動作可能状態に維持される。
【0019】
定電圧充電部41は、出力端子が二次電池4の正電極に接続された定電圧充電回路42と、この定電圧充電回路42の入力端子に直列接続された逆流防止ダイオード43とを備える。
【0020】
定電圧充電回路42は、電圧設定回路35がハイレベル信号を出力している間、二次電池4を定電圧例えば2.4Vで充電させ、二次電池4の過充電を防止するためのものである。
【0021】
(2) 一次電池充電回路部50
一次電池充電回路部50は、一次電池充電用トランジスタ53と、この一次電池充電用トランジスタ53に直列接続された逆流防止ダイオード54とを備える。一次電池充電用トランジスタ53のベースには、抵抗55を介して第2制御トランジスタ52が接続され、第2制御トランジスタ52のベース、エミッタ間に第1制御トランジスタ51が接続されている。
【0022】
第2制御トランジスタ52がオン状態のとき、一次電池充電用トランジスタ53はオン状態に維持され、一次電池10の起電力による二次電池4の充電が行われ、換言すると、一次電池充電回路部50は動作状態に維持される。一方、第2制御トランジスタ52がオフ状態のとき、一次電池充電用トランジスタ53はオフ状態に維持され、一次電池10による二次電池4への充電は禁止され、換言すると、一次電池充電回路部50は非動作状態に維持される。なお、一次電池充電用トランジスタ53のエミッタ・ベース間に接続されているトランジスタ56は、二次電池4の端子電圧によらず一次電池10から二次電池4に対して定電流を供給するための定電流トランジスタである。
【0023】
(3) 昼夜判別回路部80
昼夜判別回路部80は、光センサ7の出力に応じてスイッチング動作をする第1検出トランジスタ81と、この第1検出トランジスタ81の出力に応じてスイッチング動作をする第2検出トランジスタ82と、この第2検出トランジスタ82の出力に応じてスイッチング動作をする第3検出トランジスタ83とを備える。
【0024】
昼間は、光センサ7がオン状態に維持されるため、第1検出トランジスタ81がオン状態、第2検出トランジスタ82がオフ状態に維持される。第2検出トランジスタ82がオフ状態のとき、一次電池充電回路部50の第2制御トランジスタ52はオン可能状態に維持され、第2制御トランジスタ52は、第1制御トランジスタ51がオフ状態のときにはオン状態に維持され、これにより一次電池充電用トランジスタ53がオン状態に維持されて一次電池充電回路部50は動作状態に維持される。一方、第1制御トランジスタ51がオン状態のときには第2制御トランジスタ52はオフ状態に維持され、これにより一次電池充電用トランジスタ53がオフ状態に維持されて一次電池充電回路部50は非動作状態に維持される。
【0025】
また、昼間は、上記のように第2検出トランジスタ82がオフ状態に維持されることから第3検出トランジスタ83はオン状態に維持される。第3検出トランジスタ83がオン状態のとき、発振回路部70の後述する第1発振器71はクリア状態に維持され、第2発振器72は非動作状態に維持される。
【0026】
一方、夜間は、光センサ7がオフ状態に維持されるため、第1検出トランジスタ81がオフ状態、第2検出トランジスタ82がオン状態に維持される。第2検出トランジスタ82がオン状態のとき、一次電池充電回路部50の第2制御トランジスタ52はオフ状態に維持され、これにより一次電池充電用トランジスタ53がオフ状態に維持されて一次電池充電回路部50は非動作状態に維持される。
【0027】
また、夜間は、上記のように第2検出トランジスタ82がオン状態に維持されることから第3検出トランジスタ83はオフ状態に維持される。第3検出トランジスタ83がオフ状態のとき、第1発振器71は非クリア状態に維持され、第2発振器72は動作に維持される。
【0028】
(4) 発振回路部70
発振回路部70は、第1発振器71と、第1発振器71の発振出力により発振する第2発振器72とを備える。
【0029】
第1発振器71は、昼夜判別回路部80の第3検出トランジスタ83がオン状態のとき、非動作状態に維持される。このため、第2発振器72も非動作状態に維持される。
【0030】
一方、第1発振器71は、第3検出トランジスタ83がオフ状態のとき、動作状態に維持され、周期例えば247msのパルス信号(点滅回数)を出力する。このパルス信号は第2発振器72に入力され、第2発振器72は、入力パルス信号の各周期毎にパルス幅例えば3msのパルス信号(明時間もしくは発光時間)を出力する。
【0031】
