JP3772373B2 - 画像表示制御装置および画像表示制御方法 - Google Patents

画像表示制御装置および画像表示制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、人物の顔等を構成するパーツ画像の組み合わせから、福笑いゲーム等による合成画像を作成して出力するようにした画像表示制御装置および画像表示制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、ベースとなるベース画像と、パーツとなるパーツ画像とに分け、そのベース画像とパーツ画像とを相対的に移動する状態を維持する表示画面を形成し、その間にパーツ画像の合成位置が固定されると、その合成位置でパーツ画像をベース画像に合成させる、例えば福笑い作成装置等の画像合成表示装置が提案されている。この画像合成表示装置には、表示部と操作部とが具備されており、使用者は、表示部上のベース画像とパーツ画像との相対的な動きを追いながら操作部のボタン等の入力装置の操作タイミングで画像合成を行うようにしている。
【0003】
このように、パーツ画像は使用者の操作タイミングとその時点でのベース画像との相対的なずれとから位置決めされるので、ベース画像の所望の位置にパーツ画像をはめ込むことが困難となり、その結果生じるずれが福笑いとしての滑稽さを生むことになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来例による画像合成表示装置では、ベース画像上に予め用意されたパーツ画像をはめ込んで合成するようにしたので、完成画像(合成結果)と原型画像とを比較した場合に完成画像におけるベース画像とパーツ画像との相対的なずれから滑稽さを得ることはできるが、原型画像とは全く異なるパーツ画像が混在するような画像合成上のバリエーションがないことから完成画像に意外性をもたせることができず、さらなる改良が期待されていた。
【0005】
また、上述した画像合成表示装置では、表示部の画面から離れて操作部を操作するようにしたので、例えば、福笑いのように紙ベース(ベース画像)に紙パーツ(パーツ画像)を直に貼り付けるところにおもしろさをもつゲームのように、画像合成時に遊び感覚が要求されるものには不適となり、コンピュータにおける総合的な再現性の面からもさらなる改良が期待されていた。
【0006】
本発明の目的は、上述した課題を解消するためになされたものであり、画像合成にバリエーションをもたせて意外性のある合成結果を取得することが可能な画像表示制御装置および画像表示制御方法を提供することにある。
【0007】
本発明の他の目的は、画像合成の際に実際の遊び感覚を擬似的に再現することが可能な画像表示制御装置および画像表示制御方法提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明に係る画像表示制御装置は、複数種類のパーツ画像を記憶しているパーツ画像記憶手段(図2、図3のパーツROM21a)と、パーツ画像を表示する表示手段(図2の表示部2)と、この表示手段上のうち、パーツ画像を表示したい位置を指定する際に操作される位置指定手段(図2のペン3)と、前記パーツ画像記憶手段に記憶されている複数種類のパーツ画像の種別をそれぞれ示すパーツ種別名を記憶しているパーツ種別名記憶手段(図2、図4の音声ROM21b; [ 0084 ] )と、このパーツ種別名記憶手段に記憶されている複数のパーツ種別名を予め定められている順番で前記位置指定手段による位置指定に先立って報知させるように制御する報知制御手段(図2のCPU20;図2、図6( B )の放音順序 RAM 22b;図11のS403)と、この報知制御手段の制御によりパーツ種別名が前記予め定められている順番で報知される都度、前記位置指定手段により位置指定がなされたか否かを判別する位置指定判別手段(図2のCPU20;図11のS404)と、この位置指定判別手段により前記位置指定がなされたことが判別される都度、当該判別が行われる直前に報知されたパーツ種別名以外の他のパーツ種別名に対応するパーツ画像を前記パーツ画像記憶手段から読み出し、この読み出されたパーツ画像を前記位置指定手段により指定された位置に表示させるように制御する表示制御手段(図2のCPU20;図11のS405,S406)と、を備えたことを特徴とする。
【0009】
以上の構成によれば、パーツ種別名記憶手段に記憶されている複数のパーツ種別名を予め定められている順番で位置指定手段による位置指定に先立って報知させるように制御し、この制御によりパーツ種別名が前記予め定められている順番で報知される都度、位置指定手段により位置指定がなされたか否かを判別する一方で、この位置指定がなされたことが判別される都度、当該判別が行われる直前に報知されたパーツ種別名以外の他のパーツ種別名に対応するパーツ画像をパーツ画像記憶手段から読み出し、この読み出されたパーツ画像を位置指定手段により指定された位置に表示させるように制御することができる。
【0010】
従って、報知されるパーツ種別名を聞きながら、または見ながら表示手段上の任意の位置にパーツ画像を合成・表示することができる。そればかりでなく、報知されたパーツ種別名と使用者により実際に位置指定操作により表示されたパーツ画像のパーツ種別名とが意図的に異なるようにし、使用者の意図していない予想外のパーツ画像が表示されることになるので、画像合成の際のバリエーション効果が得られ、これによって、最終的に意外性のある画像合成効果を取得することが可能である。
【0011】
請求項2記載の発明に係る画像表示制御装置は、複数種類のパーツ画像を記憶しているパーツ画像記憶手段(図2、図3のパーツROM21a)と、前記パーツ画像記憶手段に記憶されている複数種類のパーツ画像の種別をそれぞれ示すパーツ種別名を記憶しているパーツ種別名記憶手段(図2、図4の音声ROM21b; [ 0084 ] )と、画像を表示する表示手段(図2の表示部2)と、この表示手段上のうち、パーツ画像を表示したい位置を指定する際に操作される位置指定手段(図2のペン3)と、複数のパーツ画像を組み合わせてなる物体画像を前記表示手段に表示させる画像表示制御手段(図2のCPU20;図12のS501;図9( B ))と、この画像表示制御手段の制御により物体画像が表示された後に、前記パーツ種別名記憶手段に記憶されている複数のパーツ種別名の中から、予め定められている順番でパーツ種別名を報知させるように制御する第1の報知制御手段(図2のCPU20;図2、図6( B )の放音順序 RAM 22b;図12のS504)と、この第1の報知制御手段の制御によりパーツ種別名が順次報知される都度、パーツ画像を表示させる位置が前記位置指定手段により指定されたか否かを判別する位置検出判別手段(図2のCPU20;図12のS505)と、この位置検出判別手段により位置が検出される都度、前記第1の報知制御手段の制御により報知されたパーツ種別名に対応するパーツ画像を前記パーツ画像記憶手段から読み出し、この読み出されたパーツ画像を前記指定された位置に表示させるように制御する第1の制御手段(図2のCPU20;図12のS506)と、この第1の制御手段の制御によりパーツ画像が表示される都度、この表示されたパーツ画像と当該パーツ画像に対応する前記物体画像を構成しているパーツ画像とを対比し、この対比結果を部分評価として報知する部分評価報知手段(図2のCPU20;図12のS507、S508;図14( A )( B ))と、を備えたことを特徴とする。
