JP3774185B2 - 流体機器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、流体の流路の一部にオリフィス孔が配設された流体機器に関し、特にオリフィス孔を容易に形成することができ、かつ、そのオリフィス孔径を容易に変更することができるようにした技術に係る。
【0002】
【従来の技術】
従来、種々の流体機器において、その流路の一部にオリフィス孔を介在させることが行われている。このようなオリフィス孔は、例えば、管路により流路を構成する場合にはその配管と配管との間にオリフィス孔が形成された専用の接続部品を介装させて両端を互いに接続したり、金属製等のブロック体内に穿孔を施すことにより流路を構成する場合にはその穿孔の一部分を他よりも小径に穿孔したりして形成されている。
【0003】
上記の如きオリフィス孔を形成した流体機器としては、例えばミスト生成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このミスト生成装置においては、容器内に区画形成された密閉空間内に液体(例えば潤滑油)を所定レベルまで充填し、その液体中にノズルから気体(例えば空気)を吹き込むことにより上記液体の上側空間にミストを生成させるようになっている。そして、上記ノズルからの吹き込み空気の吹き込み圧力を高めるために所定径の絞り部(オリフィス孔)を設けることが行われる。
【0004】
【特許文献1】
特許第3219753号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記流体機器の流路にオリフィス孔を形成する作業は、上述の専用の接続部品を用いて配管の途中に形成する場合はともかくとして極めて困難な作業となる上に、一旦形成して使用に供された後にそのオリフィス孔の内径を異なる内径に変更することは実際上不可能となる。
【0006】
すなわち、ブロック体の内部に穿孔を施してオリフィス孔を形成する場合には、ブロック体の中間部位を残して一側から通常の流路内径で穿孔し、他側からも通常の流路内径で穿孔し、いずれかの穿孔からオリフィス孔径に相当する細径のドリルを差し込んで上記中間部位に細径の穿孔を施して両穿孔間を貫通させる必要がある。この場合、細径の穿孔を施す作業は位置決めに手間がかかる上に、ドリルが振れると設計上よりも大径になってしまうなど正確な内径のオリフィス孔を形成するには困難な作業となる。しかも、上記中間部位までの距離はドリル寸法により比較的短い寸法に制約される上に、あまりに長いとドリルの振れにより正確な内径のオリフィス孔を形成し難くなる。
【0007】
また、オリフィス孔を形成した流体機器が使用に供された後にオリフィス孔径を変更したい事情が生じたとしても、上述の専用の接続部品を用いた場合には不可能とはいえないものの既接続の接続部品を取り外して接続部品を交換するために既に固定されている両端側の配管をも取り外す必要が生じ、現実的ではない。さらに、上述のブロック体に穿孔によりオリフィス孔を形成した場合には、そのブロック体が他の構成要素等と互いに固定されて一体化されて流体機器が組み付けられているため実際上は不可能となる。このため、同じ構成の流体機器ではあっても異なるオリフィス孔径に形成した複数種類の製品を製造して提供せざるを得なくなる。
【0008】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、正確な内径のオリフィス孔を容易に形成することができ、しかも、そのオリフィス孔径の変更も容易に実現することができる流体機器を提供することにある。
【0009】
(削除)
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、装置本体と、この装置本体内に密閉状態に区画形成され所定レベルまで液体が貯留されるミスト生成室と、上記装置本体の下部に対し上記貯留液体中に臨むように配設される気体吹き込み口と、上記装置本体の上部に対し上記貯留液体の上方空間に臨むように配設されるミスト導出口とを備え、上記気体吹き込み口に供給される気体の流路の特定部位には内径を狭めるためのオリフィス孔を配設するものとする。そして、上記オリフィス孔として、このオリフィス孔に対応する内径の貫通孔を有するよう別途形成されたオリフィス部材を、上記特定部位の流路の内周面に対し流体密にかつ着脱可能に装着することにより形成するようにする。