JP3773013B2 - 紙幣回収装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技機に隣接して玉貸し機が配置されており、該玉貸し機の紙幣投入部に投入された紙幣をスタッカー本体に収納するようにした紙幣回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の紙幣回収装置としては、例えば、多数の遊技機を並べて遊技機島が構成され、隣り合う遊技機の間に玉貸し機が介装され、遊技機島の内部に紙幣回収装置が設けられ、紙幣回収装置は、遊技機島内部に張られるベルトと、そのベルトを挟むように取り付けられる一対の搬送ローラーとを有しており、その搬送ローラーが紙幣をベルトに押付けて、紙幣が一定方向に搬送されるように成っている。遊技機島の玉貸し機の識別機でその真偽の識別がされた紙幣を、紙幣回収装置に送込むためにチュート装置が必要となっている。また、このチュート装置を駆動するための動力も必要になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の紙幣回収装置では、チュート装置用の動力を得るために、ベルトに動力用のローラーを押付けて回転駆動可能にし、動力用のローラーの回転力を動力伝達用のベルトで取り出すというような複雑な機構が必要になり、また、動力用のローラーは、強い力でベルトと接触する必要があり、反対側にも同じ力で押し返す押返ローラーが必要なため、玉貸し機が表裏同じ位置にある場合は押返ローラーの取付は比較的容易であるが、同じ位置にない場合は押返ローラーの取付は非常に難しく、組立工数が大幅にかかり、コストが嵩む。
【0004】
一方、最近の遊技機島のように、玉貸し機以外に種々な装置が遊技機の横に付くようになると、玉貸し機の位置は完全にずれてしまい、表裏同じ位置に玉貸し機を設置するのが非常に難しい状態になっている。また、チュート装置自体の取り付け位置が一定していないので、動力用のローラーおよび、押返ローラー相互の位置においても寸法合わせが必要であり、組立工数がさらにかかり、コストが嵩むという問題点があった。
【0005】
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたもので、遊技機島における玉貸し機の位置に関係なく、簡易な構成により紙幣を回収可能にして、コストを低減することができるようにした紙幣回収装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]遊技機(12)に隣接して玉貸し機(20)が配置されており、該玉貸し機(20)の紙幣投入部(22)に投入された紙幣をスタッカー本体(40)に収納するようにした紙幣回収装置(30)において、
前記紙幣回収装置(30)は、紙幣搬入ガイド(31)、紙幣搬出レバー(132)、紙幣受部材(42)、紙幣押込レバー(44)および、シャッター(51)を備え、
前記紙幣搬入ガイド(31)は、前記投入された紙幣を搬入位置に案内し、
前記紙幣搬出レバー(132)は、回動することにより、前記搬入位置に案内された紙幣に掛止して該紙幣を搬出位置に搬送する動作を繰り返し可能に構成されており、
前記紙幣受部材(42)は、前記スタッカー本体(40)の入口と奥部との間の待機位置と、奥部側の押込み位置に移動可能に支持され、前記入口側へ移動する方向へ付勢されており、
前記紙幣押込レバー(44)は、前記搬出位置に搬送された紙幣を前記待機位置にある紙幣受部材(42)側に押し付けるとともに、前記紙幣受部材(42)と共に紙幣を前記待機位置から前記押込み位置に押し込み、
前記シャッター(51)は、前記紙幣受部材(42)と共に前記押込み位置へ移動しようとする紙幣を通過可能に、かつ、該通過して、前記紙幣受部材(42)の付勢力により前記入口側へ移動しようとする紙幣および紙幣受部材(42)を通過不能にして前記待機位置に拘束することを特徴とする紙幣回収装置(30)
【0008】
[2]遊技機(12)を多数並べて遊技機(12)島が構成され、隣り合う遊技機(12)の間に玉貸し機(20)が介装されており、該玉貸し機(20)の紙幣投入部(22)に投入された紙幣を遊技機(12)島の端部に搬送して、遊技機(12)島の端部に配設されたスタッカー本体(40)に収納するようにした紙幣回収装置(30)において、
前記紙幣回収装置(30)は、紙幣搬入ガイド(31)および、紙幣搬出手段(130)を備え、
前記紙幣搬入ガイド(31)は、前記投入された紙幣を搬入位置に案内し、
前記紙幣搬出手段(130)は、前記搬入位置に案内された紙幣に掛止して該紙幣を搬出位置に搬送する動作を繰り返し可能に構成されており、
前記紙幣搬出手段(130)は、搬送用チェーン(131)、紙幣搬出レバー(132)、押さえレバー(133)および、カム部材(134)を有し、
前記搬送用チェーン(131)は、一対のスプロケット(135)に巻き掛けられた無端のチェーンにより構成され、前記スタッカー本体(40)が配された搬出位置の近傍に延ばされており、