【0012】
以上の構成によれば、複数のパーツ画像を組み合わせてなる物体画像が表示手段に表示された後に、パーツ種別名記憶手段に記憶されている複数のパーツ種別名の中から、予め定められている順番でパーツ種別名を報知させ、このパーツ種別名が順次報知される都度、パーツ画像を表示させる位置が位置指定手段により指定されたか否かを判別し、この位置が検出される都度、報知されたパーツ種別名に対応するパーツ画像を、指定された位置に表示させるように制御することができるばかりでなく、このパーツ画像が表示される都度、この表示されたパーツ画像と当該パーツ画像とこれに対応する、物体画像を構成しているパーツ画像とを対比し、この対比結果を部分評価として報知することができる。
【0013】
従って、最初に表示された物体画像を構成している各パーツ画像のうちの一つのパーツ画像と、報知されたパーツ種別名を頼りに指定した位置に表示させたパーツ画像とを対比して、同じなのか、異なっているのかという、対比結果を部分評価として確認することができ、パーツ画像を指定する都度、パーツ画像同士の類似程度などを楽しむことが可能である。
【0014】
請求項記載の発明に係る画像表示制御装置は、複数種類のパーツ画像を記憶しているパーツ画像記憶手段(図2、図3のパーツROM21a)と、前記パーツ画像記憶手段に記憶されている複数種類のパーツ画像の種別をそれぞれ示すパーツ種別名を記憶しているパーツ種別名記憶手段(図2、図4の音声ROM21b; [ 0084 ] )と、画像を表示する表示手段(図2の表示部2)と、この表示手段上のうち、パーツ画像を表示したい位置を指定する際に操作される位置指定手段(図2のペン3)と、複数のパーツ画像を組み合わせてなる第1の物体画像を前記表示手段に表示させる画像表示制御手段(図2のCPU20;図12のS501;図9( B ))と、この画像表示制御手段の制御により第1の物体画像が表示された後に、前記パーツ種別名記憶手段に記憶されている複数のパーツ種別名の中から順番にパーツ種別名を報知させるように制御する第1の報知制御手段(図2のCPU20;図12のS504)と、この第1の報知制御手段の制御によりパーツ種別名が報知された後、パーツ画像を表示させる位置が前記位置指定手段により指定されたか否かを判別する位置検出判別手段(図2のCPU20;図12のS505)と、この位置検出判別手段による位置検出後に、前記第1の報知制御手段の制御により報知されたパーツ種別名に対応するパーツ画像を前記パーツ画像記憶手段から読み出し、この読み出されたパーツ画像を前記指定された位置に表示させるように制御する第1の制御手段(図2のCPU20;図12のS506)と、この第1の制御手段の制御によりパーツ画像が表示された後に前記パーツ種別名記憶手段に記憶されているパーツ種別名の全てが報知されたか否かを判別する報知判別手段(図2のCPU20;図12のS509)と、この判別手段の判別の結果、パーツ種別名の全てが報知されたと判別されたことを条件に、前記第1の制御手段の制御により表示されている全てのパーツ画像の組み合わせからなる第2の物体画像に加えて、前記第1の物体画像とを前記表示手段上に併設表示させるように制御する一方で、前記第1の物体画像と前記第2の物体画像との対比に対応する総合評価結果を報知するように制御する第2の制御手段(図2のCPU20;図12のS511;図14(C))と、を備えたことを特徴とする。
【0015】
以上の構成によれば、決定手段において、乱数発生手段は、任意の乱数値を用いてパーツ画像の合成順を決定するものであり、これによって、パーツ画像の合成順が不規則となり、予想外のパーツ画像を用意に得ることができる。
【0017】
以上の構成によれば、複数のパーツ画像を組み合わせてなる第1の物体画像が表示手段に表示された後に、パーツ種別名記憶手段に記憶されている複数のパーツ種別名の中から順番にパーツ種別名を報知させ、この報知された後、パーツ画像を表示させる位置が位置指定手段により指定されたか否かを判別し、この位置検出後に、報知されたパーツ種別名に対応するパーツ画像を指定された位置に表示させるように制御することができるばかりでなく、パーツ画像が表示された後にパーツ種別名記憶手段に記憶されているパーツ種別名の全てが報知されたか否かを判別し、この判別の結果、パーツ種別名の全てが報知されたと判別されたことを条件に、表示されている全てのパーツ画像の組み合わせからなる第2の物体画像に加えて、前記第1の物体画像とを表示手段上に併設表示させるように制御する一方で、第1の物体画像と第2の物体画像との対比に対応する総合評価結果を報知することができる。
【0018】
従って、複数のパーツ画像を組み合わせてなる第1の物体画像を表示した後に、当該第1の物体画像と、使用者の位置指定に従って表示されている全てのパーツ画像の組み合わせからなる第2の物体画像とを併設表示しながら、第1の物体画像と第2の物体画像との対比に対応する総合評価結果を知ることができるので、最終的に得られた第2の物体画像が最初に表示された第1の物体画像と比較して同じであるか否か等を客観的な評価によって知ることができ、物体画像同士の類似程度などを楽しむことが可能である。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して本発明に係る好適な実施の形態を説明する。
図1は本発明に係る画像合成表示装置の一実施の形態を示す外観構成図であり、同図において、1は画像合成表示装置を示している。この画像合成表示装置1は、例えば携帯用の電子手帳等の機器に適用される。
【0020】
図1に示した画像合成表示装置1は、蝶番状部材1Cを介して開閉自在に連結される表示/操作パネル1aとキー入力部1bとから構成されている。表示/操作パネル1aには、液晶ドットマトリックス表示装置等で構成される表示部2と各種操作キーが配設されている。各種操作キーの内、主なものを説明すると、前記表示部2の直下には、画像合成表示装置1のモードをモンタージュ作成/表示モードに設定するモンタージュ作成モード選択スイッチMSが配設されている。また、その下方には、電源のオン/オフスイッチ3,後述する第1、第2の福笑い作成処理モードのいずれか一方を選択するモードキー4、個人データや作成した似顔絵的な顔のパーツ画像No.群を登録する登録キー5,表示部2に表示される各種データの指定等を行うカーソル移動キー(基本型選択キー6,変更パーツ選択キー7,パーツ画像変更キー8)等が配設されている。また、キー入力部1bには、数値データを入力するテンキー9、文字データを入力するアルファベットキー10、及び音声を放音(出力)するためスピーカ部11が配設されている。