加えて、上記気体の流路として2以上の流路と、上記流路の特定部位に流体密にかつ着脱可能に装着されることにより上記流路を特定部位において閉止する閉止部材とをさらに備え、上記各流路の特定部位に対し上記閉止部材及びオリフィス部材の内のいずれかが選択的に装着されているようにした。この請求項1に係る発明の場合、気体吹き込み口から貯留液体中に吹き込まれる気体が貯留液体中を気泡となって上昇し液面から噴出する。これにより、貯留液体から泡と共に貯留液体を成分とするミストがミスト生成室の上側空間に吹き上がり、このミストが上記ミスト導出口から導出される。このようなミスト生成を支配する気体吹き込み口からの気体はその流路に形成されたオリフィス孔によって増速されて貯留液体中に吹き込まれる。このオリフィス孔はそれ自体が別途形成されたオリフィス部材により実現されているため、このオリフィス部材に対しオリフィス孔に対応する内径の貫通孔を正確にかつ容易に形成し得る結果、オリフィス部材を上記流路の内周面に対し流体密に装着することにより、上記流路の特定部位に正確な内径のオリフィス孔を確実にかつ容易に形成し得ることになる。このため、設計通りの気体吹き込みが可能となり、設計通りのミスト生成が確実に得られることになる。しかも、上記オリフィス部材は着脱可能であるため、一旦装着した後であってもそのオリフィス部材を互いに異なる内径の貫通孔を有する他のオリフィス部材と交換するだけで、オリフィス孔径を容易に変更し得ることにもなる。さらに、上記の請求項1の流体機器においては、2以上の流路と、閉止部材とを備え、上記各流路の特定部位に対し上記閉止部材及びオリフィス部材の内のいずれかを選択的に装着し得るようにされているため、ユーザーの必要に応じて種々の使用方法を選択して採用することができる。すなわち、2以上の流路を備えてはいても、必要に応じて1つの特定部位にはオリフィス部材を装着してオリフィス孔を形成したり、他の1つの特定部位には閉止部材を装着して閉止したり、という使用方法を選択して採用することができる。
【0011】
請求項2に係る発明は、装置本体と、この装置本体内に密閉状態に区画形成され所定レベルまで液体が貯留されるミスト生成室と、上記装置本体の下部に対し上記貯留液体中に臨むように配設される気体吹き込み口と、上記装置本体の上部に対し上記貯留液体の上方空間に臨むように配設されるミスト導出口とを備え、上記気体吹き込み口に供給される気体の流路の特定部位には内径を狭めるためのオリフィス孔が配設するものとする。そして、上記オリフィス孔として、このオリフィス孔に対応する内径の貫通孔を有するよう別途形成されたオリフィス部材を、上記特定部位の流路の内周面に対し流体密にかつ着脱可能に装着することにより形成するようにした。又、上記オリフィス部材の貫通孔とは異なる内径の貫通孔を有するように別途形成された交換用オリフィス部材をさらに備え、装着されている上記オリフィス部材との交換によりオリフィス孔径を変更可能とした。さらに、上記気体の流路として2以上の流路と、上記流路の特定部位に流体密にかつ着脱可能に装着されることにより上記流路を特定部位において閉止する閉止部材とを備え、上記各流路の特定部位に対し上記閉止部材及びオリフィス部材の内のいずれかが選択的に装着されているようにした。
【0012】
この請求項2に係る発明の場合、気体吹き込み口から貯留液体中に吹き込まれる気体が貯留液体中を気泡となって上昇し液面から噴出する。これにより、貯留液体から泡と共に貯留液体を成分とするミストがミスト生成室の上側空間に吹き上がり、このミストが上記ミスト導出口から導出される。このようなミスト生成を支配する気体吹き込み口からの気体はその流路に形成されたオリフィス孔によって増速されて貯留液体中に吹き込まれる。このオリフィス孔はそれ自体が別途形成されたオリフィス部材により実現されているため、このオリフィス部材に対しオリフィス孔に対応する内径の貫通孔を正確にかつ容易に形成し得る結果、オリフィス部材を上記流路の内周面に対し流体密に装着することにより、上記流路の特定部位に正確な内径のオリフィス孔を確実にかつ容易に形成し得ることになる。このため、設計通りの気体吹き込みが可能となり、設計通りのミスト生成が確実に得られることになる。しかも、上記オリフィス部材は着脱可能であるため、一旦装着した後であってもそのオリフィス部材を互いに異なる内径の貫通孔を有する他のオリフィス部材と交換するだけで、オリフィス孔径を容易に変更し得ることにもなる。