前記紙幣搬出レバー(132)は、前記搬入位置に案内された紙幣に掛止可能に前記搬送用チェーン(131)に支持されており、
前記押さえレバー(133)は、前記紙幣搬出レバー(132)側に閉じて紙幣を挟持する閉じ位置と、前記紙幣搬出レバー(132)側から開いて紙幣を開放する開き位置とに変位可能に前記搬送用チェーン(131)に支持されており、前記押さえレバー(133)は、前記紙幣搬出レバー(132)側に閉じる方向へ付勢されており、
前記カム部材(134)は、前記搬入位置に案内された紙幣を挟持すべく前記押さえレバー(133)を付勢力により前記開き位置から前記閉じ位置に変位させる開閉用のカム部(136)を有していることを特徴とする紙幣回収装置(30)
【0009】
[3]遊技機(12)を多数並べて遊技機(12)島が構成され、隣り合う遊技機(12)の間に玉貸し機(20)が介装されており、該玉貸し機(20)の紙幣投入部(22)に投入された紙幣を遊技機(12)島の端部に搬送して、遊技機(12)島の端部に配設されたスタッカー本体(40)に収納するようにした紙幣回収装置(30)において、
前記紙幣回収装置(30)は、紙幣搬入ガイド(31)、紙幣搬出手段(130)、紙幣受部材(42)、紙幣押込レバー(44)および、シャッター(51)を備え、
前記紙幣搬入ガイド(31)は、前記投入された紙幣を搬入位置に案内し、
前記紙幣搬出手段(130)は、前記搬入位置に案内された紙幣に掛止して該紙幣を搬出位置に搬送する動作を繰り返し可能に構成されており、
前記紙幣受部材(42)は、前記スタッカー本体(40)の入口と奥部との間の待機位置と、奥部側の押込み位置に移動可能に支持され、前記入口側へ移動する方向へ付勢されており、
前記紙幣押込レバー(44)は、前記搬出位置に搬送された紙幣を前記待機位置にある紙幣受部材(42)側に押し付けるとともに、前記紙幣受部材(42)と共に紙幣を前記待機位置から前記押込み位置に押し込み、
前記シャッター(51)は、前記紙幣受部材(42)と共に前記押込み位置へ移動しようとする紙幣を通過可能に、かつ、該通過して、前記紙幣受部材(42)の付勢力により前記入口側へ移動しようとする紙幣および紙幣受部材(42)を通過不能にして前記待機位置に拘束し、
前記紙幣搬出手段(130)は、搬送用チェーン(131)、紙幣搬出レバー(132)、押さえレバー(133)および、カム部材(134)を有し、
前記搬送用チェーン(131)は、一対のスプロケット(135)に巻き掛けられた無端のチェーンにより構成され、前記スタッカー本体(40)が配された搬出位置の近傍に延ばされており、
前記紙幣搬出レバー(132)は、前記搬入位置に案内された紙幣に掛止可能に前記搬送用チェーン(131)に支持されており、
前記押さえレバー(133)は、前記紙幣搬出レバー(132)側に閉じて紙幣を挟持する閉じ位置と、前記紙幣搬出レバー(132)側から開いて紙幣を開放する開き位置とに変位可能に前記搬送用チェーン(131)に支持されており、前記押さえレバー(133)は、前記紙幣搬出レバー(132)側に閉じる方向へ付勢されており、
前記カム部材(134)は、前記搬入位置に案内された紙幣を挟持すべく前記押さえレバー(133)を付勢力により前記開き位置から前記閉じ位置に変位させる開閉用のカム部(136)を有していることを特徴とする紙幣回収装置(30)
【0010】
[4]前記紙幣搬出レバー(132)は、紙幣に掛止可能な起立姿勢と、倒伏姿勢とに起倒可能に前記搬送用チェーン(131)に支持されており、
前記カム部材(134)は、前記スタッカー本体(40)側から戻る搬送用チェーン(131)の戻り側では、前記押さえレバー(133)の付勢力に抗して、前記紙幣搬出レバー(132)を前記起立姿勢から前記倒伏姿勢に倒伏させる倒伏用のカム部(137)を有していることを特徴とする[2]または[3]記載の紙幣回収装置(30)
【0013】
[1]項記載の紙幣回収装置では、
紙幣が搬出位置に搬送されたとき、紙幣受部材(42)は、スタッカー本体(40)の入口と奥部との間の待機位置にあり、紙幣押込レバー(44)はスタッカー本体(40)から離れた位置にある。
【0014】
次に、紙幣押込レバー(44)は、搬出位置に搬送された紙幣を待機位置にある紙幣受部材(42)側に押し付けるとともに、紙幣受部材(42)と共に紙幣を待機位置から押込み位置に押し込む。このとき、シャッター(51)は、紙幣受部材(42)と共に前記押込み位置へ移動しようとする紙幣を通過させる。
【0015】
次に、紙幣押込レバー(44)が原位置に戻ろうとすると、紙幣受部材(42)がスタッカー本体(40)の入口側へ戻る方向へ付勢されてるため、紙幣も入口側へ戻ろうとする。このとき、シャッター(51)が入口側へ戻ろうとする紙幣および紙幣受部材(42)を通過不能にして前記待機位置に拘束する。それにより、紙幣受部材(42)上に押し込まれた紙幣が積み重なるようになる。
【0016】
紙幣搬出レバー(132)の搬送動作の繰り返し、および、紙幣押込レバー(44)の押込み動作の繰り返しにより、紙幣がスタッカー本体(40)の内部に積み重ねられた状態で収納されるようになり、チュート装置などが不要になり、簡単な構成で、紙幣の搬送処理ができる。