【0021】
また、表示/操作パネル1aには、表示部2の表示画面上に座標位置を検出する座標位置検出部40が設けられており、この座標位置検出部40では入力ペン30によって座標位置が入力指定される。
【0022】
図2は画像合成表示装置1の内部構成を示すブロック図である。図2に示した画像合成表示装置1では、例えば、CPU20に、ROM21、RAM22、キー入力部1b(テンキー9,アルファベットキー10)、表示駆動回路24、合成RAM23、及び座標位置検出部40が接続されて構成されている。
【0023】
CPU20は、キー入力部1bから供給されるキー入力信号に基づき、ROM21に格納された各種制御プログラムに従って画像合成表示装置1全体を制御すると共に、各種データの授受を行いながら各種動作に必要な演算処理並びにその演算処理に基づいて画像合成表示装置1の各部を制御するための各種制御信号の出力を行うものである。このCPU20には、乱数発生部20aが具備されており、これは後述の第1又は第2の福笑い作成処理(図11及び図12参照)に従って乱数値を発生する。この乱数値は、各パーツ種別No.もしくはパーツ形状No.に対応させて使用される。
【0024】
ROM21は、CPU20が動作するための各種制御プログラムやパラメータを格納していると共に、パーツROM21a、音声ROM21b、メッセージROM21c等のROMを具備している。
【0025】
ここで、ROM21に具備された各ROM21a,21b,21cについて説明する。図3はパーツROM21aのメモリ構成例を示す図、図4は音声ROM21bのメモリ構成例を示す図、及び図5はメッセージROM21cのメモリ構成例を示す図である。
【0026】
パーツROM21aは、図3に示した如く、人物の顔の部位や体形等の各パーツ種別に対応させて複数種のパーツ画像データ(ビットマップデータ)を記憶している。パーツ種別としては、例えば、輪郭、髪型、目、鼻、口…があり、これらパーツ種別にはそれぞれパーツ種別No.1,2,3,4,5…が割り当てられている。各パーツ種別No.には、一例として、パーツ形状No.01〜50までの50種のパーツ画像データが対応しており、例えば、パーツ種別No.1の「輪郭」において、パーツ形状No.2には丸顔を示すパーツ画像データが格納され、パーツ形状No.49には逆三角形顔を示すパーツ画像データが格納されている。同様に、パーツ種別No.2,3,4…についても、「髪型」、「目」、「鼻」、「口」…の各形状を50種づつパーツ画像データで格納させている。
【0027】
音声ROM21bは、図4に示した如く、人物の顔の部位や体形等の各パーツ種別に対応させて各パーツ種別の貼り付け(合成)動作をガイダンスする音声データ(例えばPCMデータ)を記憶している。各パーツ種別No.には、一例として、1種類の音声データが対応しており、例えば、パーツ種別No.1の「輪郭」については、音声ガイダンス“輪郭を貼り付けてください”の内容を示す音声データが格納され、パーツ種別No.2の「髪型」については、音声ガイダンス“髪型を貼り付けてください”の内容を示す音声データが格納されている。その他、パーツ種別No.3…についても、「目」…の各音声ガイダンスを音声データで格納させている。
【0028】
さらに、この音声ROM21bは、後述する福笑いゲームの動作におけるパーツ画像の合成結果に応じた評価を音声にて放音するための音声データを記憶している。この評価は、原型画像である似顔絵画像と後述する第2の福笑い作成処理モードによってパーツ画像を合成して得た合成画像との座標位置間の距離を指標として判断されるものである。この実施の形態では、パーツ画像毎の部分評価と最終的な合成画像の総合評価とがあり、主走査方向と副走査方向とを合計したドット数でドット間を表している。部分評価について、例えばドット間の距離0〜10ドットに対応させて音声ガイダンスの“非常に近い!”の内容を放音するための音声データが格納されている。ドット間のドット数が多くなればなる程遠いことを音声ガイダンスする内容(距離11〜20ドットの“やや近い!”、距離21ドット以上の“かなり遠い!”)となる音声データが格納されている。一方、総合評価について、例えばドット間の合計距離0〜10ドットに対応させて音声ガイダンス“両者は非常に似てます”の内容を放音するための音声データが格納されている。この総合評価についてもドット間のドット数が多くなればなる程似ていないこと音声ガイダンスする内容(合計距離11〜20ドットの“両者はやや似てます”、合計距離21ドット以上の“両者は似ていません”)となる音声データが格納されている。
【0029】
メッセージROM21cは、後述する福笑いゲームの動作におけるパーツ画像の合成結果に応じた評価をメッセージにて表示するための音声データを記憶している。この評価は、原型画像である似顔絵画像と後述する福笑いゲームの動作によってパーツ画像を合成して得た合成画像との位置の比較から得た距離を指標として判断されるものである。上述の音声ガイダンスでは部分評価と総合評価との2種類あったが、このメッセージ表示では最終的な総合評価を採用する。前述の音声ガイダンスによる評価と同様に、ドット間の合計距離0〜10ドットに対応させてメッセージ“両者は似ています”の内容を表示するためのメッセージデータが格納されている。この総合評価についてもドット間のドット数が多くなればなる程似ていないことを表示する内容(合計距離11〜20ドットの“両者はやや似てます”、合計距離21ドット以上の“両者は似ていません”)となるメッセージデータが格納されている。
【0030】
RAM22は、CPU20が動作する際のワークエリアとして用いるメモリでると共に、登録用モンタージュRAM22aおよび放音順序ROM22bを具備して、後述するがキー入力部1bの操作によってパーツ画像を合成して作られる似顔絵画像(モンタージュ)を記憶する。
【0031】
ここで、登録用モンタージュRAM22aについて説明する。図6は登録用モンタージュRAM22aおよび放音順序RAM22bのメモリ構成例をそれぞれ示す図である。
【0032】
登録用モンタージュRAM22aは、図6の(a)に示した如く、各似顔絵画像(登録用画像)を示す登録名である「名前」に対応させて、各パーツ種別より選択されたパーツ形状No.と、各パーツ形状No.のパーツ画像データの基点座標位置(x,y)とを格納している。例えば、登録名の名前が「甲」の場合、パーツ種別の「輪郭」についてパーツ形状No.02が登録されており、その基点座標位置は(xa,ya)となり、他のパーツ種別の「髪型」、「目」…「足」についても同様にパーツ形状No.と基点座標位置とが対応して登録されている。