つまり、「上記オリフィス部材の貫通孔とは異なる内径の貫通孔を有するように別途形成された交換用オリフィス部材をさらに備え」とあり、オリフィス孔径を変更したい事情が生じるか否かに関係なく、予め交換用のオリフィス部材を流体機器に組み合わせて用意しておくのである。これにより、流体機器の使用目的等の事情に応じてオリフィス孔径をその都度選択し、所望の内径のオリフィス孔をその都度形成することが可能になる。特に請求項2の流体機器に適用した場合には、気体吹き込み口から貯留液体中に吹き込まれる気体の増速度合を必要に応じてその都度変更して、ミスト導出口から導出されるミスト量を変更調節することが他の圧力調節等を行うことなく容易に可能になる。さらに、上記の請求項2の流体機器においては、2以上の流路と、閉止部材とを備え、上記各流路の特定部位に対し上記閉止部材及びオリフィス部材の内のいずれかを選択的に装着し得るようにされているため、ユーザーの必要に応じて種々の使用方法を選択して採用することができる。すなわち、2以上の流路を備えてはいても、必要に応じて1つの特定部位にはオリフィス部材を装着してオリフィス孔を形成したり、他の1つの特定部位には閉止部材を装着して閉止したり、という使用方法を選択して採用することができる。
【0013】
上記の請求項1又は請求項2に係る流体機器におけるオリフィス部材を流体密かつ着脱可能に装着するための一具体的手段としては、上記特定部位の流路の内周面に被係合部を予め形成する一方、上記オリフィス部材にその外周面に上記被係合部に対し流体密にかつ係脱可能に係合する係合部と、この係合部を上記被係合部に係合操作するための係合操作部とを形成し、上記オリフィス部材の係合部を上記特定部位の被係合部に対し係合することによりオリフィス部材を流体密にかつ着脱可能に装着する構成を採用すればよい(請求項3)。この場合、係合操作部によりオリフィス部材の係合部を特定部位の流路の内周面に形成された被係合部に係合操作させれば、オリフィス部材が容易に装着される。一方、オリフィス部材を交換するには上記係合を外せばオリフィス部材が容易に取り外され、他のオリフィス部材の新たな係合が可能となる。ここで、上記被係合部を雌ネジとし、上記係合部を雄ネジとし、オリフィス部材をネジ締結により流体密にかつ着脱可能に装着するようにしてもよい(請求項4)。この場合、上記係合操作部によりオリフィス部材をネジ込んでネジ締結すれば流体密に装着することが可能になり、逆に弛めれば一旦装着したオリフィス部材を容易に取り外すことが可能になり別の内径の貫通孔を有する他のオリフィス部材を新たにネジ込んで装着することも容易に可能になる。
【0014】
上記の請求項1〜請求項4のいずれかの流体機器においては、外部に臨んで開口し上記特定部位まで一直線状に延びる作業孔と、この作業孔の開口部を開閉可能に封止する蓋部材とをさらに備え、上記オリフィス部材として上記開口部から上記作業孔に挿入することにより上記特定部位に対し着脱可能に装着される構成とすることができる(請求項5)。この場合には、オリフィス部材の装着作業を蓋部材を開いて開口部からオリフィス部材を作業孔に差し入れて上記特定部位まで挿入すれば容易に行うことが可能となり、装着後に上記蓋部材を閉じて封止すれば流路は密閉された状態に維持させ得る。一方、既に装着されているオリフィス部材を交換する場合には、上記蓋部材を開けば作業孔を通して既装着のオリフィス部材の取り外し作業を容易に行うことが可能となり、取り外したオリフィス部材も上記作業孔の開口部から容易に外部に取り出して新たなオリフィス部材の装着が可能となる。なお、上記の「開閉可能」とは、蓋部材自体を着脱し得る構成とするか、あるいは、蓋部材として開閉操作可能な構成を採用するか、いずれによっても実現される。
【0015】
(削除)
【0016】
(削除)
【0017】
(削除)
【0018】
(削除)
【0019】
(削除)
【0020】
なお、上述の各発明におけるオリフィス部材の貫通孔により構成されるオリフィス孔は、その「オリフィス孔」という用語に拘泥することなく、流路の一部に形成される「絞り」もしくは「絞り部」と呼ばれるものをも含む概念である。すなわち、流体が流れされる流路の一部に、他よりも内断面を小さくした小断面部を形成し、この小断面に流体(気体又は液体)を通過させることにより圧力を高めたり増速させたり圧損を生じさせたりする目的で用いられるものは、用語の相違に拘わらず全て上記の「オリフィス孔」に包含されるものである。