【0017】
[2]項記載の紙幣回収装置(30)では、
搬入位置に搬入された紙幣を搬出位置に搬送するための紙幣搬出手段(130)は、搬送用チェーン(131)、紙幣搬出レバー(132)、押さえレバー(133)および、カム部材(134)を有している。
【0018】
搬送用チェーン(131)が駆動すると、搬送用チェーン(131)に支持された紙幣搬出レバーが、搬入位置に案内された紙幣に掛止するとともに、押さえレバー(133)が付勢力により開き位置から閉じ位置に変位して、紙幣搬出レバーと押さえレバー(133)とが搬入位置に案内された紙幣を挟持する。それにより、紙幣は、安定して搬出位置に搬送される。
【0019】
紙幣搬出レバー(132)の搬送動作の繰り返しにより、紙幣が確実に搬出位置に送られるようになり、チュート装置などが不要になり、簡単な構成で、紙幣の搬送処理ができる。
【0020】
また、搬送用チェーン(131)を設けることにより、遊技機(12)島が長い場合でも、紙幣の搬送処理ができる。長い距離を紙幣搬出レバー(132)のみが紙幣を引っ掛けて搬送すると、搬送途中で紙幣がずれて安定性を失うおそれがあるので、紙幣のずれを防止するために押さえレバー(133)が取付けられており、紙幣搬出レバー(132)に引っ掛けた紙幣を紙幣搬出レバー(132)と押さえレバー(133)とにより挟んでずれないようにすることができる。
【0021】
[3]項記載の紙幣回収装置(30)では、
紙幣が搬出位置に搬送されると、紙幣がスタッカー本体(40)側に受け渡される。
紙幣が搬出位置に搬送されると、カム部材(134)が付勢力に抗して押さえレバー(133)を、閉じ位置から開き位置に変位させ、押さえレバー(133)が、紙幣搬出レバー(132)側から開いて、紙幣が開放されるようにしてもよい。
【0022】
紙幣が搬出位置に搬送されたとき、紙幣受部材(42)は、スタッカー本体(40)の入口と奥部との間の待機位置にあり、紙幣押込レバー(44)はスタッカー本体(40)から離れた位置にある。
【0023】
次に、紙幣押込レバー(44)は、搬出位置に搬送された紙幣を待機位置にある紙幣受部材(42)側に押し付けるとともに、紙幣受部材(42)と共に紙幣を待機位置から押込み位置に押し込む。このとき、シャッター(51)は、紙幣受部材(42)と共に前記押込み位置へ移動しようとする紙幣を通過させる。
【0024】
次に、紙幣押込レバー(44)が原位置に戻ろうとすると、紙幣受部材(42)がスタッカー本体(40)の入口側へ戻る方向へ付勢されてるため、紙幣も入口側へ戻ろうとする。このとき、シャッター(51)が入口側へ戻ろうとする紙幣および紙幣受部材(42)を通過不能にして前記待機位置に拘束する。それにより、紙幣受部材(42)上に押し込まれた紙幣が積み重なるようになる。
【0025】
紙幣搬出レバー(132)の搬送動作の繰り返し、および、紙幣押込レバー(44)の押込み動作の繰り返しにより、紙幣がスタッカー本体(40)の内部に積み重ねられた状態で収納されるようになり、チュート装置などが不要になり、簡単な構成で、紙幣の搬送処理ができる。
【0026】
また、搬送用チェーン(131)を設けることにより、遊技機(12)島が長い場合でも、紙幣の搬送処理ができる。長い距離を紙幣搬出レバー(132)のみが紙幣を引っ掛けて搬送すると、搬送途中で紙幣がずれて安定性を失うおそれがあるので、紙幣のずれを防止するために押さえレバー(133)が取付けられており、紙幣搬出レバー(132)に引っ掛けた紙幣を紙幣搬出レバー(132)と押さえレバー(133)とにより挟んでずれないようにすることができる。
【0027】
[4]項記載の紙幣回収装置(30)では、
カム部材(134)の倒伏用のカム部(137)が、スタッカー本体(40)側から戻る搬送用チェーン(131)の戻り側で、押さえレバー(133)の付勢力に抗して、紙幣搬出レバー(132)を起立姿勢から倒伏姿勢に倒伏させるので、紙幣搬出レバー(132)を不必要に起立姿勢にしないで、紙幣搬出手段(130)を小型にすることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の第1実施の形態を説明する。
図1〜図11は本発明の第1実施の形態を示している。
図1は、本発明の第1実施の形態に係る紙幣回収装置の背面図である。図2は、同じく遊技機島の背面図である。図3は、同じく遊技機島の側面図である。図4は、同じく紙幣回収装置の側面図である。
【0029】
図1から図4に示すように、本遊技機島10は、1台の遊技機12から構成される単島であり、遊技機12に玉貸し機20が隣接して設置されている。玉貸し機20の奥部には紙幣回収装置30が配設されている。
【0030】
玉貸し機20は、紙幣を投入する紙幣挿入口が開設された紙幣投入部22および、紙幣の真偽を判別する紙幣識別部23を有している。紙幣識別部23に連続して、紙幣を横長の紙面を略垂直にした状態で搬入位置に案内するための紙幣搬入ガイド31が設けられている。紙幣搬入ガイド31の側方には紙幣を収納するためのスタッカー本体40が設けられている。紙幣搬入ガイド31の終端には紙幣が搬入位置に搬入されたことを検出するための紙幣検出センサ(図示省略)が設けられている。