【0033】
以降、他の似顔絵画像についても、同様にして各個人毎にパーツ形状No.と基点座標位置とが対応づけて記憶される。
【0034】
放音順序RAM22bは、図6(b)に示した如く、後述の第1の福笑い作成処理において乱数発生の都度決定されるパーツ種別の放音順序(「輪郭」から「足」までのパーツ種別)に従い、最初の乱数発生で決定したパーツ種別とパーツ形状(図中、括弧内にNo.で示す)との組を格納するものである。この図6(b)の例では、一回目の乱数発生により得られた放音順序と、2回目の乱数発生により得られた放音順序とが格納されている。
【0035】
次に、動作について説明する。図7はモンタージュ作成処理を説明するフローチャート、図8は図7に示したフローチャートにおいて処理されるパーツ画像合成処理を説明するフローチャート、及び図9はモンタージュ作成から福笑い作成処理までの一連の表示例を示す図である。
【0036】
まず、モンタージュ作成処理について図7を参照して説明する。このモンタージュ作成処理は、RAM22を使用して似顔絵的な顔等のパーツ画像を合成して作成し、その合成画像をモンタージュとして登録用モンタージュRAM22aに登録する処理である。
【0037】
ステップS1では、モンタージュ作成モードが選択されたか否か(即ち、モンタージュ作成モード選択キーMSが操作されたか否か)が判定され、モンタージュ作成モードが選択されていないと判定した場合にはループを形成してモンタージュ作成モード選択キーMSが操作されるまで待機し、また、モンタージュ作成モードが選択されたと判定した場合にはステップS2に移行する。
【0038】
ステップS2では、初期設定として、パーツROM21aのパーツ形状No.01が初期設定されると共に、複数種のパーツ種別No.の内からパーツ種別No.01の「輪郭」が初期設定される。この初期設定の後に処理はステップS3に進む。
【0039】
そして、ステップS3では、上記ステップS2で初期設定されたパーツ種別及びパーツ形状に対応したパーツ画像から順に各パーツ種別のパーツ画像がパーツROM21aから読み出され合成される。このステップS3はパーツ画像合成処理のサブルーチンであり、この後に処理はステップS4に移行する。
【0040】
ここで、ステップS3のパーツ画像合成処理について図8を参照して説明する。
【0041】
ステップS300〜S304では、各パーツ種別の基本型となるパーツ形状No.01のパーツ画像をそれぞれ合成し且つ表示する処理が実行される。まず、ステップS300及びS301では、ステップS2(図7参照)で初期設定されたパーツ種別No.01の「輪郭」について、パーツ形状No.01のパーツ画像データがパーツROM21aより読み出され、そのドットデータが合成RAM23にドット展開される。続くステップS302及びS303では、パーツ種別No.02の「髪型」が合成対象となり、ここでは基本となるパーツ形状No.01のパーツ画像データがパーツROM21aより読み出され、そのドットデータが合成RAM23に既にドット展開された「輪郭」のドットデータに合成される。さらに、ステップS304では、パーツ種別No.03以降の「目」、「鼻」、「口」…についても、上述した「輪郭」や「髪型」と同様に、パーツ形状No.01の各パーツ画像データに基づくドットデータが合成RAM23上で合成される。
【0042】
このように、合成RAM23にドットデータによる合成画像が作成されると、各パーツ画像が組み合わされ一つの全身のモンタージュとして合成された全身のモンタージュが表示駆動回路24の制御によって表示部2に表示され、このサブルーチンから図7の処理に戻る。
【0043】
図7のステップS4では、ステップS3の処理で合成された基本となる全身、この実施の形態ではその全身の上半身の部分のみを図示しているので、その上半身の似顔絵画像F1が表示ドライバ駆動回路28の制御によって表示部2に表示される(図9の(A)参照)。
【0044】
ステップS5では、表示/操作パネル1aの基本型選択キー6の何れかが入力されたか否かが判定され、入力されたと判定した場合にはステップS6に進んで基本型を指定する番号を、基本型のパーツ形状No.01からNo.02に変更してからステップS3のパーツ画像合成処理に戻り、入力されていないと判定した場合にはステップS6に移行する。
【0045】
したがって、ステップS5において基本型選択キー6を操作する毎に表示部2に表示される基本型の全身が順次変更されるので、その変更された基本型の全身の中から操作者が希望する基本型の全身を選択することができる。
【0046】
ステップS7では、変更パーツ選択キー7の何れかが入力されたか否かが判定され、入力されたと判定した場合にはステップS8に進んでパーツNo.を現在初期設定されている「輪郭」のパーツ種別No.01から、「髪型」のパーツ種別No.02に変更してからステップS3のパーツ画像合成処理に戻り、入力されていないと判定した場合にはステップS9に移行する。
【0047】
したがって、ステップS7で変更パーツ選択キー7を操作する毎に表示部2に表示されている基本型の全身のうちのパーツ種別が順次「輪郭」→「髪型」→「目」・・・のように移動されるので、全身を構成するパーツ種別のなかから操作者は希望するパーツ種別を選択することができる。
【0048】
ステップS9では、パーツ画像変更キー8の何れかが入力されたか否かが判定され、入力されたと判定した場合にはステップS10に進んでパーツ形状No.を変更(例えば、ステップS7で「髪型」のパーツ種別が指定されている場合には、「髪型」のパーツ形状No.を「01」から「02」に変更)してからステップS3のパーツ画像合成処理に戻り、入力されていないと判定した場合にはステップS11に移行する。
【0049】
したがって、ステップS9でパーツ画像変更キー8を操作する毎に表示部2に表示中のパーツ画像を異なる他のパーツ画像に変更できるため、操作者はその変更されたパーツ画像のなかから希望するパーツ画像を選択することができる。
【0050】
ステップS11では、登録キー5が入力されたか否かが判定され、入力されていないと判定した場合にはステップS5に戻って、再びパーツ形状No.群等を変更可能な状態とし、一方、図8(A)に示すように、表示部2に表示されている全身の画像の全パーツ画像を変更する必要がないため、登録キー5が入力されたと判定した場合にはステップS12に移行して、ステップS5〜ステップS10の実行によって変更された後のパーツ形状No.群を図6(A)に示すように登録用モンタージュRAM22aに登録する。その後、ステップS13において、登録された似顔絵画像に対応した名前である「甲」を登録名としてアルファベットキー10等を用いて入力し、この「甲」の名前を登録用モンタージュRAM22aに記憶してからこの一連の処理を終了する。なお、登録時の「甲」の似顔絵画像F2は例えば図9の(B)のようになる。以下、同様な手順に従って「乙」、「丙」などの別な人物の全身の画像を作成してゆく。
