JPH1155870A - 太陽電池を用いた充電装置 - Google Patents

太陽電池を用いた充電装置

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JPH1155870A
JPH1155870A JP9223030A JP22303097A JPH1155870A JP H1155870 A JPH1155870 A JP H1155870A JP 9223030 A JP9223030 A JP 9223030A JP 22303097 A JP22303097 A JP 22303097A JP H1155870 A JPH1155870 A JP H1155870A
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power storage
electric double
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JP9223030A
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Yoshinori Inoue
義教 井上
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DX Antenna Co Ltd
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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 少なくとも小電力負荷を正常に動作させるこ
とができる 【解決手段】 1台の太陽電池10から充電される複数の
電気二重層コンデンサ16、22が設けられている。電気二
重層コンデンサ16は、充電時間が短く、電気二重層コン
デンサ22は、充電時間が長い。電気二重層コンデンサ16
が、小電力負荷24に電力を供給し、電気二重層コンデン
サ22が大電力負荷26に電力を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、充電装置に関し、
特に太陽電池によって充電される充電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、太陽電池によって充電される充電
装置を使用した機器としては、例えば、図4に示すよう
なものがある。この機器では、1台の太陽電池2が逆流
防止用のダイオード4を介して蓄電器6を充電する。こ
の蓄電器6が、全負荷8に電力を供給する。全負荷8
は、例えばライトのような負荷8aと、この負荷8aを
制御する制御回路8bとを、備え、負荷8a、制御回路
8b共に、蓄電器6から電力供給を受けている。蓄電器
6としては、負荷8aと制御回路8bとに電力を供給す
るものであるので、比較的大容量のものが使用されてい
る。そのため、蓄電器6は、満充電状態とするのに時間
が長くかかる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような機
器では、蓄電器6を充分に充電するには、比較的長時間
がかかる。しかるに、日照時間が短いと、蓄電器6の充
電が不完全であり、負荷8a、制御回路8bが正常に動
作しないという問題点がある。また、蓄電器6が満充電
であっても、何日も曇天が続くと、蓄電器6は放電する
だけであり、やがて負荷8a、制御回路8bが正常に動
作しなくなる。また、例えば負荷8aがライトのような
ものであれば、電力供給が不足しても、或る程度は動作
させることができるが、制御回路8bが電力不足によっ
て正常に動作しなくなると、なんとか動作させることが
できるライトのような負荷8aまでもが正常に動作しな
くなる。
【0004】一般に、制御回路等は、その消費電力が少
ない小電力負荷である。従って、比較的短時間で充電で
きる蓄電手段を、小電力用負荷の電源として使用するこ
とができる。本発明は、この点を利用して、少なくとも
1台の太陽電池しか使用していないにもかかわらず、少
なくとも小電力負荷を正常に動作させることができる充
電装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明は、1台の太陽電池と、この