【0031】
紙幣の長手方向の中央部を掛止して紙幣を搬入位置から横長の紙面を水平にした状態でスタッカー本体40側の搬出位置に搬出するための紙幣搬入レバー32は、搬入位置および搬出位置を含む回転軌道を描くように軸支されている。紙幣搬入レバー32の基端部32aが駆動モータ33に連結されている。
【0032】
スタッカー本体40の側壁には紙幣搬入レバー32の回転を確保するための開口41が形成されている。スタッカー本体40内には、紙幣受部材42は、スタッカー本体の上部である入口と下部である奥部との間の待機位置と、奥部側の押込み位置に移動可能に支持されている。紙幣受部材42の下方には圧縮ばね43が配され、圧縮ばね43により、紙幣受部材42が戻る方向(上方)へ付勢されている。
【0033】
紙幣押込レバー44は、搬出位置に搬送された紙幣を待機位置にある紙幣受部材42側に押し付けるとともに、紙幣受部材42と共に紙幣を待機位置から押込み位置に押し込むものであり、紙幣押込レバー44の両端部がスタッカー本体40の正面壁および背面壁の案内溝40aに上下移動可能に案内支持されている。
【0034】
スタッカー本体40の正面壁および背面壁には、上下一対の案内プーリ45がそれぞれ支持され、一対の案内プーリ45にベルト46が巻き掛けられ、正面側のベルト46が紙幣押込レバー44の正面側の端部に係着され、背面側のベルト46が紙幣押込レバー44の背面側の端部に係着されている。また、上側の案内プーリ45は、ベルト47で正逆モータ48に連結されている。
【0035】
シャッター51は、紙幣受部材42と共に押込み位置へ移動しようとする紙幣を通過可能に、かつ、通過して圧縮ばね43の付勢力により上方へ戻ろうとする紙幣および紙幣受部材42を通過不能にして待機位置に拘束するものである。シャッター51は、長尺の平板形状に成形され、その側縁部がスタッカー本体40の両側壁の内壁側に支持されている。シャッター51は、水平姿勢と垂下姿勢とに揺動可能に枢着され、水平姿勢に揺動する方向に付勢されている。
【0036】
次に作用を説明する。
紙幣搬入レバー32は、図8に示す位置に停止している。玉貸し機20の紙幣投入部22に紙幣が投入され、紙幣識別部23が紙幣を真と判断すると、紙幣が紙幣搬入ガイド31に案内され、搬入位置にセットされる。紙幣検出センサ(図示省略)が搬入位置にセットされた紙幣を検出すると、駆動モータ33が回動し、紙幣搬出レバー32が回動し、図9に示す位置に回動した時、紙幣押込レバー44が下降を開始し、図10に示す位置に回動したときに、紙幣押込レバー44が紙幣を押し込み開始する。
【0037】
紙幣押込レバー44は、紙幣を待機位置の紙幣受部材42に押し付け、さらに、圧縮ばね43の付勢力に抗して、紙幣および紙幣受部材42を押込み位置に押し込む(図5および図6参照)。
【0038】
紙幣受部材42がシャッター51を通過するとき、図5に示すように、紙幣受部材42の縁部がシャッター51に引っ掛かって、撓んだ状態になって通過する。紙幣がシャッター51を完全に通過すると、図6に示すように、撓んだ状態から平らな状態に戻る。
【0039】
さらに、紙幣搬入レバー32が回動し、紙幣押込レバー44が元の位置に上昇を開始すると、紙幣および紙幣受部材42は、圧縮ばね43の付勢力により上昇し、やがて、シャッター51に当接して、拘束され、紙幣はシャッター51と紙幣受部材42とに挟まれた状態でスタッカー本体40内に収納される(図7参照)。
【0040】
このような動作が繰り返されることで、紙幣が積み重なって束になり、束ねられた紙幣は、ワンタッチでスタッカー本体40から取り出し回収がすることができる。また、図11(a)〜(c)に示すように、シャッター51は、紙幣が重なって通過する際には、付勢力に抗して揺動し、通過した後に付勢力により復帰するようになる。
【0041】
本実施の形態に係る紙幣回収装置では、部品点数も少なく、簡単な構成になり、コストを低減することができる。
次に、本発明に係る第2実施の形態について説明する。図12〜図21は、本発明に係る第2実施の形態を示している。
【0042】
図12は、本発明の第2実施の形態に係る遊技機島の背面図である。図13は、同じく遊技機島の側面図である。図14は同じく遊技機島の平面図である。図15は同じく紙幣回収装置の背面図である。図16は同じく紙幣回収装置の平面図である。図17は同じく搬送用チェーンの部分背面図である。図18は同じく搬送用チェーンの部分平面図である。
【0043】
第2実施の形態では、単島に対して長い遊技機島10に適用したものであり、図12〜図18に示すように、遊技機12が多数並べられ、隣り合う遊技機12の間には玉貸し機20が介装されている。遊技機島10の一端部には、スタッカー本体40が配されている。
【0044】
スタッカー本体40の構成は、第1実施の形態とほぼ同じ構成であり、以下、紙幣を搬入位置から搬出位置へ搬送するための紙幣搬出手段130を中心に説明する。