【0021】
また、上記の各発明は、主として流路が穿孔により形成されその一部にオリフィス孔を形成する場合に好適に用いられるものであるが、流路を管路(パイプ)の内部空間により構成する場合にも適用し得るものである。
【0022】
【発明の効果】
以上、説明したように、請求項1〜請求項5のいずれかの流体機器によれば、ミスト生成を支配する気体吹き込み口からの気体の吹き込みを確実に設計通りのものにすることができ、確実に設計通りのミスト生成を得ることができるようになる。すなわち、上記気体が流れる流路に形成されるオリフィス孔が別途形成されたオリフィス部材の上記流路に対し装着することにより実現されて、オリフィス孔に対応する内径の貫通孔を正確にかつ容易に形成することができる結果、上記流路の特定部位に正確な内径のオリフィス孔を確実にかつ容易に形成することができる。このような正確な内径のオリフィス孔形成によって設計通りの気体吹き込み及びミスト生成を確実に実現させることができる。しかも、上記オリフィス部材は着脱可能であるため、一旦装着した後であってもそのオリフィス部材を互いに異なる内径の貫通孔を有する他のオリフィス部材と交換することが可能となって、オリフィス孔径の変更を容易に実現させることができるようになる。
【0023】
特に、請求項1の流体機器によれば、ユーザーの必要に応じて種々の使用方法を選択して採用することができる。すなわち、2以上の流路を備えてはいても、必要に応じて1つの特定部位にはオリフィス部材を装着してオリフィス孔を形成したり、他の1つの特定部位には閉止部材を装着して閉止したり、という使用方法を選択して採用することができる。さらに、請求項2の流体機器によれば、上記オリフィス孔径のその都度選択及びその都度形成により気体の増速度合のその都度変更を可能としてミスト量の変更調節を可能とするという交換用オリフィス部材による効果と、2以上の流路を必要に応じて1つの特定部位にはオリフィス部材を装着してオリフィス孔を形成したり、他の1つの特定部位には閉止部材を装着して閉止したり、という使用方法の選択を可能とするという効果との双方を実現させることができる。
【0024】
請求項3によれば、係合操作部によりオリフィス部材の係合部を特定部位の流路の内周面に形成された被係合部に係合操作させれば、オリフィス部材の装着を容易行うことができる一方、上記係合を外せばオリフィス部材の交換を容易に行うことができるようになる。
【0025】
請求項4によれば、オリフィス部材をネジ込んでネジ締めすれば流体密に装着することができ、逆に弛めれば一旦装着したオリフィス部材を容易に取り外すことができる一方、他のオリフィス部材と交換して新たに装着する作業も容易に行うことができるようになる。
【0026】
また、請求項5によれば、作業孔を備えることで、オリフィス部材の装着作業や交換作業をより一層容易にかつ確実に行うことができる一方、その装着作業及び交換作業を具体的に担保しつつ蓋部材によって流路としての密閉性をも維持させることができる。
【0027】
(削除)
【0028】
(削除)
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0030】
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る流体機器の部分であって、流体(気体又は液体)が流され特定部位にオリフィス孔が配設された流路1を示している。
【0031】
上記流路1は、ブロック体2に穿孔された内孔21,22,23と、内孔21に連通するよう上記ブロック体2に接続された配管部材3の内部空間とにより構成されている。上記内孔21はブロック体2の一側(図1の下側)から所定径で穿孔され、内孔23は上記ブロック体2の他側(図1の上側)から所定径で穿孔され、両内孔21,23間を連通させる内孔22がオリフィス部材4のネジ軸部41に対応する内径で穿孔されている。そして、この内孔22の内周面に対し被係合部としての雌ネジ221がねじ切りされている。この雌ネジ221を形成した部分の内孔22が特定部位を構成している。
【0032】