太陽電池から充電される複数の蓄電手段とを有してい
る。蓄電手段には、充電時間が短い第1の蓄電手段と蓄
電能力の大きい第2の蓄電手段とが含まれている。第1
の蓄電手段から電力が供給される小電力負荷と、第2の
蓄電手段から電力が供給される大電力負荷とを含む複数
の負荷とが設けられている。前記小電力負荷は前記大電
力負荷を制御する。
【0006】請求項1記載の発明によれば、第1の蓄電
手段は、比較的短時間で満充電状態にできる。また、第
1の蓄電手段から電力供給を受ける小電力負荷は、その
消費電力が小さい。従って、一旦、満充電にされた第1
の蓄電手段は、以後、曇天等により充分な充電が行えな
くても、小電力負荷を長期にわたって正常に動作させる
ことができる。特に、小電力負荷が、大電力負荷を制御
するものであるので、天候の影響を受けても、大電力負
荷の制御が正常に行われる。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記小電力負荷が、第2の蓄電手段の充電
状態の検出手段と、この検出手段の検出結果に応じて前
記大電力負荷への第2の蓄電手段からの電力供給状態を
制御する制御手段とを、具備している。
【0008】請求項2記載の発明によれば、小電力負荷
が、第2の蓄電手段の充電状態を検出する検出手段を有
しているので、例えば曇天が比較的長期にわたって、第
2の蓄電手段が充分に充電できていないときには、その
検出結果に応じて、小電力負荷の制御手段が大電力負荷
での電力消費を減少させ、大電力負荷の停止を防止でき
る。
【0009】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
発明において、第2の蓄電手段が、直列に接続された複
数の蓄電部分を有し、かつ前記太陽電池の両電極間に接
続され、第1の蓄電手段が、第2の蓄電手段の一部の前
記蓄電部分に接続されている。
【0010】請求項3記載の発明によれば、単独で充電
した場合には充電時間が長い第2の蓄電手段が充電され
ている際に、それの一部の蓄電部分から、単独で充電し
た場合には充電時間が短い第1の蓄電手段に充電が行わ
れるので、第1の蓄電手段の充電が速く行われる。例え
ば、単独で充電した場合には充電時間が短い第1の蓄電
手段と、単独で充電した場合には充電時間が長い第2の
蓄電手段とを、並列に接続して、充電すると、第2の蓄
電手段の影響を受けて、第1の蓄電手段の充電時間が長
くなる。この影響を避けるために、請求項3記載の発明
のように構成されている。
【0011】請求項4記載の発明は、複数の太陽電池
と、複数の蓄電手段と、複数の負荷とを有している。複
数の太陽電池は、発電能力の小さい第1の太陽電池と、
発電能力の大きい第2の太陽電池とを含んでいる。複数
の蓄電手段は、第1の太陽電池によって充電される充電
時間が短い第1の蓄電手段と、第2の太陽電池によって
充電される第1の蓄電手段よりも充電時間が長い第2の
蓄電手段と、第2の太陽電池によって充電される第2の
蓄電手段よりも充電時間が長い第3の蓄電手段とを含ん
でいる。複数の負荷は、第1の蓄電手段から電力が供給
される小電力負荷と、第2の蓄電手段から電力が供給さ
れる中電力負荷と、第3の蓄電手段から電力が供給され
る大電力負荷とを、有している。前記小電力負荷は、前
記中電力及び大電力負荷を制御する。
【0012】請求項4記載の発明では、第1の蓄電手段
は、比較的短時間で満充電状態にできる。また、第1の
蓄電手段から電力供給を受ける小電力負荷は、その消費
電力が小さい。従って、一旦、満充電にされた第1の蓄
電手段は、以後、曇天等により充分な充電が行えなくて
も、小電力負荷を長期にわたって正常に動作させること
ができる。特に、小電力負荷が、中電力負荷と大電力負
荷を制御するものであるので、天候の影響を受けても、
中電力負荷と大電力負荷の制御が正常に行われる。ま
た、第2の蓄電手段と第3の蓄電手段とを比較すると、
第2の蓄電手段の方が短い時間で満充電状態になる。ま
た、第2の蓄電手段から電力供給を受ける中電力負荷
は、第3の蓄電手段から電力供給を受ける大電力負荷よ
りも電力消費が小さい。従って、第2の蓄電手段が満充
電になると、以後、曇天等により第2の蓄電手段が充分
