JP5242443B2 - 弁装置 - Google Patents

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Description

この発明は、バルブプラグ(弁体)によってシートリング(弁座)の流通口を開閉する弁装置に関するものである。
従来より、この種の弁装置として、図4に示すような構造の流量制御弁が知られている(例えば、特許文献1参照)。同図において、1は流入口1aおよび流出口1bを有する弁本体、2はこの弁本体1の上部に設けられた上蓋で、この上蓋2には弁軸4のロッド部4aが貫通して上下方向に摺動可能に支持されている。弁軸4の先端部にはバルブプラグ(弁体)3が設けられている。
また、弁軸4は、円筒状のプラグガイド5内で摺動自在に支持されるとともに、そのロッド部4aは上蓋2内に配設された軸封ユニット6にて液密性を保って支持されている。また、弁本体1の流入口1aおよび流出口1bとの間に位置する隔壁1cにはシートリング(弁座)7が設けられており、シートリング7は流体の流通口7aを有している。
また、プラグガイド5は、弁本体1内のシートリング7と対向する位置に設置され、上蓋2をボルト8で弁本体1に締め付けることによって、弁本体1に固定されている。また、シートリング7は、その外周にねじ山が形成されており、このねじ山を隔壁1cに設けられた開口部1c1の内壁に形成されているねじ溝に螺合することによって、弁本体1に取り付けられている。
実開平5−27442号公報
しかしながら、上述した従来の流量制御弁では、シートリング7を隔壁1cの開口部1c1に螺合するようにしているので、流体の流れに起因する振動や圧力変動,温度変化などによって、シートリング7が弛む虞があった。シートリング7が弛むと、バルブプラグ3がシートリング7に着座しても流体の流れを完全に遮断することができなくなってしまう。
また、シートリング7の弛みを防止するために、シートリング7を隔壁1cの開口部1c1に螺合した後に弁本体1とシートリング7とを点溶接することも行われている。しかしながら、このようにすると、シートリング7が摩耗するなどメンテナンスの必要が生じたときに、シートリング7を弁本体1から容易に取り外すことができなくなってしまう。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、メンテナンス性を犠牲にすることなく、シートリングの弛みを防止することができ、かつ流体の流れを整流することも可能な弁装置を提供することにある。
このような目的を達成するために本発明は、流体の流入口および流出口を有する弁本体と、この弁本体の流入口および流出口との間に位置する隔壁に設けられ流体の流通口を有するシートリングと、弁本体内のシートリングと対向する位置に設置され弁本体に固定された筒状のプラグガイドと、弁本体のシートリングと対向する位置に固定された筒状のプラグガイドと、このプラグガイドに摺動自在に嵌合保持された弁軸と、この弁軸の先端部に設けられこの弁軸と協働してシートリングの流通口を開閉するバルブプラグとを備えた弁装置において、シートリングのプラグガイドに対向する面に第1の係合孔を複数形成し、プラグガイドのシートリングに対向する面の前記第1の係合孔と対向する位置に第2の係合孔を複数形成し、シートリングとプラグガイドとの間にその一端を前記第1の係合孔にその他端を前記第2の係合孔に差し込んで柱状の連結部材を複数設け、連結部材は、一端と他端との間の中間部にシートリングの流通口を通過し弁本体の流出口に向かう流体の流れを整流する整流部を有することを特徴とする
この発明によれば、弁本体に固定されたプラグガイドに連結部材を介してシートリングが結合され、シートリングの弛みが防止される。また、シートリングが摩耗するなどメンテナンスの必要が生じたときには、プラグガイドとシートリングとの間の連結部材を取り外せばよく、弁本体からシートリングを容易に取り外すことができる。
また、本発明において、連結部材は、シートリングの弛みを防止するための部材として機能するだけではなく、流体の流れを整流する部材としても機能する。
本発明によれば、シートリングのプラグガイドに対向する面に第1の係合孔を複数形成し、プラグガイドのシートリングに対向する面に第2の係合孔を複数形成し、シートリングとプラグガイドとの間にその一端を第1の係合孔にその他端を第2の係合孔に差し込んで柱状の連結部材を複数設けるようにしたので、弁本体に固定されたプラグガイドに連結部材を介してシートリングが結合されるものとなり、メンテナンス性を犠牲にすることなく、シートリングの弛みを防止することが可能となる。
また、本発明によれば、連結部材は、一端と他端との間の中間部に、シートリングの流通口を通過し弁本体の流出口に向かう流体の流れを整流する整流部を有しているので、シートリングの弛みを防止するだけではなく、流体の流れを整流することも可能となる。
本発明に係る弁装置の参考例の要部を示す縦断面図である。 本発明に係る弁装置の一実施の形態に用いる連結部材を示す平面図および側面図である。 シートリングとプラグガイドとの間に図2に示した連結部材を複数設けた場合の連結部材の配置例を示す平面断面図である。 従来の弁装置の要部を示す縦断面図である。
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る弁装置の一実施の形態を説明する前の参考例の要部を示す縦断面図である。同図において、図4と同一符号は図4を参照して説明した構成要素と同一或いは同等構成要素を示し、その説明は省略する。
この弁装置では、シートリング7のプラグガイド5に対向する面7bに係合孔7cを形成し、プラグガイド5のシートリング7に対向する面5a(シートリング7の係合孔7cと対向する位置)に係合孔5bを形成し、シートリング7とプラグガイド5との間にその一端9aを係合孔7cにその他端9bを係合孔5bに差し込んで剛性の高い連結部材9を設けている。
この例において、シートリング7の係合孔7cは非貫通孔、プラグガイド5の係合孔5bは貫通孔とされており、連結部材9は柱状のピンとされている。また、弁本体1の隔壁1cの開口部1c1にシートリング7を螺合した後、連結部材9の一端9aをシートリング7の係合孔7cに差し込み、次に、連結部材9の位置とプラグガイド5の係合孔5bとの位置を合わせ、プラグガイド5を落とし込みながらその係合孔5bに連結部材9の他端9bを差し込み、上蓋2をボルト8で弁本体1に締め付けることによって、プラグガイド5を弁本体1に固定している。
このような取付構造とすることによって、この参考例では、弁本体1に固定されたプラグガイド5に連結部材9を介してシートリング7が結合されるものとなり、シートリング7の弛みが防止される。すなわち、この参考例において、シートリング7は隔壁1cの開口部1c1に螺合されているが、弁本体1に固定されたプラグガイド5に剛性の高い連結部材9を介して結合されているので、流体の流れに起因する振動や圧力変動,温度変化などによって、シートリング7が弛んで回ってしまうということがなくなる。
また、シートリング7が摩耗するなどメンテナンスの必要が生じたときには、プラグガイド5とシートリング7との間の連結部材9を取り外せばよく、弁本体1からシートリング7を容易に取り外すことができる。また、シートリング7を弁本体1に点溶接する従来の方法では、分解時に溶接部を削るなど時間がかかるものであったが、この参考例ではプラグガイド5とシートリング7との間の連結部材9を取り外すのみでよいので、分解にかかる時間も短縮することができる。
なお、上述した参考例では、連結部材9を1つとしたが、同様にして連結部材9を複数個設けるようにしてもよい。また、上述した参考例では、連結部材9をピンとしたが、本発明に係る弁装置の一実施の形態では、例えば、図2に連結部材の一例を符号10で示すように、連結部材10の一端10aおよび他端10bを小径の係合軸とし、この一端10aおよび他端10bとの間の中間部(胴部)10cの連結部材10の軸方向に直交する断面を楕円形とする。
図3にシートリング7とプラグガイド5との間に連結部材10を複数設けた場合の連結部材10の配置例を示す。この例では、弁本体1の流出口1bに向かう流体の流れを円滑に案内するように、各連結部材10の中間部10cの楕円形の長径方向の向きを少しずつ変えて配置している。これにより、連結部材10の楕円形の中間部10cを整流部として、シートリング7の流通口7aを通過し弁本体1の流出口1bに向かう流体の流れが整流され、より大きな流量を得ることができる。
なお、連結部材10の中間部10cの断面形状は、シートリング7の流通口7aを通過し弁本体1の流出口1bに向かう流体の流れを整流することができればよく、流線形などとしてもよい。
本発明の弁装置は、各種の被制御流体の流量制御を行う制御弁として、プロセス制御など様々な分野で利用することが可能である。
1…弁本体、1a…流入口、1b…流出口、1c…隔壁、1c1…開口部、2…上蓋、3…バルブプラグ(弁体)、4…弁軸、4a…ロッド部、5…プラグガイド、5a…面(シートリングに対向する面)、5b…係合孔(第2の係合孔)、7…シートリング(弁座)、7a…流通口、7b…面(プラグガイドに対向する面)、7c…係合孔(第1の係合孔)、8…ボルト、9,10…連結部材、9a,10a…一端、9b,10b…他端、10c…中間部。