【0045】
紙幣搬出手段130は、搬送用チェーン131、紙幣搬出レバー132、押さえレバー133および、カム部材134を有している。搬送用チェーン131は、一対のスプロケット135に巻き掛けられた無端のチェーンにより構成され、遊技機島10の一端部(スタッカー本体40が配されている)近傍からその他端部近傍に延ばされている。
【0046】
紙幣搬出レバー133は、前記搬入位置に案内された紙幣に掛止可能に搬送用チェーン131にその複数が支持されている。各押さえレバー133は、搬送用チェーン131から立ち上がった起立姿勢と、搬送用チェーン131に沿って倒れた倒伏姿勢とに揺動可能に支持されている。
【0047】
押さえレバー133は、紙幣搬出レバー132と対に成っていて、紙幣搬出レバー132側に閉じて紙幣を挟持する閉じ位置と、紙幣搬出レバー132側から開いて紙幣を開放する開き位置とに変位可能に搬送用チェーン131に支持されている。また、押さえレバー133は、紙幣搬出レバー132側に閉じる方向へ付勢されており、その付勢力により、押さえレバー133は紙幣搬出レバー132を起立姿勢に起き上がらせようとする。
【0048】
カム部材134は、搬送用チェーン131が包囲する内部空間に配され、開閉用のカム部136および、倒伏用のカム部137を有している。開閉用のカム部136は、搬送用チェーン131の往き側(スタッカー本体40に進む側)に下方から面していて、押さえレバー133の通過経路上に位置していて、紙幣搬出レバー132の通過経路からは外れている。
【0049】
開閉用のカム部136は、山部136aと谷部136bとから成る。押さえレバー133は、山部136aでは拘束され、付勢力に抗して開き位置に変位し、搬入位置に搬入された紙幣の下方を通過し、あるいは、搬出位置に搬送された紙幣を開放する。また、押さえレバー133は、谷部136bでは拘束解除され、付勢力により閉じ位置に変位し、搬入位置に案内された紙幣を挟持する。押さえレバー133は、山部136aに係脱する被係合端133aを有している。
【0050】
カム部材134の倒伏用のカム部137は、搬送用チェーン131の戻り側(スタッカー本体40から戻る側)に上方から面していて、押さえレバー133の付勢力に抗して、紙幣搬出レバー132を起立姿勢から倒伏姿勢に倒伏させる。紙幣搬出レバー132は倒伏用のカム部137上を摺動する被押動端132aを有している。
【0051】
また、図14に示すように、表裏の遊技機島10の各玉貸し機20から、紙幣搬入ガイド31が搬送用チェーン131の搬送経路上の各搬入位置に延ばされている。それにより、一つの紙幣搬出手段130により、表裏の遊技機島10の各玉貸し機20からの投入紙幣の回収処理が可能になる。
【0052】
次に、図15および図19を用いて第2実施の形態の作用を説明する。
紙幣を搬入位置に搬入する動作および、紙幣をスタッカー本体40に収納する動作は、第1実施の形態とほぼ同じであり、省略する。
【0053】
搬送用チェーン131の往き側において、押さえレバー133は、閉じ位置にあって紙幣搬出レバー132を起こしていて、紙幣搬出レバー132は起立姿勢にある。
【0054】
搬入位置の手前では、押さえレバー133の被係合端133aが開閉用のカム部136の山部136aに乗り上がって、押さえレバー133は、開き位置に揺動し、搬入位置に搬入された紙幣の下側を通過する。搬入位置を通過すると、押さえレバー133の被係合端133aが開閉用のカム部136の山部136aから外れ、谷部136bから拘束されなくなり、押さえレバー133が閉じ位置に揺動して、起立姿勢にある紙幣搬出レバー132が引っかけた紙幣を紙幣搬出レバー132と押さえレバー133とで挟むようになる。紙幣は、挟まれた安定した状態でずれることなくスタッカー本体40側の搬出位置に搬送される。
【0055】
この搬送時、紙幣は紙幣の長手方向の中央を挟んだ状態でその両端部を後方に反らせた二つ折り状態になる。この様にして、紙幣の搬送中、前方に搬入位置があると、同様に、押さえレバー133が開き位置に揺動し、その搬入位置を通過すると再び閉じ位置に揺動する。各搬入位置に紙幣が搬入されているか否かに関係なく、この開閉動作を繰り返す。それにより、各搬入位置に存在する紙幣を回収していく。
【0056】
紙幣を搬出位置に移動し、前述した第1実施の形態の動作とほぼ同じ動作で、紙幣をスタッカー本体40側に渡す。搬送用チェーン131の戻り側では、紙幣搬出レバー132の被押動端132aが倒伏用のカム部137に乗り上がって、起立姿勢から倒伏姿勢に倒れる。このとき、押さえレバー133も付勢力に抗して開き位置に揺動する。すなわち、紙幣搬出レバー132および、押さえレバー133は、倒れた状態で送られる。搬送用チェーン131の戻り側の終端(スプロケット付近)では紙幣搬出レバー132は、起立姿勢に復帰する。
【0057】