に充電されなくても、中電力負荷を正常に動作させるこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態は、図
1に示されているように、1台の太陽電池10を有して
いる。この太陽電池10は、後述するような2つの蓄電
手段を充電するのに充分な能力を有するものである。
【0014】この太陽電池10の一方の電極は、逆流防
止用ダイオード12、電流制限用抵抗器14を介して第
1の蓄電手段、例えば充電可能な二次電池、より詳しく
は電気二重層コンデンサ16の一方の電極に接続されて
いる。この電気二重層コンデンサ16の他方の電極及び
太陽電池10の他方の電極は、接地されている。また、
太陽電池10の一方の電極は、逆流防止用ダイオード1
8、電流制限用抵抗器20を介して第2の蓄電手段、例
えば充電可能な二次電池、より詳しくは電気二重層コン
デンサ22の一方の電極に接続されている。この電気二
重層コンデンサ22の他方の電極も、電気二重層コンデ
ンサ16の他方の電極と同様に接地されている。
【0015】電気二重層コンデンサ16の容量をF1、
耐圧をV1とし、同じく電気二重層コンデンサ22の容
量をF2、耐圧をV2とし、太陽電池10の無負荷開放
電圧をVsとすると、 Vs≧V2≧V1、 F2>F
1の関係が成立するように、電気二重層コンデンサ1
6、22は、構成されている。
【0016】従って、電気二重層コンデンサ16が、電
気二重層コンデンサ22よりも蓄電能力が小さく、単独
で充電した場合、満充電にするために要する時間は、電
気二重層コンデンサ16の方が電気二重層コンデンサ2
2よりも短い。なお、電気二重層コンデンサは、他の二
次電池、例えば鉛バッテリーやニッケルカドミウム電池
よりも、充電時間が短いが、蓄積エネルギーは、上記の
他の二次電池よりも小さい。よって大エネルギーを必要
とする場合には、鉛バッテリーやニッケルカドミウム電
池を電気二重層コンデンサ22に代えて使用できる。
【0017】電気二重層コンデンサ16の電力が、小電
力負荷24に供給され、電気二重層コンデンサ22の電
力が大電力負荷26に供給されている。大電力負荷26
は、例えばライトのような負荷26aと、例えばこれを
駆動するインバータ回路のような駆動回路26bとを有
している。従って、大電力負荷26の消費電力は、比較
的大きい。小電力負荷24は、例えばマイクロコンピュ
ータ24aによって構成された制御回路24aと、例え
ば周囲が薄暗くなったことを検出するホトダイオードま
たはホトトランジスタのようなセンサ24bとを、有し
ている。制御回路24aは、センサ24bが周囲が薄暗
くなったことを検出したとき、駆動回路26bに負荷2
6aを駆動させる。従って、小電力負荷24の消費電力
は、大電力負荷26の消費電力よりも格段に小さい。
【0018】また、制御回路24aは、電気二重層コン
デンサ22の出力電圧を検出し、電気二重層コンデンサ
22の充電状態を検出する検出手段28として機能する
プログラムを備えている。また、この検出手段28が、
電気二重層コンデンサ22の充電状態が不十分であるこ
とを検出したとき、駆動回路26bに負荷26aでの電
力消費を減少させるように指令を送る制御手段、例えば
調光制御手段30として機能するプログラムも有してい
る。電力消費を減少させたことにより、負荷26aがラ
イトであると、その輝度が減少する。即ち、調光機能を
有している。
【0019】この実施の形態によれば、上述したように
電気二重層コンデンサ16、22の関係を定めているの
で、電気二重層コンデンサ16は、比較的短時間で、満
充電状態になり、電気二重層コンデンサ22は、電気二
重層コンデンサ16よりも長い時間で、満充電状態にな
る。従って、日照時間が比較的短くても、電気二重層コ
ンデンサ16を満充電状態にできる。また、小電力負荷
24の消費電力が小さいので、電気二重層コンデンサ1
6は、満充電状態になると、例えば3乃至4日間にわた
って充電が行われなくても、正常に小電力負荷24を動
作させることができるように容量を選択している。従っ
て、制御回路24aが、それの電力不足が原因で、負荷
26aに不安定な動作をさせたり、負荷26aに誤動作
させるようなことがない。3乃至4日という期間は、通
常、最長でもこの程度しか、曇天または雨天の日が継続