【0051】
このように、モンタージュ作成処理によって操作者が希望する似顔絵的な顔を複数作成し、登録することが可能となる。
【0052】
次に、この実施の形態で採用される福笑いゲームについて図9から図14を参照して説明する。図10はモード選択処理を説明するフローチャート、図11は第1の福笑い作成処理を説明するフローチャート、図12は第2の福笑い作成処理を説明するフローチャート、そして、図13及び図14は第2の福笑い作成処理時の表示と放音とを示す図である。
【0053】
この画像合成表示装置1では、モードキー4(図1参照)の操作によって、第1の福笑い作成処理モードと第1の福笑い作成処理モードとのいずれか一方を選択することができる。図10において、第1の福笑い作成処理モードが選択された場合には、処理はステップS22に移行し、そこで図11に示したフローチャートに従う動作となる。一方、第2の福笑い作成処理モードが選択された場合には、処理はステップS23に移行し、そこで図12に示したフローチャートに従う動作となる。このように、ステップS22もしくはステップS23による福笑い作成処理が実行された後に、図10のモード選択処理は終了する。
【0054】
まず、第1の福笑い作成処理について図11を参照して説明する。この第1の福笑い作成処理では、全てのパーツ種別の名前(パーツ種別名)をパーツ画像をペン30にて貼り付ける直前に順次放音するため、乱数発生部20aによって第1の乱数が発生される(ステップS401)。この第1の乱数発生により得た乱数値は各パーツ種別のいずれかの値に対応していることから、全パーツ種別名の放音順序が決定される。この全パーツ種別の放音順序は、例えば図6(B)に示すように、放音順序RAM22bに格納される(ステップS402)。
【0055】
このように、放音順序が決定すると、ステップS403において放音順序RAM22bに記憶された放音順序に従ってまず第1番目のパーツ種別名がスピーカ部11より放音される。この第1番目のパーツ種別名が放音されると、使用者は放音されたパーツ種別名に相当するパーツ画像を貼り付ける位置を指定する。その際、使用者は入力ペン30を用いて表示部2の画面上に座標入力するが、この表示部2には座標位置検出部40が設けられており、この座標位置検出部40がペン入力による座標位置を検出してCPU20に検出した位置信号を送ることになる。
【0056】
そこで、ステップS404においてペン入力が検出されると、次のステップS405では、未放音のパーツ種別及びパーツ形状を抽出するために、乱数発生部20aにより第2の乱数が発生する。この第2の乱数発生では、パーツ種別No.とパーツ形状No.とをそれぞれ決定するための乱数値が発生する。これら乱数値を基に、未放音のパーツ種別No.がひとつ決定されると共に、パーツ形状No.が「01」〜「50」の中からひとつ決定される。
【0057】
ステップS406では、ステップS405で決定されたパーツ種別No.及びパーツ形状No.に従って、パーツROM21aより一パーツ画像データが読み出され、そのドットデータが合成RAM23に貼り付け(合成)られ、その合成画像が表示駆動回路24の制御によって表示部2に表示される。
【0058】
例えば、ステップS402で放音順序RAM22bに格納された放音順序がパーツ種別の「輪郭」、「目」、「口」…であった場合、ステップS403では、まず最初にパーツ種別名の「輪郭」の音声がスピーカ部11より放音される(図10参照)が、続くステップS405において放音されたパーツ種別の「輪郭」を除く「髪型」、「目」、「鼻」、「口」…の他のパーツ種別のなかから貼り付け(合成)対象の任意のひとつのパーツ種別(及びパーツ形状)、例えば「髪型」のそれが決定されるので、使用者は、本来「輪郭」のパーツ画像が貼り付けられる位置に「髪型」のパーツ画像を貼り付けてしまうこととなる。これによって、使用者に意外性をもったパーツ画像の貼り付け(合成)を提供することができる。
【0059】
第1回目の放音及びパーツ画像の貼り付けが終了して、再度ステップS403に処理が戻ると、放音順序RAM22bに格納された放音順序に従って今度は2番目のパーツ種別名の「目」の音声が放音される。この段階では、既にパーツ種別の「髪型」のパーツ画像が貼り付けられていることから、パーツ種別の「髪型」を除く「輪郭」、「目」等の他のパーツ種別より貼り付け(合成)対象が決定される。
【0060】
この意外性をもったパーツ画像の合成は、処理をステップS403に戻すことで全パーツ種別分が終了するまで繰り返し実行される(ステップS407)。
【0061】
このように、全パーツ種別分の貼り付け(合成)が終了すると(ステップS407)、第1の福笑い作成処理モードから抜ける。
【0062】
なお、この第1の福笑い作成処理モードは、使用者が目を隠して行うことで、放音による音声のサポートを得ることから臨場感が得られ、実際に紙上で行う福笑いゲームを擬似的に再現させることに役立つ。
【0063】
次に、第2の福笑い作成処理について図12〜図14を参照して説明する。この第2の福笑い作成処理は、前述の第1の福笑い作成処理に部分評価及び総合評価を行う処理を付加したものであり、モードキー4を操作し、第2の福笑い作成処理モードが選択されることにより実行される。
【0064】
この第2の福笑い作成処理モードの下では、まず、表示/操作パネル1aのパーツ画像選択キー6の操作によって既に登録済みのひとつ又は複数のモンタージュデータ(似顔絵画像)から福笑い作成対象をひとつ選択する処理が行われ(ステップS501)、この処理は登録用モンタージュRAM22aから記憶済の「甲」、「乙」等の似顔絵画像用のモンタージュデータのなかからひとつを選択することにより行われる。次に、その選択された福笑い作成対象である似顔絵画像の名前が「甲」であれば、同RAM22aの登録名のデータに基づいて例えば図9(B)に示すように、スピーカ部11より「甲」と放音される(ステップS502)。この名前の放音によって使用者はどの似顔絵を福笑い作成するのかを確認する。
【0065】
これにより、選択されたひとつの似顔絵画像、例えば「甲」の似顔絵画像F2を形成する各パーツ種別No.に対応したパーツ形状No.及びそのパーツ形状No.のパーツ画像の基点座標位置が、登録用モンタージュRAM22a上で特定されることとなる。
【0066】