(5) 発光回路部20
発光回路部20は、第2発振器72の発振出力によってスイッチング動作をする制御トランジスタ21と、二次電池4の正極と発光体6との間に直列接続され、制御トランジスタ21のスイッチング動作に同期してスイッチング動作をする給電トランジスタ22とを備える。
【0032】
第2発振器72が非動作状態に維持されているとき、制御トランジスタ21はオフ状態に維持され、給電トランジスタ22はオフ状態に維持される。これにより、発光体6に対して二次電池4から駆動電流が供給されず、発光体6は消灯状態に維持される。
【0033】
一方、第2発振器72が動作状態に維持されているとき、制御トランジスタ21は第2発振器72のパルス信号に同期してスイッチング動作を行い、給電トランジスタ22は制御トランジスタ21のスイッチング動作に同期してスイッチング動作を行う。これにより、発光体6に対して二次電池4から駆動電流が供給され、発光体6は点滅する。
【0034】
次に、上記のように構成された制御装置5の動作を、明け方、昼間、夕方、夜間に分けて説明する。
【0035】
(1) 明け方
明け方になり光センサ7の受光量が増大して光センサ7がオフからオンへスイッチング動作するようになると、第1検出トランジスタ81がオフからオンへ、第2検出トランジスタ82がオンからオフへ、第3検出トランジスタ83はオフからオンへそれぞれスイッチング動作する。この第3検出トランジスタ83のオンへのスイッチングにより、第1発振器71は動作状態から非動作状態へ、第2発振器72も動作状態から非動作状態へとそれぞれ変化し、制御トランジスタ21を介して給電トランジスタ22はオンからオフへスイッチング動作し、発光体6に対して二次電池4から駆動電流が供給されなくなる。すなわち、明け方になると、発光体6は消灯状態となる。
【0036】
また、第2検出トランジスタ82のオフへのスイッチングにより、第2制御トランジスタ52はオン可能状態になる。このとき、二次電池4の端子電圧が2.3V未満であるとすると(通常は、夜間二次電池4から発光体6に対して駆動電流が供給されるため2.3Vよりも低い。)、電圧設定回路35はローレベル信号を出力しており第1制御トランジスタ51はオフ状態に維持されているため、第2制御トランジスタ52はオフからオンへスイッチング動作をし、これにより一次電池充電用トランジスタ53及び定電流トランジスタ56がオフからオンへスイッチング動作をし、一次電池10から二次電池4に対して毎時1mA程度の定電流充電が開始される。
【0037】
また、電圧設定回路35がローレベル信号を出力しているため直結充電用トランジスタ32はオン可能状態であり、太陽電池3から二次電池4に対する直結充電が開始可能となる。
【0038】
(2) 昼間
光センサ7はオン状態を維持するため、第2検出トランジスタ82はオフ状態に維持され、第2制御トランジスタ52はオン可能状態に維持され、一次電池充電用トランジスタ53はオン可能状態に維持される。このため、一次電池10から二次電池4に対する定電流充電が可能な状態となり、二次電池4の端子電圧が2.4Vに到達するまでは、第1制御トランジスタ51がオフ状態に維持されることから一次電池充電用トランジスタ53はオン状態に維持され、一次電池10から二次電池4に対して定電流充電が行われる。
【0039】
また、二次電池4の端子電圧が2.4Vに到達するまでの間において、太陽電池3の起電圧が二次電池4の端子電圧を上回るとき、太陽電池3から直結充電用トランジスタ32を介して二次電池4に対して直結充電が行われる。
【0040】
二次電池4の端子電圧が2.4Vまで上昇すると、電圧設定回路35はハイレベル信号を出力するようになる。このため、第1制御トランジスタ51はオフからオンへスイッチング動作をし、第2制御トランジスタ52はオンからオフへスイッチング動作をし、一次電池充電用トランジスタ53はオンからオフへスイッチング動作をし、一次電池10から二次電池4への定電流充電は終了する。
【0041】
また、電圧設定回路35のハイレベル出力信号により直結充電用トランジスタ32はオフ状態となる。このため、太陽電池3の起電圧が二次電池4の端子電圧を上回っていても太陽電池3から二次電池4に対する直結充電は行われなくなり、その代わりに、定電圧充電回路42により太陽電池3から二次電池4に対して2.4Vの定電圧充電が開始される。なお、二次電池4の端子電圧が2.4Vまで上昇したときに太陽電池3の起電圧が定電圧充電を行うことができるレベルに満たないときは、定電圧充電を行うことができず、二次電池4の端子電圧は2.4Vから二次電池4の自己放電によって低下し始め、端子電圧が2.3Vまで低下したとき電圧設定回路35がローレベル信号を出力することにより一次電池充電用トランジスタ53がオフからオンへスイッチング動作をして一次電池10から二次電池4に対する定電流充電が再開される。また、二次電池4の端子電圧が2.3Vまで低下したとき、定電圧充電が終了し、直結充電が開始される。