することはないという見通しから定められている。安全
を見込んで、7乃至10日程度の期間、充電が行われな
くても正常に小電力負荷24を動作させることができる
ように、電気二重層コンデンサ16の容量等を設定する
こともできる。
【0020】また、例えば、電気二重層コンデンサ16
は、満充電であるが、電気二重層コンデンサ22が満充
電の状態から曇天の日が継続したり、或いは電気二重層
コンデンサ22が満充電になる前に、曇天になったりし
た場合、制御回路24aの検出手段28が、電気二重層
コンデンサ22の充電が充分に行われていないことを検
出する。このとき、調光制御手段30が、駆動回路26
bに対して、ライトのような負荷26aが、今まで10
0パーセントの輝度に発光していたのを、例えば50パ
ーセントの輝度で発光するように、負荷26aの駆動状
態を変更させる。これによって、大電力負荷26での消
費電力が減少し、ライトのような負荷26aが非作動状
態になることを防止できる。無論、検出手段28の検出
結果に基づいて、電気二重層コンデンサ22が充分に充
電されていると判断されたとき、調光制御手段30は、
ライトのような負荷26aが100パーセントの輝度で
発光するように、駆動回路26bに指令を送る。
【0021】このような制御は、例えば蓄電器が1個の
場合でも可能である。しかし、蓄電器の電圧が低下して
も、少なくとも制御回路24aに供給する電圧が一定に
なるような回路を設ける必要があり、小電力負荷24の
回路構成が複雑になる。
【0022】この実施の形態では、蓄電手段として電気
二重層コンデンサ16、22を使用したが、例えば充電
時間が短い必要のある第1の蓄電手段にのみ電気二重層
コンデンサ16を使用し、充電時間が長くてもよい第2
の蓄電手段に、他の二次電池、例えばニッケルカドミウ
ム電池を使用することもできる。或いは、充電時間は共
に長くなるが、両蓄電手段に、例えばニッケルカドミウ
ム電池のような二次電池を使用することもできる。
【0023】上記の実施の形態では、電気二重層コンデ
ンサ16、22を使用している。この場合、電気二重層
コンデンサ22の方が多くの電流を大電力負荷26に供
給しなければならないので、その内部抵抗値は、電気二
重層コンデンサ16の内部抵抗値よりも小さい。そのた
め、図1のように両電気二重層コンデンサ16、22を
並列に接続して、太陽電池10の両端に接続すると、電
気二重層コンデンサ16の充電は、初期の段階(両電気
二重層コンデンサ16、22ともに未充電の段階)で
は、電気二重層コンデンサ22の充電の進行の程には進
行しない。そこで、これを改善するため、例えば図2に
示すような第2の実施の形態とすることもできる。
【0024】即ち、電気二重層コンデンサ22を構成し
ている直列に接続された蓄電部分、例えばセルのうち、
複数のセル、例えば接地電位側に近いセル22a、22
bの両端に、電気二重層コンデンサ16を逆流防止用ダ
イオード12、電流制限用抵抗器14を介して接続して
いる。この場合、セル22a、22bの部分の容量をF
3、耐圧をV3とし、電気二重層コンデンサ16の容量
をC1、耐圧をV1とすると、V3>V1で、F3≧F
1またはF1>F3とすればよい。無論、この場合、電
気二重層コンデンサ16の内部抵抗値は、電気二重層コ
ンデンサ22の内部抵抗値よりも大きい。このように構
成することによって、初期の段階においても、電気二重
層コンデンサ16を短い充電時間で充電することができ
る。なお他の構成は、第1の実施の形態と同一であるの
で、詳細な説明は省略する。
【0025】上記の2つの実施の形態では、1台の太陽
電池10を使用しているが、発電能力の異なる複数の太
陽電池を使用することもできる。例えば、図3に示す第
3の実施の形態のように、2つの太陽電池10a、10
bが使用される。太陽電池10aは、発電能力の小さい
もので、太陽電池10bは、発電能力の大きいものであ
る。
【0026】太陽電池10aは、逆流防止用ダイオード
12、電流制限抵抗器14を介して第1の蓄電手段、例
えば電気二重層コンデンサ16に接続され、この電気二
重層コンデンサ16を充電する。この電気二重層コンデ
ンサ16から、図示していないが、小電力負荷、例えば
マイクロコンピュータに電力が供給されている。