本第2実施の形態では、表裏の遊技機島10の各玉貸し機20が、表裏でどのような位置ずれ関係にあっても、玉貸し機20の各搬入位置が、搬送用チェーン131の搬送経路上で異なるだけであり、表裏の遊技機島10の各玉貸し機20からの投入紙幣を問題なく回収可能である。
【0058】
次に、図20および図21に基づき本第2実施の形態の作用を説明する。
図20において、搬送用チェーン131の作動中に、位置検出センサ(図示省略)が紙幣搬出レバー132が搬入位置の手前の所定位置に移動したかを繰り返し判断する(ステップS101)。紙幣搬出レバー132が所定位置に移動すると、紙幣識別部23が作動中かを判断し(ステップS102)、紙幣識別部23が作動中でなければ、搬送用チェーン131は停止することなく、作動を継続し(ステップS103)、やがて、押さえレバー133の被係合端133aが開閉用のカム部136の山部136aに乗り上がって、押さえレバー133は、開き位置に揺動し(ステップS104)、搬入位置に紙幣が搬入していれば、その紙幣の下側を通過し、通過すると、押さえレバー133の被係合端133aが開閉用のカム部136の山部136aから外れ、谷部136bから拘束されなくなり、押さえレバー133が閉じ位置に揺動し、紙幣が搬入していれば、起立姿勢にある紙幣搬出レバー132が紙幣を引っかけ(ステップS105)、引っかけた紙幣を紙幣搬出レバー132と押さえレバー133とが挟むようになる(ステップS106)。
【0059】
すなわち、搬入位置に紙幣が搬入されているか否かに関係なく、押さえレバー133は開閉動作を繰り返し、また、既に紙幣搬出レバー132が紙幣を引っかけている場合であっても、紙幣搬出レバー132は新たな紙幣を引っかけ、紙幣搬出レバー132と押さえレバー133とは紙幣を重ねた状態で挟み込むようになる。
【0060】
一方、ステップS102において、紙幣識別部23が作動中であれば、搬送用チェーン131が停止し(ステップS107)、紙幣検出センサ(図示省略)が搬入位置(紙幣搬入ガイド31の終端位置)に搬入された紙幣を繰り返し検出し(ステップS108)、紙幣が搬入位置に搬入されれば、搬送用チェーン131が作動する(ステップS103)。
【0061】
次に、図21に基づき、搬送用チェーン131に2以上の紙幣搬出レバー132を支持した場合の作用について説明する。
【0062】
図21において、搬送用チェーン131の作動中に、位置検出センサ(図示省略)は、紙幣搬出レバー132が搬入位置の手前の所定位置に移動したかを繰り返し検出し(ステップS201)、紙幣搬出レバー132が所定位置に移動すると、紙幣識別部23が作動中かを判断し(ステップS202)、紙幣識別部23が作動中でなければ、搬入位置(紙幣搬入ガイド31の終端位置)に紙幣が搬入開始後であるかを判断し(ステップS203)、紙幣の搬入開始後でなければ、紙幣の搬入を一時停止する(ステップS204)。つぎに、紙幣搬出レバー132が搬入位置(紙幣搬入ガイド31の設置位置)を通過したかを判断し(ステップS205)、紙幣搬出レバー132が搬入位置を通過すれば、紙幣の搬入を開始し(ステップS206)、ステップS201に戻る。
【0063】
一方、ステップS202において、紙幣識別部23が作動中でなければ、ステップS208に移行し、あるいは、ステップS203において、紙幣の搬入が開始された後であれば、紙幣の搬入の終了を繰り返し検出し(ステップS207)、紙幣の搬入が終了すれば、ステップS208に移行する。
【0064】
次に、ステップS208からステップS210において、押さえレバー133の被係合端133aが開閉用のカム部136の山部136aに乗り上がって、押さえレバー133は、開き位置に揺動し、搬入位置に紙幣が搬入していれば、その紙幣の下側を通過し、通過すると、押さえレバー133の被係合端133aが開閉用のカム部136の山部136aから外れ、谷部136bから拘束されなくなり、押さえレバー133が閉じ位置に揺動し、紙幣が搬入していれば、起立姿勢にある紙幣搬出レバー132が紙幣を引っかけ、引っかけた紙幣を紙幣搬出レバー132と押さえレバー133とが挟むようになる。次に、ステップS201に戻る。
【0065】
なお、前記実施の形態では、開閉用のカム部136が固定式のものを示したが、開閉用のカム部136をソレノイドで動かすことにより、搬入位置に紙幣が存在しない所では押さえレバー133を、作動させずに通過させることができる。
【0066】
また、搬送用チェーン131の連結軸は一定方向だけについており、そのために搬送用チェーン131の曲る方向は2次元に限られるが、該連結軸の軸方向と直交する方向を軸とする新たな連結軸を設けることにより、3次元に曲げられるようになり、変形島への対応が可能となる。
【0068】
【発明の効果】
請求項に係る発明によれば、紙幣搬出レバーの搬送動作の繰り返し、および、紙幣押込レバーの押込み動作の繰り返しにより、紙幣がスタッカー本体の内部に積み重ねられた状態で収納されるようになり、チュート装置などが不要になり、簡単な構成で、紙幣の搬送処理ができ、コストを低減することができる。
【0069】