なお、上記配管部材3とブロック体2との接続は周知の手段を用いて適宜行えばよいが、図例ではブロック体2の内孔21にネジ込み固定した接続継手5に対し配管部材3側の固定ナット31をネジ込むことにより配管部材3の接続固定を行うようにしている。
【0033】
上記オリフィス部材4は、図2(a)にも示すように、上記ネジ軸部41と、上記内孔21の内径よりも小さい外径の頭部42とからその全体形状が丸頭の六角穴付きボルトと同様形状に形成されたものである。上記ネジ軸部41の外周面には上記雌ネジ221にねじ込まれる雄ネジ411がねじ切りされ、その内部にはオリフィス孔径として予め定められた寸法と同じ内径の貫通孔412が穿孔されている。上記頭部42には係合操作部としての六角穴421が形成され、この六角穴421に上記貫通孔412が連通されている。なお、図例では、六角穴412と、貫通孔412との間に両者の中間径を有する中間孔43が頭部42とネジ軸部41とに跨る位置に形成されているが、この中間孔43は必須のものではなく省略してもよい。
【0034】
そして、上記オリフィス部材4を内孔22に装着して流体機器を形成するには、図3に示すように、例えば六角棒スパナ(六角棒レンチ)の先端を六角穴421に内嵌してオリフィス部材4を仮保持し、この状態でオリフィス部材4を上記ブロック体2の一端面(図1の下端面)の内孔21の開口部211(あるいは上記接続継手5の内孔)から内孔21に挿入し、続いて上記六角棒スパナを回転操作して内孔22の雌ネジ221にねじ込めばよい。最後までネジ締めすることにより、上記オリフィス部材4は内孔22の内周面に対し流体密に装着される。これにより、上記オリフィス部材4の貫通孔412によりオリフィス孔が形成される。そして、配管部材3を接続固定すれば完了する。
【0035】
一方、上記オリフィス孔の内径を変更したい場合には、図2(b)に例示する交換用オリフィス部材4aを用いて上記オリフィス部材4と交換すれば上記内径を変更することができる。すなわち、上記交換用オリフィス部材4aは、貫通孔412の内径d2が上記オリフィス部材4の内径d1と異なるだけでその他はオリフィス部材4と全く同じ構成を備えて構成されている。なお、図例ではd2<d1となっているが逆の関係にしてもよいし、互いに異なる各種の内径を有する2以上の交換用オリフィス部材4a…を予め形成しておいてもよい。
【0036】
そして、上記の装着済みのオリフィス部材4をオリフィス部材4aと交換するには、まず、配管部材3を取り外し、次に、上記オリフィス部材4の六角穴421に六角棒スパナを内嵌させて弛ませる側に回転させる。これにより、オリフィス部材4は内孔22から外されて内孔21から外部に取り出すことができる。そして、交換用オリフィス部材4aの六角穴に上記六角棒スパナを内嵌させてオリフィス部材4の装着法と同様にして上記オリフィス部材4aを内孔22に装着させればよい。これにより、内径d2のオリフィス孔が形成される。つまり、一旦形成したオリフィス孔(貫通孔412)の孔径を後のいかなる段階においても容易に変更することができる。
【0037】
<第2実施形態>
図4及び図5は、本発明の第2実施形態に係る流体機器としての給油装置を示している。この給油装置は、上盤61、胴筒62及びブロック体としての下盤63からなる装置本体6と、この装置本体6内に密閉状態に区画形成され所定レベルまで油(例えば潤滑油又は切削油)W(図5参照)が貯留されるミスト生成室7(図5参照)と、上記装置本体6の下盤63に対し上記貯留油W中に臨むように配設されたオリフィス部材4の貫通孔412の先端開口により構成される気体吹き込み口413と、上記装置本体6の上盤61に対し上記貯留油Wの上方空間71に臨むように配設されるミスト導出口611とを備えている。なお、図4に符号72で示すものは貯留油Wの液位をチェックするための液位計である。
【0038】
上記上盤61には、主として図5に示すように、側方に突出するように固定されて開閉切換弁811を含むエアー供給接続部材81と、上下に貫通してミスト生成室7に連通可能にされたプラグ付の注油口9と、上記ミスト生成室7内の内圧を計測して表示する圧力計10と、上記ミスト生成室7内の内圧調整用に例えばニードル弁821を用いたエアー調整弁82と、上記ミスト導出口611に連通するように連結される導出用接続部材11,11と、上記ミスト生成室7内を通して下盤63まで延びるように垂下された接続管83とがそれぞれ装着されている。
【0039】