そして、未放音のパーツ種別を対象にして、乱数発生部21aにより乱数が発生する(ステップS503)。この乱数発生により得た乱数値に従ってひとつのパーツ種別名(例えば「髪型」)が図13に示したようにスピーカ部11より放音される(ステップS504)。
【0067】
このように、ひとつのパーツ種別名が放音されると、使用者は放音されたパーツ種別名に相当するパーツ画像を貼り付ける位置を指定する。その際、使用者は入力ペン30を用いて表示部2の画面上に座標入力することになり、これによって、座標位置検出部40がペン入力による座標位置を検出してCPU20に検出した位置信号を送る。
【0068】
パーツ種別名の放音後に、ペン入力が検出されると(ステップS505)、次のステップS506において、放音されたパーツ種別名(パーツ種別No.)に対応したパーツ形状No.のパーツ画像データをパーツROM21aより読み出し、そのドットデータが合成RAM23に貼り付け(合成)られ、その合成画像が表示駆動回路24の制御によって表示部2に表示される。
【0069】
ひとつのパーツ画像が合成RAM23に合成されると、そのパーツ画像が合成された座標位置が求められ、その座標位置と登録用モンタージュRAM22aに格納された似顔絵画像上での同パーツ画像の座標位置とから、ドット単位で座標位置間の距離が算出される。次に、音声ROM21bが参照され、その算出された距離がどの部分評価指標に該当するのか判定される。例えば、座標位置間の距離が6ドットであった場合には、0〜10ドットの指標に該当することから、その指標に対応する音声データは部分評価内容の“非常に近い!”となる。また、座標位置間の距離が20ドットであった場合には、部分評価内容の“やや近い!”の音声データが選択され、あるいは、21ドット以上であった場合には、部分評価内容の“遠い!”の音声データが選択される(ステップS507)。
【0070】
このように、部分評価指標に対応した音声データが選択されると、その音声データに基づいて部分評価内容がスピーカ部11より放音される(ステップS508)。
【0071】
例えば、図14(A)に示すように、パーツ種別の「目」の貼り付け位置が適正なため、ステップS507において、部分評価指標0〜10ドットの判定結果が得られた場合には、ステップS508において、パーツ種別の「目」のパーツ画像を貼り付けた座標位置に対して部分評価内容の“非常に近い!”という音声がスピーカ部11より放音される。また、パーツ種別「上半身」の貼り付け後、ステップS507において、部分評価指標21ドット以上の判定結果が得られた場合には、図14の(B)に示した如く、ステップS508において、パーツ種別「上半身」のパーツ画像を貼り付けた座標位置に対して部分評価内容の“かなり遠い!”という音声がスピーカ部11より放音される。
【0072】
以上のステップS503〜S508の処理は、全パーツ種別について貼り付け及び部分評価が終了するまで繰り返し実行される。全パーツ種別について貼り付け(合成)表示がなされると、図14の(C)の如く、選択された登録済みの似顔絵画像F2と、今回福笑い作成処理によって合成された似顔絵画像F3とが左右に並べて比較しやすいように表示される。なお、ステップS508からS509を介してステップS503に処理が戻ると、ステップS503では、未放音のパーツ種別を対象にして乱数が発生するが、この乱数発生によって決定されるパーツ画像は、ステップS501で選択された福笑い作成対象のものである。
【0073】
ステップS509において全パーツ種別についての終了が確認されると、次のステップS510に移行して、各パーツ種別において算出された距離を合計し、その合計距離を基にして音声ROM21b及びメッセージROM21cから総合評価指標が判定される。この音声ROM21bとメッセージROM21cでは、総合評価指標及びその総合評価内容が一致しており、出力の方法が音声によるか、表示によるかの違いだけである。総合評価指標が判定された後、その総合評価指標に対応する総合評価内容は、音声ROM21bから音声データを読み出すことでスピーカ部11より放音されると共に、メッセージROM21cからメッセージデータを読み出すことでメッセージ表示される。
【0074】
例えば、座標位置間の合計距離が22ドットとなった場合には、総合評価指標は21ドット以上に該当し、総合評価内容は“両者は似ていません!”となって、図14の(C)の如く、スピーカ部11から“両者は似ていません!”の放音があり、一方、表示部2の上段にメッセージ表示エリア2aを設けて、“両者は似ていません!”のメッセージ表示が行われる。
【0075】
このように、音声及び表示による総合評価が終了すると(ステップS511)、第2の福笑い作成処理モードから抜ける。
【0076】
なお、この第2の福笑い作成処理モードでも、使用者が目を隠して行うことで、放音による音声のサポートを得ることから臨場感が得られ、実際に紙上で行う福笑いゲームを擬似的に再現させることに役立つ。
【0077】
以上説明したようにこの実施の形態によれば、第1の福笑い作成処理モードにおいて、音声で放音指示されるパーツ種別(パーツ種別名)と実際に表示部2に合成表示されるパーツ種別とが異なるようにしたので、予想外のパーツ種別が合成されて画像合成の際のバリエーション効果が高まり、これによって、最終的に意外性のある合成画像(合成結果)を取得することが可能である。
【0078】
また、第2の福笑い作成処理モードにおいて、既に登録されている似顔絵画像(登録用画像)を作成する際に、不規則に音声出力されるパーツ種別名を頼りにパーツ画像を合成していくようにしたので、最終的に得られた合成画像について似顔絵画像を基準に、でき具合を楽しむことが可能である。特に、登録された似顔絵画像と作成された似顔絵画像との比較を音声にて評価したりメッセージ表示にて評価することができ、作成途中においても作成後においても評価によるおもしろさを演出することができる。
【0079】
また、表示部2の表示画面上に入力ペン30で直接位置指定するようにしたので、画像合成の際に実際の遊び感覚を擬似的に再現することが可能である。
【0080】
さて、上述した実施の形態では、第2の福笑い作成処理モードにおいて、メッセージ表示については総合評価指標で行うようにしていたが、音声データと同様に部分評価指標についてもメッセージデータを用意することで部分評価をメッセージ表示するようにしてもよい。この場合には、各パーツ画像を合成表示すると同時に表示部2に設けたメッセージ表示エリア2a(図14の(C)参照)にメッセージ表示する。
【0081】
また、上述した実施の形態では、画像合成に福笑いゲームを採用していたが、人間等の生物だけに限らず、建物、乗り物等の形状を対象にしてもよい。
【0082】
また、上述した実施の形態では、部分及び総合評価指標について、0〜10ドット、11〜20ドット、21ドット以上の3種類を用意していたが、ドット数をさらに細分化してその評価内容も微妙に変えたり、あるいは、21ドット以上についてもn(nは自然数)ドット数毎に指標を分けるようにしてもよい。