請求項に係る発明によれば、玉貸し機がどのような位置にきても、搬送用チェーンに支持された紙幣搬出レバーが紙幣を引っかけ、引っかけられた紙幣を紙幣搬出レバーと押さえレバーとが挟んで安定して遊技機島の端部の搬出位置に搬出するので、遊技機島において、玉貸し機がどのような位置にあっても、紙幣の回収処理に簡単に対応することができる。また、搬送用チェーンを延ばしさえすれば、どのような長い遊技機島でも、容易に対処することができる。
【0070】
請求項に係る発明によれば、紙幣搬出レバーの搬送動作の繰り返し、および、紙幣押込レバーの押込み動作の繰り返しにより、紙幣がスタッカー本体の内部に積み重ねられた状態で収納されるようになり、チュート装置などが不要になり、簡単な構成で、紙幣の搬送処理ができ、コストを低減することができる。
【0071】
請求項に係る発明によれば、カム部材の倒伏用のカム部が、スタッカー本体側から戻る搬送用チェーンの戻り側で、押さえレバーの付勢力に抗して、紙幣搬出レバーを起立姿勢から倒伏姿勢に倒伏させるので、紙幣搬出レバーを不必要に起立姿勢にしないで、紙幣搬出手段を小型にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に係る紙幣回収装置の背面図である。
【図2】本発明の第1実施の形態に係る遊技機島の背面図である。
【図3】本発明の第1実施の形態に係る遊技機島の側面図である。
【図4】本発明の第1実施の形態に係る紙幣回収装置の側面図である。
【図5】本発明の第1実施の形態に係る紙幣回収装置の作用説明図である。
【図6】本発明の第1実施の形態に係る紙幣回収装置の作用説明図である。
【図7】本発明の第1実施の形態に係る紙幣回収装置の作用説明図である。
【図8】本発明の第1実施の形態に係る紙幣回収装置の作用説明図である。
【図9】本発明の第1実施の形態に係る紙幣回収装置の作用説明図である。
【図10】本発明の第1実施の形態に係る紙幣回収装置の作用説明図である。
【図11】本発明の第1実施の形態に係るシャッターの作用説明図である。
【図12】本発明の第2実施の形態に係る遊技機島の背面図である。
【図13】本発明の第2実施の形態に係る遊技機島の側面図である。
【図14】本発明の第2実施の形態に係る遊技機島の平面図である。
【図15】本発明の第2実施の形態に係る紙幣回収装置の背面図である。
【図16】本発明の第2実施の形態に係る紙幣回収装置の平面図である。
【図17】本発明の第2実施の形態に係る搬送用チェーンの部分背面図である。
【図18】本発明の第2実施の形態に係る搬送用チェーンの部分平面図である。
【図19】本発明の第2実施の形態に係る紙幣回収装置の作用説明図である。
【図20】本発明の第2実施の形態に係る紙幣回収装置のフロー図である。
【図21】本発明の第2実施の形態に係る紙幣回収装置のフロー図である。
【符号の説明】
10…遊技機島
12…遊技機
20…玉貸し機
22…紙幣投入部
23…紙幣識別部
30…紙幣回収装置
31…紙幣搬入ガイド
32…紙幣搬入レバー
33…駆動モータ
40…スタッカー本体
40a…案内溝
41…開口
42…紙幣受部材
43…圧縮ばね
44…紙幣押込レバー
45…案内プーリ
46…ベルト
47…ベルト
48…正逆モータ
51…シャッター
130…紙幣搬出手段
131…搬送用チェーン
132…紙幣搬出レバー
132a…被押動端
133…押さえレバー
133a…被係合端
134…カム部材
135…スプロケット
136…開閉用のカム部
136a…山部
136b…谷部
137…倒伏用のカム部

Claims (4)

  1. 遊技機(12)に隣接して玉貸し機(20)が配置されており、該玉貸し機(20)の紙幣投入部(22)に投入された紙幣をスタッカー本体(40)に収納するようにした紙幣回収装置(30)において、
    前記紙幣回収装置(30)は、紙幣搬入ガイド(31)、紙幣搬出レバー(132)、紙幣受部材(42)、紙幣押込レバー(44)および、シャッター(51)を備え、
    前記紙幣搬入ガイド(31)は、前記投入された紙幣を搬入位置に案内し、
    前記紙幣搬出レバー(132)は、回動することにより、前記搬入位置に案内された紙幣に掛止して該紙幣を搬出位置に搬送する動作を繰り返し可能に構成されており、
    前記紙幣受部材(42)は、前記スタッカー本体(40)の入口と奥部との間の待機位置と、奥部側の押込み位置に移動可能に支持され、前記入口側へ移動する方向へ付勢されており、
    前記紙幣押込レバー(44)は、前記搬出位置に搬送された紙幣を前記待機位置にある紙幣受部材(42)側に押し付けるとともに、前記紙幣受部材(42)と共に紙幣を前記待機位置から前記押込み位置に押し込み、
    前記シャッター(51)は、前記紙幣受部材(42)と共に前記押込み位置へ移動しようとする紙幣を通過可能に、かつ、該通過して、前記紙幣受部材(42)の付勢力により前記入口側へ移動しようとする紙幣および紙幣受部材(42)を通過不能にして前記待機位置に拘束することを特徴とする紙幣回収装置(30)。