そして、上記上盤61には穿孔によりエア供給孔612が形成されており、このエア供給孔612の一端側に連通された上記エアー供給接続部材81からのエアーが他端側に配設された上記エアー調整弁82を介して出口613からミスト生成室7に吹き出される一方、中間位置から逆止弁84及び上記接続管83を通して下盤63側に供給されるようになっている。なお、上記エアー供給接続部材81には空気圧源から延びるエアー供給管12(図4参照)が接続されるようになっている。
【0040】
また、上記各接続部材11には例えばフレキシブルチューブにより構成された給油管13が接続され、ミスト導出口611から導出されるミスト状の油が給油管13を通して送給され先端直前位置の絞り部131(図5参照)を通過した後に先端ノズル132から給油対象に吐出されるようになっている。上記給油対象としては例えば切削工具等であり、上記先端ノズル132は給油位置調整の便宜のためにフレキシブルノズルが好適に採用される。
【0041】
上記胴筒62は、図6に示すように内面側が円筒面621とされ、この円筒面621により区画されるミスト生成室7の上側空間71にはお椀を伏せたようなドーム屋根形状のパーティション14(図5参照)が吊り下げ支持されている。このパーティション14は、予め設定された貯留油Wの液面に対し、気体吹き込み口413からのエアーの吹き込み流量もしくは吹き込み圧力と、上記エアー調整弁82による内圧調整とに基づくミスト生成室7の内圧設定との関係で定められた所定の上下間隔となるように位置固定されている。なお、上記パーティション14としては平板状のものを用いてもよい。
【0042】
上記下盤63には、図6〜図8にも示すように、中央位置にミスト生成室7に開口する凹部631が形成され、この凹部631と一側の外面(各図の右側の外面)との間を貫通する2列の内孔632,632と、両内孔632,632に交差(直交)しつつ連通して奥端位置で上記接続管83と連通する交差内孔633とがそれぞれ穿孔されている。上記各内孔632は、交差内孔633を挟んで凹部631側部分にオリフィス部材4のネジ軸部41と螺合し得る内径を有する被係合部としての雌ネジ634(図8にのみ符号を図示)が形成され、外面側部分に上記オリフィス部材4の頭部42の外径より大きくかつ六角穴付きボルトにより構成された蓋部材15と螺合し得る内径を有する雌ネジ635(同上)が形成されている。
【0043】
そして、上記各内孔632の凹部631側部分に対し第1実施形態と同じ構成のオリフィス部材4を六角棒スパナ16(図8参照)を用いてねじ込みにより装着し、その後で外面側部分に対し上記蓋部材15を対応するサイズの他の六角棒スパナを用いて同様にねじ込みにより装着する。これにより、上記オリフィス部材4,4の各貫通孔412によりオリフィス孔が容易に形成されて液中ノズルを構成することになり、各貫通孔412の先端開口により上述の気体吹き込み口413が構成されることになる。つまり、上記各内孔632の凹部631側部分が後述の流路8の内の特定部位を構成し、外面側部分が作業孔を構成する。なお、図中の符号17は蓋部材15の頭部との間に挟み込まれて封止シールを行うOリングであり、符号636は常時はプラグにより封止されるドレン孔である。
【0044】
以上の給油装置では、注油口9を開いて漏斗18(図4参照)等を用いて油をミスト生成室7に注油し、ミスト生成室7に設定液位まで油Wを貯留する。次いで、開閉切換弁811を開操作しエアーを供給する。この際にはエアー調整弁82はそのニードル弁821を閉じておき、必要に応じてニードル弁821を開くことによりエアー調整弁82を通過するエアー量を変更調節して内圧調整を行う。すると、上記供給エアーがエアー供給孔612,接続管83、交差内孔633及びオリフィス部材4,4の貫通孔412により構成されるエアー用流路8を通して気体吹き込み口413から上記貯留油Wの底部に吹き込まれることになる。これにより、多数の気泡が貯留液体W中を上昇し、液面から上側空間71に油の泡と共にミストになって吹き出すことになる。そして、上記油の泡がパーティション14に衝突してミスト導出口611側への上昇が阻止される一方、一部がミスト化し他部が貯留油Wに油滴になって落下する。油のミストはパーティション14と円筒面621との間の隙間から上昇し、ミスト導出口611から給油管13に送給され、先端ノズル132から吐出して給油されることになる。