【0083】
また、上述した実施の形態では、第1の福笑い作成処理モード(図11参照)において、放音されるパーツ種別と実際に合成されるパーツ種別とが異なるようにしていたが、乱数発生で放音されたパーツ種別と同一のパーツ種別を合成するようにしても、乱数発生による確率の点から十分に意外性をもつ合成画像を取得することができる。
【0084】
また、各実施の形態では、報知手段として、各パーツ画像名を音声で放音するようにしているが、音声の代わりに表示で行うようにしてもよい。
【0085】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、報知されるパーツ種別名を聞きながら、または見ながら表示手段上の任意の位置にパーツ画像を合成・表示することができる。そればかりでなく、報知されたパーツ種別名と使用者により実際に位置指定操作により表示されたパーツ画像のパーツ種別名とが意図的に異なるようにし、使用者の意図していない予想外のパーツ画像が表示されることになるので、画像合成の際のバリエーション効果が得られ、これによって、最終的に意外性のある画像合成効果を取得することが可能である。
【0086】
請求項記載の発明によれば、最初に表示された物体画像を構成している各パーツ画像のうちの一つのパーツ画像と、報知されたパーツ種別名を頼りに指定した位置に表示させたパーツ画像とを対比して、同じなのか、異なっているのかという、対比結果を部分評価として確認することができ、パーツ画像を指定する都度、パーツ画像同士の類似程度などを楽しむことが可能である。
【0087】
請求項記載の発明によれば、複数のパーツ画像を組み合わせてなる第1の物体画像を表示した後に、当該第1の物体画像と、使用者の位置指定に従って表示されている全てのパーツ画像の組み合わせからなる第2の物体画像とを併設表示しながら、第1の物体画像と第2の物体画像との対比に対応する総合評価結果を知ることができるので、最終的に得られた第2の物体画像が最初に表示された第1の物体画像と比較して同じであるか否か等を客観的な評価によって知ることができ、物体画像同士の類似程度などを楽しむことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像合成表示装置の一実施の形態を示す外観構成図である。
【図2】図1に示した画像合成表示装置の内部構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示したパーツROMのメモリ構成例を示す図である。
【図4】図2に示した音声ROMのメモリ構成例を示す図である。
【図5】図2に示したメッセージROMのメモリ構成例を示す図である。
【図6】図2に示した登録用モンタージュRAMのメモリ構成例を示す図である。
【図7】モンタージュ作成処理を説明するフローチャートである。
【図8】パーツ画像合成処理を説明するフローチャートである。
【図9】モンタージュ作成処理から福笑い作成処理までの表示例を示す図である。
【図10】モード選択処理を説明するフローチャートである。
【図11】第1の福笑い作成処理を説明するフローチャートである。
【図12】第2の福笑い作成処理を説明するフローチャートである。
【図13】第2の福笑い作成処理時の表示と放音とを説明する図である。
【図14】第2の福笑い作成処理時の表示と放音とを説明する図である。
【符号の説明】
1b キー入力部
20 CPU
20a 乱数発生部
21 ROM
21a パーツROM
21b 音声ROM
21c メッセージROM
22 RAM
22a 登録用モンタージュRAM
23 合成RAM
24 表示駆動回路
30 入力ペン
40 座標位置検出部

Claims (6)

  1. 複数種類のパーツ画像を記憶しているパーツ画像記憶手段と、
    パーツ画像を表示する表示手段と、
    この表示手段上のうち、パーツ画像を表示したい位置を指定する際に操作される位置指定手段と、
    前記パーツ画像記憶手段に記憶されている複数種類のパーツ画像の種別をそれぞれ示すパーツ種別名を記憶しているパーツ種別名記憶手段と、
    このパーツ種別名記憶手段に記憶されている複数のパーツ種別名を予め定められている順番で前記位置指定手段による位置指定に先立って報知させるように制御する報知制御手段と、
    この報知制御手段の制御によりパーツ種別名が前記予め定められている順番で報知される都度、前記位置指定手段により位置指定がなされたか否かを判別する位置指定判別手段と、
    この位置指定判別手段により前記位置指定がなされたことが判別される都度、当該判別が行われる直前に報知されたパーツ種別名以外の他のパーツ種別名に対応するパーツ画像を前記パーツ画像記憶手段から読み出し、この読み出されたパーツ画像を前記位置指定手段により指定された位置に表示させるように制御する表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像表示制御装置。
  2. 複数種類のパーツ画像を記憶しているパーツ画像記憶手段と、
    前記パーツ画像記憶手段に記憶されている複数種類のパーツ画像の種別をそれぞれ示すパーツ種別名を記憶しているパーツ種別名記憶手段と、
    画像を表示する表示手段と、
    この表示手段上のうち、パーツ画像を表示したい位置を指定する際に操作される位置指定手段と、
    複数のパーツ画像を組み合わせてなる物体画像を前記表示手段に表示させる画像表示制御手段と、
    この画像表示制御手段の制御により物体画像が表示された後に、前記パーツ種別名記憶手段に記憶されている複数のパーツ種別名の中から、予め定められている順番でパーツ種別名を報知させるように制御する第1の報知制御手段と、
    この第1の報知制御手段の制御によりパーツ種別名が順次報知される都度、パーツ画像を表示させる位置が前記位置指定手段により指定されたか否かを判別する位置検出判別手段と、
    この位置検出判別手段により位置が検出される都度、前記第1の報知制御手段の制御により報知されたパーツ種別名に対応するパーツ画像を前記パーツ画像記憶手段から読み出し、この読み出されたパーツ画像を前記指定された位置に表示させるように制御する第1の制御手段と、
    この第1の制御手段の制御によりパーツ画像が表示される都度、この表示されたパーツ画像と当該パーツ画像に対応する前記物体画像を構成しているパーツ画像とを対比し、この対比結果を部分評価として報知する部分評価報知手段と、
    を備えたことを特徴とする画像表示制御装置。
  3. 複数種類のパーツ画像を記憶しているパーツ画像記憶手段と、
    前記パーツ画像記憶手段に記憶されている複数種類のパーツ画像の種別をそれぞれ示すパーツ種別名を記憶しているパーツ種別名記憶手段と、