  2. 遊技機(12)を多数並べて遊技機(12)島が構成され、隣り合う遊技機(12)の間に玉貸し機(20)が介装されており、該玉貸し機(20)の紙幣投入部(22)に投入された紙幣を遊技機(12)島の端部に搬送して、遊技機(12)島の端部に配設されたスタッカー本体(40)に収納するようにした紙幣回収装置(30)において、
    前記紙幣回収装置(30)は、紙幣搬入ガイド(31)および、紙幣搬出手段(130)を備え、
    前記紙幣搬入ガイド(31)は、前記投入された紙幣を搬入位置に案内し、
    前記紙幣搬出手段(130)は、前記搬入位置に案内された紙幣に掛止して該紙幣を搬出位置に搬送する動作を繰り返し可能に構成されており、
    前記紙幣搬出手段(130)は、搬送用チェーン(131)、紙幣搬出レバー(132)、押さえレバー(133)および、カム部材(134)を有し、
    前記搬送用チェーン(131)は、一対のスプロケット(135)に巻き掛けられた無端のチェーンにより構成され、前記スタッカー本体(40)が配された搬出位置の近傍に延ばされており、
    前記紙幣搬出レバー(133)は、前記搬入位置に案内された紙幣に掛止可能に前記搬送用チェーン(131)に支持されており、
    前記押さえレバー(133)は、前記紙幣搬出レバー(132)側に閉じて紙幣を挟持する閉じ位置と、前記紙幣搬出レバー(132)側から開いて紙幣を開放する開き位置とに変位可能に前記搬送用チェーン(131)に支持されており、前記押さえレバー(133)は、前記紙幣搬出レバー(132)側に閉じる方向へ付勢されており、
    前記カム部材(134)は、前記搬入位置に案内された紙幣を挟持すべく前記押さえレバー(133)を付勢力により前記開き位置から前記閉じ位置に変位させる開閉用のカム部(136)を有していることを特徴とする紙幣回収装置(30)。
  3. 遊技機(12)を多数並べて遊技機島(12)が構成され、隣り合う遊技機(12)の間に玉貸し機が介装されており、該玉貸し機(20)の紙幣投入部(22)に投入された紙幣を遊技機(12)島の端部に搬送して、遊技機(12)島の端部に配設されたスタッカー本体(40)に収納するようにした紙幣回収装置(30)において、
    前記紙幣回収装置(30)は、紙幣搬入ガイド(31)、紙幣搬出手段(130)、紙幣受部材(42)、紙幣押込レバー(44)および、シャッター(51)を備え、
    前記紙幣搬入ガイド(31)は、前記投入された紙幣を搬入位置に案内し、
    前記紙幣搬出手段(130)は、前記搬入位置に案内された紙幣に掛止して該紙幣を搬出位置に搬送する動作を繰り返し可能に構成されており、
    前記紙幣受部材(42)は、前記スタッカー本体(40)の入口と奥部との間の待機位置と、奥部側の押込み位置に移動可能に支持され、前記入口側へ移動する方向へ付勢されており、
    前記紙幣押込レバー(44)は、前記搬出位置に搬送された紙幣を前記待機位置にある紙幣受部材(42)側に押し付けるとともに、前記紙幣受部材(42)と共に紙幣を前記待機位置から前記押込み位置に押し込み、
    前記シャッター(51)は、前記紙幣受部材(42)と共に前記押込み位置へ移動しようとする紙幣を通過可能に、かつ、該通過して、前記紙幣受部材(42)の付勢力により前記入口側へ移動しようとする紙幣および紙幣受部材(42)を通過不能にして前記待機位置に拘束し、
    前記紙幣搬出手段(130)は、搬送用チェーン(131)、紙幣搬出レバー(132)、押さえレバー(133)および、カム部材(134)を有し、
    前記搬送用チェーン(131)は、一対のスプロケット(135)に巻き掛けられた無端のチェーンにより構成され、前記スタッカー本体(40)が配された搬出位置の近傍に延ばされており、
    前記紙幣搬出レバー(132)は、前記搬入位置に案内された紙幣に掛止可能に前記搬送用チェーン(131)に支持されており、
    前記押さえレバー(133)は、前記紙幣搬出レバー(132)側に閉じて紙幣を挟持する閉じ位置と、前記紙幣搬出レバー(132)側から開いて紙幣を開放する開き位置とに変位可能に前記搬送用チェーン(131)に支持されており、前記押さえレバー(133)は、前記紙幣搬出レバー(132)側に閉じる方向へ付勢されており、
    前記カム部材(134)は、前記搬入位置に案内された紙幣を挟持すべく前記押さえレバー(133)を付勢力により前記開き位置から前記閉じ位置に変位させる開閉用のカム部(136)を有していることを特徴とする紙幣回収装置(30)。
  4. 前記紙幣搬出レバー(132)は、紙幣に掛止可能な起立姿勢と、倒伏姿勢とに起倒可能に前記搬送用チェーン(131)に支持されており、
    前記カム部材(134)は、前記スタッカー本体(40)側から戻る搬送用チェーン(131)の戻り側では、前記押さえレバー(133)の付勢力に抗して、前記紙幣搬出レバー(132)を前記起立姿勢から前記倒伏姿勢に倒伏させる倒伏用のカム部(137)を有していることを特徴とする請求項または記載の紙幣回収装置(30)
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