【0027】太陽電池10bは、逆流防止用ダイオード
118、電流制限用抵抗器120を介して第2の蓄電手
段、例えば電気二重層コンデンサ122に接続され、電
気二重層コンデンサ122を充電している。この電気二
重層コンデンサ122から、図示していない中電力負荷
に電力が供給されている。
【0028】太陽電池10bは、逆流防止用ダイオード
218、電流制限用抵抗器220を介して第3の蓄電手
段、例えば電気二重層コンデンサ222に接続され、電
気二重層コンデンサ222を充電している。この電気二
重層コンデンサ222から、図示していない大電力負荷
に電力が供給されている。
【0029】小電力負荷であるマイクロコンピュータ
は、中電力及び大電力負荷の動作状態を制御するもので
ある。また、各電気二重層コンデンサ16、122、2
22では、電気二重層コンデンサ16が最も蓄電能力が
低く、次に電気二重層コンデンサ122が低く、電気二
重層コンデンサ222が最も蓄電能力が高い。従って、
電気二重層コンデンサ16が最も短時間で満充電状態と
なり、次に電気二重層コンデンサ122が、短い時間で
満充電状態となり、電気二重層コンデンサ222が最も
長い時間で満充電状態となる。また、電気二重層コンデ
ンサ16は、充電された状態から何日間にわたって、曇
天または雨天が続いた結果、充電が行われなくても、小
電力負荷を正常に動作させることができるように、小電
力負荷の大きさと、満充電にするのに要する時間とを考
慮して、その容量が、選択されている。
【0030】このように構成されているので、電気二重
層コンデンサ16は、比較的短時間で、満充電状態にな
り、電気二重層コンデンサ122、222は、電気二重
層コンデンサ16よりも長い時間で、満充電状態にな
る。従って、日照時間が比較的短くても、電気二重層コ
ンデンサ16を満充電状態にできる。また、マイクロコ
ンピュータ等の小電力負荷の消費電力が小さいので、電
気二重層コンデンサ16は、満充電状態になると、長期
にわたって充電が行われなくても、正常に小電力負荷2
4を動作させることができる。従って、電力不足が原因
で、小電力負荷であるマイクロコンピュータが中電力負
荷や大電力負荷に不安定な動作をさせることがない。
【0031】また、電気二重層コンデンサ122が、電
気二重層コンデンサ222よりも短時間で満充電状態と
され、また、中電力負荷は、大電力負荷よりも消費電力
が少ない。従って、曇天等が続いても、中電力負荷は、
大電力負荷よりも長期にわたって正常に動作する。
【0032】また、第1の実施の形態と同様に、小電力
負荷であるマイクロコンピュータが、電気二重層コンデ
ンサ122、222の充電状態を検出し、充電率が低い
場合には、中電力負荷や大電力負荷での消費電力を減少
させるように、マイクロコンピュータが中電力負荷や大
電力負荷を制御することもできる。
【0033】この実施の形態でも、電気二重層コンデン
サ16、122、222に代えて、ニッケルカドミウム
電池等の二次電池を使用することもできる。また、電気
二重層コンデンサ122、222のみを二次電池に置換
することもできる。
【0034】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、第1の蓄電手段が、比較的短時間で満充電状態に
でき、第1の蓄電手段から電力供給を受ける小電力負荷
は、その消費電力が小さい。従って、一旦、充分に既に
充電されている第1の蓄電手段は、以後、曇天等により
充分な充電が行えなくても、小電力負荷を長期にわたっ
て正常に動作させることができる。特に、小電力負荷
が、大電力負荷を制御するものであるので、天候の影響
を受けて、第1の蓄電手段の充電が正常に行えなくて
も、大電力負荷の制御が正常に行われる。
【0035】請求項2記載の発明によれば、小電力負荷
が、第2の蓄電手段の充電状態を検出する検出手段を有
しているので、第2の蓄電手段が充分に充電できていな
いとき、その検出結果に応じて、小電力負荷の制御手段
が大電力負荷での電力消費を減少させ、大電力負荷の停
止を防止できる。
【0036】請求項3記載の発明によれば、単独で充電
した場合には充電時間が長い第2の蓄電手段が充電され
ている際に、それの一部の蓄電部分から、単独で充電し
た場合には充電時間が短い第1の蓄電手段に充電が行わ