【0042】
(3) 日没後夜間
日没になり光センサ7の受光量が減少して光センサ7がオンからオフへスイッチング動作するようになると、第1検出トランジスタ81がオンからオフへ、第2検出トランジスタ82がオフからオンへ、第3検出トランジスタ83はオンからオフへそれぞれスイッチング動作する。この第3検出トランジスタ83のオフへのスイッチングにより、第1発振器71は非動作状態から動作状態へ、第2発振器72も非動作状態から動作状態へとそれぞれ変化し、制御トランジスタ21を介して給電トランジスタ22はスイッチング動作し、発光体6に対して二次電池4から駆動電流が供給開始される。すなわち、日没になると、発光体6は点滅を開始する。
【0043】
また、第2検出トランジスタ82のオンへのスイッチングにより、第2制御トランジスタ52はオフ状態になり、一次電池充電用トランジスタ53はオフ状態となり、一次電池10から二次電池4に対する定電流充電が禁止される。
【0044】
なお、日没後の夜間は、太陽電池3の起電圧が殆どゼロであるため、太陽電池3による二次電池4に対する充電は行われない。
【0045】
図3は、上述したような回路動作の理解を容易にするための概念的チャート図であり、二次電池4の端子電圧と太陽電池3の起電圧と一次電池10による充電期間との関係を示している。
【0046】
図3においては、▲1▼夜明け時から太陽電池3が太陽光を浴びているとき、▲2▼その後、太陽電池3が太陽光を浴びなくなったとき、▲3▼その後、太陽電池3が再び太陽光を浴びるようになったとき、▲4▼その後、太陽電池3が太陽光を浴びなくなって日没となったとき、を時系列的に表している。
【0047】
まず、上記▲1▼の場合、夜明けとともに一次電池10による充電が開始され、また太陽電池3の起電圧が大きいことから直結充電も開始され、二次電池4の端子電圧は1.8Vから2.4Vまで上昇してゆく。そして、2.4Vに到達すると直結充電及び一次電池10による充電は終了し、定電圧充電回路42による2.4Vの定電圧充電が行われ、二次電池4の端子電圧は2.4Vを維持する。
【0048】
次に、上記▲2▼の場合、太陽電池3の起電圧が急速に低下すると、二次電池4の端子電圧は自己放電により徐々に低下してゆき2.3Vまで低下したとき一次電池10による充電が再開される。
【0049】
次に、上記▲3▼の場合、太陽電池3の起電圧が急速に上昇すると、直結充電も再開され、二次電池4の端子電圧が2.4Vまで上昇したとき直結充電及び一次電池10による充電が終了し、定電圧充電回路42による2.4Vの定電圧充電が開始される。
【0050】
次に、上記▲4▼の場合、太陽電池3の起電圧が急速に低下すると、二次電池4の端子電圧は自己放電により徐々に低下してゆき2.3Vまで低下したとき一次電池10による充電が開始される。そして、二次電池4の端子電圧が再び2.4Vまで上昇すると一次電池10による充電が終了し、以後、自己放電、一次電池10による充電開始、一次電池10による充電終了が順に繰り返される。
【0051】
以上説明したように、本実施形態に係る不日照対応型自発光縁石鋲は、発光体6と、発光体6に駆動電流を供給可能な発光回路部20と、発光回路部20の電源となる二次電池4と、太陽電池3と、太陽電池3の起電力を二次電池4に充電可能な太陽電池充電回路部30と、一次電池10と、一次電池10の起電力を二次電池4に充電可能な一次電池充電回路部50と、発光回路部20の動作を制御する発振回路部70と、光センサ7と、光センサ7の出力に基づいて昼夜を判別し、一次電池充電回路部50及び発振回路部70の各動作を制御する昼夜判別回路部80と、を備え、昼夜判別回路部80が昼間と判別している間、一次電池充電回路部50が動作可能状態に維持され、二次電池4の端子電圧が所定値(2.3V)まで低下したとき、少なくとも一次電池充電回路部50により二次電池4を充電し、また、昼夜判別回路部80が昼間と判別している間、発振回路部70が非動作状態に維持され、発光回路部20は非動作状態に維持され、発光体6に対して二次電池4による駆動電流が供給されず発光体6が消光状態に維持され、また、昼夜判別回路部80が夜間と判別している間、発振回路部70が動作状態に維持され、発光回路部20は動作状態に維持され、発光体6に二次電池4による駆動電流が供給されて発光体6が発光状態に維持され、また、昼夜判別回路部80が夜間と判別している間、一次電池充電回路部50が非動作状態に維持され、一次電池充電回路部50による二次電池4の充電が禁止される。