    画像を表示する表示手段と、
    この表示手段上のうち、パーツ画像を表示したい位置を指定する際に操作される位置指定手段と、
    複数のパーツ画像を組み合わせてなる第1の物体画像を前記表示手段に表示させる画像表示制御手段と、
    この画像表示制御手段の制御により第1の物体画像が表示された後に、前記パーツ種別名記憶手段に記憶されている複数のパーツ種別名の中から順番にパーツ種別名を報知させるように制御する第1の報知制御手段と、
    この第1の報知制御手段の制御によりパーツ種別名が報知された後、パーツ画像を表示させる位置が前記位置指定手段により指定されたか否かを判別する位置検出判別手段と、
    この位置検出判別手段による位置検出後に、前記第1の報知制御手段の制御により報知されたパーツ種別名に対応するパーツ画像を前記パーツ画像記憶手段から読み出し、この読み出されたパーツ画像を前記指定された位置に表示させるように制御する第1の制御手段と、
    この第1の制御手段の制御によりパーツ画像が表示された後に前記パーツ種別名記憶手段に記憶されているパーツ種別名の全てが報知されたか否かを判別する報知判別手段と、
    この判別手段の判別の結果、パーツ種別名の全てが報知されたと判別されたことを条件に、前記第1の制御手段の制御により表示されている全てのパーツ画像の組み合わせからなる第2の物体画像に加えて、前記第1の物体画像とを前記表示手段上に併設表示させるように制御する一方で、前記第1の物体画像と前記第2の物体画像との対比に対応する総合評価結果を報知するように制御する第2の制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像表示制御装置。
  4. 複数種類のパーツ画像を記憶しているパーツ画像記憶手段、パーツ画像を表示する表示手段、この表示手段上のうち、パーツ画像を表示したい位置を指定する際に操作される位置指定手段を備えている画像表示制御装置に用いられる画像表示制御方法において、
    前記パーツ画像記憶手段に記憶されている複数種類のパーツ画像の種別をそれぞれ示すパーツ種別名を記憶しているパーツ種別名記憶手段をアクセスし、このパーツ種別名記憶手段に記憶されている複数のパーツ種別名を予め定められている順番で前記位置指定手段による位置指定に先立って報知させるように制御する報知制御ステップと、
    この報知制御ステップの制御によりパーツ種別名が前記予め定められている順番で報知される都度、前記位置指定手段により位置指定がなされたか否かを判別する位置指定判別ステップと、
    この位置指定判別ステップにより前記位置指定がなされたことが判別される都度、当該判別が行われる直前に報知されたパーツ種別名以外の他のパーツ種別名に対応するパーツ画像を前記パーツ画像記憶手段から読み出し、この読み出されたパーツ画像を前記位置指定手段により指定された位置に表示させるように制御する表示制御ステップと、
    を備えたことを特徴とする画像表示制御方法。
  5. 複数種類のパーツ画像を記憶しているパーツ画像記憶手段、前記パーツ画像記憶手段に記憶されている複数種類のパーツ画像の種別をそれぞれ示すパーツ種別名を記憶しているパーツ種別名記憶手段、画像を表示する表示手段、この表示手段上のうち、パーツ画像を表示したい位置を指定する際に操作される位置指定手段を備えている画像表示制御装置に用いられる画像表示制御方法において、
    複数のパーツ画像を組み合わせてなる物体画像を前記表示手段に表示させる画像表示制御ステップと、
    この画像表示制御ステップの制御により物体画像が表示された後に、前記パーツ種別名記憶手段に記憶されている複数のパーツ種別名の中から、予め定められている順番でパーツ種別名を報知させるように制御する第1の報知制御ステップ)と、
    この第1の報知制御ステップの制御によりパーツ種別名が順次報知される都度、パーツ画像を表示させる位置が前記位置指定手段により指定されたか否かを判別する位置検出判別ステップと、
    この位置検出判別ステップにより位置が検出される都度、前記第1の報知制御ステップの制御により報知されたパーツ種別名に対応するパーツ画像を前記パーツ画像記憶手段から読み出し、この読み出されたパーツ画像を前記指定された位置に表示させるように制御する第1の制御ステップと、
    この第1の制御ステップの制御によりパーツ画像が表示される都度、この表示されたパーツ画像と当該パーツ画像に対応する前記物体画像を構成しているパーツ画像とを対比し、この対比結果を部分評価として報知する部分評価報知ステップと、
    を備えたことを特徴とする画像表示制御方法。
  6. 複数種類のパーツ画像を記憶しているパーツ画像記憶手段、前記パーツ画像記憶手段に記憶されている複数種類のパーツ画像の種別をそれぞれ示すパーツ種別名を記憶しているパーツ種別名記憶手段、画像を表示する表示手段、この表示手段上のうち、パーツ画像を表示したい位置を指定する際に操作される位置指定手段を備えている画像表示制御装置に用いられる画像表示制御方法において、
    複数のパーツ画像を組み合わせてなる第1の物体画像を前記表示手段に表示させる画像表示制御ステップと、
    この画像表示制御ステップの制御により第1の物体画像が表示された後に、前記パーツ種別名記憶手段に記憶されている複数のパーツ種別名の中から順番にパーツ種別名を報知させるように制御する第1の報知制御ステップと、
    この第1の報知制御ステップの制御によりパーツ種別名が報知された後、パーツ画像を表示させる位置が前記位置指定手段により指定されたか否かを判別する位置検出判別ステップと、
    この位置検出判別ステップによる位置検出後に、前記第1の報知制御ステップの制御により報知されたパーツ種別名に対応するパーツ画像を前記パーツ画像記憶手段から読み出し、この読み出されたパーツ画像を前記指定された位置に表示させるように制御する第1の制御ステップと、
    この第1の制御ステップの制御によりパーツ画像が表示された後に前記パーツ種別名記憶手段に記憶されているパーツ種別名の全てが報知されたか否かを判別する報知判別ステップと、
    この判別ステップの判別の結果、パーツ種別名の全てが報知されたと判別されたことを条件に、前記第1の制御ステップの制御により表示されている全てのパーツ画像の組み合わせからなる第2の物体画像に加えて、前記第1の物体画像とを前記表示手段上に併設表示させるように制御する一方で、前記第1の物体画像と前記第2の物体画像との対比に対応する総合評価結果を報知するように制御する第2の制御ステップと、
    を備えたことを特徴とする画像表示制御方法。
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