【0045】
以上の給油作動に際し、給油管13の主として絞り部131による抵抗と、オリフィス孔に基づく気体吹き込み口413,413からのエアー吹き込みと、エアー調整弁82による内圧調整用エアーの吐出とのバランス調整によりミスト生成室7の内圧が設定内圧に維持され、この設定内圧の維持によりその設定内圧に対応する量のミストを発生させて最終的に先端ノズル132から上記設定内圧に対応する吐出量の油を吐出させて対象物に給油することができるようになる。
【0046】
一方、給油管13からの給油の吐出量(ミスト導出口611からのミストの導出量)を増量させたい等の要求を満たす手段として気体吹き込み口413のオリフィス孔(貫通孔412の内径)を変更したい場合には、装着されている各オリフィス部材4を必要径の貫通孔412が形成された交換用の他のオリフィス部材(例えば図2(b)のオリフィス部材4a)と交換する。この交換作業は次のようにして行う。すなわち、まず、各蓋部材15を弛めて取り外し、開口した内孔632から六角棒スパナ16を差し込んで既装着のオリフィス部材4を弛めて取り外す。次に、上記の交換用のオリフィス部材を上記の六角棒スパナ16によりねじ込んで装着し、最後に蓋部材15を再度ねじ込んで内孔632を封止して完了する。以上により、一旦形成したオリフィス孔(貫通孔412)の孔径を後のいかなる段階(例えば給油装置を使用に供した後の段階)であっても変更することができる上に、その変更のための作業も容易な作業により行うことができる。
【0047】
<他の実施形態>
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の実施形態を包含するものである。すなわち、オリフィス部材として、実施形態で示したオリフィス部材4,4aの頭部42を省略してネジ軸部41のみにより構成してもよい。この場合にはネジ軸部の一側に係合操作部として例えば六角穴等を形成するようにすればよい。また、係合操作部としては回転操作するための凸部又は凹部を形成すればよく、例えば(−)形又は(+)形の溝を形成し、(−)又は(+)のねじ回しによりオリフィス部材の係合作業を行うようにしてもよい。
【0048】
また、第2実施形態では、作業孔の役割を果たしかつ流路8の特定部位を構成することになる内孔632を2つ形成し、2つのオリフィス部材4,4を装着して各オリフィス部材4の貫通孔412により2つのオリフィス孔を形成するようにしているが、これに限らず、1つの内孔632を形成して1つのオリフィス部材4を装着することにより1つのオリフィス孔のみを形成するようにしてもよいし、3つ以上の内孔632,…を形成してそれぞれにオリフィス部材4を装着して3つ以上のオリフィス孔を形成するようにしてもよい。1つのオリフィス孔のみを形成する場合には、交差内孔633を省略して1つの内孔632に接続管83を直接に連通させるようにしてもよい。
【0049】
さらに、上記第2実施形態では、オリフィス部材4と交換して流路8を閉止するためのプラグ部材(流路の特定部位に装着されるオリフィス部材4の代わりに、上記流路の特定部位に流体密にかつ着脱可能に装着して上記流路を閉止する閉止部材)を予め形成して用意しておくことにより、ユーザーの必要に応じて種々の使用方法を選択して採用することができる。すなわち、上記プラグ部材(閉止部材)として例えば全体形状はオリフィス部材4と同じで貫通孔412を穿孔していないものを形成する。そして、このプラグ部材を一方の内孔632の雌ネジ634にねじ込んで装着することにより内孔632のミスト生成室7側を閉止し、オリフィス部材4を他方の内孔632の雌ネジ634にねじ込んで装着することによりオリフィス孔を形成する。つまり、2つのオリフィス孔を形成し得るように2つの内孔632を備えてはいても、必要に応じて2つのオリフィス孔を形成したり、オリフィス孔の形成は1つだけにして片方の内孔632は上記プラグ部材により閉止したり、という使用方法を選択して採用することができる。要するに、オリフィス孔の孔径の変更のみならず、オリフィス孔の数をも後のいかなる段階であっても変更することができる上に、その変更も容易な作業により行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の流体機器の流路部分を示す部分断面説明図である。