【0052】
このため、本実施形態によると、高架下、立体交差等周辺に太陽光を遮る遮蔽物が存在するような場所に当該自発光縁石鋲を設置した場合においても、昼間、二次電池4に対して太陽電池3による充電の他一次電池10による充電が適宜行われることから夜間発光体6の発光に必要な充電量を得ることが可能になり、二次電池4の充電不足から夜間の点滅が途絶える不具合を防止することができる。
【0053】
また、昼夜判別回路部80が昼間と判別している間において、二次電池4の端子電圧が前記所定値(2.3V)よりも大きな他の所定値(2.4V)まで上昇したとき、太陽電池充電回路部30により二次電池4を定電圧で充電可能とするようにしたため、二次電池4の過充電を防止することができる。
【0054】
なお、上記実施形態では自発光縁石鋲を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、自発光道路鋲、自発光視線誘導標などにも適用できることはいうまでもない。
【0055】
【発明の効果】
本発明によると、高架下、立体交差等周辺に太陽光を遮る遮蔽物が存在するような場所に自発光装置を設置した場合においても、昼間、二次電池に対して太陽電池による充電の他一次電池による充電が適宜行われることから夜間発光体の発光に必要な充電量を得ることが可能になり、二次電池の充電不足から夜間の点滅が途絶える不具合を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る不日照対応型自発光装置としての自発光縁石鋲の断面図である。
【図2】図1に示した制御装置の電気回路図である。
【図3】図2の回路動作の理解を容易にするための概念的チャート図である。
【符号の説明】
3 太陽電池
4 二次電池
6 発光体
7 光センサ
10 一次電池
20 発光回路部
30 太陽電池充電回路部
50 一次電池充電回路部
70 発振回路部
80 昼夜判別回路部

Claims (3)

  1. 発光体と、
    前記発光体に駆動電流を供給可能な発光回路部と、
    前記発光回路部の電源となる二次電池と、
    太陽電池と、
    前記太陽電池の起電力を前記二次電池に充電可能な太陽電池充電回路部と、
    一次電池と、
    前記一次電池の起電力を前記二次電池に充電可能な一次電池充電回路部と、
    前記発光回路部の動作を制御する発振回路部と、
    光センサと、
    前記光センサの出力に基づいて昼夜を判別し、前記一次電池充電回路部及び前記発振回路部の各動作を制御する昼夜判別回路部と、
    を備え、
    前記昼夜判別回路部が昼間と判別している間、前記一次電池充電回路部が動作可能状態に維持され、前記二次電池の端子電圧が所定値まで低下したとき、少なくとも前記一次電池充電回路部により前記二次電池を充電し、
    また、前記昼夜判別回路部が昼間と判別している間、前記発振回路部が非動作状態に維持され、前記発光回路部は非動作状態に維持され、前記発光体に対して前記二次電池による駆動電流が供給されず該発光体が消光状態に維持され、
    また、前記昼夜判別回路部が夜間と判別している間、前記発振回路部が動作状態に維持され、前記発光回路部は動作状態に維持され、前記発光体に前記二次電池による駆動電流が供給されて該発光体が発光状態に維持され、
    また、前記昼夜判別回路部が夜間と判別している間、前記一次電池充電回路部が非動作状態に維持され、該一次電池充電回路部による前記二次電池の充電が禁止される
    ことを特徴とする不日照対応型自発光装置。
  2. 前記昼夜判別回路部が昼間と判別している間において、前記二次電池の端子電圧が前記所定値よりも大きな他の所定値まで上昇したとき、前記太陽電池充電回路部により前記二次電池を定電圧で充電可能とすることを特徴とする請求項1記載の不日照対応型自発光装置。
  3. 前記二次電池は電気二重層コンデンサであることを特徴とする請求項2記載の不日照対応型自発光装置。
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