Claims (2)

  1. 流体の流入口および流出口を有する弁本体と、この弁本体の前記流入口および前記流出口との間に位置する隔壁に設けられ前記流体の流通口を有するシートリングと、前記弁本体内の前記シートリングと対向する位置に設置され前記弁本体に固定された筒状のプラグガイドと、このプラグガイドに摺動自在に嵌合保持された弁軸と、この弁軸の先端部に設けられこの弁軸と協働して前記シートリングの流通口を開閉するバルブプラグとを備えた弁装置において、
    前記シートリングは、
    前記プラグガイドに対向する面に第1の係合孔を複数有し、
    前記プラグガイドは、
    前記シートリングに対向する面の前記第1の係合孔と対向する位置に第2の係合孔を複数有し、
    前記シートリングと前記プラグガイドとの間にその一端を前記第1の係合孔にその他端を前記第2の係合孔に差し込んで柱状の連結部材が複数設けられ、
    前記連結部材は、
    前記一端と前記他端との間の中間部に前記シートリングの流通口を通過し前記弁本体の流出口に向かう前記流体の流れを整流する整流部を有する
    ことを特徴とする弁装置。
  2. 請求項1に記載された弁装置において、
    前記連結部材は、
    前記連結部材の軸方向に直交する断面が楕円形あるいは流線形とされている
    ことを特徴とする弁装置。
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