【図2】 図1のオリフィス部材の拡大断面図であり、図2(a)は当初装着されるオリフィス部材、図2(b)は交換用のオリフィス部材を示す。
【図3】 装着及び交換作業を説明するための分解状態の図1対応図である。
【図4】 第2実施形態の流体機器として給油装置の外観を示す斜視図である。
【図5】 図4の給油装置の縦断面説明図である。
【図6】 図5のA−A線における断面説明図である。
【図7】 図5のB−B線における断面説明図である。
【図8】 装着及び交換作業を示す片側のみ分解状態で示す図7対応図である。
【符号の説明】
1,8 流路
2 ブロック体
4 オリフィス部材
4a 交換用オリフィス部材
6 装置本体
7 ミスト生成室
15 蓋部材
63 下盤(ブロック体)
221,634 雌ネジ(被係合部)
411 雄ネジ(係合部)
412 貫通孔(オリフィス孔)
413 気体吹き込み口
421 六角穴(係合操作部)
611 ミスト導出口
632 内孔(作業孔)
W 油(液体,貯留液体)
Claims (5)
- 装置本体と、この装置本体内に密閉状態に区画形成され所定レベルまで液体が貯留されるミスト生成室と、上記装置本体の下部に対し上記貯留液体中に臨むように配設される気体吹き込み口と、上記装置本体の上部に対し上記貯留液体の上方空間に臨むように配設されるミスト導出口とを備え、
上記気体吹き込み口に供給される気体の流路の特定部位には内径を狭めるためのオリフィス孔が配設され、
上記オリフィス孔は、このオリフィス孔に対応する内径の貫通孔を有するよう別途形成されたオリフィス部材が、上記特定部位の流路の内周面に対し流体密にかつ着脱可能に装着されることにより形成されてなり、
上記気体の流路として2以上の流路と、上記流路の特定部位に流体密にかつ着脱可能に装着されることにより上記流路を特定部位において閉止する閉止部材とをさらに備え、
上記各流路の特定部位に対し上記閉止部材及びオリフィス部材の内のいずれかが選択的に装着されている
ことを特徴とする流体機器。 - 装置本体と、この装置本体内に密閉状態に区画形成され所定レベルまで液体が貯留されるミスト生成室と、上記装置本体の下部に対し上記貯留液体中に臨むように配設される気体吹き込み口と、上記装置本体の上部に対し上記貯留液体の上方空間に臨むように配設されるミスト導出口とを備え、
上記気体吹き込み口に供給される気体の流路の特定部位には内径を狭めるためのオリフィス孔が配設され、
上記オリフィス孔は、このオリフィス孔に対応する内径の貫通孔を有するよう別途形成されたオリフィス部材が、上記特定部位の流路の内周面に対し流体密にかつ着脱可能に装着されることにより形成されてなり、
上記オリフィス部材の貫通孔とは異なる内径の貫通孔を有するように別途形成された交換用オリフィス部材をさらに備え、装着されている上記オリフィス部材との交換によりオリフィス孔径が変更可能とされ、
上記気体の流路として2以上の流路と、上記流路の特定部位に流体密にかつ着脱可能に装着されることにより上記流路を特定部位において閉止する閉止部材とをさらに備え、
上記各流路の特定部位に対し上記閉止部材及びオリフィス部材の内のいずれかが選択的に装着されている
ことを特徴とする流体機器。 - 請求項1又は請求項2に記載の流体機器であって、
上記特定部位の流路の内周面には被係合部が予め形成される一方、上記オリフィス部材にはその外周面に上記被係合部に対し流体密にかつ係脱可能に係合する係合部と、この係合部を上記被係合部に係合操作するための係合操作部とが形成され、
上記オリフィス部材の係合部が上記特定部位の被係合部に対し係合されることによりオリフィス部材が流体密にかつ着脱可能に装着されている、流体機器。 - 請求項3に記載の流体機器であって、
上記被係合部は雌ネジであり、上記係合部は雄ネジであり、オリフィス部材はネジ締結により流体密にかつ着脱可能に装着されている、流体機器。 - 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の流体機器であって、
外部に臨んで開口し上記特定部位まで一直線状に延びる作業孔と、この作業孔の開口部を開閉可能に封止する蓋部材とを備え、
上記オリフィス部材は上記開口部から上記作業孔に挿入されて上記特定部位に対し着脱可能に装着されるように構成されている、流体機器。
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