れるので、第1の蓄電手段の充電が速く行われる。
【0037】請求項4記載の発明では、第1の蓄電手段
は、比較的短時間で満充電状態にでき、第1の蓄電手段
から電力供給を受ける小電力負荷は、その消費電力が小
さい。従って、既に充分に充電されている第1の蓄電手
段は、以後、充分な充電が行えなくても、小電力負荷を
長期にわたって正常に動作させることができる。特に、
小電力負荷が、中電力負荷と大電力負荷を制御するもの
であるので、天候の影響を受けても、中電力負荷と大電
力負荷の制御が正常に行われる。また、第2の蓄電手段
と第3の蓄電手段とを比較すると、第2の蓄電手段の方
が短い時間で満充電状態になる。第2の蓄電手段から電
力供給を受ける中電力負荷は、第3の蓄電手段から電力
供給を受ける大電力負荷よりも電力消費が小さい。従っ
て、第2の蓄電手段が満充電になると、以後、曇天等に
より第2の蓄電手段が充分に充電されなくても、中電力
負荷を正常に動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の充電装置を備えた
機器のブロック図である。
【図2】同第2の実施の形態の充電装置を備えた機器の
一部のブロック図である。
【図3】同第3の実施の形態の充電装置を備えた機器の
ブロック図である。
【図4】従来の充電装置を備えた機器のブロック図であ
る。
【符号の説明】
10 10a 10b 太陽電池 16 電気二重層コンデンサ(第1の蓄電手段) 22 電気二重層コンデンサ(第2の蓄電手段) 22a 22b セル(蓄電部分) 24 小電力負荷 26 大電力負荷 122 電気二重層コンデンサ(第2の蓄電手段) 222 電気二重層コンデンサ(第3の蓄電手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1台の太陽電池と、 充電時間が短い第1の蓄電手段と充電時間が第1の蓄電
    手段よりも長い第2の蓄電手段とを含み、前記太陽電池
    から充電される複数の蓄電手段と、 第1の蓄電手段から電力が供給される小電力負荷と、第
    2の蓄電手段から電力が供給される大電力負荷とを含む
    複数の負荷とを、 具備し、前記小電力負荷は前記大電力負荷を制御する太
    陽電池を用いた充電装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の太陽電池を有する充電装
    置において、前記小電力負荷は、第2の蓄電手段の充電
    状態の検出手段と、この検出手段の検出結果に応じて前
    記大電力負荷への第2の蓄電手段からの電力供給状態を
    制御する制御手段とを、具備する太陽電池を用いた充電
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の太陽電池を用いた充電装
    置において、第2の蓄電手段は、直列に接続された複数
    の蓄電部分を有し、かつ前記太陽電池の両電極間に接続
    され、第1の蓄電手段は、第2の蓄電手段の一部の前記
    蓄電部分に接続されている太陽電池を用いた充電装置。
  4. 【請求項4】 発電能力の小さい第1の太陽電池と、発
    電能力の大きい第2の太陽電池とを含む複数の太陽電池
    と、 第1の太陽電池によって充電される充電時間の短い第1
    の蓄電手段と、第2の太陽電池によって充電される第1
    の蓄電手段よりも充電時間が長い第2の蓄電手段と、第
    2の太陽電池によって充電される第2の蓄電手段よりも
    充電時間が長い第3の蓄電手段とを含む複数の蓄電手段
    と、 第1の蓄電手段から電力が供給される小電力負荷と、第
    2の蓄電手段から電力が供給される中電力負荷と、第3
    の蓄電手段から電力が供給される大電力負荷とを、有す
    る複数の負荷とを、 具備し、前記小電力負荷は、前記中電力及び大電力負荷
    を制御する太陽電池を用いた充電装置。
JP9223030A 1997-08-04 1997-08-04 太陽電池を用いた充電装置 Withdrawn JPH1155870A (ja)

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